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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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ウディ・アレンのイギリス2作に続き
今度の舞台はスペインのバルセロナ
詳しく:シネマトゥデイ

スペイン人監督が描くのとはまったく違う 観光的バルセロナ 
(それもとっても楽しいんだけど・・・)
そして太陽とアートとワインと男と女と とってもわかりやすい 
アメリカンガール in バルセロナ

冒頭のプラット空港 そしてタクシーでバルセロナの街へ向かうシーン
そうそうこんな感じだよなぁ・・・と記憶が甦ったりして

ただし このアメリカ人2名 ヴィッキーとクリスティーナ
うちレベッカ・ホール演じるヴィッキーには 
バルセロナに親戚がいて 彼らの家に滞在するのだけど
これがなかなかの邸宅で 若いくせにハイソな旅だなぁ
(今時はセレブな旅か・・・) という匂いがプンプン

そして ヴィッキーの叔母?より ギャラリーのレセプションで見かけた
赤シャツの男が妙に気になる スカーレット・ヨハンソン演じるクリスティーナ
そして 翌日の晩 夕食を食べていると 再びその男を見かける二人
そんな二人に近づく ハビエル・バルデム演じる ファン・アントニオ

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いかにもラテン男的 かつ単刀直入かつ甘く 
二人を週末のオビエド(ファンの故郷)に誘う・・・
クリスティーナは元々ファンに興味があるので行きたいわ!と即答
そして 婚約者がいるヴィッキーはあれこれ言って食い下がる・・・

え~?! バルセロナが舞台なのに 何でオビエドへ行くの?と驚いたり
あんなにうるさかったヴィッキーがその飛行機へちゃっかり乗ってるし
アンタね~という感じ(笑)が強引でいい ワイン飲んですっかりいい気分で 
あのスペインの濃い空気感がそうさせてしまうのね~ という予感

この映画 ワインを飲むシーンが一杯あって (こっちまで飲みたくなる位!)
ワイン飲んですっかりいい気分で ついつい勢いで・・・という雰囲気を 
ストーリー展開にも 凄く上手く利用してるような気がする(笑) 
それでもしょーがないか的雰囲気を バルセロナの街や
スペインの空気は持ってるからこれまたしょうがない

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そして 三角関係 四角関係 爺の自己投影&妄想炸裂?! 
ハビさん中心に いい女がくっついたり 離れたり 
カスカスですっかり枯れてしまってるように見える外見でも 
爺いや御大 若いよなぁ・・・(笑)と ある意味感心
ラテンの本場で 負けじとなかなか情熱的に撮ってるし・・・

タイトルのように 恋をするというより 魅力的な街での
アバンチュール系ストーリーが展開されるわけだけど
飲んで 寝て 愛を語って 楽しけりゃ それでいいじゃないか~!
意外と事なかれ主義というか あまり深いテーマはないと見た

単に 御大 ムチムチしたスカ子と また映画が撮りたかったんだろうなぁ
そしてこれまたスペインのムチムチ系 ペネロペ・クルスも絡ませて
そして 舞台は美しいバルセロナで・・・! 単なるそういう筋書きっぽい

普通 今 GFと暮らしてる所へ いくら問題があるからと言って
元妻を連れ込む~!? それを許すGFもGFだし そんな男も男だし
乗りこんで平気な元妻も元妻というか・・・ 皆 えらい器が大きいというか
何も考えてなさすぎでおかしい 共感できないな~(笑)

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3作続けて起用されて お気に入りのスカーレット
御大入れ込んでるだけあって すごく魅力的に撮られていて
ノースリーブの腕をチラチラさせ プラチナブロンドの髪をかき上げ
ぽってりした唇からあのハスキーヴォイス
ほんの数秒でも色気ムンムン なんともセクシーで小悪魔的

親友のヴィッキーに批判されても 
気になる男にはホイホイついていく尻軽女で 
でもサバサバしてたり 彼女にピッタリなキャスティング
あと 思ったのは 彼女は上半身とか顔のアップは凄く
いいんだけど 全身になると どうもバランス悪くない?

そして 濃い~濃い~ハビエル・バルデム
ハンサムじゃないわ・・・とヴィッキーに陰で言われても
濃厚に漂うラテン的色気 舞台がスペインということで
アメリカ女相手に英語喋ってても やっぱりハマっている

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そして ペネロペ・クルスが登場すると 一気に空気が
ますます濃厚になる 頭おかしいので 喋りすぎてうるさい位!
だけども いかにもスペイン女的なルックスは
いくらセクシーなブロンドでも クリスティーナよりは
その空気感にピッタリマッチする ペネロペが登場してから
どうもスカーレットは所在なさげになってしまった感がある

だけど これが助演女優賞かというと どうなんだろう?!
気性が激しい女なので わかりやすいけど 審査員もスペイン語
喋ってるし エキゾチックに見えて 得した部分もあるかな?
ボルベールで主演女優賞の方が合ってるような気がしたけど・・・

しかし 自分はさんざんスペイン語喋ってるくせに 何度も何度も
元妻のペネロペにはこの家では英語を使え!と言うハビエル 
矛盾してません?! この辺が英語人種のエゴというか
設定に無理があると思う 同国人同士がわざわざ外国語で
普通喋らないと思うけどな~

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インパクト強いキャスト陣の中 不思議な3人暮らしをきっかけに
どうもインパクト薄になりがちなスカーレットをよそ目に
段々と気になってくるのが このヴィッキー役のレベッカ・ホール

最初は説教臭いことを スカーレットやハビに言っておきながら
自分はちゃっかりハビエルと・・・ とのその優等生キャラが
鼻につくんだけど 段々このまま婚約者とそのまま結婚していいのか? 
またハビとと・・・妄想したり 等身大の人間くさい
そのキャラクターが 段々と印象に残ってくるわけ
フロスト×ニクソンでは 単なるなりゆきまかせなグルーピー的存在
だったけど こちらではより演技をしてて 
地味目だけど なかなかよい手堅い女優さんかも・・・

そして 一番の楽しみだったバルセロナの街並み

かなりステレオタイプというか 物凄くお上りさん感覚で撮られてて
名所はちゃーんと押さえてるんだけど もっといいとこも
一杯あるのになぁ・・・と 大のバルセロナマニア&贔屓の私には
ちょっと物足りない位でした それほど登場人物たちが濃かったなぁ

映画としては スカ子3作の中では マッチポイントが圧倒的に面白いかな
タロットカード殺人事件では 御大出しゃばりすぎでうっとおしいし・・・

これは一夏の雰囲気もんアバンチュール系で
出てくる人も街も濃いけど 意外とアッサリ味 

バルセロナが舞台というだけで 点数かさ上げしてしまうんですが
この映画に関しては現実的にシビアかも(笑)

今日の映画:76点

 ↓ 余裕のある方はどうぞ ↓

バルセロナ写真集
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by acine | 2009-06-30 17:41 | Estados Unidos 米映画 | Comments(18)
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ジョナサン・デミ監督作を見たのは 
”羊たちの沈黙”を見て以来かもしれない・・・

これまたアン・ハサウエイがアカデミー賞にノミネートされた作品
ひとつ前の”愛をよむひと”が とてもヨーロッパ的だとしたら
この映画はとてもアメリカ的な映画だと思う

姉レイチェルの結婚式の為 
施設から戻ってきた妹キムとその家族
そして 結婚式へ集まった人たちの数日間を
淡々とかつ濃く丁寧にかつパワフルに描いたこの映画

結婚式ドラマであり 家族ドラマであり
ドキュメンタリー調でもあり なかなか見どころたっぷりでした
詳しく:シネマトゥデイ

冒頭の会話から どうもキムは何か事件を起こしたらしい・・・と
いうのがプンプンと香る・・・ そしてそんな妹を迎えた家族
時に温かく 時にぶつかり合い こんな濃密な結婚式前の時間を
過ごしていたら 肝心の当日にはすっかり疲れてしまいそうだ
と思う パワー不足な日本人(私)

そして こんな風に自宅で あれやこれや準備して
結婚式をするんだ~ 結婚式前からすでに披露宴的な
ものもしたり 皆トークが冴え エンターティナーばりに
スピーチやら歌やら・・・ 感心するばかり
出席者もこんな前から集まって そんなに休めるもんなの?
なんてこれまた日本的感覚で まったく別世界の出来事のように 
アメリカンウェディングの準備を眺めつつ・・・

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今回は汚れ役に近いキム役を演じるアン・ハサウェイ
黒髪のショートボブがよく似合い 黒っぽいメイク
黒っぽいマニッシュな服装 全体的にシンプルだけど 
こういうスタイリングの方が 彼女の良さがぐっと出ると思う

普段は奇麗だと思うけど 小顔に大きなパーツで 
鳩が豆鉄砲くらったような顔をしていて 
正直好みではないルックスだったりして・・・
だけど 今回のシンプルな黒ずくめスタイルは良かった
(単に私が黒ずくめが好きだから・・・かもしれないけど・笑)

演技も そんなシンプルなスタイルに合わせ
すっきりと無駄をそぎ落としたような かつ力が
こもった演技で なかなか良かったと思う

決して彼女ばかりが悪いわけではないのに
なぜか巻き込まれてしまった運命・・・
自分をわかって欲しいばかりに あれこれと喋りまくり
誰やかれやにぶつかり 家族の前では素直になったり
素直になれなかったり 難しい状態のキム

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そんな妹に優しく接したり 突き放したり
そんな気持ちもわからないではない姉のレイチェル
この姉役のローズマリー・デウィットも アンと対照的で
全体的に柔らかくかつ長女らしい目線もよい感じ
キム役は目立つけど ともすれば地味になりがちな
このレイチェル役を手堅く自然に演じていてとてもよかった

そして そんな二人を見守る 父親と再婚相手
この父親が 娘二人の父親らしい雰囲気がプンプンで
とてもよい感じだった・・・ 娘に甘くて 優しく接しすぎ位で 
もう少し彼が厳しく接していれば キムだってそんな方向に
行かなかったかもなのになぁ・・・と思う位 
娘を持つこんな父親はけっこういそうでリアル

歳をとっても華のあるいい女だった 
父と離婚した実の母がデブラ・ウィンガー
これまた 母親らしい包容力と 女親ならではの
娘に対する鋭い厳しさが これまたリアルだった

そして そんな実の家族をそばで支える 
よく出来た妻であり 継母である 父の再婚相手

彼女の描き方だけが 私は気になった
余りにも彼女が引きすぎで よい人すぎて・・・
実の親子を立てて あそこまで引っこんでる彼女が気の毒で・・・ 
自分たちの娘や姉が結婚するのはよくわかる・・・
だけど 皆もう少し彼女に気を使えないものか・・・と

あと 意外にもレイチェルの結婚相手は黒人男性だったのだけど
典型的中流以上(に見える)の白人一家にとって 
それはあんなに普通のことなのか?
軋轢はあんなに何もなさそうなものなんだろうか? 
あそこは綺麗に描きすぎかもね・・・とついいらぬ心配をしてしまった位

そして 周りの人々 介添え人、友人たち、新郎の家族など
各々の人々も 主要キャストに埋もれず ちゃんと印象を残している

しかし 話は元に戻り
多かれ少なかれ 問題のない家族なんてないし
ああいう大きな出来事 冠婚葬祭の時に それまで我慢していた
ことや 隠していた感情や言葉が爆発することは 
往々にしてあるので このあたり 舞台は違えど
誰でも共感できる部分はあるはずだと思う

今回はそれにドラッグや不幸な事件まで絡んでるのが
余計 ぶつかり合いが激しくなるわけで・・・

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この映画 結婚式前後の数日の人間ドラマだけど
何気なく流れる音楽が 結婚式のために集まった
ミュージシャンたちの練習の音だったり・・・
集まった招待客がとても音楽に達者だったり・・・

結婚式での演奏も ジプシー風だったり インド風だったり 
ハウスだったり ジャズ風だったり ブラックだったり
さりげなく とてもワールド系で個性的で良かった

あと 衣装もとてもいい感じだった
キャストたちの普段着 そしてここでもブームだった
インド風の結婚式での インド風衣装
アンの黒づくめスタイル 列席した人たちの衣装やアクセサリー
レイチェルやアンたち お揃いで付けてたインド調の小さい象が
一杯ぶら下がったシャンデリア風ピアスとか凄く好みでした

あとで ラブソングができるまで と同じ衣装の人と知り納得!
あの映画での ドリュー・バリモアの恰好は
ことごとく可愛かったし ことごとく好みだったな~!と
 
見てる間は重いシーンもあるけれど
観終わったあと どこか清々しさも感じるのもよい
なかなかよい映画でした

今日の映画:80点

今日の映画:
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by acine | 2009-06-28 22:21 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
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ケイト・ウィンスレットが 今年のアカデミー主演女優賞を取った作品

日本タイトルは 年齢差のある男と女の一夏の恋
どうもロマンチック系のような印象を与えてしまってるけど
実際はその読むことの意味は もっと深いものだった
詳しく:東京美術通信

冒頭 雨の中 出会う二人
路面電車の車掌をしているハンナと まだ15歳の学生のマイケル
二人の歳の差は21歳

再び訪ねてきたマイケルを突き放しつつも 
自らマイケルに近づくハンナ あのお風呂に入って!のシーン 
積極的な年上女ハンナがけっこう怖い
そして関係を持ったら すっかり彼女のアパートに入り浸りになる
若いマイケル 体を重ねることと本が日課になる二人
その本の辺りで行く先は なんとなく見えてくるのだけども・・・

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ケイト・ウィンスレットは こういう役は十八番なので
当然ながら上手い マドンナをスッキリさせたような端正な顔に 
リアルな演技 そしていつもの生々しい質感の彼女の裸

彼女のように演技派であれば 無理にこんな役をしなくても
もっといろいろ役は選べるはずなのに 最近の彼女は
脱ぎっぷりがいい というかよすぎるのでは・・・と思う位
その体の微妙な崩れ具合も これまた妙にリアルで
一種演技を超えてる部分があるかもしれない・・・

その思いっきりの良さには 日本のいつまでも若く
可愛く見られたいような 中途半端な名前だけ女優のような
女優にはとても真似できない女優根性かもしれない・・・

個人的には ケイトは本当に上手いし 演技に関しては
文句はないけれど (ちょっとメリル系の香りもするけど
本を読んでもらいながら オイオイ泣くシーンとか・・・)
その分 どうも隙がなさすぎて 面白くないのも事実
だけど この彼女の女優根性は手放しで凄いと思う

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そして そんなケイトの相手が ドイツ人俳優のデヴィッド・クロス
大人でもない 子供でもない 微妙な年齢の 
瑞々しい心と身体を持つ ナイーブな少年を 
キラキラとくったくなく 思慮深く演じていて とてもよかった 

過去のせいで どこか精神的に不安定な年上の女ハンナから 
何度も突き放されても 僕の初めての女なんだと 
ハンナを慕う いたいけな雰囲気もバッチリだった

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そして 突然 マイケルの前からハンナは姿を消し 再び現れた時は・・・

ドイツが舞台ということで 重い転換を見せるこの映画 

そんな少年が 成長した後を演じるのは レイフ・ファインズ

スクリーンに現れただけで あの曰くありげな顔つきは
何か過去がありそうな雰囲気がプンプン漂っている
これまた 彼の十八番ともいえる ナイーブで暗さのある役どころ 
少年時代の彼から とても自然につながる
これまたピッタリのキャスティングでした
終盤のレイフの男泣きに思わずもらい泣きしてしかけました

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*レイフ・ファインズ 私は大好きな俳優なんだけど
 ジョニー・デップ同様 ブログ以前の映画はほとんど
 見てしまってるので タグとか少ないだけなのです~
 翳のある弱っちいナイーブ男 演じさせると
 彼の右に出る者はいないと思う

法学部の学生になり 思わぬ形での彼女との再会
そして結局彼女を助けれなかった男の行動は罪滅ぼしだったのか?

あの辺りはちょっとあざといし 老け役のケイトも少し無理がある
そこで読むなら あの時 マイケルにもっと勇気があれば・・・
そして あの秘密は 自ら重い人生を選んでまで
彼女は隠しておきたかったことなのか・・・

描き方やストーリー展開に少し難あり?と思わないこともないけど
戦争中 その時代をそこで過ごした人でないと 
なかなかわかりにくいだろう各人の思い 
日本人には難しい題材かもしれない
レナ・オリンが登場するNYでのシーンは
現実的で悪くなかったと思う

余りにも重い 年の差@一夏の恋
生々しくも 奥深い 文芸系映画でありました

今日の映画:76点
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by acine | 2009-06-24 19:43 | Alemania ドイツ映画  | Comments(10)
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面白いらしい・・・と 気になってたこの映画
公開時も行き損ねてしまってました

今回も冒頭30分見逃したけど どうせ録画しても見ないし
(見れないし) いいや 今見てしまおう~で見ましたが・・・

30分見そびれても 全然関係なし 
十分ついていける内容でした(笑)

おバカ系映画として有名だけど 愛すべきおバカ映画と言おうか・・・
意外や意外や とっても丁寧な作りしてるし 
絶妙なテンポの良さやセンスもいい 私は好みでした
監督のエドガー・ライト・・・ 要チェック監督に入れよう~

詳しく:シネマトゥデイ

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田舎町に左遷されてきたらしい エリート警官エンジェル
あまりにも平和ボケしてるか・・・と思われた田舎町で
クールにマジメに 職務に励む日々・・・

そして とある事件が起こり まさかこれは事件だ!と
いきり立つエンジェルに まぁまぁこれは事故だよと
はぐらかす署員、住民一同 これはおかしい・・・と
見てる側も思い出してからの転調が あっと驚くほど凄い!

とにかく お口ポカン・・・な惨殺シーンとその扱い
無残すぎるし 笑おうにも笑えない凄いことになってます
町の人が・・・のシーンも そして反撃に出るエンジェル
そして反撃に出る町の人も・・・ とにかく激しすぎて 
何の映画を見てるのか わからなくなってしまう感じですが

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主人公を演じる いかにもイギリス的なルックス 
クールでスノッブっぽい喋りが光る サイモン・ペッグの
存在感がとても光るので 力技でも見てしまうわけです

ダニエル・クレイグをどうにかしたような顔だな~と思ってたけど
今思えば ダニエル+坂田利夫÷2が この人という感じ

だけど 喋りがとにかくカッコよくクールで 
トーク美人がいるなら この人は トーク男前 
顔には坂田利夫が入っていても 十分カバーできるんである

そしてグラサンかけりゃ パっと見ダニエルボンドみたいに
見えなくもないし(笑) おマヌケな恰好してても それなりにカッコいい
※ コメディアンだそうです この人

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まぁ 後半部分の炸裂ぶりは 激しいものがあって 凄すぎです
いかにも シニカルでブラックだけど どっかマジメで好感持てる
イギリスらしさ 初期のダニー・ボイルのようなセンスや
以前見た ウェイクアップ!ネッドなんかを
彷彿とさせるような 平和でブラックなコメディ・・・という感じ
※この”ウェイクアップ!ネッド” 私は大好きな映画!

主人公たちは地味なんだけど
ビル・ナイやジム・ブロードベントやティモシー・ダルトンとかも
出ていて なーんとケイト・ブランシェットまでがカメオで出てるらしい
(発見できなかったけど 見逃した30分部分かな?)

小作品だけど とてもリズム感のあるテンポいい映画でした

今日の映画:78点
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by acine | 2009-06-20 21:29 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(6)
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辛気臭い映画かと思いきや 
なかなか面白い映画という評判なので
だいぶ前から見よう見ようと思いながら やっと今頃観賞

とはいえ 正直言って ニクソンとかウォーターゲートとか
固有名詞は知ってても 当時の詳しいことはほとんど知りません
詳しく:シネマトゥデイ

歴代大統領で 唯一任期中に職を追われた男 ニクソン
そして その男をインタビューするイギリスの司会者 フロスト

どういういきさつでインタビューが行われることになったのか?
そして どう当日を迎えるのか?
その番組自体は売れるのか? スポンサーは見つかるのか?
そして 4日間にわたるインタビューの現場と舞台裏は?
日毎にどんな攻防があったのか?
戦い終わったあとの二人・・・

という 舞台裏をかなり含んだ展開なんですが・・・

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確かに 口がたち いかにも政治家的なニクソン
そして 一人気司会者ながら 果敢にインタビューに挑むフロスト

演じるフランク・ランジェラ マイケル・シーンとも適役

フランクのはぐらかせ具合や顔つきは絶妙だし
演じてるのも忘れそうなくらい リアルだったし・・・
インタビューは忘れても 顔は・・・ 確かに!

そして この人女だったら (好き嫌いは別として)
かなりのべっぴんさんだろうなぁと思う どこか女顔のマイケル・シーン

クィーンでもブレア首相役が よい感じだったので 期待してたけど
劇中でもそういう感じの台詞があったような気がする
穏やかながらも どこか華のある彼の存在感が
フランク・ランジェラや この映画のアカデミー賞
ノミネートに貢献してると思う

しかーし! 
週末からずっと忙しかったので
肝心の電話のシーンや最後の告白?!のシーン
かなりうとうとしてしまい 大事なところをことごとく
見逃してしまったので え~?え~?いつの間に?
状態で 困った結果になりました

思ってた以上に いざインタビューが始まると
フロストが大人しくて 立場を追われたとはいえ
アメリカ大統領だったニククソンの圧倒的優位な
試合運びはなるほどなぁ・・・でしたが
その後の肝心なところ 寝てました あぁ(悲)!

しかし あぁいう一世一代のショーにかける心意気
戦いだ!と臨む二人を見て その結果が将来まで
左右するその本気度と やる気と公の場での態度
ここまで到達しないと 後に伝説となる人には
なれないんだな~と 凡人は思ったわけです

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それにしても サンタバーバラだったかな?
ニクソンの家は 海沿いのいかにもコロニアルな
スペイン風の凄く素敵な家だった・・・
花も咲き乱れていて それは美しく美しく
あのいかつい風貌と相反してたような気が・・・

汚職で大統領の座を追われても 
あんな生活が待っていようとは・・・

頂点に一度は登りつめた男ならではのこれもまた
アメリカンドリーム うらやましいような くやしいような・・・

またTVで放映されたら 見逃した所 見てみよう

今日の映画:75点
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by acine | 2009-06-03 18:25 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)