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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ベニー・チャン監督作    ネタバレあり

失踪した恋人を忘れられない刑事 郭富城 アーロン・クォック
幸せに妻子と暮らすクールな弁護士 鄭伊健 イーキン・チェン 
謎の殺し屋 呉彦祖 ダニエル・ウー

中堅~ベテランに足を踏み入れた香港俳優たちの共演
余り前情報を入れず その3人が出る刑事アクションもので
アーロンが主役らしい という前情報のみで
個人的には ”瑠璃の城”以来ファンである 彦祖目当て!
丁度 仕事絡みで東京へ行ったので これは見なくっちゃ!

見てみたら 声だけですぐわかったエリック・ツァン、お馴染みのラム・シュー
もんのすごく久しぶりに見たジャン・ラム、そろそろ中年組に入った感じの
サム・リー、女優ではこの人誰だっけ誰だっけ?と
これまたすごく久しぶり "上海グランド”以来のニン・チン 
脇役陣も意外に豪華で得した気分

1ヶ月前に香港へ行ったばかりなので まだ記憶に新しい空港の風景
その後の激しい銃撃シーン これは空港を出て あの辺の道かな~?
やっぱり深夜じゃないとこんなシーン撮れないよな・・・なんて 
思いながら 自分もすぐさま映画の世界 香港の街・空気へ入り込む

夜のシーン ピストルの音 銃撃戦 携帯の音 走る走るアクション
続く続くアクション 恋人と気恥ずかしいくらいのラブラブな空気
スタイリッシュな警察署 食べるシーン(○×安置室でまで!) 
○×吐き バックには○社会 インファナル・アフェア風のBGM
自暴気味の刑事 ○の殺し屋 etc・・・ 香港映画らしい伝統のシーン
そして ここ数年の香港映画のトレンドもちゃんと折り込まれている 

それにしても そこまで追突しまくるか? 走りまくるか?
そこまで車をバックさせて 放心状態になるか?
そこまで街市(らしい所)で 戦うか? そして○発するか?
それにしても 壮絶で中途半端じゃなくて メリハリ効いてます

ストーリーの感想については ネタバレで書く予定

やっぱり彦祖はしなやかでカッコいい! 理由は何もいらない
顔よし! 体よし! 演技よし! アクションよし! 
どんな映画でも 安定してて クォリティ高いけど
もう少し違うタイプの役も いろいろさせてあげようよという気もする
こういう役が絶対不可欠な香港映画が得意とするジャンル
アクション、警察もの、黒社会ものにニーズがあるからだろうけど
んな悪党役でも 品の良さを失わないところが好き
上品という意味ではなく 品格が常にあるということ

そしてアーロン 実は彼の演技をじっくり見たのは初めて
こんな演技をする人だったんだのねと 思いながら見たけれど・・・
本人は頑張ってるのは よく理解できる
だけど 演技が自然じゃなく どうも力みすぎなので 
見ていて 悪いけど アナタ(主人公)の気持ち・行動を
全てわかってあげることは無理 どうも入り込めないわという感じ
イーキン、彦祖とも 自然な演技をしてたので 余計そう感じた
正直 好きな演技のタイプではない
香港国際警察のジャッキーの演技と同じような居心地の悪さ
”セブン”のブラッド・ピットっぽい演技というか
顔つきを意識してる?と思ったのは 私だけ? 

*ちなみに香港四大天王では 私は断然 レオン・ライ派
 ジャッキー:好意を持っている アンディ:興味なし アーロン:興味なし
 という印象を 以前から持っていたので 
 王家衛映画やレスリーやトニーと共演したりのアンディは時々見ても
 アーロンに関しては 自ら進んで映画を見ることはなかった
 
そして ”古惑仔”シリーズ以来 これまた久しぶりに見たイーキン
本当に皆 歳を取らない香港映画界!
余裕たっぷりでクールな役柄は ポーカーフェイスなイーキンにピッタリ
だけど 思った以上に出演シーンが少なくて アーロンより
もっとイーキンのシーンが多くてもよかった感じがする

そして 誰だっけ? この顔 見たことあるけど 誰だっけ?
と 終盤近くでやっと思い出した ニン・チン 
えらいやせてるからわからなかった そしてこの人も余り歳を取ってない感じがする
彦祖とのコンビは 美男美女で狂気もはらんでそうな感じで なかなかよかった
この2人のシーンの会話は 彦祖は広東語 彼女は北京語だったと思うけど
これも流行りなのかな *単なる覚え違い 聞き間違いかも?!

目が離せないストーリーで 緊張感を持って見る映画だったけど
しっかり見てたつもりでも わかりにくいシーンもあったり
どうも 主役の演技に入り込めなかったので 
今日の映画 76点
 
でも 力作には間違いない

ネタバレ&真相はいかに?
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by acine | 2006-04-26 21:22 | Hong Kong  香港映画
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ネタバレ少しあり

17世紀のイギリスに実在したらしい
放蕩詩人ロチェスター伯爵の奔放な日々を描く映画
ヨーロッパの香りプンプン 本格派文芸系と思いきや
ジョニー・デップ主演 ジョン・マルコヴィッチ サマンサ・モートン助演
一筋縄ではいかない顔ぶれではないか・・・!
その通り 演技のぶつかり合いが緊張感あってすごくいい 
曲者 達者者揃いの 歴史&コスチュームもの
ということで 独特の時間が流れていた
マイケル・ナイマンの音楽も 静かだけどとても印象的だった

これはジョニー・ジョニーの演技が好きな人は必見!
冒頭のモノトーンの ”私を好きにならないでくれ”という
卑猥な言葉も含まれた ジョニーのモノローグで心わしずかみにされる

ジョニー演ずる通称ジョニー(ジョニーがジョニー役というのも初めてでは?)は
どうしようもない奴なんだけど 何とも魅力的 魅惑的
権力 金 色 が氾濫していたこの時代 彼には芸術的才能もあった
40代を迎えたジョニーは 何とも余裕たっぷりにロックに繊細に演じる
こういう映画のこんなジョニーが見たいのよ!という
ジョニー好きの夢を叶えてくれる役かもしれない
好きにならないでくれと言われても きっと誰もの心をわしずかみにしてしまう
ジョニー好きにはたまらない ジョニー色プンプンの濃い退廃的な役柄 
だけど 腐っても貴族 端整さも失わないのがジョニーの凄いところ
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歴史&コスチュームものって ロックの香りがプンプンする
長髪 グラマラスな洋服 金・酒・男・女 欲望がストレートに渦巻く世界
階級社会故なので 上流世界ではえらいことになっている
女性のドレスだって 胸のあたりなんて えらいセクシーで
これは今の洋服より凄いかもしれない
男性陣もまるでロックバンドのメンバーのような髪型ばかり
それが歴史の香りがプンプンする建物や雰囲気の中で
ドラマが繰り広げられるので おもしろい世界だなと思って見てしまう

王を演じた抑え目ながらこれまた貫禄たっぷりのJ・マルコヴィッチ
女優&愛人を演じるS・モートン 決して美人ではないし
華もないけど 演技で花を咲かせる 本当に上手い!
そして清楚な雰囲気の夫人を演じるロザムンド・パイク  皆適役
ジョニー対この3人のバトルも見もの

そして また最後に唸らされる・・・
映画の好き嫌いは別として(私は好き)
冒頭と最後 ジョニー好きならこのシーンだけでも大満足!

今日の映画 81点
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by acine | 2006-04-14 20:07 | Inglaterra イギリス映画

リンクについて

4/13現在 エキサイトブログ&外部リンクのUP ほぼ完了しました

コメントやレスにてお返事頂いた方々 どうも有難うございました!
*皆さんのブログでのレスにお返事しきれてないので 不義理お許しを!

今後ともよろしくお願い致します

そして 今後このブログをリンクご希望の方は一声かけて頂けると 幸いです
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by acine | 2006-04-13 20:12 | comunicacion 連絡
このブログもスタートして 早半年
遊びに来てくださる皆様と 楽しいお付き合いを
させて頂いていること 感謝しております

考えることがありまして
リンクは水面下でさせて頂いてたのですが
リスタートして半年を期に そろそろ表に出させてもらおうかと思っています

■元々リンクさせて頂いてた 長いお付き合いのブログさん
(ご迷惑をおかけしてたブログさん お待たせしました!)
すでにこのブログをリンクして下さってるブログさん に関しては
自動的にリンクさせて頂きます
*ウチが抜けてる!出してもらっちゃ困る!という方 ご一報下さい

■そしてリンクは出さないで欲しいというブログさん(予想可能)
に関しては 出しませんのでご安心ください

■新しいお付き合いのブログさん もしくは
こちらから新たにリンクさせて頂きたいブログさんには
こちらから確認をさせて頂いてからにします
 
■今までリンクしてなかった もしくはロム派だったけど
これを機会にこのブログをリンクしたいというブログさん
一声かけて頂けると嬉しいです

上記の件をひっくるめて ご意見・ご感想のある方は
ご遠慮なくコメントくださいね 

人に見られたくない こっそり伝えたい という方は
鍵コメント(投稿時に 非公開コメントをクリック)を利用して下さい
そうすると 私にしか見えません

というわけで 春の小さな改革です
エキサイトの方 外部リンクの方 という順に
徐々に整備していく予定ですので よろしくお願いします
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by acine | 2006-04-09 20:34 | comunicacion 連絡

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名前&噂はよく聞いていた 中国の新しい世代の監督
賈樟柯 ジャ・ジャンクーの映画を初めて見た

北京郊外にある テーマパーク”世界公園” 
(世界の名所のミニチュア版)を舞台にした物語
踊り子 恋人の警備員 その愛人? 
ロシアからの踊り子 寒村から出てきた作業員など 
主人公の踊り子小桃を中心に 行き交う人たちの世界を描く

パッとカメラを回すと バチカン エッフェル塔 スフィンクス 
NYの摩天楼などが 入ってくるアングルは シンプルだけど面白いし
そこで働く人たちの広くて狭い世界公園の描き方の着眼点はいい

垢抜けない主人公達 華やかなステージと裏腹の劇的でない現実
テーマはいいし 北京ならずとも 世界のどこの街に
置き換えても ありそうな普遍的な日常の風景はとてもいい
ただ ごはん食べた?とか ごはんを食べるシーンが
多いのは とても中華的ともいえる 
でもその他は 今のどこの国でも変わらない風景

ただ 全体的に淡々としていて 前日飲みだったせいか 10分ほど居眠り
斬新と思って入れている? アニメーションも空振り気味
華やかなはずのステージも その華やかさが写しきれてないし
(ムーラン・ルージュまでとは言わないけど!)
哀しいかな チープ感が漂う もう少しいいカメラマン使おうよ
逆にパッとしないカメラが狙いなのか?
写し方は今サンくらいだけど
ステージ上には 八頭身のどえらいべっぴんさんが一杯! 
なのに あんな写し方とは勿体ない
それにしても こういう人材の豊富さに中国の底力を感じたりして

ラストも どこかでこういうラスト見たよな・・・というオチで
着眼点はいいのに まだ未熟な部分も目立つ
もう少し全体的に 練っていく 見せ方を考えないと 
一部の人にしか見てもらえない 映画で終わりそうな感じもする
まだ発展途上中の感が強いかな

ただ今回 日本のオフィス北野(北野武)も
この映画の製作に参加してる辺り
映画人が注目してる監督には間違いなさそう
金返せ~!とは思わなかったので 
これからに期待ということで・・・

今日の映画 65点
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by acine | 2006-04-07 21:44 | China 中国映画
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事実は小説より奇なり いや奇というより
GEORGE MICHAEL  A REAL STORY 
ものすごくストレートなドキュメンタリーで 一時も目が離せなかった
今年見た中では ミリオンズ と並ぶくらい いやそれ以上によかったかも!
元々音楽ドキュメンタリー&英国映画に弱い 大好物
英国もの そしてジョージ・マイケル 侮れません!
いやー これは見てよかった!と心から思った

トイレで逮捕@LA事件から 色物で見られがちのジョージ・マイケル
彼の言葉と とりまく人々のインタビュー 世界に流れた映像からのドキュメント
これを見ていると 確かに彼は色物かもしれないけど すごく実直でストレートな人 
そして天からものすごい授かり物を受け取ってる 才能豊かな人であるということ

アメリカでの成功と それと引き換えのレコード会社との泥沼
アメリカとのねじれてしまった関係 ヨーロッパでの彼の立場
人並み外れた成功からくる セレブとしての苦悩・悩み
カミングアウトするまでの悶々とした気持ち
トイレで逮捕という 最悪のカミングアウト
愛するBFとの死別 同じく愛する母との死別 
なかなか立ち直れない自分 自分はこんな人間なんだという
飾り気のない直球のコメントがいい

懐かしい顔ぶれが一杯で すっかり落ち着いているアンドリュー 
年齢を経て また向き合って 話をする二人の風景
そういえば ジョージはギリシャ+イギリス
アンドリューはどこか中近東の国+イギリスのハーフだったよなと思い出す
歳を経て そのエスニック性が より浮かんできている二人のルックス

身近だったシャーリー&ペプシからデビッド・オースティン(!)
(これがまた本当にいい人なのね~) から
エルトン・ジョン ボーイ・ジョージ マライア・キャリー
マーティン・ケンプ ノエル・ギャラガー etcの有名人たち
そして ビジネス絡みの人 彼の家族 ボーイフレンドまでが登場する
皆の発言が また実直で 時にはイギリスらしいウィットと辛らつさに
富んだもので 本人の発言同様 またすごく見がいがある 

その昔・・・10代の私は WHAM!を始め
イギリスのグループ&音楽が大好きで 限られたこずかいを
毎月 彼らのアルバムにつぎ込んでたものだった
WHAM!の初来日コンサートも 大阪府立体育館で見ている
彼らもピチピチだったけど 私ももっとピチピチだった頃
その頃は可愛いアンドリューの方が好きだった(笑)

ジョージがソロになってからは 2枚目くらいまでは聞いてたけど
その後は ほとんど聞いてなかったりする
あのジョージ・マイケルのドキュメンタリーということで
やっぱり見なくっちゃ!というわけで出かけた

冒頭から出てくる懐かしい曲・クリップの全てに
あぁそうだった!そうだった!と記憶のかけらが蘇ってきて
へぇーその裏はそうだったんだとか 興味深い話がザクザク
音楽業界の裏側も探れて 本当に面白い

途中までしか追ってなかったので あまりよく知らなかった
ソロ3枚目くらいからの彼の曲・クリップを見ていると
映画の中で流れる曲 全てがものすごいクォリティを保っていて
その曲を作る力と 滑らかで美しいヴォーカル
そして 時代の流れと共に常にハイセンスなクリップ
F・マーキュリーの追悼コンサートでの歌声が圧巻
すべてが恐ろしくクォリティの高いものばかりなのに 
とにかく感心し ほとほと感嘆するばかり

それを見て聞いてると 彼がゲイだからどうした?
トイレで逮捕されたからって それがどうしたの? 
それは全く大したことじゃない
彼は自分の想い・欲求に忠実で 素晴らしい才能を持っている
その何が悪いのか? 彼は全くノーマルじゃないかと・・・
ノーマルなふりして 彼よりノーマルじゃない人なんて一杯いる
人間としての ジョージ・マイケルはいたってノーマルだと思う
ノーマルどころか あのまばゆいばかりの才能をご覧!
ヴォーカリスト ミュージシャンとしての この才能! 
常識なんて 誰が決めたと思いたくなる

あらゆる意味で 生きながらすでに伝説ともいえる
彼の人生は ものすごい浮き沈みの繰り返し 
本人のルックス同様 人生も余りにも濃すぎる 
幸せなのか 不幸なのか 判断がつきにくい
華やかすぎる舞台の裏には 想像を絶する暗闇と葛藤
並の精神力では 乗り切れないかもしれない
こんな人生送ると 来世はあっさりと普通に生活したくなるだろうな
逆に 強烈な前世が忘れられないか?!

ラストシーン ツアーの日々は自尊心との戦いだから
もうツアーはしたくないという 彼の初心に戻っての
ロンドンのヴァージン・メガストアでのサイン会
自然にファンと楽しそうに接する
ジョージ・マイケルの姿はとっても印象的だった
荒波を乗り越えて ある意味今は達観してる
彼の様子は繊細でありながら 落ち着いている
聞いたことなかった部分のソロアルバムも買ってみようかと俄然思い始めた私
あとフレディ追悼コンサートのライブ WHAM!もまたすごく聞きたくなった

今日の映画 84点

この映画 WHAM! ジョージ・マイケル
彼が通り過ぎてきた時代の音楽が好きか否か などで
好き嫌いや評価は分かれると思う

どうもこの2月にも ロンドンで薬物所持の疑いで逮捕された様子
何時間後に保釈されたらしいけど うーん 本当に山あり谷ありですな
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by acine | 2006-04-03 21:38 | Inglaterra イギリス映画