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Mi cinema log acine.exblog.jp

特典のポストカード付      前売り買った!


by acine

3月末にて 

いったん お休みさせてもらいます

この春から 仕事に追われること確実
その他 公私とも やらないといけないこともいろいろあり・・・ 

Mi cienma log  
タイトル通り 自分の映画鑑賞記録であり 
皆さんと 映画や俳優さんに関して 
あれこれ語れる場でもあったので
自分としては すごく楽しい場所でした

ブログは3月末で お休みしますが
映画は 私の大きな趣味でもあるので
仕事云々は関係なく 映画は見続けますよ~!

マイペースで 気楽にUPできる方法があれば
記録がわりに また続けるかも・・・しれません
落ち着いた頃 再び・・・になるかもしれません

今のところ先の事は未定 どうなるか???ですので
3月末にてコメント欄 4月初旬にはブログも
いったん格納させてもらう予定です

楽しくお付き合いさせていただいた リンク先のブロガーさん
コメントくださった方々 どうもありがとうございました
また お会いできる日があれば・・・と思ってます
その時は 変わらず よろしくお願いします♪

よい春をお迎えください

リンク先のブロガーさん
 お手数ですが  リンクはいったん外しておいて
 頂けますでしょうか? よろしくお願いします

 再開の暁には 今まで通り 
 またリンクを よろしくお願いします

◇3/27追記
 リンク先のブロガーさん コメントを下さった方々
 本来であれば お邪魔して ご挨拶をすべきなんですが
 すでにバタバタ状態に入ってまして 余裕がないため 
 こちらでのご挨拶&レスで おゆるしください

◇3/31追記
  30,31日にコメントくださった方 
  コメント欄は 本日で格納するため
  レスを見ていただけない可能性があるので
  ブロガーさん宅にも コメントさせていただきました 
# by acine | 2007-03-25 23:29 | comunicacion 連絡
やっぱりオリジナル! 香港のお二人も_e0079992_16282270.jpg

バッタもんとさえ言えない代物が どこぞでは賞を取ったりして
なんのこっちゃな ご時世ですが・・・ 

この二人も・・・
# by acine | 2007-03-19 16:31 | cosa cinema シネマごと
ちょっとお遊び カジノ・ロワイヤル お三方_e0079992_1604127.jpg

遅すぎですがな 日本盤DVDのニュースもやっと!

で ちょいと お遊び
# by acine | 2007-03-19 16:13 | cosa cinema シネマごと
The Last King Of Scotland  ラストキング・オブ・スコットランド ’06 アメリカ・イギリス_e0079992_035966.jpg

ズシーンと 心にのしかかる 余韻が重い映画

スコットランドのi医学校を卒業し 医師となったばかりのニコラス
目をつぶって地球儀で指差した ウガンダの診療所で働くために この地へやってきた
クーデターが終わり アミンが大統領となったばかりの時代

そんな中 たまたま出くわした大統領の怪我を手当てし
スコットランドをよく思っていた 大統領に気に入られ
彼と彼の家族の主治医となり 大統領の管理下の病院で働くことになる・・・ 

単なる主治医ではなく 大統領の手厚い好意の中
申し分ない生活を送るようになる・・・そして 大統領の代理として会議へ出たり
だんだんと主治医というより まるで側近のような存在になっていくニコラス
そんな中 アミンの何人かいる妻の一人のケイと知り合い・・・
独裁者 アミンの擁護のもと 不穏な流れに巻き込まれていく彼・・・ 

※以下 ネタバレあり

70年代 まるでロックミュージシャンのような
青二才な雰囲気を漂わす 医者になりたてのニコラス
若さゆえの物見遊山的な気分もかなり入ったまんま
 (たまたま 地球儀 指差してだからねぇ・・・)
ウガンダへやってきたら あれよあれよと
アミンのお気に入りになっていく様は 見ていても
なんだか気持ち悪く ものすごく居心地悪い・・・

いくらアミンがスコットランドのことを気に入ってる
たまたま そのスコットランドから来たとはいえ
どう見たって 医師としてはペーペーの青二才なニコラスに
そこまで 信頼をよせるのかが どうもわからない・・・
ニコラス本人も 貧困に苦しむ人がいながら
アミンの傘下で 堂々と恵まれた生活を送る・・・ 
これって 単なる外国人の無知というか 厚かましすぎるんじゃない?
普通こんなことありえないよな~と思うと とにもかくにも居心地悪い

演じるジェームズ・マカヴォイは 色白で目がブルー
いかにもスコティッシュな風貌で 70年代ながら 
雰囲気がフワフワしてて 今時の子にも見える

そして なかなか魅力的な雰囲気を漂わせ ニコラスや国民に近づく
アミンを演じるのが アカデミーで主演男優賞を取った フォレスト・ウィテッカー
アカデミーの彼のスピーチで、私は思わず涙がじわーっ・・・
そして その後のABCの彼のインタビュー見てたら こんどは涙・・・
不覚にも 二度も 彼の言葉に思わず涙してしまった私は 
これは見ろということだろう・・・と勝手に思ってました

前半 外国人ニコラスの奔放ぶり アミンの歓迎ぶりに 
白々しさを感じすぎて ものすごーく居心地が悪かったのだけど
後半 その期待を裏切らない展開となった
というか 嘘くさい国際友好から サスペンススリラーに 大胆な転調!

ここからが とにかくずっと見せ場 心休まらない
本性を見せ始めたアミン そしてやっと自分のやってきたことに気が付くニコラス
いや・・・ホントに怖い パスポートを取り上げられ 
いつの間にかウガンダの国民にさせられ 国外に逃げようもない・・・
その場その場で勝手なことばかり言う アミン

独裁者が支配する世界 そこへ何も知らないウサギが迷いこんだ
いつの間にか 無知なウサギは追い詰められ・・・大きなしっぺ返しを喰う

前半と後半で コロリと雰囲気がかわる 主役二人
F・ウィテッカーの豹変ぶりと J・マカヴォイの狼狽ぶり 
容貌も持ち味も対照的な 二人の演技も見もの
この密度の濃い 危険すぎる後半のために 
居心地の悪い前半が あったのか?という気もする

余りF・ウィテッカーの演技は見たことないので 
大したことは言えないけど 演技としては十分合格点
だけど この人はもっと出来そうな気もする 余力を残してる雰囲気 
個人的には 逆にJ・マカヴォイが よく頑張ってたかなと思う
何にしろ二人とも 役には凄くフィットしていた

教訓:外国で 外国人は軽はずみな行動や言動をしてはいけない
    出すぎた真似 知りもしないのに 知ったかぶりをしてはいけない
    その国の奥深くに入り込んではいけない 知りすぎてはいけない
    安易に人を信じてはいけない しかも美味しい話に軽々乗ってはいけない
    まず 普通はありえないけど 独裁者に気に入られてはいけない
 
    自分がニコラスの立場だったら・・・と思うと 物凄く恐ろしい話だ
    実は今もこんな話は世界のどこかへ転がっていそうな気もする

重い余韻が残る映画・・・ とても映画らしい映画ともいえる
ナイロビの蜂ほど グローバルでもスケールも大きくないけど 
あくまでも いちスコットランド人から見たアミン という物語
ここに焦点を絞った関係は これでよいのだと思う  
そして 最後に出る 本物のアミンのフイルムがまた効いている

今日の映画:82点

それにしても・・・
# by acine | 2007-03-15 00:36 | Estados Unidos 米映画
The White Countess  上海の伯爵夫人 ’05  英・米・独・中_e0079992_2210338.jpg

監督:ジェームズ・アイヴォリー 脚本:カズオ・イシグロ
このコンビの映画は 日の名残り以来 (ずっと前なので余り覚えてない)
主演:レイフ・ファインズ ナターシャ・リチャードソン 真田広之 ほか
そして 撮影:クリストファー・ドイル

私の目当ては 関わる映画はほぼチェックしている この二人
お気に入り俳優の一人レイフ・ファインズと 大好きなカメラマンであるC・ドイル
そんな二人と J・アイヴォリー&K・イシグロ 舞台は1930年代の上海
なんだか不思議というか 珍しい顔合わせ

結論から 言いましょう! *以下 ネタバレ含む

コスモポリタンで 雑然とした 上海が舞台ながら
なんとも品のいい ストイックで哀しいストーリーでした
淡々としていながらも 静かなエモーショナルさが漂う
まるで 小説を読んでいるかのような 
リアルで不思議な古きよき時代の 異邦人@上海の物語という感じ

実際に カズオ・イシグロの祖父一家は 当時上海に住んでいて
父親から その当時の話を聞かされていたそうで・・・
そのあたりが ベースになっているせいか 小説的だけど
リアリティも感じられたのは その辺りから来ているのかも

レイフは盲目のアメリカ人外交官という設定ながら やはり英国的香りがプンプン
それは決してマイナスじゃなく この映画に品格を与えてたような気がする
今回は別にヒネてもなく 物凄く弱弱しくもなく 落ち着いた普通の人
一見 上海の街には浮いてしまうような気がするが 意外と馴染んでいた

そして ロシアの伯爵夫人だったナターシャ
流れ着いた上海では 家族のために夜の仕事へ出る
白い肌、ブロンド、濃い顔だけど 品の良さがあるので これまた役にピッタリ
決して若くはない 脂ののった感じもこれまたよい

彼女の家族も もと伯爵一家なので 今はこんな生活だが
品格を保ってるのは この映画には よくあっていた
だけど 嫁であるナターシャに働かせておいて この家族がねぇ・・・問題

そして 日本から参加している 真田広之
抑え気味の演技 英語も自然でよかったけど 
いつも思うが もう少し上背があれば もっとスクリーン栄えするのになぁ・・・と思う
レイフと同じようにジャケットやタキシードを着ていても ちょっと七五三的なのが惜しい
日本人の中では濃い顔の彼だが 西洋人に混ざると 
ポーカーフェイスに見えるのは 今回の役にはよく合ってたと思う

The White Countess  上海の伯爵夫人 ’05  英・米・独・中_e0079992_2235528.jpg夜の上海の妖しさも混じった社交界が舞台
そんな中で生きる 二人なんだけど 
漂う空気が とにかく品がいいのだ

キャストの雰囲気か J・アイヴォリーの演出か
k・イシグロの持つ 穏やかさなのか
イギリス的品格 日本的慎ましさ
双方に共通する 落ち着いた雰囲気
この辺りの雰囲気が 自然と滲みでていた感じ

↑ なので 独特のC・ドイルのカメラワークも
今回は かなり控えめ かつ大人しめのように思えた
同じように 上海が舞台で彼のカメラで撮った 花の影や 愛の神、エロスなどは 
もっと中華的濃厚さ かつ官能的だったような気がしたけれど・・・

静かに物語は進むので いったいどんな結末なんだろう?
日本軍が出てきたり あの家族の仕打ちに驚き
段々と 不安感がつのってくるけれども
ラストは希望が持てるもので よかった
ストイックな二人の これまたストイックに心が寄り添う
船のシーンは あぁよかったなぁ・・・とほっと胸をなでおろす
こんな品のいい ストイックな上海が舞台の 
静かな大人のラブストーリーも よいものだと思う

今日の映画:80点

唯一の不満点
# by acine | 2007-03-13 22:42 | Inglaterra イギリス映画