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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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The Reader  愛をよむひと  ’08 アメリカ・ドイツ

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ケイト・ウィンスレットが 今年のアカデミー主演女優賞を取った作品

日本タイトルは 年齢差のある男と女の一夏の恋
どうもロマンチック系のような印象を与えてしまってるけど
実際はその読むことの意味は もっと深いものだった
詳しく:東京美術通信

冒頭 雨の中 出会う二人
路面電車の車掌をしているハンナと まだ15歳の学生のマイケル
二人の歳の差は21歳

再び訪ねてきたマイケルを突き放しつつも 
自らマイケルに近づくハンナ あのお風呂に入って!のシーン 
積極的な年上女ハンナがけっこう怖い
そして関係を持ったら すっかり彼女のアパートに入り浸りになる
若いマイケル 体を重ねることと本が日課になる二人
その本の辺りで行く先は なんとなく見えてくるのだけども・・・

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ケイト・ウィンスレットは こういう役は十八番なので
当然ながら上手い マドンナをスッキリさせたような端正な顔に 
リアルな演技 そしていつもの生々しい質感の彼女の裸

彼女のように演技派であれば 無理にこんな役をしなくても
もっといろいろ役は選べるはずなのに 最近の彼女は
脱ぎっぷりがいい というかよすぎるのでは・・・と思う位
その体の微妙な崩れ具合も これまた妙にリアルで
一種演技を超えてる部分があるかもしれない・・・

その思いっきりの良さには 日本のいつまでも若く
可愛く見られたいような 中途半端な名前だけ女優のような
女優にはとても真似できない女優根性かもしれない・・・

個人的には ケイトは本当に上手いし 演技に関しては
文句はないけれど (ちょっとメリル系の香りもするけど
本を読んでもらいながら オイオイ泣くシーンとか・・・)
その分 どうも隙がなさすぎて 面白くないのも事実
だけど この彼女の女優根性は手放しで凄いと思う

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そして そんなケイトの相手が ドイツ人俳優のデヴィッド・クロス
大人でもない 子供でもない 微妙な年齢の 
瑞々しい心と身体を持つ ナイーブな少年を 
キラキラとくったくなく 思慮深く演じていて とてもよかった 

過去のせいで どこか精神的に不安定な年上の女ハンナから 
何度も突き放されても 僕の初めての女なんだと 
ハンナを慕う いたいけな雰囲気もバッチリだった

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そして 突然 マイケルの前からハンナは姿を消し 再び現れた時は・・・

ドイツが舞台ということで 重い転換を見せるこの映画 

そんな少年が 成長した後を演じるのは レイフ・ファインズ

スクリーンに現れただけで あの曰くありげな顔つきは
何か過去がありそうな雰囲気がプンプン漂っている
これまた 彼の十八番ともいえる ナイーブで暗さのある役どころ 
少年時代の彼から とても自然につながる
これまたピッタリのキャスティングでした
終盤のレイフの男泣きに思わずもらい泣きしてしかけました

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*レイフ・ファインズ 私は大好きな俳優なんだけど
 ジョニー・デップ同様 ブログ以前の映画はほとんど
 見てしまってるので タグとか少ないだけなのです~
 翳のある弱っちいナイーブ男 演じさせると
 彼の右に出る者はいないと思う

法学部の学生になり 思わぬ形での彼女との再会
そして結局彼女を助けれなかった男の行動は罪滅ぼしだったのか?

あの辺りはちょっとあざといし 老け役のケイトも少し無理がある
そこで読むなら あの時 マイケルにもっと勇気があれば・・・
そして あの秘密は 自ら重い人生を選んでまで
彼女は隠しておきたかったことなのか・・・

描き方やストーリー展開に少し難あり?と思わないこともないけど
戦争中 その時代をそこで過ごした人でないと 
なかなかわかりにくいだろう各人の思い 
日本人には難しい題材かもしれない
レナ・オリンが登場するNYでのシーンは
現実的で悪くなかったと思う

余りにも重い 年の差@一夏の恋
生々しくも 奥深い 文芸系映画でありました

今日の映画:76点
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Commented by gloria-x at 2009-06-24 21:04
わたしも今日観てきました!日本語タイトルよくないですよねー。
ストレートに原作小説と同じ「朗読者」でいいのに。
ハンナの秘密、あの状況でもそこまでして隠したいのかとびっくり。
それと仕事についてけっこうドライに割り切ってる面も興味深いし、
このあたり原作でじっくり読みたいです。
わたしはケイト好きなんですよ、嫌味ないし、別世界の人間みたいに痩せた女優ばかりの中、あのボディが役にリアリティを与えてるなーって・・・
あとレナ・オリンが貫禄あってかっこよかったー!(N.Yシーンでの)

Commented by bellissima_2046 at 2009-06-24 21:04
これ、ヨーロッパの国などでは「ホロコーストポルノか!!」って批判浴びてるらしいし、原作本のレヴューも「要するにおっさんの初体験自慢」とか結構散々なんですけれども(笑)何かこう、惹かれてしまう作品です。

ホロコーストにもポルノにも興味のある私は絶対に行こうと思います。ポルノの方はあまり期待してませんけど(笑)
Commented by acine at 2009-06-24 21:22
◇Gloriaさん おお~見られたんですね!原題&原作のまんまでいいですよね。その方が、この独特な世界に合ってる感じ。
そーなんですよ。そんな混乱期なので、どんなことがあっても
おかしくない。
で、自分の人生だって拘束されるのに、何故?って感じでしたよね。
もしくは彼女にとって、そのことはそれほど恥じるべきことだったのか・・・
その辺がわかりにくかったですよね。
私も嫌いではないんですよ~!普通よりは好き。あの年代では圧倒的に上手い人だと思います。
なーんとなく完成されすぎてる感があるんですよね~。
確かに、彼女の体は現実的ですよね。でも、今回はけっこうスッキリと
ほどよい肉付で綺麗だったと思います~。
レナ・オリン・・・貫禄ありましたねぇ。だけど、けっこう歳をとったなぁ・・・とビックリしました。Gloriaさんの感想も楽しみにしてますね!
私もこれは原作読んでみたいなぁ。
そういえば、リアリティあるボディ・・・で私が好き(笑)なのは、
マリサ・トメイ!40代であれは凄いですよ!凄くいい感じ。
Commented by acine at 2009-06-24 21:44
◇アキさん 確かにそう言われても致し方ない感じもするけど、
生々しいと同時にとっても文芸っぽさも漂ってる映画だったので、
見て損はないと思いますよ。
確かに、”おっさんの初体験自慢”(笑)!、”おっさんの初体験
未練たらたら”も合ってると思うけど、演じるデビッド・クロスくんが可愛いし、
大人になったレイフもこれまたいつものごとくウジウジしてるので、
これはこれで見がいがありますよ~。

この映画を見ながら、いつだったか関空からの帰りの電車で、
ポーランド人の彼氏がいて、ポーランドへ行ってたという女の子と席が隣になって、いろいろ話をしてたら、アウシュビッツにも行ってきたんですよ・・・
という話を聞いたなぁ・・・と思い出したりして。
アキさんの感想も楽しみにしてますね!


Commented by bellissima_2046 at 2009-06-25 12:27
>この映画を見ながら、いつだったか関空からの帰りの電車で、
ポーランド人の彼氏がいて、ポーランドへ行ってたという女の子と席が隣になって、いろいろ話をしてたら、アウシュビッツにも行ってきたんですよ・・・
という話を聞いたなぁ・・・と思い出したりして。

acineさんのこういったお話沢山聞きたいです★
空港ってそういう出会いありますよね。
私も今年の夏はまたそういった空気に触れられると思うとなんか
懐かしい気持ちと新鮮な気持ちが混じったような気分になります。
Commented by maggie at 2009-06-25 20:08 x
ご無沙汰しています^^ わたし、この映画は もちろん、賞レースの時からチェックしてたんですが。来週 見に行くんですけど。。。ちゃんとあらすじとか読むと 結構 重い:ただの恋愛映画ではない。って分かって &acineさんのレポ読んで 見に行くの楽しみです☆
私も レイフ・ファインズ好きだし^^
Commented by acine at 2009-06-25 20:43
◇アキさん そーなんですよね。空港関係だけでなく、旅に出ると
いろんな所から来た二度と出会うことがない人と話をする・・・というのは本当に楽しい時間ですよね。写真をお願いしたり、されたりが
きっかけだったり、たまたま隣り合わせて・・・っていろいろありますよね。

その人も、私の知り合いで、ちょっと変わった行き先が好きな人も
行ったことのあるアウシュビッツの感想は、やはり重い・・・
何と言っていいのか・・・と、すごく戸惑ったみたいです。

アキさんはイギリスに行かれるんでしたよね~!いいなぁ♪
楽しい旅になりますように~!
そしてそういう楽しい出会いがありますように・・・!

前もお話したかも・・・ですが、初めて行った外国はイギリスでした。
私も久しぶりにヨーロッパへ行きたいなぁ・・・。今バルセロナへ
行きたくてたまらん病なのですよ。
Commented by acine at 2009-06-25 20:52
◇maggieさん こちらこそ!お元気にされてましたか~?
ここんとこ、自分ちで一杯一杯でして・・・ごめんね~!
そうそう、これは賞レースにことごとく絡んでましたよね。
私はこの映画、一番印象に残ったのは、少年時代のデヴィッド・
クロスかな。とてもよかったです。
彼も賞レースに絡んでもおかしくなかったと思うけど。
おっしゃる通り、ただの恋愛映画ではないし、ある意味、究極の
ラブストーリーであり・・・。
重いけど、意外とカラっとしてる部分もあるので、救いようがない・・・
とか、お涙頂戴という感じでもないので、落ち着いて見れますよ。
maggieさんもレイフ・ファインズ好きなのね~!やっぱり安心して見れます。繊細で弱々しいけど、、いかにもイギリス的な品のよさがよいよね! また感想楽しみにしてます~。
Commented at 2009-06-26 19:49
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by acine at 2009-06-28 22:34
◇鍵コメさん こんばんは!
確かに、これってわかりにくいですよね。私も昔誰かに教えてもらって
UPできるようになったんですよ~。
了解です!ただ、今日はUPしたら力尽きたので(笑)、また
日を改めてでよいでしょうか? ごめんなさいね~!
by acine | 2009-06-24 19:43 | Alemania ドイツ映画  | Comments(10)