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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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満城蓋帯黄金甲  王妃の紋章 ’06 香港・中国 (2回目)

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我慢できずに行きました! 2回目の鑑賞 *1回目
ジェットコースターのようにテンション高いストーリー
今回はよーくわかっているので じっくり映像や
キャスト陣の演技を見せてもらいました

前回は あの誇張ぶりとドロドロ愛憎劇の対比
衣装・構図・大道具・小道具の充実ぶり 
あの凄い人海戦術に圧倒されましたが・・・

今回はドラマ中心に見ていたら コーフン覚めやらず 
楽しかった!というより 濃い濃い世界の中で これまた濃厚で
達者なキャスト陣の演技に なーんて残酷で重い話だろう・・・と 
その凄いダークファンタジーぶりに タジタジという感じでした

珍しく今回はパンフも買って 背景も押えて見ましたが
ストーリー自体 中国の有名な古典的戯曲が元とのことで
昔の話も 今の時代の問題とまったく同じで あんな凄い舞台で
あっても 何の疑問もなく リンクして見れることが凄い

しかもあの宮廷内 とてつもない権力者の一家
そりゃもう よりドロドロ 問題は深刻で 憎しみも増大するわけだ
何かコトが起こると半端でない残酷さ 巻きこまれ具合となる
いやー本当に怖いなと思って見てました

そして 権力者の言うことは 絶対ということ
謀反を企てようが 権力者は更に上手で その権力を利用して 
より冷酷無比に自分の立場を守るわけ 
例え それが家族であろうと 命さえ厭わず・・・
悲しいかな なんとも孤高の存在になってしまうわけ

昨今 あれこれと騒がれてる北京オリンピック
この映画 なぜかあの問題とリンクして 
考えてしまう 何かがあったりして・・・
奇しくも このチャン・イーモウが開会式の演出の総指揮者だ

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それにしても コン・リー 入魂のメラメラ・ワナワナ演技は 本当に素晴らしい!
そして 今回 ユンファの空恐ろしさ・残酷さがすごく印象に残った
しらーっとしつつ 威厳を保ちつつ 人間的な部分を残しつつも 
なんとも恐ろしく冷酷で残酷 ユンファの新境地ともいえる感じさえ・・・
そして やっぱり唸った リウ・イエのこ憎たらしいほどの上手さ!
流されやすく 悪人にはなれず 家族に翻弄される長男役がお見事!
情けないのに 観客の心を鷲づかみにしてしまう何かがある

人間・・・ここまで 憎しみを燃やし 残酷になれるのか?
しかも権力者一家 半端じゃない残酷さに呆然
美しいジェイのエンディングテーマ ”菊花台” でさえ
とても浄化しきれない 流しきれない黒い情
なんとも怖い怖い残酷物語でした

今日の映画:80点
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Commented by gloria-x at 2008-05-01 14:57
おおーacineさん二回目行かれたんですね!わたしも行こうかなー。
不思議な麻薬的な快感のある作品ですもんねぇ、これ。
ところであの三兄弟、次男・三男はコン・リーが産んだ息子なんでしょうか?それによってもドロドロの人間関係の見方が変りますよね。
チョウ・ユンファ、わたしも唸りましたねぇ・・・さすが長年スターの座を張ってきただけありますね。笑顔の裏に隠された残酷さ、というだけなら誰でもできる演技だけど、彼の笑顔は本物なのがよけい怖かった!
そしてリウ・イエ!出演作遅まきながらチェックしようと思ってます!
↑わたしの好きなシーンの写真ですな(笑)
Commented by acine at 2008-05-01 21:08
◇Gloriaさん はい!行ってきましたよん!
見切れてない部分(背景・大道具・小道具)をしっかり見るつもりが、
キャスト陣の演技に釘付け(ジェイはやっぱり薄味でした)で、そのストーリーの
残酷さに呆然・・・としました。1回目の後味悪いけど、ジェットコースター的
快感(笑)とは、全然違うダークファンタジーにぞぉーっとしましたよ。
私はジェイは可愛がり方が違ったので、コン・リーの息子、三男は違う人?
もしかして、ユンファの息子でもなかったりして?とも思ったり。
いやーあのベルトのシーン・・・何度見ても衝撃的!ユンファ・・・Gloriaさんが
書かれている通り、本物の笑顔ですもんね。いやーホントに怖かった!
リウ・イエ・・・ぜひチェックしてみてくださいね!私が前薦めた2本は
文芸チックなので、退屈されるかも・・・だけど、素朴なお話です。
何故か、リウ・イエには山がよく似合うのです~(笑)。
リンク先の方のお話によると、スタンリー・クワンの”藍宇”という
ゲイムービーもよいらしいですよ!
by acine | 2008-04-30 22:23 | Asia アジア映画 | Comments(2)