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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ワダエミさん 講演 その2

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 スライド説明の合間に スライドなしのお話も交え 

 その後 質問コーナーになりました

 なんだか 思わぬ展開になったりして?!






実は私・・・質問したくて ウズウズしてました
でも 手を挙げるのは 大変勇気がいる
質問したいなぁ・・・とボソっとつぶやくと
同行者 “せっかくじゃない!聞けばー!”と励ましてくれたので
清水の舞台から飛び降りるつもりで おずおずとかつ勢いよく手を挙げる

なーんと 私 質問者になりました!

ただし よく自分でも 質問内容まとまってないまま
質問したーい!という 気持ちが先走って 手を挙げてしまったので
内容は段々ボロボロ (走り出してから考えるB型の悪いとこ・笑)
しかも 緊張のあまり 終盤はもう日本語になってません(恥)

翻訳&要約すると・・・
私は香港・中華圏映画が大好きで
特にHEROは10回ほど 映画館で見ました。
(ワダさんの)その素晴らしいお仕事振りにも本当に感動しました
(と言ったと思う うろ覚え) メイキングDVDも見ましたが
チャン・イーモウ監督は とても完璧主義者のように思えましたが
やはり監督とのお仕事は大変ですか?
印象的だったことなどがあれば 教えて頂けますか?


そしてワダさんのお答え (これも覚えてる範囲で)

チャン・イーモウはその世代の中国の監督と同様
文化大革命の煽りを受け 大変苦労をしています
その後 北京の映画学校で 最初はカメラマンのコースにいました 
(確か 以前はチェン・カイコーのカメラマンだったはず)

今世界的に活躍してる中国の監督 チェン・カイコーや○○
(多分中国名・漢字の日本語読みされてたので誰か不明)などは
英語が流暢ですが 彼は一番勉強しないといけない時期に
働いていたので 英語を勉強することができませんでした
 *以前 チェン・カイコーの講演も 神戸で聞きましたが
  彼もやはり農村へ下放され 大変苦労したとのこと

彼の両親はどちらも医者で 知識階級だったので そのあたり苦労したようです
今も彼のお母さんは北京に健在で 現役のお医者さんです
ですので 彼もとても頭がよい人です
そして 今は娘さんが コロンビア大学で学んでいる(か卒業した?)ので
ここ最近は チャン・イーモウがアメリカでインタビューを受ける時は 
その娘さんが通訳をしています 

私は中国で 仕事をし始めて 5年(位?)たちますが
まだ中国語は8つくらいしか 単語を覚えていません

そして チャン・イーモウ 彼は大変働き者だということです
これはHEROの時の話ですが 映画を撮り始めると
ロケ班(外部)と スタジオ班(内部)(これ今いち記憶がおぼろげ)と
2つチームがあり どちらかが常に動いているんです
チャン・イーモウは監督なので 両方に顔を出すので 休む暇はないんです 

私はお話したように 一人で動きますので 一人で行くと言ってしまった以上
監督と同様 常にどっちのチームにもついていないと いけなくなりました(笑)
スタッフの中で 常に働きっぱなしだったのは 監督と私だけです

撮影中のホテルで 私は監督の隣の部屋だったんですが
夜中の2時くらいに ドアをノックする人がいるんです それはチャン・イーモウ
あんなに働いてるのに まだそんな時間まで 
当日撮ったフィルムを 見て確認してるんですね
で 私は呼ばれて そのフイルムを見て 
意見を聞かせてほしいと言われるんです
私は元気なのでいいんですけど 常にそんな調子なので
だんだんと通訳さんがヘロヘロになってしまって 
途中で通訳さんが変わりました(笑) それほど 彼は働き者なんですね

あと彼と仕事をして大変なのは 本(台本)が何度も変わるということ
私は本から衣装のイメージを膨らませるので それがコロコロ変わると
それをその都度変更しないといけないので それが大変です

LOVERSも 最初は金城武とチャン・ツィイーは王子様とお姫様だったんです
なのに それが 金城武は 武士になり 果ては警官 平民になってしまった(笑)
そして ツィイーもいつの間にか平民 ○くらの踊り子になってしまった
二人とも 大変位が下がってしまったんです
身分によって着る衣装は違うので 位の高い人が着る衣装と
平民の着る衣装は 明らかに違います
平民ということは地味になってしまい 衣装の見せ所も減ってしまいます(笑)
そのあたり 本が変わると こちらもイメージを変えないといけなくなってしまいます

ただ 監督と私は信頼し合ってます
それこそ HEROとLOVERSの時は それは何度も何度も打ち合わせをしましたが
今また 彼と仕事しているNYのメトロポリタンオペラは
すべておまかせするよ というお言葉を頂いたので
打ち合わせを一度もしてません(笑)
このNYの衣装も 丁度今頃NYに600着届いているはずです
  *あとで調べたら このコラボ
   ザ・ファースト・エンペラー(始皇帝) 歌手はプラシド・ドミンゴらしい!

彼との仕事はとても満足しています
こんな感じでよろしいでしょうか?


と 私の方にわざわざ確認してくださいました!

はい ありがとうございました! と興奮して 返答

質問者の方向を向いて 常に喋ってくださるので 
もう聞いてる方はドキドキして 記憶も飛び飛びになってしまうほどです
あとで考えると チャン・イーモウとのコラボについてのワダさんの
素晴らしいお仕事ぶりの賞賛をもっとすべき
衣装に関しても質問するんだった・・・と思ったけど あとの祭り
しかも私・・・日本語が段々喋れなくなってくるし(恥)!
なかなかあぁいう時には簡潔にまとめるのって難しいですね
えらく抽象的なチャン・イーモウ中心の質問になってしまって
失礼だったかもと反省 でも丁寧に答えてくださって 感激雨あられでした!

その後 4人の方が質問され また大変丁寧な返答をされてました
私は備前焼が大好きなのですが 大変高いので(笑)
いつかはいろいろ手に入れたいと思っています
よい情報があれば教えてくださいね 
とご当地ネタで締め 約2時間弱で講演は終了 
場内 大拍手の中 ワダさんは会場を去って行かれました

その3に続く

*つけたし
チャン・イーモウの新作映画 漢城尽帯黄金甲
  (チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ、リュウ・イエ出演)
の話は出ていなかったので なーんとなくそうかな?と思ってましたが
日本人はちょっと引いてしまう色使い あのキンキラキンの衣装は
やはり ワダさん作ではないようです
中国版公式HP アメリカ版公式HP ※どちらも音出るので注意!
衣装にワビサビはカケラもなさそうですが
個人的には やはりとっても楽しみな映画には間違いなし!
トレイラーもどんどん具体化してきてます

そして 今度こそ主題歌頼むよ!のジェイの菊花台のMV
映画のシーンもふんだんに使われていていい感じ
やっぱり凄い映像美&人海戦術のようです
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Commented by otobaco at 2006-10-25 00:03
倉敷で、こんな素敵な講演があったなんて!
気がつかなかったのが残念です!!
質問・・・よーくわかります。頭でまとまっていないのに、
気持ちが先走りあわわ・・・、後で反省する。。。私もよくやります(笑)
レポート、とても興味深く読まさせてもらいました。
ワダさんってとても凛としたイメージがあります。
プロフェッショナル(もっといい言い方がありそうなんだけど・・・)
な方のお話しって、聞いててドキドキ・ワクワクしますよね♪
貴重なお話のおすそ分け、ありがとうございます!
Commented by acine at 2006-10-25 11:08
◇otobacoさん 私もたまたまネットをウロウロしてたら、発見して、
えーっ?!うそー! しかも屏風祭と一緒の日だし(笑)、これは何が
何でも、この日は倉敷へ行かなくてはー!と決心したのです。
風流な会場で、ワダさんの優雅な世界とピッタリなロケーションが心憎い
ばかりでした。
そう・・・とても凛とされた方でした。品もよくとっても素敵な方。
でも、確固として自分の世界を持っている、常に進歩していきたいという
心意気の伝わる方でした。
私のような凡人も、きっと誰しも感化されるだろうお話の数々でした。
Commented by am-tm at 2006-10-29 23:27
いやあ~!!acineさん、afotoさん???
勇気ありますね~!
読むほうが、どきどき^^ものでした、、、
でも、良かった♪、、、すてきな時間空間が充実していました! 
くすぶっちゃうことが多いですよね!~
ワダエミさんすてきな方・・・! (おとぼけこいていられないわ~~^o^)
直に、お話を伺う事が出来たacineさんも、
きっと、すごく良い影響を受けられたと、思います!
Commented by acine at 2006-10-30 21:08
◇am-tmさん いやー、質問はしたものの、段々舌が廻らなくなってきて、
小心者を露呈してしまいました(笑)。
ほーんと、あぁいう時って、上手くしゃべれない&まとまらないものですね。
でも、こんなチャンスめったにないし、いいや、他に私を知ってる人いないし!
で手を挙げちゃいました。 でも、聞きたかった内容だったので、
やっぱり凄く嬉しかったです。 ワダさんのような才能や経験のある方の
お話はやっぱり違う。 私のような凡人でも、きっと誰もが、何かを感じ
取って帰ったはず・・・です。
by acine | 2006-10-24 19:59 | cosa cinema シネマごと | Comments(4)