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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:フェレ・マルティネス ( 4 ) タグの人気記事

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マイカルト映画の一つ
”アナとオットー”が念願のDVD化!
どうしても手元に置いておきたくて 買っちゃいました

久しぶりに見たけれど こんな季節にピッタリの
ひんやりとして涼しげで ほどよくウォームなこの映画
やっぱり 買ってよかった~!と思いました

詳しく:Amazon 1回目感想

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スペイン北部とフィンランドの北極圏
そして アナとオットー 二人を取りまく環境 
ひとたちが ぐるぐると 輪になって つながっていて

平和で幸せな時もあれば 
何故か 離れないといけない時もあって

まるで 寓話のように ふわふわと漂う  
その クールでウォームな世界観の
さじ加減が絶妙だと思う この映画

森の中で走る 木にひっかかる人間
紙飛行機 メモ用紙 写真 ドア 窓
スペイン人 ドイツ人 フィンランド
映画の中のモチーフたちも あちこちで
登場したり すれ違ったり また出会ったり・・・

なんとも詩的な映画だと思う

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前からでも後ろからでもスペルが同じ名前の
アナ オットー の視点から描かれる
まるで プライベート回想のような映画なんだけど
決して退屈ではなく じっくり見入ってしまう

子供時代 父を亡くしたアナが 
       頼りにすることにしたオットー

少年時代 一緒に家に住むことになり
       キラキラとヴィヴィッドに描かれる恋心

大人になり より離れられない気持ちを持ちながらも
        離れてしまい でもお互いにいつも
        気をかけている 忘れられない・・・

だからこそ そんな二人が フィンランドで
静かな余韻を残す エンディング・・・ 

静かで美しい いい映画だと思う

二人と親たちが過ごした家が まるで人間のように
その時々で 生き生きとしてたり ちょっと寂しげだったり
その家と人間の描き方もさりげなく 共存してていい
個人的にこの家・・・すごく好み!

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そして フェレ・マルティネスとナイワ・ニムリがいい!
子供時代&少年時代の役者もすごくいい!

今回見て思ったのは 映画によって 
ガラっとイメージ変わる フェレの美青年ぶり 
(若かりし頃のエリック・マーティンと似てると思った)

そして ハッキリ顔の個性派美人の
ナイワの喋り方とその声! 生まれ変われるなら 
私はナイワかシャルロット・ゲンズブールのような 
喋り方と声が欲しい・・・! 
柔らかくて本当に心地いいんだもの

スペイン映画 常に思うことだけど
地に足が着いていて 落ち着きがあるんだよなぁ

というわけで マイナー作ゆえ
何のこっちゃ?な感想で 失礼しました

決して派手さはないけど 
どこか 何故か 心に残る映画なんです

縁がないと思ってた フィンランド
今年 友達が嫁入りしまして あっちに住むようになりました

この映画に出てくる 彼の地の風景見ながら
○○さんも こんな中で暮らしてるんだな~
そーいえば  バカンスで行ったという
北極圏の写真も送ってくれたよなぁ・・・

なんて 遠く離れたところに住む友達を想いつつ・・・

今日の映画:80点
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by acine | 2011-07-13 21:43 | España  スペイン映画 | Comments(6)
e0079992_2243723.jpgここ4.5年 ずっと見たかった映画 
念願かなって やっとビデオにて鑑賞!

静かなスペイン映画
前から読んでも 後ろから読んでも同じ名前の二人
アナとオットーが知り合って 一緒に過ごす時間 離れた二人
偶然と偶然が重なり 運命 輪廻 を感じさせる物語
ANAの視線 OTTOの視線 二人の視線が重なる時と
パートパートで テンポよく流れるように見せていく


スペインとフィンランドが舞台 原題は北極圏の恋人たち 
スペイン映画は濃いというイメージがあるけれど
フィンランドの北極圏がキーポイントのため
この映画に限っては 影・静の映画 ヨーロッパ映画そのもの
セリフより キャストの目 表情 動き 風景 時間・・・ 
1シーン 1シーンが 一枚の絵か写真のように美しく 印象的に紡がれていく
現実的であり おとぎ話の世界のようでもあり
こんな映画こそ 映画館で見たかった とつくづく思った

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アナを演じるナイワ・ニムリの無国籍で不思議な佇まいが
この映画にぴったり やはり彼女の目力は強力 そして素敵だ!
西洋の女優では 今私の中ではケイト・ブランシェットについで好き

オットーを演じるフェレ・マルティネスの想いを秘めた
静かな佇まいもピッタリ この映画でもなかなかのナイーブな
グアポ(ハンサム)ぶりだった この人かなりの芸達者!

後にバニラ・スカイとしてリメイクされたスペイン映画 オープン・ユア・アイズ では
エドゥアルド・ノリエガとペネロペ・クルスの影で どうも損な役回りだったこの二人
見るならこっちを見て欲しい この映画の二人は本当に素晴らしいから!

子供時代 少年時代の二人も いわくありげなとてもよい演技
それぞれの人生を歩んでいくことになる親たちもいい味
人生酸いも甘いもかみしめた枯れた雰囲気もある
キャストたちの演技がヨーロッパ映画らしくていい感じ

スペインの影と フィンランドの淡い光 透明感のある空気が美しい
偶然と運命に翻弄される二人の繊細で美しくて悲しい物語
ヨーロッパ映画好き スペイン映画好き ミニシアター系映画好き
クールでウォームな映画が見たい方はどうぞ

今日の映画 80点

ナイワ・ニムリ映画: 靴に恋して ユートピア
フェレ・マルティネス映画: ユートピア バッド・エデュケーション
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by acine | 2005-10-27 21:56 | España  スペイン映画 | Comments(4)
2005/05/04
d0025646_136093.jpg初めと終わりのクレジット通り

Un film de PEDRO ALMODOVAR
ペドロ・アルモドバルの映画  に始まり

Un film de PEDRO ALMODOVAR
ペドロ・アルモドバルの映画 に終わる


まさにアルモドバルの映画!

不穏な音楽に乗せて 恐ろしくセンスのいい
オープニングから 期待を裏切らない
何とも濃い濃い世界が待っている
今回もアルモドバルならではの世界

女性で台詞があるのはたった2、3人 それも二言三言
あとは男性キャストのオンパレード
同性愛、オカマ、女装、性的虐待、神父の冒涜、神への冒涜・・・
特にカトリック社会ではタブーとされることが
思いっきりストレートかつ濃く描かれる
過去・現在を行き来しながら 映画撮影風景と現実も行き来
わかりにくそうで 意外にストーリーはシンプル だけど濃さはハンパじゃない
まさにアルモドバルならではの悪い教育
エンディングでそういうことか!と自叙伝と絡めてる所は上手い
キワモノすれすれどころか 今回はまさにキワモノそのもの
ストレートでミステリアス とことん猥雑でとことん美しい 背中合わせの魅力
そんな世界がこの二人を中心に描かれていく・・・

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ガエル・ガルシア・ベルナル

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フェレ・マルティネス

二人ともラテン男優ならではの
目力・視線は超強力!

ガエルは三役をこなしているけど 小柄なので○装姿も妖しくてOK
※この○装姿の衣装デザインはゴルチエ
危険で繊細な香りを匂わせつつ もう何でも来い!の安定感
モーターサイクル・ダイアリーズの若きチェ・ゲバラとは別人

オープン・ユア・アイズで初めて見たフェレは どうも冴えないのでイメージが悪かったけど
(リメイク版 バニラスカイは余りにもそのまんま!見るなら絶対スペイン版オリジナル!)
1ヶ月前に見たユートピアで その存在感に目からウロコ
フェレの今回のねっとりとした色気を漂わせた抑えたクールな演技は必見!

そして繊細な子役、脇役たちもクセあり・キワモノぶり全開で素晴らしい

世界で一番好きな監督 王家衛と同じく
アルモドバル映画も 色彩・音楽・カメラワークtc・・・
とにかくアート性が高く 映像美にマイってしまう
真紅、どす黒い赤、黄色、黄土色、エスニックなグリーンなど 効かせ色の美しさ
黄土色の外壁に古びたグリーンの扉 プールサイドの真紅のデッキチェアなどがツボ
スペインの空気・大地にしか似合わない色ばかり  
そして使われる音楽の涙が出そうになるほどの美しさ
音楽と映像がシンクロする瞬間は 王家衛に負けず劣らずの職人ワザ
その徹底的な素晴らしいこだわりに乾杯!

好き嫌いがはっきり別れる世界だけど
怖いもの見たさ 美しいもの見たさの アルモドバル映画

ある意味 究極の猥雑でとびっきり美しい世界かもしれない

i Salud !   i Para un film de Almodovar en su mundo especial !

今日の映画 82点
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by acine | 2005-09-21 21:09 | España  スペイン映画 | Comments(0)
2005/04/11

d0025646_23475174.jpgスペインはマドリー&サラマンカを舞台に
予知夢が見えてしまう男アドリアン
苦悩する彼が巻き込まれる事件とは・・・
そして頻繁に彼の夢に現れる女性とは・・・
南米の組織と彼女の関係は・・・

比較的ありがちな設定にも関わらず
熱くてとてもクールなラテンのキャストの演技と
ストーリーでぐいぐいと引っ張っていき
シンプルかつスタイリッシュな影像から目が離せない

全体的にブルーがかかった影像
時には白っぽい影像の中に1色だけ目立ったり
全体的にブルー&ブラックのイメージ  半券参照→
それがこの映画の持つ世界とピッタリ
一緒に行ったあと二人は 
過去・現在・未来がすごく行き来するので よくわからなかったらしい
私はずっと見たかった映画だし この世界はすごくツボだった!

キャストも 昨年公開されたスペイン映画カルメンで堕ちていくホセを
見事に演じた アルゼンチンの注目俳優 レオナルド・スバラグリアと
個性派スペイン女優 ナイワ・ニムリががっぷりよつに組んで 見ごたえたっぷり

レオナルド濃いけど こういう優男キャラをさせると抜群
10日ほど前 WOWOWでオンエアされた彼主演の
”10億分の1の男”間違えて消してしまったので残念!

d0025646_12134932.jpgお正月に見た”靴に恋して”で 
素敵だったナイワがまたすごく良かった
今回はエンディングテーマも歌っていて
これがまた不思議な浮遊感漂ういい曲


脇を固める俳優陣もよい出来だったけど 今まで軟弱なイメージがあった
フェレ・マルティネスは 今回はスキンヘッドですごく存在感があってびっくり
彼はガエル・ガルシア・ベルナルとコンビで
大注目のアルモドバルの”バッド・エデュケーション”にも出演

一味違った スタイリッシュでクールなスペイン版サスペンス
好き嫌いはハッキリ別れるかもだけど
5月下旬にはDVDも出るらしいので 気になる方はご覧を!
ユートピア 公式HP ※音出るので注意
予告編はこの映画の持つ世界・影像の雰囲気がよく出てます

今日の映画 83点
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by acine | 2005-09-21 21:05 | España  スペイン映画 | Comments(0)