Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

<   2005年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧

e0079992_2243723.jpgここ4.5年 ずっと見たかった映画 
念願かなって やっとビデオにて鑑賞!

静かなスペイン映画
前から読んでも 後ろから読んでも同じ名前の二人
アナとオットーが知り合って 一緒に過ごす時間 離れた二人
偶然と偶然が重なり 運命 輪廻 を感じさせる物語
ANAの視線 OTTOの視線 二人の視線が重なる時と
パートパートで テンポよく流れるように見せていく


スペインとフィンランドが舞台 原題は北極圏の恋人たち 
スペイン映画は濃いというイメージがあるけれど
フィンランドの北極圏がキーポイントのため
この映画に限っては 影・静の映画 ヨーロッパ映画そのもの
セリフより キャストの目 表情 動き 風景 時間・・・ 
1シーン 1シーンが 一枚の絵か写真のように美しく 印象的に紡がれていく
現実的であり おとぎ話の世界のようでもあり
こんな映画こそ 映画館で見たかった とつくづく思った

e0079992_2245913.jpg









アナを演じるナイワ・ニムリの無国籍で不思議な佇まいが
この映画にぴったり やはり彼女の目力は強力 そして素敵だ!
西洋の女優では 今私の中ではケイト・ブランシェットについで好き

オットーを演じるフェレ・マルティネスの想いを秘めた
静かな佇まいもピッタリ この映画でもなかなかのナイーブな
グアポ(ハンサム)ぶりだった この人かなりの芸達者!

後にバニラ・スカイとしてリメイクされたスペイン映画 オープン・ユア・アイズ では
エドゥアルド・ノリエガとペネロペ・クルスの影で どうも損な役回りだったこの二人
見るならこっちを見て欲しい この映画の二人は本当に素晴らしいから!

子供時代 少年時代の二人も いわくありげなとてもよい演技
それぞれの人生を歩んでいくことになる親たちもいい味
人生酸いも甘いもかみしめた枯れた雰囲気もある
キャストたちの演技がヨーロッパ映画らしくていい感じ

スペインの影と フィンランドの淡い光 透明感のある空気が美しい
偶然と運命に翻弄される二人の繊細で美しくて悲しい物語
ヨーロッパ映画好き スペイン映画好き ミニシアター系映画好き
クールでウォームな映画が見たい方はどうぞ

今日の映画 80点

ナイワ・ニムリ映画: 靴に恋して ユートピア
フェレ・マルティネス映画: ユートピア バッド・エデュケーション
[PR]
by acine | 2005-10-27 21:56 | España  スペイン映画 | Comments(4)

'04年の 個人的ベスト10

’04.12.30
b0028866_18191083.jpg
1位 ビッグ・フィッシュ (’03 アメリカ)
ティム・バートンのおとぎ話のような
ファンタジックでヒューマンな世界に酔いしれた
ユアン・マクレガー、ビリー・クダラップを始め
俳優陣の演技も秀逸
特に父親役のアルバート・フィニーは最高!
ラストではもう涙がボロボロ 後味も最高によい

b0028866_18221476.jpg
2位 2046 (’04 香港) 感想あり
これも王家衛の映像世界が炸裂
トニー・レオン、中華圏女優たち
キャストの演技も素晴らしいことこの上なし
映像、音楽、美術、演技全てがシンクロ
惜しいのは日本人キャスト
それ以外は文句なしの1位なのになぁ
b0028866_1825509.jpg

3位 永遠のモータウン (’02 アメリカ) 感想あり
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ以来の感動
長い間日の目を見なかったデトロイトの老ミュージシャン達の
ドキュメント 彼らの音楽、日陰人生を恨まない潔さ
その姿勢に胸が熱くなった サントラも最高!

b0028866_18275548.jpg
4位 オールド・ボーイ (’03 韓国) 感想あり
濃い・熱い・痛い 衝撃作
キャスト陣の演技も素晴らしく 勢いに押し倒された感あり
ラストの笑みが未だに気になる
好き嫌いは関係ないほど 強烈なインパクトを残した
日本以外のアジア映画は骨があっていいな!


b0028866_18304894.jpg5位 モーターサイクル・ダイアリーズ 
(’03 イギリス・アメリカ) 感想あり
若きチェ・ゲバラと仲間の南米大陸横断
ロードムーヴィー
心の動きも静かに描かれていて
単なるロードムーヴィーに留まっていない
ガエル・ガルシア・ベルナルの演技も◎

b0028866_18343583.jpg
6位 スパニッシュ・アパートメント (’01 フランス・スペイン)
バルセロナのとあるアパートを舞台に繰り広げられる
ヨーロッパからの留学生たちの恋あり涙ありの
ハジけた日常は傍から見てても面白い&うらやましい!
バルセロナ好きにはたまらない世界 後味もよい!


b0028866_18385839.jpg
7位 carmen.カルメン (’03 スペイン・イギリス・イタリア)
アンダルシアを舞台に描かれるカルメンとホセのストーリー
映像に漂うアンダルシアの光と影と情熱
2人の堕ちていく様が美しくも何とも哀しい
魔性の女カルメン役のパス・ヴェガと 泥沼にはまっていく
ホセ役のレオナルド・スバラグリアもハマリ役


b0028866_18453100.jpg
8位 ラブ・アクチュアリー (’03 イギリス)
後味のいいオムニバス・ラブストーリー 
様々なストーリーが同時進行するけど
わかりやすい 人によって思い入れのある
ストーリーは違うかもしれない
さすがイギリス映画! 音楽もすごくよかった!

b0028866_18485710.jpg
9位 キル・ビル Vol.2 ('04 アメリカ)
トンデモヘンテコ東洋趣味の1に続き
こっちはある意味 異色の究極の大ラブストーリー
タランティーノは苦手だけど このシリーズは気に入った
梶芽衣子の恨み節が2作を通じて絶妙な味!

b0028866_1851307.jpg
10位 レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード (’03 アメリカ)
大好きだった前作に続き、ギターを背負った渡り鳥
アントニオ・バンデラスの久々にカッコいいことよ!
早いとこ こんな濃いラテンラヴァーな役
どんどんやってくれ~
ジョニーの役もヘンテコリンだけど面白かった



※次点: 女王ファナ グッバイ・レーニン インファナル・アフェアⅡ 無間序曲                      

               ※ワースト 幸せになるためのイタリア語講座

今年もあと2ヶ月ちょっと 去年の映画ベスト10を引越しUPしました
今年のベスト10はどうなるか?
[PR]
by acine | 2005-10-27 21:55 | 年間 個人的ベスト10 | Comments(0)
e0079992_205696.jpg

原題は全く違うけど このジャケット この日本題の通り
あの名作 無間道 インファナル・アフェア のパロディ!
あぁ・・・いかにも香港! いかにも王晶らしい
日本人には?なユルい笑い一杯 B級香港コテコテおバカ映画です

IAと同じキャストも何人かいるし お馴染みのシーンの焼き直しもあるし
あのビルの屋上とか エレベーター etc 同じロケ地もあり
音楽もバッタモンくさいけど 似たような感じだしで
IAファンには それなりにツボ一杯と言えるかも!

ストーリーなんて あってないようなもんだけど
IAのシーンの数々のパロディをシャッフルして 無軌道にちりばめて
違和感ないのはけっこう芸が細かい この力技にはちょっと感心! 

四大天王 サンドラ・ンとピーター・チャンとか ジョン・ウーか?(ちゃんと鳩も飛ぶ!)
ブルース・リーか?とか 香港映画業界ネタも盛り込まれてて その辺も見所
ラストなんて アンドリュー・ラウ&アラン・マック え?ホンマかい?!(笑)
ゆるい中にも メリハリはそれなりに効いてて リズムもいいので
完璧B級映画だけど 出来はいいほうかもしれない
だけど コテコテ香港映画には間違いないので 興味のある方だけどうぞ!という感じ

チャップマン・トウ&ショーン・ユー&少林サッカーのおデブの3人が繰り広げるおバカ世界
ショーンくん お笑い系二人と組んでなかなかいいコンビなのよ これが! 
こんなユルい潜入捜査官いないってば! あの見目麗しいショーンもやっぱり香港俳優!
アナタも立派なホンコンヤン! 香港俳優は何でもアリがちゃんと出来てます
女装に タイツ男に 男3人のラブシーン?に キンキラキンの衣装着て
楽しく唄い踊るかくし芸大会的なミュージカルあり 何でもあり
思いっきりハジけてるショーンが見たい方はどうぞ(笑) 
エリック・ツァンもIA同様貫禄充分 コテコテ演技全開です!

最後に・・・興味のある方のみどうぞ!とおすすめ

今日の映画 72点 

関連記事:ご本家 インファナル・アフェアⅡ 無間序曲
インファナル・アフェアⅢ 終極無間
シリーズ中一番好きなのはやっぱりダントツで Ⅰのインファナル・アフェア 無間道
いつか感想書きたいと思いつつ 思い入れがありすぎて なかなか書けずにいます
そろそろ出来が???なハリウッドリメイク版も出てくるのかな?
[PR]
by acine | 2005-10-23 20:24 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)

久しぶりの香港映画本

e0079992_169530.jpg
THE香港映画SHOW (日中通信社) ¥1580
香港-日本交流年2005の一環として 只今東京で開催中の
香港映画祭 を記念して作られたパンフレット兼ムックという感じ

王家衛やトニー・レオンのムックは ここ数年も買ってたけど
こういう香港映画オンリーのムックって
ものすごく久しぶりだったので 高かったけど思わず購入

この映画祭で上映される映画の監督・俳優中心の構成で
人選に多少偏りあるし 写真も何故これ?というのもあるけど
香港映画好きだったら 読みたいインタビューもいろいろありそう

特集記事も 愛すべき”二人の王” 四大天王を見つめ直す
チャウ・シンチーはどこへ向かうのか? など香港映画好きには興味深い記事も
気になる方はチェックしてみてくださいね


e0079992_16193590.jpg

これ以前で マジメに香港映画を特集してるムックを
最後に買ったのは これだったような気がする  ↑

HongKong Cinema Express (’98 プレノン・アッシュ) 
90年代中頃 香港映画ファン(多分女性中心)の頼みの綱だった
プレノン・アッシュの香港飲茶倶楽部の会員向けの月刊ペーパー
香港電影通信の記事をまとめたもの
各年の映画の動き イキのよかった俳優・女優についてなど
香港映画のエッセンスがたっぷり詰まってる1冊
多分今はもう廃刊していて ¥3800くらいだったはず
レスリー死去とともに飲茶倶楽部は辞めてしまったけれど

厚さ3センチもあり 500ページを超える充実の内容
いろんな映画監督、俳優、女優のインタビュー集
プレノン・アッシュが配給してた王家衛の映画
”欲望の翼”から”ブエノスアイレス”までの様々なスチール写真から始まる
インタビューは イップ・トン ケニー・ビー チョウ・ユンファから始まり
膨大な数の人が現れ トニー・レオン クリストファー・ドイル ウォン・カーウァイで終わる

この頃出ていたムック・特集本は どの記事も読み物としても質と力と愛があった
この頃の多くの華流ムックのように 商魂逞しく 儲けれる時に儲けとけで 
写真かき集めて 適当に作った本ではなかった
ITが普及してない時代 そういう本や上記の飲茶倶楽部
香港から直送されてた香港ラピッド 今もずっと頑張っているPOP ASIA など
限られたメディアから 情報を仕入れるしかなかった
そんな時代に買った本だから これらの香港映画本には
思い入れがあって 今も大切に本箱へ並べてるのかもしれない 

韓流の次は華流・・・なんて盛り上がってるけど
韓流ブーム前から 香港・台湾エンタメ好きは常に生息してるし
安易にこんどは中華圏!いうひとくくりで 誰や彼やいっしょくたに
勝手に盛り上げて 意図的にブーム作られるのはカンベン
香港映画ファンは虐げられてても 我慢強く生きてます!
台湾ドラマ・台湾スターをきっかけに 香港映画に興味を持った人etc・・・
自然に湧き上がる盛り上がり 香港・台湾エンタメムーブメントだったらOK!
私自身も1年前からハマってる台湾エンタメのおかげで
やっぱりビバ!中華圏エンタメ そして香港モノ好きの血も思い出させてもらったしね!

◇オマケ◇
上記のムックにも取り上げられてる 香港俳優ショーン・ユーが出ている
台湾ドラマ あすなろ白書(’02)が 今日からスカパーで始まった
チラっと見たけど ショーンはやっぱりとってもカッコよい!眼力あります
どう見ても 女の子はみんなショーンに行くでしょみたいな面々
すでにショーンの勝利は決まってそうな感じ(笑) 北京語喋るショーンも珍しい 
台湾ドラマらしく 素朴な雰囲気のドラマなので ショーンによく似合ってる
”流星花園”でお馴染みの可愛いレイニー・ヤンも出演
気になる方は要チェック!ホームドラマチャンネル
下の方の 台湾ドラマラインナップバナーをクリック
[PR]
by acine | 2005-10-19 16:32 | cosa cinema シネマごと | Comments(4)
e0079992_2120165.jpg

これも公開されず・・・だったので 即レンタル
さすが イー・トンシン監督作 よく練られていて 見ごたえ十分!

チンピラのいざこざから始まる殺人 
息子を殺された親分から 殺しの依頼を受ける手配人
その依頼を受け 大陸から出てくる若者
そして出会う やはり大陸出身の娼婦 事件を追う 警察の面々

クリスマスの前2,3日の出来事を追った作品
人間的なほっとするようなシーン 手に汗握りつつ 残酷なシーンあり
そんなシーンを織り交ぜつつ 物語は進む
悲劇にならずにすむ? と思わせるひととき
思いもよらないラストにつき進んでゆく
見終わった後 ずしんと心に苦さが残るストーリー

とにかく見せ切る スタッフもキャストもいい仕事している
ドラマとして とてもよく出来てる作品だと思う 公式HP

旺角(モンコック)は九龍半島の繁華街
以前 ディープなガイドブックに あの辺は大陸出身者が多いので
むやみに街角で写真を撮ってはいけないとあり
香港へ行っても あの辺りは歩くのみのエリアだった
時代は変わっても そんな雑多な雰囲気漂う
そんな雑多で世界で一番人口密度が多いエリア(映画より)を
舞台に繰り広げられるこの映画

裏社会と警察 淡々と事件を追いつつも 苦悩する警察官たち
しょせん俺たちも奴らと変らない というようなセリフが効いていた
一般人だったはずの大陸出身者が 事件に巻き込まれていく様子
人物の描き方も 丁寧に描かれているのが 印象的
映画にならなくとも こんな話は本当に一杯あるんだろうなと
思わせるリアルさもいい

瑠璃の城以来 好きなダニエル・ウーが演じる大陸出身者
アメリカ生まれ育ちのダニエルが 普通話で演技をするの初めて見たけれど
朴訥な中に狂気を潜めた大陸人を演じるのも 興味深くそして上手かった
コテコテの香港女優のセシリアがこれまた大陸人を演じるのも同様
奇妙な連帯感が生まれ お互いを助けたのが 悲劇につながってしまうのがつらい

個人的に印象的だったのは アレックス・フォン
トニーと共演した君を見つけた25時 以来だったけど
ある種達観した中年刑事を静かに演じていて とてもよかった

そして個人的に 最近すっかりお馴染みのラム・シューおっちゃんも
ギラギラ系の演技で見応えあり 
冒頭 サム・リーまで出ていて 無鉄砲だけど渋みも出ていた 

ここ数年の香港映画には 大陸 中国との絡みがものすごく増えてきた
この映画もご他聞にもれず 大陸出身者の置かれた立場 
香港人の立場 いろんな側面も映画内で見ることができる 
ある意味 香港映画もとってもディープでグローバルな
映画世界になっているような気がする

今日の映画 80点

イー・トンシン監督作はやっぱりこの2本! 
新不了情 つきせぬ想い ボロ泣き
色情男女 ビバ!映画!
[PR]
by acine | 2005-10-11 21:29 | Hong Kong  香港映画 | Comments(8)
e0079992_23121163.jpg
ずっと気になってたジョニー・トーの香港ノワール決定版 やっとDVDにて鑑賞

香港は九龍半島の夜の尖沙咀を舞台に
サイモン・ヤムが隊長を演じる機動隊PTU
ラム・シュー演じる組織犯罪課の刑事 黒社会のチンピラ ボス 
犯罪操作課の女性捜査官 まで巻き込んでの一夜の物語

冒頭の数分 ただの人 VS チンピラ組 VS 刑事 の緊張感漂う
席取り合戦から 息つく間もなく 物語は意外な方向へ・・・
とあるものに足をすべらせ 拳銃をなくした刑事の行く末は・・・?

登場人物は限られている
だけど 登場人物の背景も限られた範囲で描かれるので
この人とこの人はどういう関係?と頭の中を総動員させながら見始めた

作りはシンプルだけど ただならぬ緊張感と静けさの連続
夜の香港のビル街 裏通り 深夜営業の飲食店のタイルの壁
昼間は雑多すぎる感じのする街も なんとも曰くありげな映し方
他の監督の夜のシーンとも全然色合いが違う
全体的にダークなんだけど ひそやかな夜の街の独特の息遣い

そして一番感心したのが 一種様式美ともいえる フォーメーション
画面に納められた キャストの距離感 歩き始めるタイミング・感覚
集まり始めるタイミング 室内に入るタイミング 銃を撃つタイミング 銃声のタイミング 
雨が降る画面のペース配分 雨が降って駆け寄ってくるPTUのメンバー
コートを着るメンバーの順番 etc・・・ 
e0079992_79235.jpg

すべてが計算されつくされた美しさ 
とにかく全てのシーンが すごい様式美 
すべてが必然性を持って準備された場面なので わざとらしさはない
クールかつ人間的なキャスト 無駄なものをそぎ落としつつ
これは意味があるのか?といちいち勘ぐってしまう 伏線らしきもの・人
それらとあいまって 独特の空間を生み出す 
1シーン 1シーン 見入ってしまう映像は 一種異次元世界

キャストは地味だし (香港映画ファンにはアピール度大だけど)
感動するとか 大笑いできるとかの類でもないし
おバカに呆れる んな訳ないだろのトホホ感
わ~誰々カッコいい! とかミーハー心に訴えるわけでもない
主人公だって ただのおっさん でもすごく味のあるおっさん 
普段の香港映画で思うこととは 気になることが全然違うタイプの映画
ザ・ミッション/非情の掟の様式美の世界がますますグレードアップした感じ

こんな映画もある香港映画はやっぱり面白い 奥も深い マニアも喜ぶ!
スターの主題歌がなくとも 茶水の人に多謝して
あっさりエンドロール さっさと劇終しようとも・・・!

それにしても PTUのユニフォームカッコいい
カーキの服に ベレー帽 編み上げブーツ 番号のバッジ
夜の街を歩く彼らの姿のカッコいいこと!
隊長サイモンは 今回はギラギラしてなかったかな(笑)
マギー・シュウ ものすごく久しぶりに見た
大きな看板にジェイ・チョウのCDの広告写真があったのも ちょっとツボ(笑)

今日の映画 78点

ジョニー・トー監督作品の関連記事: ザ・ミッション/非情の掟 ターンレフト ターンライト
しかしこの2作 見事に毛色が違う
[PR]
by acine | 2005-10-09 23:05 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
e0079992_7354542.jpg
公開時に気になってたけど 見損ねてた映画
スカパーにて鑑賞 公式HP

第二次世界大戦中 ナチスドイツの戦火を逃れるため パリを離れた未亡人と
田舎で出会った謎めいた少年とのひと夏の物語

アンドレ・テシネ監督
エマニュエル・べアール ギャスパー・ウリエル主演

ヨーロッパ映画らしい 静かで落ち着いたのドラマ
フランス映画らしく みんな講釈タレ 子供まで大人並に語る語る
静かな人間ドラマ ほろ苦さ ノスタルジックさが漂い
フランスの田舎の緑が とても印象的な映画

淡々とした地味な作りで あくまでも人間が主体
セリフがきっちり練られているので セリフ・顔だけで状況を即感じることが出来る
そして ヨーロッパ映画らしく 見る人それぞれがこれから進む物語を
想像することができる余白もある まるで小説を読んでるような作り

エマニュエルは しっとりとした 2人の子供を持つ未亡人
コケティッシュで かつ落ち着いた大人の女がよく似合っていた 上手い
ギャスパーは 少年っぽい顔と体に似合わない低い声が魅力的

こういう主人公二人の片方がミスキャストだったり 気に入らないと
段々入り込めなくなるけど この二人は何故そうなるのかが納得の二人
淡々とした映画の中でも 困惑 疑惑 高まる感情などを
自然に感じることができる
そんな静かな映画なので 背景の田舎の緑が 
あまりにも 目に眩しくて目に染みる そして結末は?

公開当時話題になったラブシーン:写真 
へぇ~そうだったのか?という展開 ここばかりl強調してた宣伝方法はどうなのよ?
そのシーンの中には なぜ少年は過去を語りたがらなかったかのヒントも

未亡人と若い男の子の単なる不倫映画ではなく
小説を読んでるような映画だけど そういうダークな時代
あちこちで起こりえた話かも?と思わせるリアルさ
画面から漂う 文芸的なノスタルジックな雰囲気もいい
ただあんな子が寄ってくるには エマニュアル並の美貌と色気は必要ね!

今日の映画 75点 

同監督の 野生の葦 も瑞々しくノスタルジックな映画だった
[PR]
by acine | 2005-10-06 19:57 | Francia フランス映画 | Comments(6)
e0079992_0422817.jpg
大々的公開 ツイ・ハークの武侠映画 公式HP 
ツイ・ハークの映画見るのって いつ以来?と思いつつ
レオン・ライ ドニー・イェン チャーリー・ヤンが出る
アクション大作という前情報のみで見に行った

印象的だったことを羅列

刀のぶつかり合う音 今もキンキンと頭の中でこだましている!
HEROでは厳かで神聖な感じがした刀 
こちらでは かなり派手でデコラティブでわかりやすいデザイン

アクションが早すぎる! カメラが寄りすぎてるのか
狭いところでもアクション一杯なので しっかり見ていても 今のどうなった?!と
どんくさい私には見切れない 確認し切れないシーンが一杯
大道具・小道具 ありとあらゆるものを使っての 
アクションの組み立て方が これまた上手い 
この道具使いの上手さは 最近よく見かけるハリウッド映画の
エセ香港風カンフーアクションとは全然違う
この小物使い 技の細やかさ 体のキレを見よ!って感じ
HEROと違って ワイヤーが余り使われてなくて
生身のアクションが多用されてよかった
チン・シウトンとラウ・カーリョンのアクションはタイプ・見せ方がまた違う

かなりロック&パンキッシュな衣装とメイク
ロンドンパンクあり KISSあり 西洋と東洋が混ざりあったもの
放牧民風 中華風綿入れあり 自由な発想の古装

どこで撮ったのか 村・イスラムテイストな砦 土と共にアースカラーが印象的
エンディングで ウイグルって書いてたようなような気もするけれど
中国は広いので いろんな景色が映画で見れるのが楽しみ

映画で 北京語を喋るレオン・ライを初めて見た でも違和感なく自然
彼は北京生まれなので 北京語の方がネイティブとも言えるのかな
ドニー・イェンも韓国語をしゃべる! 韓国の女優さんは延々韓国語だけ
どうやって 意思の疎通が取れてるのが不思議 なんていらないことは言わない
ツイ・ハークの映画は10本近く見てるけど (時間たってるので 内容かなりうろ覚え)
北京語で作る時代になったのねぇ・・・
エンドロールでもメインキャストの名前が簡体字で出てるし
でも資金が入ってくるから エンドロールもあっと言う間に終わらない
最近 いろいろと感じる香港映画の様変わりをまたここでも感じた

りよん(レオン)は水戸黄門? 助さん格さん?のような頭巾が
よく似合っていた(笑) やはり彼は はんなりとした和菓子のような味わい
アースカラーではなく 紺色の衣装が彼にぴったり 
そういえば 彼の古装片って 初めて見たような気がする
そして 声のトーンに深みがあるので  いつもながらセリフに聞きほれる

チャーリーとりよんというと 各々相手が違うけど 天使の涙
あれから何年たつ?と しみじみ考えてしまった
女優とはいえ 手抜かりなしのアクションもこなさないとダメ 香港の女優さんは大変ね
チャーリーは落ち着いたけど 無鉄砲な感じも少しまだ残ってる

ドニー・イェン ちょっと! めちゃくちゃ カッコいいじゃないの!!!
アクション出来るのに ワイヤー使われまくれてしまった 英雄のうっぷん晴らしのよう
そして 今回の古装の雰囲気&長髪はよく似合っていた
本物のアクションが出来るドニーに アクションの見せ場をまかせたのも大正解
壁のシーン 英雄のあと見た ワンス・アポン・・・シリーズで 
リー・リンチェイとも あんな感じでやってたような気が ?!

悪役・・・○井(某野球選手)に見えてしょうがなかったのは私だけ?
大変貫禄あって 堂々のヒール役 見ごたえあり
初恋のきた道 に出てたらしいけど どの人だったっけ?って感じ
クレジットからいくと どうもチャン・ツィイーの旦那みたいだけど ほんとにあの旦那?!
だったら あの変わり身は凄い かなりの演技派
鎧+ブルーの中華な刺繍入りサブリナパンツ+黒いロングブーツという
ファンキーな衣装も気になった というよりあの衣装はかなりツボ 誰ばれ似合うまい

白塗り女はとっても強烈だった ある意味女性陣の中でも一番印象的だったかも

一瞬 渡辺謙?と思ったけど マイケル・ウォンまで出ていてビックリ

台湾で活躍中のダンカンは初見 普通っぽい可愛い子だった

何故二人はメンバーに入ったのか どうして?どうして?
人間関係の描き方が浅め 相関図が大味 唐突な展開もあるけど 
香港映画は大体こんなもん これも一種様式美ということで(笑) 
意外とスケール感が大きくて アクションがしっかりしてたのでOKとしましょう
香港名物3人で戦うシーンもあったし! なかなか楽しめました

今日の映画 78点

ツイ・ハークのフイルモ・グラフィ見てると レスリーの金玉満堂もそうだったのね!びっくり
ブレード の趙文卓のアクションもカッコよかったけど 彼は今いずこ?

こんなテイストの映画を見ると  HERO や チャーリーつながりでもある楽園の瑕
キラーウルフ/白髪魔女伝 あたりが見たくなった
おまけに ウラ楽園の瑕とも言える超おバカ映画 大英雄 まで何だか見たくなる!
[PR]
by acine | 2005-10-06 00:41 | Hong Kong  香港映画 | Comments(16)