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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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eros   愛の神、エロス  ’04 仏・伊・ルクセンブルグ・米・中

2005/06/21
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王家衛 スティーヴン・ソダーバーグ ミケランジェロ・アントニオーニ 
カンヌを制した3人の監督の各々のアプローチが見れるオムニバス

結論から・・・
やはり王家衛の描く世界は素晴らしいということ!
今回のテーマをよく理解して 描いてるのは彼のパート
ひいき目じゃなく アプローチが一番正しく的確
裸 絡みはなくとも 表現できる ここまで描けるという見本
ソダーバーグはまだいいとして 
ラストのアントニオーニの時代錯誤な表現とは大きな差
あの内容には正直辟易したし 理解不可能 
王家衛は欧米の監督とは まったく違うアプローチ
東洋人にはやっぱり彼の世界が一番しっくりくる

コン・リー演じる娼婦とチャン・チェン演じる仕立て屋のストーリー
役者の表情 手の動き 美しい衣装・アクセサリー
雨の音 裸電球 階段 廊下 ドア
電話でしゃべる人 盗み聞き レトロな音楽
王家衛映画でお馴染みのモチーフが並ぶ
花様年華 2046でも見とれてしまった
レトロモダンなチャイナドレスがこれまたため息が出るくらい美しい
カエターノ・ヴェローゾのテーマ曲もとにかく美しい

この映画もまた 欲望の翼 花様年華 2046 の写し鏡
この3作のサイドストーリー
これらの映画の隣の部屋で同時期にあった出来事でもおかしくない 

コン・リーはさすがの存在感 
2046では老けてたけど こちらでは色気が滲み出る大人の女
姿は写らず声だけのシーンもすごく色っぽい
チャン・チェンは年齢差のある年下の男
これまた20代後半とは思えない大人の色気
その様は 最初は欲望の翼のレスリー
その後は 2046のトニーに並ぶダンディ&セクシーさ
大女優コン・リーを相手に回し これまた素晴らしい
二人の表情 体つき 手 声 だけで充分ストーリーが成り立っている

正直 後の2作はいらないから
王家衛のこの短編を3回繰り返して見せてくれた方が
個人的にはよかったなぁ
やっぱり王家衛の世界 たまらなく好きというのを実感

2046は広東語・北京語(日本語まで)が混在していたけど
今回はコン・リー(中国) チャン・チェン(台湾)ということで
王家衛映画でオール北京語 
そういう時代になってきているのかもしれない

今日の映画 王家衛のパート:90点  全体:50点 
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Commented by sabunori at 2008-03-27 23:11
acineさーん、TBありがとうございました!
この作品を劇場でご覧になられたんですね。
私はなぜか観逃していました。
先日の「チャン・チェンとの夕べ」で話題になったときに「そういえば私観ていない」と
ハタと気づいて遅ればせながら鑑賞しました。
王家衛パートがダントツですよね。
おっしゃる通りあとの2つはいらないから「若き仕立屋の恋」を3回観せてくれ!
って感じでした。
もともとあとの2作は観なくてもいいや・・・くらいの気持ちでDVDを
レンタルしたんですけどね。(笑)
Commented by acine at 2008-03-28 21:59
◇sabunoriさん こちらこそありがとうございます~♪
この映画は、”2046”の涙がちょちょ切れるようなチャン・チェン出演シーン
を吹き飛ばすかのような彼の素晴らしい演技を見るには、最適の映画でした。
ほんと、ほんと、あとの2作は感性の違いというか、女の裸を出せば
、エロスじゃないのか・・・みたいな情緒のない描き方でしたよね。
アントニオーニの海岸での裸の舞には唖然としましたもん(笑&怒)。
こういうのを見ると、全てを見せなくても、十分に描ける、いや描き切ったと
いう東洋の奥ゆかしさ&美が光りますよね~!
ほんとにこの映画でのチャン・チェンは当時20代後半とは思えないほど
大人でしたね。

by acine | 2005-09-21 21:14 | Asia アジア映画 | Comments(2)