Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:Hong Kong  香港映画( 69 )

e0079992_21525453.jpg

ジョニー・トーのスリ映画

どんな映画だろう?と思ってましたが
詳しく:映画の森

出だしのヤムヤム 
今回 とても男前なサイモン・ヤムの住んでいるコジャレた部屋 
赤い椅子 スタンドの灯り そして外の看板
そして 暗い裏通りから表通りへ・・・

まるで ヨーロッパ映画を見てるような雰囲気で
ズバリ! 映像がクリアで すごくコジャレた映画です

音楽も ピアノ曲あり ジャズっぽくあり 中華っぽくあり
あんまり音楽にこだわってなさそうに思える トーさん
今回やってくれるじゃないですか・・・!

香港の中環(セントラル)周辺が舞台なんだけど
レトロやモダンな雰囲気のビル街はまるでNYのようだし
坂道はまるでパリの街並みのような感じ

確かに香港なんだけど どこか香港でないような 
今までに見たことないような ちょっと異空間な香港が楽しめます

これまた 愛のある香港の描き方というのかな~

表向きはカメラマンをしてるらしい 
ダンディ・ヤムヤムの撮る 香港の街の写真もレトロですごくいい
これ見ると モノクロ写真を香港で撮りたくなってしまう

そんな香港の街並みと 音楽と キャストが 
バランス良く そこに存在する トーさん異色の映画系

ものすごくリラックスして見れる映画

題材は確かに スリなんだけど 主人公は あくまでも人間と香港の街

そして 確かにトーさんなりのこだわりや美学は一杯ばらまかれている

e0079992_22195619.jpg


何気ない 人の配置とか そのバックにあるシャンデリアとか
ヒロイン ケリー・リンのエレガント系ドレスにハイヒール姿@中環の街 
階段の映し方とか ビルの屋上とか ジャグジーに入る男たちとか

そんな美学と共存するのが いい意味で コテコテ香港映画の味わい

んなわけないだろう!的 可笑しさ (特にあの人の女装ね・笑)も
今回はあって トー先生の美学と 肩の力の抜けたリラックス感
その共存が心地いい いい意味で香港映画くささも濃いし
なのに センスが凄くいい 映像やライティングや配置が絶妙で

そして メインのスリ場面 

あんなものどうやって口に仕込んでるんだろう?とか
一体 横断歩道渡るのって 何秒かかる?と思いつつも
その技&演出に感嘆 スリというよりバレエなんだよなぁ

優雅です 

コテコテの男たちが雨の中で踊るスリ・バレエ!

一体 何のこっちゃ?ですが 見ればわかるんだよな~

こんな芸当はトーさん映画でしか見れないよね

e0079992_22212791.jpg


今回 ラム・カートンがけっこう美味しい役だったけど
あのワイン競争 私だったら ヤム兄さんとガンガン飲みたいわ~!

キャストも出すぎず 各々 持ち場で確実に仕事してるし
とにかく バランスがいい 異色のコジャレたスリ映画

ヒロインのケリー・リンは 綺麗なのかそうでないのか
よくわからない感じだったけど ワンピースやトレンチにヒール
キリっとクールな彼女の衣装 雑誌でいえば Domaniや
Precious系の小奇麗なスタイルで 品が良くてセンスよかったと思う

この辺もトーさんこだわりの部分なんだろうなぁ
意外と女性の服もイケてるわ・・・トー先生と感心しました

愛すべき小作品 愛すべき香港映画 
愛すべきお気楽プチノワール って感じですね

とっても気楽に見れる そういう点では 
トーさん映画では ターンレフト ターンライトに近いかな?

とはいえ この映画も ものすごく徹底された様式美
トーさん流様式美の中で こういうゾーンもあるのか・・・という感じ
根底にあるセンスで どんな風に展開していっても 
魅せることができるというお手本のような 趣味性高い一品 

今日の映画:80点
[PR]
by acine | 2010-05-04 22:14 | Hong Kong  香港映画 | Comments(8)
e0079992_20262993.jpg

ジョニー・トーの黒社會シリーズ2作目

前作 黒社會 は 好き!好き!大好き!!!で
トーさん映画では一番好きな映画なのです

リンク先のブロガーさんちで 2週間前に早速見られてて
これまたずいぶん前ら 別のリンク先のブロガーさんより
”黒社會”は2が凄いんだから~!!! と聞いてたので
おぉ~ もう出てるんだ! うぉー見たい!!!と
ウズウズしてたんだけど 3,4月と忙しかったので
やっと 見ることが出来ました!
詳しく:amazon

冒頭から もう極めてた前作と比べると 
意外にも静けさをまとった冒頭シーン

今回 堂々の主役と言ってもいい こてんらく
いや ぴしーっと髪をなでつけ 黒服を着て どこか
昭和の香りが漂う ルイス・クーのなんとカッコいいことよ! 

俺は商売のために会に入ってるんだと 一歩離れた
立ち位置を強調する だけど会長に立候補することになる・・・

香港の俳優らしい濃い雰囲気と これまた濃い視線
そして 濃いダンディズム! オーラがバンバン!
肌が浅黒くて 白目がとびっきり白く 暗闇の中
でも眼が光る 暗闇の中でも存在感十分

e0079992_21403681.jpg個人的に彼のルックスは どっちかというと苦手で
ちょっとアンディ・ラウ系の濃さじゃない?
(濃い人 基本的に好きなんだけど・・・笑)
俳優としてはいいけど 個人的には
好みでない・・・という感じでしたが

この映画のルイス・クーは 好み抜きにして
もう文句なしにカッコいい!!! そして男前!!!
(*この映画の彼の写真なかったので別の写真だけど)

ルイス・クー作品:恋するブラジャ~大作戦 忘れえぬ想い

これまた脂の乗り切った現会長ヤムヤム 
サイモン・ヤムとのタイマン勝負は見どころ満点! 
だけど 今回ヤム兄さんはさほど ギラギラしてなく 天使の眼、野獣の街風に
穏やかで静けさをまとってるのが これまたよかったな

そして その他のキャストも文句なし 
皆持ち場でしっかり仕事やってます 一言感想

e0079992_214242.jpg


個人的に印象的だったのは 
金・金なちょっと笑える クールな殺し屋 マーク・チェン
主役じゃなかったら いい感じだと思う ニック・チョン
やっぱりナンちゃんだけど 最近カッコいい ラム・カートン
そして ほとんどの時間あの中だったちょっと可哀想な ラム・シュ
やっぱり現代劇の方がいい 中国のホウ・ヨンさん

そして うぉー!アンディじゃん!と喜んだのもつかの間だった
ワタクシごひいきのアンディ・オン 残念だったけど
彼もトー映画に進出してきたことが嬉しいなぁ!

しかし トー先生が撮る男たちは
何でこう惚れ惚れするほど カッコいいんだろう!
こんなと撮られ方されたら 役者冥利につきるだろうなぁ

例の竜頭棍をめぐっての攻防
 
中盤までは意外と静かで でも いつ情勢が変わるかわからないという 
ストーリーはもう本当に緻密に練られてて 黒社會の掟やらルールやら 
キャスト陣の力のこもった演技や台詞で 映画を見てるだけで
まったく違う世界にいる私たちにも しっかりと トー先生流 
”黒社會の流儀” をレクチャーしてもらえるのがすごく楽しい

しかし トー先生ご本人は あんなに品良くて アカデミックな方なのに
どうしてここまで リアルに黒社會を描けるものなのか?!
そして どうしてここまで まったく素人の私たちにも
自然にわかりやすく説明してくれ 理解させてくれるのか? 
その技術や演出力は凄いよなぁ・・・と 今回改めて感心しました

もう あの白昼堂々と街中で 刀持って 男たちがワラワラと
現場へ向かって歩いてるだけで うへーっ(怖)!と思いつつ 
同時に うひゃー!面白くてたまらんーっ! 
あのむしょうに胸が高鳴る瞬間! こんなの香港ノワール
でしか 絶対味わえない感覚だと思う(笑)

残虐で怖い世界なんだけど 今回 見てて思ったのは
”黒社會”はどっちかというと トーさん映画でもダイレクト系で
エグザイル 絆や この前の冷たい雨に撃て、約束の銃弾を は
美学系だと思うんだけど 今回の静けさをまとったダイレクト系に 
ちょこっと美学系の雰囲気も程良くブレンドして 
すごく品良く仕上げてあるなぁと思いました

俳優陣のピシっとした黒服の着こなし キリっとした佇まい
食にこだわった演出 美しく雰囲気のあるレストラン
黒社會の男たちが集まった夜の酒の席でのライティング
背景もキャストへのライティングも まるでヨーロッパ映画みたいに
カッコいいんだよなぁ さりげなくて品がよくてインパクトがある

これはカンヌ映画祭にも 堂々招待されるはずの
作品自体の品格だなと納得しましたねー

静かだけど いつ誰がどう寝返るか どっち側につくか?
まったく息の抜けないステーリーテラーぶり全開の前半

そして中盤から どんどん加速していく 
うへぇー!!!と 唸ってしまう展開 !

そうそう 静かだから余計 コトが起こると怖いのよね
ルイス・クーもやってくれます あれ見たあとは 当分アレは
食べれないねー(苦笑) ごはん食べてから見てよかった!
しかし その前の見せしめも怖すぎ・・・!
そして 棺桶 トラック のこれまた絶妙な使い方ったら!

前回のことがあるので 
草っぱらや水辺や小山に男たちがいるだけで
なんかこうドキドキしてしまいます

後半 一気に加速して そして 一人残り 
まっとうになりたい ルイスのやるせなさ・・・

やはり静けさをまとった 黒社會2でした

個人的には やるところまでやったれ!とにかく極めてる!
黒社會1の方が やっぱり好みだけど

品がよくてかつ怖い 黒社會2も貴重な作品だなと思いました

今日の映画:80点 

ルイス・クー ジェイ・チョウ Rain etc
[PR]
by acine | 2010-04-21 21:18 | Hong Kong  香港映画 | Comments(16)
e0079992_8382031.jpg

なーんて カッコいいポスターなんでしょ~!
秋生さん カッコよすぎですって・・・!

フィルムノワールの本家 フランスと 
これまた東洋の本家 香港がタッグを組み 
監督ジョニー・トーで送り出されたこの作品
 
大阪アジアン映画祭オープニングで 日本初上映
そして アジアの巨匠 ジョニー・トー監督の舞台挨拶付という
この美味しい企画 逃すわけにはいきません・・・!

上映に先がけて 登場したトー監督
何本も映画を見ていながら どんな風貌をされてるのか
今いちよくわからないままだったんですが・・・

登場されたご本人
サイモン・ヤムの品のいいお兄さんという感じの
ぱっと見 大学教授のような 穏やかで アカデミックな
雰囲気漂う方でした フランス政府から文化勲章を頂いた
(去年はトー先生 今年は北野武がもらった)という
壇上でのエピソードもなるほどという感じ

だけども 能ある鷹は爪を隠す 
決して驕らず偉ぶらず 親しみやすく 自然な物腰で
謙虚で品がいい 本当に出来る人はこうなんだな・・・と 
年齢は違えど 2年前の張震と 同じ印象を受けました

写真OKだったんですが 携帯を変えたばかりで
どうズームをしたらいいかわからず・・・で 
あたふたして 豆粒写真しか撮れず 今回は残念でした
なので トーさんサイン入りポスターでも・・・ ↓ ↓

e0079992_23514977.jpg


そして 本題! 

一体どういう風にフランス人を溶け込ませるのか?
違和感あるんじゃないかな~?と 弱冠不安があったけど
終わってみれば そうか~ こんな馴染ませ方があるのか・・・と
納得の展開でありました 詳しく:大阪アジアン映画祭

ストーリー自体は ポスターのコピーにもある通り
そのままよ~ というと 身も蓋もないんですが(笑)
笑ってしまうエピソードもあるものの・・・

フランス人キャストも交えて 広東語、英語を織り交ぜながら 
マカオ~香港~マカオを舞台に トーさんの美学 そしてテンションも
続く中 デブ(ラム・シュ)を中心に ぷっと笑えるところなど
意外にも 今回はバランス良くて エンタテイメント性が高かったな~という印象

ドナテッラ・ヴェルサーチ系統のちょっと注入してるんじゃない的顔の
ジョニー・アリディが 違和感ありありかと思ってたら 
元の職業の共通もあるせいか あれよあれよと 
アンソニー・ウォン ラム・シュ ラム・カートンの
今回の3人組と 上手く馴染んでいく・・・

e0079992_23502066.jpg


アンソニー・ウォンは貫禄ですね さらーっと自然にさすがの演技
そして 今回は食べたり歩いたりしてるだけじゃなかった
髭を生やして 初めてカッコいい系だったラム・シュ
しかし 食べ物ネタを中心に あれこれ彼のシーンでは
あちこち自然に笑いが起こっていたのが 凄く楽しかった! 
私ももう何度も笑わせてもらった(笑)!
そして 今回初めてカッコいいかも~と思った 
でもナンちゃんに見えてしょうがなかったラム・カートン 
彼凄くスタイルいいですね

そして 今回は十八番のギラギラ系だったヤム兄さん
シールにやられましたな・・・ 彼の衣装のベストの模様なども
トーさんこだわりの部分だな・・・と思って見てました

自転車のシーン ○○○から取り出す拳銃 
キャンプ場での差し入れのシーン 新聞紙グルグルの原っぱシーン
シール大作戦 とか そうか~ まだこんな手があったか・・・の
新たなトー先生の演出方法も楽しませてもらいました

しかし 食べるシーン多くて 見てる最中に
段々とお腹が減ってきて あぁ~!あのご飯にちょっとおかずを
乗っけたあれでいいから 分けてくれないかな~?と
何度思ったことか(笑) 皆さん この映画見る時は
しっかりご飯を食べてから行きましょう! (同感!だった
皆さんと その後我慢しきれず 即効ラーメン食べました・笑)

というわけで フランスとタッグと組んだ今回
異色作かな?と思っていたら 意外にもエンタテイメント性高く
とてもバランスのいい作品だった 

香港映画に林雪!
とにかくラム・シュさん そこにあなたがいるだけで最高!です
あんな風貌で XO醤みたいなお方

今日の映画:80点

エンドクレジットで テレンス・インの名前を見つけて
え~っ?彼は出てたっけ? と不思議に思ってましたが
ラム・カートンの英語吹替がテレンスだったようです
彼とシューさんとマギー・シュウの英語は吹替えだとか

皆端正な英語喋るな~と思ってましたが 
そうだったんだ~!という感じ
だけど 英語吹替も 香港内の俳優で全て供給
できるのは さすが元英国領って感じしません?!

そして 最後になりましたが 
今回 このトーさん祭を前に 昼間っから
各々長年に渡るディープな中華ネタを中心に
喋って食べて飲んで騒いで 大盛り上がりをさせて
もらった皆さま! 本当に有難うございました!
Gloriaさん sabunoriさん 紅粉チコさん マイマイさん

初対面の方が 居られたにも関わらず
今日は仕事じゃないからいいよね~と まだ明るいうちから 
シャンペンやらワインやら 私はさんざん飲ませて頂いて
ホントに幸せでした~ あの昼間っからの飲みっぷりに
引いておられないことを祈ります・・・(笑)!

ホントは
[PR]
by acine | 2010-03-11 23:52 | Hong Kong  香港映画 | Comments(15)
e0079992_12331014.jpg

12月に録画し損ね 1月に無事録画
やっと今頃見ることが出来ました

監督のヤウ・ナイホイは ジョニー・トーの映画
ザ・ミッション/非常の掟 PTU エレクション の脚本を
担当してた人で 今回初監督作 そして トー先生も製作で参加

監視を専門とする女性捜査員と捜査班 
そして犯罪組織を追う 焦点をぐっと絞ったストーリー

思ってた以上に 派手さはなく とても地道な感じ
クサくなく サラっとしているけれど 程良い緊張感とヒューマニズム
地に足のついた 好感のもてる佳作だった
詳しく:映画の森

こういうタイプの映画を作らせると 香港は本当に上手い

冒頭から あっちこっちに張ってる人たち
どっちが警察側か 犯人側か さっぱりわからず
段々と 誰がどういう立場がが 明かされていくのが絶妙
そして あちこちにバラまいた捜査員たちの配置も
ほほぉ~という感じで すごくリアリティがあるように思えた 

e0079992_134498.jpg


そして こんなジャンルの香港もんは何とも言えない魅力がある
別に体格のいい いい男が出てなくとも 
こういう香港映画の男たちは 何ともいぶし銀的魅力
デブってようが 普通っぽい人であろうが なんとも魅力的

そして 今回 改めて思ったのは 香港の街の魅力

ゴミゴミしてて 決して綺麗なところばかりではないけど
あの坂道 あの裏通り あのビルの谷間 店先
なんともいえない磁力というか引力というか・・・

キャストたちの姿と共に しっかりと映像に存在してるよな~と
改めて思った あの香港の街並みや空気感もしっかりと
キャストの一部というか メインキャストなんだと思う 

e0079992_12493692.jpg


今回の主役は サイモン・ヤム演じる上司からの指導を
受けつつ 犯人たちの監視を続ける女性新人捜査員のケイト・ツイ

いかにも香港的なキリっとした目と顔つきで 
愛想もよさそうじゃないし 上司から捜査員には見えないと
いう感じがとてもハマっていたと思う 
冷静に監視を続ける中 刺された警官や上司の血を見て 
動揺する姿は 捜査員とはいえ人間 
普通の女の子っぽさが漂っていて そんな描き方もよかった

そして 指示をする上官?を演じていた 
おなじみのマギー・シュウ 彼女も濃い顔で 
男らしい台詞まわしで これまたハマっていた

こういう系映画で 女を使うのが どうも下手な香港映画
だけど 今回は女性の使い方はバッチリ!という感じ

女を美化したり 幻想したり 媚売らせるより 
こういう風に クールに女優を使った方が絶対いい
香港の女優はこういうテイストにピッタリだから
中途半端に使うなら 別に女は出なくていいとさえ思う

e0079992_12444697.jpg


そして 今回は意外や意外 とてもソフトな役のヤム兄さん
新人の彼女をまるで兄や父親のように見守り 
兄さんどーしたん?と思う えらい腹ボテだったものの(笑) 
とても人間味のあるいい役だった 別に怖くなくても 
脂ぎってなくても(笑) こういう普通のヤム兄さんも凄くいいな

そして いつキレてくれるかな~?!と楽しみにしてた レオン・カーファイ
こちらも意外にも 淡々としていたものの 手堅くまとめていた
しかし この人もホント年をとらないな~ エンディング付近 
ケイトに近づき同席し・・・のシーンもソフトながら その後は鋭く
静けさの中にスリリングさも感じさせるのはさすが

そして デブと延々呼ばれていた(笑)ラム・シュー
いつもながら この人の姿を見ると なんだかほっとするのは何故?

今回 俳優陣は 割合ソフトな感じで 
程良い緊張感と 程良いヒューマニズムを醸し出していた感じ

派手さははなく 淡々としてるので
あのエンディング近くの雨のシーンは清々しかったし
妙に可笑しいシーンも生きてたと思う
いつも何かラム・シューが食べてたり(笑)
緊張してる最中 着替えしてるお姉ちゃん皆で見てたり・・・

テンション上がりすぎず 
程良い緊張感が終始続くのがよかった
 
今日の映画:77点

おまけ 香港写真
[PR]
by acine | 2010-02-11 13:03 | Hong Kong  香港映画 | Comments(12)
e0079992_19152373.jpg

ジョニー・トーの’97年作 劇場未公開作

原題とこのポスターの雰囲気はよーく覚えてるけど
未見の作品でした しかも ラウ・チンワンが主役!!! 
これは見なくては~!

今週 WOWOWでは ジョニー・トー特集をしてまして
嬉しいことに 連日 彼の作品を放送してます 
特集:香港の鬼才 ジョニー・トーを見よ!
ここんとこ 毎日録画してます

これもタイトル、雰囲気 当時から見覚えのある
1日目のシンチーの映画も (今は亡きアニタ・ムイが奥さん役)
チラっと見たけど 凄くテンポがよくて 映像も綺麗で
整合性ありそうで(笑) シンチーの舌も絶好調っぽくて 
面白そうでした また時間のある時に見る予定!
しかし この映画もジョニー・トーだったのか~と驚きでした

そして この映画・・・ 詳しく:WOWOW

ジョニー・トーのスタイリッシュさは かなり影を潜めてて
タッチとしては ブレイキング・ニュース系かな 
ただ あそこまでシリアスではなく 最近の美学系でもなく 
リアリティやドキュメント感があり 人間ドラマ中心で話が進む

それにしても チンワンが出てきただけで もう嬉しくなります

あの赤黒い肌に ジャガイモのような顔だけど なんとも男前!
造形的に男前な人が男前と呼ばれるだけじゃなく
こういう男気のある男前も十二分に男前!

目元はキリっとしてて 姿勢がよくて 男は喋りすぎない 
行動よという感じでね こういう男こそ信頼できそうなタイプだと思う
最近 彼はどこか紅塩と似てるな~と思う私
ギョロっとした目に 静けさを保ち 演技達者なとこも

実直すぎて 不器用な男だと 上司との面接でそう評価される 
レスキュー隊のリーダーを演じるのがチンワン

そして 彼が惚れる女に 久方ぶりに見たカルメン・リー
(武と共演してたパラダイスや 
 シンチーの008以来のよーな気が・・・)

こうして見ると チンワンしかり カルメンしかり
なんとも南方系のルックスなんだな~
浅黒い肌に キリっと濃い顔つき 
中華圏南方を通り越して フィリピンとかインドネシアっぽい感じ
やっぱり 香港はアジアの南方だよな~と思う
しかし 皆さん顔立ちが自然で見てて凄く安心する(笑)

そして 消防署にはまだユニオンジャックの旗が
なびいていて まだイギリス時代のあの頃の香港なんだなぁ・・・
Yes, sir とか Sorry, sir とか言う台詞に懐かしさを覚える

消防署の署長に 勝手に ほうなかしん と呼んでいる
アレックス・フォン これまたキリっと男らしいいい男だ
初めて アレックス・フォンいいと思ったかも(笑)

そして 後輩のお父さんに ”天使の涙”で 
武のお父さんやってた チャン・マンロッさん (確かこんな名前
だったと思うんだけど)が ほとんど同じルックスで出てて(笑) 
あ~ あの頃の映画だな~と思わせる

ヒロインのカルメンは どちらかというとお飾りっぽくて
同じレスキュー隊にいる 仕事か子供かと悩みながら 
でも溌剌と 男の同僚たちと たくましく働く
ヒロインの方がぐっと魅力的でした

女を妙に美化しない 等身大でなるべく描こうとしていて
この辺の描き方が ジョニー・トーらしいかも

映画自体は 人間くささも交えた 
地に足のついた レスキュー人間ドラマという感じ
CGも(多分)さほど使わず 描ける範囲の実写で
いってるので 等身大でそこそこリアルな感じが逆によかった

ジョニー・トーらしく ストーリーの流れが綺麗で
充実してるので 1時間半の小作品ながら
実際はもっと長い時間見ていたような感じだった

印象的だったシーンは
消防車が出て行く前のチンワンとカルメンのシーン 
寡黙なチンワンだからこそ おぉ~!という感じ
そして 無事救出したあと 消防車の放水で皆で水浴びするシーン

爽やかで後味のいい小作品でした

しかし 映画内の街中の看板あれこれが
馴染みのある漢字というのはホっとするな~(笑)
エンドクレジットもなんとか理解できるし・・・! 

今日の映画:77点

チンワンといえば この夏 ”つきせぬ想い”を
久しぶりに見たんだけど 半分残ってるので
続きも見なくちゃー!
[PR]
by acine | 2009-10-07 19:43 | Hong Kong  香港映画 | Comments(14)
e0079992_2352352.jpg

私が愛してやまない 香港映画 珠玉の1本!

“恋する惑星”を見て おぉ~!と目からウロコ!
1ヶ月もしないうちに見たこの映画 (&同じくUFOの月夜の願い)で 
完璧 香港映画へ落ちました
参考: 06.11月 指定型バトン 香港映画

レスリーがあんなことになってしまってからは
なかなか見る気になれなかったんだけど
ここ1ヶ月ほど レスリーのアルバムを聞いてまして
ピーターさんの”ウォーロード”も公開されるし・・・で
久しぶりに見てみました 詳しく:goo映画

もう15年前の映画になるのか~・・・
レスリーもアニタもカリーナも小春もエリック・ツァンも若い!
当然ですが・・・それを見てた私だって若かったわ(笑)

出だしからして 軟硬天師の司会に 客席の四天王!
古きよき時代の香港映画 UFO映画たまらんな~・・・という世界

e0079992_0134640.jpg


もうあの頃の香港は 
このレスリーが今はもう存在しないのと同じように
もう存在しない感じがして 一抹の寂しさも感じました

しかし 何度見ても この少女マンガ的世界に笑え 
ホロリとさせられ 感じる幸福感

レスリーのいい意味で型の力を抜いた業界人
歌のシーンでは アニタでなくともドキドキするし!

そして 見事に少年に化けてるアニタ
彼女のリズムあるセリフまわしがいつ見ても気持ちいいし
そのけなげさにウルっとくる

e0079992_0161084.jpg


そして 今や(というか長すぎる春を経てやっと)トニー・レオン夫人となった
カリーナのほとんど素じゃないのか(笑)のきっぷのいい艶やかな女っぷり!

初めて見た時のなんとも言えない幸福感は未だに忘れられない・・・ 
言葉を重ねるだけ 陳腐になりそうで・・・

皆香港の人らしい 湿気を帯びた 美しい肌をしてるんだなぁ

ピークのカフェデコから 中環の街が望めるシーン あぁ~!あの辺!?
マンダリン・オリエンタルが写ってしまうんじゃないか~?!と
レスリーが写ってる画面の背景 2度もヒヤっとしてしまいました

グダグダ書くのは野暮
それほど いつ見ても 宝物のような映画です

このレスリーの歌のシーンもたまらなくよい!
私はコレですっかりレスリーにハマってしまったのです
この2曲は ええ加減広東語で歌えます!





今日の映画:82点

これも宝物
[PR]
by acine | 2009-05-09 00:17 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
e0079992_9291922.jpg

ジョニー・トーの傑作と評判のこの映画
やっと見ることができました
詳しく:eiga.com

今回は一言 タメの映画だな~と思いました

e0079992_1054589.jpg


何かが起こる前のタメ 
風が吹き 布の裏に隠れるタメの時間から 
打ち上げ花火が 狭い空間で炸裂するような 撃ち合いのシーン

返還直前のマカオが舞台ということで
いつもながら面構えの素晴らしい男たちが 
エキゾチックでコロニアルな マカオの街へ佇む 
ホテルの中へ佇む オンボロ車で走る・・・
そして 女はレースのカーテンから男たちを眺める・・・

なんとも味わい深くて渋くて 映画らしい映画でした
こういう絵を撮りたいから こんなストーリー展開にした・・・
正直言うと 所々こんな訳ないだろ・・・というシーンも
なきにしもあらず・・・でしたが こんな絵を撮りたいから
こんな風にストーリー展開する・・・という映画もアリでしょう

ヨーロッパ映画のような味わい 
炸裂する香港ガンアクションや ユルくかつ怖い
香港映画的会話が 絶妙な割合で存在してました

しかし 今回は女は入り込めない聖域がある?
ボーイズトーク映画でも あったような気がしました
ま ボーイズといっても みんないい歳なんだけど
↓の”ブロークン・イングリッシュ”で やはりいい歳の女二人がしてた
ガールズトークに男が入り込めないように こっちもそう 
女は入り込めない世界があったよーな気がしました

トー節も炸裂していたなら キャスト陣も手堅い手堅い!
皆 存在感たっぷりでしたね~

e0079992_1081282.jpg


今回 特によいな~と思ったのは ン・ジャンユー 
今まで特にカッコいいな~と思ったことなかったけど
今回は大変かっこよくて 存在感もあって 一番目を惹いた
(フランシス・ン だと 未だ誰?って感じするので こう呼びます)

カッコいいと思ったことなかった・・・と思ってたら
この映画の兄弟編ともいえる ザ・ミッション
ジャンユー カッコいい・・・! と4年前にすでに書いてました(笑)

e0079992_1093137.jpg


これまた安定感抜群 安心して見れる アンソニー・ウォン
若い頃の写真 すごくカッコよかったな~ もう少しキレた役でも見たい
太ってようが これはこれであり カッコ悪くない ラム・シュー
寡黙ながら 長身で立ち姿の美しい ロイ・チョン
痛めつけられて 大変な役だった ニッキー・チョン

バタくさい顔(古臭い表現ね・笑)が 
マカオの街にぴったりだった マカオのカジノ王の娘の
ジョシー・ホー 彼女が佇む窓辺のシーンは印象的でした

e0079992_10101363.jpg


そして やっぱりギラギラと存在感抜群のサイモン・ヤム
あのレストランで 兄さんがコートを脱ぎ棄てるシーンはおぉ~!と鳥肌
ボスにしては ちょっと小物感が漂ったかな?のラム・カートン
グラサンかけてても おぉリッチーだとわかる リッチー・レン
彼はグラサンかけてた方が ぐっと端正に見えたりして・・・
そして そんな仕事ぶりでいいのかよ?!な 
責任感まるでなし ユルユルなマカオ警察の警部

キャスト陣が 適材適所で確実に仕事をこなし
シリアスなところと 妙にユルいところも 絶妙に入り混じってました

ジョニー・トーの空間に存在する美学に 男たちの存在感
音楽も格段にグレードアップしてたし 
トータルに見ても いつもに増して超スタイリッシュ 
その空気感は素晴らしいものでした

が・・・

今回は様式美に走りすぎ?

個人的には 残忍さ、残酷さが とことん描かれ
迫力満点だったエレクションの方が ぐっと強烈でした
映画としてはあっちの方が凄かったよな~と・・・
ま この辺 単なる好みの問題・・・なんだけど

それにしても マカオの街は雰囲気あっていいよな~
またあてもなく いつかフラフラしてみたい・・・と思いながら見てました

今日の映画:78点

コロニアル マカオ
[PR]
by acine | 2009-03-16 10:01 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
e0079992_2224221.jpg

これは大好きな香港映画の一つであり
大好きな金城武映画の一つです

当時 香港の道端で売ってたノベライズも持っていたりして

昨秋からの金城武熱の盛り上がりと
急にケリー・チャンの”風花雪”が聞きたくなったから・・・

で 久々に CD引っ張り出して 聞いたり
当時から持ってたビデオを見てみましたが・・・

香港とスコットランドの最果ての地が舞台という
一風変わったラブストーリーであり 
ファンタジーであり・・・という この映画
詳しく:goo映画

あの 懐かしい懐かしい UFOのマーク(!)に続いて
出だしのモノクロの香港の街と 印象的なレナード・コーエンの曲
そうそう そうだった この映画の空気感!

久々に見てみたら 皆ホントに若いな~ということ
そして 香港はあの頃の香港だった・・・
 (私が大好きでよく通っていた頃の香港)
携帯電話もパソコンも凄いサイズだ(笑)

武はモンゴル出身の何でも捜索屋のナーハオチュン役
当時から この役はこの時代の映画の中でも
特にハマり役と思ってたけど・・・

のほほんとしていて 朴訥でいながら あったかく
尻尾を振って ついてくるような 子犬のような笑顔と
ほっぺたのエクボが なんとも可愛いこの頃の武くん

久しぶりに見たら あんまり演技はしてないな~(笑)
ほとんど素の状態とあんまり変わらないかも・・・と思った

ルックスも モンゴル人というのもピッタリだけど
外地で育った日本人 日系ブラジル人という感じも凄くする
(このあたり彼のバックグラウンドとも共通してるけれど)
なんだか 古きよき時代の日本人という感じなんだな~
いい意味でのその垢抜けなさ加減が なんとも微笑ましい武くんでした

そして ケリーは細くて 手足が長くて 凄くスタイルがよく
お肌も綺麗なんだけど 相変わらずクールで硬い印象
オノヨーコみたいだ・・と思う顔つきもあるんだけれど 
このクールさが ウォームな武やマイケル・ウォンと
対照的で バランスが取れてるのかも・・・?

正直 ストーリーは かなり強引だし
特に余命いくばくかの人が やる気があるのかないのか
チンタラ働いてるし あの事務所も手伝ってるし 
そんなことしてていいの? ケリーお嬢様よ・・・という感じ

あと スコットランドのシーンも 
一体何を期待して ケリーは行ったんだろう? 
マイケルを追いかけていった割には 単なる知り合いみたいだし 
迎えたマイケル・ウォンも 単なるいい人じゃない?
ちょっと都合のよすぎる設定のような気がしたけれど・・・

その後の あの世界の涯てで ”捜索終了” のシーン
そして あの葬式のシーンがあるからこそ
(このシーンは本当に秀逸だと思う)
そして またカラーで香港の街 
そして レナード・コーエンの曲

小作品ながら 渋くてじんわりくる 
なんとも言えない終盤のシーンがあるから
すべて 許せるんだろうなぁ・・・と思う

そして ガラっぱちながら近い あの下町長屋のような
人と人の距離感 そして 助け合えるものは助け合う
香港映画らしい 香港の風景が覗けるのも魅力

今みたいに まだインターネットが全盛ではないからこそ
この映画の世界がちゃんと成り立ってるんだと思う
そのアナログ感やユルい所も逆に魅力の映画でもある

リー・チーガイ この映画や”裏町の聖者”や
ピーター・チャンと撮った”月夜の願い”以来 あんまり
いい作品に恵まれてないような気がするなぁ・・・

あの良き時代UFO時代のような冴えが
戻ってくれるとよいな~と思います
頑張ってもらいたいです

今日の映画:79点

風花雪
[PR]
by acine | 2009-01-05 22:32 | Hong Kong  香港映画 | Comments(12)
e0079992_12144271.jpg


今年の1本目です

ジョニー・トー監督作
”ラブソング”のアイヴィー・ホーの脚本
詳しく:cinemacafe.net

ノワールではない トー映画
ターンレフト ターンライトみたいに かなり甘めかと思っていたら
いい意味で予想が外れて 決して大甘では転ばない
いつものトー節があちこちに見られて面白かった

成仏できない男が主人公だからか
トー先生が いつものように 夜のシーンをメインで
持ってきたかったのか 幽霊がらみのラブストーリーの
せいなのか 夜のシーンが とても印象的でした
ある意味これもノワール 異色の映画かもしれない

ヴィック・チョウ(台湾)、リー・ビンビン(中国)が主役なので
てっきり台湾あたりが舞台なんだろうと思っていて
当然ながら言葉も北京語 しかし ヒロインがミニバスに
乗った時点で あ~!これは香港だと気がつく・・・

マギー・シュウ、ラム・シュー、ロイ・チョンなど
いつもの顔ぶれがいながら 彼らも広東語を喋らない
そこは香港ながら 容赦なく北京語なのがどうも不自然だ
北京語勢力に香港や香港映画が乗っ取られたようで・・・

だけども 今回のこの役柄を考えると
甘さと未練を残す若い男 そして後悔に苛まれながら生きる女
ある程度新鮮で 今回の役に合う役者が 香港にいるかというと
それも疑問なので 今回の舞台は香港でありながら
主役二人の母国語の北京語を使うというのはしょうがないのかなとも思う

e0079992_12152337.jpg


ちょっと気性が激しすぎるところが どこか大陸的で
もう少ししっとりとした女らしさが欲しかったリー・ビンビンは
なかなか上手かったし エキゾチックな顔立ちも印象的だった

ヴィック・チョウは 映画のスケールに見合うか
どうかは別として 誠実に役をこなしていたと思う
実は彼の台湾ドラマは 以前何本か見ていて 
可愛い可愛い美少年だった昔と比べるとガッチリとして
ずいぶん大人になったなぁ・・・と思わせる

今回印象的だったのは 主人公二人より脇役の人たち

薄いような濃いような顔立ち いいかげんなのか誠実なのか
よくわからない若い男ウォン・ユーナン 存在感がありよかった

そして ”レッドクリフ”では 今いち大人しかった劉備役のヨウ・ヨン
やさぐれて疲れた感じの父親役がすごく良く
こっちの方が”レッドクリフ”の彼より断然良かった
彼の最後の病室での一言には目が潤んでしまいましたよ

デジャブーのような 車とバイクのシーン
あっちの世界とこっちの世界が共存する美しすぎる夜の公園
夜会う主人公二人のそばへふーっと現れる砂の城を作る子供
○○った頃へ戻る二人・・・ そして沖へ向かうヨット
地味ながらトー先生の美学を感じる印象的なシーンがあちこちにあった 

幽霊絡みのラブストーリーとしては異色で
苦味ばしった味付けがあちこちにあって
なかなか上手く誠実に作ってあったと思う
もっとチマチマしてもおかしくない 
この話を見せきった脚本も上手かった

きっとDVDでは見ないと思うので 
じっくり映画館で見てよかったと思う小作品だった
よい意味で予想を裏切ってくれた気がします
エンディングもヒロインの歌だったしね 
これも香港映画の王道

次は トー先生の話題の”エグザイル/絆”を1日でも早く見たいです

今日の映画77点
[PR]
by acine | 2009-01-02 12:30 | Hong Kong  香港映画 | Comments(4)
e0079992_21593824.jpg

月に一度のスカパー無料デーを利用して MATVで見ました 
シンチー絡みでそういう映画があるらしいというのは知ってたけど 
これか~!という感じでございました こんな感じ:amazon

よい時代 シンチーとマンタおじさんが 丁々発止で絡みまくるという 
今思えば黄金時代の映画だったのかも・・・ですね

しっかし 不穏な・・・でもとってもチープな音楽に乗り 
オープニングは延々 線香花火の先の大写しですよ~!(笑)
せ・線香花火!!! キャストの名前と共に・・・!

で SWATっぽい部隊が倉庫に突入し始めた
そして別室で 日清カップヌードルにお湯を注ぎ 
さぁ食べようとするシンチー そこへSWAT突入!

一体何の映画かと思うけど そんなオープニング通り
何と申し上げてよいのやら(笑)!

手柄を立てたのに 特殊部隊のシンチーは交通課へ左遷
女警視?とイイ仲になったマンタは重犯罪課へ昇進

交通課であれこれあった(これおかしすぎる!)シンチーは
とうとう警察官を辞めたのに 何故かテロリストが狙う
噂のある学校(これも高校だか何だかよくわからない設定)へ
潜入する・・・そこでのいい大人がこれでもか!と ドタバタ 
そして何故かマンタもシンチーもマシンガン持って ド・アクション!
という 何とも不思議な映画でした(笑)

これ見て シンチーもマンタもなかなか動けるしキレもいい
そして銃裁きもなかなか! シンチー&マンタコンビで
真面目な香港警察アクションもの見たいな~と思ったりして
彼らならちゃーんとこれも魅せてくれそうだもんねぇ

それにしても マンタは今のシンチーやトニーやアンディより
若いと思うのに 当時からすでにオッサン然としてるのが可笑しい!
そして シンチーも本当に若い! 
交通課時代のシーンなんて 美麗と言ってもいいくらいで 
やっぱり若い頃のシンチーとトニーはよく似ている・・・

しっかし いい歳こいた大人が (どう見たって学生に見えない!)
学校へ潜入なんて こんな○ホくさい設定 香港映画でしかありえない!
と思います(笑) でも何故か香港映画なら許せるんだなぁ・・・

この頃出てくる警察のシーンは 最近の映画に出てくるような
モダンな香港の警察とはかけ離れてるけど イギリス統治下時代なので
ユニオンジャックの旗があったり 警察の中にイギリス人いたり
しかもその上司がコテコテの広東語喋ったり・・・
テロリストもイギリス人という設定だし (しかし一体どこの
無名外人よ? この人たち?!って感じですが・・・笑) 
これまた古きよき時代の香港映画だよなぁ~と 懐かしく見ました

ヒロインも ちょっと色黒な城戸真亜子風 アテナ・チュウと
マニッシュ系美人 チョン・マンなど 当時の別嬪さんが
出ておりましてね・・・ あ~! この人見覚えあるわ~ 
だけど名前がわからないという人もチラホラ出てました

見終わって 何が残るわけでもないし バランスもよくないのに
シンチーとマンタが しょうもないことも含めて
画面であれこれやってるだけで 嬉しくて 楽しくて 
なんだか知らない間に最後まで見てしまう・・・という映画でした(笑) 
これ1の方が出来はよいらしいですね

今日の映画:70点
[PR]
by acine | 2008-09-07 22:19 | Hong Kong  香港映画 | Comments(10)