Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:Inglaterra イギリス映画( 57 )

アイルランドからニューヨークへ移住した娘の物語
天才子役だったシアーシャ・ローナンもすっかり大人の役者に
なったものの、透明感のある美しさ、凛とした雰囲気は健在
アイルランドに残した母、姉のことを思いながら
慣れないニューヨークで自分の道を歩み恋をする・・・
姉の死で戻ったアイルランドで揺れ動く心にハラハラするが
良かった・・・とほっとするエンディングだった
デパートで働くシアーシャや周りの女性たち 
街ゆく人たちや港で見送る人々 ファッションもとても
素敵で雰囲気があった 静かで愛のある移民物語


[PR]
by acine | 2016-09-28 23:13 | Inglaterra イギリス映画 | Trackback | Comments(0)
ダニエル・ボンド 4作目
場面、場面でちょいとお年を召した?ダニエル?
前2作は不完全燃焼気味だったりしたけど
今回も世界各地でアクションしまくり
大活躍のダニエル・ボンド!
立ってる、歩いてるだけでなんとも絵になるんだな~
あの声で喋ってるだけでたまらん・・・のですな
やっぱりなんだかんだ言ってもスタイリッシュでカッコいい
なんだかレイフもモニカもお年を召したな・・・と再び思いつつ
小動物のようなベン@Qで和み クラシックでモダンなロンドン
世界の都市の重厚さ、こんな景色がある~と感心しながら 
ダニエル・ボントを鑑賞し尽す 堪能!
まだまだボンドをやって欲しいけど
マンネリにならない方がいいのか?と思いつつ 
次こそカジノ・ロワイヤルみたいな刺激的なヤツを頼む 
ついでに監督はマシュー・ヴォーンか
クリストファー・ノーランで、ダニエル・ボンドを頼みたい
[PR]
by acine | 2016-01-25 21:42 | Inglaterra イギリス映画 | Trackback | Comments(0)
ダニエル・ボンド3作目
まずは結論 ちょっと小粒かな?
出だしのイスタンブールは一体どんだけ一般人
巻き込むの?状態でちょっと引き気味
屋根をバイクで走るシーンも凄いことやってるはず
なのに 何故か余り凄く見えないのは何で?
諜報員の立ち位置を問われるのは現代的なんだけど
もうちょっとハビ演じる敵もダークナイト並の
パンチが欲しい ボンドガールも地味
お膝元の英国シーンが半分位で地に足ついて
品良かったものの もうちょっとゴージャスさも欲しい
レイフもベンもでなかなかこれまた品の良い
キャスティングなものの Mにあそこまで
持っていかれていいものか?
もっともっとボンドを目立たせてちょーだい!
という感じ ダニエルはとても素敵でクールなのに
サム・メンデス ちょっとちんまり作ってしまったなぁ
前作も今作も見終わった後 カジノ・ロワイヤルが見たくなった
個人的には ノーランかヴォーン監督作にてダニエル・ボンド熱望!

12.12 80点
[PR]
by acine | 2012-12-04 23:05 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)
e0079992_19571336.jpg

実話ベースの
監督:ダニー・ボイル 主演:ジェームズ・フランコのこの映画
詳しく:シネマトゥデイ

以下 焦点はボヤかしてますが 多少ネタバレあり
これから見る方 ご注意をー!


ストーリーはいたってシンプル 

そして 大自然の中 身動きが取れない
主人公のほぼ一人芝居といえるこの映画

一体 どうやって 描くんだろう?
どんな行動(演技)をするんだろう?

その2点に 見る前から焦点が絞られた この映画

冒頭から いかにもダニー・ボイルらしい 
勢いとヴィヴィッドさ そしてスタイリッシュさも全開!
A.R.ラフマンのすっごくカッコいい曲をバックに
主人公のハイテンションぶりに呆気にとられてる間に

あっという間に 見てるこっちも 
ジェームズ・フランコ演じるアーロンと一緒に 
ユタ州のブルー・キャニオンへ!

その後知り合う ガールズと共に 
これまたハイテンションで ダイビング! 
えー? いくらイケメンだからといって
そんな危険そうな遊びに 簡単に付き合う?! 

肉食人種の突っ走るハイテンションぶりに 
呆気に取られてる間に 今度は あっという間に 岩と岩の間へ!

ここからは 主人公と大自然しか存在しなくなり

いよいよ 映画としても 正念場!

大自然の中の密室劇に突入となる

e0079992_20265088.jpg


なんとなく ○と○の間に身体が挟まれて 足が宙ぶらりんと
いうのを想像してたけど 実際はそれと違っていた
 (ま それだと 127時間も持たないよね)
これまた過酷な状況へ 気がつけば 追い込まれる主人公

何でアンタ そんな○○や○○なんて機器持ってるくせに
何で○○ 持ってきてないのー?! と問いかけたくなる
シチュエーションだけど それが出てくると 
話にならないから しょーがないか・・・ と自問自答

最初は勢いもあった主人公も 奇跡でも起こらない限り
助かるのは無理だろう・・・ でも それじゃ 話にまたならないか~
でも それだったら ○○しかないよなー とまた自問自答

結果 予想通りだったけど 
そこに至るまでの主人公の行動 反省 
そこで見たもの 感じたこと etc・・・

下手な監督 演技力ない役者だったら 
とてもここまで 絶対 引っ張ることのできない 
スリリングかつヴィヴィッドさ そして潔いシンプルさ

終盤の この○につながる運命だったんだ・・・的
台詞 上手いなぁと思いました

そうなのです 大自然の前に 人間はなす術もない

最低限でも 準備しないと 運次第ではこういう羽目に合う
そして あっけなく 苦しみながら 土に戻ってしまうのだ・・・という
押し付けがましくない 教訓的な部分も見せ方も上手い

今回 水筒や水にまつわるシーンやスピーディさなど 
どこか トレスポを思わせる感じ

e0079992_2032162.jpg


そして ジェームズ・フランコ
いくらなんでも いくらこんな羽目に合うと言っても
イケメンすぎないか? と思ったけど
終盤 すっかり人相変わってる姿見て
イケメン俳優の役者魂を見た!という感じでした

無精ひげはやしてると 名字の通り ラテン系の血が
よくわかるルックス ラウール(サッカー選手)を
薄めにした感じだな・・・ ということは 
やっぱりラウールもイケメンなのか・・・と思ったり

余談になりましたが

大自然の中の小作品 ダニー・ボイルらしい 
小回りの効いた ヴィヴィッドで シンプルな映画でした

エンディングも素敵な小技が効いてました

彼の映画は後味がよいのがいい

イケメン俳優を主人公にした訳がわかりました

しかし ○○先をメモに残すのもいい
水 サバイバルグッズも必要

だけど 今の時代 
まずは 充電した○帯を持って行くべし!という感じ

今日の映画:79点

個人的には ダニー・ボイル ベスト3は

1:普通じゃない 2:トレイン・スポッティング 
3:ミリオンズ シャロウ・グレイブ (同点) ですねー
[PR]
by acine | 2011-06-21 20:32 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(8)
e0079992_2258532.jpg

日系英国人 カズオ・イシグロ原作のこの映画

小説は読んでないけど チラっと見た記事で
なんとなく・・・そんな展開?という情報だけは知っていて
映画として 話題の英国王より こっちの方に惹かれる
年度末 なんとかやりくりして 早速見ました
詳しく:シネマトゥデイ

あまり詳しく書くと ネタバレになるので
簡単にしか 感想書きませんが・・・

なんとも 心痛く 主人公たちが自分の立場を
知った上で 淡々と健気に日々を送るその姿を
部外者はもう黙って見てるしかない・・・という感じで

これが夢だったら どんなにいいだろう?と思えるような
彼らのその現実はショッキングでした・・・

あれが自分だったら 即逃げ出したくなる
自ら人生を断ち切ってしまいたくなるだろうなぁ
と思って見てました

e0079992_23111637.jpg


イギリスが舞台のこの映画 
とてもイギリスらしい空気感・場面が一杯なのに 
とても日本的な静けさを感じました

静けさと奥ゆかしさ そして ほのあたたかさも
同居していて そのバランスに 原作者の血筋を感じたりして

そして 同じ島国 不思議だけど イギリスと日本
何か通じるものが確かにある気がしました

そして 今から見れば 過去を舞台にした映画なのに
不思議と近未来的というか 実際こんなことが
近未来に起こったら 余りにも悲しすぎることだよなぁ・・・

もしかして 今現在も 既にこんな状況があるんではないか?と
いや あって欲しくない! あってはいけない!と痛切に思いました

e0079992_23133421.jpg


近未来SFならぬ 近過去SF もしくは 近過去スリラー
哀しいなかにも 感受性豊かに そして静けさが漂う

そんな 独特なタッチのこの映画に存在するキャストたち
皆 適材適所で 素晴らしかった

キャリー・マリガン:健気さ・芯の強さ・悲しいが達観してしまった心
ブサかわいい彼女の素朴な演技がキャシー役にピッタリだった
初めて見たけど とても演技派だと思う 気に入りました

キーラ・ナイトレイ:女の残酷さ・心の底からそうでなかったとしても
悔やみきれない過去と現実 憎たらしいからこそ哀しいルース役にピッタリ
キーラだけ老けて見えたけど 実際はそーでもないのね

アンドリュー・ガーフィールド:一緒に小さいときから過ごした
女二人との関係が 彼の幸せでもあり 悩みの種でもある 
一見のほほんとして 強くて繊細なトミー役がピッタリ 
初めて見た BOY A で彼は凄い!と思ったけど 
今回の演技もなかなか良かった しかし えらく濃い~顔なのね 
新スパイダーマンが彼なら楽しみだ

と 見事なキャスティングでした

そんな彼らにつながる 子役3人も大納得のキャスティング
3人とも凄くよかったし うすら怖いシャーロット・ランプリングも適役

この映画見たら 涙ボロボロだろうか? と思っていたけど
悲しいより 心が痛い 心が冷える・・・ 

グサグサというより どうしたらいいのか?
自分だったらこんなの絶対耐えられないと思う
常に続く鈍痛 心の冷えを感じる

彼らの置かれた立場もショッキングだけど

キーラの○○のシーン

絵の真相を知った二人のシーン

エンディングのキャシーの台詞のシーン が特に印象的だった

どんよりとしてしまった鑑賞後
後味がいいとは決して言えないけれど

映画としての出来は誠実でとてもいい
 
映画館で その空気感に浸って見るのをおすすめします
原作も読みたくなりました

今日の映画 80点
[PR]
by acine | 2011-03-27 23:26 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(8)
e0079992_18393123.jpg

今年2本目
行ける時にどんどん見ておくのよ!で・・・

若きジョン・レノンと二人の母
育ての伯母と生みの実母を巡る物語
詳しく:eiga.com

これはジョン・レノン 
そして彼の背景を知らなくても 
ぐーっと引き込まれる人間ドラマ いい映画でした!

奇しくも2本続けて見ることとなった 
キック・アス役のアーロン・ジョンソンがジョン役で登場

今思えば さほど演技力を見せなくてもよかった
オタク高校生のタイツマンより 将来有望なジョン・レノン役
やはりホームグラウンド このイギリスでの
こういう映画の方がぐっと彼は印象的だったと思う

e0079992_18502426.jpg


キリっとしていて 甥のジョンに厳格に
時にはユーモアを持ち 一緒に暮らす伯母が
私の大好きなクリスティン・スコット・トーマス

e0079992_21443599.jpg


そして 今は別の家庭を持ち 音楽や踊りが好きな
幾分ハスッパな感じのするな母親がアンヌ・マリー・ダフ 
 (彼女はジェームズ・マカヴォイの奥様)

この3人の 時にはほっとする
時にはぴりぴりする 時にはひりひりする
繊細な感情が行き交う様が見ごたえたっぷり!
3人とも出すぎず 控えめすぎず コラボが見事だった

親代わりに育ててくれた 伯母のクリスティン
そして やはり恋しく思う 実母のアンヌ
二人の母の狭間で ジョンは悩み 
成長をしながら 音楽の道へ進むこととなる

(多分)労働者階級であろう ジョンの家 
そして 母の暮らす家 壁紙とかカーテンとか
家のレンガまで とてもイギリス的

そして 彼らの服装 女性は家でもきっちり装い
高校生のバンドでさえ ちゃんとジャケットに白シャツ、リボンタイ
そして ビールに紅茶 とてもイギリス的なアイテムが
ちりばめられ そして音楽! やっぱり凄くイギリス的な映画

イギリス映画らしく 堅実 地に足がついていて
落ち着いて見れる 秀逸な人間ドラマだった

しかし ○が亡くなり バンド仲間を責めるシーン
ポールに殴りかかるシーン その後 伯母とのシーン
泣けました・・・ いや 泣きました

ジョンは悩んだかもしれないけど 
決して孤独だったわけではない・・・ということ
彼のことをこんなに愛してくれる伯母と母がいた

だからこそ 同じような境遇のポールとそれをバネにして
世界へ打って出れたんではないかと思った

これはイギリス映画 イギリス好き 音楽好きな方には
是非見てもらいたい・・・ですね~

今日の映画:83点

この映画を作った女性監督サム・テイラー=ウッド と
主人公のアーロン・ジョンソンは婚約してて
子供も生まれたとか なんと年の差 23歳!
アーロンくんは弱冠20歳で子持ち すごー!

しかし この監督もとても才能あると思う
フォトグラファー出身らしいけど デビュー作で
これだから 映画監督としてもバッチリだと思います

そして 思わぬ負傷
[PR]
by acine | 2011-01-02 18:58 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)
e0079992_10224221.jpg

このポスターのカッコよさだけで 
完璧 ポスター買い!

70年代前半 税金対策のために
やむなくイギリスを離れ 南仏に居を構え
南仏生活を楽しみ レコーディングもしつつという
ストーンズのいかにもロック的生活を追ったドキュメント
詳しく:BARKS

税金のために移住するなんて カッコ悪いだろと言いつつ 
あのトレードマークがデカデカと描かれた専用機で移動する彼ら

なんと当時のイギリスの政権における税率は93%だったらしい!
そりゃ稼ぎをほとんど持って行かれるのでは稼いでる意味はない
しかし 儲ける人っても大変なんだなー それは富豪であっても 
こういうミュージシャンでも同じ 庶民には想像つかない世界だ・・・

フランスに移住してから ずっとストーンズを追ってた
カメラマンの写真を一杯織り交ぜて 
フィルム兼写真で追うドキュメントという感じ

このモノクロの写真たちや 年代物の色合いのフィルムが
当時の空気をよく捉えてて 雰囲気満点!
当時のストーンズのことなんて全然知らない人間に
とってもすごく魅力的だった 

このドキュメント エグゼクティブ・プロデューサーに
ミック・ジャガーとキース・リチャーズとチャーリー・ワッツ
なので この3人中心 とりわけ やっぱりミックとキースの黄金コンビ
(この二人見てると いかにエアロのスティーヴン・タイラー
 &ジョー・ペリーあたりがこの二人の影響受けてるかもよーくわかる)

e0079992_10563171.jpg


更に 彼らが過ごし パーティをし 演奏をし レコーディングをし
皆が入り浸り いかにもロック的な生活を送っていたのが
キースの瀟洒な海辺の豪邸で 彼に関する写真や描写がすごく
多かったんだけど このキースの当時のモノクロ写真や
ロック的生き方がカッコよくて なんともフォトジェニック!

キースいわく ミックは計画的で
俺は全然違って 朝起きてから考える・・・
この辺が ミュージシャンとしても 人間としての
姿勢や生き方の違いのよーな気もする 

どっちも もちろんプロフェッショナルなんだけど
片や いい意味でビジネスマンタイプで 徹底的な自己管理
片や いかにもロック的自然発生的生き方
現在 腹も出てない若々しさを保ってるミックと 
腹は出てても ギターオヤジ的姿が今もカッコいいキースと

実際は レコーディングしてた地下などは 
本当に不便で (南仏にはスタジオもなかったらしい) 
暑いし 音はズレまくるし 大変だったらしい

e0079992_10574173.jpg


当時、 その屋敷へ出入りしてた子供で
親がレーサーでかつ売人をしてたという人が
ヒマさえあれば スタジオで彼らが演奏をするのを見てた・・・とか
21歳のエンジニアが世界的バンドと仕事できるなんて・・・!
新入りメンバーが バンドが専用機で移動するのに 
なんてリッチなんだ!と驚いたり・・・ 
そういうのを垣間見れたりしたらどんなに楽しいだろう~!

そして いかにもロック的なセックス・ドラッグ・ロックンロール的生活
南仏の明るい太陽とけだるい空気の中 退廃的な生活をしていて
当時のキースの妻(GF?)が このままいくと逮捕されると思ってた・・・ 
(実際逮捕されることはなかった) そんな生活をしていて 
そんな中でも 本業の音楽 レコーディングを マイペースで続けていた

そして 南仏での生活は終わり LAでミックスし
アルバムを発売・・・という辺りまでを追ったドキュメント

気追わず自然で すごく見やすい音楽ドキュメントで
全く知らない70年代の当時の欧州の空気を味わえて
なかなか面白かった これは別にストーンズのファンでなくても(私)
音楽好き ロック好きな人は見て損はないと思う

で 意外だったのは 
ロックの本場はイギリスみたいなイメージがあって
イギリスのロックバンドの象徴みたいな彼らが語ってたのは

”アメリカの音楽が大好きだ それもとりわけ黒人音楽だ”

確かに原点のブルースまで遡ってるもんなぁ ソウルフルだし
と バックで流れてる彼らの曲を聞きながら思った

音楽はグルグル巡ってる 世界中巡ってる 
何らかの影響を受けない音楽なんてないんだよな~と思った

私は女だけど ロック ラウドな音 大好きだったので
未だ 心の奥底には ロック小僧みたいな気持ちが
抜けきらないので(笑) こういうドキュメントは見逃せない~

気楽に見れて ストーンズ@南仏という
レトロで新鮮なソースだったなぁと思う

今日の映画:77点

過去のストーンズ映画:ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
                    ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
[PR]
by acine | 2010-09-29 10:58 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(2)
e0079992_1239792.jpg

マッチポイント タロットカード殺人事件に続く 
ウディ・アレンのロンドン三部作の最終作だそう
ということは バルセロナの方が先に公開されたってことね
詳しく:eiga.com

見始めて・・・ 
兄:ユアン・マクレガー 弟:コリン・ファレルの兄弟が
どうも兄弟に見えなくて どう見ても単なる連れ(友達)か
この映画では 若々しい感じのユアンが弟で 
ゴツくて濃いコリンの方が 年上に見えたりして
妙に違和感があったわけです  (実際はやはりユアンが5歳上)

e0079992_12481184.jpg


急に借金して ノリノリで船を買う二人
(そんなことにあんまり興味ありそうに見えないんだけど)
そして レストラン経営で投資も手掛けたい兄ユアン
修理工として働く ギャンブル好きな弟コリン

この二人と暮らすのが どうも甲斐性なしっぽい父親と 
カリフォルニアで成功し 裕福に暮らす兄を持つ母親

ひょんなことでユアンが知り合った 舞台女優の女

延々お天気の悪いイギリスのその空の下と相まって
なんかこうぱっとしない展開というか 
ズバリ 古典的といえば 言い方優しいけど
とにかく話が古すぎる!!!!!
と思いながら 見てしまっていた私

いろんなことで資金が必要なことになり 丁度米国からやってきた
金持ちの叔父に頼る二人 そんな二人に叔父も仕事を依頼する
その仕事自体も そんな身内に頼むかー?!という内容で
ちょっと理解不可能な世界

兄弟で犯罪を企む話というと その土曜日、7時58分を思い出したけど
こっちの方が 監督はさらに高齢だけど どうしようもなさ
更にドロドロで まだモダンさも きっちりとあったような気がする

とにかく あんまりにも 戯曲的すぎというか 作り話すぎて
なかなか 話に入っていけないは その事件の現場も
それで大丈夫?と心配するほど お間抜けで浅薄だし
連日のライヴ疲れ?か ところどころ居眠りするわ・・・で 
この映画は失敗だったかなー 
やっぱり”スナイパー”の方にすればよかったなぁ・・・
と思い始めたところで・・・

e0079992_1253638.jpg


良心の呵責からか 弟コリンが 精神的に
追い詰められ出してから やっと あれ?!面白いかもー?!
という展開になってきた

それまで この映画に関しては ユアンは若々しくて 雰囲気としては
感じよかったんだけど 役柄として 妙にポジティブなユアンに 
違和感を感じてたせいか コリンの人間くさい演技見て 
あら?彼は善人だわねー コリンの演技はなかなかいいじゃない!
やっと面白くなった!と思い始めたら ストーリーは急展開

えぇーっ? そんなんありー?!的 終焉を迎えて 
おしまい!と なってしまいました 
いいじゃない~?!と思った 時間帯がせいぜい
20分位しか続かなくて 惜しい映画でした

決して キャストも演技も悪くないのに この違和感

話が古すぎるのか? 演出が古くさすぎるのか?
とにかく 古い!!! 古すぎる!!! と思いましたねぇ

御大の推奨する古くさいストーリーに縛られて
キャストもなんだか持てる力は そのまま出せたけど
それ以上のものは出せなかった・・・という感じがします

事件を起こすに至るまでの経緯も 叔父も叔父で
血の繋がる甥なんかに頼まず 見ず知らずの他人に
頼めばいいじゃないか?! とか
乳牛なユアンのGFも 地に足がついてないユアンの事業を
何で疑わないのか?とか つっこみどころは満載なんですよね

同じように 古典的すぎ!と思ったけど とても面白かった”マッチポイント”
御大の妄想炸裂な ”タロットカード”は それでもまだ見れたけど
今回はユアンも出てたのに なんか集中力が続かなかった

古典的な題材は別にいいんだけど 
2000年に入って もう10年もたつんだから 
もう少しモダンに描けないもんでしょーかね?!

今日の映画:65点
[PR]
by acine | 2010-04-20 13:00 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(4)
e0079992_23371887.jpg

ヒース・レジャーの急死で 
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが
ピンチヒッターを果たしたこの映画

かなりキテるんだろうなぁ・・・と思いつつ
最低限の情報 ほとんど前情報なしで見てみました 
(最近 このパターンが多いかな) 詳しく:シネマトゥデイ

テリー・ギリアムの映画は”12モンキーズ”以来かな?
(この映画はけっこう好きでした)

しかし この映画 冒頭から パルナサスの鏡の中
もうファンタジー炸裂というか 個性のありすぎる
テリー・ギリアム独特の世界が これでもかと展開されていく

一体 ストーリーがどこへ向かうのかさっぱり予想できない
これはエンディングまで続く感覚・・・

ストーリーを追いつつ テンポの早い シーン展開や
効果音にビックリしながら 訳わからず見ているという感じ 
どこか共通項があるけど ティム・バートンの世界とは 
また似て非なる感じ

e0079992_23481935.jpg


しかも かなりショッキングな姿で登場するヒース・レジャーに
彼の行く末を知ってると ビックリしてしまうけど 正体不明なのに 
どこか人間臭さの漂うヒースの演技 とてもいい感じだ

ダークナイト のヒースの演技は強烈だったけど 
私は正直 彼の演技自体は アイム・ノット・ゼアとか この映画の方が好き
強烈な役を強烈に演じるより こういう普通っぽい役に
ちゃんとその人なりの個性を出せる演技の方が私は好み

正直 ストーリーを文章にするには とても難しい映画で
あくまでも感覚しかないという感じ

そんなヒースを取り巻くのは ○○の命を手に入れたDr・パルナサス
まるで仙人のよう そしてそしてその娘のヴァレンティナ 

e0079992_23564621.jpg


演じるモデルのリリー・コール 彼女がなんとも強烈!
ちょっとデヴォン・青木のイギリス版というか ブサ可愛いというか 
分細工だったり 可愛かったり 妙に力強かったり 物凄く綺麗だったり 
デカいし 凄い胸して ものすごく長い脚して まるで9頭身?という
凄いプロポーションなのに 顔はその辺のジャガイモみたいだったり
その振れ幅が物凄くて尋常ではない・・・という感じ

しかも 雰囲気あって ハスキーな声で演技も上手い
映画を観終わって 一番印象的だったのは 彼女だったかも~
凄い隠し玉がいるもんだな~と思った ドレス姿なんて
モデルだから凄くキマってるし・・・ でもあの顔がついてる
いろんな意味でのギャップがとにかく強烈でした

e0079992_014528.jpg


そして Dr.パルナサス父娘と一緒に興行してまわるものの
ヒースという強烈なライバルが現れ リリーを取られたくない
可愛い若造に BOY Aでも印象的だった アンドリュー・ガーフィールド
彼もけっこう出ずっぱりに近い形で 親しみやすいハンサムな
演技派という感じで彼も好印象 ベン・ウィショーや
サム・ライリーと並び 個人的期待の英国若手の一人
しかし このアンドリューが一番ルックスはよい感じ

e0079992_0215685.jpg


そして ヒースの穴を埋めたこの3人
これまた見事! みんな主役張れるクラスの役者なんで
そりゃいいに決まってる よく考えると物凄い豪華な映画よね~
パルナサスと対抗する男に トム・ウェイツも出ずっぱりだし

実は この3人の登場前数分間 朝早かったので 
ついウトウトしてしまったんだけど 丁度この3人が出始める
シーンから ちゃんと目が覚めて しっかり見ました
この辺りから ストーリーも急展開するし・・・

ジョニー・デップ:品良く余裕の演技 やっぱり彼はこういう
キテレツ系映画はホントよく似合う けどノーブルさも漂って
すごく素敵でした 今回ヒースを始め この4人の衣装は
白基調で 髪もひっつめてるので なんとなくホスト系(笑)

ジュード・ロウ:すっかり彼が出るのは忘れてた私ですが
顔よりあのM字で あ~!!!ジュードだ!!!と気がつきました(笑)
彼もやはり上手いです まったく危なげなし 危ないのは頭だけで・・・
しかしあんなハンサムで演技も上手いのに 全く包み隠さずってのは 
かえって潔くてアンタはえらいっ~!と 堂々のM字に今回感心しました
ぐっと年上のジョニーなんて 生え際全く危なげない感じなのにね・・・

コリン・ファレル: 実は初見 段々と佳境に入った段階での 
彼の役はけっこう重要で やっぱり上手かった 
だんだんと人間の嫌らしさも出てきたキャラクターに 
ピッタリなちょっと野卑な感じがハマってました

何にしろ ヒースからこの3人へのスイッチも絶妙で
凄く自然に仕掛けていて 上手いな~と思いました
よくこんな考え浮かんだなぁ・・・という感じ

映画自体は 説明するのが凄く難しくて
あくまでも感覚映画だと思うんだけど 映像はまるで
ワンダーランドというか遊園地というか
夢で見た夢 目か覚めたらまた夢だった・・・という感じの映像 

好き嫌いはハッキリわかれると思うし
私も好きというわけではないけど なんか凄いもん見たな~という感じ 
”THIS IS IT” で マイケルが 観客を非日常、未知の領域へ
連れて行こう!と言ってたけど この映画もまさにその系統

気になる方は まず見に行かれたら~?!と思います
これは映画館で見た方が 絶対いいと思う映画
一体テリー・ギリアムの頭の中はどうなってるんだろう?という
感じの独特な映像世界 CGも個性があって凄くいい感じ

(異星人が出てきたり 何かが地球に侵略とか 大津波とか
 そんな映画のCGは もうどうでもいいという感じ
 なので 巷で話題のアバターなんかまるで興味が湧かない
 CG使っても 役者の血が通ってるような映画でないとダメ!)

そんな非日常な世界なのに エンディングは
とても普遍的なものを感じる 凄い映像に意外と
しっかりストーリーがついていってるバランス感が不思議でした
パルサナスは本当はあぁいう普通の人ではなかったのか?と・・・

この映画 テイストとしては

バズ・ラーマンの ムーラン・ルージュ 
ザック・スナイダーの ウォッチメン
ティム・バートンの チャーリーとチョコレート工場
トッド・ヘインズの ベルベット・ゴールドマイン
ジュリー・テイモアの アクロス・ザ・ユニバース

そのあたりの映画の断片と どこか共通項がある感じ
強烈な映像とその構成力 でも足して割った感じではなくて 
これはこれでまた独自の世界観 こういう個性が
炸裂したような映像美 やっぱり好きです 私は

好き嫌いは別として こんな風にまとめあげるとは
一体頭の中どうなってるんだろう?!系 
この人もやっぱり鬼才 凡人ではなさそうです

今日の映画:79点
[PR]
by acine | 2010-02-02 23:56 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(8)
e0079992_2326176.jpg

マカヴォイくんが出てるので やっぱり見なくてはで 今頃観賞 
しかしこの映画 だいぶ前から 画像はあちこちで見てたけど 
えらく時間差攻撃でしたね~

しかし 私 恥ずかしながら ジェイン・オースティンの小説は
読んだことないし キーラ・ナイトレイが出てる”高慢と偏見”も
公開時ちょっと気になってた”ジェイン・オースティンの読書会”も
どちらも録画してから数ヶ月・・・ 未だ見れてません・・・

しかし なんとなく雰囲気的に 女性好みの世界っぽいな~と
予想してたけど まさにその通り!
詳しく:eiga.com

ジェイン役は何故かアメリカ人のアンだけど
こういう正統派英国文芸映画で マカヴォイくんを
相手役で持ってくるとこで決まりだろう!的映画でした

あとで知ったけど キンキーブーツの監督だったとは
全然知らなかった~ 全然路線違うから
でも どっちもイギリス的といえば イギリス的
テイストとしては ミス・ポター とかと似てるかな?
舞台がイギリスで その後大成するパワフルな女に 
ユアンやマカヴォイくんのような 柔らかめの相手役組ませてて・・・

やっぱり マカヴォイくんは 怖いアンジー姉さんに
脅されて ガンキラーになっていくような映画(笑)よりは
絶対こういう路線の方がいいに決まってる

e0079992_22531827.jpg


なんともハンサムなジェインの兄ヘンリーを除き
いいとこのつまらん甥やら どうも冴えん男ばかりから
言い寄られる 若いのに妙に若年寄っぽい
ジェインの元に現れた マカヴォイくん演じるトム

ちっこくても そりゃはき○めに鶴みたいな存在感 
腹が立つけど 段々と気になってしょうがなくなっていく
ジェインの気持ちがよくわかるよーな可愛い男

今回は映画自体もヒロインのアンにだいぶ花を持たせて
あげてる感じだけど あの図書室のシーンの
アンに説教してるんだか 言い寄ってるんだか
よくわからんシーン(笑)でも アメとムチみたいな
台詞廻しと演技で 品良くかつセクシーに攻める様は
演技派のマカヴォイくん ホントにその辺上手いんだわ~

そして 僕が頼るのは・・・だ 私が頼るのは・・・よ
で えぇ~?!な展開になり その後年数がたって
二人に白髪が現れた頃のシーン

あの後ろ姿で手をもぞもぞさせてるだけで
その何年間の彼女への想いがちゃーんと表現できてるのが
これまたツボでした ちゃんと演技出来る人は
後ろ姿とちょっとした動作だけで 表現できるんだな~と

そんなこんなで 地味ながらも 
文芸系マカオヴィ風味をしみじみと見させてもらった感じ
別珍のコートやら 英国的ベストやら ロングブーツまで
コスチュームも とても似合ってました

e0079992_237927.jpg


そして なんとなく 英国風アクセントを話してる風な(あくまでも雰囲気)
感じのアンだけど やっぱり本場の人とはちょっと違うかな?という感じ
ピッタリなイギリス人の女優がいなかったんだろうか・・・?

正直 鳩が豆鉄砲くらったような顔だと思うけど 
(私の思うべっぴん顔では全然ないかな) 演技は下手ではないし 
今回のちょっといけすかないお堅い若きジェインには 
確かに合ってたかも・・・という感じ

彼女の衣奨もイギリスっぽくてなかなか可愛くて 
ほっそりとしてるのに胸はあるので ちょっとその辺がバランスどーなん?
という感じだったけど あの時代のコスチュームなかなか素敵でした

しかし コスチュームもん見る度に思うけど
ああいう時代に生きる女はホント大変だ・・・
凄く綺麗だけど 胸を盛り上げて 窮屈そうな服着て 
女は慎ましくあればいい 女に才能なんていらない
愛があろうとなかろうと よい結婚にしか女の幸せは
ないみたいな発想にひとくくりにされいて・・・

e0079992_01474.jpg


そして 余談
あの親から どうしてこんな息子が生まれたんだろう?と思う
ジェインの兄ヘンリー役の人 えらくハンサムだな~と
思ってたら 私の大変好みの音楽系映画 コントロール
アクロス・ザ・ユニバースにも出てた ジョー・アンダーソンでした
今まで見た2本と ガラっと雰囲気違う映画だけど
この人もこういう正統派英国コスチュームバッチリでした

派手さはないけど コンパクトにまとまった
いかにもイギリス的な文芸ものでした

今日の映画:77点 
[PR]
by acine | 2010-02-02 23:20 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(9)