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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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1回目は すーっと流れていってしまったこの映画
お付き合いで どうも気乗りしないまま もう一度見たら
あら?意外とよいじゃないですか~?!
 *RINさん 2回目は・・・って当ってました

前回は予想してなかった どうも煮え切らない雰囲気
その陰鬱な雰囲気と 突っ走る義兄弟物語に
どうも入れないままだったのが・・・

今回は骨格が見えてきて その血と肉も
徐々に感じることが出来たのが収穫

どのシーンも無駄がなく こんな殺伐とした
男臭い映画の中でも いつもながらの丁寧な
ピーター・チャンの仕事ぶりが垣間見えたのも収穫

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悪い男になりきれない 人妻への思いが捨てれない リンチェイ
裏切られようとも 兄を信じる熱い男 やっぱり良かったアンディ
ムサい恰好としようとも やはり目は輝く一途な三男 武
なかなかよいコラボでした 

とてもいい声をしている金城武の台詞やモノローグが
ちゃんと聞けるのは やはりポイント高い

そして やはり蘇州城主も妙に気になりました いい男ね これまた

あんないけすかない女・・・と思っていたシュー・ジンレイも上手かった 
(最近また見た)赤壁2の容姿優先のチーリンに比べると 
その演技はとても女優らしい演技 ピーター好みのプロだな・・・と

それにしても こういう中華系古典的映画
どの監督が撮っても 戦争シーンやアクション 衣装 
宮廷でのシーン 長老たちのセリフ廻し 音楽 建具の格子など
本当に様式美の世界! そのコラボがたまりません
ヨーロッパ映画の様式美にも負けないと思う

2回目にして 全貌が浮かび上がってるくる気配が
垣間見えたので ぜひとも DVDはカットや編集してない
ヴァージョンで出してもらいたいと思う 

そうしたら やっと”投名状”という映画が 
どんな映画なのかわかることができるのではないかと・・・

ついでにオリジナルのエンディングテーマで見せてください

今回 ついついエンディング聞いてしまいましたが・・・
思ってたより 悪くはなかったかも(笑)
しかし あの中華世界から 急に日本語は勘弁してほしい

だけど オープニングから 
ドカーンと主題歌のクレジットが出るのはどうかと・・・
そんなに影響力があるのか? そんなお偉い曲なのか?
これから映画を見るぞ~という気持ちが萎えます 

互いの顧客層だってカブらないジャンルよね
私個人は 興味さえ持ったことない人たちです
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by acine | 2009-05-27 21:57 | Asia アジア映画 | Comments(5)
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公開された時も ちょっと気になってたんですが
行けずじまいだったので 今頃観賞
詳しく:ウーマンエキサイト シネマ

正直 題材に関しては へーぇ・・・という感じですが
スペインの男前 エドゥアルド・ノリエガが出ることと
そして スペインのサラマンカが舞台 その2つが見たくて

早い話は 同じシーンを 各人から見るとこうなる・・・という
映画だけに 整合性が重要なんだろうな~と思って見てましたが

冒頭から ご当地なのに市長があんな風に英語で
スピーチするわけないじゃない・・・とか
比較的 同じシーンが繰り返される 3,4人目までで 
いつまでこれが続くのか?と ちょっと飽きつつありました 

しかも こんな人混みで こんな点と点みたいに 
人と人がつながるわけないじゃないない~? 
大混乱してるのに こんなピンポイント接触ありえない!など
文句言いつつ 一つのパートが短いので つい見ていっていると・・・

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エドゥアルドの辺りから 段々と加速してきて
何だこの人?普通の人でしょ? 謎の鶴瓶師匠の辺りから
(デニス・クエイドも一般人に ここまで情報頼っていいのか?とか)
段々力技全開になってきて いくらシークレットサービスか
警護だか警察だか知らないけど 外国でここまで傍若無人に
発砲するわ カーチェイスするわ そんな権限があるわけ?!
現地の人 あんなに巻き込んで 大統領の為には何でもありな
展開に目が点 そして はは~そうだったのか~というオチでしたが・・・

スピーディで力技で見せきったのは偉いけど
なんとなく TVドラマ的な感じもしたのは事実 
前編・後編みたいにね・・・

せっかく美しいスペインの街が舞台なのに
あんまり風情感じる映し方ではなかったなぁ・・・
単にアメリカ的ストーリーをスペインで撮ってみたけど
どうだい!という感じ 情緒がないんだよな~
背景が単に古くて美しい街というだけで・・・

英語をスペイン語に直訳したような スペイン人同士の会話も
風情なかったし 英語とスペイン語のチャンポン具合もいい加減
言葉も含めて どの人がどういうバックグラウンドを持ち
そこへいるのかとか ものすごく適当だったし 
力技で辻褄合わせへ全力でゴー!という感じでした(笑)
そういう娯楽映画として見れば それでOKなんでしょ~

発砲シーンとか 車追いかけて走るところとか 
どこかぬるめなデニス・クエイド見て 単に役柄だけど 
よりヨーロッパの街がよく似合うダニエル・クレイグでも
すごくハマりそうだなぁ・・・と思ったけど 
大統領の元シークレットサービスというより
やっぱり女王陛下の・・・という方が合っている

でも あの死人が何人でてもおかしくないようなカーチェイスは 
この前の007より出来はよかったな 何をしてるかわかりやすかった

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そして アメリカーンな出演者たちの中に混じって
やっぱり どこから見ても濃い~濃い~エドゥさん
得なのか損なのか よくわからないような役柄だったけど
けっこう出ずっぱりで 思ってたより登場シーンも多く 
それなりに満足でした ポスターに名前さえないけどね

あと ”トゥームレイダー2”や”Dearフランキー”あたりの
ジェラルド・バトラーをちらりと彷彿とさせるようなルックスの
マシュー・フォックスもなかなか良かった

1時間半なら たまにはこんなのもまぁいいか的映画でした

今日の映画:76点
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by acine | 2009-05-24 23:23 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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ミルクの公開に合わせ 公開されたと思われる
ハーヴェイ・ミルク 84年のドキュメント 
アカデミー賞 ドキュメント部門受賞作

見る予定はなかったんだけど 
先日の”ミルク”を見て 実際のハーヴェイ・ミルクは
どんな人だったのか知りたくなったので観賞した次第

ハーヴェイとモスコーニ(サンフランシスコ市長)が暗殺された
数年後の84年に振り返っているので まだ関係者の記憶も生々しく
そして フイルムの色合いも時代を感じさせるものだった

映画自体はドキュメントということで 淡々と事実を追っていく
ハーヴェイ本人 そして 当時の関係者の証言 報道内容など・・・
”ミルク”で見たシーンの本物もあちこちへ登場する

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何よりも ハーヴェイ・ミルクの顔つきがとてもいい
いくらショーン・ペンが巧みに演じようとも 本物は本物

いつも親身で話を聞いてくれたという証言通り
誠実そうで 先行きをどこか予想させるような
独特の輝きがあり 悟ったような落ち着きと儚さがある 
これは演技では やはり出しきれない本人ならではの空気感

最初はホモの味方して 何してるんだ俺は・・・と思っていたという
自動車業者 そしてオネエでハイなイタリア系の教師の発言の数々
街角で犯人のホワイトが出所してきた姿なんて見たくないと
毅然と話していた老婦人 彼らの証言は 
ハーヴェイがいなくとも 彼のやってきたことを
ちゃんと証明してくれているようだった

”ミルク”同様 泣けるかと思っていたら お涙頂戴ではなく 
終盤は意外な展開になって ちょっと驚いた

このドキュメント ハーヴェイだけでなく
”ミルク”では描かれていなかった 犯人ホワイトについて
そして その後が描かれていて これがまた印象的だった・・・

これを見ると ジョシュ・ブローリンが かなり忠実に
ホワイトを演じていたんだなぁ・・・とよくわかる
残念ながら ジェームズ・フランコが演じていたスコットは
意外と普通の人だった・・・ 映画だから美化するのも
ロマンを持たせるのも まぁいいかと 監督の好みもあろうし・・・

話はホワイトに戻るが・・・

ホワイト本人はどうこうというより
その不公平さが漂う裁判の方にビックリした

顔つきひとつ変えない口達者なホワイトの弁護士
そんな弁護士やホワイトの妻に 陪審員が惑わされたらしい事実
市長だけだったら 判決は変わっていたとか・・・
有色人種が犯人だったら もっと刑期が伸びただろうとか・・・

そして 犯人は思うように証言し 弁護士も妻も援護射撃

そして 死人に口なし 
被害者には弁明する余地さえ与えられない不公平さ

裁判員制度について あれこれ取りざたされてる今
思わぬところで こういうことが頭をよぎった

そして 死んだ時は平和的にキャンドルで行進し
犯人の判決には怒りを露わにした支持者や市民たち

”ミルク”とセットで見ると 
ミルクが生きた時代をより知ることが出来ると思う
”ミルク”を見てよかったと思う人にはおすすめ

今日の映画:77点
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by acine | 2009-05-24 22:35 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
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同性愛者であることを公表し 
アメリカ初の政治家となった男 ハーヴェイ・ミルクを描いた映画
そして ショーン・ペンが このハーヴェイを演じて
アカデミー賞 主演男優賞を受賞
詳しく:シネマトゥデイ

そのアカデミー賞で見た この映画のシーンや 
ショーン・ペンのスピーチ 監督ガス・ヴァン・サントの選んだ
ユニークなキャスト陣も興味を惹いたけれど・・・

何より この映画が見たいと思ったのは
同じく アカデミーの脚本賞を取った若き脚本家 
ダスティン・ランス・ブルックの感極まったスピーチに
私はとても感動したから・・・なのでした
’09 アカデミー賞 ウォッチング
今思えば 彼はそのまんま この映画の登場人物に
なってもおかしくない感じ

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ゲイということを隠し NYの保険業界で働いていた
ハーヴェイ・ミルクが 40歳の誕生日前に地下鉄駅の通路で
スコットという美青年と出会うシーンから始まる・・・

ショーン・ペン=シリアスというイメージがあったので
彼とゲイ役というのは結びつかないようでいて
意外と相性がよくて 温かみがあって 人間臭くて 
安定感もありいい感じ こういう役を自然にこなす事が
できるのも さすが実力派俳優

理想を実現するためには まずはこのコミュニティから 
そしてサンフランシスコから アメリカを変えるんだ!
ゲイ そして マイノリティにも権利がある!
立ち上がろう!と 周囲を巻き込み 引き込み
成し遂げようとする姿は まったく彼のことを知らない
人間でも 自然とスクリーンに目を惹きつける

そして 彼の周りにいる男たちがこれまた魅力的!
この辺 監督ガス・ヴァン・サントの美的センスというか
好みといおうか 彼ならではの人選と言おうか・・・ 
いろんなタイプの男たち キャスト陣が集まっている

ハーヴェイ同様 70年代ファッションに身を包み
サンフランシスコのゲイ・コミュニティで生きる男たち

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なんとも人間くさくて美しい ジェームズ・フランコ
エンドクレジットまで 全然気がつかなかった ショーン・ペン監督作 
”イントゥ・ザ・ワイルド”で 主演していた エミール・ハーシュ
そして メキシコから お久しぶりのディエゴ・ルナ
ここんとこ話題作に引っ張りだこのジョシュ・ブローリンまで

個人的には・・・ タコと呼ばれ やっぱりメヒカーノの役
甘ったれディエゴも可愛いかったけど・・・

別れた後でも よりハーヴェイを包み込む
包容力や優しさのある ジェームズ・フランコの人間臭い
美青年ぶりが 今回とてもハマっていて魅力的だった

政治とゲイ 

そして極端すぎる対立候補たちとの戦い

とてもアメリカ的だなぁ・・・と思って見ていたけれど

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このハーヴェイ・ミルクの生き方を見て 
一番いいなと思ったのは・・・

自分たちは人間なんだ

そして 
出発点はゲイ・コミュニティからでも・・・
もっと大きな意味でのマイノリティな人たちも
含めて 皆で変えていこうじゃないか・・・!
誰でも歓迎だと まずはスピーチしていた場面

同性愛者 障害者 子供 女性 老人 黒人 アジア人・・・
そういう 社会的に弱い立場にある人たち

皆で希望を持ってやっていこうじゃないか・・・

こういう純粋な志を持った人こそ
政治家をやってもらいたい・・・と思う
それがストレートかゲイかなんて 何も関係ないと思う
そんな彼を支持した人があちこちにいたから
彼は当選したわけだし・・・

だからこそ エンディングの行進 
”希望がないと人間は頑張れない”というミルクの言葉

そして 彼や取り巻いてた実在の人物たちの写真と
今が紹介されるシーンでは 思わず涙・・・
場内でも 鼻をすする音があちこちから聞こえてきた

志なんてすっかり忘れそうになられてしまってる今
志すことさえなかなか見つからない今
そして志を作る余裕さえない今
そんな言い訳をしてしまう今

こういう志映画 たまには見た方がいい 
ダラけた自分に 喝を入れないとね

と言っても シリアスすぎず
ハーヴェイ・ミルクという人を知らなくても 
コンパクトながら 彼の人となりがちゃんとわかる 
人間的な温かみを感じる映画でした

今日の映画:80点
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by acine | 2009-05-19 21:01 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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寒い頃に ホントは見る予定だったはずが
見損ねてしまっていたこの映画・・・

最近 こんな映画ばっかり見てるし 
もうレンタルでもいいか~ また俺様アンディだし 
でも ごひいきのアンディ・オンが出てるし・・・
やっぱり 某アカデミー絡みのアメリカ映画かな~
あれこれ悩んだ末 今頃見ました・・・この映画

香港のダニエル・リーによる この三国志映画
レッドクリフが大ヒットしたので 便乗商売のようで
どこか胡散臭さも漂ってる感じもしてたのですが・・・
cinemacafe.net

見てみましたら・・・

出だしの漢字のクレジットからして なかなかいい感じ~!
(昔 書道を長い間やってたので 美しい文字 
 特に崩しすぎない 漢字の行書に弱い私!)

見てるうちに・・・

あら~?! 意外といいじゃないの?! この三国志!

真面目で骨太 程よくエンタ 程よく泥臭く 
手を広げすぎず かと言ってチマチマもせず
ギュっと焦点が絞られていて とても好感が持てました

正直言うと 今年公開された中華系時代もの・・・
どれもけっこう突っ込み所満載なんだけど
個人的には この映画の作りは好印象

日本資本が入ってないだけ 変な商売気を感じない分
ストイックで実直なのがいいのかもれない

正直言うと 赤壁より 全体的にキャストの年齢が高いし
地味です・・・ 当然ながら男前度も全体的には低い 
特に驚いたのは え~?!もしかしてこれ孔明?
え~っ?! これが孔明?! ただのオッサンやん・・・
え?この地味なのが曹操?これが関羽?(あとで知ったが なんと
ティ・ロンだった!) あと 張飛はこっちの方がよかったな~
あと劉備の息子は こっちの赤ちゃんの方が可愛かったな
しかし 普通あれで生きてるなんて・・・!と こちらでも思う
(しかし なぜあんな息子に育ってしまったんだろうか?

赤壁を 先に見てしまってるので 
どうも頭の切り替えが上手くいかないものの
こういう地味に見えるキャストの方が逆にリアリティあるかもね

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そして ”俺様アンディ”アンディ・ラウが演じる 主人公の趙雲
個人的には 赤壁の胡軍の趙雲の方が好みですが
このアンディのスターオーラ漂う(笑)濃い濃い趙雲は
もう好み云々を超越していて 存在感たっぷりで 
これはこれで十分あり

どこかボヘミアンかインディアンのような若き趙雲は
(若者扱いには かなりビックリしたけど・笑!)
ちょっとかくし芸調で 脂の乗った絶盛期は 
まさに俺様アンディ全開! スターオーラバシバシです

一番良かったのは 老けてから・・・!

白髪が凄く良く似合っていて 渋いながらも 端正で
ますます存在感たっぷり 東洋人ながら欧米人俳優並みの
渋さやダンディズムを感じるくらい とても魅力的でした
こんな風に年取ったアンディだったら許せるかも

これも架空の人物 趙雲の兄貴分として 
折々登場したサモ・ハンも人間的で とてもよい味を出してました 
こっちの義兄弟ぶりはちょっと泣けました・・・

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そして 曹操の孫娘という架空のキャラクターで登場のマギーQ
一体いつの間に曹操の家系に異人の血が入ったのか
疑問ですが(笑) 普通ならありえない設定なのに
あの風貌を生かし なぜか彼女が戦場に現れ 言葉を発し 
ボロロン・・・と琵琶?と弾いたりするだけで (戦争中に生演奏よ!)
映画はパっとファンタジーの世界へ転換してしまうのが 
マジックのようで とても効果的だった 
なので 異人さんの血が入って良かったのよね(笑)
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そして 待ってました!の アンディ・オン!
登場シーンで え?何でこんな現代もんそのまんまのヴァネス・ウー
(しかもあの関羽の息子役!)より 地味そうな役なのよ?!と
疑問に思ってましたが その後はめきめきと頭角をあらわし
老アンディを支える若武者だったので一安心!
しかし あの身体能力と迫力を生かしてのアクションも 
騎馬戦で終わったのがすごく残念!
馬から降りてぜひ戦って欲しかった~!
いつか趙雲役もぜひ演じてほしいものです

赤壁や投名状では ウルっとも来なかったけど
(いや 曹操のテント演説では来ましたわ)
この映画では 3度ほどウルっと来ました
アンディとサモ・ハン アンディとアンディとかね・・・

戦いのシーンも きりもみ状態ワイヤーもあったものの
とてもスピーディで重量感もあって こんなワイヤーならOK
HEROで トニーとマギーが死んだ岩山のある砂漠を中心に(多分) 
自然と戦う人間たちが程良く共存してて 荒涼としたロケーションも
よかったし 資金がありすぎていかにもCGという感じもなかったし
兵士の面々もやる気がありそうだったし 
その辺も泥臭くて なかなかリアルでよかったです

多分 これも突っ込みどころはいろいろあるんだろうけど
ドロくさい実直な作り 話を絞った所が なかなか良かったと思います
あと 仏像がちょくちょく出てくるのも ここ数年
エセ仏像マニアな私には ポイントも高かったりして(笑)

それにしても 三国志って 
こんな感じで どこを切るか どこをどう料理するかで
いくらでも枝分かれしそうで 番外編もいろいろ出来そうで
山のようにいろんな映画が出来そうな感じがするな~

別に期待してなかった分 思ってたより良かったです
赤壁見て(特に2) 何じゃこりゃー?!だった人には
アンディアレルギーがある人でも 
こっちの方が意外としっくり来るかもしれませんよ

エンタメ性もあり わびさび感をも感じるような渋さもあり 
ファンタジーでもあり 人間ドラマでもあり
手を広げすぎず 的を絞っていて
俺様アンディの存在感あり ほどよいバランスでした

今日の映画:79点

と言いながら この映画に比べると 
三国志に詳しくない私が見ても おちゃらけ度が過ぎてる
赤壁2も また見たくなってしまうから不思議(笑)
(ちなみに赤壁1は大好きですが・・・!)

やっぱり美しいタケちゃんの孔明がいいよな~とか 
2だったら やっぱり豊穀さん~!
豊穀さんの曹操がまた見たいわ~とかね
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by acine | 2009-05-16 23:44 | Asia アジア映画 | Comments(4)
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ピーター・チャン 初の歴史アクションもの
どんな感じなんだろう? と思ってましたが・・・

丁寧に熱く作られていて 見甲斐はあるものの
すーっと流れていってしまった感じでした
詳しく:シネマ・トウディ

何でだろう? と考えてみたら

どうもキャラクターに深みがない・・・というか 
感情移入も共感もあんまりできず 
傍観者のまま 終わってしまったという感じ

あれよあれよという間に 主役の3人は義兄弟になり 
アンディ妻が絡んでくるのはいいんだけど 
主人公三人が 余りにも熱血というか
ストレートすぎて 裏もさほどない・・・

ピーターさん お得意の心の機微を描くには 
そういう俳優を少しは混ぜないといけないと思う

ま ただ今回は戦いの場が主なので 
ストレート系のわかりやすいスター俳優を
揃えたのが 裏目に出た感じ・・・

俺、リンチェイ! 俺、アンディ! 俺、武! という3人衆
それはそれで悪くないんだけど どーもヒネりがない3人なのね
まさに 各々タイプキャストで・・・ 各々悪くはないんだけど・・・
スターオーラがあるので 何年戦おうと 主人公は絶対死なないという 
不自然さを感じさせない利もあるけれど(笑)

そして 前回はピーターさんがミュージカル~?と驚き
今回もアクション時代もの~?と驚きましたが・・・

映画の雰囲気としては 意外や 男臭く 血なまぐさく
泥臭い感じは こういうジャンルの映画としては
ちゃんと 成功してると思います

得意のドラマや恋愛ものであろうが ミュージカルであろうが 
こういうアクション時代劇であろうが ちゃんと自分の世界を
築けるのは ピーターさんの凄いところ

しかし 今回に限っては あまりストーリーテラーでなく
得意ジャンルの心の機微や 繊細な表現に関しては
今一つ印象が薄かった気がする

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今回 心の機微(&色気!)担当は ホントはリンチェイだと思うけど
演技系場面では 表現力にどうしても限界が・・・
年を経て貫禄は出てきたものの 力が入ると 
あのミャーミャー声を張り上げての台詞が一本調子で頂けない
しかし動くと本職 キレもよく 彼が動くと空気が変わる

そして リンチェイが心を奪われる アンディ妻
シュー・ジンレイ 演技は上手いんだろうけど・・・ 

何せ地味! とにかく地味!

今回 混乱の中での生活なので ノーメーク調 汚れ顔など
厳しい条件だったのはわかるけど・・・ 地味すぎる~!
何故リンチェイやアンディがそこまで惚れ込むのか
他にマシな女があの村にはいなかったのか? 
単にピーター好みなのか 正直よくわからない 
薄幸系なので 男には受けるだろうけど 女から見ると 
見てて楽しくない 女優にはどこかしら華やかさも求めたい私にはNG

そして これまたタイプキャスト 元山賊の長 アンディ兄さん
やっぱり苦手ですが 今回彼は健闘してた方ではないでしょうか
”俺は英雄になりたい” というセリフ
”俺は善人になりたい” みたいで あれは良かった(笑)
しかし ホントは彼が長兄でもよかったんじゃないでしょうか
あんな流れ者と契りを結んだばかりに
結果的に彼の人生はボロボロじゃん・・・って

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そして 映画の中でも 見た目で一人若く 
義兄弟の末っ子的役割だったタケちゃん
たしかにアクションは大変そうだったけど 演技的にはまぁいつもの感じかな
久しぶりに声を張り上げたり 鼻血出したり (この辺は懐かしい感じ)
コスチューム系だったり こっちでは ちゃんと本人のセリフだったり 
ナレーター的役割も彼だったり 赤壁同様 ラストでも
美味しい所をさらっていき お得な感じではありました

あと 思ったこと・・・

蘇州城に監禁されてた人はカッコよかったな~
 *監禁でなく 自主籠城が正しいそう・・・

長老たちの台詞廻しが これまた朗々と良かった
私は完璧 中華朗々台詞廻しのファンですね 

建具の格子が 物凄く綺麗

戦争の戦いが 赤壁みたいにいかにもワイヤーという
わざとらしい動きがなく シンプルな肉弾戦なのがよかった
同じくその他大勢も コントロールできてなかった赤壁よりも
ちゃんと戦う空気が漂ってるのもよかった
アンディも武も中華圏俳優 本職でなくとも
あの位は平気で動けるのは ホント頼もしい!

・・・というわけで 
もともと時代背景もよくわかってなかったり
ここの所ずっと疲労困憊気味なので 一部寝てしまったり
やっぱり期待していた ピーターさんの映画
残念ながら すーっと流れていってしまいました
まさに可もなく不可もなく・・・という感じ

これだったら 突っ込み所満載でも 
豊穀さん@曹操が 思う存分楽しめる 
”赤壁2” もう1回見てもいいなぁ・・・と

あと タイトル 何で原題じゃダメなんですかね?!
”投名状 義兄弟の契り” でよいじゃないですか・・・

ま タイトルは別に譲っても・・・

譲れないのは またまた日本版エンディングテーマ!

なんですか~?! あれは! 酷すぎる・・・

あの曲調と歌詞が始まった途端 
映画の内容を きれいさっぱり忘れてしまいそうな感じ
余韻も〇ソもあったもんじゃない ホントにね~

いい加減にしてもらいたい~!

どっかよそで こんな映画以外で 勝手に何とでも 
タイアップして 商売してくださいという感じ 
こんな縁もゆかりもない曲 映画館まで行って 
わざわざ聞かせてもらわなくてもいいし・・・

10秒聞いて 限界! さっさと出ました
聞けば聞くほど 余計映画の内容すっぱり忘れそうで・・・

ニーズなんて全く無視
金輪際 映画と縁もゆかりもない人の曲はいりません(怒)

これって マジメに映画を作ったスタッフやキャストの人たち
そして 時間とお金使って 映画館で見てる人にも
凄く失礼なことだと思うんですがね~

今日の映画:76点

ピーターさん映画 最高峰はやはり”甜蜜蜜”だなぁ

そして この日本版・・・ 情報もらったんですが
オリジナルの編集版と比べると 編集が違うそうで
3人の心の動きとか 大事な場面がかなりカットされたり
順番が変わってたりしてるとか・・・

釈然としない理由がわかったような気がします
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by acine | 2009-05-14 16:19 | Asia アジア映画 | Comments(17)
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私が愛してやまない 香港映画 珠玉の1本!

“恋する惑星”を見て おぉ~!と目からウロコ!
1ヶ月もしないうちに見たこの映画 (&同じくUFOの月夜の願い)で 
完璧 香港映画へ落ちました
参考: 06.11月 指定型バトン 香港映画

レスリーがあんなことになってしまってからは
なかなか見る気になれなかったんだけど
ここ1ヶ月ほど レスリーのアルバムを聞いてまして
ピーターさんの”ウォーロード”も公開されるし・・・で
久しぶりに見てみました 詳しく:goo映画

もう15年前の映画になるのか~・・・
レスリーもアニタもカリーナも小春もエリック・ツァンも若い!
当然ですが・・・それを見てた私だって若かったわ(笑)

出だしからして 軟硬天師の司会に 客席の四天王!
古きよき時代の香港映画 UFO映画たまらんな~・・・という世界

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もうあの頃の香港は 
このレスリーが今はもう存在しないのと同じように
もう存在しない感じがして 一抹の寂しさも感じました

しかし 何度見ても この少女マンガ的世界に笑え 
ホロリとさせられ 感じる幸福感

レスリーのいい意味で型の力を抜いた業界人
歌のシーンでは アニタでなくともドキドキするし!

そして 見事に少年に化けてるアニタ
彼女のリズムあるセリフまわしがいつ見ても気持ちいいし
そのけなげさにウルっとくる

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そして 今や(というか長すぎる春を経てやっと)トニー・レオン夫人となった
カリーナのほとんど素じゃないのか(笑)のきっぷのいい艶やかな女っぷり!

初めて見た時のなんとも言えない幸福感は未だに忘れられない・・・ 
言葉を重ねるだけ 陳腐になりそうで・・・

皆香港の人らしい 湿気を帯びた 美しい肌をしてるんだなぁ

ピークのカフェデコから 中環の街が望めるシーン あぁ~!あの辺!?
マンダリン・オリエンタルが写ってしまうんじゃないか~?!と
レスリーが写ってる画面の背景 2度もヒヤっとしてしまいました

グダグダ書くのは野暮
それほど いつ見ても 宝物のような映画です

このレスリーの歌のシーンもたまらなくよい!
私はコレですっかりレスリーにハマってしまったのです
この2曲は ええ加減広東語で歌えます!





今日の映画:82点

これも宝物
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by acine | 2009-05-09 00:17 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)