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GEORGE MICHAEL A DIFFERENT STORY ジョージ・マイケル 素顔の告白 ’04 イギリス

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事実は小説より奇なり いや奇というより
GEORGE MICHAEL  A REAL STORY 
ものすごくストレートなドキュメンタリーで 一時も目が離せなかった
今年見た中では ミリオンズ と並ぶくらい いやそれ以上によかったかも!
元々音楽ドキュメンタリー&英国映画に弱い 大好物
英国もの そしてジョージ・マイケル 侮れません!
いやー これは見てよかった!と心から思った

トイレで逮捕@LA事件から 色物で見られがちのジョージ・マイケル
彼の言葉と とりまく人々のインタビュー 世界に流れた映像からのドキュメント
これを見ていると 確かに彼は色物かもしれないけど すごく実直でストレートな人 
そして天からものすごい授かり物を受け取ってる 才能豊かな人であるということ

アメリカでの成功と それと引き換えのレコード会社との泥沼
アメリカとのねじれてしまった関係 ヨーロッパでの彼の立場
人並み外れた成功からくる セレブとしての苦悩・悩み
カミングアウトするまでの悶々とした気持ち
トイレで逮捕という 最悪のカミングアウト
愛するBFとの死別 同じく愛する母との死別 
なかなか立ち直れない自分 自分はこんな人間なんだという
飾り気のない直球のコメントがいい

懐かしい顔ぶれが一杯で すっかり落ち着いているアンドリュー 
年齢を経て また向き合って 話をする二人の風景
そういえば ジョージはギリシャ+イギリス
アンドリューはどこか中近東の国+イギリスのハーフだったよなと思い出す
歳を経て そのエスニック性が より浮かんできている二人のルックス

身近だったシャーリー&ペプシからデビッド・オースティン(!)
(これがまた本当にいい人なのね~) から
エルトン・ジョン ボーイ・ジョージ マライア・キャリー
マーティン・ケンプ ノエル・ギャラガー etcの有名人たち
そして ビジネス絡みの人 彼の家族 ボーイフレンドまでが登場する
皆の発言が また実直で 時にはイギリスらしいウィットと辛らつさに
富んだもので 本人の発言同様 またすごく見がいがある 

その昔・・・10代の私は WHAM!を始め
イギリスのグループ&音楽が大好きで 限られたこずかいを
毎月 彼らのアルバムにつぎ込んでたものだった
WHAM!の初来日コンサートも 大阪府立体育館で見ている
彼らもピチピチだったけど 私ももっとピチピチだった頃
その頃は可愛いアンドリューの方が好きだった(笑)

ジョージがソロになってからは 2枚目くらいまでは聞いてたけど
その後は ほとんど聞いてなかったりする
あのジョージ・マイケルのドキュメンタリーということで
やっぱり見なくっちゃ!というわけで出かけた

冒頭から出てくる懐かしい曲・クリップの全てに
あぁそうだった!そうだった!と記憶のかけらが蘇ってきて
へぇーその裏はそうだったんだとか 興味深い話がザクザク
音楽業界の裏側も探れて 本当に面白い

途中までしか追ってなかったので あまりよく知らなかった
ソロ3枚目くらいからの彼の曲・クリップを見ていると
映画の中で流れる曲 全てがものすごいクォリティを保っていて
その曲を作る力と 滑らかで美しいヴォーカル
そして 時代の流れと共に常にハイセンスなクリップ
F・マーキュリーの追悼コンサートでの歌声が圧巻
すべてが恐ろしくクォリティの高いものばかりなのに 
とにかく感心し ほとほと感嘆するばかり

それを見て聞いてると 彼がゲイだからどうした?
トイレで逮捕されたからって それがどうしたの? 
それは全く大したことじゃない
彼は自分の想い・欲求に忠実で 素晴らしい才能を持っている
その何が悪いのか? 彼は全くノーマルじゃないかと・・・
ノーマルなふりして 彼よりノーマルじゃない人なんて一杯いる
人間としての ジョージ・マイケルはいたってノーマルだと思う
ノーマルどころか あのまばゆいばかりの才能をご覧!
ヴォーカリスト ミュージシャンとしての この才能! 
常識なんて 誰が決めたと思いたくなる

あらゆる意味で 生きながらすでに伝説ともいえる
彼の人生は ものすごい浮き沈みの繰り返し 
本人のルックス同様 人生も余りにも濃すぎる 
幸せなのか 不幸なのか 判断がつきにくい
華やかすぎる舞台の裏には 想像を絶する暗闇と葛藤
並の精神力では 乗り切れないかもしれない
こんな人生送ると 来世はあっさりと普通に生活したくなるだろうな
逆に 強烈な前世が忘れられないか?!

ラストシーン ツアーの日々は自尊心との戦いだから
もうツアーはしたくないという 彼の初心に戻っての
ロンドンのヴァージン・メガストアでのサイン会
自然にファンと楽しそうに接する
ジョージ・マイケルの姿はとっても印象的だった
荒波を乗り越えて ある意味今は達観してる
彼の様子は繊細でありながら 落ち着いている
聞いたことなかった部分のソロアルバムも買ってみようかと俄然思い始めた私
あとフレディ追悼コンサートのライブ WHAM!もまたすごく聞きたくなった

今日の映画 84点

この映画 WHAM! ジョージ・マイケル
彼が通り過ぎてきた時代の音楽が好きか否か などで
好き嫌いや評価は分かれると思う

どうもこの2月にも ロンドンで薬物所持の疑いで逮捕された様子
何時間後に保釈されたらしいけど うーん 本当に山あり谷ありですな
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by acine | 2006-04-03 21:38 | Inglaterra イギリス映画