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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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呉清源  呉清源 極みの将譜 ’06 中国

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トークショーのあとに上映

この映画 ずっと見たいなぁと思いつつも
見るチャンスがなくて 今回 念願の初鑑賞

想像していた通り 静けさの漂う 間合いの映画
古きよい時代の日本が こんな風に
中国の監督によって描かれるのが また味わい深い
多くのシーンが滋賀県の近江八幡で撮影されたらしい・・・

正直 碁の世界は疎いので 今も小田原にご健在という
中国・福建省出身の名人 呉清源さんのことは
この映画の話題が出るまで 恥ずかしながら
全く存じ上げませんでした

私の中ではチャン・チェン主演の碁の映画というイメージのみで
始まって あぁそうか~ 日本が舞台だから
日本の俳優が一杯出るんだった・・・と軽い驚き

これは チャン・チェンの存在感で持ってる映画だと思う
その静かな佇まいで魅せる間合いの映画
時代に翻弄された呉さんの人生を垣間見る・・・
チャン・チェンの演技や佇まいは素晴らしかった!

ワダエミさんデザインの衣装を身に纏うチャン・チェン
その長身で何でも美しく着こなし とても品がいい

トークショーでも感じた 骨格の美しい顔や表情が
トーンの暗いシーンや夜のシーンでも
美しく浮かび上がるのが しっかりと確認でき
こういうシーンでも ちゃんと映えるというのは 
本当に彼は 演技のみならず その目鼻立ち、体型も含め 
よい資質を持ち 俳優になるべくしてなった人だな~と思った

そして 美しい日本人の所作や暮らしや風景を
改めて 今の日本人が確認する映画でもあったと思う

ブツ切りなシーンの連続の割には 
比較的わかりやすく 内容も決して退屈する映画ではなかった
途中 囲碁の世界から 新興宗教?!という世界に
傾いたり ちょっと驚いたシーンもあったけど・・・

呉さん役の台湾人のチャン・チェンが 
戦時中を含め 異国日本に違和感を感じつつも
言葉も完璧ではないのに 存在する姿
着物や中国服(でよいのか?)を纏い
すんなりと日本の風景に馴染んでるのは素晴らしかった

その反対に 日本の昔の風景に どうもフィットしてない
日本の俳優・女優もかなりいるのが頂けなかった
どう見ても 今風の雰囲気 そしてどうも間合いが悪かったり・・・

アウェイであるはずのチャン・チェンの馴染み方が 
とても自然だっただけに ホームであるはずの日本人が 
日本の風景にフィットしないのか 違和感が残った

チャン・チェンのワールドクラスの風格のある演技や
スケール感にフィットできる人材を 日本で見つけるのは 
難しいのかな?とも思う いっそ全員 中華系キャストが
演じていたら どうだったかな~?とも思う  

個人的には 熱に魘された山奥の一軒屋の女性
柄本明、松坂慶子あたりは及第点だったけど・・・
奥さん役が スー・チー位 演技のできる人だと
もっと言わなくてもわかるという夫婦の雰囲気が
見てる側にももっと伝わったのに・・・と思う
あの教祖もねぇ・・・ そして あとでビックリしたのが
呉さんの母役が シルビア・チャンだったこと!

チャン・チェンが演じていなければ 
なかなか見ないタイプの映画だったと思うけど
チャン・チェンが素晴らしかったので 決して退屈ではなく満足

それにしても この若さでこの落ち着きと風格
彼は素晴らしい・・・と改めて思った
そんな素晴らしい生チャン・チェンを拝めて 感動ふたたび

今日の映画:80点
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Commented at 2008-03-03 21:10
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Commented by gloria-x at 2008-03-03 21:14
acineさん、ほんとにチャン・チェンじゃなければ脱落してましたねー。
囲碁自体まったく知識も興味もないし、あの新興宗教や戦争など苦手な要素てんこもりだし・・・
だからこそよけい「チャン・チェンがんばったなぁー!」と尊敬の念すら抱きました。

>あの教祖もねぇ・・・

薄っぺらでしたよね。彼女がまだ辻人成夫人だった頃、インタビューしたんですが、今や渡辺謙夫人ですもんね。強運というか、嗅覚が鋭いというか、そこは素直にあっぱれと思います。 
Commented by acine at 2008-03-03 23:16
◇21:10の鍵コメさん いえいえ、失礼な書き方かも・・・と思って、
ドキドキしておりましたが・・・。本当にそんな雰囲気(吉祥天女も当ってます!)
何か、神々しい優しいオーラが常に出ておられたよーに思います。
うわ~、そんなこと言ってもらったの初めてで、嬉しい~♪と
また木に登りそうです。バリにも一度行ってみたいなぁ。
鍵コメさんは行かれたことあるのかしら?

ところで、例の件、もちろんOKですよ~!また近々お送りしますね♪
鍵コメさんのも、またその時の返送とか、余裕のある時でよいので、
よかったら送ってもらってもいいですか?
Commented by acine at 2008-03-03 23:39
◇Gloriaさん ほんとほんと! これはチャン・チェンだから、見たという
一作ですね。これが興味のない俳優が演じてたら、絶対見ないタイプの
映画だったと思いますよね~。
囲碁自体も意外とシーンとしては少なかったし、途中からあれれ?に
なってビックリしたけど、本当にアウェイ状態のチャン・チェンよく
頑張った!って感じですよね。 日本語が年数を経ても上手くならないのは
ご愛嬌だったけど、それを差し引いても、彼は素晴らしかった!

教祖様、2時間サスペンスドラマのような重量感でしたよね。
何故彼女が今頃?とビックリしました。って私は日本ものは
ほとんど見ないので、いい加減な感想なんですが(笑)。
えぇ~?!Gloriaさん、インタビューされたことあるんですね~!
凄い! そうか~、そういえば渡辺謙夫人なんですね~!
確かにそういう点では凄いですねぇ。でもね・・・って感じでしたね。
Commented at 2008-03-04 01:13
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Commented by acine at 2008-03-04 21:41
◇01:13の鍵コメさん こんばんは!
そーなんですよ。こんな作品があったのです。ずっと見たかったんだけど、
地元ではやらなくて、そしてどこか出張先でもと思ってたんだけど、
見逃してしまってまして。こんな素敵なイベント付きで、見れるなんて
夢にも思わず・・・でした。
そーなんです。なんとチャン・チェンもほとんど全編日本語なんですよ!

おぉ~!そうなんですね。 あの時の作品が世に出るわけですね。
それはぜひ拝見させてもらいますね~!楽しみ。
手に取るの勇気がいりそうですが、頑張ってみますね。
しっかりこの内容、自分の携帯へ転送してますので、このページ
目指しますね! お知らせどうも有難う!

そうそう、別館でレスした件、スペイン語と似てるのは広東語の方でした。
何故か、変な書き方をしてしまっておりました。

やーっと今日、領収書のまとめが出来そうで(というか、これから旅費交通費を
まとめます・笑)、明日こそ!と思ってます。鍵コメさんはもう終了されました?
Commented by kazupon at 2008-03-06 20:21 x
acineさん

映画の方は自分が見たチャン・チェン出演作の中では群を抜いて
地味なものでしたね。
実在の人物と、演じる俳優が談笑してる場面を入れてる映画って
ちょっと珍しいなと思いました。田監督って、この呉さんの事が
ものすごくお好きなんでしょうね。
近江八幡・・いったいどこがロケ地だったのか気になるなぁ。
ケーキ屋さんも!^^
Commented by 紅粉 at 2008-03-07 00:06 x
こんばんは!
本当、全くその通りだと感じました。
薄っぺらい人、、、いましたね。
作品の始めに呉さん夫妻の
空気感を観てしまってたので、
一層劇中の夫婦が噛み合って無く
感じたのかもしれません。
包み込む妻の奥ゆかしさが無かった
感じがしますね。流石に難しいんでしょうね。

しかしマフラーが全て素敵でした!
フェイスラインが綺麗な張震だから
神々しい程、のマフラーでした(笑)


Commented at 2008-03-09 10:57
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Commented by acine at 2008-03-09 23:50
◇kazuponさん こちらにもコメ&TBありがとう!です。
確かに、若いのにいぶし銀のチャン・チェンの出演作の中でも、地味~な
映画でしたね。
私はそうか~!この映画は彼も日本語で、日本人キャストがほとんど
なんだ~!と、始まってから、ビックリしたくらいです(笑)。
こんな渋い映画に出るのも彼らしい・・・ですよね。
冒頭のシーン・・・またラストで繰り返してもよかったですね。
もう少し、妻役がよければなぁ・・・、それも凄く効いたのに・・・と思いました。
近江八幡・・・私も気になってます。ケーキ屋さん、私も行きたい!
写真とかサインとかも店内に飾ってあったりして?!(笑)
Commented by acine at 2008-03-09 23:55
◇紅粉さん こんばんは! よかった!そう思ってくれる人がいて。
なんだかTVドラマ?再現ドラマ?な重量感(というか軽量感)の方、
何人かおられましたよね~。
特に、この映画の核となるはずの夫婦間がちょっと寂しかったですよね。
アウェー状態で立派に奮闘してたチャン・チェンには申し訳ないくらい。
現代の人が昔の人になりきるのって、いろいろ難しいんでしょうね。
今の日本人が昔の日本人のように美徳を持てないのと同じで。

そうそう!マフラー・・・よかったですよね!小顔で首も長く、長身の彼には
どれもこれも凄く似合ってました!ワダ・エミさんの衣装も今回はワビサビの
世界だったけど、あのマフラーは効いてましたね。
フェイスライン・・・この映画でも、暗闇でもモノクロっぽい中でも、
一際浮き上がってましたね。まさにアジアン・ビューティ!
Commented by acine at 2008-03-10 00:01
◇10:57の鍵コメさん そうなんですね~?!
お知らせどうもありがとう! またお邪魔させてもらいますね。
リンクの件、もちろんOKですよ。こちらこそよろしくお願いしまーす!
by acine | 2008-03-03 15:53 | China 中国映画 | Comments(12)