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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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My Sister's keeper  私の中のあなた ’08 アメリカ

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監督のニック・カサヴェテスはジーナ・ローランズの息子
今年は娘のゾエ・カサヴェテスの作品
ブロークン・イングリッシュも見たっけ・・・

天才子役 アビゲイル・ブレスリンを使って
いかにもハリウッド的なお涙頂戴劇かな~?
それとも 意外といいかも・・・?! と半信半疑で見てみました
詳しく:Cinema Cafe.net

映像もセンスいいオープニング部分から これはいけそう・・・という予感
そして 家族各々の視点から始まるのもいい

*以下 少しネタバレあり (でないとこの映画の感想は書けないので)

しかーし! 
見ていくうちに 早々とやってくるこのシーン

姉への腎臓提供を拒否したい妹のアナ(アビゲイル)は
でっぷり肥ってまるで着ぐるみみたいなアレック・ボールドウィン
(一体彼はどーしたんでしょ~?)演じる敏腕弁護士に 
両親を訴えたいと依頼をすることになる

そして 当のすっかり弱っている姉ケイトのいる部屋で
弁護士に依頼したことについて ”どうしてなの?!”と 
生まれた時から 有無を言わさず 姉にいろいろと
自分の体から提供をさせられてる もう一人の娘アナに
詰め寄る母親(キャメロン・ディアス) 
そして ”私は嫌!” と拒否するアナ

こんな子供が両親を訴えること自体にも驚きだし
それをあてにして子供を作ってしまうこともビックリ
(気持ちはわからなくもないけど・・・) 
だけど 当の本人がいる前で そんなことを話するなんて
なんてデリカシーのない家族なんだ?!と かなりげんなり

いくら家族だからと言って 言っていいことと悪いこと
陰で言わないといけないこともあるんじゃない?!と
日本人的感覚では これはついていけないわ~と思った

そして 長女を何が何でも救いたい母の気持ちもよくわかる
そして そういう提供を目的で作られた子供のアナの気持ちも
よくわかる・・・ だけど 死に直面してる姉を
目の前にして そんな親子で争ってる場合か・・・?!

正直 私がアナの立場なら 迷わず姉に腎臓を一つ
あげるのに・・・!と イライラしながら見てました
だけど 生まれながらに そんな立場に置かれた彼女も
確かに物凄くとても不憫だよな~・・・ 
でも どうも納得いかないままで見てました

確かに家族が病気になると 埋没してた家族の問題も
勃発してくるのはよくあることだし 揉めるし
それが原因でますます疎遠になることもある・・・

だけど いくら 訴えられた親 訴えた娘でも 
そんなことより もっと大事なこと 姉について 
何が出来るか 何をしてあげるべきか 考えるべきでは? 
そのことに関して行動を起こすべきでは?・・・と

思いつめたような顔をしてる 姉妹に挟まれた長男
そして 中道に立ちつつ 事態を見守る父親
静かな男たちに 意思が強すぎる母と二女

見ていて 物凄く違和感があって 
これはダメかな・・・と思い始めた矢先

ケイトとBFのテイラーとのストーリー

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このシーンから ぐーっとスクリーンに集中
この二人のシーンは隅から隅まで本当に良かった! 

今回の映画で 一番素晴らしかったのは 
この長女ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァ!
彼女の演技は とてもリアルで切実でキラキラとしていて
生きている喜びも哀しみも見事に表現していた
本当に病人にしか見えない演技も見事だったし

この映画の主役はキャメロンでもアビゲイル
でもなくて 彼女が主役だと思う

どこかで見たことある子だな~ うーん 誰だったっけ?
と 考えながら見てたけど どうしても思い出せない! 
あとで ”アリソン・デュボア” (WOWOWでやってる
アメリカのドラマ)の パトリシア・アークエットの
長女役の子だったとわかり スッキリしました!

そして 同じ病に苦しみながら 仲良くなる二人のシーンが
なんとも繊細で どのシーンも秀逸で 涙ボロボロでした
このテイラー役のトーマス・デッカーも凄く良かったな~
どーんと構えてて 繊細で儚くて

その後 大どんでん返しがあるわけ・・・ですが

何故 長男があんな浮かない顔をしていたのか
何故 アナがあんな両親を訴えるという行動に出たのかが
明かされるわけですが そうだったのか~!という感じでした

そーなのです 
周りは心配して 出来ることがしてあげたくても
病気で苦しむ本人が一番 自分の体の具合はよくわかる・・・

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妙に気になってた 姉と妹に挟まれた長男
彼は彼で精一杯 姉と妹を想っていたんだなぁ・・・と
この長男役の子も繊細でとてもよかった

アビゲイルは リトル・ミス・サンシャインはよかったけど
最近は安全パイ状態? 幸せのレシピ 幸せの1ページ
でも 今回は良かったかな~ 終わってみるとかなり控えめな役
けっこう独特の顔つきしてるけど 額から目や鼻のラインの彫が深くて
上手く少し細めにすっきりと成長すれば すごいべっぴんさんになるかも?

そして 母親役のキャメロン 役どころとして彼女が一生懸命に
なればなるほど 一人浮いてしまう可哀想な母親
ほとんどすっぴんで演じてたキャメロン 
すっぴん故けっこう怖い顔してまして 演じるのは勇気いりそう・・・
その分リアリティがあって悪くなかった 母親役もハマってたし
だけど 娘を想うばかり 母親の愛情が強すぎて あまりにも
現況を判断できず 盲目になりすぎる痛い役どころでありました

そんな妻キャメロンと正反対に 静かに温かく状況を見守る父親
ジェイソン・パトリックは 娘ケイトに”大好きよ パパ”と言われるのも
納得の素敵な父親を演じてました

家族とは きょうだいとは 病気とは を考えさされるこの映画
気持ちよく 泣かされました 

奇しくも この映画を見た日は 母の命日だったので
余計 泣かされてしまったかも・・・しれません

中盤までは 違和感があって馴染めなかったけど
その後は ぐっと引き込まれました 後味もいい

しかし 最後のモンタナのシーンは 
LLBeanのカタログ写真みたいだったな~(笑)

あと あのアルバムは凄いプロの技でした

今日の映画:80点
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Commented by gloria-x at 2009-10-21 21:55
劇場で予告観ましたー。
長女役のコ、WOWOWで好きなシリーズ「ミディアム」でも長女役で、
シリーズ進行と共に子役⇒ティーンへの成長を見守ってたんですよ。
この映画に抜擢されたと聞いてたので興味ありますねぇ。
でも、家族モノ、病気モノって劇場で観るのはちと怖い・・・・
DVDを待つつもりです!
Commented by acine at 2009-10-22 07:24
◇Gloriaさん Gloriaさんも”ミディアム”(アリソン・デュボア)
見られてましたね~!夜とか休みの日とか、私もWOWOWつけた時
やってると、ついつい見てしまいます。(夜はけっこう怖いんだけど・笑)。
確かに、あのドラマでも彼女は独特の雰囲気がある&上手いな~と
思ってたけど、この映画での彼女は素晴らしいですよ~!!!
なんだかキャメロンやアビゲイルにスポット当たってるけど、
実質の主人公は彼女です。単なるお涙頂戴ではない良質な映画でした。
後味もいい。この映画、映像も音楽もセンスいいので、ぜひ映画館で・・・と
お薦めしたいけど、確かに勇気いりますね~。
DVDになったらぜひ見てみてくださいね!
Commented by はらみ at 2009-10-22 09:52 x
この映画、人によって様々な見方が出来ておもしろいですねえ。
私はacineさんが違和感を感じてた部分のほうを興味を持って見てました。こんな家族関係があるんだ、と驚き、ただの病気ものじゃないぞ、と期待したのです。
結果は私にはちょっと不満でしたwもっと社会派な感じになるかと思ったもので。
でもそれを差っ引いても姉の場面は皆無条件に泣けてしまいますね。
これは姉役の彼女が良かったにつきますね。あとはキャメロンも勿論良かった。ジェイソン・パトリックも地味でしたけどその一歩引いた演技が良かったですよね。「ビーチに連れて行く!」の場面はすごく惹き付けられたです。
Commented by acine at 2009-10-22 21:44
◇はらみさん へーぇ!ホントに違ってて面白いですね。
私は、さすが自己主張強くないと生きていけないアメリカだわ・・・と
思ってたんですよね(笑)。しかも、当人いる所でそりゃないだろう?!って
イライラしてたんですよねぇ。
でも、はらみさんの言われる通り、確かに普通の出だしじゃないですよね。
しかし!着地点は社会派にならず、安全パイのヒューマン系でした。
私はあのきょうだい3人の関係が凄くいいなぁと思って見てました。
そして、ホントの姉のシーン、そしてテイラーとのシーンは
繊細な宝石のようにいいシーンばかりだったなぁ。
彼女は本当に上手かったですよね!二人のルックスはちょっと
ゴス系だけど、繊細でとてもヒューマンというのも凄く良かった。
目も血走ったりしてて、病人にしか見えなかったもの~。
キャメロンは意外にも母親役とてもイケてたけど、役柄のせいか
娘を想うばかり、かなり暴走してましたね。
J・パトリック・・・あんな父ちゃんいたらいいよな~と思いました。

Commented by kiki at 2009-10-25 10:22 x
acineさん、これは表看板から180度ひっくり返るドンデンがあって、余韻がしみじみする映画でしたねぇ。ケイト役のソフィアが本当に良かったわ。彼女が実質的な主役だものね~。テイラーとのシーンなども確かに全部良かった。そうそう、彼女のコラージュ集、ちょっと出来すぎだったけど、センス良かったですね。弟ジェシーが描いたケイトもいいタッチだった。アート部分にとても才能のある人を配してたのも光ってますね。キャメロンが当初予想された程邪魔になってないのも映画の為に良かったし、構成と演出が巧かったと思います。何よりワタシはラスト間近のアナ(アビゲイル・ブレスリン)の「迎えに来てね」にやられてしまいました。
Commented by acine at 2009-10-25 17:33
◇kikiさん そーなの。あのまま母と娘の対決ならウンザリだったけれど、
あぁいう着地点が用意されていて良かったです。
重い話だけど、ケイトの姿が苦悩しつつも、本当にキラキラと
していたので、あのしみじみとした余韻になったと思います~。
ホントにケイトを演じたソフィアがとにかく素晴らしい!そして、短い
出番だったけど、テイラーの役の子もとても印象的だったなぁ。
そうそう、そういうアート系、音楽のセンスも凄くよい感じでした。
さりげなくて、印象的で。kikiさんのレス・・・納得です。身近に
そういうことがあると身に迫ります。私も丁度母のことが思い出されて、
余計涙・・・でした。ホントね。探してもらいたい・・・。
by acine | 2009-10-21 17:47 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)