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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:ベン・ウィショー ( 5 ) タグの人気記事

ダニエル・ボンド 4作目
場面、場面でちょいとお年を召した?ダニエル?
前2作は不完全燃焼気味だったりしたけど
今回も世界各地でアクションしまくり
大活躍のダニエル・ボンド!
立ってる、歩いてるだけでなんとも絵になるんだな~
あの声で喋ってるだけでたまらん・・・のですな
やっぱりなんだかんだ言ってもスタイリッシュでカッコいい
なんだかレイフもモニカもお年を召したな・・・と再び思いつつ
小動物のようなベン@Qで和み クラシックでモダンなロンドン
世界の都市の重厚さ、こんな景色がある~と感心しながら 
ダニエル・ボントを鑑賞し尽す 堪能!
まだまだボンドをやって欲しいけど
マンネリにならない方がいいのか?と思いつつ 
次こそカジノ・ロワイヤルみたいな刺激的なヤツを頼む 
ついでに監督はマシュー・ヴォーンか
クリストファー・ノーランで、ダニエル・ボンドを頼みたい
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by acine | 2016-01-25 21:42 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)
ダニエル・ボンド3作目
まずは結論 ちょっと小粒かな?
出だしのイスタンブールは一体どんだけ一般人
巻き込むの?状態でちょっと引き気味
屋根をバイクで走るシーンも凄いことやってるはず
なのに 何故か余り凄く見えないのは何で?
諜報員の立ち位置を問われるのは現代的なんだけど
もうちょっとハビ演じる敵もダークナイト並の
パンチが欲しい ボンドガールも地味
お膝元の英国シーンが半分位で地に足ついて
品良かったものの もうちょっとゴージャスさも欲しい
レイフもベンもでなかなかこれまた品の良い
キャスティングなものの Mにあそこまで
持っていかれていいものか?
もっともっとボンドを目立たせてちょーだい!
という感じ ダニエルはとても素敵でクールなのに
サム・メンデス ちょっとちんまり作ってしまったなぁ
前作も今作も見終わった後 カジノ・ロワイヤルが見たくなった
個人的には ノーランかヴォーン監督作にてダニエル・ボンド熱望!

12.12 80点
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by acine | 2012-12-04 23:05 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(0)
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鬼才 トッド・へインズの最新作

かなりクセありの独特のタッチを持った人だけど その達者な構成力
音楽・映像・構図・ファッション・インテリア・衣装まで 細部へのこだわり
華やかだけど 万人を寄せ付けない部分も多いけど 
独自の路線を歩む 美と芸の職人という印象だ

この人もゲイ ゲイの監督は皆細部にわたって細やかで
その美意識・こだわりが物凄く高いような気がする・・・
そしてちょっとハスに構えたシニカルな視線が面白い

ベルベット・ゴールドマイン はグラマラスでキラキラとしていてほろ苦い 大好きな映画!
エデンより彼方に もかなりクセある話で レトロ総天然色が印象的だった

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新作は 6人の俳優がボブ・ディランを演じるという 奇想天外な伝記もの
詳しくは:Yahoo!映画

ボブ・ディランの全盛期は知らないし 興味を持ったこともほとんどない
知ってる曲といえば Guns N' Rosesが カバーしてた
”Knockin' on Heaven's Door”位だ

今回の目的は トッド・へインズ作
ケイト・ブランシェット ベン・ウィショー クリスチャン・ベイル他
が出てるから・・・見たかったので 6人でボブ・ディラン?!
今イチ想像がつかなかったんだけど・・・

6人の俳優が 皆ボブ・ディランと名乗ってるんだろうと
思ってたら 皆それぞれ 名前が違うのにビックリ!!!
いる場所も時代も 果ては人種も年齢も性別も違う
果ては歌なんて唄ってなくて 俳優や放浪してる人までいるのだ

とにかく名前も 人間も違っていて 各人のパートがパズルのように
組み合わさって シャッフルされ 最終的にどこかでつながりつつ 
次々と目の前に現れるので 戸惑いつつ見てしまう
一種哲学のようで難解 頭の中が???となりつつ 
劇中のストーリーは ボブ・ディランの曲と共に
比較的ゆっくりと進むので 若干退屈さを感じつつ
好みのパートとそうでないパートに別れてくる感じ

ボブ・ディランに詳しい人 その時代を生きた人 音楽に詳しい人 
アメリカン・カルチャーの中で育った人には ピンと来る内容かも
しれないけど どれも体験してない大部分の日本人には 
どうもフィットしない題材のような気がする・・・
独特の世界なので ついていくのに根気がかなり必要

だけど 段々そのわかるようでわからない不可解な世界が
音楽と映像 その巧みな構成とキャスト陣の充実の演技で
段々と疑問や雑念を持たず ただスクリーンに集中するようになる
何だかわからないけど 映画に引っ張られていく感じ?

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ベン・ウィショーはナビゲーター的役
モノクロの世界で トータル登場時間は短いけど やはり独特の印象を残す
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放浪するマーカス・カール・フランクリン
子供なのに ユーモアを漂わせる達者な演技が凄く上手かった

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ヒース・レジャー そして彼の妻役のシャルロット・ゲンズブール

なかなか共感できる部分のない映画の中で 個人的には一番ぐっと来たパート
ヒース・レジャーは実は縁がなくて 今回初めて演技を見たけど凄く良かった 
なーんとなく知る限りの彼の結婚生活を思わせるような
やるせなさを漂わせ フレンチ妻シャルロットとの出会い・蜜月・衝突

このパートは クセあり映画の中から抜け出て 
いい意味で別の映画を見てるような気分で このパートは凄くよかったなぁ 
若くして亡くなってしまったヒースに合掌・・・ 
シャルロットの細い体 優しげな声 やわらかい言葉の発し方は
凄く魅力的だった アメリカ人にはない独特の雰囲気がいいなぁ

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クリスチャン・ベイル ベスト口パクパフォーマンスは彼!
妻役のジュリアン・ムーアのインタビューも交え 今イチ存在は
謎だった彼の役 だけどこの教会でのパフォーマンスはお見事だった

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ケイト・ブランシェット 
ほとんどノーメイク(多分) そして細いスーツに身を包み
紅一点 男を演じた彼女 その見た目の線の細さに負けないように
ずぶとめを装う男演技 無理がやっぱりあるかな?とチラチラ思いつつ
やっぱり こんな役は普通の女優では出来ないよな~と思いつつ見た
昔のGF役でチラっと出た ミッシェル・ウィリアムズもエキセントリックで可愛かった

リチャード・ギアは 田舎のおっさんがよく似合っていたけど
その他の若手ほど 演技は達者ではないというか自然体

というわけで この映画がストライクゾーンにスッポリとハマる人は
凄く少ないと思うけど(欧米では知らないけど) 
そんな世界を掘り下げて こんな奇想天外な映画を作った 
トッド・へインズは凄いよな~と思う

そして こんな訳わからん 監督の脳内満足度高い作品で
きっちりと地に足を着け 監督の望む世界をしっかりと演じた役者たちも凄い

この内容に興味が持てるか?持てないか? 好きか?嫌いか?
映画の内容どうこうというより こんな映画を作ってしまうこと
こんな大胆な設定で こんな風に構成し キャストに演技させる 
物凄く高度なテクニックとセンスが必要だと思う

キャスト陣の充実した演技とともに 内容に共感ができなくても 
ちんぷんかんぷん気味でも しっかりと観客を引っ張る力
何だかわからんけど ラストまで見せきってしまう
トッド・へインズの人並み外れたその構築力とセンス 
そういう意味では凄い映画 いや監督かもしれない

今日の映画:75点
 
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by acine | 2008-04-27 20:14 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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60年代 セックス・ドラッグ・ロックンロール 
このポスターそのまんまの世界 いやロックンロールは余りなかったか・・・ 
そして ストーンズから消えたと同時に この世からも消えてしまった男の物語

音楽モンだし 去年 ホントは映画館で見たかった映画
忙しくて行けずじまいで その後ベン・ウィショーも出てたと知り 
やっぱりこれはいつか見よう!と思っていた作品
借りようかと思ってたら 丁度放映があったので・・・ 詳しくは:コチラ

そういう死んだメンバーがいたらしい・・・というのは知ってたけど
当時の状況やストーンズの内情がどうだったかは さすがに知らない
真相を知らなかった分 逆に新鮮に見れたかもしれない

もっと音楽ガンガンかと思ってたら 意外や意外・・・!
とても映画らしい展開で 小粒ながら丁寧な作りの映画だった
静かな中にも 煌びやかで退廃的 羨望と妬み 遊びと浪費
享楽の世界 音楽ビジネスの裏側などが描かれていて
こういう世界でも 決して品を失わず 淡々とクールなのが
これまたイギリス映画らしくてよかった

プールのシーン~デビュー直後の雪のシーン~
GFを妊娠させて彼女の父親に怒鳴られ 家を出て 
ミュージシャンになり・・・そして人気者となり
くまのプーさんを描いた作家が暮らしていた
カントリーサイドの邸宅を買い取り そこに暮らし 
改装するシーンまで 一気になだれ込む・・・ 

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その風景や邸宅が なんともイギリスらしさがプンプン漂う 
アンティークさの漂う 萱葺き屋根の古風で瀟洒な邸宅
日本のミュージシャンが いくら成功したからと言って
純日本家屋を買い取って 改装して住むだろうか?
しかも くまのプーさんの作者が住んでたという家!
そういう感覚の違いが面白い 先端にいながら伝統的
いかにもカントリーハウスっぽいインテリア 
美しいイングリッシュガーデンに ほどよくモダンなプール・・・
なんともうらやましい家だった この家もいい感じだったけど
旅行先のマラケシュのホテルとかも すごく雰囲気があった
この映画・・・実はインテリア映画でもある

そんな中 キース宅も担当したという 冴えない建築業者の男
フランクがブライアンに手招きされるかのように 時には仲良く
時にはバカにされつつも 段々とブライアンの生活に入り込んでくる

何で こんな奴が こんなに延々フューチャーされるのか?
なんだか不思議な展開だな~?と思いつつ見ていたら
これが段々とミステリー要素 サスペンスチックになっていき
ミュージシャンのブライアン・ジョーンズの失速と重なっていくのだ
まるで 点と線がつながっていくかのように 
ブライアンの人生も幕切れへと向かう・・・

アメリカへ入国出来ない=アメリカをツアーできない スタジオへも来ない
曲も書かない 仕事をせずに 女遊び、旅行、家の改築 etc・・・
果ては 自らが原因で ダイナマイト・バディのGFをキースに奪われる
怠惰に遊び暮らし 浪費ばかりするブライアンは 
なるべくして身を滅ぼし 脱退せざるを得なかったという感じがするが
あの建築業者フランクが 彼の人生に登場した所で
彼の人生も 歯車が狂い始めたとも言える・・・

この映画で描かれていた事がホントだとすると 
怖い話だな~と思うし でも十分ありえそうな話でもある
単にあのフランクだけの問題か それともマネージャーが仕向けたのか?
どこまで本当かはわからないけど こういう脱退劇の裏側には
表沙汰に出来ないような 大人の事情がいろいろあるんだろうな~と 今更思う

音楽映画というより 成功と引き換えにこういう退廃的生活を
送ったばかりに 見えない渦に巻き込まれ 死に至るまでの結果・・・という感じ
予想とは違ったけど 小粒ながらも 意外にも映画らしい映画だったと思う
創作物語だったラストデイズより 真相に近いような気がする
本人がふーっと出てくる ラストシーンも効いていた

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淡々となりきっていたブライアン役のレオ・グレゴリーも上手かったし
庶民のフランクetc・・・役者陣の演技も自然でよかった
キース・リチャーズ役だった ベン・ウィショーは出番は少ないけど
小動物系&甘め路線系で なかなか可愛げでした
どっちかというと ブライアン&建築業者&GFに焦点絞ってるので
バンドやメンバーは余り出てこないのが ちょっと勿体ないかな?

今日の映画:78点
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by acine | 2007-08-30 00:49 | Inglaterra イギリス映画 | Comments(2)
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いやいや・・・お見事!!!
濃厚な本当に香りが漂ってくる まさにその香りを体感するような映画でした

あれって 本当に場内に何か流してないよね?
香ってきた気がするって方 他にいません?
そういう香りが漂うシーンでは 本当に香る気がしたんだけどなぁ・・・
私だけ?! ローズっぽいアンバーっぽい香り

スピルバーグやスコセッシも映画化を狙ってたらしいけど 彼らではなく
ドイツ人監督 トム・ティクヴァが料理して大正解だったと思う

繊細で力強く 儚げで濃厚 猟奇的でかつ崇高 不思議と神々しい
ヨーロッパが舞台のこんな世界を描くには アメリカ人では絶対無理だろう
しかも↑の人たちでは もうまるっきり違う映画になってしまいそうだ・・・
しかも・・・変な方向へ とことん行ってしまいそうだ・・・
これはヨーロッパの監督や ヨーロッパ的テイストを持つ人しか
演出してはいけない世界だと思う

*ネタバレはないけど 核心を匂わす部分あり

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それにしても ベン・ウィショーが見事!!!

レイヤー・ケーキでは例のチンピラ役 Jの悲劇ではダニエルの生徒役だった彼
予告見た時に まったく雰囲気違うので まさか彼とは・・・!と
ビックリしたけど 彼がこんなに演技派だったとは・・・!!!
あのチンピラも単なる生徒も 演技力の成せるワザだったとはね
イギリス若手俳優の底力・・・とにかく彼は恐るべし役者だと思いました

ベン・・・もう完璧に 天才調合師グルヌイユそのものに
なりきっていたというか 終始 もう完璧目がイっておりました
余りにも純粋に香りに惹かれる そして香りに取り付かれた故
人間として犯してはいけない領域まで踏み込む 
その無垢なまでの純粋さ そして凄みのある静かな狂気まで 本当に見事!

猟奇的な部分もウエイト高いけど 絶対的嗅覚を持ち
ただ ひたすら香りを追及する純粋な仙人のようにも思えた
あんなことをやっていてまでも 不思議と神々しさまで感じる位 
実は凄い俳優だったんだな 彼は・・・と本当に見直しました
正直師匠役だった 名優であるはずのダスティン・ホフマンが
彼の前では全く普通に見えた位・・・

そして 寄り気味の一種猟奇的なこだわりを感じるカメラワークも
物凄くリアルで見たくない部分まで 執拗に写すシーンもあるんだけど
全体的には 美しくないパリから 美しいグラースの街並みまで
その空気や香水の香り 体臭や悪臭まで 
当時のヨーロッパの雰囲気がプンプン伝わってきような気がした

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媒体では やたら レイチェル・ハード=ウッドが取り上げられているけれど
個人的には 冒頭の彼女に軍配・・・↑
美しさではレイチェルかもしれないけど  この彼女のなんとも無垢な風情
それにグルヌイユがついて行かざるを得ない芳香を持っていたんじゃないか?
と思わせる なんともいえない無垢な生々しさを この女優さんは漂わせていたと思う
肌の質感まで生々しく感じるそんな彼女と 
これまた無垢なグルヌイユのシーン・・・ドキドキしましたもん

そして行く前に やたらと話題になってた 例のシーン 
 (本当は知りたくなかったなぁ・・・情報時代の悪い便利さ)
そんな騒ぐほどのこと?! 別にそんなに問題ない気がした

それより そんな風に皆を導いた あの香水を作った
なぜかハーメルンの笛吹きのような グルヌイユの凄さにひれ伏すというか
普通・・・こんなのありえないだろ~!?と思いつつ 
すっかりあの場の雰囲気に飲み込まれる 
そして ベンの演技にこっちもひれ伏すという方が正しい
それほど 彼の演技や目には説得力があったと思う

猟奇的というより 余りにも純粋に香りに取り付かれ続けた人間の悲劇
イノセントで摩訶不思議なおとぎ話に 引き込まれ続けた・・・
ベルリンフィルの音楽も 格調高く とてもよかった
とても質の高い映画だと思う

今日の映画:83点

トム・ティクヴァ監督の映画は ラン・ローラ・ラン ヘヴン を見てるけど
前者:荒削りだけどアイディアあり 後者:繊細さがあり静かな余韻を残す など
なかなか力量のある人だと思う 今回は繊細でかつ力強く 完成度高く圧巻!
それにしても 今回の女の子も 赤毛でローラだったなぁ・・・

こういう作品が 作品賞や監督賞を取るのなら・・・私は納得できる
 (アメリカ的道徳上では無理だろうとは思うけど・・・単なる問題作になってしまいそうだ)
もしくは麦の穂をゆらす風などもふさわしい ←実際カンヌでちゃんと作品賞を取っている

どうでもいいことだけど・・・
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by acine | 2007-03-06 20:59 | Alemania ドイツ映画  | Comments(22)