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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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カテゴリ:Sudamerica  南米映画( 16 )

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ネタバレちょっとあり

メキシコ・シティで5人に1人が見たという 
バイオレントでブラックなメキシコ映画
B級感がプンプン漂う ラテンの濃さ&単純さも特徴
笑ってる人多かったけど 私はどうも笑うに笑えなかったかな

このノリ 不思議と香港映画の濃さや 
香港人にしかウケない部分に 似てたような気がする?!
広東語とスペイン語の勢い&ノリって似てるし・・・

監督は アレハンドロ・ロサノ 
監督デビュー作というのが伺えるような
やりたいことを詰め込んで 突っ走ったけどどうよ? 
意外にけっこう練れてるだろ~? でもラストはこれでいいかー!的な
まさに勢いだけで作った映画の様子・・・(笑)

原題は ”カボスを殺しているところ” という意味
街の有力者であり 有無を言わさぬ暴力男 ジャック・カボスと
カボスに成りすました男が 誘拐されて てんやわんやの一夜を描いたもの
往年の名覆面レスラーやら 背の低い伝説の怪力男まで
何でもあり ごった煮的なのが メキシコらしい(笑)

あまりにも間の悪い&間のよすぎる偶然が あちこちで起こり
キャストたちも絡みあっていく展開は痛快で なかなか面白い
でも ちょっとやりすぎじゃないの?!
ファンタジーもやりすぎじゃない?!
なんて部分も多く その辺はつい冷静に見てしまう 
バイオレンスが苦手な人にもきついかな ←私も!
この監督 タランティーノが好きなんだろうなぁというのがミエミエ
(私タランティーノは苦手だけど キル・ビルシリーズはハマった!)

でも キャストたちの濃さ 言葉の悪さ 顔つき
ガエル映画でもおなじみのメキシコ・スペイン語のイケナイ単語(笑)が
しょっちゅう出てきたりして ラテン世界に興味ある人や
スペイン語を勉強してる人には面白いかも・・・

まぁ たまにはこんな映画で メキシコ気分に浸るのも悪くはないかな?
荒削りだけど勢いはある 詰めてたのに ラスト投げやり
人によって ハマれる人とダメな人に分かれると思うけど
ラテンものに興味のある人は まぁ見てみる?って感じかな
私は・・・微妙だな(笑)

今日の映画 70点

どうでもいいことだけど・・・
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by acine | 2006-09-02 20:57 | Sudamerica  南米映画 | Comments(2)
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気に入った映画はリピーターと化す私
今年2回目のリピーター映画! *1回目はジョージ・マイケル
また見たくてウズウズして 行ってしまいました

シンプルな作りのドキュメントに
ブラジル人の持つGINGAの威力を またまざまざと見せてもらった
貧しくとも 自分の思いに向かって 肩肘張らずに頑張れる素
どんな状況にあろうとも 持てる楽しみは持とうじゃないか
というピュアな喜び を見せてもらった感じ

動き回る姿 人間の体って美しい
人間って こんなポテンシャルを秘めてるんだな
生き生きとした瞳 そんな彼らが何とも頼もしく眩しく見える
悲しいかな 盆踊り日本人な私
今の日本&日本人がいくらお金を積んでも買えない
手に入れられないものが そこにある感じ
信じる・見守る家族の姿も またよいのだ

映画好き (特に単館系、アート系、ブラジルもの好き)
サッカー好き (する人、見る人、熱心なファン、いんちきファン→私) 
スポーツ好き (すべてのジャンル ↑と同じく)
音楽好き (ブラジリアン、ラテン、ワールド系)
映像好き (カッコいい、リアル、美しい)
ドキュメント好き 男前が好き(カポエイラの先生:花◎!)
など この中でどれか一つでも 好きなものがある人には おすすめ

映像・音楽・キャスト どれか一つずつ取っても それぞれクオリティ高い
その総合力や・・・すごい魅力 すごい威力でした

GINGAの威力 GINGAのDNA 恐るべし・・・ですな
超絶身体能力&テクニック&リズム感には
他国人・・・ ほんと勝ち目ありません
なのに 成功する人は一握り すごい国ですな まったく

点1点上げます 今日の映画:83点
今年のマイベスト3に確実に入りそうな予感

サントラもますます欲しくなった ガンガンかけて車へ乗りたい気分!
こういうテンション上げ系 自然にアドレナリン放出系
たまには聞かなくてはー! *うほほ!ついに買ってしまったぞ!
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by acine | 2006-07-29 00:25 | Sudamerica  南米映画 | Comments(0)
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GINGA とは ポルトガル語で揺れるという意味で

狭義では、フットボールにおけるフェイント時の足さばきのこと
あるいはカポエイラの基本動作 

広義では、ブラジル人特有のしなやかで
リズム感のある身体性そのものから心の拠り所と
しての象徴的な言葉に使用されているらしい

ブラジル人は「GINGA」を持っている、という事実に尽きる

以上・・・ GINGA 公式ブログ よりの引用


その名の通り はぁ~!なーんて凄いんだ!
とそこで見てた人は まず間違いなくそう思ったに違いない

素晴らしい足技 躍動する肉体 凄い身体能力 あのリズム 
ボールを蹴る楽しさ 真剣な目 純粋な瞳 
ボールと肉体が こともなげにシンクロする瞬間が凄い

道路 部屋 貧民街のコート 荒れたコート 砂浜 船の上(!)
ちょっとでもスペースがあれば どこでも誰でもボールを蹴り始める 
厳しくも雄大で美しいブラジルの風景・社会と
彼らの技と肉体の素晴らしさと美しさに
とにもかくにも感嘆するしか術がないドキュメント

ブラジル各地に生息する
ストリートサッカー ビーチサッカー プロを目指す者
片足の青年 アマゾンの奥地 カポェイラの指導者
リフティングのブラジル記録を持ってる少女 
プロ選手(ロビーニョ) プロフットサル選手(ファルカン)
などの姿を リアルに生き生きと追う

ロック&ダンスフレイバーでガンガンと
終始リズムよく流れるブラジル音楽にのって
 *このサントラかなり欲しい! テンション上げる時によさそう
プロデューサーがフェルナンド・メイレレスらしい 
テンポいいリアルな映像が カッコよく美しい  好み!
 *フェルナンド・メイレレス監督作:ナイロビの蜂

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映画内で
”ブラジル人は母親のお腹にいる時からキックしている”
”ブラジル人はみんなサッカーが上手い” なんて語られるけど 
ははーその通りでございます!・・・とひれ伏すしかない

いんちきサッカーファンの私が見ても
その辺でストリートサッカーをしてる人 貧民街のコートで
裸足をサッカーしてる人 子供 女の子 ビーチの人たち 片足の人
きっとブラジルサッカー界の底辺にいるような人たちでも
余りにも凄い! 恐ろしいまでの層の厚さというか国技ですな
日本代表でここまで出来る人いる?いないでしょ?!
悪いけど ゴールの主人公より 100倍くらい上手いと思う(笑)

彼らの持って生まれたリズム・肉体・DNAは余りにも違う 違いすぎる!
せいぜい盆踊りくらいのリズムくらいしか持ち合わせてないだろう
日本人から見ると 驚異の世界 というか 別の惑星の出来事のようにさえ思える

こういう肉体とリズムが自然に神々しく一体化してる
彼らの動きを見ていると 来世は一度ブラジル人に生まれてみて
あのリズムや身体能力を体験してみたいなぁ・・・なんて
ちらっと思ったりして・・・また来世の目標が一つ増えたかも(笑)

こんな国に勝とうなんて 100年も200年も早いわ・・・と
W杯が終わった今 この映画を見るとそれがよ~くわかる
ジーコの戦法は こういう人たち対象にこそ生きてくる
それを盆踊り日本人にやらせようってのはやっぱり無理よね

はぁー!ほんとに凄いわ! とまた感嘆して おしまい
いやー面白かった!!!

今日の映画 82点  2回目感想

カポエイラも本当に凄いね 神業としか思えない
カンフーと戦つとどっちが強いんだろ?
形と道と技 神業的な動きに共通するものがありそう 
”カポエイラVSカンフー最後の決戦” 
なんて映画があれば 絶対見るのにー!
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by acine | 2006-07-26 23:33 | Sudamerica  南米映画 | Comments(0)
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昔 ヒットした ダーティ・ダンシング2という位置づけのダンス映画
舞台はキューバで 主役の相手役が ガエルと並ぶメキシコの星
ディエゴ・ルナということで ラテン色がぐっと強くなった

今回はきっとストーリーの読める映画なので(当たり!)
気楽にラテン気分・ラテン音楽・ハバナの街を楽しむのが目的
音楽は英語の曲が多いのが残念だけど やっぱりラテン音楽は熱くて濃くていい
聞いてるだけで 体温が1、2度くらい上がりそう!
サントラ試聴:HMV Dirty Dancing - Havana Nights
お気に入りは 7 ”リプレゼント・キューバ”

50年代のキューバのハバナが舞台
一種特権階級のアメリカ人の姿が描かれていて
父親の仕事でやってきた主役のケイティもゴージャスなホテル住まい
気が進まないハバナ暮らしで ディエゴ扮するハビエルと知り合い
ダンスと恋に目覚めていく・・・ という予定調和内でストーリーは進む
今時珍しいくらい 古典的青春ダンスもの!

ディエゴは ほろ苦いロードムーヴィー 天国の口、終りの楽園。 サントラも最高!
より大人になっていて 今回とっても魅力的だった!
浅黒い肌に 甘い少年っぽさを残した ほどよく濃いラテン男
しかもダンスも上手い 愛情表現も甘い 粋
つるりんとした白人同級生より そりゃ~ヒロインだって惚れますわ
ガエルと並んで ディエゴも 個人的メキシコの星に入れました

そして・・・一緒に見た3人とも同じ意見だったのが
ケイティ役のロモーラ・ガライが大柄で大味だったこと!
ディエゴがひょろっとして浅黒い肌に対し いかにも北方系白人のルックス&体つき
味わいのあるハバナの街にも 思いっきり浮いてる アナタホントに浮いてますよ!
それが狙いだったのかしらん?

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ダンスシーンは本職ではないので ご愛嬌な部分もあったけど
かなり猛練習した結果は出てるのでは?
結局 サルサなのか 社交ダンスなのか レゲトンなのか
ダンスに詳しくない私には 判別不可能でした

ラテン系ディエゴのダンスは さすがにリズム感よくてなかなかOK
ただ・・・ケイティちゃん大味なのよねぇ 大柄なのよねぇ
セクシーなドレス姿も何だか大味なのよねぇ ○牛っぽい

ダンス踊る役なら もっと体絞ろうよと思ったのは私だけじゃないはず 発育よすぎ
小柄でパンチあるラテン美女の方が ディエゴには似合いそう 
きっとその方が日本人好みでもある感じ 

1のパトリック・スウェイジがダンス教師役で出てるのはご愛嬌!
彼のダンスはとってもメリハリきいて上手い 姿勢も綺麗 

というわけで 単に楽しむ映画として見れば OK!
公式HP たまには何も考えずに見る映画もいいもんです

ただ・・・太陽あふれて 華麗なスペイン風の街並み 独特のさびれ感
打ちつける荒い波 なんとも味のあるハバナの街が舞台なので
もっと渋い ラテン的な陰影のある 枯れて熟成された味の映画が見たいな 
英語じゃなくて スペイン語が聞きたいな
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ  が無性に見たくなり
サントラIbrahim Ferrer のアルバムを帰ったら聞きたい!
いつかハバナへ行ってみたいな~とも思った夜でした

今日の映画 75点
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by acine | 2005-09-28 23:43 | Sudamerica  南米映画 | Comments(10)
2005/01/11
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荒涼とした赤茶けたブラジルの大地
反対に抜けるような青い空
風になびく 血に染まったシャツ
くるくる回るサーカスの娘
大きな樹のブランコ・・・
印象的な風景が画面一杯に広がる

”セントラル・ステーション”と
”モーターサイクル・ダイアリーズ”の間に作られた
ウォルター・サレス監督の作品
今までの映画同様 南米が舞台の大変まじめな作りの映画
どれだけそれに真剣に向き合うかで入り込めるか
そうでないかが別れる映画かもしれない

1日中さとうきび農場で働く一家
貧困の中 厳しく楽しみも全くない生活は 見てるだけで息がつまる
そんな生活の中での 隣家との憎しみ 血で血を洗う抗争
主人公の恋 兄弟の絆 親子の絆 ・・・
静かな描写の中に 時にエモーショナルな場面もはさむ
淡々と進むし 重めのテーマなのでエネルギーが必要
ラストシーンは 心が洗われるようでまだ救いがあった
静かだけど 心が痛む映画 
個人的には淡々と話が進むので
もう少し変化が欲しいかなと思ったけど
たまにはこんな文芸タッチも悪くない

弟役の子がとってもいい演技だった
子供なのに悲しみも何もかも全て悟ったような風情
苦渋に満ちた表情の両家の家族
伸びやかな肢体の笑顔の眩しいサーカスの娘
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ラテンの星 ブラジルのロドリゴ・サントロは
きっとカッコいい部類に入るんだろうけど、私には今ひとつ・・・
この映画の後”チャーリーズ・エンジェル フルスロットル”と
”ラブ・アクチュアリー”に出てる たまたまどっちも見たけど
こっちはチョイ役なので 別に問題なし
モデル出身ゆえルックスは素晴らしいけど
主役を張るには演技に関してまだまだ磨く余地がある?
無垢で情熱を秘めたこの役にはピッタリだったけど

同じ新進気鋭のラテンの俳優でも
役者そのものという感じのガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)や
レオナルド・スバラグリア(アルゼンチン) などと比べると
まだ要努力かな? 彼ら同様生まれながらの美しいルックス
存在感はバッチりなので あとはどこまで役者になれるかな?

今日の映画 75点
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by acine | 2005-09-21 20:57 | Sudamerica  南米映画 | Comments(0)
2004/12/30
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年も瀬も押し迫ってやっと見ることが出来ました

美しくて厳しい自然を持つ南米大陸を舞台に
アルゼンチンからチリ・ペルーなどを通りベネズエラへ・・・
若き日のチェ・ゲバラ エルネストとその友人アルベルトが
オンボロバイクと共に旅するロードムーヴィー
道中、行く先々での街・人との触れ合いのエピソードを交えつつ・・・
途中からバイクはなくなり エルネストの心の変化をとらえ
彼の心の内面へ向かう旅に変化していった感あり
淡々とした描き方がその静かな変化をしっかり捉えていたのではないかな
TB元のyuzuruさんも書かれてるけど
エルネストがこの後どのようにして革命家チェ・ゲバラとなっていくのか?
知りたくなったし、原作も読みたくなった・・・

美しいばかりではない南米の問題も交えていて
ペルーでのインカの壁とインチキの壁(スペインが作った壁)の
エピソードが心に残った・・・
スペイン語を始めて、南米の人とも知り合うチャンスが増えたので
もっと南米のことも知らなければ・・・とますます思う
貧しい街であっても、療養所であっても
音楽とダンスとお酒と男と女・・・は欠かせない
ラテン文化の人生の粋さも微笑ましかった

エルネストを演じるガエルはまさに適役
真摯な若き日を演じてたと思う
表情、佇まいで心変わりしていく様をきっちり演じていた
やっぱり彼はスペイン語喋る役が最高にいい!
先週見た ドット・ジ・アイなんてかすんでしまう・・・

ガエルの喋るスペイン語、映画の中のスペイン語オンリーの台詞
エンディングテーマの心に染み入るような素敵な曲を聞きながら・・・
スペイン語の持つ魅力 響きの心地よさを再認識
やっぱりスペイン語地道に勉強しなくっちゃなぁ・・・と
スペイン語への情熱も思い出させてくれた映画でもあった
来年はレッスン絶対復活させるぞ~!

今日の映画 83点
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by acine | 2005-09-21 20:53 | Sudamerica  南米映画 | Comments(4)