Mi cinema log acine.exblog.jp

簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
プロフィールを見る
画像一覧

タグ:ドキュメント系 ( 37 ) タグの人気記事

e0079992_2246137.jpg

横田めぐみさんの家族を追ったドキュメント
一家のインタビューを中心に 増元さん
帰国された家族のインタビューを織り交ぜ
当時のTV番組、現場の風景などを追う

監督:クリス・シェリダン&パティ・キム
製作総指揮:ジェーン・カンピオン
クレジットによると イギリスBBCも協力してる様子

麦の穂をゆらす風の時も コメント欄で 話したけど 
このドキュメントにも 部外者が軽々しく口にしてはいけないこと
当事者でないと決してわからない感情・・・があるということ

この映画もまさに当てはまる しかもフィクションじゃなくて
今も本人、家族の苦悩と戦いは続いてる訳だから・・・

その中で 思ったこと

彼ら家族に起こったことは 偶然や運が悪かったではすまされないということ
彼らには何も罪はないのに 本人、家族双方
普通だったら 何も背負わなくていいはずの
とてつもなく重いものを背負うことになってしまったこと

普通に生活していても 大なり小なり 苦悩も苦労もある
理不尽なことも多いし 何故そんな目に自分が合う?
人生なんて そんなに上手くいくもんじゃない

なのに 彼らの想像を絶する現実に比べると 
自分の周りで起きている 上手くいかないことなんて まだ知れている 
こういう原因だったから これがダメだったから 上手くいかない
ということは ある程度予想の範囲内 
自分の責任の所在もある程度わかる・・・

だけど 彼らの身に起こっていることは 
普通の人間だったら 全く想定外の出来事
たまたま当時 日本海沿岸にいたから・・・?
彼らの目に留まってしまったから・・・?
運が悪かっただけでは 絶対すまされないこと

こんな目に合わなければ
こんなドキュメントに出る事もなかったし 
来る日も来る日も街頭に立つこともなく
神経を尖らせて 疲れ果ててるだろう 頭と体にムチ打って 
こんな活動をする必要もなかったはず・・・

ユナイテッド 93 同様 今回も点数はなしとします

とはいえ・・・
[PR]
by acine | 2007-01-18 22:59 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
e0079992_22492693.jpg

ネタバレあり

見終わったあと
自分もユナイテッド93に乗っていたかのように
機内で同じ気分を味わったかのように ドーンと心がこわばった

9.11のテロ事件を追ったドキュメンタリー
管制塔 軍司令部 ユナイテッド93便のみに絞って物語は進む

飛行機に乗り込んだところから すでに心がどこかにいってる犯人達

ハイジャック? 不穏な動きにアタフタし始める 管制センター 軍司令部
CNNをつけると ワールドトレードセンターに何かが突っ込んだ?
呆然・騒然とする管制塔 司令部
まさかハイジャック機が? 次々異変が発覚してくる

”飛行機が多すぎて 収拾がつかない!”という 管制塔の言葉に
飛行機がエアバス状態となってる アメリカの実情が計り知れる

そして ユナイテッド93の機内で起こったこと
すべてがフィクションではないと思うが 

犯人達が操縦席に乗り込んだ瞬間 
自分もその場でその時間を体感してるような気分に陥れられる

何がそこまで 彼らを突き動かすのか
神にひたすら祈り続けながら 何かに憑りつかれたかのように
パニックを起こしながらも 作戦を実行する犯人達

絶望する人 祈る人 愛する人たちへTELをかける人 
伝言で状況を皆に伝え 乗務員と協力し 自分達でなんとかするしか
生き残る道はないと 土壇場で立ち上がる人たち

が・・・時 すでに遅し

結果はわかっていても あの人たちが味わった恐怖感 絶望感をまざまざと感じた

そうか この飛行機が 乗客たちの命と勇気を引き換えにして
唯一 ターゲットに墜落しなかった飛行機だったんだ・・・!
と事件当時 聞いたニュースを思い出した

あれほど 犯人達をかりたてたものは 何なのか?
一筋縄でいかないこの事件に 答えを出すのは難しい
神が全てを見ていても こんな現実が起こってしまうこと

混沌とした時代に こういう事件がいつ起こるかわからない
形を変えて 自分が絶対遭遇しないとも言い切れない時代

何が原因なのか? 誰が悪いのか?
何がテロを誘発する原因? テロがテロを呼ぶ原因は何なのか?

文明が進み ハイテク機器がどんどん開発される時代だからこそ
それがいつ 凶器・兵器に豹変するかかわからない
そんな文明の利器の不測の事態の前に
生身の人間は余りにも非力すぎる なす術もない
今生きてる人たちは 怖い時代を生きているんだなと思う

エンドクレジットで見た 管制官 司令部の人たち
俳優ではなく AS HIMSELF や AS HERSELF の文字

どうりで リアリティがあるはずだ
単なるパニック映画とは違う

そして
[PR]
by acine | 2006-08-16 23:15 | Estados Unidos 米映画 | Comments(8)
e0079992_18412176.jpg
フランスの天才写真家 
Henri Cartier-Bresson のドキュメンタリー
バックグランドは知らなかったのだけど
きっと誰もが知らず知らずのうちに 
彼の写真を1枚2枚と 目にしたことあるに違いない
予告編が興味深かったので見ることにした

一言で言うと
まるで美術館で 彼の作品展をじっくり見ているような映画
映画というより 良質なドキュメンタリーそのもの
彼の説明付で 紙芝居のように 次々と出てくる写真たち

e0079992_12321551.jpg


フランス スペイン ユーゴスラビア ドイツ ロシア
中国 日本 インド インドネシア etc・・・
世界中で撮られた彼の写真は
静かな中にも 凛とした構図の美しさ 自然さが光るものばかり

単に外国へ出かけて写真を撮るというのではなく
何気ない写真でも すべての瞬間に
彼が居合わせた必然性を感じる写真たち

歴史上の様々な出来事に彼は遭遇している
ベルリンの壁ができた時 パリ解放 ガンジーの死
それは単に彼がそこへ居合わせたというより
神が知らぬ間に彼を誘導し巡り合わせた・・・ような気がする

静かに流れるピアノの演奏に載せて
彼の写真 彼の言葉 彼を取り巻く人たちのコメントが
淡々と続くので 興味がない人にはつらいかもしれないけれど
写真に興味がある人 写真家の仕事・視点に興味がある人
世界のいろんな風景を見たい人 写真を見るのが好きな人
美しいものが好きな人にはおすすめ

彼の写真は静かで雄弁 
彼の佇まいも言葉も同じく・・・
瞬間瞬間を大切に 切り取った写真は
見る人に 静かに 彼の思いを感じさせる
大変 品格のある作品たちだった

今日の映画 72点

◇この収録の後 彼は’04年に逝去しています 合掌
[PR]
by acine | 2006-07-04 18:21 | Francia フランス映画 | Comments(8)
e0079992_0162025.jpg

ワールドカップも始まったことだし 
昨晩のガックリな試合のお口直し&気分転換に見ました

銀河系集団 レアル・マドリーのドキュメント
クラシコ (スペインダービー レアル・マドリーVSFCバルセロナ)を
控えたチームの練習風景 監督・首脳陣たち 往年の選手たちのドキュメント部分
そして 東京、NY、ヴェネズエラ、セネガル、マドリーを舞台にした
サッカー&マドリーを絡めたエピソード部分からなる

レアル ザ・ムービー というより レアル ザ・プロモーション  という感じかな
マドリーが好きな方にはおすすめ マドリー万歳な啓蒙映画です
サッカー好きな人・サッカー絡み映画はまず見ておこうという人には
まぁ時間があればどうぞという感じかな~ 
ドキュメントなので ネタバレもないので レンタルで充分だったような気も
これより 予告でやってた フェルナンド・メイレレス
(シティ・オブ・ゴッド、ナイロビの蜂の監督) プロデュースの
ブラジルサッカーもの ジンガの方が絶対面白そう! *音出るので注意!

スペイン映画(スペイン語圏映画)&スペイン語の映画というだけで 
私には充分見る動機になるので 個人的には見てもよかったかな・・・とは思う 
GOAL!の方が まだ刺激的だったかもしれない(笑)
だけど ドキュメント部分は真実なので その点はこっちが上

これまたワクワクするようなサンチャゴ・ベルナベウのシーン
練習風景 試合風景 インタビューシーン は◎
本物なので 上半身・下半身ブツ切りに写しても 全然問題なし!
そして寄せ集めでも どこを切ってもやっぱり豪華すぎる顔ぶれは凄い

それにしても 外国人選手も外国人首脳陣もみんなスペイン語喋ってるし
当時のブラジル人監督ルシェンブルゴも 
他の人にはスペイン語で指導してるのに 何故かベッカムには英語
未だにベッカムはスペイン語がダメなのか~と思わせるシーンもある 
現代のサッカー界では 本当に語学力も必要なんだな~

そして残念なのが エピソード部分 
かなりちんまりしていて そしてかなりマドリーとこじつけでつなげてる
それでも東京以外の部分は 街角でボールを蹴るシーンなんて
絵になってるし 悪くはない ワールドカップイヤーにもピッタリ 
ヴェネズエラで マドリーファンとバルサファンがどうのこうの言いつつも
仲良く青空TVで 試合を見ているのは微笑ましい・・・(笑)!

正直 東京のエピソードは 余りにもうすっぺらすぎて 
同じ日本人としては 見ていて情けなくなってくる・・・
というかなくてよかった位ほどの それはそれはお寂しい内容
実際マドリーがどういう市場として 日本を見ているのかその裏返しのような気もする
もっといいエピソードが 作れなかったのかな~
これじゃ マドリーをまじめに応援してる日本のファンが気の毒! 
はっきり言って浮いてるし どうでもいい内容すぎて 哀しいもんがある
個人的には ドキュメントオンリーでよかったと思う

チームの他に カタルーニャや
ペーニャ、中央(マドリー)との関係などを織り交ぜて
バルサ編で作ってくれたほうがよかったな(笑)
私は街もチームも バルセロナの方が断然好きだから・・・!

今日の映画 60点
[PR]
by acine | 2006-06-14 00:45 | España  スペイン映画 | Comments(4)
e0079992_2175942.jpg

事実は小説より奇なり いや奇というより
GEORGE MICHAEL  A REAL STORY 
ものすごくストレートなドキュメンタリーで 一時も目が離せなかった
今年見た中では ミリオンズ と並ぶくらい いやそれ以上によかったかも!
元々音楽ドキュメンタリー&英国映画に弱い 大好物
英国もの そしてジョージ・マイケル 侮れません!
いやー これは見てよかった!と心から思った

トイレで逮捕@LA事件から 色物で見られがちのジョージ・マイケル
彼の言葉と とりまく人々のインタビュー 世界に流れた映像からのドキュメント
これを見ていると 確かに彼は色物かもしれないけど すごく実直でストレートな人 
そして天からものすごい授かり物を受け取ってる 才能豊かな人であるということ

アメリカでの成功と それと引き換えのレコード会社との泥沼
アメリカとのねじれてしまった関係 ヨーロッパでの彼の立場
人並み外れた成功からくる セレブとしての苦悩・悩み
カミングアウトするまでの悶々とした気持ち
トイレで逮捕という 最悪のカミングアウト
愛するBFとの死別 同じく愛する母との死別 
なかなか立ち直れない自分 自分はこんな人間なんだという
飾り気のない直球のコメントがいい

懐かしい顔ぶれが一杯で すっかり落ち着いているアンドリュー 
年齢を経て また向き合って 話をする二人の風景
そういえば ジョージはギリシャ+イギリス
アンドリューはどこか中近東の国+イギリスのハーフだったよなと思い出す
歳を経て そのエスニック性が より浮かんできている二人のルックス

身近だったシャーリー&ペプシからデビッド・オースティン(!)
(これがまた本当にいい人なのね~) から
エルトン・ジョン ボーイ・ジョージ マライア・キャリー
マーティン・ケンプ ノエル・ギャラガー etcの有名人たち
そして ビジネス絡みの人 彼の家族 ボーイフレンドまでが登場する
皆の発言が また実直で 時にはイギリスらしいウィットと辛らつさに
富んだもので 本人の発言同様 またすごく見がいがある 

その昔・・・10代の私は WHAM!を始め
イギリスのグループ&音楽が大好きで 限られたこずかいを
毎月 彼らのアルバムにつぎ込んでたものだった
WHAM!の初来日コンサートも 大阪府立体育館で見ている
彼らもピチピチだったけど 私ももっとピチピチだった頃
その頃は可愛いアンドリューの方が好きだった(笑)

ジョージがソロになってからは 2枚目くらいまでは聞いてたけど
その後は ほとんど聞いてなかったりする
あのジョージ・マイケルのドキュメンタリーということで
やっぱり見なくっちゃ!というわけで出かけた

冒頭から出てくる懐かしい曲・クリップの全てに
あぁそうだった!そうだった!と記憶のかけらが蘇ってきて
へぇーその裏はそうだったんだとか 興味深い話がザクザク
音楽業界の裏側も探れて 本当に面白い

途中までしか追ってなかったので あまりよく知らなかった
ソロ3枚目くらいからの彼の曲・クリップを見ていると
映画の中で流れる曲 全てがものすごいクォリティを保っていて
その曲を作る力と 滑らかで美しいヴォーカル
そして 時代の流れと共に常にハイセンスなクリップ
F・マーキュリーの追悼コンサートでの歌声が圧巻
すべてが恐ろしくクォリティの高いものばかりなのに 
とにかく感心し ほとほと感嘆するばかり

それを見て聞いてると 彼がゲイだからどうした?
トイレで逮捕されたからって それがどうしたの? 
それは全く大したことじゃない
彼は自分の想い・欲求に忠実で 素晴らしい才能を持っている
その何が悪いのか? 彼は全くノーマルじゃないかと・・・
ノーマルなふりして 彼よりノーマルじゃない人なんて一杯いる
人間としての ジョージ・マイケルはいたってノーマルだと思う
ノーマルどころか あのまばゆいばかりの才能をご覧!
ヴォーカリスト ミュージシャンとしての この才能! 
常識なんて 誰が決めたと思いたくなる

あらゆる意味で 生きながらすでに伝説ともいえる
彼の人生は ものすごい浮き沈みの繰り返し 
本人のルックス同様 人生も余りにも濃すぎる 
幸せなのか 不幸なのか 判断がつきにくい
華やかすぎる舞台の裏には 想像を絶する暗闇と葛藤
並の精神力では 乗り切れないかもしれない
こんな人生送ると 来世はあっさりと普通に生活したくなるだろうな
逆に 強烈な前世が忘れられないか?!

ラストシーン ツアーの日々は自尊心との戦いだから
もうツアーはしたくないという 彼の初心に戻っての
ロンドンのヴァージン・メガストアでのサイン会
自然にファンと楽しそうに接する
ジョージ・マイケルの姿はとっても印象的だった
荒波を乗り越えて ある意味今は達観してる
彼の様子は繊細でありながら 落ち着いている
聞いたことなかった部分のソロアルバムも買ってみようかと俄然思い始めた私
あとフレディ追悼コンサートのライブ WHAM!もまたすごく聞きたくなった

今日の映画 84点

この映画 WHAM! ジョージ・マイケル
彼が通り過ぎてきた時代の音楽が好きか否か などで
好き嫌いや評価は分かれると思う

どうもこの2月にも ロンドンで薬物所持の疑いで逮捕された様子
何時間後に保釈されたらしいけど うーん 本当に山あり谷ありですな
[PR]
by acine | 2006-04-03 21:38 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(19)
2005/06/03
d0025646_85794.jpg

こういう音楽ドキュメンタリーもの 音楽が中心の映画
音楽のいい映画(=いい映画に決まってる!)には目がない私

ブルース生誕100年を記念して NYのラジオシティミュージックホールで行われた
一夜限りのコンサートのライブを中心に、バックステージ風景
ブルースとは・・・と語るミュージシャンのインタビュー ブルースの歴史
当時のフイルムを交えた マーティン・スコセッシ総指揮・製作の映画
タッチとしては ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ永遠のモータウン
(この2作はもう大好き!) に似ている シブい映画なのだった 
LIGHTNING IN A BOTTLE  公式HP

ブルースの生き証人たちの 年輪を重ねた重み
伊達に年をとってない生き方が その歌・ギターに与える影響は大
老ミュージシャンの姿 パフォーマンス 歌 ギターのカッコいいこと!
黒人たちの辛い歴史の産物でもあるブルース
彼らのルーツであるアフリカの大地 KKK団のフイルムも交え 
ブルースが辿ってきた道を紹介しつつ 
魂を吐き出すようなその歌声 音色には惚れ惚れ

そのライブには 現在活躍するアーティストも多数参加
ナタリー・コール メイシー・グレイ B.Bキング
エアロスミス(S・タイラー&J・ペリー) ボニー・レイイット などなど・・・

私はブルースに関して 詳しくないけど 欧米の音楽を聞いてると
ロックとブルースは切り離せないし ロックにしろ ブラック系にしろ
ブルースが 今の欧米の音楽に与えてる影響はとにかく大
そのエッセンスが入ってない音楽はほとんどないんじゃないかな?
ちょっと優等生的な作り方かもしれないけど
こんなブルースのルーツを 丁寧に追った映画を見れて良かった

スタンダードのイメージが強かったナタリー・コールも充分ブルース魂を持ってるし
エアロのS・タイラーとJ・ペリーカッコよすぎ・・・!
エアロのライブは何度か見たことあるけど ホントに何歳になっても凄いね~!
各ミュージシャンのライブシーンは心に染みるしカッコいい

それにしても”永遠のモータウン”もそうだったけど
観客は 年代さまざまだけど ほとんど男ばかり 女は少しだけ
何で 女はこんな映画見ないのかな~?
女もこんな映画見ないと勿体ないよ~! 損だよ~と断言!
シブい映画だけど 映画&音楽好きだったら こんな音楽映画も絶対あり

今日の映画 78点

先週見たのに すっかりUPが遅れてしまいました
忘れないうちに~! とあわてて書きました

生まれ変わったら 南の島でのんびり生きる
南欧で思いっきり人生を楽しむ・・・のもいいけど
こういう身一つで 自己表現できる人にとっても憧れる 
ミュージシャン 歌手 ダンサー スポーツ選手
映画監督 俳優 女優 美術 絵描き 物書き etc
身一つで 自分を思いっきり表現できるのは 素晴らしい
[PR]
by acine | 2005-09-21 21:11 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)
2004/11/10
春頃からサントラを買っていて、楽しみにしていた作品
やっと今週見ることが出来たのだけど
いやーこれは良かった!シブい!カッコいい!
同じように老ミュージシャンを描いたキューバが舞台のドキュメント
ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブに匹敵
伊達に歳はとってない何ともカッコいいミュージシャンたちのお話
音楽をやってる人、やってた人、ソウル好き、モータウン好きならず
音楽好きな人だったら、ジャンルを問わず、何かしら感じるものあるはず・・・
b0028866_929157.jpg


原題”Standing In The Shadows Of Motown”の通り
大ヒットを次々飛ばしたモータウンのアーティストのそうそうたる
ヒット曲を演奏していたバンド デトロイトのファンク・ブラザースのお話
当時は影の存在で、映画の中でも語られるけど
数々の大ヒット曲を演奏してたにも関わらず
初めて彼らの名前がクレジットされたのは、バンドが始まって約10年後
マーヴィン・ゲイの”What's Going On"でが初めてだったらしい・・・!
見ていると、え?この曲も?あの曲も?と驚くほど、有名な曲で演奏しているのに
当時、バックバンドというものは、それほど日陰の存在だったらしい
栄光もつかの間、モータウンはLAに移転したため、彼らのバンド人生も暗転・・・

今は皆すっかり年老いて、すでに亡くなった人もいる
そういう彼らの姿、音楽との関わり、当時の話、時代背景も交え
彼らの人生を実直に淡々と追っていく・・・
ドキュメント部分と今活躍してるシンガーを迎えての
ライブシーンが交互に描かれる・・・
いいこともあったけど、辛酸をなめてる比率の方が多いはずなのに
彼らの姿は悟ってて潔い 歳はとっても本当に粋で伊達男!カッコいいのだ
この辺りはブエナ・ビスタのキューバの老ミュージシャンたちと同じ!
人間歳をとってからこそ、本来の姿が出てくるものなのかもしれない

中盤くらいまでは落ち着いて見てたけど、後半まではワクワクしっぱなし
何故かだんだん身を乗り出して見てる人がちらほら増えてきた
それにしても、ライブ!
とても超高齢バンドには思えないほどパワフルでタイトな演奏!
ゲストシンガーも年齢は違えど、同じ音楽で生きているもの同士 すごく相性良い
終わった後のメンバーのニッコリと微笑む姿が最高!
個人的に良かったのは
Joan Osborne の ”What Becomes Of The Brokenhearted "
女性ながら、男性の曲を力強いボーカルで歌ってて、すごくカッコよかった
そしてChaka Khan の ”What's Going On” 
今もアメリカは同じ過ち繰り返しているんだなぁ・・・と
マーヴィンの思いのつまった歌詞とチャカの歌に涙腺が緩み・・・
ラストのChaka Khan & Montell Jordanの
”Ain't No Mountain High Enough”は
メンバー名を読み上げるイントロの映像&音からもうダメ!
涙が出てきた・・・

不遇の時代を過ごしてもこうしてまたリスペクトされるなんて
素晴らしいなぁ・・・きっと神様は見てるんだわと思った
こういう世の中に出てない素晴らしい功労者っていうのは
ジャンルを問わずたくさんいるんだろうなと思わずにいられなかった
そして、こういう風に人生の終盤で取り上げられる人
そして、取り上げられない人もいるはず・・・
音楽映画だけど、人生についても考えさされたな・・・
ファンク・ブラザース万歳!

今日の映画85点!

この日の観客は老若問わず男だらけ
女は私ともう1人だけ
そりゃ、こんなカッコよくシブい世界 男だったら惹かれるよな~!
でも男だけに見せとくのは余りにも勿体ない 
世の中の女ももっとこんな映画見なくっちゃ!!!
[PR]
by acine | 2005-09-21 20:49 | Estados Unidos 米映画 | Comments(0)