Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

THE LIMITS OF CONTROL  リミッツ・オブ・コントロール ’09 スペイン・アメリカ・日本

e0079992_21462290.jpg

スペインのセビリアが舞台 
ガエル・ガルシア・ベルナルが出る 
カメラがクリストファー・ドイル

見たい条件が揃っていたので ずっと見たいな~と
思ってましたが やっと見ることができました

ジム・ジャームッシュの映画なので 
雰囲気もんロードムーヴィーだろうなと思ってましたが・・・

ホントにその通り!

いわくありげな主人公に
いわくありげな登場人物が次々と現れ
”Habra español?” ”スペイン語喋れる?”で始まる会話
そして いつも交換する あるブツ
そして カフェでいつも主人公はエスプレッソを2セット注文する
そして 空にはヘリコプターが飛んでいる・・・

舞台は(多分)パリの空港 そしてマドリッド セビリアへと
詳しく:eiga.com

とにかく 主人公のイザック・ド・バンコレの存在感が強烈!!!
この男の顔つきと佇まいだけで この映画は持っている

e0079992_221029.jpg


表情を一切変えず にこりともせず 強面で 淡々と仕事をこなすだけ

何故かマドリッドの部屋に延々現れる 全裸ねーちゃんの
あらゆる誘惑にも目をくれず (いやちょっと反応してたか・笑)
ひたすらカフェで次なる指示を待ち ブツを延々と交換してゆく・・・

いわくありげなこの男の動きを 観客は延々 
緊張感を持って 時にはちょっと緩めて 眺めている
とにかく ひたすら そんな映画なのだ
 
この人 007 カジノ・ロワイヤルの冒頭のアフリカの奥地に居て
カジノ・ロワイヤルのjホテルで ル・シッフルとGFを襲い
階段でダニエル・ボンドと格闘していた人(だと思う)

映画としては 本当にシンプルな進行具合

終わってみれば 今回 このいわくありげな顔つきをした
強面のこのイザックを使って 空気の濃いスペインで 
こんな映画が撮りたかったんだろうな~という感想

セビリアはジャームッシュが世界で一番好きな街らしい
詳しく:white-screen
私も セビリアは大好きな街なので それはよくわかる!
でも 意外と セビリアは控えめで 
マドリッドの方が 時間的には多かったかもしれない

e0079992_221034100.jpg


しかも この監督の好みで 街の綺麗なところは余り写らず
小汚い落書きがあったり いかにもストリートテイストな
路地がメインなので 別にこれがスペインじゃなくっても
アメリカでもよかったんでは~?と思うけど 
スペイン独特のあの濃い空気感や乾燥感 カラっとして
かつ濃厚な太陽の光が やはりほどよく効いてたと思う

e0079992_22261247.jpg


そして 次々と出てくる人たちの中で 一番楽しみだった ガエルくん!
誰がどういう順番で出てくるか わからなかった中で
”メキシコ人”という アナウンスで おぉ~次!とすぐわかった(笑)
今回は どっちかというと いかがわしい系ガエル
おぉ~ガエルくんはちっこいけど やっぱりいいわ!
やっぱり凄く存在感があるし 目に力がとてもある
同じスペイン語圏の人なので 雰囲気も違和感ないし・・・
しかし 彼の喋るスペイン語は スペインのスペイン語とも
南米のスペイン語とも やっぱり違う独特のリズム感

そして 楽しみだった クリストファー・ドイルのカメラ
今回は 静かで凄味のあるイザックの存在感や
スペインの濃い街並みの中 けっこう大人しめで 
割とシンプルな感じだったような気がする
冒頭のシーンとか エレベーターの中とか 
狭い空間や室内での映し方とかは 彼らしいけれど
主張しすぎず・・・という感じだった 
ガス・ヴァン・サントの パラノイドパークの方が 
より 彼らしいカメラワークだったような気がする

というわけで この映画 なかなか文章にするのは難しい

久しぶりに こういうアート系ロードムーヴィー見たな~という感じで 
こういうジャンルでは 正統派かもしれません

いわゆるハリウッド映画とは正反対に位置する映画
家で見てたら 集中力切れるかもしれないけど
ま たまには こういうのもいいかなーという感じでした

今日の映画:75点

  どうも不完全燃焼だったので 



セビージャ (セビリアの現地での呼び方)には
かれこれ9年前に 1ヶ月居て 学校に通ってました  

フラメンコ 闘牛 人も濃い!(笑)
スペインらしいスペインがそこにある
アンダルシア州の州都がセビージャ

寒くて垢ぬけない物騒なマドリードから 
この映画のイザック同様 AVE(スペイン新幹線)で 
セビージャに到着した時・・・ あったかいし 
街路樹がオレンジの樹で 何とも言えないいい香りが
街中に漂っていて エキゾチックで なんとも可愛い街並み!
なーんていいとこなんだ!セビージャ!と感激しました

映画では セビージャ ちょっと控え目だったので
美しく風情のあるセビージャもぜひご覧ください
年数たってても 全然街並みは変わってないと思います~

イスラム支配が長かったエリアなので
凄くエキゾチックなのですよ!

e0079992_23392679.jpg

近所の好みだった家
e0079992_2340735.jpg

アパートがあったマカレナ地区は教会や修道院が一杯あった
e0079992_17114449.jpg

近所のサン・マルコ教会
e0079992_17145287.jpg

近所のマリア様のタイル絵
e0079992_16291483.jpg

マカレナ~セントロを横切るララーニャ通り
e0079992_16301496.jpg

バンデラスの庭からカテドラルを臨む
e0079992_16312124.jpg

トリアナ地区のタイル工房
e0079992_1632260.jpg

マカレナ地区 いつも水を買っていたお店がある通り
e0079992_16324915.jpg

夕暮れ時のカテドラル セビージャのカテドラルはヨーロッパで3番目に大きい
e0079992_16341356.jpg

タイル絵のマリア様 アンダルシアの街中には一杯ある
e0079992_16353626.jpg

ピラトの家
e0079992_16363229.jpg

〃 ベランダ
e0079992_16371024.jpg

見上げるとアイアンのエンジェルたち 
e0079992_16375993.jpg

マカレナ地区 近所の超デコラティブな教会
e0079992_1639011.jpg

マカレナ教会
e0079992_16393747.jpg

マカレナ地区 アパートのすぐ近く
e0079992_16402826.jpg

カテドラル ヒラルダの塔からのセビージャの街の眺め
e0079992_16414490.jpg

カテドラル内部
e0079992_16421918.jpg

サンタクルス(旧ユダヤ人街)の路地
e0079992_16433420.jpg

セントロ(繁華街)のクリスマスイルミネーション
e0079992_16443454.jpg

スペイン広場 タイル貼の階段 
e0079992_164631.jpg

 〃 廊下部分から・・・
e0079992_16472067.jpg

 〃 スペイン各県の歴史がタイルで描かれている
e0079992_16481387.jpg

サンタクルスの路地 vida(人生)通りと agua(水)通りが交差する角
e0079992_16495854.jpg

リブレハ宮殿のパティオ
e0079992_165162.jpg

 〃 サンルーム的な部屋
e0079992_1652496.jpg
 
マカレナ地区 近所の路地
e0079992_16533181.jpg

セントロ キリストのタイル絵
e0079992_16545065.jpg

慈善病院 ここの設立者がドン・ファンのモデルだとか
e0079992_1821075.jpg

アルカサル(王宮)のパティオ
e0079992_16572530.jpg

アルカサル内部 装飾が美しい
e0079992_1658207.jpg

サンタクルスのある家のパティオ
e0079992_16593626.jpg

雨の日のサンタクルス
e0079992_1735590.jpg

学校内部 パティオ風の空間があって やはりアンダルシア風
e0079992_1703675.jpg

おまけ アパートの私の部屋 
ちょっと殺風景だったので テーブルクロスだけ買いました
どっちかというとプロバンス風(笑) 夏は50℃近くまで気温が上がる
土地柄故 小さい窓が上の方にあるだけ 冬の室内はかなり寒い

以上 いかがだったでしょう?
異国情緒たっぷりの雰囲気ある街なのですよ
またいつか行けるだろーか・・・?!
[PR]
by acine | 2010-01-11 22:23 | Estados Unidos 米映画