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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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The Wrestler  レスラー  ’ 08 アメリカ

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超肉食系のこの映画
もっと早く見ようと思ってたのに なかなか行けないとか
パワーなくて (見るのにパワーいりそうなので!)
やっと見ることができました 詳しく:cinemacafe.net

いやー 噂通り ミッキー・ロークが凄かった!!!
この落ちぶれたレスラーの人生が彼の半生とも
ぐっとカブってるようで 画面から透けて見える
彼の人生とも重ね合わせて見てしまいました

役者をこういう見方をする映画って 
ドキュメントでもない限り 滅多にないような気がする 
もしくは実在する初老のレスラーを追った
ドキュメントのようにも見えました

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それにしても 凄い顔に凄い体!
ステロイド使ってるとしても この年齢でここまで持ってくるとは
並大抵の努力ではないと思うし ある意味 マシニスト
クリスチャン・ベイルと張る位 凄い役者根性だと思う

そして 数々の整形で すっかり原型からかけ離れてしまった顔
ボコボコとした肌と腫れぼったい顔 だけど目自体は変わってなくて 
昔のミッキー・ロークの瞳と同じだなと思った

どこかで自分の甘い顔が嫌だったと・・・書いてたけど
そのまま 順調に俳優生活を送ったとしたら 
とてもこんな映画にも出なかっただろうし
こんな役は出来なかっただろうと思う

そんな風にすっかり顔が変わってしまって 
俳優としても どん底生活を味わった彼 だからこそ 
今回の映画ではより訴えかけるものがあったと思う

ボロボロの体に鞭打ち 試合に備える姿
そして レスラー仲間との試合前のコミュニケーション
この愛ある レスラー仲間とのシーンが凄く良かった!

興業が上手くいくように お互いを気遣い リスペクトし
試合の打ち合わせをし 同じ戦場で戦う者同士の
シーンは見てるだけでも とてもうらやましく思った

そして 思ってた以上に 面白かった&興奮したのは
試合のシーン!!! 凄く楽しくて エンターテイメント性も十分!
ハードロックガンガンで まるでコンサートみたいで!

ミッキー演じるラムが頑張れば その場の観客同様自分も嬉しい 
反対に ラムが態勢悪いと こっちも心配になるし
どえらい凶器だらけやステイプル・ガンとかの
もの凄いリングの状況もビックリだったけど・・・!

試合のシーン 物凄く良かったな~! 楽しかった!!!
格闘技にハマる(見る)人の気持ちがちょっとわかったりして(笑)

今回使われてる 80年代のグラマラスなハードロックづくし 
これまた興奮する要因! GUNSしかりRATTしかり!
試合のシーンと共に このHRが凄く効いてたな~!

ミッキーとマリサの台詞の ”80年代は良かった! 
ガンズ&ローゼスにモトリー・クルーにデフ・レパードに!
90年代にニルヴァーナが出てきてから変わった・・・云々” 
数年間 私もハードロック&メタル狂いだったので 全く同感! 
確かに時代はあれからグランジへ・・・ このセレクトは監督の
好みなのかな? あの頃のHRづくしは最高!でした

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ミッキーが体を張って この役を演じていたとすれば
生活・子供のため ストリッパーとして働く 
シングルマザーのマリサ・トメイも全く同じ

いやー 本当に彼女はいい女優だな
その土曜日、7時58分 の時も思ったけど 
こんな四十路半ばで 堂々とここまで体を張った
演技は誰ばれできないと思う 彼女の女優魂は凄い

役柄も 年齢なりの深さもあり 客とは一線を越えないという
彼女なりのポリシーがあり かつコケティッシュなところが
とても可愛い 体のラインも本当に綺麗だし アラサー&
アラフォー女は こんな体型を目指すべきだな~
本当に綺麗な裸なんだわ C・スレイターと共演してた頃より 
ぐっと今の方がいい 私もマリサ凄く好きになりました

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そして 娘役のエヴァン・レイチェル・ウッド
若いながらも 透明感の中に 鋭さとインパクトがある 
アクロス・ザ・ユニバースでは 歌も凄く上手かったし 
この人は 肝が据わってるし 才能あると思う
ウディ・アレンが 次なるミューズに この人辺り
選ぶんじゃないか?と 勝手に思ってますが どうでしょう?

残念ながら 気分が凄く高揚した前半に比べて
ミッキーが入院し 娘とも上手くいかなくなると 
ちょっとストーリーは失速気味になる というか 
予想がつく 予定調和の世界へ入ってしまうので惜しかった

よくよく考えると 
ダーレン・アロノフスキー(監督)の映画にしては
初老のレスラーのレスラーのレスリングへの愛&
不器用な人生再生物語という いたって抒情的で
ベタすぎるヒューマンものなので それもしょうがないかな?

この ダーレン・アロノフスキー おととし見たファウンテン は
不思議ちゃんな精神世界を描いて 訳わからなかったけど・・・

初めて見た彼の映画 
レクイエム・フォー・ドリームは とにかく強烈な映画で
いまだに忘れられない位 ぶっ飛んだ覚えがあります
マイカルト映画の一つ 薬物依存症を描いた映画では 
”トレ・スポ”より激しいかもしれないな~

というわけで 予定調和だった後半は勿体なかったけど
役者人生をかけて この映画を撮っただろう 
ミッキー・ロークの努力は報われてると思います

だけど アカデミー主演男優賞はショーン・ペン
というのは やはり妥当だと思う

今日の映画:78点




ミッキー・ロークのリング入場のシーンで 
使われてたけど やっぱりこれは名曲ですな
私はスラッシュのこのヘタウマギターが大好きでした
そういえば エンドクレジットで アクセル・ローズに 
special thanks 出てたなぁ


GUNSといえば やっぱりこれでしょ~
イントロからして鳥肌もん! めちゃくちゃカッコいいー!


ミッキーとマリサがバーで一緒に歌ってたこの曲!
RATTもこの曲も大好きだったので 大変コーフンしました!
S・パーシーのミャーミャー声に ウォーレンとロビンのツインギターも最高!
でも エンドクレジットは RAT ATTACKとかになってたな~?


これも台詞に出てきてたバンド Def Leppard
私が愛してやまない イギリスはシェフィールド出身のバンド 
HR系の中でも一番好きなバンドでした

しかし 未だにあんなにハードロックづくしな 
レスラーだったのに エンディングは 
妙に渋いスプリングスティーンだったんだろ?
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Commented by gloria-x at 2009-08-15 21:29
これもオスカーの時から注目しつつ未見なんですー。
ミッキー・ローク、あのままスーッと同じイメージで俳優続けてるより
この人生でよかったような気がしますねぇ。
キーラ・ナイト・レイ主演の賞金稼ぎの映画(タイトルど忘れ&調べなおすのめんどうですみません)にも出てましたよね、最初誰かわかりませんでした。
Commented by acine at 2009-08-15 21:41
◇Gloriaさん そうそう、あのまま甘い系ルックスでセクシー系映画ばかり
出てたら、こんな風に戻ってくるどころか、消えてしまってたかもしれません。
紆余曲折ありすぎて、すっかり顔も変わってしまったけど、
こういう役者人生もアリなんでしょうね。しかし、整形しすぎた
人って、皆顔の系統が似てきますよね~。ドナテッラ・ヴェルサーチとか
叶姉妹の上とか、プレスリーの娘とか、ミッキーもちょっとそれ系。
だけど、目は不思議と変わってなかったなぁ。
キーラのその映画私も、全然知りませんでした。私はユアンが
出てて、ドニー・イェンがアクション監督してる”アレックス・ライダー”に
ミッキー・ローク出ててビックリしました。けっこうポロポロは
出てたんですよねぇ。
Commented by kiki at 2009-08-16 21:12 x
「レスラー」ご覧になったのね~acineさん。ワタシはこれはなんとなく予想がつくのでスルーしてしまったけど、ミッキー・ロークは開き直って再浮上しましたね。二枚目顔の崩壊で俳優としての立脚地が出来たのかもね。「アイアンマンⅡ」でも気合の入った敵役でガツンといきそうなので、共演のビッチのスカヨハともども楽しみな感じがしてます。ところで、下の「そんな彼なら~」だけど、ワタシは飛行機の中で半分だけ観たんだけど、とてもお金払って続きを観に行く気にはなれないシロモノで。こりゃ観なくてもいい映画でしょうね。ほんと、女優陣の顔を揃えるのにお金使っちゃって男共はみんなショボかったし、いまどきこんな大昔のトレンディドラマみたいなノリでなんで映画作ってみようと思ったのかしらん?と首を捻ってしまったわ。ほんとacineさんの言う通り、クリス・エヴァンスぐらいな男子が出てればまだしもねぇ。スカヨハも似たような役が連続して封切りになったせいもあって、そんな体だけのアホ女みたいな役ばかりやってていいの?今更モンローになりたいの?とちと心配にもなりますね。折角才能あるんだからつまんない役は断った方がいいわよ~と思ったりして。(笑)
Commented by acine at 2009-08-16 23:03
◇kikiさん そうそう、なーんとなく予想はつくよね。とってもベタそうな話なので。彼の場合、普通の人ならなりたいはずの二枚目顔を、わざわざ
崩したところから、役者としてもう全く別の人生始まってますね。
その辺はある意味凄いというか、自己責任の世界だな~と。
もしくは単なる暴走か? ”アイアンマン”ってR・ダウニー・JRだっけ?
そうか~ビッチ・スカ&崩壊ミッキーととは、超強力タッグね(笑)。面白そう!

あはは!やっぱりkikiさんもそう思った?!そーなのよ。女性を
ターゲットにしてるはずなのに、何よ?この男共は?!という面々で
しょーもない映画になり下がってたと思います。
目玉があんな華のないベン・アフレック?カンベンしてよ~って感じでね。
ホント、キラキラしてるクリスとか入れるべきでしょ~。もしくは
ジェームズ・フランコとかね。

ホント、スカはどうしたいのかな~?体だけのアホ女(笑)の役ばっかりやってると価値が下がるよね。勿体ない。この前の”バルセロナ”
でも、ペネロペや果てはレベッカ・ホールにも食われてたし。。とはいえ、私はスカは好きなので、もっとマトモな役を選んで欲しいな。
Commented by 小穂 at 2009-09-09 18:13 x
しばらく前のエントリーに、今頃失礼します。
映画は未見なんですが、音楽の話に反応してしまいまして(笑)。

acineさんと同じく……の私にも取り上げられているバンドは懐かしいものばかり。
GUNSはアクセルの声が苦手だったのでダメだったんですが、RATTを初めとしたLAメタル、好きでした。
ツインギターであっても、ヨーロッパ系のバンドのようにタイトにならず、妙に抜けたところが魅力的で。
RATTのキングが亡くなった時、ステミンさんの時と同じようにショックで、大きな喪失感を覚えたものでした。
Leppsといい、本当に最高でしたよね、この頃のHR界は。
“ニルヴァーナが出てきてから変わった 云々”、私も大きく頷いてしまいました。

(ついでになってしまって申し訳ありませんが、またまたblogをお引っ越し致しました。
お手数をおかけして、申し訳ございませんが、今後ともどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>)
Commented by acine at 2009-09-09 22:35
◇小穂さん こちらにも多謝です♪ いつでも、コメ大歓迎ですよ~!

そうそう、この映画はそういう意味で、私はたまらない・・・(笑)
映画でした。
で、未だにミッキー・ロークはあの時代が忘れらなくて、車でも
Cinderella、ガンガンにかけてたりしてました。
きっと監督がそういう年代なんだろうかな?と思ったりして。

きっと、小穂さんと私の好みの音は似てると思うんですよ♪
確かに、アクセルの声は独特だったけど、曲は凄く良かったし、
私はスラッシュのギターが好きだったんですよねぇ。
Commented by acine at 2009-09-09 22:36
◇小穂さん 続きです。

LAメタル~!グラマラスでしたよね~。華やかでメロディアスで。
私もLAメタルの中ではRATTが一番お気に入りでした。
私はウォーレンが好きでしたが、KING!確かエイズでしたよね? 
そういえば、去年のLepps、小穂さん、行かれたのかしら?!
あとで、思えば行っておけばよかったなぁ~って。あと、RATT
+WINGERも(これは一昨年でしたっけ?)もあとで思えば
見たかったなぁ。

ホントね、ニルヴァーナも嫌いじゃないけど、(カート・コバーン
はホントに伝説になってしまったし・・・)確かに時代は変わりましたね~。

お引っ越しされたんですね?! またお邪魔しますね~!
by acine | 2009-08-14 22:15 | Estados Unidos 米映画 | Comments(7)