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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じ アカデミー主演女優賞を取った映画
彼女の映画は見たことなかったけれど アカデミー賞での
彼女の凄く素敵な姿が印象的 コメントもよかったので見るの決定

’97年5月にブレア首相が就任
その3ヵ月後にダイアナ元妃がパリで事故死 その後1週間を描いたもの
あれからもう10年もたったのか・・・と思う
フイルムの中のダイアナは本当に輝いていた

90年代前半 私が初めて行った外国はイギリス
この映画の舞台になった ロンドンのバッキンガム宮殿(前)や
ウエストミンスター寺院へも行ったよな~と思い出す

イギリスが舞台だけに いい意味で淡々と落ち着いている
ヘレン・ミレン演じる女王のイメージそのまま
王室の舞台裏を描いたBBCドラマって感じもしなくもないけど
よい意味で こじんまりとした人間ドラマ ただ舞台が舞台

エリザベス女王 その夫 皇太后 チャールズ
そしてブレア首相 そのブレーンたち
各々の立場の違いを ダイアナの事件をきっかけに行き違う彼らを描いた作品

休暇で訪れていた城での皇室一家の会話・・・
ダイアナを迎えに行くのに王室の専用機を使うのは 税金の無駄遣いと言われる
葬儀も王室主催ではできない 王室を離れた人間のために
バッキンガムに半旗を掲げることは出来ない
葬儀も皇太后用のシステムに従ってするなんて・・・!
王室から見ると 身勝手な元嫁のことは苦々しいだけ

そんな王室のしきたりや自分達の立場・プライドに
こだわっているうちに 国民から非難の声が段々と上がり
しょうがなしに 忠告をしてきたブレアの言うことを聞く羽目になる
このくだり どこまでがフィクションで どこまでがノンフィクションなのか
わからないけど 確かにこんな話もあったんだろうなと思わせる展開
チャールズが 我々は若い世代だからと ブレアに擦り寄ったり・・・

いやはや 女王というのも本当に孤高の人 とてつもなく孤高の立場
税金で暮らせるとはいえ 並みの神経ではとてもこなせない仕事
そんな思いをしてまで 何が彼女を奮い立たせるんだろうか?
一人川辺りで涙を流す 孤独で泣きたい時も多々あるだろう
そんな孤独でかつ威厳のある女王を演じてたヘレン・ミレン
派手さはないがいい演技だった

同様 好感が持てたのが ブレアを演じたマイケル・シーン
ブレアはそんなに気の効いた役目をこの時果たしたのか・・・と
こっちも信じ込んでしまうほど 彼の一挙手一動はいい感じだった

それだけに ラストあたりのブレアの陛下万歳な発言は???
みんなが神経すり減らし 苦悩しながら 
元王室の人間 ダイアナの葬儀にどう対処するか? 
静かながらもスリリングな展開が 単なる美談に終わってしまったような気が

女王の言葉で印象的だったこと
 ”我がイギリス国民は 何事があっても  世界中から尊敬される
  気品のある国民です”  日本国民もそうありたい・・・
ブレア首相に
 ”ある日突然 メディアから叩かれる日が来るのよ
  あなたもいつそうなるかわからない・・・”  確かにそんなことあったよな・・・
 ”あなたで首相は10人目よ 最初はウィンストン・チャーチルだった”
  そうだったのか・・・! 本当に歴史の生き証人
  
バルモラル城周辺のイギリスの大自然のグリーン
城や宮殿の壁や 女王の服や長靴のグリーン 
部屋に飾られた紫陽花の葉のグリーン ランド・ローバーのグリーン 
映像にちりばめられた ブリティッシュグリーンが とても印象的だった

品のいい小作品で デリケートな話題を丁寧に
描いていただけに ラストの安易さが惜しかった

今日の映画:76点
 
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by acine | 2007-04-26 22:30 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)

休業中ですが・・・

映画を見たら感想というのは 
習慣としてすっかり 身に染み付いてたようで
省エネモードにて 水面下で 感想結局書いてました(笑) 
やっぱり鑑賞記録にもなるし・・・  
だったら 別に公開してもいいんじゃないか・・・と思いまして

だけども コメント&TBの管理は 現時点では難しいので
期間未定で 記事のみUPという形にしよーかと思います

よく考えると・・・
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by acine | 2007-04-25 22:33 | comunicacion 連絡 | Comments(0)
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頭が疲れてるので とにかくかるーいものが見たかった
ヒューは好きでも嫌いでもないが ドリューは好き
しかも80年代音楽絡み これしかないだろう!

出だしの 衣装はデュラン・デュラン 振りや雰囲気はワム!
ヒューがいたとされる 人気グループのPOPのビデオからして楽しい!
しかも出てくるバンドの名前やアイドルの名前 なつかしーのオンパレード
ボクシングで勝ったら 曲が披露できるなんて おもしろすぎ
しかもヒューが唄う曲も 元歌は多分コレだろーと ネタがわかるものばかり・・・ 
80年代イギリスもの好きだったから たまらんー!

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シンプルなラブストーリーの王道 ハッピーエンドは十分予想の範囲
もっとバカバカしいノリかと思ってたら 意外と程よく酸いも甘いもあり

過去の栄光にすがりつつ 情けなくもあり 前向きに
淡々と遊園地や同窓会でのステージをこなすヒュー 
音楽業界が長いだけあって 詩が書けないと言う ドリューを責めるシーンは
彼の気持ちもよーくわかる ”音楽業界も産業なんだ”
業界は違っても プロはどんな状態であろうとも どんな理由があろうとも
依頼された仕事は 期日までに仕上げないといけないのだ!
しかも質もちゃんと伴わないと 明日はない・・・!

ヒューには特に思い入れはないけど ちょっと顔の筋肉の衰えが気になる?
歌はなかなか上手い! 声質もいい感じ 
しかし あのへっぴり腰のわざとらしいダンスは笑える
NYが舞台だけあって イギリスっぽいシニカルなギャグは空振り気味
というか 単に日本語訳が今イチなのか?
彼の住んでるマンションの部屋はなかなかセンスよく居心地よさそうだった

ドリューはやっぱり可愛い! 最高だ!
決して美人ではないが なんともチャーミング
過去の男に囚われ なかなか足を踏み出せないジレンマ
だけど 前向きで一本気でと 彼女にピッタリなキャラ
決してタカビーでもなくプライドも高くなさそうで
ドリューが友達や妹だと楽しいだろうな~と思わせる うーん可愛いわ!

カーキや茶のコート プリントもののワンピース ジーンズ姿
スカーフなどの巻物 バッグやサングラスの小物 ドレス系
どれもめちゃくちゃ可愛い! こっちも あぁいう巻物真似しよーかな? という気になる
個人的にはあのカーキのコートと茶のショルダーがすごく欲しい! 
実は彼女はなかなかのドレッサー どのスタイルも自然にキマってる

そしてコーラ役のヘイリー・ベネットも印象的
東洋人的な目元 だけど抜けるように白い肌に長身
東洋人ではありえないスタイル 不思議な魅力的で 可愛かった!
人気絶頂のアイドルで しかもセクシー&仏教好きアイドルという
なかなかの難役を上手く演じてたと思う 
”愛へ戻る道” オーソドックスなのもいいけど
彼女の押す インドヴァージョンもなかなか面白かったと思う
それにしても 売れっ子スターってのも大変そうだわ

ドリューのお姉さんもパンチあって面白かったし 
作家の彼は 大人なこれまたナイスミドルでカッコよかったな

予想通り 気楽に見れる一品

今日の映画:75点
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by acine | 2007-04-25 22:19 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
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訳わからなそうなSF映画だけど 
監督:ダニー・ボイル 主演:キリアン・マーフィー 見るしかない・・・!

製作国はアメリカだけど 単に資本がそうというだけ
淡々とクールな感じは やっぱりイギリス的
SFXやCGに頼るんじゃなくて あくまでも人間が主体の密室ドラマ
このあたりが よくあるハリウッドSFもの(見ないけど!)とは全然違う

西洋人と東洋人が半々のクルー
船長の真田広之もミシェル・ヨーも全く違和感なし
真田広之の英語は自然ですごくいい感じがする

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ここ半年ほどで キリアンもの3本目 キリアンはやっぱりいい
色白の顔に ブルーの瞳が美しい
深いブルーだったり 透明感のある湖のようだったり
ダニエルのブルーとはまた違う魅力 何気ない表情や佇まいもいい 
今回はまったく普通の人だったけど こんな役もよく似合う
きっとオフは物静かで 性格のいい人なんだろうと思う
トレスポのユアンっぽい髪型のクリス・エヴァンスもなかなか○

色がすごく印象的
光り輝く 太陽のオレンジ色 宇宙船のソーラーパネル(?)
オレンジ色とゴールド 酸素を作る菜園のグリーン
船内のシルバーとグレイッシュなトーン

グレ-やカーキなどのシンプルな服は
彼らがそんなに重大な任務を請け負ってるとは思えない今風さ
サラリとしているけど シンプルでスタイリッシュなフンイキはダニーならでは

強烈な色彩を放つ太陽を眺める展望室のまるで縁側のような椅子
そんな椅子に腰掛けて まるで花火見物のように
オレンジ色の太陽を眺める・・・ そんなシーンも印象的だった

いい具合でシリアスで その宇宙船のシステムや 
宇宙がどうなってるのか 把握&理解できないままでも
何故だか真剣に見てしまう きっと場内の誰もが・・・

一番おぉーっ!と思ったのは レトロなのかモードなのかよくわからない
まるで戦国の武将を思い出すような キンキラ・ゴールドの宇宙服!
船員の服は今風なのに こんなところもダニー・ボイルらしい

ダニーの映画は いつも音楽がとってもいいんだけど
今回は宇宙が舞台なので あまり音もない・・・
行方不明になった先発船を発見したあたりから
密室人間ドラマ的SF~ ありゃー?!なパニックスリラーに
転調する訳わからなさも悪くない(笑)

船を救う為 太陽を救う為 自分達も生き延びるには 犠牲を伴う
一人そして一人と 人が減っていくというのは こんな映画の王道だろう
だけど あくまでのダニー味のちょっと風変わりなSF
温故知新なSFスリラーかもしれない
ストーリー運びに難あるけど 私はOK

希望が持てる サラリとしたラストも ダニー・ボイルらしい
疾走感があったり 毒があったり ファンタジーがあったり
そんな映画もいいけど たまにはこんな映画が作ってみたかったんだろう

追い詰められた人間たちの使命に対する行動とは・・・ 
太陽や宇宙にとって 人間の存在なんてちっぽけなもの・・・

今日の映画:77点
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by acine | 2007-04-18 16:00 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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70年代後半~80年代前半までのポリスの姿を追ったドキュメント
ドラマーのスチュアート・コープランドが監督
彼の撮りためていた8mmのフイルムがベース

ホームビデオで撮ったようなザラついた画像で
これが延々続くと辛いな・・・と思ってたけど 
上り詰めていく彼らの姿があまりにも爽快で
すっかり引き込まれていった

デビュー前~アルバムを出しての初記者会見
アメリカ各地のレコード屋でのサイン会
レコードを出して イギリスに戻ったら大スター
オープニングアクト~トリへの野外フェス 
ツアーバスでの転戦 レコーディング風景 ファンに囲まれ
本当に世界各地を巡りに巡ってのツアー プロモの撮影

そんな生活を楽しみ 音楽を楽しむ
若く瑞々しく かつ知的なフンイキもある 3人の姿がすごくいい

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スティング:若い頃はちょっとユアン似   
       しかもものすご~くカッコいいのにビックリした!
アンディ:お茶目で女性的?! 芸達者な人
スチュアート:鋼のような細い体から繰り出すドラムが最高! 

似てるバンドは余りないだろう シンプルで厚い 唯一無二の音
コブシが効いたような スティングのヴォーカルも心地よく
まるでパンクのような音~私が知ってる解散する前の
ポリスの音に変化していく音も面白い

メンバーいわく・・・
まったく新聞やパンを買いに行かない 
車も運転しない これっておかしいことだよね 
家に戻ってもピンとこない ツアーが実生活になってしまう
ライブの2時間こそ本物 その他の22時間はリアルじゃない
欲しい物は何だって買えるんだ お金には全く不自由してない

レコードを出す度に 団結力より
要求が高くなり お互いに厳しくなっていく・・・
成功と共に 高みを極めながら 失われていくものもある

ほんとによくいろいろここまで行ってるな~と
はたはた感心するくらい 世界のあちこちへ行っている
最初のアメリカのツアーバスから 世界のあらゆる場所まで
音楽ドキュメントでありながら とてもロードムーヴィー的
ロードムーヴィー好きの私にはたまらない世界!

しかも 高いところから撮った映像が多いのは
ヘリコプターやチャーター機から 街を眺めることができたから・・・
そんなホテルの上層階に泊まっていたから・・・
世界一のバンドとして そんな生活が出来ていたから・・・

まさに上り調子 高みの生活ドキュメント!

そういうことに 一般人の私は凄いよな~とただただ感心
一度くらい こんな人生送ってみたいよな気もするけど
これは普通じゃない世界だな・・・
才能があるってことは いいことだけど
こういう生活をこなすパワーも必要だということ
いやはや凄い世界だと眺めてしまった 

シンプルな作りながら 
ザラついたビデオのアングルも題材も面白く
”世界一のバンド”に登りつめる彼らの様子が
心地よく すごく面白かった!

今日の映画:81点
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by acine | 2007-04-16 22:30 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
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マイケル・ウィンターボトムの力作
特に宗教心も政治的な部分もさほど持ってない
全く普通のパキスタン系イギリス人が巻き込まれた驚愕の世界

イギリス~パキスタン~アフガニスタン~キューバ~イギリス~パキスタン
何とも恐ろしいロードムーヴィー 何とも恐ろしい真実
アフガニスタン~キューバのシーンは 同盟国であるはずのアメリカ軍に囚われ 
イギリス国民であっても イギリス大使館さえも 誰も助けてくれない
見てるこちらも 身も凍りつき 彼ら同様絶望的になる

人を人として扱わない 犬以下の扱いのような
グアンタナモの内部の出来事は 本当に恐ろしい
罪のない人までが 罪を認めるまで 吐くまで
行われる拷問 暴力 非人間的な扱い

何の権利があって 人間が人間を裁けるのか?
誰も頼んでないのに 何の権利があって
他の国に介入したり 他国の人間を拘束する事ができるのか?

”この世の中はいいところじゃない”という
拘束されていた本人の言葉が全てを物語っている気がする
一歩間違ったら 本当に世の中は恐ろしいところなんだなと思う

運が悪いではすまされないこの現実
宗教が違う 人種が違う 生まれついた国が違う
人を管理する立場と 陥れられる立場 
イスラム系だからという理由だけで こんな目に遭うなんて・・・

こんな世界は いつまでも続くんだろうか?
人は誰しも平等であるはず 最低限の権利は持てるはずと
思いたいけど 平等ではないんだなぁ・・・ 悲しい現実だ

今日の映画:82点
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by acine | 2007-04-10 20:19 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)