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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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2004/11/23
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映像と音楽が密接に関わってる王家衛映画
今回は特にキャラクター別にテーマ曲のような
割り振りがあるので
余計曲を聞くとシーンがぱっと目に浮かぶ


今までは
”夢のカリフォルニア”を聞くと ”恋する惑星”のケチャップ持って踊るフェイ
”Cucurrucucu Paloma”を聞くと ”ブエノスアイレス”のイグアスの滝のシーン
※これはアルモドバルのトーク・トゥ・ハーでも印象的だったけど

今回は
”The Chirstmas Song” トニー
”Siboney” チャン・ツィイー
”Casta diva” フェイ
”Perfidia” カリーナ
とますます印象的

ラテン~オペラまで見事に料理
映像と音楽のシンクロ度が今回はますます高い
いい映画にいい音楽は必要不可欠

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今週でおしまいの2046
もう1回見たいなぁ・・・

これはおフランス版ポスター
なかなか綺麗な色合い
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# by acine | 2005-09-21 20:50 | Hong Kong  香港映画 | Comments(0)
2004/11/10
春頃からサントラを買っていて、楽しみにしていた作品
やっと今週見ることが出来たのだけど
いやーこれは良かった!シブい!カッコいい!
同じように老ミュージシャンを描いたキューバが舞台のドキュメント
ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブに匹敵
伊達に歳はとってない何ともカッコいいミュージシャンたちのお話
音楽をやってる人、やってた人、ソウル好き、モータウン好きならず
音楽好きな人だったら、ジャンルを問わず、何かしら感じるものあるはず・・・
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原題”Standing In The Shadows Of Motown”の通り
大ヒットを次々飛ばしたモータウンのアーティストのそうそうたる
ヒット曲を演奏していたバンド デトロイトのファンク・ブラザースのお話
当時は影の存在で、映画の中でも語られるけど
数々の大ヒット曲を演奏してたにも関わらず
初めて彼らの名前がクレジットされたのは、バンドが始まって約10年後
マーヴィン・ゲイの”What's Going On"でが初めてだったらしい・・・!
見ていると、え?この曲も?あの曲も?と驚くほど、有名な曲で演奏しているのに
当時、バックバンドというものは、それほど日陰の存在だったらしい
栄光もつかの間、モータウンはLAに移転したため、彼らのバンド人生も暗転・・・

今は皆すっかり年老いて、すでに亡くなった人もいる
そういう彼らの姿、音楽との関わり、当時の話、時代背景も交え
彼らの人生を実直に淡々と追っていく・・・
ドキュメント部分と今活躍してるシンガーを迎えての
ライブシーンが交互に描かれる・・・
いいこともあったけど、辛酸をなめてる比率の方が多いはずなのに
彼らの姿は悟ってて潔い 歳はとっても本当に粋で伊達男!カッコいいのだ
この辺りはブエナ・ビスタのキューバの老ミュージシャンたちと同じ!
人間歳をとってからこそ、本来の姿が出てくるものなのかもしれない

中盤くらいまでは落ち着いて見てたけど、後半まではワクワクしっぱなし
何故かだんだん身を乗り出して見てる人がちらほら増えてきた
それにしても、ライブ!
とても超高齢バンドには思えないほどパワフルでタイトな演奏!
ゲストシンガーも年齢は違えど、同じ音楽で生きているもの同士 すごく相性良い
終わった後のメンバーのニッコリと微笑む姿が最高!
個人的に良かったのは
Joan Osborne の ”What Becomes Of The Brokenhearted "
女性ながら、男性の曲を力強いボーカルで歌ってて、すごくカッコよかった
そしてChaka Khan の ”What's Going On” 
今もアメリカは同じ過ち繰り返しているんだなぁ・・・と
マーヴィンの思いのつまった歌詞とチャカの歌に涙腺が緩み・・・
ラストのChaka Khan & Montell Jordanの
”Ain't No Mountain High Enough”は
メンバー名を読み上げるイントロの映像&音からもうダメ!
涙が出てきた・・・

不遇の時代を過ごしてもこうしてまたリスペクトされるなんて
素晴らしいなぁ・・・きっと神様は見てるんだわと思った
こういう世の中に出てない素晴らしい功労者っていうのは
ジャンルを問わずたくさんいるんだろうなと思わずにいられなかった
そして、こういう風に人生の終盤で取り上げられる人
そして、取り上げられない人もいるはず・・・
音楽映画だけど、人生についても考えさされたな・・・
ファンク・ブラザース万歳!

今日の映画85点!

この日の観客は老若問わず男だらけ
女は私ともう1人だけ
そりゃ、こんなカッコよくシブい世界 男だったら惹かれるよな~!
でも男だけに見せとくのは余りにも勿体ない 
世の中の女ももっとこんな映画見なくっちゃ!!!
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# by acine | 2005-09-21 20:49 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)

2046   2度目の余韻

2004/11/3
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本当はお酒一杯ひっかけて見たい映画なんだけどな・・・
と思いつつ、エスプレッソ飲んでシラフのレイトショー
まだストーリーが全てわかったわけじゃないけど
余韻がまたまた今回も尾を引く・・・

それにしてもトニーの男の色気炸裂にはもうもう降参するしかない
一緒に行った友人達も異口同音 これは参らないほうがおかしいよ
”花様年華”のうじうじしたチャウさんは一体どこへ行ったのか?!

ナット・キング・コールのクリスマス・ソングが
頭の中をグルグル回ってるし、ほとほと重症だ・・・

チャン・ツィイーは最初の印象通り、色っぽく気が強くていじらしい
彼女にはこんな役が一番ぴったりなのかもしれない

前回はそんなに気がつかなかったけど
フェイ・ウォンの台詞のないシーンの全身での
表現の豊かさには感心
彼女を写してるだけでストーリーが語られる

そう 俳優ってものは台詞のないところでも
全身だけでなく、唇、指、手、足、背中・・・
体の一部だけでも演技ができるものなのよね
台詞のないシーンでもドキドキして見てしまう
今回はそんなパーツ演技にも惚れ惚れする 

王家衛の映画に出るには、俳優も生半可じゃ絶対無理
彼の映画は見る人にもボーダーラインをハッキリ引くけど
俳優のレベルにも相当高いボーダーラインが引かれる
ついていけないと全く浮いてしまう・・・ということに

そしてタバコの煙がいつもながらなーんて綺麗なこと
それを吸う女優陣のシーンにまた惚れ惚れ
見るとまた見たくなってしまう

余韻が溢れる映画
五感に身をまかせるだけ・・・
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# by acine | 2005-09-21 20:48 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)
2004/10/31
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夜中に急に欲しくなってネット買いしたDVD

”ブエノスアイレス”に使われなかったシーン・ストーリーが
納められているドキュメント
このスチールってこんな風に撮ってたんだと思ったり・・・
初めて見る映像ばかりで新鮮

そこでは監督も交えての二人のタンゴのレッスン風景
スペイン語を練習するトニー・レオン
本当は行間にはさまれていたらしいトニーとレスリーのストーリーや
南米大陸最南端のウスワイアを訪ねるチャン・チェン
全てカットされてしまったシャーリー・クワンなどの映像が・・・
あの枯れたような風情があるトニーの部屋のシーン
中華料理屋のシーン、イグアスの滝のシーン
ブエノスアイレスの街の風景も次々と現れる

これはまた本編も見たくなってきた・・・!
この中でのレスリーは今まで通りのレスリーだし・・・

実際は99年作品なのに、何故今頃?
中華圏ではもちろん、ヨーロッパでも去年発売されていたらしいのに
ウォン・カーウァイ、トニー・レオンのインタビュー
スタッフによる撮影現場訪問なども織り交ぜて
耳にすっかり馴染んでいるピアソラやカエターノ・ヴェローゾの曲を
バックにしての映像は心地良い・・・

2046は素晴らしいんだけど、唯一の違和感を残してるので
ここまで酔える作品にはならなかった・・・
ウォン・カーウァイだったら、お蔵入りフイルム・シーンが一杯のはず
2046も酔える面々だけで別ヴァージョン作って欲しいな 

それにしてもウォン・カーウァイの映画の登場人物は
いつも皆何らかの理由で彷徨っている・・・
人間って本当にそんなもん・・・
だけどこの人たちは絵になりすぎる 
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# by acine | 2005-09-21 20:47 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)
2004/10/28

2046 は 花様年華 の続編と思われていたけれど
よく思い返すと 欲望の翼の続編の方が正しいかもしれない 
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この2作は実はすごくつながってる部分が多い
2046 には 主役だったレスリーの影もあちこちに見え隠れしてる
亜熱帯のようなけだるい熱っぽさ、そして突き放したような哀しさ
その雰囲気はそのまま2046に引き継がれている
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今、花様年華を見直しているけど
この2人はいじらしいほど自らを抑えている
その反動が一気に トニーとチャン・ツィイーに置き換わって
2046 で情熱が爆発した感じがする
この2作も 静と動 の違いだけ 

この3作はまるで合わせ鏡のよう

これから見られる方、時間があればこの2作も押えておくか
見直しておいたら ベストかもしれない

王家衛&梁朝偉 勝手に強化月間にします!
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# by acine | 2005-09-21 20:46 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)
2004/10/27
パーフェクトに近いのに・・・惜しい
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※これから見られる方、見ようかな?と思われてる方
ネタバレはないけど、先入観を与えてしまうといけないので
読むのは見終わってから・・・をおすすめします 

まだ感想がまとまらないので 印象的だったことのみ列記
あまりにも短絡的なので 理解不可能な世界だったらおゆるしを


出だしのナレーションから違和感 
王家衛映画に日本語は・・・
”君 パイナップル好き?”が懐かしい

リズミカルな広東語に安心・・・

今回は北京語もあり

トニー あなたの独壇場
まるでラテンラバー いやそれ以上の色気をまとってきた
いやはや ますますすごい四十路男になったものだ
大胆かつ繊細 こんな演技できる俳優 世界のどこにもいない

フェイ・ウォン 現実ではおとなしめだったけど
彼女のアンドロイドは絶品 なんて可愛くて切ない
彼女とトニーのシーンは恋する・・・を思い出させる

チャン・ツィイー すごく大人になった 
彼女が引く手あまたなのがわかったような気がした
十分トニーに渡り合ってる 凄い
しなやかな体 アイライン
チャイナドレスって何てセクシーなんだろう

ドン・ジェ 小悪魔的な可愛さ もっと見たかった

チャン・チェン なんでこれだけ?
一瞬のまなざしが惜しすぎる・・・彼に未来を演じさせて欲しかった

それか武じゃだめだったのか?

トニー本人が演じるってのは?

カリーナ 老けた?でも彼女らしい演技
欲望の翼のピチピチした彼女とレスリーが見たくなった

マギー 一瞬のシーンの彼女の美しさは格別 
年齢的にはカリーナ、コン・リーと同年代なのに・・・

コン・リー ヘアスタイルのせいかカリーナ同様
年齢を感じさせたけど さすがの存在感

俳優陣のパフォーマンスは恐ろしくハイアベレージ

皆が皆 登場した途端 一瞬でその場をさらう

日本人俳優にありがちな間合いの悪さなんかまったく感じない

中華圏俳優 素晴らしすぎる

そして 1人異次元の世界にいる人
王家衛の世界を体現するのは必須条件なのに

クリストファー・ドイル あなたのカメラは凄すぎる
彼の視点は神のよう
1日だけでも彼の視点で世界を見てみたい
  
ウィリアム・チョン 過去の王家衛映画をあちこちで彷彿とさせる
インテリア 色彩 衣装 大道具 小道具 素晴らしい仕事ぶり

音楽 日本人梅林茂 これまた印象的で素晴らしい曲とセレクション
テーマ曲とナット・キング・コールの曲が耳から離れない
サントラが欲しくなった

アートを簡単に通り越したアート

壁 照明 階段の手すり タバコの煙 何もかもが美しく妖しく哀しい

この独特の世界感にひたれる人だけが酔える映画

わかる人がだけがわかればいい映画

ホントは単館系でひっそりと見たかった

王家衛の世界が炸裂 
思ってた以上に素晴らしかった

ただひとつの違和感を除いて・・・

映画を見ていると 彼の過去の作品
欲望の翼 恋する惑星 楽園の瑕 ブエノスアイレス
花様年華 がすごく見たくなった・・・

タクシーの中のシーン 髪をとかすトニーの後姿
レスリーの残像を感じさせるトニーもいた・・・

まずは欲望の翼から・・・ 
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# by acine | 2005-09-21 20:45 | Hong Kong  香港映画 | Comments(0)
2004/10/05
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ストーリー自体は、ダイアン・レイン演じるかなりステレオタイプなアメリカ人女性
離婚して再出発を求めて・・・@トスカーナという雰囲気。
そんなにまわりに英語の出来る人ばかりが普通いないでしょ?と
思うけど、ストーリーも軽めの喜怒哀楽なので、気楽に見れる映画。
人生賛歌まではいかないかな。

うらやましいのが、トスカーナの古い一軒家をひょんなことから購入し
リフォームして、自分の城になっていく行程。
あれこれ大変ながらも、出入りする職人さんたちとの触れ合い
出稼ぎのポーランド人たちがいい感じ。
ところ変わっても職人さんは一緒。
イタリア人の女の子に恋する若い男の子が可愛い。
最後に庭の一部に POLONIA と刻むくだりがとっても良かった。
どーもスラブ系に反応してしまう私。

トスカーナの自然、本当に絵に描いたような風景。
光溢れる南イタリアのポジターノ(写真)もすごく魅力的。
つくづくイタリアって景観に恵まれている国だなぁ・・・
もう本当にうらやましいくらい!
トスカーナもいいけど、私はやっぱり南かな?!
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# by acine | 2005-09-21 20:44 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)