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タグ:ジュリアン・ムーア ( 2 ) タグの人気記事

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フェルナンド・メイレレスの新作で
ガエル・ガルシア・ベルナルが出る
ジュリアン・ムーアが出る・・・
というわけで 見に行きました

ポルトガルのノーベル賞作家の作品が原作の
社会派パニックムーヴィーという感じでしょうか?
詳しく:Cinema Leaf

その題材は異色であり 毛色の変わった映画だな~という
印象を受けたけど 結局 人間が極限に追い込まれたら
目が見えようが 見えまいが 同じだということ

この映画を見ると 普段見えているものは何なのか?
別に見なくてもいいものなのか?
そして普段信じているものは 価値があるのか?とか
つい思ってしまうに違いない

だからと言って この映画のような世界へ放り込まれるのはご免だ

以下 ネタバレに近い書き方あり

一人だけ見えるのに それを隠して
医師の夫と一緒に収容所へ入所する 
ジュリアン・ムーアが主役のようなもの

一人だけ 目が見えるので 皆の母親役のような存在になってしまう彼女
見えるだけに 人一倍 苦悩ややるせなさが彼女を襲う

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いろいろと皆の手助けをし 所内で起こった反乱に 反旗を翻すのも彼女

だけど 終盤・・・ 結局 彼女(&その仲間たち)も
自分さえよければいい 自分達さえ助かればいいんじゃないか?!
と かなり疑問でした 所詮 彼女も聖母でも何でもなかった・・・というオチ

ま しょせん人間そんなもんよ という
人道的 博愛主義ではいられない・・・という
限界も見せられたような気がする

救いようのない収容所の中の生活
最初は秩序らしいものがあったけれど
段々無法地帯と化す様 そして抜け出して見た世界・・・

救いようがないように思えて 
ラストはいきなり終わりよければすべてよし的安易さ

で よかったね!とは思えない ご都合主義のように感じました

ほとんどすっぴんで 一人奔走する
ジュリアン・ムーアの演技自体はとても良かったと思う
 
俳優陣は各々良かったと思うけど・・・

やっぱり日本人二人に違和感が凄くあった
日本資本だからしょうがなかったのかもしれないけど
別に 彼ら二人 夫婦が日本人である必然性は
まったくなかったような気がする

どうも二人が出て 日本語喋ってると もう空気がガラっと変わって
その無国籍感が 台無しになってしまうような気が・・・

特に伊勢谷の方が 本当にわざとらしい・・・
出だしの ”目が見えない” の台詞からして
ダメダメ感が即刻漂うのが悲しかった

どうも 日本人がこのような映画に出るのは
違和感があってしょうがない・・・

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そして お目当てのガエルくん

今回は 待ってましたの いい意味でのタイプキャスト
いかがわしい系ガエルでした

出だしからして ガエルらしい登場の仕方
そして収容所内でのダーティなキャラクターも十八番!

悪いことしてたら 当然その報いが来るわけで・・・

某日本人より少ない出番でも こんな役でも
鋭く しっかり印象を残すのはさすが

雰囲気もの映画であるし 好き嫌いも別れるだろうし
見る人を選ぶ映画かも・・・だけど 
私は嫌いではなかった・・・なぁ 
物凄く良かったという訳でもないけれど・・・

絶望感溢れる収容所の内部 そしてあの街並み!
描き方は悪くなかったけれど 
フェルナンド・メイレレスらしいキレのよさや
スケール感が 今イチなかったのが残念

日本人二人が出ると 違和感&幻滅を 
終始感じてたのも大きな減点要素

今日の映画:74点
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by acine | 2008-11-30 20:15 | Sudamerica  南米映画 | Comments(2)
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ジュリアン・ムーアは 気になって見る映画に 
彼女が出ている場合が多く 何故か気になる人ではある

貧しい家に育ったバーバラ(ジュリアン・ムーア)が
アメリカの大富豪ベークランド家に嫁ぎ 
息子に殺されるまでを描いた 実話をもとにした映画
詳しくは・・・映画生活

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舞台も NY パリ カダケス マジョルカ島 パリ ロンドンと移り変わり 
その街の空気と光 そして その土地土地の様々な家・インテリア
ジュリアン・ムーア他女優陣の 50年代、60年代、70年代モード
あくまでも背景として描かれつつも その辺りも密かに見所のある
インテリア&ファッション映画でもある・・・

個人的には 好みは・・・
インテリア:行ってみたいマジョルカ島の家と景色
ファッション:コケティッシュなスペイン女優 エレナ・アナヤの
        雰囲気と ファッションがよかったな

社交家で のし上がりたい女の一生にしては 
その執念 上昇志向ぶりが ちょっと中途半端・曖昧で
時代、街、その時に付き合う人に流されやすいのが どうも気になった

だけど 大富豪の男と結婚し 時折 悪態をつきつつも
夫を同席させて 社交界につながりを持ちつつ
息子を可愛がり 夫が傍にいる時はまだよかったけれど・・・

夫が息子のGFを愛人にしてからは どうも興味の対象が歪んできて
ゲイの男 (芸術家に囲われる男系)だの 息子だの
もう関係がグチャグチャになってきて 
最終的に息子に殺される母になってしまうのも 
いたしかたない展開か・・・という気もする

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そんな 傍から見て 恵まれてるような 
かなり壊れた 痛い女を演じるのが ジュリアン・ムーア

この年代の欧米人にしては しわもなく 
変に何か注入してるような 不自然さがない 
瑞々しさのある色白の肌と赤毛 
どこかマドンナにも似て (今やマドンナは注入しすぎ
みたいな顔になっているが・・・) どんな服もエレガントに 
自分なりにしっかりと着こなせる 個性派美人の彼女

しかーし!
今回 冒頭から中盤まで 気になったのが 彼女のそばかす!

メイクで隠れる顔はまだいいとして・・・
顔の反対 顔の後ろ側部分(?)の体 背中、腕・・・
凄いそばかすの数というか 色素の沈着と言おうか・・・

美白信仰 シミ・そばかすは出来れば避けたい信仰の
日本人から見ると 許容範囲をすっかり超えた密度なので 
かなり驚く人多いと思うんだけど・・・ というか
ビックリして 引いてしまいましたがな・・・という位

なのに 堂々とノースリーブのドレスを着て 腕を出す
背中を出す 太陽さんさんと降り注ぐ スペインの街でも
全く日焼けなど気にしてない 彼女の姿にも大丈夫?という感じ
この辺り 日焼けに関する度合いが まったく欧米人とは違うよな~と思う

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そして NY時代&パリ時代の息子は凄く可愛かったが・・・

メインの彼は これまた ジュリアンの息子役がピッタリな
そばかすだらけの顔・・・ ちょっとこれもかなり凄い密度なので
母同様ビックリしてしまって そっちが気になって 
映画に集中しきれなかったりして・・・

ロンドン時代は服もバッチリ決まってたので 
まぁ見れたけれど・・・ ラストはあぁいう事件もあり無情

夫に捨てられた妻 
父に捨てられ GFを父に取られた息子
母親を時折疎ましく思いながら 母を捨てきれない息子
お互いに依存するしかなかったのか 
その危うい関係は 見ていて かなりこれまた痛い・・・
息子を溺愛する気持ちもわからないでもないけど
事件は突然起こる・・・

別に これが大富豪一家の話だから
昔の話だから・・・というわけでなく 
今の時代 親に殺される子供 子供に殺される親・・・
その危うい関係は 今の時代でも どこの国にでも
置き換えられる話のような気もする

”私たちは 働かなくて 好きなことだけできる立場なの”
”男=お金”よと まだ子供の息子に パリの公園で話していた母
傍目に充分恵まれすぎてる親子の関係はかなりいびつで 
ちょっと引いて見てしまう内容でした

アメリカ人が主人公ながら 舞台、光など
上手い具合に ヨーロッパテイストがブレンドされていて
後味はよくないけど 雰囲気ものとして見るのは悪くない

今日の映画:75点
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by acine | 2008-08-08 21:19 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)