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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ガエル・ガルシア・ベルナルが出るアメリカ映画

常々思うが ガエルの持ち味が生きてくるのは 
やはり断然スペイン語圏映画 そしてスペイン語で演技する映画
文化背景も違うし 話す言語によって映画のリズムや空気も変わると思う

どうも英語圏が舞台 英語を喋る役だと 
なぜかガエルの持つスケール感がちんまりとしてしまう
どうも淡白な生活・人たちの中に どう見たってやはり濃いめのガエル
これでは 彼の持つ良さが全て活かしきれない・・・と思う私

今回の映画は かなり自然にフィットしてたと思う半面
でも やっぱりスペイン語喋るガエルが見たいなぁと思う

*ややネタバレあり

海軍を退役し 父親の牧師を尋ねるエルビス(ガエル)
結婚前の遊びで出来た子供故  
簡単に家族に紹介するわけにはいかない父親
家と家族に近づくな・・・とそっけなく追い返す
そこでガエルは 異母兄妹になる彼の娘に近づく・・・というストーリー
ということで 大体の筋は想像できる出だし

アメリカの片田舎(多分)の牧師一家
敬虔な心を持ちつつも どこかうさんくさくて商売牧師(?)のような父親
父親の影響で信仰心の厚い息子・・・ そして教会に集まる人たち
信じることはいいことだけど その信仰心がうすら怖いような気も

そんな一家に近づくガエルは明らかに異質な存在
純粋でどこか狂気をはらんだ静かな佇まいで
静かに大胆に 一家にだんだんと忍び寄る
妹を誘惑し それを見つけた兄(ガエルからいえば弟)を・・・
偶然なのか? 計画的なのか?

そして 意外にもさっさと妹に ある告白をしてしまうガエル
兄が行方不明なのに ガエルに簡単についてしまう妹
そして 息子が行方不明なのに あんなにつっぱねたくせに
息子のかわりに(?) ガエルを何故か急に受け入れる父親
やってることがバレたら大変なのに ガエルも堂々と家に住む
そして 牧師である父親もミサで 急にそんなことを・・・?!
そんな屈辱的なことを公衆の面前で言われたガエルも
普通に受け入れる・・・? そして皆に祝福される?!
このあたりが かなり不思議な展開

お互いが抱えてるヒミツなんて すぐバレそうなのに
なんで そういう行動をするかな~?と 
見てる最中も この映画の現時点での出来事が
理解しずらくなってくる え?これは大事(おおごと)じゃないの?!
なのに この人たちのやってることは何?!
展開に はぐらかされ続けるので 余計把握できない
先は見えてるけど いつコトが起きるのか・・・?!
と見てるこっちも この映画どうなってるのか?と
だんだんと疑心暗鬼になってくる

孤独なガエルと 一見絵に描いたように幸せそうに見える父親一家
ガエルの住むモーテルのさびれた一室と
まるでインテリア雑誌に出てきそうな美しい父親一家の家
ガエルのオンボロ車と 高校の卒業祝いに息子が買ってもらった新車のRV
小柄で精悍なガエル ぬくぬくと育った温室育ちのひょろっとした息子
遊びで出来た子と 妻との間に出来た子
ものすごく境遇に差がある・・・というわかりやすい二組

日陰者であるガエルが 卑屈になってるかというと
彼の持ち味でもある清らかさからか そんな風にも見えない
だけど あの瞳はどこか狂気もはらんでいるから ミステリアスな雰囲気に・・・
だけど彼の感情や思いは ほとんど映画上では映されない
陰りがあるようで屈託がない 屈折してるようで何も考えてない・・・?
ストーリーが読めない雰囲気を作っていたと思う
それか 単に脚本が破綻してるのか・・・

ガエルじゃない俳優が演じたら 
独特の透明感や静かな中にも持つ感情
この映画から なくなってしまっていたかもしれない
それを考えると やっぱりガエルでないとダメだったのかもしれない

だけど ガエルがアメリカの田舎町 
この題材にフィットしていたかというと別
やっぱり違和感がどこかある・・・
彼の持ち味が生きる世界は 他にもいろいろありそうだけど

でも背景はどうであれ ガエルにはアンモラルな世界がよく似合う
近親相姦 神への冒涜 同性愛 殺人etc・・・
自ら飛び込むというより 何故かそういうものに巻き込まれていく
きっと そういう一筋縄でいかない役&映画が好きなんだね
そんなドロドロの中 甘くセクシーで 人間らしいドロくささもあり
狂気も隠し持ち 清涼感も何故か漂うという 稀有な存在だと思う
オーソドックスな王道ラブストーリーで 大甘ガエルも見てみたいけど
そういう映画には なかなか出ないだろうなぁ

というわけで なんとも感想書くのが 難しい映画です 
自分でも何が言いたいのか わからなくなってきました スミマセン!
そして 単なるガエル感想になってしまいました
ヘンな言い方だけど 人間の嫌な部分を妙に淡々と描いてる映画
決してドラマティックではないし あまり共感もできない

個人的には
ガエルは紙の王冠をかぶったけど 罪の王は父親だと思う

今日の映画 74点

ガエル映画:ドット・ジ・アイ モーターサイクル・ダイアリーズ バッド・エデュケーション

この映画
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by acine | 2006-11-30 00:52 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)
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キンキーブーツとは ドラッグクイーン御用達のセクシーブーツのこと

出だしのあれ?!女の子じゃなかったの?!という
軽快な音楽に乗り ヒールで踊る足元 
傑作の予感・・・いい映画は出だしから匂うもの

父親が亡くなり 婚約者と一緒にロンドンへ生活の場を移すはずだった
主人公チャーリーは 代々続く靴工場(メーカー)を継ぐことになるが
こだわりの紳士靴を作っていた斜陽の工場は
時代の波にも押され なすすべもない・・・

そんな中 ロンドンでひょんなことから知り合った 
ドラッグクイーンのローラ この方がゴツくて大きいんだけど
優雅で堂々としててカッコいい!
彼のブーツのヒールが折れるという話を聞き 
クビにしたはずの女子社員とともに ニッチ商売開始!
彼らのためにブーツを作ろうじゃないか?と工場は急展開

このあたり なんとなくフルモンティ的というか
ブラス的というか いかにもイギリス的
工場の労働者も いかにも労働者階級的顔と体格をしてる

斜陽のイギリスの片田舎の町が舞台
靴工場とドラッグクイーンが需要と供給で結びつくというのは
イギリスらしくて なかなか面白い (これ実話らしい・・・!) 
だけどなかなかマジメな作りで ハメは外さない・・・

ミラノの展示会に靴を持っていく前のあたりのシーンで
突然睡魔が襲い 10分ほどウトウトしてしまったので
急に主人公がローラに腹立てるわ・・・ あれあれ?!って感じで
肝心なところを寝てしまってた私でした(悲)

主人公がちょっとジャガイモ系の顔でちょっと情けない役で
今ひとつ魅力に欠けた 女優陣も同じく地味目で華に欠ける
演技は上手いんだけど 普通っぽいこんな人たちが出るのも
またイギリス映画らしくっていいんだけど・・・

その分 すごく魅力的だったのが 
写真のローラ役のキウェテル・イジョフォー!
逞しく 美しく 人生の悲哀も知る 
ドラッグクィーンを堂々と演じていて 魅力満点でした
彼の歌もなんともソウルフルで 歌詞がまたいいの!
女装もなんともパワフルでカッコよかった!
ゴツいんだけど優雅な人 足もすごく綺麗です
彼を見るだけでも この映画見る価値ありでしょう!
こんなクラブがあれば 見に行ってみたい

出だしに感じた傑作の香りは 今いち続かず・・・
全体的にはこじんまりとまとまり 爆発力や意外性はあまりなかったかな?
というところでしょうか・・・ 良心的なキワモノかな?!

今日の映画 76点
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by acine | 2006-11-26 21:32 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)

指定型バトン 香港映画

いつもとても楽しく映画のお話をさせて頂いている
"龍眼日記 Longan Diary" sabunoriさんから
指定型バトン・・・を頂きました

【ルール】
●回してくれた人からもらった「指定」を「 」の中に入れて答えること。
●また、回す時にその人に指定する事

という内容を指定してもらいましたが 
スペインは抽象的で難しいなぁ・・・ということで
ここは映画ブログ!香港映画について書いてみました

■最近思う「香港映画」
一時のような勢いはなくとも 好きな人は好き
いつまでも その濃さ・勢い・奔放さ・おバカさ・ピュアさを失わないでと願いたい
ここ数年 大型シネコンなどで見る香港映画(!)も増えたものの
ミニシアターも入れると 公開数はやはり減っている
気がつけばいつの間にやらDVDなんてパターンも多いので
もう少しは公開して欲しいなぁ・・・
そして私もsabunoriさんに同感 ブームなんて必要ない
好きな人は好き 見たい人が見ればいいジャンルです と大声で言う
だけど少しは話題になって欲しいなぁ・・・
実は探せば宝物も一杯あるから・・・と小声で言う
そして 韓流と比べられる&いっしょくたにされる
台湾ドラマ中心の華流にいっしょくたにされるのもね
*台湾ドラマも好きだけど それとこれは別!
こういうメディアが操作したようなブームに乗せられるのはカンベン
あと香港映画と中国映画をゴッチャにしないで・・・
香港映画はあくまでも香港映画ですから・・・!!! 

■この「香港映画」には感動!
 とても1本には絞りきれないので 反則技!(順不同)

金枝玉葉/君さえいれば
何とも爽やかで可愛いラブコメディ アニタのボーイシュさ
レスリーの大人の色気 カリーナの艶やかさ 
少女マンガのようなストーリーを ここまでウェルメイドに作るとは!

東邪西毒/楽園の瑕  
刹那感溢れる渋い古装片 私の中では究極のラブストーリー
ストーリーは破綻に近いのに 何とも言えないこの魅力は何?!
素晴らしいキャスト陣の演技 印象的な映像や台詞が忘れがたい 

甜蜜蜜/ラブソング 
10年に渡る大陸出身者の二人を取り巻くストーリー
きめ細かい演出にラストの驚き 本当によく出来た映画
レオン・ライとマギー・チャンの演技も素晴らしく テレサの歌も忘れられない

春光乍洩/ブエノスアイレス  
もう今は二度と見れないトニーとレスリーのコンビによる愛憎劇
映像、キャスト、音楽 すべてがアートの粋 酔える映画 ラストの爽快感も抜群
ゲイカップルの早い話が痴話ゲンカをこんな風に描くとは脱帽!

無間道/インファナル・アフェア 
終わった途端 茫然自失 アジアならでの業の描き方
まだこんな映画が香港で作れるんだ!という事実にも感動
疲れ果てたトニー・レオンがあまりにも渋すぎる&素敵すぎる 

その他も一杯 感動したいい映画あるんですが
他に忘れてないか?!と必死で思い出しましたが 
我慢に我慢して 総合的に考え この5本にしました
次点もいい映画が一杯・・・!

■直感的「香港映画」
‘95年 日本で公開された
王家衛監督の重慶森林/恋する惑星 を映画館で見てから

それまで香港映画というとジャッキー・チェンというイメージしかなかったのに
(すみませんが ジャッキーは苦手・・・)
妙に惹かれたこの映画を見た途端 すっかり香港映画にハマった!
この映画の中の香港は 混沌とした中にもなんともコスモポリタンな街に
見えてとにかく魅力的だった 香港映画とともに香港の街にも恋した!と言っていい
そして ブリジット・リン&金城武 トニー・レオン&フェイ・ウォン
のキャスト陣もすごく新鮮だった 映画自体もセンスよくてすごくカッコよかった!
同じアジアにこんな世界があったのか?!と目からウロコ
それまで音楽も映画も断然洋モノ!(西洋もの志向)だったけど 
この映画見て 180度考えが変わりました
香港(実際はブリジット&武は台湾出身、フェイは中国出身)の俳優って
同じような顔してても 日本人俳優と違って 間合いの悪さが全くない
その演技は自然で堂々としてるし ラブシーンも上手い
そのメンタリティ これはまったく欧米並みじゃないか・・・!と驚いた
この映画をきっかけに 私の世界は変わりましたねぇ・・・
ズブズブと香港映画&俳優にハマリこんでいったわけです
香港映画を見まくる! 昔の映画もさかのぼって見まくる!
俳優さんのCDを買う! 香港へも通う! etc・・・

■こんな「香港映画」は嫌だ!
どんなお○カな映画でも 何じゃこりゃー!?な映画も許せてしまうんだけど
耐えられない・・・!と思ったのは 某数字のタイトルの映画にて
王家衛映画は中華圏キャストだけでいい
王家衛ワールドで日本語喋るのは 金城武だけでいいのよ・・・

■次に回す5人!指定付き
香港映画好きなブロガーさん、ご指名したいところなんですが・・・
ここのところお休みされてたり (多分)バトンは苦手だったり・・・ 
訳ありだったりで・・・ 今回はご希望の方がいらっしゃったらという形にします
映画、香港映画、俳優の名前などを「 」に入れて書いてみませんか?
受け取ってくださる方おられたらお願いしまーす。
本当は聞いてみたい方5人・・・おられるのですが 
今回はそんな感じでおゆるしを・・・

sabunoriさん こんな感じでよかったでしょうかー?!

*一番夢中だったのは 90年代半ば~後半
一時期 映画はずっと見てたものの 少し離れていた時期もありました
が 〈英雄/HERO) 無間道/インファナル・アフェアでまた熱が沸く!
今はちょっと落ち着いた香港映画好きというところでしょうか・・・
きっと今後も香港映画は私の中で
好きなジャンルであり続けるでしょう・・・と締めくくり
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by acine | 2006-11-24 23:10 | cosa cinema シネマごと | Comments(9)
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1回目:映像と曲 大筋をつかむのに必死 (中国語&英語字幕のハンデあり)
     記事

2回目:そうだったそうだったと思いながら落ち着いて見る
    わからなかったところも すっきりクリアになる
    武中心に見ていた1回目に比べて 他の3人もいいじゃないかー!
    逆に武の役って ほんと女々しいヤツだな・・・と実はちょっと興ざめ
    記事

3回目:いやー 私はやっぱり武が好きだわ!と再確認 
    いやー やっぱり私はピーターの作風が好き!と再確認
    丁寧に作った質の高い映画だけど 今イチ感動できるタイプではない
    と思ってたけど・・・実は3回目が一番感動!

2回目に武の役・・・嫌な男だなー 
ジョウ・シュンが正しい!と思ってたけど
今回見たら ジョウ・シュンもかなりのひどい女だな
男を次々踏み台にして しかもあんな純でイケメンなタケちゃんを・・・!
(これは彼女の素晴らしい演技の賜物でもありますよ!)
そりゃタケちゃんも いまだにひきずって好きなのに
あんな仕返しをするわけよ・・・!と 妙に納得 

ストーリーを知ってから逆算して見ると 今回のタケちゃんの演技はまさに的確!
心の動きの素晴らしい演技ぶりが光っていたジョウ・シュンと同じ
どうしてあんなことをするに至ったかの心の動きが
瞳&表情でちゃーんと表現しきってるではないか・・・!!!

純朴くんや不思議ちゃんの役ならまかせとけ!
表現者としては 素晴らしい天性のものを持ってるけど 
演技者としては 決してオールマイティではない・・・と
正直思っていた部分もあったので (好きだからこそ辛口!)
タケちゃんも大人になったものよ・・・!とちょっと感動
今回の彼の演技はよかったわ・・・と今頃思いました
瞳で語る演技 すごくヴァージョンUPしてました
ますます素敵な中年になってくれ 
より成熟した演技をしてくれよ・・・と願います

あぁ・・・やっぱり自分は金城武が好きだった・・・!
と思いっきり気付かせてくれた映画になりました
このシーンの目なんて最高だ・・・
忘了我是誰 - 金城武+周迅 *音出るので注意!

そして ピーターさん 
今回見ると 名作“ラブソング”と妙に重なる部分や
思い出す部分が多々あった だけど 新しい境地にも挑戦してる
映像は美しい アート性は高い ノワール性ぷんぷんだけど
女心を描くのは不器用・・・ という中華圏監督の中で 
東洋人(中国人)の男女の心の機微を描かせたら
彼の右にでるものはいないと思う 

キャスト陣の表情・動き・台詞 すべて彼の演出の賜物だと思う 
現実 映画 ミュージカルシーンの 重なり方&伏線の張り方の
絶妙な演出にはほとほと感心
”ウソでいいから愛してると言ってくれ”という学友を見てる奥にジョウ・シュン
試写室にふと現れる人影 ゆっくり降りてくる空中ブランコに乗ったジョウ・シュン
etc・・・すべてが何とも必然性のある設定
整合性がなくて 行き当たりバッタリな香港映画には 
本当にありえないくらい細やかな芸が光る (これは昔からだけど)

正直武より目立ってた(歌のシーンはすべて歌神様がかっさらうほど凄い!)
ジャッキーも・・・ピーターの監督業という仕事と映画という仕事への思い
どうのこうの言っても 仕切るのは俺だ!という ジャッキーの姿・演技を
借りての 誇りある主張のようで 彼の心意気も感じた
現実・過去・劇中映画のシーンとおりまぜ そのあたりの演出・・・
幾重にも重なった多重構造ぶりも圧巻! 
浅はかな私は今頃気がついた次第・・・

このメイキングで ピーターの解説を聞いて納得すること多し
いい演技を指導してるなぁ・・・と思った 
本当に映画 映画を作ることが好きな人なんだと思う
そして映画とはとてつもない労力と作業の積み重ねだということ
こっちはお金を払って見させてもらうのは当然かもしれない
裏方さんも一杯写る 映画の舞台裏も覗く
この映画ほろ苦いラブストーリーであり 映画賛歌でもあるんだと思う
ウィンター・ソングメイキング特番/Yahoo!

3回目にして ぐんと点上げます! 今日の映画 83点

10年ひとむかし
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by acine | 2006-11-23 21:00 | Hong Kong  香港映画 | Comments(11)
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一言で言うと ビビアン・スーとダンカン・チョウが可愛い映画
王子様とお姫様ストーリーというか おとぎ話そのもの
見る人みたら 気恥ずかしくてたまらんわ・・・という作品に違いない

ただ ビビアンとダンカンという 可愛く美形で
ピュアな二人を持ってきた時点で この映画はそれでOK!
正直 ストーリーなんてどうだっていいんです
ウソくさいのも問題じゃない 深く考えることも必要ない
かもめ食堂より おとぎ話からかなり現実味を取り除いた感じかなー
あとは 靴フェチ 足フェチ 可愛いものフェチ 小物フェチ
そしてビビアンフェチ ダンカンフェチの方にのみ おすすめという感じ

キッチュな感じはいいとして 私はラブリー系は好きじゃない 
なのに そのストーリーや なんともラブリーな衣装
ウゲーっと来ないのは 現実離れしてるほど ビビアンが可愛いから・・・!
これだけ可愛く生まれ育ったら 得なこと一杯あるだろうなぁ・・・と
ついヨコシマな考えが浮かぶ いや誰が見たって可愛いもんは可愛いー!

そして若い子を見て 鼻の下のばしてるオヤジのように
ダンカン見て私(いやきっとどこの女性も)も鼻の下をのばす(笑)
濃い目の顔にキリっとした目元 微笑んでる姿見てるだけで
こっちもほくそ笑む(笑・きっと私だけじゃない・・・!?)
声も余韻の残る トニーや武タイプの声 これもポイント高い

すっかりおとぎ話に入り込めるほど こっちも素直じゃないけど
可愛いこの二人を見てれば それでOKよー!という映画でした
汗臭さもエゲつなさも無縁の映画

今日の映画:76点

ダンカン・チョウ:セブンソード 僕の恋、彼の秘密

靴つながり:靴に恋して こっちはスペインものなので 濃い&大人
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by acine | 2006-11-21 19:20 | Taiwan 台湾映画 | Comments(10)
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この映画 今年の初映画として 
台北で見ていたので こちら

映像はすでに知ってたけど 日本語字幕
そして曲もしっかり字幕ありで 細かいニュアンスもわかって
落ち着いてストーリーを追うことが出来て 満足!
台北の映画館のガンガンに効いたクーラー 
中国語&英語字幕はやはり強敵でした

やっぱりピーターは 丁寧で緻密で叙情的な映画が作れる人だなぁと感心!
細かいところまで手が届く・・・ 一つ一つのシーンが印象的だし
あの歯ぎしりのシーンとか リップペンシルのフタを入れたり出したり
憎いぜ!この演出!としか言いようがない
そして 現在と過去が行き来する 映画と現実が行き来する様も見事
日本語字幕だと さすがにとてもわかりやすかった!
全てがスッキリして爽快でした

前回 すでに感想は書いてるので 今回気付いたこと

台北で見た時は 主役の二人中心に追ってたけど
(そうでなくても初めて見る映像に歌に字幕で忙しすぎた・・・!)
J・チュンとチ・ジニがすごくいい役であり 上手いこと!感心!
ベテランは歳なりの味わいはある

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金城武:やっぱり眼力凄い! そしてやっぱり男前だ!
      やっぱりいそうでいない顔&個性 
      でもこんな若い過去に戻る役は このあたりでおしまいかな 
      過去のシーン・・・いくら香港人だからと言って 茶髪ってアリ?
      これから30代前半~半ば 微妙な年齢にさしかかるので
      無垢でありつつ 男前でありつつ ぐっと円熟味も出していってほしい

ジョウ・シュン:クールで上手い 特別綺麗ではないと思うけど
         (すごく中国的な顔してると思う) メイクや衣装や背景によって
         雰囲気が変わる 演技もツィイーより引き出しが多そうな感じ
         彼女の方が結局武より上手で現実的
         過去を踏み台にしてのし上がる女を上手く演じてたと思う

ジャッキー・チュン:存在感 歌の上手さ言うことなし!
            やっぱり彼の歌は鳥肌モノ まったくお見事!手放しで拍手! 
            それにしても彼もいい歳の取り方してる
            ひたむきな役や トニーやシンチーとおバカな役を演じてたのが
            懐かしい・・・ いやー香港俳優は息長くて成長し続ける!

チ・ジニ:台北で見た時は 道化役・・・というイメージしかなかったけど
      (というか彼にまで気を配る余裕がなかった?!)
      すごく良かったです 実はすごくいい役で上手かった
      一人だけ慣れないはずの中華圏映画なのに 堂々と余裕の演技・感心
      ジャッキーと武の間くらいの年かと思ってたら 
武と同い年!落ち着いている 

台北で見た時より 意外とJ・チュンとチ・ジニにも
ちゃんとスポットが当ってる映画だった
このあたり 監督であるピーターの思い入れもありそう
堂々の演技をした監督役のジャッキーも見事
結局彼女はそうなるんだもんなぁ・・・
そして武 何故彼女を○○まで連れていっておいて 
何で○き○りにするのか・・・と思ってたら テープの内容聞いて今回やっと理解
 
一緒に見た友人と 武だから許せるけど 普通の男だったら
こんな男カンベン! ほとんどストーカーじゃない?
未練がましいったらありゃしない! 
女はどうのこうの言っても現実的 ジョウ・シュンは正しいよね・・・という結論

ちなみに友人は 恋する惑星前の宮沢りえ共演のドラマから武好き
(私は恋する・・・からなので1本負けた!) 双方年季の入った武好き
丁度友人は12月に台湾に行くので 
公開してたら ”傷城” 見ておいでよー!とケシかけてます

話戻りますが ピーターの3作
君さえいればのような 楽しい突き抜け感
月夜の願いのような 楽しさ&レトロ加減
ラブソングのような まったりとした情緒感 あっと驚くラストは
ないけれども 最新版陳可辛は 苦みのあるほろ甘さ そして切なさは変わらず
やっぱりウェルメイドな映画を作る人 貴重な人材!

それにしても 北京語しゃべっても エリック・ツァンは賑やかしいのね
”君さえいれば”から エリックともお付き合いだわ・・・とふと思い出した
ピーターの”君さえいれば”と”ラブソング”は 長年好きな香港映画ベスト5
(甲乙つけがたい)に入ったまんま 思い入れありすぎて 感想未だ書けない映画!
”月夜の願い”も大好き 不動のベスト10クラス

この映画見ると やっぱり”夜半歌声”や”ムーランルージュ”が見たくなる・・・
(ちなみにムーランルージュも好きすぎて 感想書けない映画)
台北で買ってきてたサントラもまた聞こう!

今日の映画 80点 

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台北101近くを走ってた 如果・愛バス!
あわてて レンズを向けました

※追記 わはは! また見ました 記事:3回目
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by acine | 2006-11-16 00:43 | Hong Kong  香港映画 | Comments(11)
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監督:ブライアン・デ・パルマ 原作:ジェイムズ・エルロイ
このポスターの通り 妖しげで残酷なフィルム・ノワール&人間ドラマ
フイルムの色といい 俳優の衣装 当時のインテリアや車といい
映画館で見ないと勿体ない 何とも映画らしい 往年の映画らしい雰囲気
40年代後半 実際に起こった 女優志望の娼婦の猟奇殺人事件がベース
*ネタバレあり

冒頭のジョシュ・ハートネットとアーロン・エッカートと
スカーレット・ヨハンソンの出会い~ボクシングの試合
(本編と全然関係なかったような気がするけど)
そして 男二人は刑事としてコンビを組み 一緒に仕事をするようになり
そこで起きる ブラック・ダリアことエリザベス・ショート殺人事件
そこからどうも歯車が狂いだす はたから見ると不思議な関係の3人

冒頭にも書いたけど 古き良き時代のハリウッド映画っぽい
セピア色がかったフイルムの色 雰囲気はすごくいい
変にカッコつけない 俳優の写し方もシンプルでいい
ある部分の違和感を除いて ぐっとスクリーンに引き込まれる

登場人物が多くて 名前と顔がなかなか一致しなかったり
え? この人たちはどういう関係? なんて思いながら見て行くうちに
人間関係が交錯し もつれて行く・・・
後半の大車輪な ちょっと都合がよくてテンポよすぎる
あんまり時間を割かない 種あかしには驚かされるけど 
何ともダークで 謎めいた雰囲気は 全編を通じてすごく良かった

ある部分・・・とは ジョシュ・ハートネット
うーん まだ青い 大作に抜擢され頑張ってるのはわかるんだけど
どうも気になるあの眉毛(笑) ガタイよくスクリーンでの全身は
映えるんだけど どうも表情がどうもこわばってるというか 
演技が一辺倒で あんまりバリエーションがないのがキツい・・・
アーロンのあのシーンでも もっと表現の仕方があるんじゃ?!
と思ってしまった 嫌いではないけど・・・要修行

それに対し 大人のアーロン・エッカート 上手かった
歳の功だけあり 余裕の演技 苦悩するシーンも上手い
もしかして 顔デカい? 背あまり高くない?
でも あぁいうクラシックな雰囲気 よく似合ってました
私がスカーレットなら 青くさいジョシュより
大人のアーロンの方が絶対いいと思うけど・・・

そして スカーレット・ヨハンソン
クラシックなコスチュームにクラシックなメイクにヘア
似合ってましたが 時折オバさん風な髪型もあり あれ?
彼女 見方によっては 綺麗なんだかそうでないのか 
よくわからない時がある 今回は特にそう (でも好きだけど!)
あと今回は今イチ 殻破れず? 平凡な出来だったかも
もっと彼女だったら 出来ると思うんだけどな 

そして オスカー女優のヒラリー・スワンク
演技はともかく あんまり顔も雰囲気も好きじゃないし
エリザベスとソックリ? そうかなー?! という感じで
彼女のシーンには入り込めず もっといい女が演じた方が
よかったんでは? スタイルは抜群だったけど・・・華が足らないんだなー
美しいドレスを着て 綺麗なアクセサリーをつけて 
○ッチになっても どうも役不足 雰囲気合わない

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いい女といえば エリザベス役のミア・カーシュナーは間違いなくいい女
クラシックな美しさ モノクロのフイルムの中でも
ミステリアスな妖しさが光ってた すごく綺麗な人!
そういう不幸な境遇で 女優を目指すものの 
怪しげな世界へ足を踏み入れてしまった哀しい目とあの佇まい 
今回の女優陣ではピカイチ この映画の世界を一番上手く表現してたと思う

女優陣といえば あのお母さんは凄い! 怪演あっぱれ!
出てきた時から何?この人?だったけど いやー凄かったです

ラストの芝生の上・・・夢に出てきそうで怖かった!
あの現場でのシーンも怖くて見れなかった・・・!
レイトショーで こんな映画見るもんじゃありませんね 怖いわー!
この映画はドラマ色濃かったけど 残酷系・ホラー系 苦手!

今日の映画 77点

ブラック・ダリアの前に 
007 カジノ・ロワイヤルの予告編 スクリーンで見れたので満足 
あのクールな佇まいにあの低音・・・ダニエル・クレイグ カッコよい!
ミア・カーシュナー・・・誰かに似てる 誰かに似てると思ってたら
今回のボンド・ガール エヴァ・グリーンに似てるんだわ (単にメイク?)
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by acine | 2006-11-01 09:38 | Estados Unidos 米映画 | Comments(10)