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by acine
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台湾人生 ’08 日本

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ずっと見たいな~と思っていたこの映画

映画というより ドキュメンタリー 

花蓮の山間の畑での茶摘みのシーンから始まる
このドキュメンタリー 音声とか作りは 自主製作に近い感じで 
とてもシンプルで いかにもローコストな作り 

だけど 主人公は 日本統治時代の80歳を迎えようとする
一般の台湾の人たち5人 あくまでも彼らにのみスポットは当たる 
詳しく: 公式HP *音が出るので注意

彼らは 自分たちの 時代と国に翻弄された人生を 
淡々と そして懐かしむように そして熱く 
時に声高に ありのままの気持ちを述べる・・・

涙が出たシーンが何ヶ所か・・・

原住民で初の国会議員となったタリグさんが
高雄に住む息子一家を訪ねるため乗った電車の中で歌う
”新高山に・・・”という歌

全く知らない歌なのに 何で 日本から離れた台湾で
この老人が 何故こんな風に日本語の歌を歌ってるのか? 
そう思っただけで 目頭が・・・

そして 勉強がよく出来る女学生だった陳さんの小学校の同窓会
日本語の挨拶から始まって さぁ皆で校歌を歌いましょう!と
日本語で校歌を歌うシーン これまた・・・

そして 二二八記念館や総督府で 日本語の
ボランティアガイドをしている 温厚なシャオさん
彼は毎日今でもNHKを見ているという・・・

弟を白色テロで亡くした経験から 
その資料が展示してある部屋だけは 私は案内
することができないのです・・・と喋るシーン 

そして 自分のためではなく 国の為に
日本の軍事整備工場へ行き 敗戦で 突然日本から見放され 
敵国のもの 人間となってしまった 台湾と自分の人生を 
感きわまって喋るシーン 日本人に対しては何も思わないが 
日本の政府に対しては言いたい・・・!と 

そして この方も穏やかな宋さん
経済的に学校を続けるのが難しくなった時
担任の日本人の先生が そっと自分にお金を差し出し 
そのおかげで なんとか勉学を続け 今の自分がある
先生のような先生になると 自分も教職に就き
未だに年一回 先生のお墓参りのため
千葉へ行き 孫娘と一緒にお墓へ参るシーン

どうのこうの言っても 生きてる間に 時代の事情で
国籍が変わるなんていう経験のない自分には
想像できない苦労を味わってるであろう台湾の人たち

このドキュメントでも 日本語 台湾語 
北京語 客家語 原住民の言葉 が行き交い 
多様なバックグランドを持つ 南国 台湾・・・

淡々と・・おだやかに 
私たちは血統的には 違うけれど 
自分たちは日本人だと思っている
あの当時の日本の精神が私たちにはある
だからこそ 急にその日本から
捨てられたことが本当に悲しい・・・

南国台湾に生きる この人たちの複雑な人生
エモーショナルで その時代を知らない私もいろいろ
考えさされたし あちこちで涙が出ました

正直 ドキュメントの出来は たまたまこの夏 
出張先のホテルで夜に見た 何年か前のNHKBSのドキュメント
(俳句を通じて 日本とつながっていたいという やはり 
その世代の台湾の人たちのお話) の再放送の方が
圧倒的に出来はよかったけど このドキュメントでも
この台湾の人たちの人生・語り口はリアルで
静かで熱く 誠実なのはまったく同じだった

この映画を撮った女性監督も 彼らの生きた言葉・人生を 
こんな風に撮っておきたかったんだろうと思う

今日の映画:77点

ジェイ・チョウの初来日公演 の時 

客席に居られた ジェイのおばあちゃんが 
”日本の歌を私が教えました。これからも孫をよろしくお願いします。” と
日本語で ご挨拶されていたけれど 
ジェイのおばあちゃんも まさにこの年代の人なんですね・・・。

この映画でも ”桃太郎”の歌の話題が出ていたけど
ジェイもあの時 ”桃太郎” を歌っていたなぁ・・・

そして 台北のお寺で ”雅子様は離婚されたんですか?”と
日本語で話かけてこられたご老人・・・

このドキュメントを見ながら そんなことも思い出してました
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Commented by sumi2211 at 2009-09-28 23:21
テレビで台湾を特集した番組がやっていると、いつも気になって
観ているので(NHKBSも!) この映画も気になっていました。
DVD出ますかねぇ・・?

そしてシネマブログ4周年おめでとうございます!!
映画はわりと評価を気にしてから観るので、acineさんの
感想は大変参考になります。趣味もわりと合いますし(笑)
これからもB型らしく、気の向くまま突っ走ってくださいね〜。
Commented by acine at 2009-09-29 10:31
◇sumiさん そーなんですよ。台湾・・・気になりますよね~。
あのまったりした時間の流れるほっとする台湾・・・。
この夏たまたま見たNHKの再放送も物凄く良かったです。
これは映画というより、ニュース番組内の特集のような(ちょっとマジメな民放系)感じだけど、台湾が気になる人は見て損は
ないと思います~。
東京は多分もう終わってますよね~?DVDになるかな?!

そして、有難うございます!sumiさんとも本当に長いお付き合いで、
私の方は、あの頃と全然違う方向になりましたが(笑)、こうして
変わらずお付き合いをさせてもらってて、嬉しいです♪
ははは!趣味・・・有難うございます。私もこんな趣味なので、なかなか合う人
いないけど、ブログだと、けっこうカブる人が居られて嬉しいです。
お互いマイペースで、B型道突っ走りましょう~!

Commented by bellissima_2046 at 2009-09-29 19:56
ずっと前なのですが(まだ少女←笑。だった頃)李登輝(元)総統をテレビで拝見してその素晴らしすぎる日本語に「私もこれ(李登輝の日本語)くらいのレベルの英語運用能力を付ける!」
と当時思ったのですが、その後李登輝の人物や人生そして日本と台湾
の関係を知って「そりゃ無理だわ」と思いました(笑)
それでも(知ってからこそかな)李登輝は私のヒーロです。
彼を見ていると自分が日本人であることを珍しく考えさせられるんですよね。あまりにも普通すぎて考えないから、そんなこと。

台湾の方は日本統治下の頃の事、良く仰ってくれますが(素直に嬉しかったりもしますが)真実を真実のままに知るのも私たちの努めでもありますよね。

映画や音楽で現代の(そして過去も)台湾を知ってお互いの未来に繋げていくっていうのはとっても無理なく出来る良い事だと思います★

すっごく今、私には台湾がタイムリーなので(笑)このドキュメント気になります。

そして今、ジェイくんは李登輝と同じくらい私のヒーローです(ふふ)
Commented by bellissima_2046 at 2009-09-29 20:35
福岡でまさに上映中でした!
行ってきます。
Commented by acine at 2009-09-29 22:57
◇アキさん おぉ~そんないきさつがあったんですね。
そうなんです。日本と台湾の関係は物凄く独特なものがありますよね。
そんな時代に翻弄された台湾の人たちの人生、生きた言葉は
そんな時代を知らない私たちにもいろいろ考えさされるものが
ありました。
しかも、日本に好意的な人が多いだけに、余計その辛さが
計り知れない・・・。そんな思いを心に秘めて、人生を送って
きた彼らの姿にはグッときました。
台湾に行った時に思ったけど、ホントに親切な人が多いんですよね~。
古きよき日本が残ってるいるような感じでした。
半年ほど前に、小林よしのりが出してる台湾関係の本(漫画形式に
なってる)を読んだけど、これも日本と台湾の関係が凄くよくわかる本でした。

台湾がタイムリーなアキさん、この映画というか、ドキュメント
地味だけど、きっとアキさんにも響くものがあると思います。
ジェイのおばあちゃんもまさにこの年代の方なんですよねぇ。
今、上映中でしたら、ぜひ見に行ってみてくださいね♪
Commented by sabunori at 2009-12-14 09:09
acineさん、こんにちは。
公開時に観逃して後悔していたところ、今になってやってくれる
劇場がありやっと観ることができました。
台湾へ行き、年配の方に日本語で話しかけられるたびに
嬉しい気持ちと同時にその背景を思うとなんとも複雑な気持ちになります。
地味で静かなドキュメンタリー作品ですがあの時代を生きた方々の
口から語られる事実と思いは心にずっしりと響きました。
ぜひいろいろな方に観て欲しい作品ですね。
Commented by acine at 2009-12-14 18:58
◇sabunoriさん コメ&TBどうもありがとうございます♪
ご覧になられましたか~!ドキュメントとしては自主製作映画っぽいし、
ハード的にはもっと整備されたTV番組とかもあると思うんだけど、
あの素朴な作りだからこそ、登場するお年寄りたちの生き様や
思っていることが、しっかりと浮かびあがり、こちらへもよく
伝わってきたように思います。
このドキュメントを見ていたら、私も話しかけてこられた
お年寄りのことをつい思い浮かべてしまいました。
sabunoriさんと同じく、日本人として、このドキュメントは
見ておくべきだなぁ・・・と私も思いますね~。
by acine | 2009-09-28 18:45 | Asia アジア映画 | Comments(7)