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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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3月末にて 

いったん お休みさせてもらいます

この春から 仕事に追われること確実
その他 公私とも やらないといけないこともいろいろあり・・・ 

Mi cienma log  
タイトル通り 自分の映画鑑賞記録であり 
皆さんと 映画や俳優さんに関して 
あれこれ語れる場でもあったので
自分としては すごく楽しい場所でした

ブログは3月末で お休みしますが
映画は 私の大きな趣味でもあるので
仕事云々は関係なく 映画は見続けますよ~!

マイペースで 気楽にUPできる方法があれば
記録がわりに また続けるかも・・・しれません
落ち着いた頃 再び・・・になるかもしれません

今のところ先の事は未定 どうなるか???ですので
3月末にてコメント欄 4月初旬にはブログも
いったん格納させてもらう予定です

楽しくお付き合いさせていただいた リンク先のブロガーさん
コメントくださった方々 どうもありがとうございました
また お会いできる日があれば・・・と思ってます
その時は 変わらず よろしくお願いします♪

よい春をお迎えください

リンク先のブロガーさん
 お手数ですが  リンクはいったん外しておいて
 頂けますでしょうか? よろしくお願いします

 再開の暁には 今まで通り 
 またリンクを よろしくお願いします

◇3/27追記
 リンク先のブロガーさん コメントを下さった方々
 本来であれば お邪魔して ご挨拶をすべきなんですが
 すでにバタバタ状態に入ってまして 余裕がないため 
 こちらでのご挨拶&レスで おゆるしください

◇3/31追記
  30,31日にコメントくださった方 
  コメント欄は 本日で格納するため
  レスを見ていただけない可能性があるので
  ブロガーさん宅にも コメントさせていただきました 
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by acine | 2007-03-25 23:29 | comunicacion 連絡 | Comments(28)
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バッタもんとさえ言えない代物が どこぞでは賞を取ったりして
なんのこっちゃな ご時世ですが・・・ 

この二人も・・・
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by acine | 2007-03-19 16:31 | cosa cinema シネマごと | Comments(4)
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遅すぎですがな 日本盤DVDのニュースもやっと!

で ちょいと お遊び
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by acine | 2007-03-19 16:13 | cosa cinema シネマごと | Comments(8)
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ズシーンと 心にのしかかる 余韻が重い映画

スコットランドのi医学校を卒業し 医師となったばかりのニコラス
目をつぶって地球儀で指差した ウガンダの診療所で働くために この地へやってきた
クーデターが終わり アミンが大統領となったばかりの時代

そんな中 たまたま出くわした大統領の怪我を手当てし
スコットランドをよく思っていた 大統領に気に入られ
彼と彼の家族の主治医となり 大統領の管理下の病院で働くことになる・・・ 

単なる主治医ではなく 大統領の手厚い好意の中
申し分ない生活を送るようになる・・・そして 大統領の代理として会議へ出たり
だんだんと主治医というより まるで側近のような存在になっていくニコラス
そんな中 アミンの何人かいる妻の一人のケイと知り合い・・・
独裁者 アミンの擁護のもと 不穏な流れに巻き込まれていく彼・・・ 

※以下 ネタバレあり

70年代 まるでロックミュージシャンのような
青二才な雰囲気を漂わす 医者になりたてのニコラス
若さゆえの物見遊山的な気分もかなり入ったまんま
 (たまたま 地球儀 指差してだからねぇ・・・)
ウガンダへやってきたら あれよあれよと
アミンのお気に入りになっていく様は 見ていても
なんだか気持ち悪く ものすごく居心地悪い・・・

いくらアミンがスコットランドのことを気に入ってる
たまたま そのスコットランドから来たとはいえ
どう見たって 医師としてはペーペーの青二才なニコラスに
そこまで 信頼をよせるのかが どうもわからない・・・
ニコラス本人も 貧困に苦しむ人がいながら
アミンの傘下で 堂々と恵まれた生活を送る・・・ 
これって 単なる外国人の無知というか 厚かましすぎるんじゃない?
普通こんなことありえないよな~と思うと とにもかくにも居心地悪い

演じるジェームズ・マカヴォイは 色白で目がブルー
いかにもスコティッシュな風貌で 70年代ながら 
雰囲気がフワフワしてて 今時の子にも見える

そして なかなか魅力的な雰囲気を漂わせ ニコラスや国民に近づく
アミンを演じるのが アカデミーで主演男優賞を取った フォレスト・ウィテッカー
アカデミーの彼のスピーチで、私は思わず涙がじわーっ・・・
そして その後のABCの彼のインタビュー見てたら こんどは涙・・・
不覚にも 二度も 彼の言葉に思わず涙してしまった私は 
これは見ろということだろう・・・と勝手に思ってました

前半 外国人ニコラスの奔放ぶり アミンの歓迎ぶりに 
白々しさを感じすぎて ものすごーく居心地が悪かったのだけど
後半 その期待を裏切らない展開となった
というか 嘘くさい国際友好から サスペンススリラーに 大胆な転調!

ここからが とにかくずっと見せ場 心休まらない
本性を見せ始めたアミン そしてやっと自分のやってきたことに気が付くニコラス
いや・・・ホントに怖い パスポートを取り上げられ 
いつの間にかウガンダの国民にさせられ 国外に逃げようもない・・・
その場その場で勝手なことばかり言う アミン

独裁者が支配する世界 そこへ何も知らないウサギが迷いこんだ
いつの間にか 無知なウサギは追い詰められ・・・大きなしっぺ返しを喰う

前半と後半で コロリと雰囲気がかわる 主役二人
F・ウィテッカーの豹変ぶりと J・マカヴォイの狼狽ぶり 
容貌も持ち味も対照的な 二人の演技も見もの
この密度の濃い 危険すぎる後半のために 
居心地の悪い前半が あったのか?という気もする

余りF・ウィテッカーの演技は見たことないので 
大したことは言えないけど 演技としては十分合格点
だけど この人はもっと出来そうな気もする 余力を残してる雰囲気 
個人的には 逆にJ・マカヴォイが よく頑張ってたかなと思う
何にしろ二人とも 役には凄くフィットしていた

教訓:外国で 外国人は軽はずみな行動や言動をしてはいけない
    出すぎた真似 知りもしないのに 知ったかぶりをしてはいけない
    その国の奥深くに入り込んではいけない 知りすぎてはいけない
    安易に人を信じてはいけない しかも美味しい話に軽々乗ってはいけない
    まず 普通はありえないけど 独裁者に気に入られてはいけない
 
    自分がニコラスの立場だったら・・・と思うと 物凄く恐ろしい話だ
    実は今もこんな話は世界のどこかへ転がっていそうな気もする

重い余韻が残る映画・・・ とても映画らしい映画ともいえる
ナイロビの蜂ほど グローバルでもスケールも大きくないけど 
あくまでも いちスコットランド人から見たアミン という物語
ここに焦点を絞った関係は これでよいのだと思う  
そして 最後に出る 本物のアミンのフイルムがまた効いている

今日の映画:82点

それにしても・・・
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by acine | 2007-03-15 00:36 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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監督:ジェームズ・アイヴォリー 脚本:カズオ・イシグロ
このコンビの映画は 日の名残り以来 (ずっと前なので余り覚えてない)
主演:レイフ・ファインズ ナターシャ・リチャードソン 真田広之 ほか
そして 撮影:クリストファー・ドイル

私の目当ては 関わる映画はほぼチェックしている この二人
お気に入り俳優の一人レイフ・ファインズと 大好きなカメラマンであるC・ドイル
そんな二人と J・アイヴォリー&K・イシグロ 舞台は1930年代の上海
なんだか不思議というか 珍しい顔合わせ

結論から 言いましょう! *以下 ネタバレ含む

コスモポリタンで 雑然とした 上海が舞台ながら
なんとも品のいい ストイックで哀しいストーリーでした
淡々としていながらも 静かなエモーショナルさが漂う
まるで 小説を読んでいるかのような 
リアルで不思議な古きよき時代の 異邦人@上海の物語という感じ

実際に カズオ・イシグロの祖父一家は 当時上海に住んでいて
父親から その当時の話を聞かされていたそうで・・・
そのあたりが ベースになっているせいか 小説的だけど
リアリティも感じられたのは その辺りから来ているのかも

レイフは盲目のアメリカ人外交官という設定ながら やはり英国的香りがプンプン
それは決してマイナスじゃなく この映画に品格を与えてたような気がする
今回は別にヒネてもなく 物凄く弱弱しくもなく 落ち着いた普通の人
一見 上海の街には浮いてしまうような気がするが 意外と馴染んでいた

そして ロシアの伯爵夫人だったナターシャ
流れ着いた上海では 家族のために夜の仕事へ出る
白い肌、ブロンド、濃い顔だけど 品の良さがあるので これまた役にピッタリ
決して若くはない 脂ののった感じもこれまたよい

彼女の家族も もと伯爵一家なので 今はこんな生活だが
品格を保ってるのは この映画には よくあっていた
だけど 嫁であるナターシャに働かせておいて この家族がねぇ・・・問題

そして 日本から参加している 真田広之
抑え気味の演技 英語も自然でよかったけど 
いつも思うが もう少し上背があれば もっとスクリーン栄えするのになぁ・・・と思う
レイフと同じようにジャケットやタキシードを着ていても ちょっと七五三的なのが惜しい
日本人の中では濃い顔の彼だが 西洋人に混ざると 
ポーカーフェイスに見えるのは 今回の役にはよく合ってたと思う

e0079992_2235528.jpg夜の上海の妖しさも混じった社交界が舞台
そんな中で生きる 二人なんだけど 
漂う空気が とにかく品がいいのだ

キャストの雰囲気か J・アイヴォリーの演出か
k・イシグロの持つ 穏やかさなのか
イギリス的品格 日本的慎ましさ
双方に共通する 落ち着いた雰囲気
この辺りの雰囲気が 自然と滲みでていた感じ

↑ なので 独特のC・ドイルのカメラワークも
今回は かなり控えめ かつ大人しめのように思えた
同じように 上海が舞台で彼のカメラで撮った 花の影や 愛の神、エロスなどは 
もっと中華的濃厚さ かつ官能的だったような気がしたけれど・・・

静かに物語は進むので いったいどんな結末なんだろう?
日本軍が出てきたり あの家族の仕打ちに驚き
段々と 不安感がつのってくるけれども
ラストは希望が持てるもので よかった
ストイックな二人の これまたストイックに心が寄り添う
船のシーンは あぁよかったなぁ・・・とほっと胸をなでおろす
こんな品のいい ストイックな上海が舞台の 
静かな大人のラブストーリーも よいものだと思う

今日の映画:80点

唯一の不満点
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by acine | 2007-03-13 22:42 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(2)
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単純に 面白かった!
ものすごくステレオタイプというか すごくわかりやすいストーリー
音楽業界 黒人音楽 ショービズ界の オモテ・ウラがよくわかる 
そのステージと同様 光と影が渦巻く世界

音楽を絡めた映画かと思ってたら ミュージカルだったんだ・・・
その歌詞も またものすごくわかりやすいんだけど(笑)!
恐ろしく シンプル・イズ・ベストなのが 潔くていい
パワーとリズム感で見せる ブラックアメリカンパワー・フル回転!

このガールズグループの 成り立ちもこれまたわかりやすい
エディ・マーフィー演じる うさんくささプンプンの歌手のバックコーラスでデビュー
最初は歌唱力で勝ってる 太目のエフィがフロント
そして エディから離れ グループとして独り立ち
メジャーへと上っていく過程で 太目のエフィはフロントを外され
ルックスのよいディーナに その座を奪われる
果ては ディーナ&ドリームガールズ なんてグループ名になり
既に後任まで いつの間にか決まって わがままでカっとしやすいエフィは
とうとう この世界から姿を消すことになる・・・

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ルックスやスタイルが見事キマった エフィの抜けたあとの ドリームガールズ ↑
やっぱりお金を取るなら 見た目も大事というのは 誰の目に見てもわかる
この3人になってからの衣装やメイクも キラキラと洗練されてて本当に華やか!

いくら抜群の歌唱力があっても ルックスのいい娘にその場を奪われる
果ては 下積み時代からのマネージャーの恋人まで奪われ
恐ろしくわかりやすい展開なんである・・・(笑)

そんなエフィ役を演じてるのが 賞を総なめしてるジェニファー・ハドソン
さて お手並み拝見!で とくと見てきたんだけど・・・ 

確かにパンチがある 歌も上手い! そしてこ憎たらしい雰囲気全開
そして 自分ではどうにもならないルックスの悲哀 ヒネクレた感じもありあり
演技は自然なんだけど あんまり演じてるように見えないというか 素のまんま?
歌もとっても上手いんだけど 新人のせいか とにかく力がよーく入ってる
せっかく手に入れたこの役! やってやるわよ!!!という意気込み満々で
力入りすぎてて 見るほうも 段々息苦しくなってくるのよ・・・
あの去って行くシーンの時の歌なんて こりゃこんな迫力で詰め寄られたら
男も逃げるよ・・・と思いたくなるよな猛獣状態 

確かに歌は上手いんだけど 唄う時 歌に気を取られるせいか
どうも立ち姿(特に膝から下)が美しくない 
力みなぎる上半身と対照的に ダランと気が抜けてるのだ・・・
そのあたり ビヨンセはプロなので まったくスキがないし 華がとにかくある 
このへんが ショービジネス界での 経験の差がありありと出た
みにくいアヒルの子のような役なので その点ではOKだと思うけど
アメリカでは こういうわかりやすい 過剰演技がウケるんだな~と思った

同じように エディ・マーフィーもよかったんだけど やはり力入りすぎ
いい奴から嫌な奴に変貌していく 引き算の演技の出来る 
ジェイミー・フォックスの方が 見ていて安心感があるし 自然
同じように ビヨンセも普段の仕事が生きてて 見事なディーヴァぶり!
彼女も決して力みすぎず自然なのに 異様に華がある バランスがいいのだ

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いやいや この映画・・・やっぱり彼女で持ってると思った ビヨンセ
月並みですが まぁ・・・なんて華やかで綺麗なんだろう・・・!!!
こりゃ~誰も太刀打ちできないわ そりゃジェニファー・ハドソンなんて
はじき飛ばされるのも当然だわ・・・と 誰もが納得するしかない
眩いばかりの美しさと華やかさ ステージだって 当然キマってる
歌だって本気で唄わせりゃ当然上手いし ステージングだってお手のもの
こんなパーフェクトな人 めったにいないんじゃない?ってくらいキマってる

世間は ジェニファー・ハドソンばかりを褒めてるけど 
引き算の演技も出来る彼女あってこその映画だと思う 
なのに・・・何故か彼女の扱い 今回小さくない?
いや~本当に呆れる位絵になる! なりすぎる!
途中からは もうただただビヨンセに見とれておりましたです ハイ
美しくてエレガントでセクシー これは無敵だわ・・・と(笑)

このブラック音楽 ショービズ界 アメリカでしか描けない物語
音楽も衣装もステージも時代背景も見ごたえ十分
単純だけど とっても楽しい映画だった!

今日の映画:79点
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by acine | 2007-03-12 00:39 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)
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予告を見た時から これは見なくては!と思っていたフレンチノワール
ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデュー共演
渋いじゃないか・・・ 二人とも私は好きなフランスのベテラン俳優たち

予想通り なんとも虚しく哀愁漂う 男たちの渋いことよ
熟成されて 枯れた味わいのある 赤ワインのようなノワールもの
警察&裏社会ものってーのは こういうもんだよ・・・と 
静かに情感豊かに とつとつと語ってくれるような
ヨーロッパ フランスらしい 大人のドラマ

よい意味で なんとなく ”インファナル・アフェア”や
香港ノワール映画と共通点も感じる雰囲気
かたやアジアの湿度と業 かたやヨーロッパの大人文化と渋さ
どっちの男たちも 文句なしにカッコいい
こういうのが今 現代ノワール映画のスタンダードなのかも

先日 いくつか賞を取られたらしい 
某ディパ・・・などとは比べ物にならない 味わい深い大人の映画
私はこういうアジアやヨーロッパのノワールの方が絶対肌に合う

ストーリー:Yahoo!映画

以下 多少ネタバレあり

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元警察官だったという監督の描くストーリーは リアリティがある
実際 2つの実在の事件をベースにしてるらしい・・・
警察官と裏社会の関係 各々の情報屋との関係
警察内での手柄競争 権力争い 腐敗・・・

登場人物も多い割には シンプルに描いてるので 芯がブレない
骨太さに渋さが加わって 見ごたえ充分
そんな中に これまた 色気のある渋い女たちが
邪魔にならない程度に花を添えるのが おフランス映画らしさも充分

犯罪シーンや銃撃シーンは かなり激しい
言葉少なにパパっとストレートに描かれるのがいい
そして 男たちが語り過ぎない 言葉少なに 静かに語る
そして やる時はやる! このリズムがすごく心地よい

ひつこいようだが 某ディパのように わめきちらしたり
目をひんむいたり 俺が!俺が!な 過剰演技が有効ではない
というのが この映画を見ていたら よーくわかる
全体的に全ての事柄が大人なのだ・・・ 文化の違いが全て?
言葉少なでも 台詞の重みや佇まいで 充分すぎるほど
ストーリーは表現できてるから・・・ こういう表現の方が私は好き

e0079992_10435230.jpgそしてなんともいいのが この二人
ダニエル・オートゥイユの巻き込まれ型苦悩
ジェラール・ドパルデューの淡々とした悪徳ぶり
渋い! 決して端整な顔でもなく 
体もゴツかったり タルんだりしてるけど 
それがどうした?!的貫禄の演技


二人の独特な顔つき その顔に刻み込まれた皺までが 物語っているような気がした
私は 思わずダニエルに肩入れして見てしまったけれど・・・
まさに トニーとアンディが あと15歳年を取り 
舞台をフランスに移せば こんな雰囲気だろうな・・・とも思った
ひつこいようだけど 一人テンパってた某J.Nなんて
こうるさい道化師にしか過ぎない というか ただの○カだ
フランスオヤジ連の渋さには まったく歯が立たない

主役二人 上官 部下 犯人達 この男たちも全て渋い
いつもはこまっしゃくれた感じが漂うフランス語の響きも 今回は静かで渋い
そして出てくる警察 パーティ会場 自宅 刑務所・・・
ヨーロッパならではのロケーションたちが これまた粋なのだ
渋い男たちに ヨーロッパらしさはすごくいい

あと車! ダニエルはアルファ・ロメオ ドパルデューはBMW
警察の車、護送車などは いろんなプジョーがてんこもり! 
犯人もメルセデスのバンだったり 欧州車のオンパレードで
これもヨーロッパらしさがプンプン デザイン綺麗なので
これもある意味 目の保養!

映画の中のシーンとはいえ それにしても 警察官とは危険な仕事だ・・・
裏社会との関係も・・・ 捕まえた犯人から
 ”必ずお前の家に行くぞ そしてお前と家族を皆殺しにするぞ” なんて 怖すぎる

スケールは 決して大きいとはいえないけど 
心理戦に絞った点が 見ごたえ充分 
なんとも渋く 虚しさを感じた 大人のノワール映画

今日の映画:81点

この映画もすでにハリウッドがリメイク権を買ってるそうだ
ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニーが出るらしい・・・
少なくとも 某ディパよりは大人の映画になりそうだけど
二人に年令差がない? 

それにしても 本当にハリウッドにはネタがないんだろうか?
本当にその映画が面白ければ そのまま輸入して公開すれば
いいのに そこまでの度量はないんだなぁ・・・
適当な物件見つけて リメイクして 儲かればそれでいいんだろうか?
なんだか 方向性間違ってるとしか 思えないんだけど・・・
それに巻き込まれてる人たちも しょうがないんだろうけど・・・

ここでも デジャブー
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by acine | 2007-03-10 10:31 | Francia フランス映画 | Comments(6)
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いやいや・・・お見事!!!
濃厚な本当に香りが漂ってくる まさにその香りを体感するような映画でした

あれって 本当に場内に何か流してないよね?
香ってきた気がするって方 他にいません?
そういう香りが漂うシーンでは 本当に香る気がしたんだけどなぁ・・・
私だけ?! ローズっぽいアンバーっぽい香り

スピルバーグやスコセッシも映画化を狙ってたらしいけど 彼らではなく
ドイツ人監督 トム・ティクヴァが料理して大正解だったと思う

繊細で力強く 儚げで濃厚 猟奇的でかつ崇高 不思議と神々しい
ヨーロッパが舞台のこんな世界を描くには アメリカ人では絶対無理だろう
しかも↑の人たちでは もうまるっきり違う映画になってしまいそうだ・・・
しかも・・・変な方向へ とことん行ってしまいそうだ・・・
これはヨーロッパの監督や ヨーロッパ的テイストを持つ人しか
演出してはいけない世界だと思う

*ネタバレはないけど 核心を匂わす部分あり

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それにしても ベン・ウィショーが見事!!!

レイヤー・ケーキでは例のチンピラ役 Jの悲劇ではダニエルの生徒役だった彼
予告見た時に まったく雰囲気違うので まさか彼とは・・・!と
ビックリしたけど 彼がこんなに演技派だったとは・・・!!!
あのチンピラも単なる生徒も 演技力の成せるワザだったとはね
イギリス若手俳優の底力・・・とにかく彼は恐るべし役者だと思いました

ベン・・・もう完璧に 天才調合師グルヌイユそのものに
なりきっていたというか 終始 もう完璧目がイっておりました
余りにも純粋に香りに惹かれる そして香りに取り付かれた故
人間として犯してはいけない領域まで踏み込む 
その無垢なまでの純粋さ そして凄みのある静かな狂気まで 本当に見事!

猟奇的な部分もウエイト高いけど 絶対的嗅覚を持ち
ただ ひたすら香りを追及する純粋な仙人のようにも思えた
あんなことをやっていてまでも 不思議と神々しさまで感じる位 
実は凄い俳優だったんだな 彼は・・・と本当に見直しました
正直師匠役だった 名優であるはずのダスティン・ホフマンが
彼の前では全く普通に見えた位・・・

そして 寄り気味の一種猟奇的なこだわりを感じるカメラワークも
物凄くリアルで見たくない部分まで 執拗に写すシーンもあるんだけど
全体的には 美しくないパリから 美しいグラースの街並みまで
その空気や香水の香り 体臭や悪臭まで 
当時のヨーロッパの雰囲気がプンプン伝わってきような気がした

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媒体では やたら レイチェル・ハード=ウッドが取り上げられているけれど
個人的には 冒頭の彼女に軍配・・・↑
美しさではレイチェルかもしれないけど  この彼女のなんとも無垢な風情
それにグルヌイユがついて行かざるを得ない芳香を持っていたんじゃないか?
と思わせる なんともいえない無垢な生々しさを この女優さんは漂わせていたと思う
肌の質感まで生々しく感じるそんな彼女と 
これまた無垢なグルヌイユのシーン・・・ドキドキしましたもん

そして行く前に やたらと話題になってた 例のシーン 
 (本当は知りたくなかったなぁ・・・情報時代の悪い便利さ)
そんな騒ぐほどのこと?! 別にそんなに問題ない気がした

それより そんな風に皆を導いた あの香水を作った
なぜかハーメルンの笛吹きのような グルヌイユの凄さにひれ伏すというか
普通・・・こんなのありえないだろ~!?と思いつつ 
すっかりあの場の雰囲気に飲み込まれる 
そして ベンの演技にこっちもひれ伏すという方が正しい
それほど 彼の演技や目には説得力があったと思う

猟奇的というより 余りにも純粋に香りに取り付かれ続けた人間の悲劇
イノセントで摩訶不思議なおとぎ話に 引き込まれ続けた・・・
ベルリンフィルの音楽も 格調高く とてもよかった
とても質の高い映画だと思う

今日の映画:83点

トム・ティクヴァ監督の映画は ラン・ローラ・ラン ヘヴン を見てるけど
前者:荒削りだけどアイディアあり 後者:繊細さがあり静かな余韻を残す など
なかなか力量のある人だと思う 今回は繊細でかつ力強く 完成度高く圧巻!
それにしても 今回の女の子も 赤毛でローラだったなぁ・・・

こういう作品が 作品賞や監督賞を取るのなら・・・私は納得できる
 (アメリカ的道徳上では無理だろうとは思うけど・・・単なる問題作になってしまいそうだ)
もしくは麦の穂をゆらす風などもふさわしい ←実際カンヌでちゃんと作品賞を取っている

どうでもいいことだけど・・・
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by acine | 2007-03-06 20:59 | Alemania ドイツ映画  | Comments(22)
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写真: ひつこく ダニエル&ケイト共演願望にて

どうも 記事にあてはまらない?
映画に関すること 関係ないこと ミーハーネタ(笑) 雑談 質問 文句 
はじめまして リンク希望など etc・・・

何でもOKなので BBSがわりに 使ってもらえれば・・・と思います

非公開コメントにチェック入れると  私にしか見えません
ヒミツのお話&耳寄りな情報(笑)  などあれば 利用してください
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by acine | 2007-03-06 20:50 | Comments(37)