Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

タグ:ジェイソン・ライトマン ( 3 ) タグの人気記事

e0079992_16274951.jpg

やっと見れました

サンキュー・スモーキング や ジュノ と同じ ジェイソン・ライトマン監督作 
”サンキュー・スモーキング”の作風が 私は好きだったので 
期待大だったけれど・・・

やはり この監督の着眼点は 冴えてるというか 
ニッチなテーマを上手く拾ってくるなぁ・・・と今回も感心

世界的大不況の中 リストラを宣告する仕事をする 
1年間に320日程出張中の空飛ぶプロに ジョージ・クルーニー
詳しく:eiga.com

やはり この監督の映画はテーマがポイント

で これぞザ・アメリカ!的題材で 
風刺が痛烈に効いていながら 同時に人間臭くて 
レトロで古き良きアメリカの香りがする (って 実際 
古き良きアメリカなんか知らないわけだけど・・・笑)
で レトロでいて モダンで 独特の味わいが個性的だなぁと思う

今回も ジョージ・クルーニーというスター俳優を
上手く使ってて リストラ宣告人=演技も必要なわけで 
こういう役を俳優にやらせるのって もってこいの役だよなぁ

しかも そういう深刻な 人生かかってる場面の宣告に
こういう タフでスマートで魅力的な男を持ってくる 
それでもうこの映画の成功は決まった!という感じ

e0079992_16382793.jpg


個人的にはジョージ・クルーニーには特別思い入れはないけど
今回の彼は本当に魅力的で こういう仕事を生業とする
空飛ぶスーパー独身男という役柄が 本当にピッタリだったと思う
普段の彼は これは女にモテモテだろうなぁ・・・というのが
あちこち見え隠れ これはモテない方がおかしいな 絶対

そんな彼と旅先で出会い 私はあなたと同じ人種よと
大人の恋愛を楽しむ キャリア系の女に ヴェラ・ファーミガ
彼女がこれまたサバサバして 遊びに関しては 
ほとんどこの人男だわ(笑)って感じで 豊満で大人の女の
魅力満点で 彼女とジョージの相性が凄くよかった

e0079992_16405175.jpg


もう出張をしなくていい 画期的なシステムを会社に提案したものの
結局 海千山千のジョージに付いて リストラ宣告業を修行する
新人リストラ宣告ウーマンに アナ・ケンドリック
日本の新人女子同様 まだスーツが板につかないような
青くて 卓上(今はPC上ね)での理論を ジョージに
振りかざす なかなか強気なネット時代の新人ウーマン 

マイレージを貯めたいんだというジョージに 
バカじゃない?!結婚しないのはおかしいわ!
これまたちょっと青くさい(けと気持ちはわかる)的言葉を投げかけ
(一緒にいるのは)オジさんよーと彼氏に電話したり 

そんな強気な彼女も 実際現場に出てみると 
ジョージの仕事ぶりを見て初めてわかること
経費節減のためだけの人間抜きな現場が全て可能ではない
当然ながら生の人間相手 整然とフローチャート通り
には進まない 彼にサポートしてもらわないといけない
ことも出てきて この仕事とは・・・を学んでいく様子もいい

親子ほど 年の離れたこの二人
つかず離れずの距離感がよくて サバサバして 
プライベートなことも喋ったり 仕事では当然ながら 
シビアに本音を言い合う 
なかなか面白い二人の出張ぶり&関係だった

後半 かなり 人間ドラマ(ファミリードラマかな)色が強くなり
空飛ぶ自由な独身男生活を送っているように思えるジョージも
たまに戻る家(マンション)では 所在なさげだし
ちょっと心境の変化があり 拠り所を見つけようかと思った矢先
ショックな出来事が・・・ そんな中念願も叶ったり 

人生 上がったり 下がったり そんなもん

突然仕事を失い 劇中の台詞にもあったように 
見ず知らずのお前なんかから 解雇宣告される覚えはない!
と強がってみても 現実を受け入れるしかないし
リストラ=新しいチャンスとは思えないだろうけど

厳しい世の中 なんとか かんとか 渡っていくしか 
今の時代 方法はないよね そして自分の状況 たまたま
こうなってるだけで 本当はこれで全て満足してるわけじゃない・・・ 
国は違えど 思うことは きっと人間皆同じ

とても アメリカーンな内容だけど
どこの誰にも何かしら共感ができる部分がある映画だと思う

最後になったけど 空から見る地上の様子 
大好きなので ワクワクしながら 見てました(笑)
トイレに行きにくくても 未だに窓際を絶対リクエストする私です

私のマイレージ 
今のところ アジア(インドネシアまで) 2回
もしくは ハワイ1回 行けるだけ 貯まってるんだけど
いつ どこへ行けるだろーかしら?!

今日の映画:80点 

しかし こんな歌 年代的に知らないはずの
アナがカラオケで唄ってた シンディの ”Time After Time"
やっぱりいい曲ね~ 前の列の男性客 一緒に唄ってました(笑)
私は同じシンディのバラードなら ”True Colors”が好きでした
[PR]
by acine | 2010-05-11 16:45 | Estados Unidos 米映画 | Comments(5)
e0079992_19261392.jpg

予告を何度か見て テンポがよくて なかなか面白そう
そして あの サンキュー・スモーキング と同じ監督ということで 
これは見ておこう!で見ましたが・・・ 
詳しくは:シネマ・トゥディ

↑の通り 16歳の高校生の女の子ジュノが予期せぬ妊娠をしてしまう
それにまつわるストーリーなんだけど・・・

オープニングのアニメーションの街を歩く
エレン・ペイジ演じるジュノの姿にまずは引き込まれ・・・

そして アメリカ的感覚と日本的の感覚の違いに ???と驚くのだ

冒頭の妊娠検査薬を 街の雑貨屋に買いに行って
口の悪い店員の男相手に 妊娠したというのがバレバレな会話をするジュノ

その1:こんなどーでもいい 赤の他人に
     堂々とバラさなくてもいいんじゃない?!

そして バンド仲間の相手ブリーカー 友人 家族に告白
中絶を諦めて 生むことにしたけど 育てることは出来ない・・・
なので 自ら里親を探し 交渉成立まではいい

そして 段々と大きくなるお腹を抱えて ブリーカーの家に行くんだが
彼の母親は何も疑ってない というか 何も気にしてない・・・

その2:いくら自分たちで解決するとはいえ 自分の息子にも責任あるのに
     あんなに他人事でいいのか? ブリーカーの母親よ!という感じ
     ジュノのお腹が大きくなった原因を考えないのか~?!
     アンタの息子も加担してるのにね・・・
 
そして 妊婦ながら 堂々と学校へも行くジュノ

その3:あぁいうのはアメリカでは まわりも誰も気にしないんだろうか?         

e0079992_20142231.jpg


普通 中学生や高校生の妊娠なんて 
日本じゃウェットになってしまいそうなのに
(今は違うか~?!) 悩みつつも あっけらかーんとして 
毒舌トークを連発するジュノ そのとりまく環境に 
こんな世界もあるんだな~と ウェット気味日本人はそう思う

そんないかにもアメリカーンなこの映画の世界で生きる
主人公ジュノを演じる エレン・ペイジがとても可愛い!
生意気で 素直で 毒舌トークをぶっ放すジュノが
この映画で 自然に存在できるのも 彼女の存在感があってこそ

アカデミー賞を取ったという脚本は 確かに面白いけど
ジュノの16歳にしては 余りにも達者すぎるシニカルなトークは 
かなり行き過ぎ感もあったりして そこまで言うか?!と 
段々 嫌味ったらしく聞こえてこないこともない・・・
そして 例の夫婦の夫と繰り広げられる 
かなり気の合った 余りにもオタク的会話にも(笑)

だけど 養子縁組をする夫婦とのある日をきっかけに
毒舌なジュノが消えた辺りのエレン・ペイジは本当に可愛くて健気で
台詞のやりすぎ感ありでなーんか嫌だな~と
思ってた世界から いい具合でこっちを引き戻してくれた

e0079992_20145453.jpg


いろいろとジュノと絡む理想の夫婦も妙に心に残る・・・
理想的に見えて どこか無理があるカップルで 最後には案の定・・・
あまりにも子供が欲しくてシリアスになりすぎて 綺麗なのに
美しいを通り越して怖さまで感じる 妻役のジェニファー・ガーナー
(若い頃のジュリア・ロバーツに似てるけど ちょっとジュリエット・ルイス風味も)
だけど 彼女のあの真剣な思いは なかなか男にはわからないだろう
でも あんな風にストレートに来られると あの旦那のように
きっと男は怖くなって 逃げ腰になるのもわかるような気がする

e0079992_2016167.jpg


そして 成り行きで子供を作ってしまった若い二人・・・
↑のあたりのシーンから この二人が本当に可愛い
気持ち悪く思えてたブリーカーまで なんとも可愛く思えてきて
出産後のシーン 思わず涙が湧きそうになったし ラストのあのシーンも後味いい
毒舌じゃない時のエレン・ペイジの方が実は見ものだと思う

ジュノの父親(凄くいいお父さんだ!)や継母、親友も
突っ走りがちなジュノをしっかり支えて 周りはいい人ばかりというのも
これまた映画的なんだけど これはこれで悪くない
念願の母親となったジェニファーの行く末が心配ではあるけれど・・・

やりすぎ感のある 主人公のシニカルな毒舌トークの中に 
正統派のストレートな演出がチラっと混じってるのが 
とっても効果的で いい大人がほろっとさせられてしまう
大人のための高校生妊娠映画という感じもする 

今日の映画:79点
[PR]
by acine | 2008-06-17 19:48 | Estados Unidos 米映画 | Comments(8)
e0079992_22532434.jpg

タバコ研究アカデミー(ホントにあるのか?そんな機関・笑)のスポークスマン
ニック・ネイラーは 情報操作の王と呼ばれるほど とにかく口が立つ
TVの討論ショーでも 癌撲滅協会、保健省など 
そうそうたる 嫌煙機関にも負けない!
上院議員が強行に展開する タバコの箱にドクロマークを
入れようキャンペーンにも屈しない・・・ 
ところが ひょんなことで足を救われ・・・というストーリー

シニカルな視点も ユーモアある視点も交えつつ
テンポよく とってもセンスいい展開 粋な映画だった
*ネタバレあり

e0079992_825838.jpgブラック・ダリアではシリアスな演技が
印象的だった アーロン・エッカートが
今回はなんとも軽妙かつ軽快に演じていた

顔が大きくて ちょっと寄り目で 
アゴが割れてるんだけど(笑) 何故か魅力的
ちょっと高めのトーンの声で 今回は喋りまくる!
いかにも口の立つウィットに富んだエリート
スポークスマンになりきっていた いい役者です

この人もブロンドでスーツがよく似合う・・・ しかも猿顔系
最近 どうもこのテに弱いんだろうか・・・私(笑)

そんな彼も 私生活は離婚し 唯一の味方が息子
最初はいぶかしげに父親を見ていた息子
この息子もやっぱりカエルの子 スポークスマンの息子
これまた父の姿を見て育つ そんな父子関係がすごくいい
ちなみにこのジョーイ役の子役がまた達者なのよ

なのに あーんな女に足を救われるなんて 
抜けぬけなのがまた人間くさくていい
この役 私の全く興味のないトム・クルーズ の嫁ケイティ・ホームズ 
映画内で言われるほど そんないい女じゃないと思うけどねー
なんか肉厚な顔で 子供っぽくないか?

この映画面白いのは 

タバコを吸うから癌になる・・・タバコの箱にドクロマーク入れるんなら
ボーイングの飛行機やフォードの車には何故入らないんだ?
と追及する主人公 ←確かに・・・!

銃協会、アルコール協会の仲間と 集まっては
どうやって世論を切り交わすか イメージをよくするか
情報交換をし ミーティングをしてるところが楽しい(写真)

タバコのイメージが悪いなら ハリウッド映画でスターに映画内で
タバコを吸わせて イメージUPを計ろう!と計画し
ハリウッドの大物エージェント(これがロブ・ロウ!)に談判しに行ったり
その映画のキャストはブラッド・ピット&キャサリン・ゼタ・ジョーンズ予定(笑)

そして 昔の映画のポスターで 往年の名スターが手に持ってる
タバコをキャンディに改ざんしている 上院議員・・・!

上院議員を中心にしたあまりにも保守的な反タバコ陣営がとってもアメリカ的
タバコの箱にドクロ入れたって 吸いたい人は吸うだろうし
マーク入れたからといって 絶大な効果が出るとも思えない
なのに躍起になって反対キャンペーンをやってるのが逆に怖い

そんなにコトは単純ではないと思うし それにひっかかる人間も
さほどいないだろうし・・・なんか極端なんだよなー
何でもかんでも白黒つけたがる 敵か味方か分けたがる
グレーだったり そうでないことも多い世の中なのに

キング 罪の王で見たような 自分は正しいと思っているアメリカの
保守的層の常識って かなり歪んでいるような気がする
そんな風潮を 見事に皮肉った痛快な映画だった

ラストでアーロンが言った言葉!
ストレートだけど それでいいんだよ!って感じで痛快 スカっとした!
後味のいい小気味いい映画でした

気になるのが アーロンが再スタートを切り 
ミーティング仲間が 3人増えてたところ 
マークが出たけど あれは何の団体だったんだろう?

今日の映画 79点

タバコつながり:コーヒー&シガレッツ
[PR]
by acine | 2006-12-09 23:17 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)