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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ドイツとトルコを舞台にした 
ヒューマンドラマでありロードムーヴィ
詳しく:シネマ・トゥデイ

ドイツで暮らす トルコ移民の年金暮らしの父親と 大学教授の息子

トルコにいる大学生の娘へ ドイツで娼婦として働きながら
娘へ学費を送金する トルコ人の母親 
そんな娘は 実は反政府運動をしている

そんなトルコの大学生の娘と知り合う ドイツ人の母親と娘

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3組の親子が 知らず知らずのうちに行き交い 関わりを持ち 
その糸が最悪の方向へ向かったり 救いがあったり・・・ 

ドイツでのトルコ人 移民の立場
そんなトルコ人や移民へのドイツ人の視線
故郷へ帰るトルコ人・・・

人間ドラマであり ロード・ムーヴィー
なんとなく バベルや アモーレス・ペロス を思い出す感じ 

生きるというのは 本当に簡単ではない・・・
そして こんな風に2ヶ国を股にかけて 生活していると
これまた 衣食住すべて同じ国で過ごしている人間とは
視線も考え方も変わってくる・・・

だけど 何人であろうと 人間の生き方は同じ
悩みも問題もない人生なんてない・・・

そんな風に まったく自分と違う環境にある人たちとの違い 
そして 人間として変わらない共通性も感じながら 
映画を傍観し 入り込む・・・ そんな感じの映画・・・

各キャスト それぞれが印象的だった

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娼婦を囲ったがいいが どうしようもない老父
そんな父から当然ながら離れる 思慮深い息子

お互いを思うけれど 運命の歯車が狂ってしまう 母と娘
心は売らないという 強い視線は共通の二人

そして トルコ人の女友達を何としてでも救いたいドイツ娘
そんな娘についていけない保守的な母親

悲劇的な事件の中にも救いはある・・・

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詳しく説明はなかったけど あの母親は 
トルコ娘が 直接自分の娘の事件に 関わっていたと知ってたら
(それか知ってなのか?) いくら娘の希望だったからといって
あそこまで寛大になれただろうか・・・?

あと あそこまで 見事に3組の親子が 普通絡むだろうか?

その辺り よくも悪くも映画的な 強引なねじ伏せ方だったかもしれない

エンディング・・・ 浜辺に座る息子

父はどうなったんだろう? 帰ってきたんだろうか?
正直言うと あんな親父はもう帰って来なくてもいいんじゃない?と
思ったけど 曖昧なままで終わったのが 気になった

今日の映画:74点

それにしても イスタンブール 
やっぱり とても雰囲気のある街だなぁ・・・
長年 一度行ってみたい 私の憧れの街! 

見終わったあと 知ったけど 
クロッシング・ザ・ブリッジと同じ監督だったんだ!
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by acine | 2009-03-22 22:43 | Alemania ドイツ映画  | Comments(0)
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ムーラン・ルージュのバズ・ラーマンによるオーストラリア賛歌

ムーランは 個人的に大大大好きな映画でして 
大袈裟かもだけど 奇跡のような映画だと思ってます
公開当時 10回以上見ました(笑) サントラも大好き
DVDもプレミアム・エディションを持ってます(笑)

その監督であるバズ・ラーマンが 祖国オーストラリアを舞台に
同じくオーストラリア人のヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマンの
大型コンビを使って どんな世界を描くんだろう?!

あぁいう人工的な世界を描くと最高だけど 
今回のように大自然が舞台だと バズ・ラーマンどうなんだろう?と
期待半分位で臨みましたが・・・ 詳しく:シネマ・トゥデイ

出だしから テンポがすごくよくて 面白い!

イギリスからやってきた貴族夫人のニコールのオーバーアクト的演技
そして ヒューも現れて カンガルーもお約束のように登場し
あれよあれよという間に夫の農場へたどり着く・・・!

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しかし ニコール・キッドマンのあのスタイルは一体何なんでしょう?!
彼女が異常なのか? 自分も含めその他大勢が異常なのか?

彼女の登場するシーンだけ 彼女の姿をタテにぐーんと伸ばしたような
気がするんだけど まったくノーマルであのスタイルだとは凄すぎる!
そして その貴族ルック サファリ風スタイル レトロなドレス・・・
何を着ても あの細長いスタイルのまんま 着こなす様は凄い
  
しかし そのお顔・・・ 正直言うと ムーランの時のような完璧な美しさは
〇工的なお手入れを(多分)しているせいか 失われてしまって
どこかピュアではない感じが ところどころに感じられて勿体ない
ま 演技で魅せるタイプではないので 妙にそういう部分が気になった

そして ニコールが傍に来ても まったく遜色のない
これまた常人離れした ヒュー・ジャックマンのスタイルの良さ!
筋骨隆々ながら 服を着てるとほっそりとし 大変足も長い・・・
ニコール同様 日本人ではありえない体型に恐れおののく・・・

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そして アボリジニと白人のハーフの少年ナラ 
その祖父の仙人のようなキング・ジョージが登場した辺りから
その大自然と共に アボリジニの伝説?神秘?というか
ほんまかいな?の ファンタジー要素が加わり始める・・・

よくよく考えれば あれこれカルチャーショックを受けてたはずの
ニコールが ナラの存在を自然に受け入れ いつの間にか
ヒューや農場の皆と牛追いの旅にあれよあれよという間に出るのは
かなりのご都合主義なんだけど それを疑問に感じさせない
テンポのよさが 前半にはある・・・

牛追いのシーンは 原始的な壮大なオーストラリアの大自然とともに圧巻!

牛のその走りっぷり そのド迫力に 思わず脳裏に浮かんだ言葉は・・・

オージービーフ~

そのまんまで すまん・・・という感じですが(笑)

あくどい男を演じた ラーマン映画では これまたお馴染みの 
デヴィッド・ウェンハムの どこか情けない小悪党ぶりも とてもハマっていた

そして 今回のストーリーテラーともいえる 
眼差しがまっすぐな少年ナラとキング・ジョージの存在も効いていた
”オーバー・ザ・レインボー”の曲も凄くよかった・・・

が よく考えたら 
ニコールとヒューのラブストーリーにしたかったのか?
アボリジニと白人の融合を描きたかったのか?
アボリジニを伝説にしたかったのか?
そして 戦争まで描きたかったのか?

テンポのよかった前半に比べると 
後半は詰め込みすぎて 何が描きたかったのか
焦点が拡散してしまって どっちつかずになったのが残念

そして これもその要素が大きいと思うけど
前半 楽しい気分で見ていたのが 
日本軍の登場で どうもシリアスに見ざるを得なくなって
それまでの楽しさがひゅーっと しぼんでいってしまったのは残念
日本で見てると どうしてもそうなってしまうよね?

だけど 大河ロマン的 美しい二人を主人公を楽しみ 
大アドベンチャー オーストラリアの大自然を堪能して 
バズ・ラーマンの世界を楽しむには 及第点の映画ではありました

と言いながら バズ・ラーマンだったら 
次作はまた人工美 音楽もガンガンに生かした映画を
また見てみたいと思うのは私だけでしょうか?

今日の映画:77点

しかし ヒュー・ジャックマンは
やっぱり 映画より アカデミー賞の司会より 素が一番よいね
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by acine | 2009-03-22 21:42 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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ジョニー・トーの傑作と評判のこの映画
やっと見ることができました
詳しく:eiga.com

今回は一言 タメの映画だな~と思いました

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何かが起こる前のタメ 
風が吹き 布の裏に隠れるタメの時間から 
打ち上げ花火が 狭い空間で炸裂するような 撃ち合いのシーン

返還直前のマカオが舞台ということで
いつもながら面構えの素晴らしい男たちが 
エキゾチックでコロニアルな マカオの街へ佇む 
ホテルの中へ佇む オンボロ車で走る・・・
そして 女はレースのカーテンから男たちを眺める・・・

なんとも味わい深くて渋くて 映画らしい映画でした
こういう絵を撮りたいから こんなストーリー展開にした・・・
正直言うと 所々こんな訳ないだろ・・・というシーンも
なきにしもあらず・・・でしたが こんな絵を撮りたいから
こんな風にストーリー展開する・・・という映画もアリでしょう

ヨーロッパ映画のような味わい 
炸裂する香港ガンアクションや ユルくかつ怖い
香港映画的会話が 絶妙な割合で存在してました

しかし 今回は女は入り込めない聖域がある?
ボーイズトーク映画でも あったような気がしました
ま ボーイズといっても みんないい歳なんだけど
↓の”ブロークン・イングリッシュ”で やはりいい歳の女二人がしてた
ガールズトークに男が入り込めないように こっちもそう 
女は入り込めない世界があったよーな気がしました

トー節も炸裂していたなら キャスト陣も手堅い手堅い!
皆 存在感たっぷりでしたね~

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今回 特によいな~と思ったのは ン・ジャンユー 
今まで特にカッコいいな~と思ったことなかったけど
今回は大変かっこよくて 存在感もあって 一番目を惹いた
(フランシス・ン だと 未だ誰?って感じするので こう呼びます)

カッコいいと思ったことなかった・・・と思ってたら
この映画の兄弟編ともいえる ザ・ミッション
ジャンユー カッコいい・・・! と4年前にすでに書いてました(笑)

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これまた安定感抜群 安心して見れる アンソニー・ウォン
若い頃の写真 すごくカッコよかったな~ もう少しキレた役でも見たい
太ってようが これはこれであり カッコ悪くない ラム・シュー
寡黙ながら 長身で立ち姿の美しい ロイ・チョン
痛めつけられて 大変な役だった ニッキー・チョン

バタくさい顔(古臭い表現ね・笑)が 
マカオの街にぴったりだった マカオのカジノ王の娘の
ジョシー・ホー 彼女が佇む窓辺のシーンは印象的でした

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そして やっぱりギラギラと存在感抜群のサイモン・ヤム
あのレストランで 兄さんがコートを脱ぎ棄てるシーンはおぉ~!と鳥肌
ボスにしては ちょっと小物感が漂ったかな?のラム・カートン
グラサンかけてても おぉリッチーだとわかる リッチー・レン
彼はグラサンかけてた方が ぐっと端正に見えたりして・・・
そして そんな仕事ぶりでいいのかよ?!な 
責任感まるでなし ユルユルなマカオ警察の警部

キャスト陣が 適材適所で確実に仕事をこなし
シリアスなところと 妙にユルいところも 絶妙に入り混じってました

ジョニー・トーの空間に存在する美学に 男たちの存在感
音楽も格段にグレードアップしてたし 
トータルに見ても いつもに増して超スタイリッシュ 
その空気感は素晴らしいものでした

が・・・

今回は様式美に走りすぎ?

個人的には 残忍さ、残酷さが とことん描かれ
迫力満点だったエレクションの方が ぐっと強烈でした
映画としてはあっちの方が凄かったよな~と・・・
ま この辺 単なる好みの問題・・・なんだけど

それにしても マカオの街は雰囲気あっていいよな~
またあてもなく いつかフラフラしてみたい・・・と思いながら見てました

今日の映画:78点

コロニアル マカオ
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by acine | 2009-03-16 10:01 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
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ジーナ・ローランズの娘 ゾエ・カサヴェテスの監督作
詳しく:シネマトゥデイ

第二のソフィア・コッポラなどというキャッチコピーだったけれど
ソフィアのガーリーなテイスト(も実は私はけっこう好き!)とは違い
こっちは未婚のアラサー女が主役なので 主人公は悩みつつも 
いい具合にフランスの美男が登場したりして 夢物語のラインも保ちつつ
悩みはより切実 現実の厳しさも いい塩梅でミックスされていて
ありがちな物語だけれど なるほどね~と女性ウケはきっとよいと思う

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主人公ノラはNYのデザイン系ホテルのVIP担当
美味しいこともあるけれど (これがまた落ち込む原因になる)
別室で待機中のユルユル具合がかなり可笑しい
キャリアを積んでるのか そうでもないのかがよくわからないのが
これまたいい意味で現実的かも・・・

ジーナ・ローランズ演じる母の雰囲気や
両親(母と再婚相手)の家を見ても いいとこのお嬢さんっぽいが
母曰く アナタの年で いい相手なんて残っちゃいない・・・ 
いつまでも よい相手が見つからないという
男関係の切実な悩みを除けば 本人はいたってサバサバしてて 
シンプルそうな人間で魅力的 だけども根っこがやはり深い

ここのあたり 国は違っても 女の考えることは ほとんど一緒だし
こういう女の外向き:サバサバ 内向き:うじうじと悩むとこなんて 
日本のアラフォードラマと 根本は変わりない・・・と思う
(って見てないけど) ただあんなフランス男がさーっと
目の前に現れるかどうかというと やっぱり映画よね 
やっぱりそこはNYよね的感覚になるけれど・・・

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演じるパーカー・ポジーがすごくハマっていた
名前はよく聞くけど 彼女の映画を見たのは初めて・・・
顔立ちはすっきりと小顔で細身 ちょっとミラ・ジョヴォビッチにも
似てるかな? そういう設定なので すっぴんでは肌の衰えも
多少感じるのがリアル だけど化粧映えがする顔で 
美人ではないけど すごく魅力的で可愛かった

今回 女性監督ならではの衣装も 実はとっかえひっかえ状態で
そのラフで可愛さを残したスタイリングもとってもよく似合っていて
悩んでる姿 自己嫌悪する姿は これまたハマってて 
見てる側まで 彼女と一緒の気持になってしまう位
若く見えるけど 彼女実際はアラフォーとは驚き

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そして この映画を見ようと思った理由は
メルヴィル・プポーが登場するからでした(笑)
ぼくを葬る とは ガラっと雰囲気変わって いい意味で軽さも感じる
年下のフランス男ジュリアン役 (映画の録音関係の仕事でNYにいた) 
がこれまたよくハマっていた

生まれついてのラテン系口説き文句 
さりげない白シャツ 帽子 麻のジャケット 何げない格好も
これまた決まってて 主人公ノラが動揺しながらも惹かれて
いくのがよーくわかる 年下の可愛い いい男ぶりでした 
つかみどころがなさそうでけっこう誠実で まっすぐに見つめる眼が超強力!

寂しい生活から抜け出て そんなジュリアンと上手くいくかと思いきや 
彼はフランスへ帰国するという 一緒に来てと言われても
仕事もNYの生活も放って 一緒に行くわけにはいかない
この辺哀しいかな 今時の女にはそんなの無理に決まってる

この後 結局ノラはフランスへ行ってしまうわけだけど
(この辺り ウトウトしてしまったので ストーリー定かでない・・・)
彼を探すわけでもなく 結局何しにノラはパリに行ったのか?
妙にファジーで このまま終わるのか?!と思いきや
とても映画らしいラストが待っていた この辺映画の王道よね~!

その後 意外と二人は長続きはしないかもしれないし
ストーリー自体は ありふれてるかもしれないけど
魅力的なキャストと 女性監督らしい 細やかさや
女の情けなさもちゃんと描かれていて 現実と映画らしい
ファンタジーのさじ加減がほどよい 好感の持てる小作品だった

メルヴィル・プポーみたいな男が目の前に現れるなら
世の中の女の人生 一時でもそりゃ変るのは間違いない(笑)

今日の映画:79点
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by acine | 2009-03-11 21:40 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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アモーレス・ペロスのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥだし
ベニシオ出ているのに 公開当時は忙しくて行けてなかった映画

ここんとこの密かな紅塩ブームに乗っかって
やっと今頃見ることが出来ました

監督もガエルも衝撃の登場を果たし 個人的にも印象深い映画
アモーレス・ぺロスや 一昨年のバベルのように
3組の人間たちの狂い始める人生が どこかでクロスし
どこかで寄り添い どこかで離れていく・・・という物語

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個人的には 監督のホーム 全編メキシコ&スペイン語で
撮られた ”アモーレス”が一番 印象的だったけど 
舞台や言葉が変わろうと この監督の持ち味
描きたいものは一環しているなぁ・・・と

彼の映画にはスーパーマンもヒロインも出てこない
あくまでも只の人間 そんな人間の何気ない日常が
どこか歯車が狂い 思わぬ方向へ巻き込まれていき
徐々に神の審判を突きつけられる・・・

なんとなく カトリックの国の監督らしい
神と人間のつながり 神はどう人間に審判を突きつけるか・・・
というカラーは一環しているような気がする 

そして ラテンの人なので 淡々としていながらも
生と死 愛と憎しみ 人間もドラマも どこか陰影が濃く 
とことん人間くさく泥臭く その描き方は容赦なく 
そして同時に 救いようのない悲しみと慈悲深さも同居する独特なタッチ

今回の映画に関しては・・・ 詳しく:goo映画

かなり時系列をシャッフルしまくって 見せているので
最初はさっぱりストーリーがつかめなくて困惑
ナオミとシャルロットと一緒にいるのはショーン・ペンみたいだし 
でもシャルロットの旦那がショーンみたいだし・・・?!
紅塩は信心深そうなのに牢屋にもいる?
中盤まで かなり混乱していたのは事実

だんだんとウェイトのかかってくる二人
正直言うと 何故ショーン・ペンがそこまでして
ナオミ・ワッツに惚れたのか (心臓もらったせいなのか)
あの二人のくっつき具合が ちょっとこじつけだなぁ・・・と
思ったけど ”バベル”のとってつけた東京のシーンのように・・・

この業が蝶のように人間にまとわりつき 空気のように
そこに存在し こびりつくのはこの監督の持ち味

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キャストに関しては まずはベニシオ・デル・トロ目当てでしたが
前科があり 刑務所と行き来してるような無法者の役
ひょうひょうとしていながら どっしりと地に足をつけたような
彼独特の強烈で堂々とした風貌と 目ヂカラのある瞳
追い込まれて 人間くささ全開の演技もさすが・・・でした

この人の魅力は やっぱりあの顔と体格 泥臭いまでの人間くささを 
とても洗練された 落ち着いた演技で見せきること・・・
今回も上手い! 白髪まじりのロン毛がよく似合っていて
そんな姿もとても素敵で(笑) こんな男なら 奥さんのように
刑務所と行き来して あんなにやさぐれていても
逃げていかないのわかるなぁ・・・と つい紅塩に肩を持つ私

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そして これまた安定感抜群の演技派ショーン・ペン
高貴なのか情けないのかわからないような
若いんだか年なのかわからないような顔つきで
シャルロットを放って 段々とナオミに近づく・・・

ナオミ・ワッツは 個人的に元々ピンと来ない人なんだけど
今回もなんとなくその印象 演技も悪くないし
決して下手ではないんだけど この人の泣き方とか 
感情の爆発のさせ方が どうも私は苦手かも
彼女の雰囲気や演技がどうも好きではないみたい
裸体はとても美しかったけれど・・・ 

そして 出てたのを全然知らなかった シャルロット・ゲンズブール
ヒース・レジャーの妻を演じていた アイム・ノット・ゼア同様 
英語圏女優とは違う持ち味で 地に足をつけた演技がよかった 
この人 英語映画にもけっこう出てるのね
私はやはり ナオミよりシャルロットの方が断然好き
しかし紅塩妻のメリッサ・レオ同様 終盤は存在が消えてしまって残念

メリッサ・レオは今年のアカデミー賞の座席にいる姿が
凄く輝いていて素敵で 雰囲気のある人だな~と思ったけど 
この人何歳? 紅塩と組んでると かなりの姉さん女房に見えたんだけど・・・

というわけで ずっしりとした人間ドラマ
個人的には ナオミの役を誰か他の人がやってたら
もっとよかったかな・・・でした

今日の映画:77点

紅塩って不思議な顔してますよねぇ
若い頃はブラッド・ピットに負けず劣らずの美しさだったし
牧伸二となぜか似てる でもいい男だし 不思議だ~!?
そして あのガタイの良さ ガタイはいいに越したことはないと思う
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by acine | 2009-03-04 19:45 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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趙雲 フー・ジュンが出る 
そしてシリアスそうながら 予告がなかなかよさそうだったので
見てみましたが・・・ 詳しく:シネマカフェ

しかし 前知識もなく 映画の背景について 
あやふやなまま見たので 正直 どっちがどっちの軍やら???
大変混乱しておりました 
 
敵軍の服を着ていたので 間違えて連れていかれた・・・とか? 
シリアスな展開の中の人間ドラマ そして極限での戦いのシーン
は見ごたえありながら え?結局この主人公はどっちの人だっけ・・・?! 
復員してからも これはどういうこと?! と 混乱しながら
見てまして 最後の方で やっとこの主人公グーが
どっち側の人がわかったわけで・・・ 我ながら大変お粗末でした

それまでの人間ドラマ 極限の戦争に関しては
俳優陣の力のこもった熱演 そしてチェ同様死傷者を決して
粗末にしないところなど とてもよかったと思う
主人公役のチャン・ハンユーも とても面構えがよく
戦争シーン 自分だけ生き残り 失踪者となった部下を捜す姿
一貫して硬派で よい演技だったと思う

が 終盤が思った以上に あら?啓蒙映画? 
ヒーローに祭り上げると いう感じになってました
敵の個々には一切スポットが当たらないし・・・

しかし 撤退のラッパがポイント
だけど 耳が悪いと言いながら その後も戦っているし
目が悪いといいながら ある程度普通に生活できているし・・・
その辺りも混乱しました

あと 弟分だからといって 夫を亡くした矢先の未亡人を薦める?!

唐突な展開もかなり気になったものの・・・

戦争シーンは かなり強烈かつシリアスで
あぁいう極限状態におかれて あそこまで 自分も
今までの生活も投げ捨てて 戦えるものなのか・・・?
そして 個を捨てて あそこまで犠牲精神が持てるものなのか・・・?

現代の柔な人間には とても真似できそうにない世界だな~
自分が男で あぁいう世界に身をおいたとしても 
あそこまで戦える勇気があるだろうか・・・?
逃げ出してしまいたくなりそうだ・・・と 
柔な現代人の私は思ったのでした 

自分一人が生き残ったものの あんな連隊長がいて
部下も決して死に損ではなかったんだろうなぁ・・・

最後は思わぬカラーになったものの
救いがあったのは 重い映画にも関わらず よい点でした

しかし 監督:フォン・シャオガン 女帝(エンペラー) とは全く違う題材を
また全く違う演出で見せてました 双方の根底にどこか漂うほの暗さは共通かな?

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しかし フー・ジュンさんのシーン 
うつらうつら・・・してしまいました 残念!
しかし 趙雲の方が私は好きでした(笑)

今日の映画:70点
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by acine | 2009-03-02 23:14 | China 中国映画 | Comments(2)