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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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カテゴリ:Estados Unidos 米映画( 152 )

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やっと見れました

サンキュー・スモーキング や ジュノ と同じ ジェイソン・ライトマン監督作 
”サンキュー・スモーキング”の作風が 私は好きだったので 
期待大だったけれど・・・

やはり この監督の着眼点は 冴えてるというか 
ニッチなテーマを上手く拾ってくるなぁ・・・と今回も感心

世界的大不況の中 リストラを宣告する仕事をする 
1年間に320日程出張中の空飛ぶプロに ジョージ・クルーニー
詳しく:eiga.com

やはり この監督の映画はテーマがポイント

で これぞザ・アメリカ!的題材で 
風刺が痛烈に効いていながら 同時に人間臭くて 
レトロで古き良きアメリカの香りがする (って 実際 
古き良きアメリカなんか知らないわけだけど・・・笑)
で レトロでいて モダンで 独特の味わいが個性的だなぁと思う

今回も ジョージ・クルーニーというスター俳優を
上手く使ってて リストラ宣告人=演技も必要なわけで 
こういう役を俳優にやらせるのって もってこいの役だよなぁ

しかも そういう深刻な 人生かかってる場面の宣告に
こういう タフでスマートで魅力的な男を持ってくる 
それでもうこの映画の成功は決まった!という感じ

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個人的にはジョージ・クルーニーには特別思い入れはないけど
今回の彼は本当に魅力的で こういう仕事を生業とする
空飛ぶスーパー独身男という役柄が 本当にピッタリだったと思う
普段の彼は これは女にモテモテだろうなぁ・・・というのが
あちこち見え隠れ これはモテない方がおかしいな 絶対

そんな彼と旅先で出会い 私はあなたと同じ人種よと
大人の恋愛を楽しむ キャリア系の女に ヴェラ・ファーミガ
彼女がこれまたサバサバして 遊びに関しては 
ほとんどこの人男だわ(笑)って感じで 豊満で大人の女の
魅力満点で 彼女とジョージの相性が凄くよかった

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もう出張をしなくていい 画期的なシステムを会社に提案したものの
結局 海千山千のジョージに付いて リストラ宣告業を修行する
新人リストラ宣告ウーマンに アナ・ケンドリック
日本の新人女子同様 まだスーツが板につかないような
青くて 卓上(今はPC上ね)での理論を ジョージに
振りかざす なかなか強気なネット時代の新人ウーマン 

マイレージを貯めたいんだというジョージに 
バカじゃない?!結婚しないのはおかしいわ!
これまたちょっと青くさい(けと気持ちはわかる)的言葉を投げかけ
(一緒にいるのは)オジさんよーと彼氏に電話したり 

そんな強気な彼女も 実際現場に出てみると 
ジョージの仕事ぶりを見て初めてわかること
経費節減のためだけの人間抜きな現場が全て可能ではない
当然ながら生の人間相手 整然とフローチャート通り
には進まない 彼にサポートしてもらわないといけない
ことも出てきて この仕事とは・・・を学んでいく様子もいい

親子ほど 年の離れたこの二人
つかず離れずの距離感がよくて サバサバして 
プライベートなことも喋ったり 仕事では当然ながら 
シビアに本音を言い合う 
なかなか面白い二人の出張ぶり&関係だった

後半 かなり 人間ドラマ(ファミリードラマかな)色が強くなり
空飛ぶ自由な独身男生活を送っているように思えるジョージも
たまに戻る家(マンション)では 所在なさげだし
ちょっと心境の変化があり 拠り所を見つけようかと思った矢先
ショックな出来事が・・・ そんな中念願も叶ったり 

人生 上がったり 下がったり そんなもん

突然仕事を失い 劇中の台詞にもあったように 
見ず知らずのお前なんかから 解雇宣告される覚えはない!
と強がってみても 現実を受け入れるしかないし
リストラ=新しいチャンスとは思えないだろうけど

厳しい世の中 なんとか かんとか 渡っていくしか 
今の時代 方法はないよね そして自分の状況 たまたま
こうなってるだけで 本当はこれで全て満足してるわけじゃない・・・ 
国は違えど 思うことは きっと人間皆同じ

とても アメリカーンな内容だけど
どこの誰にも何かしら共感ができる部分がある映画だと思う

最後になったけど 空から見る地上の様子 
大好きなので ワクワクしながら 見てました(笑)
トイレに行きにくくても 未だに窓際を絶対リクエストする私です

私のマイレージ 
今のところ アジア(インドネシアまで) 2回
もしくは ハワイ1回 行けるだけ 貯まってるんだけど
いつ どこへ行けるだろーかしら?!

今日の映画:80点 

しかし こんな歌 年代的に知らないはずの
アナがカラオケで唄ってた シンディの ”Time After Time"
やっぱりいい曲ね~ 前の列の男性客 一緒に唄ってました(笑)
私は同じシンディのバラードなら ”True Colors”が好きでした
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by acine | 2010-05-11 16:45 | Estados Unidos 米映画 | Comments(5)
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やっと見れました! この映画

休みに入る前に借りてたんだけど なかなか見れなくて
休みもとっくに終わり やっと返却ギリギリに 
なんとか間に合った・・・という感じでして

日本タイトルより 原題がそのままという感じで
見終わったら そういう意味だったのか・・・と

男気映画らしいと リンク先の方の記事から知ってて
こういうい系映画好きの私に これはいいよと お薦め頂いてたんだけど
詳しいストーリーは知らないまま 見てみました
詳しく:シネマトゥデイ

↑ の通り お尋ね者のベン(ラッセル・クロウ)を護送する
ことになった 牧場主のダン(クリスチャン・ベイル)との濃い時間を 
青い空にカラっとした空気 荒野の中で描いた西部劇

てっきり 3時10分に決闘する映画かと
勝手に思っていたら  そういうお話だったのか~ 
タイトル同様 意外な展開でした

最近 脳内アジアモードに なっていたので 
こういう世界 新鮮でした

しかし こういう赤茶けた大地に 土埃に 乾いた空気
そんな空気感が映し出す ウエスタンルックの男たち
そのフィルムの色合いといい なんともカッコよく渋いこと

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自分が 欧米人の男だったら こういう恰好がしたい!
こういうウエスタンが似合う男は最高ー!と 
(もしくは ロック系の恰好が似合う男も最高!) 
思ってるので こんな男たちが 馬に乗って現れるだけで 
カッコええ~!と 手放しで歓迎してしまうわけですね(笑) 私
動物の中でも 馬好きだし(笑)

しかし 渋い話ですよ ほんと

個人的には ここ数年 すっかりお気に入りと化した
クリスチャン・ベイルが目当てで見ましたが・・・

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イギリス人なのに ウエスタンルックがよく似合ってるし
大変カッコいいし あの渋い佇まい 渋い喋り方が 
このちょっとアウトローな 牧場主ダンにピッタリ 
ストイックな感じと刹那感も漂わせてよかった 
彼と息子役の子のコラボもバッチリでした

で クリスチャン以上によかったのが 
お尋ね者を演じた ラッセル・クロウ 彼が素晴らしかった!!!
別に嫌いなわけではないんだけど 多分
”LAコンフィデンシャル”以来 見たような気がする

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彼が 熱く暗い感情を静かに燃やすクリスチャン以上に
器がデカいというか より大悪党で 怖いもんなしの存在
なのに どこか周りをほっとさせるような 人間臭さがプンプンあって
あとは男の色気! そのさじ加減が抜群で 渋いストーリーや
役柄の中にも 存在感が物凄くあって 凄くよかった!
 
だけど こういう悪党連れての護送劇
男たちの関係が 物凄く不思議というか
敵対してるのに たまに同士のような関係にも見えるし
接点がなくて お互い 理解しあえない部分も多く
理解して欲しくないのに なぜか理解してしまう 
不思議な距離感というか空気感・・・

こういうのは 女にはなかなかわかりにくい世界だけど
男の世界では こういうのはアリってことなんでしょうねぇ

そんな こんなで 3時10分

クリスチャンの台詞にウルっと来ました
それにほだされたラッセルの行動にも・・・

渋いストーリーです 
たまにはこういう男気映画 見るのは本当にいい!

いや しょっちゅう見てるか(笑)

どうも こういう映画とか音楽とか エンタメ関係 
私の好み 血中男度 かなり高いので(笑) 
こういう男っぽい映画 ものすごく惹かれてしまうんだわ

今日の映画:79点
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by acine | 2010-05-09 19:05 | Estados Unidos 米映画 | Comments(9)
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超豪華な女優陣をずらりと揃えてのミュージカル映画

美しいイタリアの街やホテルやチネチッタを舞台に 
美しくて 各々個性的な女優たちを配置して 
それを一人で受けるに十分なダニエル・デイ=ルイス

華やかで渋い映画でした!

”シカゴ”と同じロブ・マーシャル監督ということで 
終わってみれば 確かに共通項は感じた 
どっか田舎の農夫みたいだった リチャード・ギアより 
ダニエル・デイ=ルイスの方が どこから見てもいい男 
ダンディでセクシーで渋い どう見ても上物

そして なんとも美しすぎるイタリアの街並みが凄く豪華!

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シンプルなストーリーだけど しっかりお金がかかってて
(かつ無駄遣いしてない) 女優陣も適材適所に散りばめられていて
なかなか面白かった!  詳しく:Garbo

ダニエル・デイ=ルイスは イタリア人の映画監督だけど
英国で教育を受けて フランスに家を持ち 
伊仏ハーフの元女優の妻がいるという役
名だたる監督でありながら マンマミズモで
さほど敬虔でない一応カトリックなイタリア男

なので 英語をしゃべっても 彼の場合 さほど違和感ないし
イギリス人の彼のイタリアの街や空気への溶け込み度も十分! 
スーツが似合う度一二を競う イギリス男かイタリア男な
そういう共通項もあるし 演技上手くて ダンディな男は
どこへ行ってもOKなんである かつ品がいい 歌も上手い

そして 女優陣一言感想

ペネロペ・クルス 姐さん もういつでもどこでも ラテンパワー大炸裂!
            愛人役がピッタリのキャラなんだなー 
            女版ラテンラヴァーという領域にすっかり入った感じ 

ジュディ・デンチ いくら007の上司とはいえ かなり分が悪いかと
           思いきや ストーリーテラー的役目 歌も迫力あったし 
           前髪ぱっつんのショートボブイケてました

ファーギー あの体格?からか もうこれまた迫力満点 猛獣みたいでした
        ”イタリア男”の歌のシーン 歌は本業ゆえ 上手さにあの迫力
        砂がバンバン跳ね上がるのが斬新だった!

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マリオン・コティヤール 妻役で控え目に見えて これまた超達者な
               フレンチコケティッシュ 彼女の歌のシーンは圧巻!!!
               歌は上手いし 演技は達者だしで その引き込まれ具合
               ハンパじゃありません いやー彼女は本当に上手い!
               エディット・ピアフも見ないとな~とつくづく思いました
               同じく演技達者なダニエルとのシーンも見もの!

ソフィア・ローレン 去年のアカデミー賞での仁王立ちが忘れられない大御所
            マンマはいいとして 手入れしすぎて なんかこう顔が
            オカマみたいに見えたんですが! 失礼でしょうが~

ケイト・ハドソン 出てる中で個人的高感度がもともと一番高い彼女!
           (ブログ時代になって 何故かUPできてないけど  
            私はケイト凄く好きなんですよー!
            あの頃ペニー・レインと は 映画も彼女も最高!)
           ちょっとアゴのラインがもたついてたものの 
           彼女の歌のシーン 最高でした! 

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           私が 彼女位の年までで (笑) 
           パツキン いや ブロンド外人だったら
           絶対あの服着て 踊るな!と言われても
           あんな風に髪なびかせて歌って踊りたいー! 

           彼女の”Cinema Italiano" シーンもMVみたいで
           お洒落だし 曲も好き好き大好きー! 
           曲としてもこの曲が一番好み ケイトの歌も上手い
           速攻で ITunesで この曲買いましたもんー!(笑)  

ニコール・キッドマン 相変わらずバービー人形みたいな凄いスタイルなんだけど
              いかにもニコール的役でした 私の大・大・大好きな映画
              ムーラン・ルージュとかと比べるとかなり地味だったかな~
              彼女の歌のシーン 不覚にも居眠りしてしまいました
              しかし なんかこう顔が硬いよねー やっぱり

ミュージカルって どうも好き嫌いがはっきり分かれるけど
この映画は ほどよくミュージカル ほどよく映画
映画作りとは・・・という部分も描かれていたので
歌って踊るのを見るの好きで 映画も好きって人
(って私!)には ピッタリでした

これは映画館で見ておいた方がいいですよー! 
多分 家で見ると地味に見えるかも・・・

あとは これだけイタリア!イタリア!と連呼して
美しいイタリアで撮っときながら 英語がやっぱり
違和感ありありで イタリア語映画だったらよかったよなーと・・・ 
何でここで英語?というのは 頻繁に感じました

ダニエルのいい男ぶり マリオンの圧巻歌シーン 
個人的に好き好きケイトの歌 など 見どころはしっかりでした
でも シンプルで渋いとこも 押し付けがましくなくて よかったなー

アンソニー・ミンゲラに捧ぐ・・・にも しんみりでした
 (脚本も担当してたのねー)

今日の映画:80点

というわけで 最後に 
Cinema Italiano / Kate Hudson / YouTube
 (本当は貼りたいけど 貼れないので!)
本当にこの曲もケイトもサイコー!大好き!
映画見てから この曲 超ヘビロテ状態でして
ホーンセクションとパーカッションがしっかり効いた
ブラジリアンなremixも凄くいい感じ! 
途中でちゃんと ”チネマ” とも言ってるしね(笑)

エンドクレジットの 
Alfa Romeo, Fiat, Lanciaもいかにもー
 
サントラのレーベル ゲフィンのマークにも懐かしー!
昔よくゲフィンのアルバム買ってましたもん・・・
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by acine | 2010-03-24 23:19 | Estados Unidos 米映画 | Comments(23)
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年末辺りから すっかりRainにイカれてしまってる私

丁度 日本公開されてるものの 
縮小ロードショーのため 東京か大阪(今週末~)でしか
今んとこ見れなくて 4月になったら見れるかも?だけど 
今は年度末だし すぐに見るのは無理

丁度 時を同じくして アメリカでは 3/16にDVD発売
えーい! これは買ってしまえ~! 早く見たい!
で Amazon.USA に 3/14注文 3/16発送 3/18到着と 
とても国外(アリゾナ)から届いたとは思えないスピード!
すごいな~と素直に感心しました
 
こんなことしたの ダニエル・クレイグの未公開映画の
DVDを HMV.UKから 取り寄せて以来・・・
こんなこといつもは滅多にしないんですがー(笑)

DVD本体より 送料の方が高くついたけど 
このスピードで 計4.000円弱は全然OK!という感じ
 ↓ ウチにやってきたDVD そして Rain@ライゾー ↓

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話それましたが 早速見てみました
詳しく:シネマ・トゥデイ

普段だったら 全然興味のないジャンルだし
どうせ トンデモ東洋映画だろう ケッ! って感じ 
間違いなしなんだけど Rainが主役となると 話は別(笑)
話がどうであろうと とりあえず 見なくっちゃー!

言語、字幕とも 英語、フランス語、スペイン語の設定ありで
でも生声聞かないと意味ないし スペイン語字幕にも
心惹かれたけど まずは英語&英語字幕にて・・・

正直 全然真面目に 字幕なんか追ってません(笑)

西洋人が作った 東洋趣味映画なので 
予想通り 東洋人 そして 忍者の本場である日本人が見ても
別にこの映画はストーリーなんて 真面目に見る映画じゃない
というのは 冒頭の大阪のヤクザクラブ?を舞台にした 
もうアクションを通り越して 笑うにも とても笑えないような 
スプラッタームービー的展開からして わかるってもんですね
 
Rain&彼のアクションを中心に見ていきましたが・・・

あとは 単なる 感想を羅列していきますねー

舞台はベルリン
そして一体どこにあるのか ニンジャ養成組織
 (どうもベルリンにあるらしい・笑!)

ここのニンジャ・マスターがショー・コスギ 
んもぅ この人がもの凄いジャパニーズ・イングリッシュなので
聞きやすいといえば 聞きやすいけど Rainとタイマン張る位
出てるので 終始 妙に気になってしまうんだなー

しかも東洋人ばっかりでも 皆英語喋ってるし・・・!

しかし この映画見てると 忍者って一体何だっけ?!
忍者の定義ってもんが もうまったくわからなくなってくる・・・(笑)

そーいえば 忍者って一体何なのか? 
日本人もほとんど知らないんでは?!と 今更ながら思いました

なので Rainは見たいけど 忍者役は日本人がやるもんでしょと
思ってたけど こんな西洋人の趣味世界だったら
何でもありなので 別に日本人役者ににこだわることも
別に何もないなーと 妙に納得できてしまう感じ 

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そして 思えば Rainみたいに 長身(185cm)で いい体格して
身体絞って かつ鍛え上げて ここまでアクションできて 
英語の台詞もOK そんな人材 日本にいるだろうか? と思うと 
まー 別に日本人にこだわる必要はないんじゃないかと・・・ 

なので 西洋人の東洋趣味混同なりキャスティングは 
この作品に関しては 確かに正しい選択かもなーと納得しました

で Rain は 東洋人=ストレートヘアなのか
センター分けの たまにデコ全開で登場
(よく彼これでOKしたな~)

ほとんど killing machine と化してるし
他の人は律儀に忍者の恰好してるのに
何故か 彼は半分以上のシーン 上半身裸 
ま 彼のあの凄い身体自体も見せ場なので 
これは 間違いなく 正解なんだけど!

まー しかし よくもこんな身体を作り上げてるなー
体を物凄く絞ってるのに あの胸板の厚さは凄い!
しかも アクション俳優でもないのに ここまで流れるよう
かつキレがいいなんて・・・・!と 素直に感心

本業歌手での 凄いダンサーぶり同様 
(ダンサーとしても 彼は物凄く資質は高いと思う)  
身体能力の高さと あの芸術的なまでの美しい身体を余すとこなく 
この映画のアクションシーンに生かしてるという感じ

複雑で緻密な振付で踊ってる普段のダンスと一緒で
この辺の流れを習得するのも早くて きっと筋がいいんだと思う
ダンサーならではの 流れるような動きとキレ
本職のアクションスター並みに動ける人ねーと惚れ惚れ
 *パフォーマーRainはこっちの下の方 & この下のmore ご覧を・・・!

しかし ストーリー自体があぁなので もっとシンプルに 
彼のアクションを生かせる場面がもっとあればなーと・・・
あと 贅沢を言えば もう少し止めやタメの部分もあったら
よかったかな いったん動き始めると 絶え間なく動いてる
感じだったので・・・ これは演出の問題だけど

とにかく 夜のシーンが多いので ちょっと見にくくて 
血が飛び散る飛び散る!何でもかんでも切断されるわ 
炎は燃えさかってるわ えらいことになってて・・・
Rain本人も終始 血みどろ 傷だらけ (あの○パックリは
ホラーみたいだった!) ススだらけ のえらい状態でして 
もっとシンプルなアクションシーンが見たいなー と思いました
  ↓ トレーニング中 普段の彼はこんなにつるんと綺麗なのにねー 

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そして 物凄いジャパニーズ・イングリッシュな師匠と比べて
彼の台詞はイケてました あの特徴のある低い声で
じっくりと喋る台詞が思慮深くて かつセクシーでとてもいい

今回は演技というよりアクション 身体能力を極限まで試される映画
なので あのドラマとかで見る 荒削りで本能的で繊細な演技は
(ホントに彼のドラマ&彼の演技に外れはないのよー!と力説)
あまり見れないのが残念だけど 静けさをまとった 不敵で 
クールで かつ熱いアクションはこの映画には合ってたと思う

なので 余計 相手役がどーにかならなかったのか?
と気になる 何で黒人女性がミカという名前なのか? 
ミカ、ミカと呼ばれる度に 妙に違和感が・・・! 

しかも 言っちゃ悪いけど このナオミ・ハリス
ちょっとブルドッグ系の顔で ススまみれになると 
もー男か女かわからんじゃん・・・!と 
名は日本人、姓はイタリア人っぽかったので だったらハーフの 
もっと可愛い人いるだろー?と思ったのは 私だけでしょーか?
もしくは 東洋人で可愛い人なら 一杯いるじゃないー?!

同じ東洋人と黒人女性を組ませるなら 
昔見たリンチェイ&今は亡きアリーヤのロミオ・マスト・ダイみたいに 
高感度高い女性を なんで持ってこないかなー?!
 (単に私はアリーヤが好きだった・・・というのもある)
(この映画 アリーヤも何曲か歌ってて 音楽もカッコよかったよなぁ・・・)
東洋人が監督したら あんなミカは持ってこないでしょ

というわけで Rainは大奮闘してたけど
同じアクションするなら 東洋人監督の本格派アクション
 (カンフー系でも 即使えるでしょー この人は)とか
同じハリウッドなら現代もんアクションに出て欲しいと思いました

と思いつつ 人間臭い演技するRainの方が本当は好きな私でした

今日の映画:75点

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Rain ニューアルバムのビジュアル
最初は誰か落書きしたのか?と思ってたら
そういうメイクだったよう(笑) だけど驚いたー!
謎のニンジャやってた人とは同じ人とは思えない
大きい方が綺麗なので ついついUP(笑)
そうかー こういう路線もありなのね センスいいかも

Rain’s Performance いいよー!
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by acine | 2010-03-19 23:09 | Estados Unidos 米映画 | Comments(12)
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とにかく早く見たかったこの映画

アカデミー賞受賞も 十二分に納得!の力のこもった 
全編通じての緊張感と程良いヒューマニズム いい映画でした!

詳しく:eiga.com

戦時下のバクダッドでの
米国の特殊部隊爆発物処理班の日常を描いたもの

常に死と隣り合わせな職場

そこに爆弾がある 

人間爆弾(本当に恐ろしい!)がある

爆発現場の検証に行く

そんな場所へ 毎日毎日出向き 
ひたすら爆発物を処理する男たち

解隊まであと何日 とテロップが流れ 
その日の仕事ぶりが映し出されるわけだけど
その処理の現場が これがもう臨場感たっぷりで 
まるでドキュメントを見ているような錯覚にとらわれる

いつ命を失うかわからない状況で 真剣勝負の男たち

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そんな仕事の現場を見ていると 
自分がいつまばたきをしたのか? 息をしてたのか?
もう全然覚えがないほど ぐーっとスクリーンに引き込まれる

そんな現場を見つつ思うことは・・・

よその国に こんなズカズカ踏みこんで 我が物顔で道を通り
一般の人たちにまで銃を向ける権利なんて あるのものなのか?
そんなことが許されていいものなのか?

だけども 彼らは仕事としてここへ来ているわけで
彼ら個人には罪はない・・・

そう思うと 

一体 何のために この人たちは働いているのか?

自分がそんな仕事をしていたら 

何のために 自分はこんなことをしているのか?と
思わないんだろうか・・・?

全神経が画面に吸い込まれながら
そんな考えがグルグルと頭を巡っていく・・・

一瞬にして 身体は吹き飛び あとかたさえ残らない
そんな爆弾をしかけないといけなかった理由は一体何なのか?

自分は そんな感じで 堂々巡りをするまま・・・

そしてスクリーンの男たちは 時には行きすぎ 
時には感情移入をしすぎたり 仲間同士でぶつかったりする
男たちの日常を見ていると とても普通の神経では
やっていけない仕事だと思う・・・

エンディング近く まだ独身の隊員が 
初めて息子が欲しいと思ったと語るシーン

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そして リーダーのジェームズは (この仕事に対して)
俺は何も考えてない (任務を遂行するだけ) と答える

イラクの人にとっても 現地で働く部隊にとっても
何でこんな状況が起こったのか?

不条理に思わず 無心で向かわないと 
とてもこんな仕事は出来ないんだろうなぁ・・・と感じた

一般日本人にはなかなか想像しがたい世界
そして その苛酷な仕事の内容 
そして 現地の人にとっての不条理
そして どんな状況に置かれようとも 人間は人間だ

そんな風に ある意味 こんなハードボイルドな題材を
スリリングに シンプルに ほどよくエモーショナルに
ヒューマンに描いた キャスリン・ビグロー監督の手腕
お見事!としか 言いようがない
時折流れる音楽がハードロックなのも彼女らしい

男の監督だからとか女の監督だからなんて全く関係ない
ただただシンプルに いい映画を撮る監督 という結論
シンプルながらその独特のテンションは 
映画を見た!という満足感に浸れる

今回 有名でない俳優をメインキャストに持ってきたのは大正解
先入観がないから まるでドキュメントを見てるように
彼らのことを見れるし 感情移入もある程度できるから・・・

ジェームズ役のジェレミー・レナーをはじめ 
メインキャスト3人共 地に足のついた演技で 凄くよかったし
意外なところで登場のレイフ・ファインズ!
(私はあの声と喋り方だけですぐわかった)
線の細いイメージあるけど 二の腕とかかなりのガッチリ体型で 
思いのほか この映画や砂漠に馴染んでた

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そして この人誰だっけ? 
ビリー・クラダップかな~? 違う?と思ってた
軍医はガイ・ピアースでした この人は端正だな~
未だに私は彼というと”プリシラ”のイメージが・・・!

*と思ってましたが どうもガイ・ピアースは
冒頭の人みたいでした じゃあ あの軍医って誰?!

それにしても 爆弾や人間爆弾に近づいて
遠隔操作されたら 即アウト! もう想像を絶する世界だと思った

今日の映画:85点

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あぁ!何て素敵なビグロー監督!@撮影中
私はすっかり彼女のファンになりました~ 
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by acine | 2010-03-11 22:51 | Estados Unidos 米映画 | Comments(17)
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先週見た Dr.パルナサスの鏡 とテイスト違えど
これもイマジネーションの塊のような映画でした

ただし ファンタジーと思いきや  
猟奇的サイコサスペンスでもある異色作

ファンタジー系(苦手分野)なので どうかな~?と思いつつ
大好きな映画 つぐない 〃 DVD で 凄く印象的だった
演技派美少女 シアーシャ・ローナンが主演だし
マーク・ウォルバーグ (も実は私は好き) が
父親役らしいので やっぱり見ておこうか~で見ました
詳しく:eiga.com

※以下 いくらかネタバレあり 

冒頭から 私は1973年に14歳で殺された・・・という
衝撃的な少女スージー・サーモンの言葉が繰り返される

家族仲良く 問題はない一家に育った少女が
何故殺されたのか? という辺りの描写から
サスペンスフルであり ミステリアス 

かつ 少女が今いる世界 天国でも現実でもない浮かばれない世界
そして 事件 事件後の家族 犯人の姿が 
お互いの姿は見えずとも あっちの世界とこっちの世界は紙一重で  
接近しつつ 離れつつ 観客だけが 全ての世界を垣間見る
ことが出来るので あぁ~!と思ったり やきもきさせられたり・・・

スージーが殺される理由なんて 本当に不条理で
不憫でたまらないので その多重構造に 一体どうなるのか?
あ~! そんな男についていってはダメよ!ダメ!と
もう ハラハラドキドキしながら 見てしまう
しかも スージーの行く末はわかってるので 余計辛い

この映画 ファンタジーの衣をまといつつ 
実は不条理な猟奇殺人(どこかチェイサーの世界とも共通する)
サイコサスペンス色も強いので えぇ~?!?と
そういう系に弱い人間(私)は ビビリながら見てました

が そんなネガティブな部分を救うのは

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スージーを演じる 透明感あふれる
シアーシャ・ローナンの無垢な顔つきと心
そして 何故自分はそんな目に合ってしまったのか?
これでは天国へは行けない・・・と思い悩む心がいたいけで 
何でこんな子が・・・と皆彼女に肩入れしたくなってしまう

シアーシャは ずいぶん大きくなってたけれど 
透明感と無垢さと達者な演技は変わらず・・・
真っ青なブルーの瞳が印象的 顔が細長いので
たまーに馬面に見える時がなきにしもあらず・・・なんだけど
このまま 美しく成長していってもらいたいものだと思う
演技が上手いのは間違いないので・・・
彼女の声も台詞廻しも凄く可愛いと思う

そして スージーの家族の姿もいい

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久しぶりのマーク・ウォルバーグの父親が凄く良かった
そっとしておいて欲しいという レイチェル・ワイズ演じる
母親とは対照的に パパっ子だった可愛い娘の無念を
晴らすべ く犯人を追いまくる父親が凄くハマっていた
行きすぎて あんな目に合うなんて・・・!

あの猿顔(褒め言葉!)にほどよくフェロモン漂い
父性も溢れるマークの父親 かなり良かった!
マーキー・マークの頃から知ってるので 
こんなティーンエイジャーの父親を演じるように
なったんだなぁ・・・と 時の流れを感じる
しかし ティーンエイジャーの娘から見て
あんなカッコいいお父さんいたら最高!だろうな~

そして やはり欧州的雰囲気漂う レイチェルも手堅く
 (マリオン・コティヤールとも似てると思った)
彼女の母親役で現れる 派手目なスーザン・サランドン
この映画 意外と豪華な顔触れなんである・・・
個人的には 後半大活躍した妹役の彼女も凄く良かったと思う
しかし・・・ あの証拠は結局 何にもならなかったのが悲しい

天国でも現実でもない世界から 皆を眺めるスージーが
不憫で そしてあの現場・・・を想像すると 
なんとも陰鬱になってしまいがちなこの映画なんだけども・・・

弟が父親に ”そこにスージーがいたよ” と言うシーン

妹にBFができ キスする所を見て 妹に先を越された
嬉しいけど・・・と 涙を流すスージー

そして 殺された娘たちが 笑顔で現れて
皆で天国へ行こうというシーン

そのあたりのシーン 思わず・・・涙でした

それにしても あの犯人のスタンリー・トゥッチ
もう嫌らしいほど のらりくらりと気持ち悪く 淡々と仕事をこなし
本当に こ憎たらしくて マーク!あんな奴やっちまえ~!と思ったり 
何かに感づいた妹が 行動を起こすシーンにも
ハラハラドキドキしながら 見入ってしまってました

しかし 現実は悲しい・・・

ハリウッド映画にしては 珍しく エンディングが曖昧で
これで終わり?という感じで 救いもなかった感じだけど

パパっ子だったスージーの部屋に 母親が入ってくるシーン
父と娘の関係が凄くよかったので なんとなく母親不在っぽく
感じていたこの映画で 彼女もスージーのことを思うばかり
なかなか部屋に入れなかったんだな・・・と思ってほっとしました

デートするはずだった男の子とささやかな想いを遂げるシーン
(この黒目がちのこの子も良かった)

釈然としないものの 後味は悪くない

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見終わって 思い出すのは 
シアーシャの透明感と少女らしい愛らしさと戸惑い
この辺りでも 彼女を起用してからこその映画 という感じ

そして 彼女がいる世界・・・ 
冒頭にイマジネーションの塊と書いたけど

天国でも現実でもない世界なんて 誰も知らないわけで
しかも 普通に死んだのではなく 殺された人間・・・
しかも14歳で・・・ そんな人たちは どうしているのか・・・? 
そんな想像の世界を 垣間見れたのも不思議な感覚
そして 紙一重とはいえ 決してクロスすることのない 
あっちの世界とこっちの世界のもどかしさがよく描かれていたと思う

エンディングで えぇ~?音楽はブライアン・イーノだったんだ~!
と驚きました この辺も凄く豪華
こういう観念的世界とB・イーノ 合わないはずがない

かなり異色の映画だと思うけど 私は嫌いじゃないな~
予想以上に怖かったけど・・・!

あっちとこっちの世界は紙一重 

そして 突然殺されてしまった人間の魂の行方とは・・・?

こういう映画もアリだと思う

あと時代背景の70年代の雰囲気・ファッション
そのあたりもいい感じだった

今日の映画:78点

しかし この映画の公開前くらいから
シアーシャ・ローナンで検索して 来られる数が物凄いんですよ~
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by acine | 2010-02-10 00:41 | Estados Unidos 米映画 | Comments(14)
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スペインのセビリアが舞台 
ガエル・ガルシア・ベルナルが出る 
カメラがクリストファー・ドイル

見たい条件が揃っていたので ずっと見たいな~と
思ってましたが やっと見ることができました

ジム・ジャームッシュの映画なので 
雰囲気もんロードムーヴィーだろうなと思ってましたが・・・

ホントにその通り!

いわくありげな主人公に
いわくありげな登場人物が次々と現れ
”Habra español?” ”スペイン語喋れる?”で始まる会話
そして いつも交換する あるブツ
そして カフェでいつも主人公はエスプレッソを2セット注文する
そして 空にはヘリコプターが飛んでいる・・・

舞台は(多分)パリの空港 そしてマドリッド セビリアへと
詳しく:eiga.com

とにかく 主人公のイザック・ド・バンコレの存在感が強烈!!!
この男の顔つきと佇まいだけで この映画は持っている

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表情を一切変えず にこりともせず 強面で 淡々と仕事をこなすだけ

何故かマドリッドの部屋に延々現れる 全裸ねーちゃんの
あらゆる誘惑にも目をくれず (いやちょっと反応してたか・笑)
ひたすらカフェで次なる指示を待ち ブツを延々と交換してゆく・・・

いわくありげなこの男の動きを 観客は延々 
緊張感を持って 時にはちょっと緩めて 眺めている
とにかく ひたすら そんな映画なのだ
 
この人 007 カジノ・ロワイヤルの冒頭のアフリカの奥地に居て
カジノ・ロワイヤルのjホテルで ル・シッフルとGFを襲い
階段でダニエル・ボンドと格闘していた人(だと思う)

映画としては 本当にシンプルな進行具合

終わってみれば 今回 このいわくありげな顔つきをした
強面のこのイザックを使って 空気の濃いスペインで 
こんな映画が撮りたかったんだろうな~という感想

セビリアはジャームッシュが世界で一番好きな街らしい
詳しく:white-screen
私も セビリアは大好きな街なので それはよくわかる!
でも 意外と セビリアは控えめで 
マドリッドの方が 時間的には多かったかもしれない

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しかも この監督の好みで 街の綺麗なところは余り写らず
小汚い落書きがあったり いかにもストリートテイストな
路地がメインなので 別にこれがスペインじゃなくっても
アメリカでもよかったんでは~?と思うけど 
スペイン独特のあの濃い空気感や乾燥感 カラっとして
かつ濃厚な太陽の光が やはりほどよく効いてたと思う

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そして 次々と出てくる人たちの中で 一番楽しみだった ガエルくん!
誰がどういう順番で出てくるか わからなかった中で
”メキシコ人”という アナウンスで おぉ~次!とすぐわかった(笑)
今回は どっちかというと いかがわしい系ガエル
おぉ~ガエルくんはちっこいけど やっぱりいいわ!
やっぱり凄く存在感があるし 目に力がとてもある
同じスペイン語圏の人なので 雰囲気も違和感ないし・・・
しかし 彼の喋るスペイン語は スペインのスペイン語とも
南米のスペイン語とも やっぱり違う独特のリズム感

そして 楽しみだった クリストファー・ドイルのカメラ
今回は 静かで凄味のあるイザックの存在感や
スペインの濃い街並みの中 けっこう大人しめで 
割とシンプルな感じだったような気がする
冒頭のシーンとか エレベーターの中とか 
狭い空間や室内での映し方とかは 彼らしいけれど
主張しすぎず・・・という感じだった 
ガス・ヴァン・サントの パラノイドパークの方が 
より 彼らしいカメラワークだったような気がする

というわけで この映画 なかなか文章にするのは難しい

久しぶりに こういうアート系ロードムーヴィー見たな~という感じで 
こういうジャンルでは 正統派かもしれません

いわゆるハリウッド映画とは正反対に位置する映画
家で見てたら 集中力切れるかもしれないけど
ま たまには こういうのもいいかなーという感じでした

今日の映画:75点

  どうも不完全燃焼だったので 

セビリア フォト!
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by acine | 2010-01-11 22:23 | Estados Unidos 米映画 | Comments(5)
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音楽ドキュメントに弱い私

とてもいいドキュメントらしいこの映画
しかも 昔好きだった HR&HM系バンドの話ではないの!

だけど 鋼鉄系の中でも 私はメロディアスなバンドが好みで 
どっちかというと HR寄りだったので アンヴィルは
バンドや顔は知ってても 縁がないバンドだった

しかし あの時代の長髪ミュージシャンには
とてもシンパシーを感じるので 絶対見ようと思ってまして

詳しく:BARKSニュース BARKSニュース 監督インタビュー

このドキュメント 日本とも縁が深い
日本でのフェスから始まり 日本で終わるこの映画

メタリカのラーズ・ウルリッヒ (メタリカは一度ライヴ見た事あり!)
ガンズのスラッシュのインタビューを織りまぜ
彼らはなぜメジャーになれなかったのか・・・という辺りから始まる

カナダのトロントで ヴォーカルのリップスは 
学校向けケータリング会社の運転手として働き
ドラムのロブは建築現場で働く・・・

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その日常の風景や普段の姿は 思ったより悲惨でなく
これが現実と受けとめ かえって清々しい位

そして そんな彼らを受け止め 静かに見守る家族たち

だけど 夢は諦めない・・・ 
50代になっても彼らは 地道にバンド活動を続け
(なんと30年!) そんな仕事の合間にステージに立つ
そして 自分たちの懐へは入ってこないけれど
ステージに立ちたい一心で ヨーロッパツアーにも出かける

今年見た映画 レスラーのミッキー・ロークの姿ともどこかカブる
(あの映画でもBGMは HR&HM系だった)

あれは映画だけど こっちは現実

もっと どこか悲壮感が漂ってるのかと思っていたら
意外にも 彼らは いい意味で淡々としていて ポジティブ

ポジティブで熱く陽気なリップス
そして 落ち着いて達観しているロブ

道を歩く二人の姿は 未だ10代の少年二人がツルんで
歩いているようで こういう男同士の関係はいいなぁ

”人生なんて短いんだ あっという間だよ”

”歳なんて 誰もが取るものさ”

”だからといって 今からでもロックスターを目指してもいいだろう”

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いい歳をして 未だに10代、20代のような 
ロック少年の心を持ち続けながら 現実を生きる彼らの姿は 
一部の家族から 現実を見てないと言われ それも確かに当っている

レコード会社からも 今の時代にフィットしてることも
契約の条件だと言われ 昔馴染みの有名プロデューサーに
コンタクトが取れ CD化する話が進んだものの 
それには200万必要だと言われ 途方にくれる・・・

確かに 現実を見てない馬鹿だとか
痛い奴らだと 言われてもしょうがない

だけど 50代だからと言って 
夢を持ち続けてはいけない バンドを続けちゃダメだと
いう理由はない それは個人の自由だと思う 

自分も含めて 歳とともに 自分の身の丈も限界も見えてきて
夢を持つのを諦めるどころか 現状維持が精一杯
現状維持に必死にならざるを得ないそんな大人が多い世の中で・・・

ひとときの名声を心の糧に 自分たちの実力を信じて
あえて そういう茨の道を選んだ彼らを大人げないと
他人は 非難する筋合いはないし 言われる筋合いもない

そして 好きなことをするためには
彼らはとてもシンプルな生活をしていたこと・・・
その潔さがとても印象に残った

もっとキワモノかと勝手に思ってたアンヴィル
音楽も意外にもしっかりしてたし 
人間的にも 魅力的な人たちだった

時と運とマネージメントに恵まれずにきたということ

こういうドキュメントは 人生や生き方の何か 
いろんなヒントが隠れているような気がする

立場がこんな風に180度かけ離れていても・・・

アンヴィルのメンバーがしてたように
自分も まずはシンプルな生活を心がけようっと

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そして 彼らのピュアな瞳と 清々しい顔つきもとても印象的だった

かつて ファンだった少年が 高校生の時に夏休み中 
彼らのローディをしながらツアーを一緒に回った
 (自分が男で そんな夏休みを過ごせたら最高!だと思う) 

そんなかつての少年は 今はスピルバーグ作品の脚本家となり・・・
数年前 メタリカを聞いていたら アンヴィルは今どうしてるんだろう? 
と思い出したところから このドキュメントは走り出し
そのかつてファンだった少年が今回の監督を務めた
そんなエピソードもすごくいい

そうして 時代は巡り 彼らは今もバンドを続けている・・・

見終わって なんとも清々しいドキュメント

やっぱり音楽っていいよな~ 
やっぱりミュージシャンっていいよな~ と改めて感じました

今日の映画:78点
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by acine | 2009-12-23 12:29 | Estados Unidos 米映画 | Comments(3)
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ジョニー@伝説の銀行強盗 
商業系だし どうかな~? でも クリスチャンも出るし・・・
俳優陣は鉄板だろうけど でも どうかな~?
半信半疑で 見てみました 詳しく:eiga.com

やっぱり 予想はある程度 当たってました

強盗たち 捜査官たち 男たちが着こなす
なんともダンディな帽子にスーツにコート
待ち受けた記者たちの服装の色合いまで 
黒、グレー、紺、茶と グラデーション分けしてる
ちょっとあざとさまで感じるその辺の細やかさ

そして 当時のアメリカの富を表してる 素晴らしい建物
ホテル並みの豪華絢爛な銀行の内装 
電話してる窓の外に写る建物の外観
捜査室?の照明や内装のアールデコな雰囲気
そして クラシックカーの数々

恰好よく着こなした(場合に限るけど)スーツフェチ
そして 建築物&インテリアフェチには 
それだけで十分見がいがある そんなパートたち
(しかし 建築物&インテリアの構図はちょっと甘い
 もっとカッコよく美しく鋭く映せるはず・・・)

そして 商業系映画とはいえ いつもながら
ジョニーの演技に抜かりなんて 何一つない

他の俳優が口にすれば 歯が浮きまくってしまいそうな
女への口説き文句も バシっと決めたジョニーが
口にするだけで もうもう決まること! ハマりすぎ!
うわ~ まるで映画みたい・・・!な世界でね
って 実際 映画なんだけどね~(笑) 

自分でそう思って かなり可笑しかったけど(笑) 
映画見てる最中に 映画みたい・・・と思う映画も
滅多にないかも・・・ 

ジョニーはモダン系に見えるけど
こういう往年の銀幕のスター系の香りも持ち合わせてると思う
やっぱり華があるんだよな~ 向かって左からの横顔は完璧! 
やっぱり素晴らしく男前だと今回思った お肌は年齢相応に
なったな~と思うものの 程良い若さと 程良い渋さが同居している

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相手役のフレンチ マリオン・コティヤールも
欧州女優がよく似合うジョニーの相手役にはピッタリ
コケティッシュで大人な雰囲気で・・・
スタイル抜群なので ドレス姿の似合うこと!

そして この人も忘れちゃいけません
銀行強盗ジョニーを追う捜査官に クリスチャン・ベイル

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これまた あの何を着ても絵になるスタイリッシュ・ジョニーに負けない
正統派スーツスタイルに関しては勝ってそうなクリスチャン
これまた(恰好よく着こなした場合の)スーツフェチにはたまりません
(個人的には NO.1はダニエル・クレイグ 僅差でクリスチャン
 やっぱり ああいうノーブルな衣装はイギリス人の着こなしが抜群にいい
 ファッショニスタ・ジョニーの普段の恰好もとても好みだけど・・・! )

いつもながら 地味~だけど 演技も手堅くまとめてて 
ストイックなあの地味さが私は最近は好きかも 
ダークな声とあのくぐもった喋り方もとても好み

そして この映画 その他にも けっこう有名どころも(過去の有名どころ)も多く 
ビリー・クラダップ(好きなのに 全然気がつかなかった!)
スティーブン・ドーフ(久しぶりに見たかも この人も全然気がつかなかった!)
デヴィッド・ウエンハム ジョバンニ・リビシ リーリー・ソビエスキー etc

と ここまでは まぁ 好意的な感想

しかし こういうクライムものにしては肝心の 
銀行強盗シーンや 銃でバンバン撃ち合うシーンが
どうも面白くない これでもかと派手にぶっ放すものの
ほとんどハラハラもドキドキもしない スリリングさも感じない

パブリック・エネミーとか 伝説の強盗と言われる割には 
ジョニーの役の背景がきちんと描かれておらず 
護送される時に 沿道の一般市民に急に手を振らせてもねぇ・・・

せっかく独特の持ち味のジョニーが演じるなら 
寓話的な描き方もできたんでは?と思う
それまで知らなかった実在の人物を ほぉ~そうだったのかと
思わせる描き方できないと こういう映画では致命傷
いくらジョニーの魅力と演技がバッチリでもそういう+aがないと厳しい

中途半端にマリオンとの恋愛パートを入れてしまったからのような気もする
もちろん 二人はそれなりにとっても魅力的なんだけど・・・
二人が恋に落ちる過程もかなり強引 だけどジョニーもマリオンも
プロなので その強引な口説き過程も楽しめるわけなんだけど・・・

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そして ジョニーとクリスチャンの絡みも けっこうあっさりしていて
せっかく二人がいい演技をしてるのに 男同士のヒリヒリした関係も
突き放した部分も描き切れてなくて 勿体ない感じ
この辺は 商業系映画の限界なのかな~?

これは他の俳優さんたちにも言えてて 皆いい演技をしてるのに
核であるはずの物語にひっぱる力がどうもなくて
さらーっと進んでいくので 観客は単なる傍観者になってしまう
衣装やインテリアに力入れるのもいいけど 肝心の本筋がこうでは 
俳優陣の演技が台無しになってしまう・・・という感じ

こういうノワール スケールは小さいかもしれないけど
アジアのノワールものの方が ぐっと吸引力あるし魅せる

資金かけて 演技派のいい俳優使って 
作ればいい映画ができるか? というと 
決してそうではない・・・という 見本のような感じ

ジョニーやクリスチャンが好き ダンディな美しい衣装や
建築物・インテリアが見たいなら 損はしないと思うけど
せっかく 忙しい中 時間作って行ったのに
正直 1年後にWOWOWで よかったかな~という感じで
俳優陣は各々ちゃんと仕事してただけに勿体ない映画でした

ジョニーの映画選び 商業系でも もっといい映画もあると思うんだけどなぁ

今日の映画:68点
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by acine | 2009-12-15 23:41 | Estados Unidos 米映画 | Comments(10)
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1週間もたたない間に 2回目観賞! *1回目

妙に尾を引く映画で 見た人とあれこれ語るのがたまらない

この映画を見てよかったと思うのが

マイケルを誤解したままで終わらなくてよかった・・・ということ

それほど このリハーサル風景は素晴らしすぎる!!!

これはいち洋楽ファンとして ひたすら素直にそう感じる

驚きと興奮 とにかく 夢中で見た1回目と比べると 
じっくりと構えつつ 興奮を隠しきれず またまた見入ってしまった

あの素晴らしい(としか言いようのない)リハーサルを
見聞きしていると 晴れの本番を迎えられなかった
マイケル、ミュージシャン、ダンサー、スタッフたちの
無念さやその想いが計り知れなくて 熱くて 切ない
 
目に見えないはずの各人の熱意や想いが 
このドキュメントには 余りにも充満していて 
そして 静かにしっかりと漂っていて 
あの何とも言えない空気感が このドキュメントを
特別なものにしているんだと思う

とても50歳には見えないマイケルは今日もソウルフルだった

黒人の割に線の細い歌い方をするな~と思っていたけれど
じっくり聞いてると とてもゴスペルっぽいというか 
根っこの部分が垣間見れたようで 歌唱力も凄くある
単に歌手として見ても とても才能がある人だと思った

彼の才能 イキのいいダンサーズ オリアンティちゃん
熟練のバンドマンたち Voのジュディス(日米ハーフらしい
彼女がこのステージに立ってるのも嬉しい) 
バックヴォーカルの面々 本当にいいチームだ
それを陰で支えるスタッフたちも・・・!

今回はエンドロール3曲 静かに涙が頬を伝いっぱなしだった

見るのに力を入れてしまうのに (でもよいエネルギー) 
不思議と何故か浄化された気持ちになる

多くは申しません

見て損はない とにかく見てみてください

今日の映画:81点



そして 映画で初めて聞いた曲だけど 
とても美しい曲だなぁ・・・と思った Earth Song / Youtube
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by acine | 2009-11-14 18:55 | Estados Unidos 米映画 | Comments(11)