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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:スタイリッシュ ( 70 ) タグの人気記事

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監督のニック・カサヴェテスはジーナ・ローランズの息子
今年は娘のゾエ・カサヴェテスの作品
ブロークン・イングリッシュも見たっけ・・・

天才子役 アビゲイル・ブレスリンを使って
いかにもハリウッド的なお涙頂戴劇かな~?
それとも 意外といいかも・・・?! と半信半疑で見てみました
詳しく:Cinema Cafe.net

映像もセンスいいオープニング部分から これはいけそう・・・という予感
そして 家族各々の視点から始まるのもいい

*以下 少しネタバレあり (でないとこの映画の感想は書けないので)

しかーし! 
見ていくうちに 早々とやってくるこのシーン

姉への腎臓提供を拒否したい妹のアナ(アビゲイル)は
でっぷり肥ってまるで着ぐるみみたいなアレック・ボールドウィン
(一体彼はどーしたんでしょ~?)演じる敏腕弁護士に 
両親を訴えたいと依頼をすることになる

そして 当のすっかり弱っている姉ケイトのいる部屋で
弁護士に依頼したことについて ”どうしてなの?!”と 
生まれた時から 有無を言わさず 姉にいろいろと
自分の体から提供をさせられてる もう一人の娘アナに
詰め寄る母親(キャメロン・ディアス) 
そして ”私は嫌!” と拒否するアナ

こんな子供が両親を訴えること自体にも驚きだし
それをあてにして子供を作ってしまうこともビックリ
(気持ちはわからなくもないけど・・・) 
だけど 当の本人がいる前で そんなことを話するなんて
なんてデリカシーのない家族なんだ?!と かなりげんなり

いくら家族だからと言って 言っていいことと悪いこと
陰で言わないといけないこともあるんじゃない?!と
日本人的感覚では これはついていけないわ~と思った

そして 長女を何が何でも救いたい母の気持ちもよくわかる
そして そういう提供を目的で作られた子供のアナの気持ちも
よくわかる・・・ だけど 死に直面してる姉を
目の前にして そんな親子で争ってる場合か・・・?!

正直 私がアナの立場なら 迷わず姉に腎臓を一つ
あげるのに・・・!と イライラしながら見てました
だけど 生まれながらに そんな立場に置かれた彼女も
確かに物凄くとても不憫だよな~・・・ 
でも どうも納得いかないままで見てました

確かに家族が病気になると 埋没してた家族の問題も
勃発してくるのはよくあることだし 揉めるし
それが原因でますます疎遠になることもある・・・

だけど いくら 訴えられた親 訴えた娘でも 
そんなことより もっと大事なこと 姉について 
何が出来るか 何をしてあげるべきか 考えるべきでは? 
そのことに関して行動を起こすべきでは?・・・と

思いつめたような顔をしてる 姉妹に挟まれた長男
そして 中道に立ちつつ 事態を見守る父親
静かな男たちに 意思が強すぎる母と二女

見ていて 物凄く違和感があって 
これはダメかな・・・と思い始めた矢先

ケイトとBFのテイラーとのストーリー

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このシーンから ぐーっとスクリーンに集中
この二人のシーンは隅から隅まで本当に良かった! 

今回の映画で 一番素晴らしかったのは 
この長女ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァ!
彼女の演技は とてもリアルで切実でキラキラとしていて
生きている喜びも哀しみも見事に表現していた
本当に病人にしか見えない演技も見事だったし

この映画の主役はキャメロンでもアビゲイル
でもなくて 彼女が主役だと思う

どこかで見たことある子だな~ うーん 誰だったっけ?
と 考えながら見てたけど どうしても思い出せない! 
あとで ”アリソン・デュボア” (WOWOWでやってる
アメリカのドラマ)の パトリシア・アークエットの
長女役の子だったとわかり スッキリしました!

そして 同じ病に苦しみながら 仲良くなる二人のシーンが
なんとも繊細で どのシーンも秀逸で 涙ボロボロでした
このテイラー役のトーマス・デッカーも凄く良かったな~
どーんと構えてて 繊細で儚くて

その後 大どんでん返しがあるわけ・・・ですが

何故 長男があんな浮かない顔をしていたのか
何故 アナがあんな両親を訴えるという行動に出たのかが
明かされるわけですが そうだったのか~!という感じでした

そーなのです 
周りは心配して 出来ることがしてあげたくても
病気で苦しむ本人が一番 自分の体の具合はよくわかる・・・

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妙に気になってた 姉と妹に挟まれた長男
彼は彼で精一杯 姉と妹を想っていたんだなぁ・・・と
この長男役の子も繊細でとてもよかった

アビゲイルは リトル・ミス・サンシャインはよかったけど
最近は安全パイ状態? 幸せのレシピ 幸せの1ページ
でも 今回は良かったかな~ 終わってみるとかなり控えめな役
けっこう独特の顔つきしてるけど 額から目や鼻のラインの彫が深くて
上手く少し細めにすっきりと成長すれば すごいべっぴんさんになるかも?

そして 母親役のキャメロン 役どころとして彼女が一生懸命に
なればなるほど 一人浮いてしまう可哀想な母親
ほとんどすっぴんで演じてたキャメロン 
すっぴん故けっこう怖い顔してまして 演じるのは勇気いりそう・・・
その分リアリティがあって悪くなかった 母親役もハマってたし
だけど 娘を想うばかり 母親の愛情が強すぎて あまりにも
現況を判断できず 盲目になりすぎる痛い役どころでありました

そんな妻キャメロンと正反対に 静かに温かく状況を見守る父親
ジェイソン・パトリックは 娘ケイトに”大好きよ パパ”と言われるのも
納得の素敵な父親を演じてました

家族とは きょうだいとは 病気とは を考えさされるこの映画
気持ちよく 泣かされました 

奇しくも この映画を見た日は 母の命日だったので
余計 泣かされてしまったかも・・・しれません

中盤までは 違和感があって馴染めなかったけど
その後は ぐっと引き込まれました 後味もいい

しかし 最後のモンタナのシーンは 
LLBeanのカタログ写真みたいだったな~(笑)

あと あのアルバムは凄いプロの技でした

今日の映画:80点
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by acine | 2009-10-21 17:47 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)
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シャーリー・マクレーンのシャネル映画に続いて
公開されたこの映画  (あと もう1本あるらしい?!)

私 オドレイ・トトゥは どうも苦手でして
シャーリーの方が どっしりと貫禄ありそうだな・・・と
思ったものの 台詞は英語と聞き やっぱり言葉は大事よね
シャネル=フランス やっぱりフランス映画よね・・・
と思いなおし こちらを観賞 

丁度 ヨーロッパ的な映画が見たいな~
美しいものが見たいな~と 思っていたのもあって・・・
詳しく:eiga.com

まだ若いオドレイ・トトゥが主演ということで
この映画は 孤児院での少女時代ほんの少し
そして 下積み&愛人時代のココ・シャネルが中心となる

冒頭の雰囲気ある孤児院のシーン 
少女時代のココの黒い毛糸で編んだ制服(これが凄く可愛い!)
そして成長し 姉役(本当の姉?孤児院での?)のマリー・ジランと
オドレイがフランス語で喋り 場末の酒場でココの歌を歌うだけで
見てる側も一気におフランスへ連れていかれたような気分になり
掴みはOK! 1時間位は夢中になって見てしまう

こまっしゃくれた感じのオドレイの容姿 発する台詞だけでも
やっぱりおフランスだな~(って抽象的だけど)という匂いがプンプン
若くったって妙に考え方も大人で 独特の世界観を持つ
オドレイ演じるココなんである この辺もおフランスくささ満点

ありがちだけど パトロンを見つけ 
その邸宅へ身を寄せ 英国人の男と知りあう・・・

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方や 美しい邸宅を持ち 親子ほど歳の違う
    悪い人ではないけど いわゆる金づる系のオヤジ
方や 自分と年の近い魅力的な英国人男 
    しかし 大金持ちの英国娘と結婚間近

結局 ココは一緒にいても 自分を恥じない英国男を
選ぶけど 男は別の女と結婚する それも納得済みで
ココは 誰とも結婚しないと宣言し 一生独身を貫く

この映画 そういうココの下積み時代を中心に描いたもの

終始 ほとんどこ難しい顔したオドレイ演じるココの顔が
輝くのは 英国男と一緒にいる時だけ その瞬間だけは
輝いていて 凄く幸せそうで 可愛くて 物凄く印象に残った
仕事と結婚したようなココにも そういう時間があったということも

正直 シャネルの一生に関しては よく知らないのだけど
若かりし日の悩み多き時代を過ごし 
そしてパリに出て 成功者となる・・・

女は慎ましく・・・
女性が表舞台には まだ出てなかった時代 
世に出ていくために 強い美学と信念を持ち 
そして そんなココを支える男がいた・・・
ある意味 とても現代的な女だったココ

有名になり 英国男と 不倫関係を続ける中 
ふと ”有名人を妻にすることが出来たのに 
炭鉱持ちの英国娘を選んだのね” と言う

終わってみると あっという間で
まるで小説を映像化して 垣間見てるような 
走馬灯のような映画だった

サラーっと流れていった中にも 
フランス映画らしい濃密な空気が漂ってたので 
見ごたえはあったけど いまひとつ 
人間くささはなかったかな?

きっとシャーリー版の方が そういう人間くささや重みはあるかも?
チャンスがあれば そっちも見てみようと思う

英国男を演じた アレッサンドロ・ニボラは ゴール1 2でも
いかがわしい系サッカー選手(笑)を演じてたけど 
この映画では フランス語喋って ヨーロピアンな雰囲気
(でもアメリカ人) だけど英国というよりやっぱり顔からしてイタリア男
この人 エミリー・モーティマーの旦那さんらしい

それにしても 彼女の若かった時代は 
あんな風にゴテゴテ・フリフリが よしとされてた時代なんだな~

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なので オドレイが身に纏う シンプルなチェックのワンピース 
メンズもの 皆白でも自分は黒色 ボーダーのシャツ パジャマ姿
そんなシンプルな恰好が オドレイの細い身体によく似合っていた

シャネルが全面的に協力というこの映画
ファッションショーは あれだけ?!という感じだったものの・・・

シャネル=優雅だけどゴテゴテしてるというイメージが
あったけど 意外にも 無駄な装飾をそぎ落として 
彼女独特の美学&美的センスで 必要な装飾だけプラス
というコンセプトだったんだなぁ・・・と気づきました

今日の映画:77点
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by acine | 2009-09-23 16:22 | Francia フランス映画 | Comments(16)
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ジョナサン・デミ監督作を見たのは 
”羊たちの沈黙”を見て以来かもしれない・・・

これまたアン・ハサウエイがアカデミー賞にノミネートされた作品
ひとつ前の”愛をよむひと”が とてもヨーロッパ的だとしたら
この映画はとてもアメリカ的な映画だと思う

姉レイチェルの結婚式の為 
施設から戻ってきた妹キムとその家族
そして 結婚式へ集まった人たちの数日間を
淡々とかつ濃く丁寧にかつパワフルに描いたこの映画

結婚式ドラマであり 家族ドラマであり
ドキュメンタリー調でもあり なかなか見どころたっぷりでした
詳しく:シネマトゥデイ

冒頭の会話から どうもキムは何か事件を起こしたらしい・・・と
いうのがプンプンと香る・・・ そしてそんな妹を迎えた家族
時に温かく 時にぶつかり合い こんな濃密な結婚式前の時間を
過ごしていたら 肝心の当日にはすっかり疲れてしまいそうだ
と思う パワー不足な日本人(私)

そして こんな風に自宅で あれやこれや準備して
結婚式をするんだ~ 結婚式前からすでに披露宴的な
ものもしたり 皆トークが冴え エンターティナーばりに
スピーチやら歌やら・・・ 感心するばかり
出席者もこんな前から集まって そんなに休めるもんなの?
なんてこれまた日本的感覚で まったく別世界の出来事のように 
アメリカンウェディングの準備を眺めつつ・・・

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今回は汚れ役に近いキム役を演じるアン・ハサウェイ
黒髪のショートボブがよく似合い 黒っぽいメイク
黒っぽいマニッシュな服装 全体的にシンプルだけど 
こういうスタイリングの方が 彼女の良さがぐっと出ると思う

普段は奇麗だと思うけど 小顔に大きなパーツで 
鳩が豆鉄砲くらったような顔をしていて 
正直好みではないルックスだったりして・・・
だけど 今回のシンプルな黒ずくめスタイルは良かった
(単に私が黒ずくめが好きだから・・・かもしれないけど・笑)

演技も そんなシンプルなスタイルに合わせ
すっきりと無駄をそぎ落としたような かつ力が
こもった演技で なかなか良かったと思う

決して彼女ばかりが悪いわけではないのに
なぜか巻き込まれてしまった運命・・・
自分をわかって欲しいばかりに あれこれと喋りまくり
誰やかれやにぶつかり 家族の前では素直になったり
素直になれなかったり 難しい状態のキム

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そんな妹に優しく接したり 突き放したり
そんな気持ちもわからないではない姉のレイチェル
この姉役のローズマリー・デウィットも アンと対照的で
全体的に柔らかくかつ長女らしい目線もよい感じ
キム役は目立つけど ともすれば地味になりがちな
このレイチェル役を手堅く自然に演じていてとてもよかった

そして そんな二人を見守る 父親と再婚相手
この父親が 娘二人の父親らしい雰囲気がプンプンで
とてもよい感じだった・・・ 娘に甘くて 優しく接しすぎ位で 
もう少し彼が厳しく接していれば キムだってそんな方向に
行かなかったかもなのになぁ・・・と思う位 
娘を持つこんな父親はけっこういそうでリアル

歳をとっても華のあるいい女だった 
父と離婚した実の母がデブラ・ウィンガー
これまた 母親らしい包容力と 女親ならではの
娘に対する鋭い厳しさが これまたリアルだった

そして そんな実の家族をそばで支える 
よく出来た妻であり 継母である 父の再婚相手

彼女の描き方だけが 私は気になった
余りにも彼女が引きすぎで よい人すぎて・・・
実の親子を立てて あそこまで引っこんでる彼女が気の毒で・・・ 
自分たちの娘や姉が結婚するのはよくわかる・・・
だけど 皆もう少し彼女に気を使えないものか・・・と

あと 意外にもレイチェルの結婚相手は黒人男性だったのだけど
典型的中流以上(に見える)の白人一家にとって 
それはあんなに普通のことなのか?
軋轢はあんなに何もなさそうなものなんだろうか? 
あそこは綺麗に描きすぎかもね・・・とついいらぬ心配をしてしまった位

そして 周りの人々 介添え人、友人たち、新郎の家族など
各々の人々も 主要キャストに埋もれず ちゃんと印象を残している

しかし 話は元に戻り
多かれ少なかれ 問題のない家族なんてないし
ああいう大きな出来事 冠婚葬祭の時に それまで我慢していた
ことや 隠していた感情や言葉が爆発することは 
往々にしてあるので このあたり 舞台は違えど
誰でも共感できる部分はあるはずだと思う

今回はそれにドラッグや不幸な事件まで絡んでるのが
余計 ぶつかり合いが激しくなるわけで・・・

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この映画 結婚式前後の数日の人間ドラマだけど
何気なく流れる音楽が 結婚式のために集まった
ミュージシャンたちの練習の音だったり・・・
集まった招待客がとても音楽に達者だったり・・・

結婚式での演奏も ジプシー風だったり インド風だったり 
ハウスだったり ジャズ風だったり ブラックだったり
さりげなく とてもワールド系で個性的で良かった

あと 衣装もとてもいい感じだった
キャストたちの普段着 そしてここでもブームだった
インド風の結婚式での インド風衣装
アンの黒づくめスタイル 列席した人たちの衣装やアクセサリー
レイチェルやアンたち お揃いで付けてたインド調の小さい象が
一杯ぶら下がったシャンデリア風ピアスとか凄く好みでした

あとで ラブソングができるまで と同じ衣装の人と知り納得!
あの映画での ドリュー・バリモアの恰好は
ことごとく可愛かったし ことごとく好みだったな~!と
 
見てる間は重いシーンもあるけれど
観終わったあと どこか清々しさも感じるのもよい
なかなかよい映画でした

今日の映画:80点

今日の映画:
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by acine | 2009-06-28 22:21 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
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面白いらしい・・・と 気になってたこの映画
公開時も行き損ねてしまってました

今回も冒頭30分見逃したけど どうせ録画しても見ないし
(見れないし) いいや 今見てしまおう~で見ましたが・・・

30分見そびれても 全然関係なし 
十分ついていける内容でした(笑)

おバカ系映画として有名だけど 愛すべきおバカ映画と言おうか・・・
意外や意外や とっても丁寧な作りしてるし 
絶妙なテンポの良さやセンスもいい 私は好みでした
監督のエドガー・ライト・・・ 要チェック監督に入れよう~

詳しく:シネマトゥデイ

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田舎町に左遷されてきたらしい エリート警官エンジェル
あまりにも平和ボケしてるか・・・と思われた田舎町で
クールにマジメに 職務に励む日々・・・

そして とある事件が起こり まさかこれは事件だ!と
いきり立つエンジェルに まぁまぁこれは事故だよと
はぐらかす署員、住民一同 これはおかしい・・・と
見てる側も思い出してからの転調が あっと驚くほど凄い!

とにかく お口ポカン・・・な惨殺シーンとその扱い
無残すぎるし 笑おうにも笑えない凄いことになってます
町の人が・・・のシーンも そして反撃に出るエンジェル
そして反撃に出る町の人も・・・ とにかく激しすぎて 
何の映画を見てるのか わからなくなってしまう感じですが

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主人公を演じる いかにもイギリス的なルックス 
クールでスノッブっぽい喋りが光る サイモン・ペッグの
存在感がとても光るので 力技でも見てしまうわけです

ダニエル・クレイグをどうにかしたような顔だな~と思ってたけど
今思えば ダニエル+坂田利夫÷2が この人という感じ

だけど 喋りがとにかくカッコよくクールで 
トーク美人がいるなら この人は トーク男前 
顔には坂田利夫が入っていても 十分カバーできるんである

そしてグラサンかけりゃ パっと見ダニエルボンドみたいに
見えなくもないし(笑) おマヌケな恰好してても それなりにカッコいい
※ コメディアンだそうです この人

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まぁ 後半部分の炸裂ぶりは 激しいものがあって 凄すぎです
いかにも シニカルでブラックだけど どっかマジメで好感持てる
イギリスらしさ 初期のダニー・ボイルのようなセンスや
以前見た ウェイクアップ!ネッドなんかを
彷彿とさせるような 平和でブラックなコメディ・・・という感じ
※この”ウェイクアップ!ネッド” 私は大好きな映画!

主人公たちは地味なんだけど
ビル・ナイやジム・ブロードベントやティモシー・ダルトンとかも
出ていて なーんとケイト・ブランシェットまでがカメオで出てるらしい
(発見できなかったけど 見逃した30分部分かな?)

小作品だけど とてもリズム感のあるテンポいい映画でした

今日の映画:78点
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by acine | 2009-06-20 21:29 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(6)
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辛気臭い映画かと思いきや 
なかなか面白い映画という評判なので
だいぶ前から見よう見ようと思いながら やっと今頃観賞

とはいえ 正直言って ニクソンとかウォーターゲートとか
固有名詞は知ってても 当時の詳しいことはほとんど知りません
詳しく:シネマトゥデイ

歴代大統領で 唯一任期中に職を追われた男 ニクソン
そして その男をインタビューするイギリスの司会者 フロスト

どういういきさつでインタビューが行われることになったのか?
そして どう当日を迎えるのか?
その番組自体は売れるのか? スポンサーは見つかるのか?
そして 4日間にわたるインタビューの現場と舞台裏は?
日毎にどんな攻防があったのか?
戦い終わったあとの二人・・・

という 舞台裏をかなり含んだ展開なんですが・・・

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確かに 口がたち いかにも政治家的なニクソン
そして 一人気司会者ながら 果敢にインタビューに挑むフロスト

演じるフランク・ランジェラ マイケル・シーンとも適役

フランクのはぐらかせ具合や顔つきは絶妙だし
演じてるのも忘れそうなくらい リアルだったし・・・
インタビューは忘れても 顔は・・・ 確かに!

そして この人女だったら (好き嫌いは別として)
かなりのべっぴんさんだろうなぁと思う どこか女顔のマイケル・シーン

クィーンでもブレア首相役が よい感じだったので 期待してたけど
劇中でもそういう感じの台詞があったような気がする
穏やかながらも どこか華のある彼の存在感が
フランク・ランジェラや この映画のアカデミー賞
ノミネートに貢献してると思う

しかーし! 
週末からずっと忙しかったので
肝心の電話のシーンや最後の告白?!のシーン
かなりうとうとしてしまい 大事なところをことごとく
見逃してしまったので え~?え~?いつの間に?
状態で 困った結果になりました

思ってた以上に いざインタビューが始まると
フロストが大人しくて 立場を追われたとはいえ
アメリカ大統領だったニククソンの圧倒的優位な
試合運びはなるほどなぁ・・・でしたが
その後の肝心なところ 寝てました あぁ(悲)!

しかし あぁいう一世一代のショーにかける心意気
戦いだ!と臨む二人を見て その結果が将来まで
左右するその本気度と やる気と公の場での態度
ここまで到達しないと 後に伝説となる人には
なれないんだな~と 凡人は思ったわけです

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それにしても サンタバーバラだったかな?
ニクソンの家は 海沿いのいかにもコロニアルな
スペイン風の凄く素敵な家だった・・・
花も咲き乱れていて それは美しく美しく
あのいかつい風貌と相反してたような気が・・・

汚職で大統領の座を追われても 
あんな生活が待っていようとは・・・

頂点に一度は登りつめた男ならではのこれもまた
アメリカンドリーム うらやましいような くやしいような・・・

またTVで放映されたら 見逃した所 見てみよう

今日の映画:75点
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by acine | 2009-06-03 18:25 | Estados Unidos 米映画 | Comments(6)
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アメコミが原作のこの映画
ストーリーもキャラクターも全く知りません

一昨年 ハマりにハマった 300の監督
ザック・スナイダーの映画というだけで見る価値ありだな・・・!と
あのとんでもない映像美&描き方からすると
全く知らない世界でもOK!という気になるわけです

時代背景とか社会状況を抑えておかないとわからないとか
ストーリーが難解という話を聞いてたので 事前にパパっと背景を
見たものの ロールシャッハというキャラがいることしか覚えられず 
それでわかるかな~?!と 不安を抱えつつ行ったものの・・・ 
意外や意外 しっかり見てれば ちゃーんとストーリーは
なんとなく追えたのでよかった 一安心・・・!
詳しく:シネマトゥデイ

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現実社会にヒーローを放り込んだらどうなるか?という
ありそうでなさそうで リアルで非現実なこのストーリー
キャラは濃い そしてその世界はダーク

下手な監督が手掛けたら 単なる子供だましか 
空中分解するか 絶対破たんしそうな映画なのに
センスのいい映像とともに 恐ろしくアメリカーンな
こ・こんなのありえん! ありえねー的世界が繰り広げられるのを
傍観してるうちに 気がつくと夢中で見ておりました(笑)!

これは完璧大人だましな劇画世界であり
ダークファンタジーであり ダークなミステリー
気がつくと すっかりザック・スナイダーの映像世界に
すっかり取り込まれていました いや凄いです この手腕

ヒーローものに 時代背景や政治 そして世界観や宇宙観まで
ぶち込んで まったく破たんしてないのが 凄いよなぁ・・・と感心 
たまたま飛んでくる?物騒な日に見てしまったので 
この映画で語られてる世界観は今の世界 
特にここ最近の日本とピッタリでちょっと神妙に見てしまう

この監督は天才かもね いや天才!
こんな子供だまし コケにされてしまうかもしれない映画を
巧みにまとめ上げ かつエンタテイメントとしても成功させてるのは凄い!

タイプとしては 去年見たダークナイト とどこか共通する世界
同じようにダークでも こっちはノワール感覚も入っているところ
それから より劇画的なザック・スナイダーの映像センスと
よい意味での映画らしさとアナログ感 瞬間的に観客を異空間に連れて行ったり 
微妙に皮膚感を感じたり 人形劇的ヒーローっぽい?
ちょっと可笑しいアナログ感あったり その共存具合
さじ加減や リズムの転換が絶妙なんですね

なので いい大人もすっかり 気がつけば 世界に入り込んでるという有様
つっこみどころは満載なんだけど すっかりマジックにハマってしまうという・・・

キャラクターも凄く立っていて クセありのヤツばかり・・・

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やっぱり凄いなぁと思ったのが ロールシャッハ役のジャッキー・アール・ヘイリー
リトル・チルドレンでも 戦慄の演技だったけど 今回も凄い この人も天才系
その一見 小柄で弱っちそうな 冴えない風貌を逆手に取って 
何をしでかすかわからない 怖さや凄味さえ感じる演技
マスクをかぶっていても 彼の苦悩がちゃんと伝わってくる感じ
見てる人にとって一番共感を生むウォッチメンは彼ではなかったかな?
この人普段はとってもお洒落でセンスのよさを感じる人というギャップも面白い

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そして 登場シーン&脱ぐシーンの多い 
パトリック・ウィルソンと共にお色気担当のマリン・アッカーマン
ヒーローにしては人間臭すぎるのがちょっと鼻についたかな?

顔立ちはすっきりしてるのにどうも肉厚 体もなんだかムチムチしているパトリック
あの肉厚で普通っぽい彼がヒーローってどうなのよ?と思わなくもないけど
演技は安定してる マスク姿はバットマンを彷彿とさせるけど
クリスチャンの方が圧倒的にクールで素敵 口元も・・・!
そういえば彼も ジャッキーと共に ”リトル・チルドレン”へ出てました

そして セリフでもあったけど お母さんの方が美人ねという感じのマリン
この人もパトリック同様ムチムチ系 どうもスパイスガールズみたいで
現実に引き戻れるような気も ちょっとシャープさに欠けるかな?

そして もはや人間離れしてしまった超人Drマンハッタン役は
ビリー・クラダップ ビリーけっこう好きなんだけど 
今回はすべてを悟った 全能の神のようなお姿
(しかもすっぽんぽんだし!)だったので 声でしか演技が
見れなかったのは残念 しかし彼が戦争まで行ってるとは!
人間に失望し 〇星に佇む姿も妙にハマっておりました

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D・ボウイ的だし どうもイギリスっぽいなーと思ってたこの人
マシュー・グード やっぱりイギリスの人でした
マッチポイントにも出てたらしいけど (エミリー・モーティマーの兄役)
雰囲気違うから全然気がつかなかったけど 
今回のクールでミュータントっぽい感じもよくハマってました 

300で圧倒された映像美は 今回はより現実的で等身大で
かつスタイリッシュで やはりとってもカッコよかったです
リアルな凄いCGと実写とアナログ感のバランスが凄く良かった
音楽も意外な曲がけっこう使われてて 気がつくかつかない位の音で
小さく使われてたり なかなか面白かった ネー〇とかもね(笑) 
この監督は音楽もこだわりあるのが良い! やっぱり映画はトータルで
どう見せるか? 総合芸術の世界なので 細部までとことん
こだわりを持ってる人の映画を見るのは面白い

見終わって何が残るわけでもないけど 
雰囲気のあるセンスのいい映像と 重量感たっぷりのアクション
映画なんてファンタジー 楽しかったな~!と満足でした

しかし 300同様 目を覆いたくなるようなバイオレントな
シーンも多いし 好き嫌いはハッキリ別れそうな映画・・・

でも なかなか凄いよ!とだけ 言っておきましょう

あの当時のアメリカに あれだけカンフー系アクションが
広まっていて 皆達人だったのかは謎なんだけど・・・(笑) 

今日の映画:80点
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by acine | 2009-04-05 23:36 | Estados Unidos 米映画 | Comments(8)
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ジーナ・ローランズの娘 ゾエ・カサヴェテスの監督作
詳しく:シネマトゥデイ

第二のソフィア・コッポラなどというキャッチコピーだったけれど
ソフィアのガーリーなテイスト(も実は私はけっこう好き!)とは違い
こっちは未婚のアラサー女が主役なので 主人公は悩みつつも 
いい具合にフランスの美男が登場したりして 夢物語のラインも保ちつつ
悩みはより切実 現実の厳しさも いい塩梅でミックスされていて
ありがちな物語だけれど なるほどね~と女性ウケはきっとよいと思う

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主人公ノラはNYのデザイン系ホテルのVIP担当
美味しいこともあるけれど (これがまた落ち込む原因になる)
別室で待機中のユルユル具合がかなり可笑しい
キャリアを積んでるのか そうでもないのかがよくわからないのが
これまたいい意味で現実的かも・・・

ジーナ・ローランズ演じる母の雰囲気や
両親(母と再婚相手)の家を見ても いいとこのお嬢さんっぽいが
母曰く アナタの年で いい相手なんて残っちゃいない・・・ 
いつまでも よい相手が見つからないという
男関係の切実な悩みを除けば 本人はいたってサバサバしてて 
シンプルそうな人間で魅力的 だけども根っこがやはり深い

ここのあたり 国は違っても 女の考えることは ほとんど一緒だし
こういう女の外向き:サバサバ 内向き:うじうじと悩むとこなんて 
日本のアラフォードラマと 根本は変わりない・・・と思う
(って見てないけど) ただあんなフランス男がさーっと
目の前に現れるかどうかというと やっぱり映画よね 
やっぱりそこはNYよね的感覚になるけれど・・・

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演じるパーカー・ポジーがすごくハマっていた
名前はよく聞くけど 彼女の映画を見たのは初めて・・・
顔立ちはすっきりと小顔で細身 ちょっとミラ・ジョヴォビッチにも
似てるかな? そういう設定なので すっぴんでは肌の衰えも
多少感じるのがリアル だけど化粧映えがする顔で 
美人ではないけど すごく魅力的で可愛かった

今回 女性監督ならではの衣装も 実はとっかえひっかえ状態で
そのラフで可愛さを残したスタイリングもとってもよく似合っていて
悩んでる姿 自己嫌悪する姿は これまたハマってて 
見てる側まで 彼女と一緒の気持になってしまう位
若く見えるけど 彼女実際はアラフォーとは驚き

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そして この映画を見ようと思った理由は
メルヴィル・プポーが登場するからでした(笑)
ぼくを葬る とは ガラっと雰囲気変わって いい意味で軽さも感じる
年下のフランス男ジュリアン役 (映画の録音関係の仕事でNYにいた) 
がこれまたよくハマっていた

生まれついてのラテン系口説き文句 
さりげない白シャツ 帽子 麻のジャケット 何げない格好も
これまた決まってて 主人公ノラが動揺しながらも惹かれて
いくのがよーくわかる 年下の可愛い いい男ぶりでした 
つかみどころがなさそうでけっこう誠実で まっすぐに見つめる眼が超強力!

寂しい生活から抜け出て そんなジュリアンと上手くいくかと思いきや 
彼はフランスへ帰国するという 一緒に来てと言われても
仕事もNYの生活も放って 一緒に行くわけにはいかない
この辺哀しいかな 今時の女にはそんなの無理に決まってる

この後 結局ノラはフランスへ行ってしまうわけだけど
(この辺り ウトウトしてしまったので ストーリー定かでない・・・)
彼を探すわけでもなく 結局何しにノラはパリに行ったのか?
妙にファジーで このまま終わるのか?!と思いきや
とても映画らしいラストが待っていた この辺映画の王道よね~!

その後 意外と二人は長続きはしないかもしれないし
ストーリー自体は ありふれてるかもしれないけど
魅力的なキャストと 女性監督らしい 細やかさや
女の情けなさもちゃんと描かれていて 現実と映画らしい
ファンタジーのさじ加減がほどよい 好感の持てる小作品だった

メルヴィル・プポーみたいな男が目の前に現れるなら
世の中の女の人生 一時でもそりゃ変るのは間違いない(笑)

今日の映画:79点
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by acine | 2009-03-11 21:40 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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あまりいい印象のなかった1回目と比べると
2回目の方がよかったです

アクションが見難い ロマンティックさが足りない 
という感は同じだけど あの乾いた南米の風景が
今回のボンドの心と重なるようで ゴージャスさに欠けるロケ地や
こんな乾いてギスギスした雰囲気もアリなのか・・・と

徹底的にクールに復讐に燃えるボンド・・・
そして ヴェスパーへの思いを断ち切る戦いとしては
こんなガチンコ勝負 もうガンガンと突っ走るボンドも
アリなんだろうな~と思えてきました

クールで突っ走る分 情緒には欠けるけど
そんなこと気にしてる余裕はない程 本気だったんだな・・・と

飛行機の中での マティスの 
”ヴェスパーを赦し 自分も赦せ” 的台詞には
今回 鼻がツーンとしました 
マティス・・・味があったのに 気の毒でした

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しかし 突っ走るダニエルボンドの
圧巻の任務遂行ぶりにはいつもながら感嘆!

こういう徹底的に強くて クールに感情を殺して 
ガチンコで相手とぶつかる そんな本気の諜報員じゃないと
このご時世は この不穏な世の中 
そんな仕事で渡り歩けないだろうなぁ・・・と思わせる 
リアリティさプンプンで その辺りのダニエルの力量と
身体能力の高さには感嘆しまくり・・・

そして スーツ姿も最高に格好いいけど
ダニエルボンドのトレードマークにもあなりつつある
紺色のポロとホワイトベージュのチノパン姿
そして黒いジャンパー姿とか ラフ系も最高ですね!

映画は手放しで好き!ではないけど
ダニエルボンド 役者ダニエル・クレイグはやっぱり最高!

とはいえ 次回はもう少しタメの部分もあって
せっかく演技派のダニエルなんだから アクションとクールさ
だけでない演技も もっとさせてあげてもらいたいものです

そして 敵をもっと身体的に強力か 
ますます得体のしれない人かを持ってきてもらいたい

残念ながら マチュー斧持ったのはいいが
へっぴり腰で 足元がヨレってたので 
あれじゃ一発でこりゃダメだ という感じだもの・・・!

そして アクションシーンも もっと広角で拾ってください!
細切れだし 全景は見えないしで わかりやすいのは
決して悪くないことだと思うんだけど・・・

最後になりましたが ジェマ・アータートン
いかにもイギリス的な感じが私はけっこう好きでした
若いのに クラシックな雰囲気も持ってたし・・・

ボンドがダニエルになって ボンドガールたち
女優さんたちの地位も上がってるような気がしません?
単なるスケこましのボンドが相手じゃないから・・・
相手役を演じる価値がよりある・・・というか

今日の映画:77点

やっぱり カジノ・ロワイヤル!
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by acine | 2009-01-29 11:40 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(4)
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公開された時 ちらっと気になってたんだけど
丁度TVでやっていたので これは見てみよう・・・!で

鈴木由美子の日本の漫画が原作とかで(読んだことはなし)
まさに少女漫画的世界が そのまんま映画の中へ広がっていて 
気楽に見るには (けど乙女心が切ない) なかなか面白かったです
詳しく:eiga.com

鈴木由美子ってどこかで聞いたなぁ・・・と思えば
白鳥麗子の人だったのね~!(ずいぶん前に読んだ・笑)

全身整形したあとのキム・アジュン演じるカンナ(ジェニー)は 
凄くスタイルよくて ちょっとビビアン・スー似の可愛い子だったけど
しかし 題材通り どこか○工的な香りもなきにしもあらず

整形前のおデブのカンナは ゴーストシンガーをしながら
父親の医療費捻出のため テレクラで働き 日陰の存在だけど 
女の子らしくて凄く可愛かったと思ったのは 私だけかしらん? 
このおデブ時代も同じ女優が演じてるらしい

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そして 歌も本当に彼女が歌ってるそうで これも上手かった
しかし 整形後のカンナ(ジェニー)は いつもでもどこでも
ボディコンなのが笑えた (そういう時代の話なのかな?
この辺が鈴木由美子!) ナチュラル美人という売り出し方なのにね(笑)

日本で公開される同映画では おデブ時代はアニメらしく
それじゃあ面白さが半減するんでは?と思うし
映画にする意味がないと思ったりして・・・
バカバカしくても 肉襦袢を着て演技をする
韓国映画や香港映画 その役者たちはエラい!と思う

久しぶりに見た韓国映画で
感情の出し方が また日本映画や中華圏映画とは 微妙に違うけど 
同じ東洋人ということで 違和感ない題材で
気楽に見るには 面白い1作でした

今日の映画:77点
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by acine | 2009-01-25 22:37 | Corea  韓国映画 | Comments(2)
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待ちきれずに見てきました!

以下 ネタバレもあり これからの方はご注意を!


正直言いまして  不完全燃焼でした

お腹一杯 何度見ても ストーリーがわかっていても
スリリングで 面白くってたまらなかった前作と比べると

ダニエル演じるボンドがクールだから そして復讐劇だからか

妙にクールで スピードが速くて かといって 
テンポもいいわけでなく 妙に淡白であっさり
これは 映画全体の感想です

ものすごいスピードのアクションシーンがあちこちにあり

冒頭のカーチェイス シエナでの追いかけっこ
ハイチでのボートでのカーチェイス 
そしてボリビアでの空中戦 ホテルでの攻防

とにかく演じるほうも追いかけるカメラも凄いスピードなんですが
そのせいなのか 単に私が追いつけないだけなのか
敵とボンドの位置関係がものすごくわかりにくい!!!

私はアクション映画に詳しくないし 
アクションについて語るには 大変中途半端な人間ですが 

とにかく 今回のアクションシーン
対決する人間や船や車の位置関係がよくわからず困惑しました

逃げ道の雰囲気 建物の構造はどうなってるのか?
ホテルの中のどこに誰がいるのか?大自然の中も
普通はなんとなくはその全体像がわかるもんですが 
それが今回のは大変わかりにくい 

そんな中で 肝心の対決する人たちの
位置関係が とにかくわかりにくい・・・!!!
それってこういう映画では 致命傷じゃないんでしょうか?

今 何が起こってるのかよくわからない 
しかも ものすごくスピーディに演じられてて (これは凄いと思う)
それに勝る凄いスピードでカメラが追いかけられると
もう訳わからん・・・!という感じ

なので せっかくのスピード感が生きるどころか 
何が起こってるのかよくわからん・・・という結果になり
どのアクションシーンも どうも印象に残らなかったんです 
なんか凄いことやってたな~位しか

そして あまりにも激しすぎるシーンが多くて
普通だったら いくらボンドやボンドガールとはいえ
生身の人間だったら何回も死ぬよ・・・と
思うシーンが何箇所もありました

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せっかく あれだけダニエルを始め 
役者やスタントが体を張って 死人が出てもおかしくなさそうな
ハードなシーンをせっかく演じてるのに 勿体ないことだなと思いました 

今回の映画の印象は クールなアクション映画という感じなんだけど
そういう凄いスピーディなアクションシーンが一杯の割には
シーンごとにブツ切り状態で どうも淡白でメリハリが
あんまり効いてなかったと思います

前作の方が アクションシーンは限られていたけど
各々のシーンにもっと爆発力や重量感があり
もっともっとスリリングだったような気がするなぁ

これはドラマ全体にも言える事で

淡白 あっさり 情緒や人間性に欠ける・・・という感じ

復讐に燃える クールにガツガツ行くというのもいいけど
もう少し 前作みたいに 人間対人間なんだから 
多少のユーモアやボンドの心が滲み出るような
シーンもあればなぁという感じでした 
すーっと流れて タメがない映画なんだよな~ 今回は

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と いう感じで 監督の演出のせいで
人間ボンド ダニエル・ボンドをじっくり味わうヒマもない
テンポ&演出だったので ちょっと物足りなさも感じましたが

ダニエルは前作にも増して 体を張った演技
徹底的なクールさを押し出す演技 
大変カッコよかったのは間違いないです

前作より 体型もスッキリして 体も軽そう
スーツを着ようが ラフなカッコしようが 顔が傷だらけになってようが 
血を流してようが ほこりだらけであろうが もうどんな格好してても
恐ろしくスタイリッシュでダンディで まるでメンズ雑誌から抜け出たようでした
今回 ラフ系も多いのがよかった(笑)! 
こんなパリっとしたメンズと連れ立って歩けたら最高よね!
ラフな格好がキマってこそ 本当の洒落もんだと個人的に思うから!

そして あの宝石のような瞳は語らなくても雄弁
そしてあの声もやはり最高でした 渋いよ!
だけど もう少し 俳優ダニエルを味わえる演出だったらなぁ・・・
演技できる人なんだから アクションばっかりじゃなくて
演技ももっとさせてくれればよかったのに~と思いました

ボンド自体も冷酷にいくのはいいけど
肝心のホワイトほっといて 雑魚かもしれない男を
あそこまで執拗に追っかけるのも???だし
殺してもない人間の罪を被らされても弁明さえしないし
マティスにもあぁだし なんだか説明不足 
はしょり過ぎのような気がしました これも演出に問題あり

カミーユ役のオルガ・キュリレンコ
コケティッシュな魅力で スタイルよくて 存在感ありましたが
役柄がちょっと中途半端だったかな? ボンドとは同士的関係だけど
どうもそれも浅かったし アクションももっとするのかと思ったら
意外とあっさりしてたし・・・ あと演技者というよりまだモデル系だなと

あと敵役のマチュー・アマルリックも妙にこじんまりとしてました
もっと嫌らしくやってくるのかと思いきや その体格同様 小物っぽく
斧を持ってても 絶対 素手のボンドには勝てないだろう・・・!
という感じがアリアリだったし・・・  
かと言って さほど頭脳派でもなさそうで どうも小粒
※マチュー・アマルリック出演作 潜水服は蝶の夢を見る

Mも困った息子と母ちゃん的なユーモアも少しはあった前作と
比べると ちょっとヒステリックな感じで これまたタメがない
J・デンチのネックレスだけは印象に残ってますが・・・

敵をはじめ周りのキャラがぐっと立ってた前作と比べると
妙にすーっと何もかもが流れていって え?これでおしまい?と
思ったら ホントにおしまいでして ちょっと残念な出来でした
ついでに言うと 前作はホテルのフロント嬢まで
すごい別嬪さんだったけど 今回の女性陣は地味目でした

もう1回くらい ダニエル鑑賞には行ってもいいけど
映画としての魅力は あんまり感じない今作でした

何本か見てる 監督マーク・フォースターの作風があんまり
好きではなかったので どうかな~?と思ってたのが
そのまんま当たってしまった・・・という感じですね

※マーク・フォースター監督作 
ネバーランド普通 ステイ訳わからず
 チョコレート/amazonの演出はもう全く好みではありませんでした

冷酷にクールに・・・の今作 
ニヤけたおっさんボンドが出てくるより 
クールなダニエルボンドが絶対よいに決まってますが
次作は もっとメリハリつけて ゴージャスに 
そして スリリングに作ってもらいたいです 

せっかくダニエル・クレイグのような凄い役者を主役に据えているのに
今回のようにただすーっと流れる映画ではもったいないから!

今日の映画:72点
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by acine | 2009-01-17 23:35 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(9)