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特典のポストカード付      前売り買った!


by acine

NINE ’09 アメリカ・イタリア

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超豪華な女優陣をずらりと揃えてのミュージカル映画

美しいイタリアの街やホテルやチネチッタを舞台に 
美しくて 各々個性的な女優たちを配置して 
それを一人で受けるに十分なダニエル・デイ=ルイス

華やかで渋い映画でした!

”シカゴ”と同じロブ・マーシャル監督ということで 
終わってみれば 確かに共通項は感じた 
どっか田舎の農夫みたいだった リチャード・ギアより 
ダニエル・デイ=ルイスの方が どこから見てもいい男 
ダンディでセクシーで渋い どう見ても上物

そして なんとも美しすぎるイタリアの街並みが凄く豪華!

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シンプルなストーリーだけど しっかりお金がかかってて
(かつ無駄遣いしてない) 女優陣も適材適所に散りばめられていて
なかなか面白かった!  詳しく:Garbo

ダニエル・デイ=ルイスは イタリア人の映画監督だけど
英国で教育を受けて フランスに家を持ち 
伊仏ハーフの元女優の妻がいるという役
名だたる監督でありながら マンマミズモで
さほど敬虔でない一応カトリックなイタリア男

なので 英語をしゃべっても 彼の場合 さほど違和感ないし
イギリス人の彼のイタリアの街や空気への溶け込み度も十分! 
スーツが似合う度一二を競う イギリス男かイタリア男な
そういう共通項もあるし 演技上手くて ダンディな男は
どこへ行ってもOKなんである かつ品がいい 歌も上手い

そして 女優陣一言感想

ペネロペ・クルス 姐さん もういつでもどこでも ラテンパワー大炸裂!
            愛人役がピッタリのキャラなんだなー 
            女版ラテンラヴァーという領域にすっかり入った感じ 

ジュディ・デンチ いくら007の上司とはいえ かなり分が悪いかと
           思いきや ストーリーテラー的役目 歌も迫力あったし 
           前髪ぱっつんのショートボブイケてました

ファーギー あの体格?からか もうこれまた迫力満点 猛獣みたいでした
        ”イタリア男”の歌のシーン 歌は本業ゆえ 上手さにあの迫力
        砂がバンバン跳ね上がるのが斬新だった!

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マリオン・コティヤール 妻役で控え目に見えて これまた超達者な
               フレンチコケティッシュ 彼女の歌のシーンは圧巻!!!
               歌は上手いし 演技は達者だしで その引き込まれ具合
               ハンパじゃありません いやー彼女は本当に上手い!
               エディット・ピアフも見ないとな~とつくづく思いました
               同じく演技達者なダニエルとのシーンも見もの!

ソフィア・ローレン 去年のアカデミー賞での仁王立ちが忘れられない大御所
            マンマはいいとして 手入れしすぎて なんかこう顔が
            オカマみたいに見えたんですが! 失礼でしょうが~

ケイト・ハドソン 出てる中で個人的高感度がもともと一番高い彼女!
           (ブログ時代になって 何故かUPできてないけど  
            私はケイト凄く好きなんですよー!
            あの頃ペニー・レインと は 映画も彼女も最高!)
           ちょっとアゴのラインがもたついてたものの 
           彼女の歌のシーン 最高でした! 

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           私が 彼女位の年までで (笑) 
           パツキン いや ブロンド外人だったら
           絶対あの服着て 踊るな!と言われても
           あんな風に髪なびかせて歌って踊りたいー! 

           彼女の”Cinema Italiano" シーンもMVみたいで
           お洒落だし 曲も好き好き大好きー! 
           曲としてもこの曲が一番好み ケイトの歌も上手い
           速攻で ITunesで この曲買いましたもんー!(笑)  

ニコール・キッドマン 相変わらずバービー人形みたいな凄いスタイルなんだけど
              いかにもニコール的役でした 私の大・大・大好きな映画
              ムーラン・ルージュとかと比べるとかなり地味だったかな~
              彼女の歌のシーン 不覚にも居眠りしてしまいました
              しかし なんかこう顔が硬いよねー やっぱり

ミュージカルって どうも好き嫌いがはっきり分かれるけど
この映画は ほどよくミュージカル ほどよく映画
映画作りとは・・・という部分も描かれていたので
歌って踊るのを見るの好きで 映画も好きって人
(って私!)には ピッタリでした

これは映画館で見ておいた方がいいですよー! 
多分 家で見ると地味に見えるかも・・・

あとは これだけイタリア!イタリア!と連呼して
美しいイタリアで撮っときながら 英語がやっぱり
違和感ありありで イタリア語映画だったらよかったよなーと・・・ 
何でここで英語?というのは 頻繁に感じました

ダニエルのいい男ぶり マリオンの圧巻歌シーン 
個人的に好き好きケイトの歌 など 見どころはしっかりでした
でも シンプルで渋いとこも 押し付けがましくなくて よかったなー

アンソニー・ミンゲラに捧ぐ・・・にも しんみりでした
 (脚本も担当してたのねー)

今日の映画:80点

というわけで 最後に 
Cinema Italiano / Kate Hudson / YouTube
 (本当は貼りたいけど 貼れないので!)
本当にこの曲もケイトもサイコー!大好き!
映画見てから この曲 超ヘビロテ状態でして
ホーンセクションとパーカッションがしっかり効いた
ブラジリアンなremixも凄くいい感じ! 
途中でちゃんと ”チネマ” とも言ってるしね(笑)

エンドクレジットの 
Alfa Romeo, Fiat, Lanciaもいかにもー
 
サントラのレーベル ゲフィンのマークにも懐かしー!
昔よくゲフィンのアルバム買ってましたもん・・・
by acine | 2010-03-24 23:19 | Estados Unidos 米映画