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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


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タグ:シアーシャ・ローナン ( 4 ) タグの人気記事

アイルランドからニューヨークへ移住した娘の物語
天才子役だったシアーシャ・ローナンもすっかり大人の役者に
なったものの、透明感のある美しさ、凛とした雰囲気は健在
アイルランドに残した母、姉のことを思いながら
慣れないニューヨークで自分の道を歩み恋をする・・・
姉の死で戻ったアイルランドで揺れ動く心にハラハラするが
良かった・・・とほっとするエンディングだった
デパートで働くシアーシャや周りの女性たち 
街ゆく人たちや港で見送る人々 ファッションもとても
素敵で雰囲気があった 静かで愛のある移民物語


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by acine | 2016-09-28 23:13 | Inglaterra イギリス映画 | Trackback | Comments(0)
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先週見た Dr.パルナサスの鏡 とテイスト違えど
これもイマジネーションの塊のような映画でした

ただし ファンタジーと思いきや  
猟奇的サイコサスペンスでもある異色作

ファンタジー系(苦手分野)なので どうかな~?と思いつつ
大好きな映画 つぐない 〃 DVD で 凄く印象的だった
演技派美少女 シアーシャ・ローナンが主演だし
マーク・ウォルバーグ (も実は私は好き) が
父親役らしいので やっぱり見ておこうか~で見ました
詳しく:eiga.com

※以下 いくらかネタバレあり 

冒頭から 私は1973年に14歳で殺された・・・という
衝撃的な少女スージー・サーモンの言葉が繰り返される

家族仲良く 問題はない一家に育った少女が
何故殺されたのか? という辺りの描写から
サスペンスフルであり ミステリアス 

かつ 少女が今いる世界 天国でも現実でもない浮かばれない世界
そして 事件 事件後の家族 犯人の姿が 
お互いの姿は見えずとも あっちの世界とこっちの世界は紙一重で  
接近しつつ 離れつつ 観客だけが 全ての世界を垣間見る
ことが出来るので あぁ~!と思ったり やきもきさせられたり・・・

スージーが殺される理由なんて 本当に不条理で
不憫でたまらないので その多重構造に 一体どうなるのか?
あ~! そんな男についていってはダメよ!ダメ!と
もう ハラハラドキドキしながら 見てしまう
しかも スージーの行く末はわかってるので 余計辛い

この映画 ファンタジーの衣をまといつつ 
実は不条理な猟奇殺人(どこかチェイサーの世界とも共通する)
サイコサスペンス色も強いので えぇ~?!?と
そういう系に弱い人間(私)は ビビリながら見てました

が そんなネガティブな部分を救うのは

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スージーを演じる 透明感あふれる
シアーシャ・ローナンの無垢な顔つきと心
そして 何故自分はそんな目に合ってしまったのか?
これでは天国へは行けない・・・と思い悩む心がいたいけで 
何でこんな子が・・・と皆彼女に肩入れしたくなってしまう

シアーシャは ずいぶん大きくなってたけれど 
透明感と無垢さと達者な演技は変わらず・・・
真っ青なブルーの瞳が印象的 顔が細長いので
たまーに馬面に見える時がなきにしもあらず・・・なんだけど
このまま 美しく成長していってもらいたいものだと思う
演技が上手いのは間違いないので・・・
彼女の声も台詞廻しも凄く可愛いと思う

そして スージーの家族の姿もいい

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久しぶりのマーク・ウォルバーグの父親が凄く良かった
そっとしておいて欲しいという レイチェル・ワイズ演じる
母親とは対照的に パパっ子だった可愛い娘の無念を
晴らすべ く犯人を追いまくる父親が凄くハマっていた
行きすぎて あんな目に合うなんて・・・!

あの猿顔(褒め言葉!)にほどよくフェロモン漂い
父性も溢れるマークの父親 かなり良かった!
マーキー・マークの頃から知ってるので 
こんなティーンエイジャーの父親を演じるように
なったんだなぁ・・・と 時の流れを感じる
しかし ティーンエイジャーの娘から見て
あんなカッコいいお父さんいたら最高!だろうな~

そして やはり欧州的雰囲気漂う レイチェルも手堅く
 (マリオン・コティヤールとも似てると思った)
彼女の母親役で現れる 派手目なスーザン・サランドン
この映画 意外と豪華な顔触れなんである・・・
個人的には 後半大活躍した妹役の彼女も凄く良かったと思う
しかし・・・ あの証拠は結局 何にもならなかったのが悲しい

天国でも現実でもない世界から 皆を眺めるスージーが
不憫で そしてあの現場・・・を想像すると 
なんとも陰鬱になってしまいがちなこの映画なんだけども・・・

弟が父親に ”そこにスージーがいたよ” と言うシーン

妹にBFができ キスする所を見て 妹に先を越された
嬉しいけど・・・と 涙を流すスージー

そして 殺された娘たちが 笑顔で現れて
皆で天国へ行こうというシーン

そのあたりのシーン 思わず・・・涙でした

それにしても あの犯人のスタンリー・トゥッチ
もう嫌らしいほど のらりくらりと気持ち悪く 淡々と仕事をこなし
本当に こ憎たらしくて マーク!あんな奴やっちまえ~!と思ったり 
何かに感づいた妹が 行動を起こすシーンにも
ハラハラドキドキしながら 見入ってしまってました

しかし 現実は悲しい・・・

ハリウッド映画にしては 珍しく エンディングが曖昧で
これで終わり?という感じで 救いもなかった感じだけど

パパっ子だったスージーの部屋に 母親が入ってくるシーン
父と娘の関係が凄くよかったので なんとなく母親不在っぽく
感じていたこの映画で 彼女もスージーのことを思うばかり
なかなか部屋に入れなかったんだな・・・と思ってほっとしました

デートするはずだった男の子とささやかな想いを遂げるシーン
(この黒目がちのこの子も良かった)

釈然としないものの 後味は悪くない

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見終わって 思い出すのは 
シアーシャの透明感と少女らしい愛らしさと戸惑い
この辺りでも 彼女を起用してからこその映画 という感じ

そして 彼女がいる世界・・・ 
冒頭にイマジネーションの塊と書いたけど

天国でも現実でもない世界なんて 誰も知らないわけで
しかも 普通に死んだのではなく 殺された人間・・・
しかも14歳で・・・ そんな人たちは どうしているのか・・・? 
そんな想像の世界を 垣間見れたのも不思議な感覚
そして 紙一重とはいえ 決してクロスすることのない 
あっちの世界とこっちの世界のもどかしさがよく描かれていたと思う

エンディングで えぇ~?音楽はブライアン・イーノだったんだ~!
と驚きました この辺も凄く豪華
こういう観念的世界とB・イーノ 合わないはずがない

かなり異色の映画だと思うけど 私は嫌いじゃないな~
予想以上に怖かったけど・・・!

あっちとこっちの世界は紙一重 

そして 突然殺されてしまった人間の魂の行方とは・・・?

こういう映画もアリだと思う

あと時代背景の70年代の雰囲気・ファッション
そのあたりもいい感じだった

今日の映画:78点

しかし この映画の公開前くらいから
シアーシャ・ローナンで検索して 来られる数が物凄いんですよ~
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by acine | 2010-02-10 00:41 | Estados Unidos 米映画 | Comments(14)
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すっかりハマってました この映画 
その後 イアン・マキューアンの原作 ”贖罪”も読みました

これはDVDが出たら 絶対買わなくっちゃ~で 予約してましたが 
この度やっと発売 早速見てみましたが・・・ 公開時感想

やっぱり 余りにも美しくて 壮絶に切なすぎる
なんて 素晴らしい映画なんだろう・・・! ということ

事実は小説より奇なり・・・というが 
この映画の場合は 小説は事実より奇なり・・・がピッタリ

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そして 雑感

やっぱり シアーシャ・ローナンの存在感は凄い
子供ながら 末恐ろしい美少女だと思う その聡明な感じから
上手くいけば ケイト・ブランシェット系に 育つんではなかろうか?
ハリウッドのアビゲイル・ブレスリンとかより 断然ポテンシャル高そう

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そして キーラ・ナイトレイ 公開時はそうでもないかな?と
思ったけど やっぱり彼女は硬質系 あの細すぎる体もそうだけど 
もう少し柔らかさが欲しいような気もするけど この映画での毅然とした
フンイキは それはそれでアリなんだろうなぁ・・・と思う
やっぱりアゴが気になるけど 時折もの凄く綺麗で やっぱり美女系? 

そして 成長したブライオニーを演じる ロモーラ・ガライ
見た目が大柄でもさーっとした感じがするので シアーシャのあとに
彼女はどうなん?と思ってたけど やっぱり上手いのは上手い
当初ブライオニー役をオファーされてた キーラはフンイキにピッタリだけど 
より子供時代より複雑に心情を表現するには キーラでは難しかったかも
そういう点では達者なロモーラでよかった気がする

出演シーンが少なくとも その後のブライオニーを演じる
ヴァネッサ・レッドグレイブはさすがの貫禄 何度見ても 
あの告白シーンの事実には 鼻がツーンとしてくる・・・
しかし あの老齢でも あの髪型にあのワンピースにスニーカーとは(笑)

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そして ジェームズ・マカヴォイ
もう この映画の彼に関しては 私は100点満点 いや120点満点

噴水のシーン 自宅で手紙を打ち出かけるシーン 
あの図書室のシーン 出征前のロンドンのシーン 戦場でのシーン 
ブライオニーの空想での3人のシーン すべて文句のつけようがありません

使用人の息子ながら ある意味とても恵まれた生活を送り
若くてまっすぐな情熱を持ち そして その想いも遂げるが 
その直後 人生最悪の方向へ急展開し 
気がつけば 再び人生をやり直したいと願いつつ 
その夢は叶うのか 叶わないのか 負傷した体で 
戦地フランスを彷徨う ロビー役の彼 

その細やかな表情 仕草 台詞廻し 全てがパーフェクトです

ホントは怖いアミン大統領と都合よく仲良くする軽いスコットランド医師役
クリスティーナ・リッチと やさぐれながらもほのぼのとした役も良かったけど

絶対的に言えるのは 妄想暴走映画で 
ちょっとアナタ頭悪いんじゃないという役で 怖い姐さんにスゴまれ 
教育され ペアになって また散々怖い目や痛い目に合うより

こんな映画で 演技者としての演技を堪能できる マカヴォイくんを見たい・・・

そして 最後に この映画 映像的にも凄く好み!
アングルからその色彩からレイアウトまで 1シーン 1シーン すべて好み
 
美しく豪華だけど 何かが潜んでいそうな 英国の美しいお屋敷と庭
これは誰が見ても 美しいから当然!なんだけど

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後半ロビーがフランスの地をさ迷い歩く戦地と
ダンケルクの撤退のシーン 私はもの凄く好き

弾丸が飛び交うわけでもなく 戦うわけでもない・・・

だけど 主人公のロビーは 自分と戦い続けながら
一種夢のような世界のようにも見える 過酷な戦地を歩いている 
長回しの海岸のシーン 疲れた男達の姿
あの歌のシーンはまるで 賛美歌のようにさえ聞こえる
そして 戦地の映画館での スクリーンのキスシーンの場面で
ロビーは自分の状況を思い知らされ 顔を覆うシーンとか

いろいろ見た映画の戦争や戦地でのシーンで 
一番この映画のシーンが好きかもしれない
実際に戦わないものの 余りにも美しすぎるから 
同時に何とも言えない残酷さも感じるという 
絶妙なバランスとその見せ方 

監督のジョー・ライトも素晴らしい 非の打ち所のない仕事ぶり

前半のあのタイプライターの音と そして後半の哀しいあのハーモニカの音
音楽も物凄く効果的な映画だと思う

というわけで もうこの映画は崇拝!クラス

マカヴォイくんも この映画で見ないとダメよ!という感じであります

今日の映画:85点
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by acine | 2008-10-01 18:39 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(2)
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見応えたっぷり 凄く良かった!
映画らしい映画を見たという・・・充実感&満足感

2時間強の間 スクリーンに引きずり込まれて
ハラハラ ドキドキしながら 終始見てました
今年のアカデミー賞絡み映画では 一番好みかもしれません

見終わったあとの重苦しさと虚無感・・・ 
知らず知らずのうちに 足元に力が入ってなくて 
思わず階段を踏み外しそうになった位でした
詳しく:東京美術通信

美しいイングランドの風景 素晴らしいお屋敷 
そしてエレガントな衣装 花柄が一杯のインテリア
まさに英国テイスト溢れる美しい光景が目の前に広がる・・・

そんな光溢れる美しい風景の中でのドラマは
すべてが もう息詰まるような展開でした

光景も美しいけど キャストの演技もとにかく素晴らしかった
キャストの演技の一場面一場面 すべてがいわくありげで 
タイプライターの音と共に 見る側に ハラハラドキドキ感を与えっぱなし

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透明感があって 多感な少女ならではの 危うい存在感が
ものすごくリアルだった ブライオニー役のシアーシャ・ローナン
あのキリっとした顔つきと目 そしてあの細い体と白いワンピース
まるで 王妃の紋章のコン・リーのように 廊下を歩くシーン
姉とロビーに対する 純粋な心 かつ子供ならではの邪悪さ
そこにいるだけで 素晴らしい存在感だった

そして 姉セシーリアを演じた キーラ・ナイトレイ
海賊映画のお転婆娘なんかを演じてるより こういう役の方が断然いい
アゴとやせすぎが気になったものの 若いながら 
こんなエレガントさを演出するには アメリカの女優では無理 
花柄の服 グリーンのドレス どのシーンも決まっていたと思う 
ナース姿の時はナースのくせに 妙に化粧が濃くないか?と思ったけど(笑)

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そして 待ってました・・・! ジェームズ・マカヴォイ!
今回は特に素晴らしかったというか 最近見た中でも 一番よかったと思う
ラストキング・オブ・スコットランドでの傲慢なスコティッシュ若造も 
ペネロピでのヤサグレ具合も可愛かったけど
こういう正統派ラブストーリー(と言ってもよいかと思う)の方がよく似合う
二人の相性もとてもよく 例の図書室のシーンも
素晴らしく情感が溢れていて 見てる側も息が詰まりそうでした

なんとも味わい深い子だわ こういう憂いを持ってる男に女は弱い・・・
身分違いながら恋する男 そしていわれのない罪に問われ
刑務所から出征し セシーリアを想いながら 戦場をただ彷徨う男・・・
こんな闘わない 戦争シーンも珍しいと思うけど 延々彷徨うシーンも 
繊細な演技が自然に出来るジェームズだから間が持つんだと思う
最後のドンデン返しを思うと この彷徨うシーンがすごく生きていると思う

そして ここでも出てました 大人になったブライオニーを演じる
肉厚なロモーラ・ガライ エンジェルでは凄いわ!と感心したけど
今回は余りにも少女時代のシアーシャが印象的だったので
演技は悪くなかったけど あの子がこんなになる?という感じも否めず・・・
キーラ並の細い人がやらないと ちょっと説得力がなかったかも

大どんでん返しに ビックリしたラスト
ヴァネッサ・レッドグレーブの演技はさすがでした
彼女の語る 自分のやったことに対してのつぐない・・・

今更遅すぎる・・・ そして まさか そんなことだったとは・・・!と
切なすぎるロビーとセシーリアの二人にも 
取り返しのつかないことをやってしまったブライオニーも
3人とも なんとも哀しすぎて 思わず目頭が熱くなってしまいましたが・・・

あとで思えば・・・ 

何故あの晩 そのあとでもいいから 
セシーリアは 彼の罪を晴らそうとしなかったのか?
何故 妹を問い詰めなかったのか?
時代や身分の違いがそれを許さなかったのか?

しかも元凶が あのどうでもいい二人の事と
いうのも なんともやりきれない話だと思う

余りにも 美しく 重く 哀しく 切ない 物語でした
原作を読んでみたくなりました・・・

今日の映画:85点

この原作者 イアン・マキューアン
Jの悲劇もそうだったのね!?

後日談:

すっかりこの映画に私はハマってしまってリピーターしました
映画自体も本当に素晴らしいけれど・・・

マカヴォイくんの演技のなんと繊細で素晴らしいことよ!
すっかり彼の演技に魅せられてしまいました
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by acine | 2008-06-21 19:32 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(6)