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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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昔 ヒットした ダーティ・ダンシング2という位置づけのダンス映画
舞台はキューバで 主役の相手役が ガエルと並ぶメキシコの星
ディエゴ・ルナということで ラテン色がぐっと強くなった

今回はきっとストーリーの読める映画なので(当たり!)
気楽にラテン気分・ラテン音楽・ハバナの街を楽しむのが目的
音楽は英語の曲が多いのが残念だけど やっぱりラテン音楽は熱くて濃くていい
聞いてるだけで 体温が1、2度くらい上がりそう!
サントラ試聴:HMV Dirty Dancing - Havana Nights
お気に入りは 7 ”リプレゼント・キューバ”

50年代のキューバのハバナが舞台
一種特権階級のアメリカ人の姿が描かれていて
父親の仕事でやってきた主役のケイティもゴージャスなホテル住まい
気が進まないハバナ暮らしで ディエゴ扮するハビエルと知り合い
ダンスと恋に目覚めていく・・・ という予定調和内でストーリーは進む
今時珍しいくらい 古典的青春ダンスもの!

ディエゴは ほろ苦いロードムーヴィー 天国の口、終りの楽園。 サントラも最高!
より大人になっていて 今回とっても魅力的だった!
浅黒い肌に 甘い少年っぽさを残した ほどよく濃いラテン男
しかもダンスも上手い 愛情表現も甘い 粋
つるりんとした白人同級生より そりゃ~ヒロインだって惚れますわ
ガエルと並んで ディエゴも 個人的メキシコの星に入れました

そして・・・一緒に見た3人とも同じ意見だったのが
ケイティ役のロモーラ・ガライが大柄で大味だったこと!
ディエゴがひょろっとして浅黒い肌に対し いかにも北方系白人のルックス&体つき
味わいのあるハバナの街にも 思いっきり浮いてる アナタホントに浮いてますよ!
それが狙いだったのかしらん?

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ダンスシーンは本職ではないので ご愛嬌な部分もあったけど
かなり猛練習した結果は出てるのでは?
結局 サルサなのか 社交ダンスなのか レゲトンなのか
ダンスに詳しくない私には 判別不可能でした

ラテン系ディエゴのダンスは さすがにリズム感よくてなかなかOK
ただ・・・ケイティちゃん大味なのよねぇ 大柄なのよねぇ
セクシーなドレス姿も何だか大味なのよねぇ ○牛っぽい

ダンス踊る役なら もっと体絞ろうよと思ったのは私だけじゃないはず 発育よすぎ
小柄でパンチあるラテン美女の方が ディエゴには似合いそう 
きっとその方が日本人好みでもある感じ 

1のパトリック・スウェイジがダンス教師役で出てるのはご愛嬌!
彼のダンスはとってもメリハリきいて上手い 姿勢も綺麗 

というわけで 単に楽しむ映画として見れば OK!
公式HP たまには何も考えずに見る映画もいいもんです

ただ・・・太陽あふれて 華麗なスペイン風の街並み 独特のさびれ感
打ちつける荒い波 なんとも味のあるハバナの街が舞台なので
もっと渋い ラテン的な陰影のある 枯れて熟成された味の映画が見たいな 
英語じゃなくて スペイン語が聞きたいな
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ  が無性に見たくなり
サントラIbrahim Ferrer のアルバムを帰ったら聞きたい!
いつかハバナへ行ってみたいな~とも思った夜でした

今日の映画 75点
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by acine | 2005-09-28 23:43 | Sudamerica  南米映画 | Comments(10)

Mi cinema log について

スタートして1週間  早速のコメント&TB 感謝です
そういえば挨拶も何もなしだった!と気がついたので 簡単にご挨拶

作りはとってもシンプル
映画を見たら 感想をUPする というブログです
映画ブログといえるほど 本数は見れないと思うのですが
その時々の感想を 語らせてね~と思ってます

ジャンルとしては単館系 香港・アジア・スペイン・ラテン・イギリス・ヨーロッパ映画が好き
ドラマ・キャストの演技・映像・音楽などが素晴らしい映画だと言うことなし

一番苦手なのは CG・SFX使いまくって 
宇宙人が攻めてくるだの 地球滅亡の日だの
竜巻や何かが沈没とか そういう類の無駄遣いハリウッド映画
同感してくれる人いますよね?! 

モノ書き得意ではないので つたない文お見逃しを・・・
その時の気分によって いろんな書き方(テキトー)をすると思いますが
のーんびり まったりと 続けていけたらいいなぁと 思ってます
よろしくお願いします      acine

acine more ?
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by acine | 2005-09-28 12:13 | comunicacion 連絡 | Comments(10)
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マンガは好きじゃないので 原作は読んだことないし 走り屋にも全く興味なし
車を運転するのは好きだけど 走ればそれでいいやというレベル

インファナル・アフェアの監督・スタッフ陣
香港&台湾のオールキャストによる映画というだけで
香港映画好きの心をつかむの充分
新旧とりまぜたお馴染みの香港キャスト
アーティストとして ここ半年ほどとことんハマっている
台湾のジェイ・チョウが主役 そりゃ行くしかない

ただ困ったことに 全国的に吹替版が大々的に公開
香港映画の醍醐味である イキのいい広東語はおろか
吹替版では 天才ジェイの歌う挿入歌&エンディングテーマまで
差し替えられてるという  は~?!冗談じゃない!!!
イキまいて 仕事先の京都で字幕版を見た
結果 やっぱり字幕版に限る! 吹き替え版なんて ダメよダメ!

日本原作 日本が舞台 でもキャスト&スタッフは香港主体というだけあり
濃いような あっさりしたような カッコいいような カッコ悪いような
よくわからないけど 見入ってしまうという
あっさりとした和の中に 香港的な濃さが同居してる
不思議な味わいの映画に仕上がっておりました

日本ってこんなに美しいのね~と思う景色の中 映画はスタート つかみはOK
いかにもマンガ的な展開だけど この際ストーリーはどうでもいい
キャストの存在感・目ヂカラを観察 凄そうな走りを楽しむ
いっぷう変わったテイストの香港映画ということでどう?!
私の場合 キャストじっくり観察映画でした 

香港の濃い目のキャストが多い中
薄めのジェイの味わいが主人公にピッタリ 演じてるのか?素なのか?
判断今イチつかずの あまりのフツーっぽさ
フツーすぎるというのも 音楽同様 これもある意味 天才的?!
慣れない広東語のせいか キャラのせいか 台詞は少なめだけど

ジェイの発する  だの  だの ふん とかいう短い台詞の中の
声の表情・繊細さ・切なさに こりゃ可愛すぎる!
たまら~ん!とにかく心奪われっぱなしだった私
ジェイの一言セリフに とことんマイってしまったわ

無表情な中に 時折見せる表情の輝き
天才アーティストジェイの片鱗が垣間見えた瞬間があちこち
音楽もだけど ジェイ本人にもハマってしまったようです ワタクシ

そして 何といっても アンソニー・ウォンの怪演!
顔のうすいジェイと親子には見えないんだけど(笑)
段々違和感なくなるし ジェイともあ・うんのいいコンビ
なんともこのオヤジが だらしなくて カッコよくて 懐深くて 味わいある
酒瓶だらけの日本家屋+オヤジがものすごく似合っていた(笑)
そして 久しぶりのケニー・ビーもカッコよくて 年はとってもやはり男前
2大オヤジ 頑張っておりました 香港オヤジ連やっぱりいい!
私も一緒に酒飲みたいぞ~ 飲ませてくれぃ!

若手~中堅に関しては
ショーン・ユーはIAの頃と比べると ずいぶん堂々としてきて
香港俳優らしい濃さも出てきた だけど繊細な部分も残していて
トニー・レオンを彷彿とさせる眼・味わいを持っている 
出番が少し少なかったけど やっぱり彼はいい
エディソン・チャンは 元々あまり好きではないけど
今回は 自然な演技でなかなか良かったと思う
チャップマン・トウ 濃くてオーバーアクト気味の香港俳優らしい演技 
エリック・ツァンの路線を狙えるね
ジョーダン・チャンというよりチャン・シウチョン、陳小春!
久しぶりに見た小春はすごく大人になっていて 渋みを増してきていてカッコよかった!
出番は少なかったけど堂々の存在感 これからの小春ももっと見たい
杉浦先輩=ウィール・リュー 郷ひろみに似てない?
オカマなキャラだったけど 映画でもOK 先輩はジェイの曲の作詞もしてるのね
鈴木杏は一人日本から参加だけど 違和感なく溶け込んでた
手足の長さ 細いけど骨格がしっかりしてるのが クォーターっぽい

ジェイと鈴木杏のストーリーは かなり気恥ずかしいし
何故か昭和と平成のテイストが混ざってるし ラストもアンタたち そんなんでいいの?
香港映画らしい大仰な表現 日本じゃしないだろう表現あれこれ 
やっぱり出たかの香港名物○吐シーンの数々 などもあったけど
香港映画好きなら 見て損はないと思う

そして 見れるものなら 広東語でジェイの曲も流れる字幕版を見るべし
あの曲が聴けると聴けないのでは 映画の印象も全く変わってしまうと思う
挿入歌の”一路向北”スバリ名曲! 

今日の映画 81点

ジェイの音楽  more
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by acine | 2005-09-21 21:20 | Hong Kong  香港映画 | Comments(40)
2005/09/15
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ティム・バートン&ジョニー・デップコンビのファンタジーワールド
オープニングのチョコレート工場のシーンから目が釘付け!
カメラに納められるシンメトリーな空間の製造シーン 
ベルトコンベアーに載せられて 運ばれるチョコが積み込まれる赤い車
なんてカッコいいの?! 何て可愛いの?!  
オープニングのアートワークだけでティム・バートンの世界へ引き込まれる

感心するくらい こ憎たらしい 我とアクの強い子供たちに混ざって
一人普通の子供なチャーリーが招待された ウォンカのチョコレート工場とは・・・?!
まるでおとぎの国・・・お菓子の家と近未来とブラックユーモアが一緒くたになった所
チョコ工場の社長ウォンカ演じるジョニーはキテレツな役を嬉々として演じている
工場の中はあっと驚く人たちがいるのだけど それは見てのお楽しみ
ただそれが効果的かどうかは 人によって違うかな
段々予定調和になってくるのが惜しいかな でもアイディアは面白い

行き着くテーマは前作のビッグ・フィッシュ(私の昨年のベスト映画!)と
同じだけど 前作ほど感動的ではない (前作は涙ボロボロ)
キテレツ感だけで持ってるような感じもなきにしもあらず
でも最後まで見入ってしまう 
子供を使った大人のための甘くて苦いワンダーランドかな
子供っぽいウォンカ 大人なチャーリーの組み合わせの妙

工場の中の原色ワールド レトロ近未来なインテリアも面白い
レトロなウォンカチョコのパッケージ ロゴ
ウォンカの赤い車 赤いバイク etc・・ すごくお洒落!
大道具 小道具 まるで ○ージ・マ○ールか?というような工場まで
視覚効果&音楽効果抜群 それも見所

今日の映画 78点
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by acine | 2005-09-21 21:18 | Estados Unidos 米映画 | Comments(18)
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2005/07/19
ジム・ジャームッシュが 20年もの間撮り貯めてきた
コーヒーとタバコにまつわる 11話のショートストーリー
モノクロームの洒落た映像 粋な音楽
各ストーリー2,3人のキャストが 本人をそのままを演じるので
演じてるような そうでないような 設定が面白い
カフェでの個性豊かなトーク そしてコーヒーとタバコ 
淡々とパートが進む とってもミニシアター的な作品
kazuponさん いわく 
映画というより一枚のCDを聴いているような感じ という言葉がぴったり

私が気に入ったストーリーは・・・

SOMEWHERE IN CALIFORNIA カリフォルニアのどこかで
イギー・ポップ&トム・ウエイツのミュージシャンコンビの禁タバコ?にまつわる話
歳はとってもミュージシャンは やっぱり渋くてカッコいい
お行儀の悪いコーヒーの飲み方する人も多い中 このオヤジ二人はとってもお行儀よし

COUSINS いとこ同士
ケイト・ブランシェット 驚きの○役 彼女の芸達者振りはすごい
セレブなケイトを演じるケイトは エレガントで 物腰柔らかくて 何て素敵なこと!
私は盲目的にケイトのことが好きなので このパートだけでも行ってよかったと思えた
セレブには世間は優しいけど パンピーのいとこには・・・現実は厳しいのね~

COUSINS?   いとこ同士?
アルフレッド・モリーナ&スティーブ・クーガンの俳優コンビ 
家系図を調べていくと・・・実は そして映画界のウラをちょっと皮肉るストーリー
二人の温度差 間に流れる空気感が面白い
二人ともどっかで見たと思ってたら A・モリーナはスパイダーマン2のDr.オクトパス
S・クーガンは24アワー・パーティ・ピープルで見てたんだった

あと やはり芸達者なロベルト・ベニーニ トップのこの話もけっこう好き
ふふふ!そうなるか~というオチが笑える
相変わらずヘンな味わい 語るスティーブ・ブシェミも印象的だったし
コーヒー○×飲み・ビル・マーレーもかなりおかしい(笑)

起承転結がはっきりしてるわけでもないし
盛り上がりがあるわけでもないので 万人向きではなさそう
J・ジャームッシュが好き ミニシアター系映画が好き 音楽が好き
ぼぉーっと見たい キャストが好き コーヒーが好き タバコが好き 
などという方におすすめ
コーヒー&シガレッツ 公式HP

見終わるとコーヒーが飲みたくなる タバコが吸いたくなる
このふたつがセットだと尚更美味しいと 劇中でも力説してた人がたくさんいたので
タバコを吸わない私は ちょっと試してみたくなった(笑)

影の主役はコレだと思う↓
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各ストーリーのテーブル
モノクロなので この市松模様 チェック チェッカーフラッグ風
とにかくツートン模様  テーブルの上が気になってしょうがなかった
その上のコーヒーカップ 砂糖ビン タバコ 灰皿 も実は主役!
モノクロ映像のカフェの内部 テーブルの上も キャストと共にすごくカッコ良かった

今日の映画 75点 
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by acine | 2005-09-21 21:17 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
2005/06/23
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まだ20代後半だけど 繊細かつ存在感のある演技で
アジアの巨匠たちにも大人気の張震
派手でもなく クラシックな雰囲気の男前だけど
その演技力・存在感は 台湾いや中華圏の同年代の俳優ではダントツだと思う
映画の中で 光り輝くタイプ 若いけどすでにいぶし銀の香りさえする
明星ではなく 根っからの映画俳優 役者タイプ
個人的にはレスリー・チャンやトニー・レオンみたいにアート系・
芸術的要素の高い映画で カンヌ系の王座を狙えるタイプの人だと思う

ブエノスアイレスでのトニー・レオンと絡む少年っぽい初々しさ
その後 これからという時に兵役へ・・・
そして復帰作 グリーン・ディスティニーでのチャン・ツィイー相手のワイルドさ
2046では出演シーンがあまりにも少なくて涙ちょちょ切れたけど(怒)
あんなに少ない出番でも 某K氏よりよっぽど印象的だった
つい最近私も書いた感想 愛の神、エロス では
渋い大人の色気がぐっと出てきました 20代後半でこの色気!↑写真
2046のうっぷん晴らしをしてくれて嬉しい!
※あと張震の映画では カップルズも見てるけど 今イチ記憶になし
デビュー作 牛古嶺街少年殺人事件 はずっと気になってるけど見れてない

kazuponさんち の 愛の神、エロスの記事で 気になるクリップを発見!
自らバンドもされてて 映画&音楽好きなkazuponさんのアンテナに感謝
DJ ShadowというDJアーティストの"Six Days"という曲だそうで
監督:王家衛 主演*張震 スタイリッシュでセンスいいビデオクリップ

kazuponさんがそのクリップの見方をコメントに書いてくださったのでご紹介
DJ shadow のサイトより サイト内の左側でぐるぐる回ってる
Media Playerって文字を捕まえて(笑) 上のAudioとVideoのVideoをクリック!
上から三つ目が"Six Days"です
※記事UP当時と変わってるみたいなので 根気のある方は探してみてください

張震は刺青師を演じてて すごくカッコいいです
映像も王家衛好きにはたまらない世界ですよ~絶対
私は盲目的に王家衛の映像が好きなのでたまらない! 
2046のカリーナとのシーンを思い出させるパートもあり
王家衛にしては珍しくちょっとカンフーシーンもある
〈王家衛のカンフー映画見てみたい気もする スタイリッシュに違いない!)
張震もロン毛(私は張震はロン毛のほうが絶対いいと思う)で
セクシーですごくカッコいい
気になる方はkazuponさんちへ行ってみてください
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by acine | 2005-09-21 21:15 | cosa cinema シネマごと | Comments(2)
2005/06/21
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王家衛 スティーヴン・ソダーバーグ ミケランジェロ・アントニオーニ 
カンヌを制した3人の監督の各々のアプローチが見れるオムニバス

結論から・・・
やはり王家衛の描く世界は素晴らしいということ!
今回のテーマをよく理解して 描いてるのは彼のパート
ひいき目じゃなく アプローチが一番正しく的確
裸 絡みはなくとも 表現できる ここまで描けるという見本
ソダーバーグはまだいいとして 
ラストのアントニオーニの時代錯誤な表現とは大きな差
あの内容には正直辟易したし 理解不可能 
王家衛は欧米の監督とは まったく違うアプローチ
東洋人にはやっぱり彼の世界が一番しっくりくる

コン・リー演じる娼婦とチャン・チェン演じる仕立て屋のストーリー
役者の表情 手の動き 美しい衣装・アクセサリー
雨の音 裸電球 階段 廊下 ドア
電話でしゃべる人 盗み聞き レトロな音楽
王家衛映画でお馴染みのモチーフが並ぶ
花様年華 2046でも見とれてしまった
レトロモダンなチャイナドレスがこれまたため息が出るくらい美しい
カエターノ・ヴェローゾのテーマ曲もとにかく美しい

この映画もまた 欲望の翼 花様年華 2046 の写し鏡
この3作のサイドストーリー
これらの映画の隣の部屋で同時期にあった出来事でもおかしくない 

コン・リーはさすがの存在感 
2046では老けてたけど こちらでは色気が滲み出る大人の女
姿は写らず声だけのシーンもすごく色っぽい
チャン・チェンは年齢差のある年下の男
これまた20代後半とは思えない大人の色気
その様は 最初は欲望の翼のレスリー
その後は 2046のトニーに並ぶダンディ&セクシーさ
大女優コン・リーを相手に回し これまた素晴らしい
二人の表情 体つき 手 声 だけで充分ストーリーが成り立っている

正直 後の2作はいらないから
王家衛のこの短編を3回繰り返して見せてくれた方が
個人的にはよかったなぁ
やっぱり王家衛の世界 たまらなく好きというのを実感

2046は広東語・北京語(日本語まで)が混在していたけど
今回はコン・リー(中国) チャン・チェン(台湾)ということで
王家衛映画でオール北京語 
そういう時代になってきているのかもしれない

今日の映画 王家衛のパート:90点  全体:50点 
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by acine | 2005-09-21 21:14 | Asia アジア映画 | Comments(2)
2005/06/13
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キャッチコピーに書かれている
「生きる」ために、死にたい。 と願う
スペインの詩人ラモン・サンペドロの実話がベース
尊厳死がテーマの映画

アカデミー賞 ゴールデングローブ賞: 最優秀外国語映画賞
ヴェネチア国際映画祭: 主演男優賞 審査員特別賞 最優秀外国語映画賞
ほか 数々の受賞に恥じない力作 今年 今まで見た中ではベスト

19歳でノルウェー船のクルーとなり 世界中の海・街を旅したラモン
不幸にも その海の事故で体の自由を失ってしまう
動けないまま20数年間を過ごした 現在のラモン

動けないものの 時にはユーモアたっぷり 時には苦しみながら
しっかりと信念を持っているラモン
自由に動けても 信念を持って生きてない人間が
いかに多いことか・・・と自分も含めて考えさされる
自由を得る為に 彼が選ぼうとする道はたやすいものではない
彼の信念は通るのか・・・?

それを励まし 助け 時には傷つけ合う 彼の家族
この家族にしかわからない 無償の愛 献身 憎しみ 苦痛
とりまく人々の姿も とても自然で身に染みる

そして ラモンはどうなるのか?

静かに こころの奥深く 染みてくる映画 
舞台のスペイン北部のガリシア地方の海 山 自然が目に染みる
原題の Mar adentro 海の中へ の名の通り
穏やかで包み込むような 美しい海がとても印象的
ガリシア地方はケルト圏ゆえ バックに流れるのもケルト音楽 心に染みる 
サッカーの話が織り込まれるのも いかにもスペインらしい

演じる俳優達の演技も 自然で本当に素晴らしい!
夜になる前に でもとても印象的だった ラモン役のハビエル・バルデム
まだ30代半ばなのに 何もかも知り尽くしたような 
この貫禄 奥深い佇まいは素晴らしいの一言
※彼の新作はスペインの画家ゴヤの映画 ナタリー・ポートマン共演

とりまくキャストも皆自分の持ち場で最大の力を発揮している
弁護士のフリアの大人の可愛さ 兄嫁の静かな佇まい 大事な役どころのロサ
頑固な兄 静かな父 どうのこうの言いつつ面倒見のよい甥 etc・・・

そしてこれを撮ったアレハンドロ・アメナバル監督はまだ32歳
この年齢で こんな深く瑞々しい映画が撮れるなんて 脱帽!
世界は広い!と実感させられる・・・
巨匠が撮ったと言ってもおかしくない貫禄
ただ その若さが映像に 自然さ・清々しさを醸し出してるのはプラス
オーソドックスな中にも 鋭い視点がきらり
映し出さないといけないシーン・情景をすかさず撮っていると思う
必要なシーンを映す 無駄なシーンをカットする のは
一番難しいことと思うけど この監督は楽々クリア

生きるとは・・・人生とは・・・死ぬ時は・・・
自分が同じ立場だったら どうするか?
ベッドの上で何を考える?何を望むだろうか?
自分がとりまく立場だったら どうするか?
たまにはこんなことを考えながら見る映画もいい
重いテーマなのに 心穏やかな余韻が心地いい

老若男女問わず おすすめします
公式HP

今日の映画 84点

※アレハンドロ・アメナバル監督は・・・
オープン・ユア・アイズ はバニラスカイとしてリメイクもされたけど
彼が監督した 謎めいた雰囲気のこちらの方が絶対おすすめ
二コール・キッドマン主演のアザーズの監督でもある
南米チリ生まれ育ちのスペイン人 才能あります!

そして ハビエル・バルデムは 夜になる前に でも
ヴェネチア国際映画祭で やはり主演男優賞を取ってます
大きな体で ここでも骨太かつ繊細な演技をしていて
公開時に見たけどこれも深い映画
テーマが濃すぎるので好き嫌いははっきり別れるタイプ
ミニシアター系好きな人だと大丈夫かな
共演陣も ジョニー・デップ ショーン・ペン オリヴィエ・マルティネスと
個性的ないいオトコの演技派揃い ジョニーの二役かなり衝撃的(笑)!

ハビエルはペネロペ・クルスのデビュー作 ハモンハモンでも共演してます
これもかなり前にWOWOWで見たけど これでもかというほど濃い映画!
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by acine | 2005-09-21 21:13 | España  スペイン映画 | Comments(2)
2005/05/29
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IAが好きだったら これは見た方がいい!と
香港映画好きな男性ブロガーさん達から 
ご推薦いただいてた ザ・ミッション/非情の掟 

借りてきてたのに 見れないまま返したりで・・・
先週 衛星でオンエアされたので やっと見ることが出来た!

大丈夫?と思わせる安っぽい(これがまた香港映画らしいんだけど)
テーマ曲にのって 物語は始まる

黒社会のボスを 護衛するために集められた男5人
派手な銃撃戦があるわけでもなく、ロマンスがあるわけでもなく
香港映画伝統の男の映画!女は姐さんしか出てこない
いつ裏切られるか?いつ殺されるか?の世界で生きる男達を
淡々とシンプルに 渋くスタイリッシュに描く佳作

こんな題材の映画にしては 珍しく静かな映画
台詞も多くなく 夜の闇 拳銃を構えてる姿が美しく印象的に描かれる
シーンによってはヨーロッパ映画みたいな構図 シンプルだけどカッコいい
こういうシーンが撮りたくて こんな流れにしたのかな?とも思わせる
監督の ジョニー・トーは”ターンレフト ターンライト”
の監督でもあるけど 巾が広い人で感心

女は女同士の関係はわかるけど
これは男の映画 男しかわからない男同士の関係 空間 間合いが
強調されてるので 男性の方がより彼らの気持ちに近づいて
雰囲気が読めるのではないか?と思った
男性ブロガーさんが こぞってお薦めなのも何となくわかったような気がする

俳優陣もこういう映画にピッタリのクセあり人材ばかり集めてるのがとてもいい!
やっぱり香港俳優の面構えの良さは最高!
中でもIAⅡでも印象的だったン・ジャンユー(フランシス・ンなんて書くと誰?
って感じがするので)が 眼光鋭くて 素晴らしくカッコいい!!!
いやーダントツにカッコよかった!またIAⅡが見たくなってしまった
アンソニー・ウォンは 宍戸錠?と思うくらい(笑)
顔が丸々してたけど 最後の微笑にはこっちもニンマリ
ロイ・チョンも全然変わってなくて 悪そうな面構えなんだけど 妙に魅力的
サイモン・ヤムは 変わらずギラギラ系だ

IA後遺症か 携帯の着信音の音 エレベーターのシーン
車に黒服の男が乗り込むシーン それだけでドキドキしてしまう

相変わらず こういう題材に香港の街並みはピッタリ
猥雑な感じ 崇高な感じさえするビル街
香港映画にはよく出てくる飲食店でのドンパチ
夜の闇 見上げたビルの谷間などロケーションが抜群

スタイリッシュ 静か 不思議なテイスト 
そんな男の香港映画が見たい方はどうぞ!
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by acine | 2005-09-21 21:11 | Hong Kong  香港映画 | Comments(0)
2005/06/03
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こういう音楽ドキュメンタリーもの 音楽が中心の映画
音楽のいい映画(=いい映画に決まってる!)には目がない私

ブルース生誕100年を記念して NYのラジオシティミュージックホールで行われた
一夜限りのコンサートのライブを中心に、バックステージ風景
ブルースとは・・・と語るミュージシャンのインタビュー ブルースの歴史
当時のフイルムを交えた マーティン・スコセッシ総指揮・製作の映画
タッチとしては ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ永遠のモータウン
(この2作はもう大好き!) に似ている シブい映画なのだった 
LIGHTNING IN A BOTTLE  公式HP

ブルースの生き証人たちの 年輪を重ねた重み
伊達に年をとってない生き方が その歌・ギターに与える影響は大
老ミュージシャンの姿 パフォーマンス 歌 ギターのカッコいいこと!
黒人たちの辛い歴史の産物でもあるブルース
彼らのルーツであるアフリカの大地 KKK団のフイルムも交え 
ブルースが辿ってきた道を紹介しつつ 
魂を吐き出すようなその歌声 音色には惚れ惚れ

そのライブには 現在活躍するアーティストも多数参加
ナタリー・コール メイシー・グレイ B.Bキング
エアロスミス(S・タイラー&J・ペリー) ボニー・レイイット などなど・・・

私はブルースに関して 詳しくないけど 欧米の音楽を聞いてると
ロックとブルースは切り離せないし ロックにしろ ブラック系にしろ
ブルースが 今の欧米の音楽に与えてる影響はとにかく大
そのエッセンスが入ってない音楽はほとんどないんじゃないかな?
ちょっと優等生的な作り方かもしれないけど
こんなブルースのルーツを 丁寧に追った映画を見れて良かった

スタンダードのイメージが強かったナタリー・コールも充分ブルース魂を持ってるし
エアロのS・タイラーとJ・ペリーカッコよすぎ・・・!
エアロのライブは何度か見たことあるけど ホントに何歳になっても凄いね~!
各ミュージシャンのライブシーンは心に染みるしカッコいい

それにしても”永遠のモータウン”もそうだったけど
観客は 年代さまざまだけど ほとんど男ばかり 女は少しだけ
何で 女はこんな映画見ないのかな~?
女もこんな映画見ないと勿体ないよ~! 損だよ~と断言!
シブい映画だけど 映画&音楽好きだったら こんな音楽映画も絶対あり

今日の映画 78点

先週見たのに すっかりUPが遅れてしまいました
忘れないうちに~! とあわてて書きました

生まれ変わったら 南の島でのんびり生きる
南欧で思いっきり人生を楽しむ・・・のもいいけど
こういう身一つで 自己表現できる人にとっても憧れる 
ミュージシャン 歌手 ダンサー スポーツ選手
映画監督 俳優 女優 美術 絵描き 物書き etc
身一つで 自分を思いっきり表現できるのは 素晴らしい
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by acine | 2005-09-21 21:11 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)