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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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何気なく見始めたら ご他聞にもれず 爆走おフランスものだったので 
ついつい見てしまいましたがな~という1本 
脚本・監督 パトリス・ルコント作

ストーリーほか:goo映画
かなり強引すぎるストーリーのような気がするけど
ちゃんとこれでまとまってるのが恐るべし おフランス映画&ルコントの力

いやいや 久しぶりに見たような気がするボーランジェ父
この人の妻の浮気の代償に選んだ手段が凄い!
ありえん・・・!というような爆発力に唖然
ついつい見てしまうきっかけに(笑)

男の考えてることは 老いも若きいや中年も皆同じ
それにしても やることなすこと 唐突すぎて
ストレートすぎですぜ フランス男の皆さん

おフランス映画見てると 男が集ってても 何でか姦しい(笑)
寡黙な人 論議を交わさない人は やってけないんじゃないだろうか?
日本以上に そういう人は損しそうな気がする

老人&中年男計3人のタンゴのテープ聞きながらの珍道中
いかにもおフランス映画の王道 そのちゃんちゃらおかしさに 
見てるこっちも 呆れると同時に段々慣れてきて 
すっかりこっちの感覚も麻痺 何もおかしいと思わなくなるのが凄い
そんな中にも 男と女やら人生を 自然にちょろっと絡ませるのが上手い

出てくる女優陣も なかなか豪華
苦手なジュディット・ゴドレーシュもまだ若くて 
いかつくなくて それなりに可愛かったし 
お美しいキャロル・ブーケの細いウエストも印象的でありました

何にしろ この楽観主義というか
悲喜こもごも ストレートすぎる感情表現 
行動パターンが まったくうらやましいよ
おフランスの人たちよ!という感じ 

タンゴというタイトルだけど 音楽より
この男3人の女&人生に対するタンゴ 
爆走かつちょっとマジメな珍タンゴという感じでした

気楽に見れる1本

今日の映画:75点

同系統おフランス映画?: サン・ジャックへの道 メルシィ!人生
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by acine | 2008-01-22 13:08 | Francia フランス映画 | Comments(0)
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やっぱり 女が描く女は違う
チクリと現実的で ふわりと希望も

パイが名物のダイナー パイ名人の主人公 厨房モノであり
ダメ亭主 望まない妊娠 主治医との不倫 上手くいかない人生を絡めた 
女性監督ならではの視線 こじんまりとした映画だけど いい映画だった
次々と現れる創作パイが美味しそうで ネーミングも絶妙

主人公ジェンナの人生と カブらない人生を送ってる観客にも 
じわじわと共感させ 早くこんな人生辞めなさいよ~!
こんなダメ亭主さっさと切って 逃げればいいのに~!
アナタの道を歩むのよ~!と 思わずジェンナの行く先をハラハラと 
ダイナーのウエイトレス仲間のように 自分も思わず心配してしまう 
静かで強力な洗脳力 そして静かな爆発力がある映画

結婚してから 豹変してしまった ダメDV亭主に諦めながらも
根気よく結婚生活を続けるジェンナが痛々しい
その旦那も 心底悪い人ではなさそうだけど
どう見ても あんな男にまとわりつかれて いい人生になるわけがない
ジェナが妊娠を告げた時言ってた 子供を産む条件も 
お前は○ホか?と呆れる位ガキだ

そんなところに現れた 白馬の王子ならぬ 白衣の王子
とはいえ あんまり垢抜けない雰囲気なのも この映画にはピッタリ
担当産婦人科医のドクターと不倫・・・ 辞めようと決心しながら燃え上がる心
そりゃもう致し方ないよ!と誰もが納得するだろう
そんな彼と逃避行するのかと思いきや 
そう簡単には問屋がおろさないところも現実的

嫌々だった子供の出産も 産んだ途端に彼女の人生が変わる
そして 足を踏み出すところが 今度は逆に映画的で 少し夢物語だったりして
苦労のあとには 少しの幸せというさじ加減・・・
ちょっと呆気にとられるが 苦労したんだからと・・・と思うと後味もいい

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そんなジェンナを演じたケリー・ラッセル
毅然と人生を受け入れ でも小さな夢は捨てたくない
でも どうにも出来ない現実 望まぬ妊娠への戸惑い
旦那には感情を押し殺すけど ドクターには戸惑いながらも情熱的
クールで誠実でドロくさい 田舎のちょっと美人がピッタリだった

そして ジェンナと共に働くウエイトレスたちもとても良かった
可愛い女たち そして その3人の関係も凄くいい 
皆それぞれ悩みを持ち ささやかな幸せを追い求める姿
国が違えど 誰もが同じこと考えてるだろう
この女たちも まるでボルベールの女たちのようで 
叱咤激励しつつ お互いを支え合い助け合う姿は 見ていて心地よかった

そんなウエイトレスの一人 ドーン役を演じたのが 
この映画の監督エイドリアン・シェリー ファニーフェイスの顔も声も可愛い人
小粒だけど地に足のついた 心の通い合うよい映画を作る人だと思う

なんと彼女は ’06年 騒音を隣人に注意しに行き 惨殺されてしまったそうだ
なので 彼女の映画はもう見ることが出来ない
人生思うようにはいかないけど 夢を捨てずに地道に
生きていこうじゃないの!という こんな映画を残して・・・

ご冥福をお祈りします 

今日の映画:78点
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by acine | 2008-01-15 23:48 | Estados Unidos 米映画 | Comments(9)
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丁度TVでやってたので これも久しぶりに見ました
これも 05年のマイNo.1映画 公開時感想

尊厳死をテーマにした 重いけど清々しい人間ドラマ

やっぱり ハビエル・バルデム 恐るべし・・・!
一体アンタは何歳よ?!と思うような貫禄と存在感が凄い
確かこの映画の撮影時30代半ばくらいのはずなのに 
恐ろしいまでの達者&その達観ぶり
ベッドに寝たまんまの演技ながら貫禄ありすぎ
 *コーエン兄弟の新作”ノー・カントリー”でも
  ハビエルは凄いらしいので楽しみ! 

タコ入道のような風貌ながら なんとも人格者でかつピュア
なので 身動き取れなくても 彼の周りには人が絶えない
特に女 献身的な義理姉 シックな美人弁護士 
自ら看護を買って出るシングルマザー(ボルベールのペネロペの姉だった)
普通 こんな状況はありえないだろう? と思いつつ
誰もが 静かでしっかりと状況を見つめるラモンを放っておけなくなるのだ

まるでパンズ・ラビリンスのように 
現実の辛い状況から 彼が抜け出す方法は 
夢の中で 辛い思い出のあるはずの海へ飛ぶ 
そして動ける自分を空想する・・・

動けないけど 恋心を寄せる弁護士フリアを 
夢の中で 彼女を追って海辺へ行き 思いを伝える
そんな切ない夢を見ながら 夢は現実のものに・・・
本当にこのフリア役の女優ベレン・ルエダが儚げな大人の女にピッタリ 
寝たきりの男でなくても それは彼女に惚れるだろう

今回見たら 何故彼は海へ飛び込んでしまったのか?
その辺りが曖昧なような気がするが そんな部分まで謎のままで
オブラートに包まれているような感じが これまた心憎い

彼をとりまく家族の葛藤と愛情

そして 尊厳死を手伝おうとする友人たち

美しいガリシア地方の風景とともに 静かで強い映画

強烈な人が出て 単に濃いだけではない 
スペイン映画の強みが ぐっと滲み出る映画だった

スペイン映画 フランス映画より ぐっと落ち着いてると思う
実は とっても詩的だし ドラマ性もしっかりしている
地に足がしっかり着いている所も私は好きだ
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by acine | 2008-01-07 14:49 | España  スペイン映画 | Comments(0)
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’50年代 ボサノヴァの創世記を追う 音楽ドキュメント
や~っと 今頃見ることが出来ました

リオ・デジャネイロの街を舞台に
どんな風にボサノヴァが作られたか?
どんな人たちが関わって生まれたのか?
どんな風にムーブメントとして広がっていったのか?
アメリカのジャズ ラテンのボレロ そしてサンバとの関連性

もっと古い音楽かと思っていたら 意外にもモダン
そんな年数しかまだたってなかったとは驚き

そして 何と言っても 優しげで甘美なそのメロディと世界感!

生き証人たちによって 今もヴィヴィッドに演奏され歌われる歌の数々
よい時間を重ねた老ミュージシャンたちの手から奏でられる音
喉から出てくる声は 一瞬にその場の空気を変える力がある
一瞬にして こっちもその場で直接聴いてるような幸福感!

優しく美しく ストレートにロマンティックな歌詞たち
ポルトガル語の優しい響きとギターの音
どの曲も捨て曲がないくらい いい曲ばかり

なんとも心地いい 至福の2時間強を過ごしました
家にいる時 この映画をエンドレスでずっと流していたい・・・!
そしてBGMとしても最高だろうなぁ・・・と思ってしまう心地よさ

そして クラシックやコール・ポーターが好きだったという
若き日のアントニオ・カルロス・ジョビン
大変ハンサムでその雰囲気も素敵
彼のCD何か買おうかしらん?!

そして フランク・シナトラとの”イパネマの娘”の共演
才能溢れる伊達男が二人 絵になりすぎだった
これまた凄く良くて これまたCDが欲しい

そして 時代の花だったらしい コケティッシュなナラ・レオンも気になるなぁ
 *コール・ポーターを描いた五線譜のラブレター(サントラ大好き!)

同じラテンでも スペイン語圏とはまた違う
独特の優しげな魅力がある ポルトガル語圏
映画もだけど 音楽もなんとも魅力的すぎる ブラジルもの

ボサノヴァじゃないけど 
ついつい カエターノ・ヴェローゾとかマルコス・ヴァーリとか
セルジオ・メンデスとか 手持ちのブラジルもん 聞いております(笑)

今日の映画:82点
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by acine | 2008-01-07 13:46 | Sudamerica  南米映画 | Comments(0)
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これはティム・バートン作で1,2を争う位 大好きな映画!
この年のナンバー1にも選んでるくらい (もう一つは スリーピー・ホロウ)
正月休みに ひさしぶりに見てみました

やっぱり この映画 ティム・バートンのストーリーテラーぶり 圧巻だわ!

そして キャスティングの妙&名コラボ! 豪華でかつ適材適所
”チャーリーとチョコレート工場”のウーパー・ルーパー(こっちは一人・笑)や
あの金髪母子の母まで出ててビックリ ダニー・デビートもそういえば出てた

ホラ吹きで 口から出まかせ男のような 病床のアルバート・フィニー
どこまで この男の言ってることが本当なのか
結婚式の日に 父親と衝突した息子のビリー・クダラップは
どうも父親と和解できず 病床の父ともしっくりいかないけど 
段々と真実が明らかになるにつれ 
父親と息子の関係も変わってくる・・・というお話

そんな二人を優しく見守る妻たち ジェシカ・ラングとマリオン・コティヤール
この二組の夫婦のキャスティングも最高 
一人二役で出る監督夫人ヘレナ・ボナム=カーターも
若き日のジェシカ役のアリソン・ローマンもとてもいい

そして そんなアルバート・フィニーのホラ話をいかにも本当か?と
思わせるのが 若き日の父親役のユアン・マクレガー 彼が本当にいい!
んな○ホな?と普通だったら思う ファンタジーの世界をリアルに
生き生きと生息してる きっと地のまんま?みたいな
彼の天真爛漫な存在が すーっと老いたアルバートに自然につながる

違和感全くなしの 共演するシーンは全くなくてもどうだ!の名コラボぶり! 
そんな二人のコラボが ラストの感動に知らぬ間に グイグイと引っ張っていく 
公開時はアルバート・フィニーが より印象的だったけど
今回はユアン! 彼が若き日を演じてないと ラストの感動はないと思う

これ劇場で見た時 あの川のシーンで 私はもうボロ泣きしたけど
今回はお葬式の後 みんなが談笑するシーンで 思わず涙!でした

ティム・バートン ホラーがかったり ファンタジーがかったり
エキセントリックだったりするけど こんな映画も撮れるんだ!と
驚いた印象は今回も変わらず・・・ いやーいい映画です
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by acine | 2008-01-07 11:09 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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NYのトライベッカにあるイタリアン・レストランを舞台にした映画

公開当時に見たので、これで2回目
昨秋の幸せのレシピが 単に甘っちょろいだけのご都合厨房モノだったので
同じNYのイタリアン厨房モノなら 絶対こっちだ!
この映画が見たいな~とずっと思ってた私

あれよあれよの射殺事件から始まる厨房もの
ギューっと詰まった テンポのよい展開がすごく心地いい
とても一夜に起こったとは思えない濃さ&ドラマ性

青白い蛍光灯を帯びて まるで戦争のような厨房
メニューのメモがずらり並び 料理をするスタッフたち
ケンカしてるような会話 美味しそうな料理 料理を待つウェイトレス 
出来た料理を持ち 狭い階段を行き交うスタッフたち
ガチャガチャと鳴る皿の音 ジャージャーと炒める調理の音
厨房ものはこれでなくっちゃ!

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そして その厨房とレストランにもドラマが一杯
レストラン内に散らばったあちこちの人間が行き交い
いろんな関係が絡んでいる

店の乗っ取りを企むマフィアまがいの二人
オーナーとその息子のシェフ そのシェフを取巻く女たち
アーティストとそのパトロン 気のいい謎の証券マン
著名料理評論家 警察官夫婦 借金を背負ったアシスタントシェフ
NYならではのバラエティの溢れた顔ぶれ いろいろな立場の男と女

まぁ皆よくも ここにいる必然性が重なったなと思わせる
脚本の旨さと緻密な整合性 上手いっ!と唸る
だけどもったいぶらず あくまでもラフにポンポンと
テンポよく見せて 各人の行き交う&すれ違う様は見ごたえある 
登場人物たちを彩りよく見せるその味付けも見事!

派手な作品じゃないけど すごく良く出来てる
そのドラマ性の高さと 厨房のリアルさ 
すぐイタリアンが食べたくなるような映画!

今日の映画:74点
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by acine | 2008-01-04 23:25 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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日本語?みたいなタイトルのアクション映画
公開時もチラっと気にはなってたんだけど・・・

007 カジノ・ロワイヤルの冒頭のアクションシーンでも凄かったパルクール
そんなパルクール集団をフューチャーしたこの映画
あんな凄い身体能力を見せてもらおうじゃないの!と
楽しみに見始めたら・・・

ビルを一つ乗り越える最初のシーンはOK
おぉ~!カッコいいじゃない?と期待させてくれるけど
その後 どんどん尻つぼみ なーんだ!と気抜けする出来だった(怒)

もっとアクションをガンガンに見せてくれるのか?と思っていたら
は? 香港映画も真っ青の子供騙しな単純なストーリーにのって流れる
ヒューマンちらっとアクション物 もしくは陳腐な強盗ものだったなんて!

フランス社会に潜む 移民・人種問題が絡んではいるものの 
その見せ方の工夫のない は~?!なストーリー運びにガッカリ
単にパルクールをガンガン見せてくれた方がよっぽど気持ちいい

カジノ・ロワイヤルのあのシーンの方が よっぽどよかったわ ガックリ!

今日の映画:50点

このビデオ
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by acine | 2008-01-04 23:09 | Francia フランス映画 | Comments(4)

新年のごあいさつ

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明けまして おめでとう ございます
今年も Mi cinema log をよろしくお願いします


個人的には 期待のケイトの映画にあやかり スケール感は全く違えど
ぜひとも 自分の中で THE GOLDEN AGE な年にしたいな~と思ってます

そして ここは映画ブログということで 去年同様
近々&今年楽しみな映画 気になる映画 公開して欲しい映画などをUP

まずは 西洋編 
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好みのキャスト陣中心です 
王家衛の欧米キャストものはどうかな?とも思いつつ
そして 凄いらしい ハビエル・バルデムにも期待

こちらは 東洋編
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こっちも好みのキャスト陣&監督作中心です
話題の映画から古装片から 
どんどん公開してほしい ジェイ・チョウものまで・・・

今年も 好みの映画 あっと驚く映画に出会えて
また 皆さんと映画その他楽しいお話が出来るといいな~と思ってます
どうぞ 今年もよろしくお願いします!

皆様にとっても 素敵な1年になりますように・・・!
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by acine | 2008-01-01 08:40 | comunicacion 連絡 | Comments(16)