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黒社會  エレクション ’05 香港

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去年の春 香港のCDショップで 
日本じゃなかなか見れないだろうな~と DVDを手に取り (確か1.2とも売ってた)
もう少しで買ってしまいそうになってた この映画
やーっと今頃 日本語字幕つきで見ることが出来た 

期待のジョニー・トーワールド
オープニングから 画面にデーンと漢字が一杯 
お経のような呪文のような韻を踏むような男達の声が延々と続く
ん~ この匂い! まるで”無間道/ インファナル・アフェア”のようではないか?

タイプは違えど それは結果的に当っていた 
いやー 本気度満点! 力作だ!
こういう黒社会もの・・・香港映画の十八番だけども IA以来の本気度と見た
静と動 中華圏なので陰陽か?が まったくお見事 
カーファイのキーキーぶりが凄かったので 動が勝っていたかな 

ストーリーはコチラ
もう少し選挙部分にスポットが当るのか?と思っていたら
少しの間 根回し&賄賂合戦のあと 意外にも 
単なる長老会議みたいなところで あっさり会長が
決まってしまうのが あれれ?!で ありましたが・・・

その後は 会長の印である竜頭棍争奪戦になり・・・
とことん ダークでボコボコな世界が 展開するわけです
とにかくハンパじゃない あのボコボコ具合 唐突さ 残忍さにはビックリ

いやーもう皆さん 俳優に見えなくて 本気でそっちの人?!と
信じ込んでしまう位の ソフトな方~ハードな方 怖い方まで様々!
やっぱりこういう香港映画の こういう男達の面構え 最高だ~!
美醜なんて もうまったく関係ないとさえ思える 
面構えの不敵さ ユーモア 静けさ 怖さ 渋さ 
こういう面構え・・・見てるだけで ワクワクしてくる私はある意味重症だ

正直 名前と顔が一致しなかったり え?この人はどっち側?!
とてもとても押さえきれないんだけど そんなこと大きい問題じゃない
とにかく 出てくる人・出てくる人の 面構えウォッチングをして
その濃厚な空間&空気を楽しめばいいだけなんだから!

この映画 台詞の音がすごく大きくて 
そーでなくても もともと ケンカしてんのか?的 
テンション充分高い 広東語の魅力&迫力満点!
多少頭痛気味で ちょっとキツかったけど 面白かったー!

今回は脂ぎるより 静けさが光ったヤム兄さん
そして 水を得た魚のようだった キーキー・カーファイ
ニコリともしない ニヒル9:1分けの古天楽
その他 顔を見るとほっとする林雪おっちゃんや
IAのあの人も この人も・・・ 渋い姐さんに徹してた
M・シュウも 皆さん方 アッパレでございました
不覚にも兄弟の契りを交わすシーン 思わず目頭熱く・・・!

久方ぶりに見たよーな気がする カーファイさん
いかにも~なファッションに身を包み キーキーと吼えまくり
テンション高く ヤンキー座りして いやはやお腹一杯! とことん堪能しました
この人がやると 不思議と単にワーワーわめいてるだけではない
凄みやユーモアも見え隠れするのがえらい

この映画見てると ハリウッドで香港映画リメイクするんなら
この映画見て 黒社会の男の演技をしっかり研究した方がいいよ!と思ってしまう
IAのキャストもだけど この映画のキャストの演技や間合い 静と動
某ディパーで見たような 単純で浅はかでユルい演技とは 明確に違う
単にリメイクするだけでなく 彼らの演技も研究したら?!と言いたい
ズバリ こういう系映画の香港の俳優さん達 
有名~無名まで 若いの~年寄りまで 本当に素晴らしいよ!

そして 最後に これまた職人技万歳のトー監督
今回も光と影の使い方 素晴らしく渋く カッコいい!
そして 香港の夜の街の魅惑さ しっかりと捉えてる
地味な題材だけど よくぞここまで しっかり描ききったと思う
メリハリ効いて 迫力充分 怖さ充分 渋さ充分  うーん・・・満足!

今日の映画:82点
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Commented by sabunori at 2007-05-29 00:01
acineさん、おじゃましま~す。
迫力&愛を感じるレビューですね!
映画のさまざまなシーンがよみがえってきました。
あの竜頭棍の大陸→香港のバトンリレーシーン、目が釘付けでした。
兄貴からの電話1本で1分前までの敵がいきなり味方に変わるものすごさ。
ほーんとおっしゃる通り有名無名にかかわらず、面構えが迫力あり過ぎ!
「2」では古天樂が主演?
Commented by acine at 2007-05-30 21:08
◇sabunoriさん こんばんは! 愛がありますか?(笑)
オープニングからこれは本気だ!とすぐわかりましたよ。
確かにリレーシーン・・・本当にあれが価値あるものかどうかは???だけど
(中華デパートの工芸品?民芸品売り場で売ってそうじゃないですか?(笑)))
もう誰が誰だか、誰の派閥なのか、???だったけど、ビックリでしたねぇ。
ラム・シュー・・・可哀想だったけど(笑)。
ほんと!ほんと!今日の味方は明日は敵なんて、悠長なことは言って
られない、即!の敵味方の入り乱れ方が凄かったですよね。
本当に私はこういう映画の面構え見るの好きなんですよ~!
よくぞたかだか人口600万の香港にこんなに凄い人材が一杯いるのか?!
感心します。 ハリウッドのドル箱スターなんぞ目じゃないです。どの人も!
by acine | 2007-05-28 00:14 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)