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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ワールドカップも始まったことだし 
昨晩のガックリな試合のお口直し&気分転換に見ました

銀河系集団 レアル・マドリーのドキュメント
クラシコ (スペインダービー レアル・マドリーVSFCバルセロナ)を
控えたチームの練習風景 監督・首脳陣たち 往年の選手たちのドキュメント部分
そして 東京、NY、ヴェネズエラ、セネガル、マドリーを舞台にした
サッカー&マドリーを絡めたエピソード部分からなる

レアル ザ・ムービー というより レアル ザ・プロモーション  という感じかな
マドリーが好きな方にはおすすめ マドリー万歳な啓蒙映画です
サッカー好きな人・サッカー絡み映画はまず見ておこうという人には
まぁ時間があればどうぞという感じかな~ 
ドキュメントなので ネタバレもないので レンタルで充分だったような気も
これより 予告でやってた フェルナンド・メイレレス
(シティ・オブ・ゴッド、ナイロビの蜂の監督) プロデュースの
ブラジルサッカーもの ジンガの方が絶対面白そう! *音出るので注意!

スペイン映画(スペイン語圏映画)&スペイン語の映画というだけで 
私には充分見る動機になるので 個人的には見てもよかったかな・・・とは思う 
GOAL!の方が まだ刺激的だったかもしれない(笑)
だけど ドキュメント部分は真実なので その点はこっちが上

これまたワクワクするようなサンチャゴ・ベルナベウのシーン
練習風景 試合風景 インタビューシーン は◎
本物なので 上半身・下半身ブツ切りに写しても 全然問題なし!
そして寄せ集めでも どこを切ってもやっぱり豪華すぎる顔ぶれは凄い

それにしても 外国人選手も外国人首脳陣もみんなスペイン語喋ってるし
当時のブラジル人監督ルシェンブルゴも 
他の人にはスペイン語で指導してるのに 何故かベッカムには英語
未だにベッカムはスペイン語がダメなのか~と思わせるシーンもある 
現代のサッカー界では 本当に語学力も必要なんだな~

そして残念なのが エピソード部分 
かなりちんまりしていて そしてかなりマドリーとこじつけでつなげてる
それでも東京以外の部分は 街角でボールを蹴るシーンなんて
絵になってるし 悪くはない ワールドカップイヤーにもピッタリ 
ヴェネズエラで マドリーファンとバルサファンがどうのこうの言いつつも
仲良く青空TVで 試合を見ているのは微笑ましい・・・(笑)!

正直 東京のエピソードは 余りにもうすっぺらすぎて 
同じ日本人としては 見ていて情けなくなってくる・・・
というかなくてよかった位ほどの それはそれはお寂しい内容
実際マドリーがどういう市場として 日本を見ているのかその裏返しのような気もする
もっといいエピソードが 作れなかったのかな~
これじゃ マドリーをまじめに応援してる日本のファンが気の毒! 
はっきり言って浮いてるし どうでもいい内容すぎて 哀しいもんがある
個人的には ドキュメントオンリーでよかったと思う

チームの他に カタルーニャや
ペーニャ、中央(マドリー)との関係などを織り交ぜて
バルサ編で作ってくれたほうがよかったな(笑)
私は街もチームも バルセロナの方が断然好きだから・・・!

今日の映画 60点
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by acine | 2006-06-14 00:45 | España  スペイン映画 | Comments(4)
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昨年のカンヌで トニー・ガトリフが監督賞を取った作品
この監督の映画 いつも気になっているけど
フラメンコ色の濃いベンゴしか見たことがない

彼はアルジェリア出身で
父はアルジェリア系フランス人 母親はスペイン・アンダルシアのロマ(ジプシー)の人
今回も”ベンゴ”と同じく 彼のバックグランドが 強烈に色濃く出た作品
*少しネタバレあり

祖父と両親 そして自分もアルジェリアに住んでいたことのある
ロマン・デュリス演じる フランス人ザノ
そして アルジェリアにルーツを持つものの 
言葉も知らない アルジェリアへ行ったこともない GFのナイマ

この2人が ルーツを求めて
フランス~スペイン(ラ・マンチャ セビージャ アルメリア)
~モロッコ~アルジェリアと旅をする ロードムーヴィー
日本版タイトルは 何を表現してるのか イメージ違う

この2人 旅先での出来事 行動 することなすこと
かなりイカれたカップル(特に女)で 日本人的感覚から見ると
けっこう口あんぐりだけど ものすごくストレートでリアル
ものすごく行き当たりばったりの旅で 
そんなに行く先々の人を簡単に信用していいの?
クスリでもやってそうだな的テンションだったりするけど
もしくはかなりのレベルの天然ナチュラル・ハイ
決して悪事を働いてる訳でもないので
段々このストレートさ&テンションに慣れてくる
実際スペインは気候いいし 開放的だし 適当でOKだし
こんな旅してる人 絶対いるいる!と思う
それにしても こんなにカジュアルに自由奔放に旅できる
ヨーロピアンの2人がうらやましくもなる

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スペインや北アフリカの乾いた大地に この濃いカップルがよく馴染んでた
やっぱりスペイン南部と北アフリカの雰囲気って
あまり変わりないのにも気が付く あの乾いた空気 太陽 土埃・・・ 

2人がルーツを求めてやってきた北アフリカで感じる疎外感
あの儀式で 果たして見つけたいものが 見つかったのか?
そのあたりは曖昧なんだけど こういう旅は過程が大事だからいいのか・・・?
普通のフランス映画と比べると 監督の独特のカラーか
登場人物がこまっしゃくれてない ウダウダこうるさくない所がよかったかな

ロマン・デュリスは好きな映画 スパニッシュ・アパートメント以来
演技は上手いけど 正直好きなタイプじゃない・・・
と思ってたけど 今回はヒゲありで 全身毛ガニ状態なんだけど(笑)
今回の方が断然イケている 初めてロマン・デュリスいいかも!と思ったりして
ナイマ役の女優も 何ともく自然体で 生身の女という感じがよく出てて良かった
彼女のファッションもなかなかいい感じ

しかし 何ともイカれっぷりアッパレだった二人
あのナチュラルハイには 多くの日本人はきっと引くけどね
多分 あの人たちはあれが普通なんだろうと思う
何にしても あの生命力・行動力・精力etc・・・を見てると
日本人って全てにおいて パワーが薄そうで 
エネルギーの炎も細そうで 淡白な人種だな~と思う

そして強烈なのが 音楽!
ロードムーヴィーであると同時に この映画は音楽映画でもある
大音量で どれもこれも とにかく印象に残る
テクノ~フラメンコ~アフリカのリズム 
混沌として 何かが渦巻いてる 強烈なリズムと 魂の叫び声のような歌
音楽が流れ始めた時点で おぉー!と見てる側も トランス状態に陥り
映画の中の世界へ より引きずり込まれる 
こういうエスニック系の強烈なリズム・音階が好きな人にはたまんない世界!
今年見た中で 一番グッとくる音だった サントラ猛烈に欲しい!

ロードムーヴィー エスニック音楽 フラメンコ ジプシーもの
スペイン 北アフリカ に興味持ってる人には ぜひおすすめ!

そのあたりの世界に興味ない人だと 何じゃこれ?!の可能性大
好き嫌いがはっきり別れる映画だと思う

今日の映画 80点
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by acine | 2006-06-02 07:44 | Francia フランス映画 | Comments(2)