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泣きながら生きて ’06 日本 

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2006年11月 フジテレビにて放送されたドキュメント

当時 たまたま見ていて 
上海、東京、NYと分かれて暮らす
中国人一家3人の生き方・生き様に とても感動&感嘆し
私の中ではずっと忘れられないドキュメント
詳しく:公式HP

再放送やDVD希望の声も後をたたなかったらしいけれど
そのまま誰も見るチャンスはないまま年月が流れ
当時その放送を見ていた大学生の熱意で
今回映画として公開される運びとなったらしい

冒頭見逃していたので この両親が文化大革命で
10代半ばで 上海から 特に貧しい安徽省の農村へ
下放されていたことを初めて知った

勉強したくても 教育は全く受けられず
朝から晩まで 労働に明けくれる日々・・・
そんな中 知り合った二人は 結婚し家庭を持った

その後 娘のために壮絶な旅に出ることになる・・・

当時 書いていた感想を そのまま more ↓ に載せますが・・・

放送を見た当時と同じく もうあちこちで涙が止まらない・・・
場内もあちこちから鼻をすする音がしょっちゅう
家で見てたら もっと号泣したかもしれない程

妻に何もしてやれなくて申し訳ないと詫びつつ
娘のためにと 凛とした顔つきで 苦労をいとわず 
感謝の心を持ち 日本で朝から晩まで働くお父さん

夫を日本へ送り出し 娘を育てながら地道に働き
そして 今度は娘をNYへ送り出す母

そして 両親がここまで負担をして 私を支えてくれている・・・ 
私はそれ応えなければいけないと 毅然と勉学に励む娘

とにかくこの人たちの地道な努力と向上心に心を打たれるのだ

トランジットで立ち寄った東京での 
8年ぶりの父と娘との24時間 
同じく13年ぶりの夫と妻との72時間 
父が不法滞在のため 成田空港の一駅前の駅で
別れないといけないシーンは お互い言葉にならず たまらない・・・

放送されてから3年たつので 日本の状況も変ってきていて
日本人はみんな地道に努力している 中国人も見習わなければ・・・と言う
お父さんのセリフ いやこの丁さん一家ほど頑張っている
日本人は数えるほどしかいないような気がする

この人たちを見ていると 派遣切りがどうとか 
ニートがどうとか とにもかくにも 甘っちょろ過ぎると思う
そして 同じく 怠け切ったわが身を振り返ってしまう

とにかく良質のドキュメント 万人におすすめします

人として見ておくべきドキュメント

チャンスがあったら 絶対見た方がいい!と言い切ります

今日の映画:80点




’06年 放送当時の感想 そのまんま載せます

”泣きながら生きて”

東京、上海、ニューヨークと離れて暮らす
中国人一家の時代の流れを追ったドキュメンタリー

自分の人生を恨むわけでもなく
国家の責任者が国をよくする責任があるのと同じで
親は親の責任を果たさないといけない
私には子供をしっかりと育てる責任がある 
・・・と きっぱりと言うお父さん

娘の為にと 自分の夢をあきらめ
まっすぐな心で ひたすら朝から深夜まで 東京で働く父親
旦那を信じ 愚痴は言わず 上海で娘と暮らす母親
そんな両親の心をまっすぐに受けとめ 
家族と自分の夢に突き進み ニューヨークへ旅立つ娘



*日本にいる父親のビデオを見て
 こんなにお父さんが日本で苦労してるとは思わなかったと泣く娘

*アメリカ行きの前 トランジットで24時間だけ
 8年ぶりに東京で会う父と娘

*娘に会うためにビサを12回目の申請でやっと手に入れ
 13年ぶり やはりトランジットで 72時間だけ東京で会う夫と妻

 共に 父は不法滞在の為 成田空港まで送れず
 一つ前の駅で別れる 今度はいつ会えるかもわからない家族

*不覚ながら 不法滞在者として 強制送還に怯えながら
 ひたすら働く生活 決していいことばかりではなかったはずの日本
 そんな日本に万感の想いをこめて合掌し
 その地をじっと見ながら 日本を離れるお父さん

このシーン 涙腺が緩みました
万感の思いで 電車の席へ並んで座ってる 父と娘 旦那と奥さん
何気なく乗っている日本人達の風景の中で心を打つ
接点がないだけ 自分が知らないだけで 人それぞれ歩む人生がある
そんな人生を送ってる丁さんたちを まさかそんな人たちだとは
乗り合わせた日本人たちは 誰もそう思ってなかったはず

そして 両親の期待を一心に受け 感謝し
まっすぐに自分の道へつきすすんだ娘も凄い
これだけ親に期待をかけられたら 潰れてしまう子供もいるはず

なんと 意志、絆の強い家族だろう
なんて凄い父親だろう 
感嘆するとともに その生き様がうらやましかった

いかに自分が ぬるま湯につかりきって
現代日本で 何の努力もせず ふやけ切ってるか
思い知らされたような気がした

信念を持つ人は強い 揺らぐことなく目標に突き進む 
数々の苦難と戦いながらも 迷わない ブレない
誘惑も受けない よそ見もしない 突き進むだけ

目標があるから 澄んだまじりけのない瞳
とんでもない苦労しているのに 一家の晴れやかな笑顔が美しく
アメリカで堂々と夢に向かい 生きる娘の姿も眩しかった

”泣きながら生きて”きた3人の 常に澄んだまなざし
堂々と 晴れやかな態度や姿も 印象的だった

死ぬまでに このお父さんのように
日本へ来た時は”人生とは悲しいものだ”と思い
去る時は”人生捨てたもんじゃない”と思えるほど
立場は違えど 自分で納得できる
何かを成し遂げれる人間になれるだろうか?

いつしかこんな晴れやかな大ホームランを打つことは出来るだろうか?
それはこんな風にとてつもなく努力をした人だけに与えられるもの
きっと戦後の日本人は 皆こういう気持ちを持っていたのではないか?
今の日本人がすっかり忘れ去ってる 多くの何かを教えてくれる一家だった

ぬるま湯につかってるどころか ふやけ切ってちゃいかん! 
甘ったれちゃいかん! 文句ばっかり言うもんじゃない!
日本も 日本人も そしてとりわけ自分!!!と思わされた
その日暮らし 日々そのまんま流されるだけ
物質に溺れるだけの人生はダメ!

死んだ魚のような目をしてる若い子が多い なんて言ってる前に
自分をなんとかしろ! 自分もいい年して変わらないくせに・・・!
若けりゃ許されるけど いい年してこうだとは 余計始末に悪い!

脚色や裏の部分は あるかもしれないけど 素直に感化される
何とも骨と信念のある ピュアで力強いドキュメントだった

事実は小説より奇なり

つまらない作り物映画なんか見るより よっぽど質がいい
映画館でするなら お金払ってでも 見たいくらい

再放送もあれば 絶対録りたい!

ここ数年 人生の路頭に迷って 
何も出来ない 打開策も全く見出せない
ふやけきった自分には ガツンと喝を入れられました

見てない方には 何のこっちゃ?!ですが
今後の自分への喝!の為にも書いておきたかったのです
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by acine | 2010-02-15 15:50 | Asia アジア映画