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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:エドゥアルド・ノリエガ ( 3 ) タグの人気記事

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公開された時も ちょっと気になってたんですが
行けずじまいだったので 今頃観賞
詳しく:ウーマンエキサイト シネマ

正直 題材に関しては へーぇ・・・という感じですが
スペインの男前 エドゥアルド・ノリエガが出ることと
そして スペインのサラマンカが舞台 その2つが見たくて

早い話は 同じシーンを 各人から見るとこうなる・・・という
映画だけに 整合性が重要なんだろうな~と思って見てましたが

冒頭から ご当地なのに市長があんな風に英語で
スピーチするわけないじゃない・・・とか
比較的 同じシーンが繰り返される 3,4人目までで 
いつまでこれが続くのか?と ちょっと飽きつつありました 

しかも こんな人混みで こんな点と点みたいに 
人と人がつながるわけないじゃないない~? 
大混乱してるのに こんなピンポイント接触ありえない!など
文句言いつつ 一つのパートが短いので つい見ていっていると・・・

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エドゥアルドの辺りから 段々と加速してきて
何だこの人?普通の人でしょ? 謎の鶴瓶師匠の辺りから
(デニス・クエイドも一般人に ここまで情報頼っていいのか?とか)
段々力技全開になってきて いくらシークレットサービスか
警護だか警察だか知らないけど 外国でここまで傍若無人に
発砲するわ カーチェイスするわ そんな権限があるわけ?!
現地の人 あんなに巻き込んで 大統領の為には何でもありな
展開に目が点 そして はは~そうだったのか~というオチでしたが・・・

スピーディで力技で見せきったのは偉いけど
なんとなく TVドラマ的な感じもしたのは事実 
前編・後編みたいにね・・・

せっかく美しいスペインの街が舞台なのに
あんまり風情感じる映し方ではなかったなぁ・・・
単にアメリカ的ストーリーをスペインで撮ってみたけど
どうだい!という感じ 情緒がないんだよな~
背景が単に古くて美しい街というだけで・・・

英語をスペイン語に直訳したような スペイン人同士の会話も
風情なかったし 英語とスペイン語のチャンポン具合もいい加減
言葉も含めて どの人がどういうバックグラウンドを持ち
そこへいるのかとか ものすごく適当だったし 
力技で辻褄合わせへ全力でゴー!という感じでした(笑)
そういう娯楽映画として見れば それでOKなんでしょ~

発砲シーンとか 車追いかけて走るところとか 
どこかぬるめなデニス・クエイド見て 単に役柄だけど 
よりヨーロッパの街がよく似合うダニエル・クレイグでも
すごくハマりそうだなぁ・・・と思ったけど 
大統領の元シークレットサービスというより
やっぱり女王陛下の・・・という方が合っている

でも あの死人が何人でてもおかしくないようなカーチェイスは 
この前の007より出来はよかったな 何をしてるかわかりやすかった

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そして アメリカーンな出演者たちの中に混じって
やっぱり どこから見ても濃い~濃い~エドゥさん
得なのか損なのか よくわからないような役柄だったけど
けっこう出ずっぱりで 思ってたより登場シーンも多く 
それなりに満足でした ポスターに名前さえないけどね

あと ”トゥームレイダー2”や”Dearフランキー”あたりの
ジェラルド・バトラーをちらりと彷彿とさせるようなルックスの
マシュー・フォックスもなかなか良かった

1時間半なら たまにはこんなのもまぁいいか的映画でした

今日の映画:76点
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by acine | 2009-05-24 23:23 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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17世紀のスペインを舞台にした 冒険小説の映画化
と言っても この映画の主人公の剣士アラトリステは
小説には出てこない 架空の人物らしい・・・
詳しく:CinamaCafe.net

で その主人公アラトリステを演じるのが ヴィゴ・モーテンセン 
実は今まで縁がなくて 今回が初見です
名前からして 何でスペイン映画の主役を?!と思っていたら
子供時代にアルゼンチンやベネズエラで育ったから 
スペイン語もOKだったんですね~ これは単純にうらやましい!

結論から言うと 感動!というタイプの映画ではなく
割と淡々としていながらも シリアスでも 退屈しない作りで
400年前のスペインがプンプンと漂う映画

冒険活劇というより 無敵艦隊スペインから 
斜陽の国へと落ちぶれつつあった この時代に生きた男たちの生き様 
不条理な目にも合いながら 誇りを持っての戦いを描いた映画

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血中男度が高い連中ばかりで 情けなくも 勇ましく
その生き様や 戦う様には惚れ惚れしました

そして王家の下に生きることとは・・・
そして その時代に生きた女たちを 真面目に描いた 
スペインらしい光と影 シリアスながらも 
スペイン映画らしい 濃厚な空気が漂う映画でした

ヴィゴはスペイン語もお見事で (でも たたみかけるような
スペインのスペイン語という感じでもないかな~?)
演技者としても及第点だったと思うけど・・・

残念ながら 当時のスペイン風の衣装を着ていても
ヴィゴは見るからに 北方系の空気感 肌の質感 
肌の薄さを感じるひんやりとしたルックスで
ラテンの男たちの濃厚な空気感 肌の質感とは
やっぱり違っているのは 残念だな~と・・・

この年代のスペインもしくはスペイン系の人で演じることが
出来る人がいれば その方が自然だったような気がします

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そして 個人的には スペインの男前 
エドゥアルド・ノリエガが 出るのが楽しみでしたが 
貴族風ロン毛や衣装 彼のスペイン的濃くて甘いルックスが 
ヴィゴの北方的ルックスの物足りなさを補ってくれました(笑)
しかし 残念ながら 主人公はヴィゴ@アラトリステ
もう10歳 エドゥが歳取ってたら 十分演じられたのにね!

そして スペイン映画やラテン映画系で 最近やたらと目にする
若きエスパニョール アラトリステの養子役のウナクス・ウガルデ 
薄味だな~と思ってましたが 今回はなかなかよかったと思う 
どうもイギリスの若手 ジム・スタージェスと イメージがカブる気が・・・

出ただけで 気持ち悪いけど可愛げのあるカマラくん
あのハビエル・カマラも出てるし ”パンズ・ラビリンス”の薄幸な母親役の
アリアドナ・ヒルも 薄めのルックスながら 今回はとても印象的だったし
情熱を秘めいつもペロンと脱いでる印象のあるエレナ・アナヤ 
そして ここでも清楚なピラール・ロペス・デ・アジャラ・・・

各人 適材適所で的確な演技をしている 
スペインの役者は よい意味でとっても手堅く上手いと思う

ストーリーは いくらかのなかなか上手くいかない色恋沙汰を含んでも
淡々と シリアスに進むので 普通に見たら退屈しそうなものだけど
今回 印象的だったのが・・・

中世そのまんまのスペインの町並みを贅沢に使っていること
そして シーン シーンの 陰影のある映像が 
まるで スペイン絵画のようで 本当に美しかった
台詞にもあったけど ベラスケスが宮廷画家だった
時代らしいけど まさにベラスケスの絵のような感じ

そして 重装備からかけ離れた姿で 
自分たちの国のために男たちが戦う姿
”エスパーニャ!”と叫び 散っていくエンディング
小汚かろうが 年寄りだろうが 大変格好よかったです
そして 静かだけども感情が迸るスペイン女たち

やっぱり スペイン映画の この濃密な空気感 
陰影がたまらないな~と思うので ヴィゴのルックスが 
この映画に本当にフィットしてたのかどうかは疑問
だけども 真面目に作った地味ながらよい映画だと思います

監督アグスティン・ディアス・ヤネスの映画は
ウエルカム!ヘブンを見たことあるけど 今回はまったく違う作風
 ↑もユニークでなかなか面白い映画です

スペイン映画かヴィゴのファンであれば満足できると思う
私はやはりクールな北方系ルックスは苦手かな・・・

今日の映画:79点
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by acine | 2009-01-25 23:21 | España  スペイン映画 | Comments(4)
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”Abre los ojos.” (目を覚ましなさい) と
いう女性の囁きが 何度となく繰り返される映画
そして目覚めた時 それは 夢か悪夢か? 現実か幻想か錯乱か?

何度見ても(3回目) ミステリアスな謎解きに集中させられる映画
よくある夢オチ映画とは 一味も二味も違う スペイン版ミステリー
見る度に こっちの解釈も微妙に変わる 結局どうなってるの・・・?
と やっぱり頭を悩ます 不思議な映画  詳しくは:コチラ

文章にするのは 凄く難しい映画だけど
劇中で繰り返される 夢か現実か?なシーンは20位あって
今見てるシーンはどうなってるのか? これは夢?現実?
神経を張り詰めていても 次から次へとはぐらかされ
え? どうなってるの? と グイグイ迷宮へ引っ張られるのだ
だけど その意味のある迷路ぶり 伏線の張り方 etc
撮影当時 たかだか弱冠24、5歳  その才能が光る
アレハンドロ・アメナバル監督の手腕はかなりのもの

ミステリーであり 悪夢のような現実に遭遇した時
それから逃避したい・・・ でも方法がわからずもがき苦しむ・・・
人間の弱さや願望を ストレートに描いてるのかもしれない
そして現実と夢は紙一重 境界もわからなくなってしまい
願望だけが膨らみまくる・・・そんな人間の脆さも描かれている

冒頭の人っ子一人いない マドリーのグラン・ビア
そして ラストのビルと青空のシーンの美しさと静けさ その不気味さったら・・・
太陽がさんさんと降り注ぐスペインだからこそ より光るこのシーン
夜の闇・心の闇・・・ダークサイドもより陰影がくっきり出ている感じがする

主人公セサルを演じる エドゥアルド・ノリエガは 甘めなスペインの男前
自他共認めるグアポ(男前)で リッチなモテ男で遊び人として登場 
トムと違って そういう役どころ 彼には説得力があるので 
その後の展開で ハンサムともてはやされた男の驕りや哀しみは納得できる
それにしても マスク姿・・・不自然で不気味!

そして 現実か架空か 二人の女がセサルのそばを交錯する
セサルが友達から奪う女 セクシーで可愛いペネロペ・クルス
セサルが遊びに利用する女 ミステリアスなナイワ・ニムリ
 *リメイク版ではキャメロン・ディアスが演じている
ピッタリの人選 この二人がこれまた迷宮状態で 
セサルの夢に 入れ替わり立ち代り登場する

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↑ 時計まわりに アメナバル監督 ペネロペ エドゥアルド ナイワ

やっぱりペネロペは スペイン映画が絶対いい
リメイク版"バニラ・スカイ”でも同じ役だったけど スペイン版の方が魅力的
そして 以前見た時は地味だと思ったけど ナイワ・ニムリの存在感も
なかなかのもの ナイワ・・・私の大好きなスペインの女優! 

そして ペネロペを奪われる友人ペラヨ役として これまた好みの俳優
フェレ・マルティネスが登場 アテ馬という美味しくない役だけど
どうしてもエドゥアルド中心なので 今回はしょうがないか・・・という感じ

この映画を見ていると 出来がいいので トム・クルーズが
リメイク権を買い 自ら主演したがったのも わかるような気がする
脱ぎっぷりのいいペネロペとベッドシーンもあるし
究極は単にペネロペと近づきたかったんだろう・・・下心ミエミエだ(笑)

このリメイクがもう見事なくらい このスペイン版をなぞっていて
!!! そのまんまやん !!! かなり唖然とした記憶がある・・・
もともとリメイク版監督キャメロン・クロウの作風(オリジナルもの)は
個人的に好みなんだけど あまりにも激しい そのまんま振りには驚いた
だけども 今年見た某極悪リメイクなんぞより キャメロン&トムは
アンタたちは素直でいいじゃない~? と今は好意的にさえ思う
オリジナルの出来がいいから そのまんまやろうよ・・・!という単純な発想
だけど 自他共認めるモテ男なんて役には トム様には無理がある
でも きっとこんなモテ男の役やって ペネロペと仲良くしたかっただけだろう

何にしろ リメイクがオリジナルを越えるなんて ありえないし
見るなら 奥深くミステリアスな こっちに限る!

今日の映画:80点

アレハンドロ・アメナバル:海を飛ぶ夢 (’05年の個人的No.1作品)
ペネロペ・クルス:ボルベール
ナイワ・ニムリ:靴に恋して ユートピア アナとオットー ルシアとSEX
フェレ・マルティネス:ユートピア アナとオットー バッド・エデュケーション
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by acine | 2007-08-13 19:10 | España  スペイン映画 | Comments(2)