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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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一言  楽しかった!

NYでの彼らのライヴを 
マーティン・スコセッシが撮ったこの映画
詳しく:goo映画

何せビックリしたのは ミック・ジャガーを始め
10、20代の頃と全然体型変わってないんじゃないか?!
と思わせるその体型と そのアクティブなステージング!

確かに 顔には深く皺が刻まれてるけれど
その皺さえ 勲章のように思えるし 
皺? それがどうした?! と思わせるような 
ステージから繰り出される カッコよすぎる音の数々!

私は 曲も有名どころしか知らないけど
彼らのバンドとしての魅力は若い頃より
今の彼らの方が上なんではないだろうか?

人間 歳は関係ない やるべきことさえあれば
60過ぎたって こんな風にバリバリの現役でいられるんだな~

こんな60代半ばは世界中探しても絶対いない!

ミック・ジャガーのアクティブなステージング
細くてしなやかな体 華がある彼の一挙手一動に目が釘付け 
そして なんとも張りのある声で歌えること!

キース・リチャーズの永遠不良少年的キャラクターと味のあるギター
ロン・ウッドのこれまた少年っぽさを残した永遠のギター少年っぷり
ギター二人のミュージシャンっぽさもとてもカッコよく!

チャーリー・ワッツの渋い佇まいと力強いドラム
個人的には一番好みのタイプ なんと渋くてカッコいいことよ!

なんてカッコいい カッコよすぎる 60代なんだ!

ビーコンシアターという 小ぶりな会場で
臨場感たっぷりで 自分もその場にいるかのように
ライヴを堪能しました 酔わせてもらいました

生ストーンズは見たことないけど これは見て絶対損はないなぁ
こんなライヴ見れたら 明日死んでも価値はあるなぁ・・・ と思った
もと大のロック好き 大の洋楽好きだった私でありました 

間に挟まれる 昔の若い若い彼ら
確かに若くて 無鉄砲だけど 今の彼らの方が
人間&ミュージシャンとして 絶対的に魅力があると思う

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ホント 人間歳じゃない
生き方 生き様が そのまんま 姿・形・やることに現れるな~
そして そのプロフェッショナルぶり!
あの歳で若い頃とまったく同じことをやるのは
目に見えない努力も一杯ありそうだし・・・
でも あの自然体と あのプロ根性!

タルんだ生活してたら このライヴ思い出して
自分も体も絞らねば・・・!と きっと思うことでしょう 

ついでに言うと 彼らよりまだ年上のバディ・ガイ
これまたスゴいミュージシャンで あのギター!あの声!
ストーンズ負けてました(笑)

淀川長治似のマーティン・スコセッシも
冒頭の騒ぎには 一抹の心配を覚えたけど
ライヴシーンはさすが! 安心して見れました
しかし ストーンズのメンバーとスコセッシが
同年代とは これまた驚き!

うーん スゴいもの見せてもらいました 
そして聞かせてもらいました カッコよかった!

個人的には ”シャタード” ”ブラウン・シュガー”がよかったです

今日の映画:80点
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by acine | 2009-01-30 10:20 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)
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予告を見た時から これは絶対見よう!と思ってましたが
もうすぐパート2公開間近に やっと見れました!

一言 凄くよかった!

静けさと力強さと聡明さと信念が同居したチェ同様
映画の印象もまったく同じ印象でした

そして エルネスト・”チェ”・ゲバラを演じた紅塩
ベニシオ・デル・トロの演技も素晴らしかった!

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ベニシオ 日本では 何でかイタリア語読みされてますが
彼はヒスパニックだし スペイン語では ci = シ なので
benicio = ベニシオ と正しく呼んであげて欲しい・・・といつも思う

そして スティーブン・ソダーバーグの演出もとても的確
NYでのシーンを効果的に使って 
基本的には スペイン語圏の役者を使っての
本格的スペイン語映画であったのもポイントが高い

世界的アイコンである チェ・ゲバラ
正直 彼の生涯や 取り巻く環境にまったく明るくなく
ガエル・ガルシア・ベルナルがチェ・ゲバラを演じた
モーターサイクル・ダイアリーズを見た後も 
ゲバラの本を読もう読もうと思いつつ 全然読めずに 
今回もほとんど白紙で臨んだ次第です
詳しく:東京美術館通信

映画が始まった途端 感じたのは 独特の色合いの映像
なんて色のトーンの雰囲気のある映画なんだろう・・・ということ

メキシコのアパートでのザラついた白色
だけど存在感のある人間たち
ニューヨークでのモノクロのシーン
そしてキューバの森の中の太陽が降り注ぐ美しい自然

文で説明するのは難しいけど 
ものすごく雰囲気のある映像で それを見ただけでも 
この映画はよさそうだ!というのが 即伝わってきた

フィデル・カストロと出会い キューバで革命を起こすべく
小さなことからコツコツと・・・ という感じで映画は進んでいく・・・

行く先々での志願者や農民を巻き込んでのゲリラ軍の道程は 
地味ともいえるもので スペクタクルというより 
あくまでもその時々での状態や チェや兵の
心の動きを中心としたもので 淡々としている

だけども そのエピソードや チェの言葉や行動一つ一つが
とても印象的で 決して飽きることはない 飽きないどころか
彼らの動き チェの言葉から 目が離せないという感じ

そして 後年チェがNYに行き インタビューをされたり
国連でもスピーチをしているシーンから 
そういう革命のシーンが回想される展開も上手い

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私が好きだったのは 
森の中 道なき道を進むゲリラ軍のシーン

負傷者が出ても決して見捨てない 
医師のチェは率先して 手厚く介護をし
皆で負傷者を担ぎながら 歩いて行くシーンが印象的だった
そして 武器を持たない農民は採用しない 
やる気のない者は抜けろ・・・とか 
とても真っ当でリアリティのあるシーンだった

そして 休憩の合間に チェが本を読んでるシーン
農民出身者に 字や算数を勉強しろと諭すシーン
行く先々で 地元民を診察するチェ 

この映画を見る限り 
チェ・ゲバラは革命家であり 優秀な思想家だったのだな~と
とてもインテリであり そして信念がまったく揺るがない
いい意味で 宗教家のようでもあった

彼の言う ”祖国か死か”は 別として 
愛を持って その信念を貫き通すエネルギー
本気度 その魂 移ろいやすい今時の人間も
彼を見習うべきことではないか・・・と

演技をしてるようにはまったく思わせない
そんなチェを演じたベニシオの演技は 本当に素晴らしかった!
映画の印象同様 静けさを身に纏い とても心が強く
信念を貫き通す男を 見事に演じていた 
そして 渋くて なんとカッコいいことよ!

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予告でも印象的だった 国連でのスピーチシーンも
見所たっぷり 反論するアメリカや他の中南米や
南米の国の代表を相手に 力強く喋るシーンは凄くよかった

そのスピーチの内容も 今の時代に置き換えても
よく理解できる事柄や ごもっとも!と思うことも多くて
世界というものは なかなか進歩するのは
難しいものなんだな・・・とも

そして ロドリゴ・サントロがスペイン語を喋ってたり
”アラトリステ”で見たばかりのウナクス・ウガルデや
これまたよく見る カタリーナ・サンディノ・モレノなど
ラテン圏キャストもよい 

というわけで 背景を深く知らなくとも
映画自体の魅力も凄く溢れた1本でした

十分堪能できたけれど 見終わって思ったのは
やっぱり本を読んでおきたいなぁ
本を読んでから パート2を見ようと思った次第です

そして 睡眠不足&ハシゴのレイトだったので
終わり1/3位 心地よい中南米のスペイン語の響きに
ウトウトしながら見てしまったのは勿体なかった

まくし立てるようなスペインのスペイン語より
南米、中南米のスペイン語はゆったりしてて
優しい感じで 聞いてて凄く心地よいのです(笑)

そういえば こんな言い回しもあったな~ 
そうそう!こんな悪い言葉もあったな(笑)など
スペイン語の勉強にも とてもなりました

話それましたが 何ヶ月も待たせる某レッドクリフより
こういう矢継ぎ早の公開の方が 観客の満足度を上げて
興行的には効果的なんではと思ったりして・・・

今日の映画:80点

パート2  ”39歳 別れの手紙” も期待大です

一緒に見た 南米人の友人いわく
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by acine | 2009-01-29 12:34 | Sudamerica  南米映画 | Comments(6)
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あまりいい印象のなかった1回目と比べると
2回目の方がよかったです

アクションが見難い ロマンティックさが足りない 
という感は同じだけど あの乾いた南米の風景が
今回のボンドの心と重なるようで ゴージャスさに欠けるロケ地や
こんな乾いてギスギスした雰囲気もアリなのか・・・と

徹底的にクールに復讐に燃えるボンド・・・
そして ヴェスパーへの思いを断ち切る戦いとしては
こんなガチンコ勝負 もうガンガンと突っ走るボンドも
アリなんだろうな~と思えてきました

クールで突っ走る分 情緒には欠けるけど
そんなこと気にしてる余裕はない程 本気だったんだな・・・と

飛行機の中での マティスの 
”ヴェスパーを赦し 自分も赦せ” 的台詞には
今回 鼻がツーンとしました 
マティス・・・味があったのに 気の毒でした

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しかし 突っ走るダニエルボンドの
圧巻の任務遂行ぶりにはいつもながら感嘆!

こういう徹底的に強くて クールに感情を殺して 
ガチンコで相手とぶつかる そんな本気の諜報員じゃないと
このご時世は この不穏な世の中 
そんな仕事で渡り歩けないだろうなぁ・・・と思わせる 
リアリティさプンプンで その辺りのダニエルの力量と
身体能力の高さには感嘆しまくり・・・

そして スーツ姿も最高に格好いいけど
ダニエルボンドのトレードマークにもあなりつつある
紺色のポロとホワイトベージュのチノパン姿
そして黒いジャンパー姿とか ラフ系も最高ですね!

映画は手放しで好き!ではないけど
ダニエルボンド 役者ダニエル・クレイグはやっぱり最高!

とはいえ 次回はもう少しタメの部分もあって
せっかく演技派のダニエルなんだから アクションとクールさ
だけでない演技も もっとさせてあげてもらいたいものです

そして 敵をもっと身体的に強力か 
ますます得体のしれない人かを持ってきてもらいたい

残念ながら マチュー斧持ったのはいいが
へっぴり腰で 足元がヨレってたので 
あれじゃ一発でこりゃダメだ という感じだもの・・・!

そして アクションシーンも もっと広角で拾ってください!
細切れだし 全景は見えないしで わかりやすいのは
決して悪くないことだと思うんだけど・・・

最後になりましたが ジェマ・アータートン
いかにもイギリス的な感じが私はけっこう好きでした
若いのに クラシックな雰囲気も持ってたし・・・

ボンドがダニエルになって ボンドガールたち
女優さんたちの地位も上がってるような気がしません?
単なるスケこましのボンドが相手じゃないから・・・
相手役を演じる価値がよりある・・・というか

今日の映画:77点

やっぱり カジノ・ロワイヤル!
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by acine | 2009-01-29 11:40 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(4)
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17世紀のスペインを舞台にした 冒険小説の映画化
と言っても この映画の主人公の剣士アラトリステは
小説には出てこない 架空の人物らしい・・・
詳しく:CinamaCafe.net

で その主人公アラトリステを演じるのが ヴィゴ・モーテンセン 
実は今まで縁がなくて 今回が初見です
名前からして 何でスペイン映画の主役を?!と思っていたら
子供時代にアルゼンチンやベネズエラで育ったから 
スペイン語もOKだったんですね~ これは単純にうらやましい!

結論から言うと 感動!というタイプの映画ではなく
割と淡々としていながらも シリアスでも 退屈しない作りで
400年前のスペインがプンプンと漂う映画

冒険活劇というより 無敵艦隊スペインから 
斜陽の国へと落ちぶれつつあった この時代に生きた男たちの生き様 
不条理な目にも合いながら 誇りを持っての戦いを描いた映画

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血中男度が高い連中ばかりで 情けなくも 勇ましく
その生き様や 戦う様には惚れ惚れしました

そして王家の下に生きることとは・・・
そして その時代に生きた女たちを 真面目に描いた 
スペインらしい光と影 シリアスながらも 
スペイン映画らしい 濃厚な空気が漂う映画でした

ヴィゴはスペイン語もお見事で (でも たたみかけるような
スペインのスペイン語という感じでもないかな~?)
演技者としても及第点だったと思うけど・・・

残念ながら 当時のスペイン風の衣装を着ていても
ヴィゴは見るからに 北方系の空気感 肌の質感 
肌の薄さを感じるひんやりとしたルックスで
ラテンの男たちの濃厚な空気感 肌の質感とは
やっぱり違っているのは 残念だな~と・・・

この年代のスペインもしくはスペイン系の人で演じることが
出来る人がいれば その方が自然だったような気がします

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そして 個人的には スペインの男前 
エドゥアルド・ノリエガが 出るのが楽しみでしたが 
貴族風ロン毛や衣装 彼のスペイン的濃くて甘いルックスが 
ヴィゴの北方的ルックスの物足りなさを補ってくれました(笑)
しかし 残念ながら 主人公はヴィゴ@アラトリステ
もう10歳 エドゥが歳取ってたら 十分演じられたのにね!

そして スペイン映画やラテン映画系で 最近やたらと目にする
若きエスパニョール アラトリステの養子役のウナクス・ウガルデ 
薄味だな~と思ってましたが 今回はなかなかよかったと思う 
どうもイギリスの若手 ジム・スタージェスと イメージがカブる気が・・・

出ただけで 気持ち悪いけど可愛げのあるカマラくん
あのハビエル・カマラも出てるし ”パンズ・ラビリンス”の薄幸な母親役の
アリアドナ・ヒルも 薄めのルックスながら 今回はとても印象的だったし
情熱を秘めいつもペロンと脱いでる印象のあるエレナ・アナヤ 
そして ここでも清楚なピラール・ロペス・デ・アジャラ・・・

各人 適材適所で的確な演技をしている 
スペインの役者は よい意味でとっても手堅く上手いと思う

ストーリーは いくらかのなかなか上手くいかない色恋沙汰を含んでも
淡々と シリアスに進むので 普通に見たら退屈しそうなものだけど
今回 印象的だったのが・・・

中世そのまんまのスペインの町並みを贅沢に使っていること
そして シーン シーンの 陰影のある映像が 
まるで スペイン絵画のようで 本当に美しかった
台詞にもあったけど ベラスケスが宮廷画家だった
時代らしいけど まさにベラスケスの絵のような感じ

そして 重装備からかけ離れた姿で 
自分たちの国のために男たちが戦う姿
”エスパーニャ!”と叫び 散っていくエンディング
小汚かろうが 年寄りだろうが 大変格好よかったです
そして 静かだけども感情が迸るスペイン女たち

やっぱり スペイン映画の この濃密な空気感 
陰影がたまらないな~と思うので ヴィゴのルックスが 
この映画に本当にフィットしてたのかどうかは疑問
だけども 真面目に作った地味ながらよい映画だと思います

監督アグスティン・ディアス・ヤネスの映画は
ウエルカム!ヘブンを見たことあるけど 今回はまったく違う作風
 ↑もユニークでなかなか面白い映画です

スペイン映画かヴィゴのファンであれば満足できると思う
私はやはりクールな北方系ルックスは苦手かな・・・

今日の映画:79点
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by acine | 2009-01-25 23:21 | España  スペイン映画 | Comments(4)
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公開された時 ちらっと気になってたんだけど
丁度TVでやっていたので これは見てみよう・・・!で

鈴木由美子の日本の漫画が原作とかで(読んだことはなし)
まさに少女漫画的世界が そのまんま映画の中へ広がっていて 
気楽に見るには (けど乙女心が切ない) なかなか面白かったです
詳しく:eiga.com

鈴木由美子ってどこかで聞いたなぁ・・・と思えば
白鳥麗子の人だったのね~!(ずいぶん前に読んだ・笑)

全身整形したあとのキム・アジュン演じるカンナ(ジェニー)は 
凄くスタイルよくて ちょっとビビアン・スー似の可愛い子だったけど
しかし 題材通り どこか○工的な香りもなきにしもあらず

整形前のおデブのカンナは ゴーストシンガーをしながら
父親の医療費捻出のため テレクラで働き 日陰の存在だけど 
女の子らしくて凄く可愛かったと思ったのは 私だけかしらん? 
このおデブ時代も同じ女優が演じてるらしい

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そして 歌も本当に彼女が歌ってるそうで これも上手かった
しかし 整形後のカンナ(ジェニー)は いつもでもどこでも
ボディコンなのが笑えた (そういう時代の話なのかな?
この辺が鈴木由美子!) ナチュラル美人という売り出し方なのにね(笑)

日本で公開される同映画では おデブ時代はアニメらしく
それじゃあ面白さが半減するんでは?と思うし
映画にする意味がないと思ったりして・・・
バカバカしくても 肉襦袢を着て演技をする
韓国映画や香港映画 その役者たちはエラい!と思う

久しぶりに見た韓国映画で
感情の出し方が また日本映画や中華圏映画とは 微妙に違うけど 
同じ東洋人ということで 違和感ない題材で
気楽に見るには 面白い1作でした

今日の映画:77点
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by acine | 2009-01-25 22:37 | Corea  韓国映画 | Comments(2)
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待ちきれずに見てきました!

以下 ネタバレもあり これからの方はご注意を!


正直言いまして  不完全燃焼でした

お腹一杯 何度見ても ストーリーがわかっていても
スリリングで 面白くってたまらなかった前作と比べると

ダニエル演じるボンドがクールだから そして復讐劇だからか

妙にクールで スピードが速くて かといって 
テンポもいいわけでなく 妙に淡白であっさり
これは 映画全体の感想です

ものすごいスピードのアクションシーンがあちこちにあり

冒頭のカーチェイス シエナでの追いかけっこ
ハイチでのボートでのカーチェイス 
そしてボリビアでの空中戦 ホテルでの攻防

とにかく演じるほうも追いかけるカメラも凄いスピードなんですが
そのせいなのか 単に私が追いつけないだけなのか
敵とボンドの位置関係がものすごくわかりにくい!!!

私はアクション映画に詳しくないし 
アクションについて語るには 大変中途半端な人間ですが 

とにかく 今回のアクションシーン
対決する人間や船や車の位置関係がよくわからず困惑しました

逃げ道の雰囲気 建物の構造はどうなってるのか?
ホテルの中のどこに誰がいるのか?大自然の中も
普通はなんとなくはその全体像がわかるもんですが 
それが今回のは大変わかりにくい 

そんな中で 肝心の対決する人たちの
位置関係が とにかくわかりにくい・・・!!!
それってこういう映画では 致命傷じゃないんでしょうか?

今 何が起こってるのかよくわからない 
しかも ものすごくスピーディに演じられてて (これは凄いと思う)
それに勝る凄いスピードでカメラが追いかけられると
もう訳わからん・・・!という感じ

なので せっかくのスピード感が生きるどころか 
何が起こってるのかよくわからん・・・という結果になり
どのアクションシーンも どうも印象に残らなかったんです 
なんか凄いことやってたな~位しか

そして あまりにも激しすぎるシーンが多くて
普通だったら いくらボンドやボンドガールとはいえ
生身の人間だったら何回も死ぬよ・・・と
思うシーンが何箇所もありました

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せっかく あれだけダニエルを始め 
役者やスタントが体を張って 死人が出てもおかしくなさそうな
ハードなシーンをせっかく演じてるのに 勿体ないことだなと思いました 

今回の映画の印象は クールなアクション映画という感じなんだけど
そういう凄いスピーディなアクションシーンが一杯の割には
シーンごとにブツ切り状態で どうも淡白でメリハリが
あんまり効いてなかったと思います

前作の方が アクションシーンは限られていたけど
各々のシーンにもっと爆発力や重量感があり
もっともっとスリリングだったような気がするなぁ

これはドラマ全体にも言える事で

淡白 あっさり 情緒や人間性に欠ける・・・という感じ

復讐に燃える クールにガツガツ行くというのもいいけど
もう少し 前作みたいに 人間対人間なんだから 
多少のユーモアやボンドの心が滲み出るような
シーンもあればなぁという感じでした 
すーっと流れて タメがない映画なんだよな~ 今回は

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と いう感じで 監督の演出のせいで
人間ボンド ダニエル・ボンドをじっくり味わうヒマもない
テンポ&演出だったので ちょっと物足りなさも感じましたが

ダニエルは前作にも増して 体を張った演技
徹底的なクールさを押し出す演技 
大変カッコよかったのは間違いないです

前作より 体型もスッキリして 体も軽そう
スーツを着ようが ラフなカッコしようが 顔が傷だらけになってようが 
血を流してようが ほこりだらけであろうが もうどんな格好してても
恐ろしくスタイリッシュでダンディで まるでメンズ雑誌から抜け出たようでした
今回 ラフ系も多いのがよかった(笑)! 
こんなパリっとしたメンズと連れ立って歩けたら最高よね!
ラフな格好がキマってこそ 本当の洒落もんだと個人的に思うから!

そして あの宝石のような瞳は語らなくても雄弁
そしてあの声もやはり最高でした 渋いよ!
だけど もう少し 俳優ダニエルを味わえる演出だったらなぁ・・・
演技できる人なんだから アクションばっかりじゃなくて
演技ももっとさせてくれればよかったのに~と思いました

ボンド自体も冷酷にいくのはいいけど
肝心のホワイトほっといて 雑魚かもしれない男を
あそこまで執拗に追っかけるのも???だし
殺してもない人間の罪を被らされても弁明さえしないし
マティスにもあぁだし なんだか説明不足 
はしょり過ぎのような気がしました これも演出に問題あり

カミーユ役のオルガ・キュリレンコ
コケティッシュな魅力で スタイルよくて 存在感ありましたが
役柄がちょっと中途半端だったかな? ボンドとは同士的関係だけど
どうもそれも浅かったし アクションももっとするのかと思ったら
意外とあっさりしてたし・・・ あと演技者というよりまだモデル系だなと

あと敵役のマチュー・アマルリックも妙にこじんまりとしてました
もっと嫌らしくやってくるのかと思いきや その体格同様 小物っぽく
斧を持ってても 絶対 素手のボンドには勝てないだろう・・・!
という感じがアリアリだったし・・・  
かと言って さほど頭脳派でもなさそうで どうも小粒
※マチュー・アマルリック出演作 潜水服は蝶の夢を見る

Mも困った息子と母ちゃん的なユーモアも少しはあった前作と
比べると ちょっとヒステリックな感じで これまたタメがない
J・デンチのネックレスだけは印象に残ってますが・・・

敵をはじめ周りのキャラがぐっと立ってた前作と比べると
妙にすーっと何もかもが流れていって え?これでおしまい?と
思ったら ホントにおしまいでして ちょっと残念な出来でした
ついでに言うと 前作はホテルのフロント嬢まで
すごい別嬪さんだったけど 今回の女性陣は地味目でした

もう1回くらい ダニエル鑑賞には行ってもいいけど
映画としての魅力は あんまり感じない今作でした

何本か見てる 監督マーク・フォースターの作風があんまり
好きではなかったので どうかな~?と思ってたのが
そのまんま当たってしまった・・・という感じですね

※マーク・フォースター監督作 
ネバーランド普通 ステイ訳わからず
 チョコレート/amazonの演出はもう全く好みではありませんでした

冷酷にクールに・・・の今作 
ニヤけたおっさんボンドが出てくるより 
クールなダニエルボンドが絶対よいに決まってますが
次作は もっとメリハリつけて ゴージャスに 
そして スリリングに作ってもらいたいです 

せっかくダニエル・クレイグのような凄い役者を主役に据えているのに
今回のようにただすーっと流れる映画ではもったいないから!

今日の映画:72点
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by acine | 2009-01-17 23:35 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(9)
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どうも食指が動かない 金城武@日本映画ですが
丁度オンエアされたので せっかくなので見てみました

公開当時見た友人より 
”金城武が凄くカッコよかったよ!” とだけ感想を聞いていて 
なんて単純な感想よ~?! と思ってましたが(笑)

それは確かに当たってました
そして 映画としては 何じゃこりゃー?! な珍品でありました

確かに 金城武はスタイリッシュないでたちで美しい 
そして これまた無国籍感溢れる存在感
そして 中華圏映画で鍛えられた アクションの身のこなしも鮮やか
いつもの気になる日本語も まぁ目をつぶれる範囲

日本映画とは思えないような 無国籍感漂うフイルムの質感
アングルや構図のカッコよさ 映像的には凄くセンスがいいと思ったし
その辺の日本人俳優使わずに 金城武を主役に据えることで 
よりこの映画の無国籍感が強調されるのはピッタリの人選

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が・・・

とにかく ストーリーや設定がまるでなっておりません・・・!

一言で言うと 金城武とガキんちょと
ヤンキー上がりの敵に 果ては宇宙人ですから!!!

スタイリッシュな衣を着ていても 内容ほとんど 
昔の何とかマンみたいな世界なので ギャップがありすぎる

体を張るかと思えば 唐突にマトリックス的ワイヤーアクション
主人公は絶対死なない的世界は 大人の鑑賞に堪えれるタイプではありません
ムチャクチャだけど 笑ってしまえるような域には 到底辿り着けてないし・・・

金城武と組むのが なんせ鈴木杏と樹木希林 

樹木希林の独特のテンポはよかったけど 
この映画のPCや兵器を駆使しての参謀役になぜ彼女?という感じだし

当時中学生?の杏ちゃんも 頑張ってはいるものの
成長途上のじゃがいもみたいな感じの顔で 武とコンビを組むのはいいけど
余りにも子供過ぎて 洗練も色気もあったもんじゃない

こんな子供と 大の男を組ませるのが いかにも日本的
もっといい女を 武と組ませてあげてよ~! 普通でもいいから 
せめて大人の女を組ませてあげてよ という感がなきにしもあらず・・・

そして 単なるヤンキー上がりにしか見えない敵役の岸谷五朗
小粒でした さほどユーモアも凄みも感じないヒール役でした

というわけで よかったのは 
金城武のビジュアル力を生かしたところ
日本離れしたスタイリッシュな映像 くらいしか目につかない映画でした

家で タラタラ見てたから いいものの
これ映画館で見てたら 苦痛だっただろうと思います

”金城武はカッコよかった” と
結局 友人同様の感想しか残りませんでした(笑)

美しさ 容姿端麗 無国籍感だけでない 
金城武のそれ以外の何かや良さを引っ張り出すのは 
日本映画では難しいようですね

この辺り 中華圏内監督の方が その引き出し方が
やっぱり上手いと思う よって 粗があっても
作品的には魅力的になる・・・ ということでおしまい

今日の映画 60点
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by acine | 2009-01-16 10:33 | Asia アジア映画 | Comments(4)
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これは大好きな香港映画の一つであり
大好きな金城武映画の一つです

当時 香港の道端で売ってたノベライズも持っていたりして

昨秋からの金城武熱の盛り上がりと
急にケリー・チャンの”風花雪”が聞きたくなったから・・・

で 久々に CD引っ張り出して 聞いたり
当時から持ってたビデオを見てみましたが・・・

香港とスコットランドの最果ての地が舞台という
一風変わったラブストーリーであり 
ファンタジーであり・・・という この映画
詳しく:goo映画

あの 懐かしい懐かしい UFOのマーク(!)に続いて
出だしのモノクロの香港の街と 印象的なレナード・コーエンの曲
そうそう そうだった この映画の空気感!

久々に見てみたら 皆ホントに若いな~ということ
そして 香港はあの頃の香港だった・・・
 (私が大好きでよく通っていた頃の香港)
携帯電話もパソコンも凄いサイズだ(笑)

武はモンゴル出身の何でも捜索屋のナーハオチュン役
当時から この役はこの時代の映画の中でも
特にハマり役と思ってたけど・・・

のほほんとしていて 朴訥でいながら あったかく
尻尾を振って ついてくるような 子犬のような笑顔と
ほっぺたのエクボが なんとも可愛いこの頃の武くん

久しぶりに見たら あんまり演技はしてないな~(笑)
ほとんど素の状態とあんまり変わらないかも・・・と思った

ルックスも モンゴル人というのもピッタリだけど
外地で育った日本人 日系ブラジル人という感じも凄くする
(このあたり彼のバックグラウンドとも共通してるけれど)
なんだか 古きよき時代の日本人という感じなんだな~
いい意味でのその垢抜けなさ加減が なんとも微笑ましい武くんでした

そして ケリーは細くて 手足が長くて 凄くスタイルがよく
お肌も綺麗なんだけど 相変わらずクールで硬い印象
オノヨーコみたいだ・・と思う顔つきもあるんだけれど 
このクールさが ウォームな武やマイケル・ウォンと
対照的で バランスが取れてるのかも・・・?

正直 ストーリーは かなり強引だし
特に余命いくばくかの人が やる気があるのかないのか
チンタラ働いてるし あの事務所も手伝ってるし 
そんなことしてていいの? ケリーお嬢様よ・・・という感じ

あと スコットランドのシーンも 
一体何を期待して ケリーは行ったんだろう? 
マイケルを追いかけていった割には 単なる知り合いみたいだし 
迎えたマイケル・ウォンも 単なるいい人じゃない?
ちょっと都合のよすぎる設定のような気がしたけれど・・・

その後の あの世界の涯てで ”捜索終了” のシーン
そして あの葬式のシーンがあるからこそ
(このシーンは本当に秀逸だと思う)
そして またカラーで香港の街 
そして レナード・コーエンの曲

小作品ながら 渋くてじんわりくる 
なんとも言えない終盤のシーンがあるから
すべて 許せるんだろうなぁ・・・と思う

そして ガラっぱちながら近い あの下町長屋のような
人と人の距離感 そして 助け合えるものは助け合う
香港映画らしい 香港の風景が覗けるのも魅力

今みたいに まだインターネットが全盛ではないからこそ
この映画の世界がちゃんと成り立ってるんだと思う
そのアナログ感やユルい所も逆に魅力の映画でもある

リー・チーガイ この映画や”裏町の聖者”や
ピーター・チャンと撮った”月夜の願い”以来 あんまり
いい作品に恵まれてないような気がするなぁ・・・

あの良き時代UFO時代のような冴えが
戻ってくれるとよいな~と思います
頑張ってもらいたいです

今日の映画:79点

風花雪
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by acine | 2009-01-05 22:32 | Hong Kong  香港映画 | Comments(12)
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フランスのノルマンディーの街が舞台

昔はディスコキングだったものの
今はしがない40男の人生再生をかけた 
ディスココンテストに挑戦!という 
おフランスディスコ版 フル・モンティという感じの映画!
詳しく:シネマトウディ

気楽に見るにはもってこいのB級くささがプンプン漂う
○ホらしくも楽しい お気楽映画でした

過去の栄光に再び挑戦する かなりくたびれた40男3人組
そして 彼らの前に現れた バレエ教師の(!)エマニュエル・ベアール
ディスコのオーナーにはジェラール・ドパルデューという
B級くささ漂いまくる映画なのに 妙にキャストが豪華という不思議な映画

主人公ディディエの軽薄だけど憎めない 笑顔とその瞳
そして 時代遅れと今時の若者に称されても 自信満々なそのダンス!
身分不相応をもろともせず 天下のエマニュエル・ベアールにも
アタックするわ・・・の ちょっと老けてる40男 

実際 演じてるフランク・デュボスクは 踊れるコメディアンだそうで
実年齢が40代半ばと知り納得 日本人的感覚では
あれで40歳とは老けすぎだもんな~(笑)

しかしこのディディエのやることなすこと
人生知らない10代の少年のようで その幼稚さと
いい意味での無垢さが ○ホらしくも 妙に可愛かったり
これじゃ息子を連れて 奥さんに去られるはずだと(笑)
そして 彼と同居する 香港か大阪のお母ちゃんのような
口が達者な母親もキョーレツでおかしい

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そして ジーコそっくりな背の低いヌヌと
港で働くガタイのよいウォルター 情けなくも ディディエといいコンビで
ラメのジャケットやビニールのジャンプスーツを着て 踊れば
時代遅れのダンスだろうが 愛の風車だろうが 
ちゃーんと 絵になるところがよい(笑)

そして この映画の主役と言ってもいい 曲の数々!
もうベタすぎる位 ベタなんだけど このセレクトが
この映画には 妙に合っていて 曲が始まる度に 
こっちまでワクワク! 楽しくってたまらない!

冒頭の ボニーMの”サニー”から 大ウケ!
(シンチーのミラクル7号を思い出したから(笑))
そして 果ては ”カンフー・ファイティング” 
(これは 同じくシンチーのカンフーハッスルでお馴染みね)

B級おフランスディスコ映画と シンチーの映画の曲が
妙にシンクロしてるところに 妙に感心!
シンチーの選曲センスは おフランス映画と共通なんだと!

EW&F、ビージーズ etc・・・ もうベタすぎる音楽に拍手喝さい!
コンテストの決勝の曲・・・何だろう? とワクワクしてたら
この曲で来るか~! 予定調和なんだけど これまたワクワクしました!

この曲で踊る3人の40男! 最高にカッコよかった~!!!
このシーン 見るだけでも この映画見る価値あり!

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こういうユルユルな○バカな映画だけど
エマニュエル・ベアールは 相変わらずコケティッシュで
凄く可愛かった 老けが早い欧米人女優では 
驚異のアラフォーだと思う そばかす一杯でスッピンっぽかったけど 
こんな魅力的なこの年代の人はなかなかいないと思う
彼女の雰囲気にピッタリな服のスタイリングも凄く素敵だった

みんなとことん我が道 いつも暴走なのは 
フランス映画ではありがちだけど さほどガンガン論戦しまくらないし 
ユルユルな空気が流れ ユルユル気味のダンスで俺たち勝負!な 
こんなお気楽おフランス映画もたまにはよいでしょう!

なーんとなく 香港映画とどこか通じるものを感じた映画
でもありました(笑)   Viva! 大人気なさ! という感じ

今日の映画:78点 
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by acine | 2009-01-04 20:53 | Francia フランス映画 | Comments(0)
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今年の1本目です

ジョニー・トー監督作
”ラブソング”のアイヴィー・ホーの脚本
詳しく:cinemacafe.net

ノワールではない トー映画
ターンレフト ターンライトみたいに かなり甘めかと思っていたら
いい意味で予想が外れて 決して大甘では転ばない
いつものトー節があちこちに見られて面白かった

成仏できない男が主人公だからか
トー先生が いつものように 夜のシーンをメインで
持ってきたかったのか 幽霊がらみのラブストーリーの
せいなのか 夜のシーンが とても印象的でした
ある意味これもノワール 異色の映画かもしれない

ヴィック・チョウ(台湾)、リー・ビンビン(中国)が主役なので
てっきり台湾あたりが舞台なんだろうと思っていて
当然ながら言葉も北京語 しかし ヒロインがミニバスに
乗った時点で あ~!これは香港だと気がつく・・・

マギー・シュウ、ラム・シュー、ロイ・チョンなど
いつもの顔ぶれがいながら 彼らも広東語を喋らない
そこは香港ながら 容赦なく北京語なのがどうも不自然だ
北京語勢力に香港や香港映画が乗っ取られたようで・・・

だけども 今回のこの役柄を考えると
甘さと未練を残す若い男 そして後悔に苛まれながら生きる女
ある程度新鮮で 今回の役に合う役者が 香港にいるかというと
それも疑問なので 今回の舞台は香港でありながら
主役二人の母国語の北京語を使うというのはしょうがないのかなとも思う

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ちょっと気性が激しすぎるところが どこか大陸的で
もう少ししっとりとした女らしさが欲しかったリー・ビンビンは
なかなか上手かったし エキゾチックな顔立ちも印象的だった

ヴィック・チョウは 映画のスケールに見合うか
どうかは別として 誠実に役をこなしていたと思う
実は彼の台湾ドラマは 以前何本か見ていて 
可愛い可愛い美少年だった昔と比べるとガッチリとして
ずいぶん大人になったなぁ・・・と思わせる

今回印象的だったのは 主人公二人より脇役の人たち

薄いような濃いような顔立ち いいかげんなのか誠実なのか
よくわからない若い男ウォン・ユーナン 存在感がありよかった

そして ”レッドクリフ”では 今いち大人しかった劉備役のヨウ・ヨン
やさぐれて疲れた感じの父親役がすごく良く
こっちの方が”レッドクリフ”の彼より断然良かった
彼の最後の病室での一言には目が潤んでしまいましたよ

デジャブーのような 車とバイクのシーン
あっちの世界とこっちの世界が共存する美しすぎる夜の公園
夜会う主人公二人のそばへふーっと現れる砂の城を作る子供
○○った頃へ戻る二人・・・ そして沖へ向かうヨット
地味ながらトー先生の美学を感じる印象的なシーンがあちこちにあった 

幽霊絡みのラブストーリーとしては異色で
苦味ばしった味付けがあちこちにあって
なかなか上手く誠実に作ってあったと思う
もっとチマチマしてもおかしくない 
この話を見せきった脚本も上手かった

きっとDVDでは見ないと思うので 
じっくり映画館で見てよかったと思う小作品だった
よい意味で予想を裏切ってくれた気がします
エンディングもヒロインの歌だったしね 
これも香港映画の王道

次は トー先生の話題の”エグザイル/絆”を1日でも早く見たいです

今日の映画77点
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by acine | 2009-01-02 12:30 | Hong Kong  香港映画 | Comments(4)