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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:ソン・ガンホ ( 3 ) タグの人気記事

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激ハマりした 映画は映画だ のチャン・フン監督作
そして ソン・ガンホが出るということで
これは見といた方がいいだろうな~と思い観賞
詳しく:シネマトゥデイ

題材としては”シュリ”とか”JSA”時代とほとんど変わらないんじゃない?
ただそこまでシリアすぎず 人間臭いソン・ガンホ風味が満点
なので 人間臭い北スパイもの2010年版という感じだろうか・・・
なんとなく題材としては 新鮮味がある感じとは言えない感じ

何なの?!この映画は・・・!!! 状態だった
”映画は映画だ”と比べると ちょっとぬるめな感じ
正直 ストーリー自体には 入り込めなくて 
それはどうしてか?というと・・・

北のスパイ役のカン・ドンウォン(初見)
独特の目元でアンドロイドのような陰のあるクールな顔つき
モデルのような長身 感情を隠し でも隠しきれない?
そして汗を滲ませても どうも心の奥底の感情や
苦悩は そんな容姿からはどうも匂ってこない

職業柄 それは当然なのかもだけど 
対するソン・ガンホがこれでもか!と人間くさいいい味出してるので 
余計アンドロイドのようで かつ 隠しきれないセンスの
よさというか ちょっとした服の着方が洒落て見えるのが
(実際洗練されてるから) こういう役ではちょっと損だと思う

こんな風に スタイリッシュでなくてよいから 
もっと地味で無骨で時折でいいから もう少し感情が
滲み出てくるような俳優の方がよかったかな?と思った

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そして この人には文句なし!のソン・ガンホ
その匂い立つような人間臭さと感じる体温
まさにそんな感じの演技は言うことなし 
腹出し・尻出し 何をやっても その人間くささが
たまらん・・・という感じ なんとも味のある人だなぁ

スパイを追いかけるキリっとした情報員時代
そして 勝手な行動で退職を余儀なくされ 
就いたあこぎな商売してる時のちょっといいかげんで軽い感じ
でも ますます人間くさい感じがなんともよかった

人間くさい演技が絶妙なソン・ガンホ相手では 
カン・ドンウォンもちょっと分が悪かったな~という感じ

よって 残念ながら 二人の間のマジックというか
義兄弟の契りを結ぶまでのいきさつというか深さ
親密度はあまり感じられなかったのが惜しい

これはきっと二人のせいではなく
脚本なり伏線なりに問題ありなんだと思う 

”映画は映画だ”では 冴えまくってたチャン・フンの
演出も題材、キャスト、ストーリーにちょっと難があり 
どこか絵空事に見えてしまったのは惜しい

エンディングも 韓国映画ということで
えぇ~っ?!?というようなエンディングとか
救いようのないエンディングを 勝手に期待してた
私には ちょっと肩すかしをくらった感じが否めず

この映画 めちゃくちゃシリアスではないから
これもアリなんだろうけど どこか鋭さが足らないような気がした

ソン・ガンホの味わいがものすごく効いてただけに
ちょっと惜しい出来でありました

しかし あのバイクを追ってのカーチェイス!
狭い路地から路地へで 広い道を豪快にお金かけて
撮影するハリウッドとは対極の位置にあるカーチェイス
これはこれで物凄くベタで 凄くスリリング! 
これはアジアならではのカーチェイスだと思う

そして 大の男が子供っぽくファイトしたり
血の気の多さ 韓国映画らしさも十分にはありました

だけど どーも中途半端だったかなという印象

今日の映画:70点
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by acine | 2011-02-16 00:04 | Corea  韓国映画

渇き ’09 韓国

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パク・チャヌク監督作 ソン・ガンホ主演ということで
楽しみにしていたこの作品 やっと見れました! 嬉しい~!

出だしの室内の壁に 外部の草や日が写りこむシーンは
どこかサイボーグでも大丈夫を思わす 平和なものだったけれど・・・

静けさをまといつつ 独特の強烈な個性を発する映画でした
もう見てる間中 もうどうなるのか? 目が離せない・・・!

確かに血はドクドク 刃物系の描写もハラハラするものの
いつものパク・チャヌクほど 物凄い猟奇描写というほどでもなく
韓国映画でありがちな 神経逆なでスレスレの線までもいかない 
品のよさを保ちつつ・・・

でも 何じゃ~こりゃー!な人間や アブノーマルで清らかで 
でも一味もふた味も違う 人間臭くて 崇高な世界観を描かせたら
ピカイチだなぁ・・・と 今回も感心しました

こんなストーリー展開 パク・チャヌクじゃないとありえない
詳しく:ウーマン・エキサイトシネマ

無力感に苛まれ 人体実験に応じる ソン・ガンホ演じる神父と
目に見えない鎖につながれているような人妻 キム・オクビン

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この人妻は 身寄りのない子供で 育てた姑いわく
”犬のように 娘にように育てた そして息子に嫁がせて
寝る部屋が変わっただけだ・・・ ”と その台詞だけで 
彼女の置かれた状況が手にとるようにわかる
閉塞感漂う生活をしている 

そして その姑(母親)が 溺愛する息子というのが 
これまた馬鹿息子というのが哀しい
(韓国もの こういうのホント多いよねぇ・・・あーあ)

その描写も 母親が息子のおならの臭いをかいで
身体のどこどこが調子が悪そうだとか もう愛情通り越して 
不快感スレスレというか 気持ち悪~! 
そんなところまで 包み隠さずしっかり描くのが 
これまた韓国映画の凄いところなんだけど・・・!(笑)

そして 崇高な志を持つはずの神父だって 
一人になれば ただの人間で ただの男でしかない
人体実験をし 再び世間へ戻ってきたものの
出会ってしまった人妻にすっかり魅せられてしまい
欲望に勝てなくなってしまう

そんな人妻も 閉塞感漂う生活を一時でも忘れたくて 
すっかり 需要と供給がバッチリ一致してしまった
神父と激しく関係を持ってしまう・・・

いや この辺りのシーンも本気度凄い
この位 俳優が自分をかなぐり捨てないとダメね
今回特に女優のキム・オクビン かなり凄くて感心!

余談:
だから 一部の香港映画の女優の描き方 生半可に
見えるのよ  だけど 決して女優を粗末に扱っていなくて 
女優の勇気や価値をちゃんと認めてのシーンだと思う

ただ この神父が 人体実験によって吸血鬼になって
しまっているので 話がシンプルなんだけど ややこしくなってくる 

その辺り 人間 吸血鬼 男 女 奪う側 与える側 
従順 禁欲 ギラギラする欲望 もうめまぐるしく立場や
関係が変わっていくので どうなるのー?! 
目が離せなくなってしまう・・・

この辺り ありえん設定なんだけど 
パク・チャヌクの手腕が冴えているので 
ハラハラドキドキのしっぱなし

そこへまた尋常なのかそうでないのかよくわからない
母と息子や その友人たち 先輩神父が絡んできて
進行はすごくシンプルなんだけど 何故か複雑
不快感すれすれなんだけど面白い!
すごく不思議な構造になっている

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私 ソン・ガンホはとても好きなんだけど 
今回はストイックで 静けさをまとった役で 強烈さはないけど
どこかに人間くさ 哀しいかな 肉欲に負けてしまう様・・・
だけど 欲望には勝てないストレートさ 
演技上手い人なので 安心して見れました 
10キロ減量したとかで 神父のマント姿もスッキリと綺麗 

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そして 今回 個人的に凄いなー!と思った キム・オクビン
どこか少女のような儚さを持ちつつ 大胆な大人の女の部分も
余すとこなく 繊細に大胆に表現して 思いっきりのいい演技は凄くよかった

育った家の息子嫁に有無を言わさずさせられ 閉塞感漂う生活で
どこか情緒不安定さを漂わし 神父と出会ってからは 悩みつつも
ストレートに欲望を表す様 そして後半部分で 憑きものから解放されて
人間変わったかのような強気な様 彼女の演技は今回一見の価値あり!

そして 彼女も存在感たっぷりな姑にキム・ヘスク
ソ・ジソブのカインとアベルで あの鬼義理母を演じていた人ですねー
何で 彼女が後半あぁなったのかは???だけど
 (まるでカインとアベルのお父さんだよ~・笑)
これまた 有無を言わさぬ チャヌクワールドにハマってました

馬鹿馬鹿と言われるほど 馬鹿に見えなかった息子
これまた 後半もすごい登場の仕方して もう冷や冷やし通しでした

こんな風に まわりのキャラクターも 存在感があって
ちゃーんとカラーがあるのが パク・チャヌク映画の面白いところ

さほど 猟奇的でもなく 強烈でもないけど
心理的に ドキドキしたり はらはらしたり 逆なでスレスレあり 
だけど ものすごく人間くさい ちょっと笑えて 
とても哀しい話だった・・・ という結論

やっぱり パク・チャヌクの映画は独特だなー
今回のもクレイジーで面白いわーと思いました

今日の映画:80点 
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by acine | 2010-05-23 14:03 | Corea  韓国映画
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ここんとこ ソ・ジソブにハマってるから・・・じゃなくて(笑)

3ケ月程前に 予告を見てた時・・・

延々と見続けさせられた ドラマの延長みたいな
内容もキャストも薄っぺらそうな
(どうでもいい)日本映画の予告の嵐の中・・・
 
(本編が洋画だったら 洋画の予告ばかり見たい!
 日本映画の予告ドサドサは勘弁して欲しい・・・!
 日本映画見に来てる人に これでもかと見せてあげてくれ~)

そんな中 この映画だけは 俳優陣のオーラ全開! 
物凄くインパクト大だったので その時から見ようと思ってました
韓国版ウエスタン 詳しく・・・シネマトゥデイ

日本統治時代の満州が舞台という異色のウエスタン
(実際のロケ地は 中国の敦煌辺りらしい)

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確かに舞台といい 荒野と馬といい ウエスタンだけど
それよりは活劇っぽいかな アクション活劇調

3人の主演陣 三つ巴となって 各々見せ場を持ちつつ
程良いバランスで ガチンコ勝負! で追いつ追われつつ
とことんやってやれ~!という感じの映画でした

個人的に ソン・ガンホ好きなので 楽しみにしてましたが
人間臭さが魅力の彼に ピッタリな役柄でコメディリリーフとしても大活躍!
何故だか この人が出ると安心するんだよな~(笑)
味がある 大陸的な大らかな味わい・・・というかね~
長年見たい・・・と思ってる このソン・ガンホの
昼間はサラリーマン 夜はプロレスラーの 
反則王 やっぱり見ないとな~

そして ここんとこ あちこちで大活躍の イ・ビョンホン
今回は悪役ということで 過剰な位 ギラギラとかつ 
ニヒルにキメておられました 何で砂漠の中まで
アイラインバチバチで 皮手袋して こんなホスト系の
カッコなんだ?とか こんな時代に あんな今風の
髪型なんてあったのか? とかはさておき・・・
ファン向けに (私は別にファンではないです・笑) 
必要あるのか?(笑)な 上半身裸のシーンあったけど 
この人の体の鍛え方も尋常ではないですね~

しかし ここんとこ 見る機会がちょっと増えた 
韓国もの見てると 単純に 俳優陣の体の鍛え方凄いよな~
まったく 東洋人離れしてる感じ 体の作り方が・・・ 
どっちかというと 欧米人的な体の鍛え方というか・・・

あと180cm超えてないと 主役は張れないのか?的に 皆背が高い!
長身な上 あのガタイのよさ&鍛え方なので スクリーン映えは良いし
立ち姿も美しい アクションすると パワフルな上に キレもいい!

その辺り 単純に凄いよな~と えらく新鮮だったりします(笑)
東洋人(特に日本人)にありがちな 子供っぽい&ガキくさいとか
草食系男なんかとは 正反対に位置する男っぽさがとてもいい

ジソブ氏も 長身 脚長! 超肉体美で 超スタイルがいい
(もちろん 演技のスタイルも とても好みです!)
欧米人でも ここまでスタイルいい人 余りいないんじゃ?
クラスだし 韓国って一体どうなってるんでしょ~かね?!

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で 残り一人 チョン・ウソン この人 初めて見ましたが
(※訂正 その昔 レスリー+アンディの ”上海グランド”が初でした)
お上品な顔で ↑ キャラ濃い二人に比べると 
演技は静かでおとなしめなんだけど アクションシーンが
とてもよくて 一番身体能力高いんでは・・・? と見ました

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ロープにぶら下がっての襲撃シーンとか 
馬に乗りながら ライフルガンガン撃つ姿とか えらくキマってて 
遠くから写しても絵になるし 大変カッコよかったです 
あとで 身長187cmと知り納得! バランスよくて綺麗なはずだ
(ソン・ガンホも180cm イ・ビョンホンが意外にも177cmで一番小柄)
しかし 気になる点が一つ ほっぺた・・・何か入れすぎてません~?!

各々持ち味の違う3人が絡みあってのノンストップムービー

中国人グループやら 果ては日本軍まで加わって
えらいことになってましたが エンディングあたり・・・ 
せっかくの勢いが ちょっと失速気味で 説明不足で残念でした

これもどうも日本編集のせいらしい・・・ 
こういうの ホントやめてくれないでしょーかね?!

大陸を舞台にした 異色の韓国ウエスタン
気楽に見るには なかなか楽しい1本でした
だけど 予告の方が インパクト大だったかな~

今日の映画:77点
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by acine | 2009-08-31 15:45 | Corea  韓国映画