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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:エヴァン・レイチェル・ウッド ( 3 ) タグの人気記事

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蜷川実花の写真か LOMO(トイカメラ)で撮ったような
極彩色の花々が 風に揺れるオープニング
平和で美しい風景なのに どこか不穏で安定感のなさを感じる

この映画 アメリカの田舎町の女子高生が
学校での銃乱射事件に巻き込まれ トイレに居合わせた 
自分か親友 犯人がどちらか一人を殺すと言った
二人に銃口を向けて さぁどうする? その結末は・・・ 

という内容のみ知っていて 公開時も気になってた
映画だったけど 見れずじまいでした 
詳しく:映画.com

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優しい大学教授の夫と 多少 学校で問題ありだけど
可愛い娘に囲まれ 幸せに暮らす高校講師の30代のダイアナ

演じるのはユマ・サーマン 写真だけみるとゴツい・イカついという
イメージあったけれど 動くとさほどイカつい感じはしなくて
事件を思い出し あれこれの不安感に苛まれる役にはよく合ってたと思う

そんなユマ演じる 30代のダイアナと 
キラキラとまばゆいばかりの10代のダイアナを
演じるのが エヴァン・レイチェル・ウッド

私は彼女の映画&演技 今まで見た映画の中では
外れなしで 個人的に 彼女の評価高いです
綺麗だし 個性的だし 華があるし 何色にも染まる
演技力もあるし エヴァン 好みの女優です

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今回もエヴァンはキラキラしてて 
この映画のハスッパだけど 透明感があって 芯があって 
10代の移ろいやすい 美しいヒロインにピッタリ
田舎町にいたら すごく目立つタイプじゃないかと思うけど
この辺 ほどよく引き算の演技で バランス取りが上手い

そんなダイアナと仲良くなるのが 教会に通う真面目な娘
演じるのはエバ・アムーリ スーザン・サランドンの娘さんだそうで
目がパッチリしてるところとかはよく似てる 
彼女も控え目だけどいい演技だった

全く違うタイプなので ウマがあって 
どこか反発しつつも いろいろと話がし合える
仲のよいキラキラと若さが眩しい二人

そんな二人がある日 事件に巻き込まれ・・・
その記憶が30代のダイアナにも甦り
過去と今を行ったり来たりするストーリー

そんな悲惨な過去を思い出しては 
良心の呵責に苛まれる 30代のユマ演じるダイアナ

そして そんなことになろうとは知らず
どこか投げやりながら 青春を謳歌する
キラキラした10代のエヴァン演じるダイアナ

エンディング近く 

自分が予想していてた内容と どこか接点が違ってきて
つじつまが合わなくなってきて えぇ~? どういうこと?!
という不可解な点が 鈍い私にもさすがに気になりだし 

銃を向けられ 手をつないで 震えていた二人
その手をパっと離す瞬間が なんとも悲しくて・・・

そして エンディング・・・

えぇ~?! 

えぇ~? ってことは ・・・・だったの~?! ?!

訳わからないまま終わってしまいました!

あとは見て・・・としか言いようがないんだけど

どうもあとで あちこち見ると そういうことだったのか・・・と 
真相がわかったような わかってないような・・・ 

というわけで 
エンディングがまったくわからないままで (気付かないまま) 
終わったので 評価が難しい映画になってしまったけど 
はりめぐらされた伏線に気がついた人には
そういうことか的な映画になったんじゃないかと思います

それまでのエヴァンやユマの演技 
どこか不安定な現在 そしてキラキラとした過去
女優陣の演技 不穏でサスペンスフルなフラッシュバックなど
とてもよかったんだけど 最後で置いてけぼりくらったので

今日の映画:70点
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by acine | 2010-07-28 18:43 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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超肉食系のこの映画
もっと早く見ようと思ってたのに なかなか行けないとか
パワーなくて (見るのにパワーいりそうなので!)
やっと見ることができました 詳しく:cinemacafe.net

いやー 噂通り ミッキー・ロークが凄かった!!!
この落ちぶれたレスラーの人生が彼の半生とも
ぐっとカブってるようで 画面から透けて見える
彼の人生とも重ね合わせて見てしまいました

役者をこういう見方をする映画って 
ドキュメントでもない限り 滅多にないような気がする 
もしくは実在する初老のレスラーを追った
ドキュメントのようにも見えました

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それにしても 凄い顔に凄い体!
ステロイド使ってるとしても この年齢でここまで持ってくるとは
並大抵の努力ではないと思うし ある意味 マシニスト
クリスチャン・ベイルと張る位 凄い役者根性だと思う

そして 数々の整形で すっかり原型からかけ離れてしまった顔
ボコボコとした肌と腫れぼったい顔 だけど目自体は変わってなくて 
昔のミッキー・ロークの瞳と同じだなと思った

どこかで自分の甘い顔が嫌だったと・・・書いてたけど
そのまま 順調に俳優生活を送ったとしたら 
とてもこんな映画にも出なかっただろうし
こんな役は出来なかっただろうと思う

そんな風にすっかり顔が変わってしまって 
俳優としても どん底生活を味わった彼 だからこそ 
今回の映画ではより訴えかけるものがあったと思う

ボロボロの体に鞭打ち 試合に備える姿
そして レスラー仲間との試合前のコミュニケーション
この愛ある レスラー仲間とのシーンが凄く良かった!

興業が上手くいくように お互いを気遣い リスペクトし
試合の打ち合わせをし 同じ戦場で戦う者同士の
シーンは見てるだけでも とてもうらやましく思った

そして 思ってた以上に 面白かった&興奮したのは
試合のシーン!!! 凄く楽しくて エンターテイメント性も十分!
ハードロックガンガンで まるでコンサートみたいで!

ミッキー演じるラムが頑張れば その場の観客同様自分も嬉しい 
反対に ラムが態勢悪いと こっちも心配になるし
どえらい凶器だらけやステイプル・ガンとかの
もの凄いリングの状況もビックリだったけど・・・!

試合のシーン 物凄く良かったな~! 楽しかった!!!
格闘技にハマる(見る)人の気持ちがちょっとわかったりして(笑)

今回使われてる 80年代のグラマラスなハードロックづくし 
これまた興奮する要因! GUNSしかりRATTしかり!
試合のシーンと共に このHRが凄く効いてたな~!

ミッキーとマリサの台詞の ”80年代は良かった! 
ガンズ&ローゼスにモトリー・クルーにデフ・レパードに!
90年代にニルヴァーナが出てきてから変わった・・・云々” 
数年間 私もハードロック&メタル狂いだったので 全く同感! 
確かに時代はあれからグランジへ・・・ このセレクトは監督の
好みなのかな? あの頃のHRづくしは最高!でした

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ミッキーが体を張って この役を演じていたとすれば
生活・子供のため ストリッパーとして働く 
シングルマザーのマリサ・トメイも全く同じ

いやー 本当に彼女はいい女優だな
その土曜日、7時58分 の時も思ったけど 
こんな四十路半ばで 堂々とここまで体を張った
演技は誰ばれできないと思う 彼女の女優魂は凄い

役柄も 年齢なりの深さもあり 客とは一線を越えないという
彼女なりのポリシーがあり かつコケティッシュなところが
とても可愛い 体のラインも本当に綺麗だし アラサー&
アラフォー女は こんな体型を目指すべきだな~
本当に綺麗な裸なんだわ C・スレイターと共演してた頃より 
ぐっと今の方がいい 私もマリサ凄く好きになりました

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そして 娘役のエヴァン・レイチェル・ウッド
若いながらも 透明感の中に 鋭さとインパクトがある 
アクロス・ザ・ユニバースでは 歌も凄く上手かったし 
この人は 肝が据わってるし 才能あると思う
ウディ・アレンが 次なるミューズに この人辺り
選ぶんじゃないか?と 勝手に思ってますが どうでしょう?

残念ながら 気分が凄く高揚した前半に比べて
ミッキーが入院し 娘とも上手くいかなくなると 
ちょっとストーリーは失速気味になる というか 
予想がつく 予定調和の世界へ入ってしまうので惜しかった

よくよく考えると 
ダーレン・アロノフスキー(監督)の映画にしては
初老のレスラーのレスラーのレスリングへの愛&
不器用な人生再生物語という いたって抒情的で
ベタすぎるヒューマンものなので それもしょうがないかな?

この ダーレン・アロノフスキー おととし見たファウンテン は
不思議ちゃんな精神世界を描いて 訳わからなかったけど・・・

初めて見た彼の映画 
レクイエム・フォー・ドリームは とにかく強烈な映画で
いまだに忘れられない位 ぶっ飛んだ覚えがあります
マイカルト映画の一つ 薬物依存症を描いた映画では 
”トレ・スポ”より激しいかもしれないな~

というわけで 予定調和だった後半は勿体なかったけど
役者人生をかけて この映画を撮っただろう 
ミッキー・ロークの努力は報われてると思います

だけど アカデミー主演男優賞はショーン・ペン
というのは やはり妥当だと思う

今日の映画:78点

あの頃のバンド 
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by acine | 2009-08-14 22:15 | Estados Unidos 米映画 | Comments(7)
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ビートルズの曲で彩られたミュージカル映画

いやー これは凄く面白かった!

まるで 全編 音楽と色彩の大・大・大洪水!!!

そして 監督ジュリー・テイモアの持つ 
奇想天外で底知れないアイディアの玉手箱 
凄い・・・!としか言いようがありません

タイタスでビックリ 特にあのラヴィニアのシーンには度肝を抜かれましたが・・・

映画を見てるとは思えないような 不思議な奥行き感 
的確で超強力 圧巻のプレゼン力には 感嘆するしかない!という感じ

チャン・イーモウとはタイプ違うけど この人もある意味 
鬼のようなこだわり・・・かも だけどこれは勉強して覚えれる
レベルじゃない この人桁違いの天才肌の人のような気がする

ナイーブで個性豊かなキャストたちの演技と歌も凄くよくて・・・

こんな夢なら醒めたくない・・・という感じの映画でした
詳しくは・・・東京美術通信

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さすがに ビートルズ世代ではないし 全盛期も知らない
だけども 半分以上が聞いたことある曲だし これ誰々がカバーしてたなぁ・・・
なんて きっと音楽好きには 楽しくてしょうがない内容ではないかしら?
この曲って こんなことを唄ってたんだ・・・と その辺りも初めて知ったり・・・

ドラマにピッタリな曲の選曲で どれも印象的だったけど
ソウルフルな”レット・イット・ビー”かな?
黒人の人たちが関わるとこれまた渋くて すごくソウルフルでよいんだなぁ

あと 思わず ヒザをポンっ!と叩きたくなる 奇想天外な演出!
いやー このアイディアたち どれもこれも凄い 
この監督の頭のどうなってるんだろう?!

ボーリング場のシーンしかり 徴兵検査のシーンしかり
ストロベリーのシーンしかり 病院のシーンしかり

凡人じゃあ そのカケラも考え付かないような 
意外性のあるドンピシャの演出ぶりに 拍手喝采!という感じ

私が もしもミュージシャンだったら 
彼女にプロモーションフィルムを作ってもらいたい・・!

そして 音楽&ミュージカル映画の衣を着つつ 
ラブストーリーであり 社会映画でもあり そのバランスがまた絶妙
戦争をする国 徴兵制のある国 アメリカ
そして イギリスで育った人間と アメリカで育った人間の意識の違い

シビアな部分も入れた夢物語なんだけど 
登場人物たちの体温を感じることが出来るのも映画としても合格

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純粋で飄々とした リバプール生まれのジュード
演じるジム・スタージェスは いかにもイギリスの若い子な風貌で
恋する眼差しが凄くいい感じだった なんとなく歌声はちょっとユアン系かも・・・

そして いかにもアメリカーンなお嬢様ルーシーを演じる 
エヴァン・レイチェル・ウッド 将来肉厚にならないといいけどなぁ・・・と
いらぬ心配をしつつ 彼女の演技も歌もしっかりしてて上手かった
この人 マリリン・マンソンのGFなのね 凄いお嬢さんだ(笑)

そして ルーシーの兄マックス役のジョー・アンダーソン
ちょっとカート・コバーン風の印象的な顔つきで ジュードとルーシーを見守り
嫌々ながら戦場へ行く・・・ なーんと コントロールにも出てた彼だった・・・

そして なんともカッコいい女っぷりの歌手のセディ 
渋くてカッコいい黒人ギタリストのジョジョ
東洋系のあの女の子も 皆とても印象的だったなぁ

ついでにいうと あの皆で暮らしてたNYのボロアパートもフンイキあったし
彼らの格好(ファッション)も凄くお洒落で見てるのが楽しかった!

そして もしかしてと思っていた ドクター・ロバートはやっぱりボノで
エンディングテーマも彼だった あと 唄うホームレスがジョー・コッカーだったり 
踊る看護婦がサルマ・ハエックだったり 意外と豪華な人が紛れ込んでいた

こんな総天然色&音楽が溢れた夢をずっと見れたら
楽しいだろうなぁ・・・という映画でした

今日の映画:84点
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by acine | 2008-10-14 23:31 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)