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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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Dancing! Rain + a

”This Is It” でもダンサーたちに惚れ惚れした私ですが

イカレついでに 踊る!Rain

彼はダンサーとしても 物凄く資質が高いと思うんです~



↑ は 2002-2005年辺り と思われますが
ま~ホントに これはダンシング・ダイナマイトですな

彼の場合 長身であの身体なので ド迫力!
ほどよい重量感があって 腰もよく入ってるし(笑)
いや もう彼自体がダイナマイトと言うべきか・・・

あー もう 訳わからなくなってきたけど(笑)
何にしろ 東洋人離れしたパフォーマンスじゃない?!



↑ 2008年頃 これも凄いー! 
25種類の ”Rainisim mix”  
作ったこの人のテクニカルさもすばらしい・・・!

これだけ動けたら アクションスター並みの
アクションシーン要求されたって こなせるわけですね~

1月の大阪はちょっと身体が重そうだったけど
4月の代々木は減量して 身体もスッキリ!
もうダンスも歌もとにかくキレキレでしたもん・・・!

最近の & 密かなお気に入り
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by acine | 2010-05-26 23:05 | cosa cinema シネマごと

渇き ’09 韓国

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パク・チャヌク監督作 ソン・ガンホ主演ということで
楽しみにしていたこの作品 やっと見れました! 嬉しい~!

出だしの室内の壁に 外部の草や日が写りこむシーンは
どこかサイボーグでも大丈夫を思わす 平和なものだったけれど・・・

静けさをまといつつ 独特の強烈な個性を発する映画でした
もう見てる間中 もうどうなるのか? 目が離せない・・・!

確かに血はドクドク 刃物系の描写もハラハラするものの
いつものパク・チャヌクほど 物凄い猟奇描写というほどでもなく
韓国映画でありがちな 神経逆なでスレスレの線までもいかない 
品のよさを保ちつつ・・・

でも 何じゃ~こりゃー!な人間や アブノーマルで清らかで 
でも一味もふた味も違う 人間臭くて 崇高な世界観を描かせたら
ピカイチだなぁ・・・と 今回も感心しました

こんなストーリー展開 パク・チャヌクじゃないとありえない
詳しく:ウーマン・エキサイトシネマ

無力感に苛まれ 人体実験に応じる ソン・ガンホ演じる神父と
目に見えない鎖につながれているような人妻 キム・オクビン

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この人妻は 身寄りのない子供で 育てた姑いわく
”犬のように 娘にように育てた そして息子に嫁がせて
寝る部屋が変わっただけだ・・・ ”と その台詞だけで 
彼女の置かれた状況が手にとるようにわかる
閉塞感漂う生活をしている 

そして その姑(母親)が 溺愛する息子というのが 
これまた馬鹿息子というのが哀しい
(韓国もの こういうのホント多いよねぇ・・・あーあ)

その描写も 母親が息子のおならの臭いをかいで
身体のどこどこが調子が悪そうだとか もう愛情通り越して 
不快感スレスレというか 気持ち悪~! 
そんなところまで 包み隠さずしっかり描くのが 
これまた韓国映画の凄いところなんだけど・・・!(笑)

そして 崇高な志を持つはずの神父だって 
一人になれば ただの人間で ただの男でしかない
人体実験をし 再び世間へ戻ってきたものの
出会ってしまった人妻にすっかり魅せられてしまい
欲望に勝てなくなってしまう

そんな人妻も 閉塞感漂う生活を一時でも忘れたくて 
すっかり 需要と供給がバッチリ一致してしまった
神父と激しく関係を持ってしまう・・・

いや この辺りのシーンも本気度凄い
この位 俳優が自分をかなぐり捨てないとダメね
今回特に女優のキム・オクビン かなり凄くて感心!

余談:
だから 一部の香港映画の女優の描き方 生半可に
見えるのよ  だけど 決して女優を粗末に扱っていなくて 
女優の勇気や価値をちゃんと認めてのシーンだと思う

ただ この神父が 人体実験によって吸血鬼になって
しまっているので 話がシンプルなんだけど ややこしくなってくる 

その辺り 人間 吸血鬼 男 女 奪う側 与える側 
従順 禁欲 ギラギラする欲望 もうめまぐるしく立場や
関係が変わっていくので どうなるのー?! 
目が離せなくなってしまう・・・

この辺り ありえん設定なんだけど 
パク・チャヌクの手腕が冴えているので 
ハラハラドキドキのしっぱなし

そこへまた尋常なのかそうでないのかよくわからない
母と息子や その友人たち 先輩神父が絡んできて
進行はすごくシンプルなんだけど 何故か複雑
不快感すれすれなんだけど面白い!
すごく不思議な構造になっている

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私 ソン・ガンホはとても好きなんだけど 
今回はストイックで 静けさをまとった役で 強烈さはないけど
どこかに人間くさ 哀しいかな 肉欲に負けてしまう様・・・
だけど 欲望には勝てないストレートさ 
演技上手い人なので 安心して見れました 
10キロ減量したとかで 神父のマント姿もスッキリと綺麗 

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そして 今回 個人的に凄いなー!と思った キム・オクビン
どこか少女のような儚さを持ちつつ 大胆な大人の女の部分も
余すとこなく 繊細に大胆に表現して 思いっきりのいい演技は凄くよかった

育った家の息子嫁に有無を言わさずさせられ 閉塞感漂う生活で
どこか情緒不安定さを漂わし 神父と出会ってからは 悩みつつも
ストレートに欲望を表す様 そして後半部分で 憑きものから解放されて
人間変わったかのような強気な様 彼女の演技は今回一見の価値あり!

そして 彼女も存在感たっぷりな姑にキム・ヘスク
ソ・ジソブのカインとアベルで あの鬼義理母を演じていた人ですねー
何で 彼女が後半あぁなったのかは???だけど
 (まるでカインとアベルのお父さんだよ~・笑)
これまた 有無を言わさぬ チャヌクワールドにハマってました

馬鹿馬鹿と言われるほど 馬鹿に見えなかった息子
これまた 後半もすごい登場の仕方して もう冷や冷やし通しでした

こんな風に まわりのキャラクターも 存在感があって
ちゃーんとカラーがあるのが パク・チャヌク映画の面白いところ

さほど 猟奇的でもなく 強烈でもないけど
心理的に ドキドキしたり はらはらしたり 逆なでスレスレあり 
だけど ものすごく人間くさい ちょっと笑えて 
とても哀しい話だった・・・ という結論

やっぱり パク・チャヌクの映画は独特だなー
今回のもクレイジーで面白いわーと思いました

今日の映画:80点 
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by acine | 2010-05-23 14:03 | Corea  韓国映画
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発売と同時に手に入れてたものの・・・

敬意を持って
中途半端な時間や状態の時には見ない 
じっくりと見れるときにしか本編も特典も見ないと
固く心に決めてまして・・・

意を決して 今回 特典編を見ることができました!

映像と音が始まった途端
毎回毎回 映画館の席で ワクワクしながら
見ていた あの時の何とも言えない気分が甦る感じ!

多分 私は10回位 映画館で見たと思います
この映画・・・ 感想1 感想2

だけど この特典には 映画内でなかったシーンや
このツアーに関わった いろんな人たちを追った貴重な
シーンや話が一杯で いやー大満足!でした

以下 感想を羅列

◆冒険の始まり 

監督のケニー・オルテガ中心

とにかく 皆 一致してるのが ”最高のものにしよう” 

世界初のLEDの3Dスクリーンだったということ 
3Dスクリーンとコンサートの融合 これも世界初の試みだったらしい
※LEDはとても明るいらしく 確かにめちゃくちゃ
  綺麗な映像だったもんなぁ

マイケルが唄いだすと ダンサーが彼から離れようとしなかった
※あのほとんど観客いやファン状態 微笑ましかったもんなぁ

”マン・イン・ザ・ミラー”では 飛行機が現れて 彼を乗せて
行くはずだったらしく 本当に飛行機が現れていた・・・!
※あの救命胴衣シーンは伊達ではなかったんだ~

説明は不要 何も説明のいらないショーにする
※確かに! 見りゃわかる  だけど それが凄いレベルだったもんなぁ

オルテガ監督の言葉:
このツアーは 皆の血と汗の結晶だ
全てお蔵入りせずに こうして フィルムとして残り
心から感謝している このメンバーは 
情熱を形にしようと 誰も諦めなかった
もう一度マイケルに会いたい 
彼との仕事は 僕の人生の宝物だ

※わかる わかる・・・!
あそこまで仕上げて ステージに立てなかった
マイケル&彼ら 切なすぎたけど 
こうして世に出て 良かった 良かった! 

50日間立つはずだった ステージに結局立てなかった彼ら
でも 皆 顔が晴々してるんだよなぁ
そこでも 抜擢されてから いかに濃密な時間を過ごしたか
貴重な体験をしたかがよくわかる

◆キング・オブ・ポップの衣装

30年来マイケルの衣装を担当してきた人と
NYのアジア系の若手デザイナーが組んで作った衣装
( ↑ この兄ちゃんがいかにもそっち系の人だったけど 才能ある!)

これがもう凄かったー!

スワロフスキー社もビックリよと関係者も話してたけど 
膨大な数&金額を費やしただろう とてもつもないスワロ使いの衣装!

あとフィリップス(オランダの電機メーカーだったよね?)と共同開発した
100色の電飾がリモコンで遠隔操作される”ビリー・ジーン”の衣装
本人も試着して 口があんぐり・・・だったらしい
あと日本の甲冑をイメージしたというスタッズだらけの衣装とか
インドや中国や原住民など 世界中の刺繍をほどこした衣装とか
ポケット(よ!)に山のようにスワロを仕込んだ衣装とか

とにかく この衣装のどれもこれもがもう凄かった
見たことのない衣装というか 
オートクチュール中のオートクチュール!!!

イメージの強い曲の衣装は そのイメージを生かしつつ
モダンに発展させていて・・・ これを着て あのショーしてたら 
地球を飛び越えて もう宇宙的だったかもなぁという感じ 
どえらい衣装でした この衣装たちは一見の価値あり!

◆ダンサーについて

私が映画を見て まず一番に惹かれたのが このダンサーたち!
オーディション風景から 各人の紹介まで・・・
すごく楽しかった! 本当に皆 目がキラキラしてるんだよなぁ

”伝説的な振付を学べるなんて本当に貴重だ”
”2日前に飛行機へ飛び乗ってやってきた”
”マイケルと共演するのが夢だったから 
 夢が叶って これから どうしたらいいんだろう?”

世界中から集まったダンサーの中から 各人の選ばれた理由 
そして ダンスの特徴など 細かいところまで追ってて 
このダンサーズ大好きな私には 大満足な内容でした ↓ 
大好きなダンサーズシーン!



ダンスも大事だけど アティチュードやマインドが大事
あと人柄も重視というところも印象的でした
しかし 皆のダンス 凄すぎるけど
マイケルのダンスを傍で見たら 自分のはダンスではないと
感じた・・・いうコメントも 確かにマイケルのは重力感が全然違う

◆ミュージシャンについて

マイケルの曲はシンプルに思えて 実は凄く複雑なんだ
そしてジャンルも幅広い そんな曲を演奏する彼らは・・・

これまた もう熟練の職人ばかり!
ソロ部分の演奏 聞いてるだけでも 凄い~というのは
よーくわかりました マイケルの曲はベースラインが
めちゃくちゃカッコいいということも・・・

そして お互い この素晴らしいメンバーとやれて嬉しいと
コメントしてるのも ダンサーチームとヴォーカルチームとも共通

ブラックの凄腕の熟練職人に混ざった紅一点
オリアンティは やはりカッコ可愛かった!
あんなに可愛くても ちゃんとエディやスラッシュのパート 
完璧に弾けるんだもんなぁ そして華がある

◆ヴォーカルについて

これまた マイケルの曲は和音が厚くて
8人分位のパートを 4人でこなす・・・
これまた 選ばれし人たちばかり・・・!

紅一点の日米ハーフのジュディス・ヒル
唯一 彼女は厳しいオーディションを抜けて 
ステージに立てたとか

とにかく マイケルがとてつもない天才なら
バックにいる人たちも凄いレベルの人たちで 
まさに選ばれし人たち 超一流の人しか 
このステージに立ててないわけで・・・

そんな凄い人たちが プロの仕事を各人着々とこなし
全ての人のベクトルが一方向へ向き
もの凄いステージを作り上げていく

モノ作りの仕事をしてる人は 
ジャンルに関わらず この映画を見るべし! 
と どなたか書かれてたけど

余りにも 規模も計画自体も能力も違いすぎるけど・・・
モノ作りの一部を担当するはしくれとして私も同感

こんなとてつもないレベルの仕事の集合体
その過程がこんな風に見れることなんて そうそうない
というか 今後もまずありえない・・・と思う

各人の仕事を最大限全うし よい連携を取り
よりよいものを作り上げる 彼らを見てると 
ダラダラしてちゃダメだぞ!と 叱咤激励されるよーな気分 
そしてシビアに そして楽しむ!

あぁ このマイケルとメンバーたちの関係 本当に好き!

皆が口を揃えて言う言葉

マイケルと共演できるなんて夢のよう
彼と一緒の体験が出来てよかった
このメンバーでやれて本当によかった

改めて 宝物のような映画だなぁ・・・と思います

そして まるで奇跡のような音楽ドキュメントだなぁ・・・とも

これが実現されていたら どんな凄いものになっていたか?
借金して ロンドンまで行っても 絶対損はなかっただろうなぁ・・・

ホントは3月にビルボードLIVEに来るはずだった
このバンド&ヴォーカルの面々 私はチケット買って行くの
物凄く楽しみにしてたのに 公演中止! ショックでした~!

見たかったよなぁ・・・
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by acine | 2010-05-19 23:50 | Estados Unidos 米映画
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3月に sabunoriさん から頂いていた レアなこの映画のDVD 
やっと見ることができました sabunoriさん~ 多謝!!!

ダンテ・ラム監督作
出演:ニコラス・ツェー ニック・チョン チャン・ジンチュー
詳しく ↓ ご覧ください



名前は聞くけど この監督の映画って見たこと
あったっけ?と思っていたら ありましたー!
愛すべきおバカ映画の 恋するブラジャ~大作戦(仮)

でも この映画は全く路線が違っていて 
マジメな まさに香港王道クライムサスペンスという感じ

香港アカデミー賞でも 監督賞 最優秀主演男優賞
助演男優賞 と 3部門受賞した映画だそう 
クレジット順からいくと ニコが主演 ニックが助演と
いう扱いなのかな? 個人的感想は反対なんだけど・・・

※ニックが主演男優賞 ニコラスが助演男優賞 が正しいです※

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まずは久しぶりの ニコラス・ツェー
久々に見て 若い青臭さが抜けて 落ち着いた感じで
CMの張震みたいに いい感じで どことなく中年の香りが
漂ってきたな~という感じ もちろん十分にまだ若いんだけど
精悍さがぐっと出てきたという感じ

正直言うと この年代の香港の俳優
(ダニエル・ウーとかショーン・ユーとか 今はいないエヂとかね)
が振られたら きっと 皆きっちりと演じることが
出来るだろう・・・という感じの いかにも香港映画的
熱血若手刑事の役柄を ニコは確実に演じていた
個人的には 彼ならこの位出来るだろう的演技だったかな

ニコと一緒に行動してたヒゲの新さん 
彼がとてもいい味を出していたと思うんだけど
彼は何て人なんだろう?

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で 今回の主役は この人に間違いなし!のニック・チョン

いやー ホントに今回は怖かった! 
関根勤みたいな顔して すんごい怖い!
逃げても逃げても まるでターミネーターのように追ってきて 
しつこく 鋭く 残虐 しかも今回子供が絡んでるもんだから
余計ヒヤヒヤするというか・・・! こういう犯人役とか 
性格俳優的キャスティングすると すごく映えるタイプの人だなぁ

そして ん~ どうも不満が残る 香港映画の女

今回は チャン・ジンチュー(中国) ビビアン・スーをすっきり
させたような 清楚系の綺麗な人なんだけど やっぱり
こ綺麗すぎる・・・! 子供が誘拐されて いくら検事だから
といってメイクも服装も あんなにバッチリってありえん・・・と 
思うんですね 

あとニックの奥さん あんな状態なのに 1シーン
ありえない爪してたしね あの辺 女性スタッフが
ちゃんとチェックしてあげないと~と思うんですが

綺麗な人使うのはいいけど 切羽詰まった時は
綺麗崩しをちゃんとしない限りは リアリティ出ないと思うんですが・・・
今回みたいに母親役が必要だったら 香港映画の男のように
なりふりかまわずな女を描かない限り・・・ 
他がよくても そこで???となってしまいかねないと思うんです~

中途半端に女を使うんだったら 女なんか使わない方が
マシだと思ってる 香港映画好きな女性多いと
勝手に思ってますが どー思いますー?! 
同性だから 余計そういう女の中途半端な使い方
・描き方 気になってしまうんだけどなぁ・・・

って書いたけど 
彼女の演技自体はよかったと思うんですよ 描き方がね~

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今回 ポイントになるのが子役 ( ↑ 撮影風景)
これが すっごく可愛い女の子で ついつい危ないシーンでは
あぁ~! 早く逃げて~! とこっちまでが心配になる位

彼女を救いに行ったニコとニックのシーン スリリングです
子供がいるから どうしてもハンデがあるニコはどう戦うのか?!って
しかも 香港映画だから 別にアクション俳優でなくても
徹底的にアクション! 徹底的に俳優を戦わせるし!

ストーリーは こういう誘拐サスペンスの王道だけど
エンディングあたりで カメラが映し出す
青い空が 何ともほろ苦くて悲しい・・・

しょうがなしに こんな仕事を引き受けざるを
得なかったんだろうという 伏線もこんな風に
張ってあったのか・・・という感じ

とにかく ニック・チョンが怖かった 凄かった というのが大きな印象

そして やっぱり香港の街の磁気的魅力
王家衛っぽい グリーンが強め夜のシーン 赤いネオン
一種 魔界的で なんとも雰囲気がありました

今日の映画:78点

セシリア & 北角
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by acine | 2010-05-13 20:51 | Hong Kong  香港映画
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やっと見れました

サンキュー・スモーキング や ジュノ と同じ ジェイソン・ライトマン監督作 
”サンキュー・スモーキング”の作風が 私は好きだったので 
期待大だったけれど・・・

やはり この監督の着眼点は 冴えてるというか 
ニッチなテーマを上手く拾ってくるなぁ・・・と今回も感心

世界的大不況の中 リストラを宣告する仕事をする 
1年間に320日程出張中の空飛ぶプロに ジョージ・クルーニー
詳しく:eiga.com

やはり この監督の映画はテーマがポイント

で これぞザ・アメリカ!的題材で 
風刺が痛烈に効いていながら 同時に人間臭くて 
レトロで古き良きアメリカの香りがする (って 実際 
古き良きアメリカなんか知らないわけだけど・・・笑)
で レトロでいて モダンで 独特の味わいが個性的だなぁと思う

今回も ジョージ・クルーニーというスター俳優を
上手く使ってて リストラ宣告人=演技も必要なわけで 
こういう役を俳優にやらせるのって もってこいの役だよなぁ

しかも そういう深刻な 人生かかってる場面の宣告に
こういう タフでスマートで魅力的な男を持ってくる 
それでもうこの映画の成功は決まった!という感じ

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個人的にはジョージ・クルーニーには特別思い入れはないけど
今回の彼は本当に魅力的で こういう仕事を生業とする
空飛ぶスーパー独身男という役柄が 本当にピッタリだったと思う
普段の彼は これは女にモテモテだろうなぁ・・・というのが
あちこち見え隠れ これはモテない方がおかしいな 絶対

そんな彼と旅先で出会い 私はあなたと同じ人種よと
大人の恋愛を楽しむ キャリア系の女に ヴェラ・ファーミガ
彼女がこれまたサバサバして 遊びに関しては 
ほとんどこの人男だわ(笑)って感じで 豊満で大人の女の
魅力満点で 彼女とジョージの相性が凄くよかった

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もう出張をしなくていい 画期的なシステムを会社に提案したものの
結局 海千山千のジョージに付いて リストラ宣告業を修行する
新人リストラ宣告ウーマンに アナ・ケンドリック
日本の新人女子同様 まだスーツが板につかないような
青くて 卓上(今はPC上ね)での理論を ジョージに
振りかざす なかなか強気なネット時代の新人ウーマン 

マイレージを貯めたいんだというジョージに 
バカじゃない?!結婚しないのはおかしいわ!
これまたちょっと青くさい(けと気持ちはわかる)的言葉を投げかけ
(一緒にいるのは)オジさんよーと彼氏に電話したり 

そんな強気な彼女も 実際現場に出てみると 
ジョージの仕事ぶりを見て初めてわかること
経費節減のためだけの人間抜きな現場が全て可能ではない
当然ながら生の人間相手 整然とフローチャート通り
には進まない 彼にサポートしてもらわないといけない
ことも出てきて この仕事とは・・・を学んでいく様子もいい

親子ほど 年の離れたこの二人
つかず離れずの距離感がよくて サバサバして 
プライベートなことも喋ったり 仕事では当然ながら 
シビアに本音を言い合う 
なかなか面白い二人の出張ぶり&関係だった

後半 かなり 人間ドラマ(ファミリードラマかな)色が強くなり
空飛ぶ自由な独身男生活を送っているように思えるジョージも
たまに戻る家(マンション)では 所在なさげだし
ちょっと心境の変化があり 拠り所を見つけようかと思った矢先
ショックな出来事が・・・ そんな中念願も叶ったり 

人生 上がったり 下がったり そんなもん

突然仕事を失い 劇中の台詞にもあったように 
見ず知らずのお前なんかから 解雇宣告される覚えはない!
と強がってみても 現実を受け入れるしかないし
リストラ=新しいチャンスとは思えないだろうけど

厳しい世の中 なんとか かんとか 渡っていくしか 
今の時代 方法はないよね そして自分の状況 たまたま
こうなってるだけで 本当はこれで全て満足してるわけじゃない・・・ 
国は違えど 思うことは きっと人間皆同じ

とても アメリカーンな内容だけど
どこの誰にも何かしら共感ができる部分がある映画だと思う

最後になったけど 空から見る地上の様子 
大好きなので ワクワクしながら 見てました(笑)
トイレに行きにくくても 未だに窓際を絶対リクエストする私です

私のマイレージ 
今のところ アジア(インドネシアまで) 2回
もしくは ハワイ1回 行けるだけ 貯まってるんだけど
いつ どこへ行けるだろーかしら?!

今日の映画:80点 

しかし こんな歌 年代的に知らないはずの
アナがカラオケで唄ってた シンディの ”Time After Time"
やっぱりいい曲ね~ 前の列の男性客 一緒に唄ってました(笑)
私は同じシンディのバラードなら ”True Colors”が好きでした
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by acine | 2010-05-11 16:45 | Estados Unidos 米映画
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やっと見れました! この映画

休みに入る前に借りてたんだけど なかなか見れなくて
休みもとっくに終わり やっと返却ギリギリに 
なんとか間に合った・・・という感じでして

日本タイトルより 原題がそのままという感じで
見終わったら そういう意味だったのか・・・と

男気映画らしいと リンク先の方の記事から知ってて
こういうい系映画好きの私に これはいいよと お薦め頂いてたんだけど
詳しいストーリーは知らないまま 見てみました
詳しく:シネマトゥデイ

↑ の通り お尋ね者のベン(ラッセル・クロウ)を護送する
ことになった 牧場主のダン(クリスチャン・ベイル)との濃い時間を 
青い空にカラっとした空気 荒野の中で描いた西部劇

てっきり 3時10分に決闘する映画かと
勝手に思っていたら  そういうお話だったのか~ 
タイトル同様 意外な展開でした

最近 脳内アジアモードに なっていたので 
こういう世界 新鮮でした

しかし こういう赤茶けた大地に 土埃に 乾いた空気
そんな空気感が映し出す ウエスタンルックの男たち
そのフィルムの色合いといい なんともカッコよく渋いこと

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自分が 欧米人の男だったら こういう恰好がしたい!
こういうウエスタンが似合う男は最高ー!と 
(もしくは ロック系の恰好が似合う男も最高!) 
思ってるので こんな男たちが 馬に乗って現れるだけで 
カッコええ~!と 手放しで歓迎してしまうわけですね(笑) 私
動物の中でも 馬好きだし(笑)

しかし 渋い話ですよ ほんと

個人的には ここ数年 すっかりお気に入りと化した
クリスチャン・ベイルが目当てで見ましたが・・・

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イギリス人なのに ウエスタンルックがよく似合ってるし
大変カッコいいし あの渋い佇まい 渋い喋り方が 
このちょっとアウトローな 牧場主ダンにピッタリ 
ストイックな感じと刹那感も漂わせてよかった 
彼と息子役の子のコラボもバッチリでした

で クリスチャン以上によかったのが 
お尋ね者を演じた ラッセル・クロウ 彼が素晴らしかった!!!
別に嫌いなわけではないんだけど 多分
”LAコンフィデンシャル”以来 見たような気がする

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彼が 熱く暗い感情を静かに燃やすクリスチャン以上に
器がデカいというか より大悪党で 怖いもんなしの存在
なのに どこか周りをほっとさせるような 人間臭さがプンプンあって
あとは男の色気! そのさじ加減が抜群で 渋いストーリーや
役柄の中にも 存在感が物凄くあって 凄くよかった!
 
だけど こういう悪党連れての護送劇
男たちの関係が 物凄く不思議というか
敵対してるのに たまに同士のような関係にも見えるし
接点がなくて お互い 理解しあえない部分も多く
理解して欲しくないのに なぜか理解してしまう 
不思議な距離感というか空気感・・・

こういうのは 女にはなかなかわかりにくい世界だけど
男の世界では こういうのはアリってことなんでしょうねぇ

そんな こんなで 3時10分

クリスチャンの台詞にウルっと来ました
それにほだされたラッセルの行動にも・・・

渋いストーリーです 
たまにはこういう男気映画 見るのは本当にいい!

いや しょっちゅう見てるか(笑)

どうも こういう映画とか音楽とか エンタメ関係 
私の好み 血中男度 かなり高いので(笑) 
こういう男っぽい映画 ものすごく惹かれてしまうんだわ

今日の映画:79点
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by acine | 2010-05-09 19:05 | Estados Unidos 米映画
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アメリカ映画 ”セルラー”の リメイク版 ベニー・チャン監督作
*ベニー・チャン作品:香港国際警察 ディバージェンス

オリジナルもリンク先のブロガーさんたちに評判よく
記憶に残ってたんですが オリジナルを見ないまま こちらを観賞
珍しく 香港映画をハリウッドがリメイク・・・の逆パターン
詳しく:eiga.com

まず 見てて思ったのが 

ヒロインのバービー・スー 可愛くて 演技も悪くないんだけど 
線が細い感じが否めない 何で彼女が理系なの? 
何であんな配線パパっと出来るの? 旦那さんが亡くなったのに
あんな凄い家に住んでるのか?とか あんな華奢でビービー泣いたか
と思えば 急に悪党に立ち向かうし ちょっとキャラ設定が雑というか 
見てて冷や冷やするというか 彼女に合ってるのかどうか? 
と いうのが延々気になりました 

これがタフで体格にも勝るアメリカ女ならわかるんだけど
バービーは華奢なので こういう役を東洋人の女に
振るのは なかなか難しいもんがあるなぁ・・・って
って 誰だったらよかったのか? というのもわからないんだけど

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で 彼女を助けるパンピー
表向き:経理関係 実際は借金の取り立てっぽい
父子家庭の父親 ルイス・クー

彼も いくら電話がかかってきたからといって
見ず知らずの人を助ける~? あんな一般車両や一般人を
一杯巻き込んで 自分の身の危険も顧みず ボンド並みの
活躍が普通できると思う~?! しかも父子関係 後には帰れない
状態になっているというのに・・・ そんな他人を助けてる場合か?!
しかも バービーみたいに可愛くない女だったらどーすんだろ?!

映画だなぁ~って なんかこう一歩引いて見てしまってたんですが・・・

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そんな中 大陸から参加 ごひいきのリウ・イエ
今回はクールな出で立ちで グラサンかけてても
美形なので 大変カッコいいし 長身 黒づくめの立ち姿も言うことなし
しかも今回は悪役 こういうのも凄く似合ってて
そのまま この人だったらハリウッド映画の悪役できそうな感じだな
空港に来てからはちょっと声が上ずり気味だったけど
あの低めのクールな喋り方も◎

という感じで 違和感を抱きながらも・・・

終盤 空港のシーンになってからが 俄然面白くなってきた!

しかし 空港が舞台ってのは やっぱり絵になるな~
前の啓徳空港と違って 今の空港は離れてるから
こんな風に映画に使えたのかも? 前のように近いと
また話が変わってくるもんね~ ( ↓ ’06 acine撮影)

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で 元がアメリカ映画だから 勧善懲悪で 
これで終わりだなと思ったところで 大どんでん返し!

このあたり アクションには自信のある 
香港の監督ならではの コンパクトでスピーディな
アクションシーンの数々が なかなか面白い

この映画では一般人なので 地道な戦いを強いられたルイス・クー 
正直 エレクション2のルイス・クーと リウ・イエをあそこで戦わせたい~!
と思いましたね~(笑) あの映画のルイスは半端じゃなく怖いから!

そして 中盤から ぐんぐんと存在感を増した 
ニック・チョンも 今回凄くよかった 全てが終わり 
”俺はご飯作るから 帰るわ・・・”の台詞もいかにも香港的で

ビンセント・コクもちょろっと出たり イケメンが何気なく
あちこちに散りばめられていたのも なかなかでした

前半は・・・だったけど 終盤で盛り返し
まぁまぁだったかな~という感じでした

しかし 今回も ↓の映画もそうだったけど
北京語:広東語で会話を成り立たせる時代になったんですね
不思議だけど そういうのも今の香港ではありというか
それが普通なのかなー?

そう言えば エンド・クレジット 
映画のシーンを使った 凄く面白いものでした

今日の映画:76点

しかし 今回 久しぶりにやりましたー!

3分の2位仕上げてたのに 突然消えてしまい 脱力ー!
その後 ぱぱーっともう1回 しょうがなしに書いたけど 疲れた・・・!
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by acine | 2010-05-04 23:19 | Asia アジア映画
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ジョニー・トーのスリ映画

どんな映画だろう?と思ってましたが
詳しく:映画の森

出だしのヤムヤム 
今回 とても男前なサイモン・ヤムの住んでいるコジャレた部屋 
赤い椅子 スタンドの灯り そして外の看板
そして 暗い裏通りから表通りへ・・・

まるで ヨーロッパ映画を見てるような雰囲気で
ズバリ! 映像がクリアで すごくコジャレた映画です

音楽も ピアノ曲あり ジャズっぽくあり 中華っぽくあり
あんまり音楽にこだわってなさそうに思える トーさん
今回やってくれるじゃないですか・・・!

香港の中環(セントラル)周辺が舞台なんだけど
レトロやモダンな雰囲気のビル街はまるでNYのようだし
坂道はまるでパリの街並みのような感じ

確かに香港なんだけど どこか香港でないような 
今までに見たことないような ちょっと異空間な香港が楽しめます

これまた 愛のある香港の描き方というのかな~

表向きはカメラマンをしてるらしい 
ダンディ・ヤムヤムの撮る 香港の街の写真もレトロですごくいい
これ見ると モノクロ写真を香港で撮りたくなってしまう

そんな香港の街並みと 音楽と キャストが 
バランス良く そこに存在する トーさん異色の映画系

ものすごくリラックスして見れる映画

題材は確かに スリなんだけど 主人公は あくまでも人間と香港の街

そして 確かにトーさんなりのこだわりや美学は一杯ばらまかれている

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何気ない 人の配置とか そのバックにあるシャンデリアとか
ヒロイン ケリー・リンのエレガント系ドレスにハイヒール姿@中環の街 
階段の映し方とか ビルの屋上とか ジャグジーに入る男たちとか

そんな美学と共存するのが いい意味で コテコテ香港映画の味わい

んなわけないだろう!的 可笑しさ (特にあの人の女装ね・笑)も
今回はあって トー先生の美学と 肩の力の抜けたリラックス感
その共存が心地いい いい意味で香港映画くささも濃いし
なのに センスが凄くいい 映像やライティングや配置が絶妙で

そして メインのスリ場面 

あんなものどうやって口に仕込んでるんだろう?とか
一体 横断歩道渡るのって 何秒かかる?と思いつつも
その技&演出に感嘆 スリというよりバレエなんだよなぁ

優雅です 

コテコテの男たちが雨の中で踊るスリ・バレエ!

一体 何のこっちゃ?ですが 見ればわかるんだよな~

こんな芸当はトーさん映画でしか見れないよね

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今回 ラム・カートンがけっこう美味しい役だったけど
あのワイン競争 私だったら ヤム兄さんとガンガン飲みたいわ~!

キャストも出すぎず 各々 持ち場で確実に仕事してるし
とにかく バランスがいい 異色のコジャレたスリ映画

ヒロインのケリー・リンは 綺麗なのかそうでないのか
よくわからない感じだったけど ワンピースやトレンチにヒール
キリっとクールな彼女の衣装 雑誌でいえば Domaniや
Precious系の小奇麗なスタイルで 品が良くてセンスよかったと思う

この辺もトーさんこだわりの部分なんだろうなぁ
意外と女性の服もイケてるわ・・・トー先生と感心しました

愛すべき小作品 愛すべき香港映画 
愛すべきお気楽プチノワール って感じですね

とっても気楽に見れる そういう点では 
トーさん映画では ターンレフト ターンライトに近いかな?

とはいえ この映画も ものすごく徹底された様式美
トーさん流様式美の中で こういうゾーンもあるのか・・・という感じ
根底にあるセンスで どんな風に展開していっても 
魅せることができるというお手本のような 趣味性高い一品 

今日の映画:80点
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by acine | 2010-05-04 22:14 | Hong Kong  香港映画