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タグ:マイケル・ムーア ( 3 ) タグの人気記事

なんだかんだと言って見てしまう
マイケル・ムーアのドキュメント映画

やりすぎ感が漂ってた(けど面白い)旧作に比べると
かなり優等生的出来というか お行儀のいい映画だったと思う

あちこちの国へ行き その国民の話を聞いていると
シンプルに人生を送る 生活を過ごすことを考えると
自国は決して恵まれていない状況に驚く マイケル・ムーア

ただ幸せの基準がどこか? 人それぞれ国それぞれ違うと思うので
いいところを寄せ集めて それで国を作ればいいかというとなると話は別

いろんな価値観を持っている人がいる時代なんでは?と感じた

結局なんだかんだ言っても マイケル・ムーアはアメリカを愛してるんだな
自分の国をそんなふうに表現できる彼は幸せな人だと思う
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by acine | 2016-08-11 15:22 | Estados Unidos 米映画 | Trackback | Comments(0)
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うさんくさいと思って 見逃していた ボウリング・フォー・コロンバイン 
それが 思いのほか面白かったので こちらも鑑賞
見栄えのよさそうな映画優先してたから(笑) 今頃になってしまった

マイケル・ムーアは ここでもあくまでもストレート 
疑問に思ったことは 何故何坊やのように ズンズンと追いかける

スレた大人には すっかり忘れてしまったような 
子供の なぜ?どうして?という心が この太ったアメリカ人には
今でもピュアに宿っているのが うらやましくもあり 呆れたり・・・
でも それが凄くストレートで まずそこに感嘆してしまう 

先進国で唯一国保のない国らしい アメリカの医療の実体には唖然とする

公的保険がないから 個人的に保険会社と契約を結ぶ
無保険者には 余りにも高額すぎる治療は受けれない故
切断した指2本のうちの1本の接合を諦めたり
治療代がかさみ家を売り出すしかない夫婦
契約はしてるものの 契約してる病院へ行けと言われ
高熱を出した娘は息絶え 臓器移植が保険会社から
認められなかったため 命を失った旦那
果ては治療代が払えない患者を道端に置き去りにする病院

そういう酷い目に会うアメリカ国民の姿にもビックリするが
保険会社の歪んだ背景にももっとおぞましいものがある
保険金を出さないように努力した保険会社の審査医には
どんどんよい給料・ポストが与えられる
後に証言していた医者は ”自分が不可とした人で
死んでいった人がいる なのに私は何も罰せられない”
そして 保険金を出さないように 過去の病歴を徹底的に調べる人間たち

根本から間違ってるとしか思えない
甘い汁を吸うだけ吸う奴はのうのうと暮らし
末端の罪のない人々が地獄を味わう

それが耐えられない・・・とその仕事から抜け出し
証言したり インタビューに答える人たち

ここまでの有様でないとはいえ 自分達の立場に置き換えれば
いつ こういう風に制度が破綻してもおかしくない・・・
歪んでいってもおかしくない・・・と思うと 空恐ろしいものがある

川一本アメリカから隔てたカナダ
そしてイギリス フランス キューバの状況を見ていると
かなり美化・誇張してる部分はありそうだけど ずいぶんマトモに思える
あくまでも人間ありきだからだ

こういう状景を見ていると その国の医療事情を知らずに
旅先でうっかり怪我したり病気になると えらいことだ 恐ろしい!

インタビューに答える人たちの穏やかな表情 達観ぶり
街行く人たちの姿を見ても ビックリするようなアメリカ人の
太り方のような太り方をしてる人は余りいない

医療はあくまでも人のため 
医師もあくまでも人のためにあるという 
当たり前のことがそのあたりの国では当然のごとく行われている
医師・患者の立場が当たり前の形で存在している
そして本人達もその状況をよく理解している

それに驚きが隠せないアメリカ人 そしてそれを傍観する日本人
日本だってこの先どう転ぶかわからない・・・

劇中でイギリス人?がコメントしてたけど 
政治?国のあり方?には 2つあって・・・

*国民に 自由・教育・健康を与えない 
 そして怯えさせて 国に服従させる

*もう一つはその反対 その3つを与え 
 国民が国を自由にさせない 国が国民を怖がる

どっちが健全か?というと わかり易すぎる位明らかだ
人間が人間らしく生きることが出来る国・・・
私も来世はそんな国に生まれたい

全世界で見れば 充分恵まれてると思える日本だけど
何もかもが中途半端な国になってしまったような気がする
同じ日本なら もっと日本の美徳 日本人の美徳が
残ってる時代に生まれたかったなぁ・・・と思うこの頃

終盤のグアンタナモへ突撃は あぁ!またやったか!M・ムーア!
うさんくささ満点だけど キューバの人たちの接し方でかなり救われた

グアンタナモ 僕達が見た真実 を見てたので 
国民より囚人の方がよい医療を受けている・・・と言ってたけど
罪のない人が自由を失われているというケースもありそうなので
この彼の吼えぶりが正しいかどうかは???だけど・・・

ここまで堂々と主張して よく話題になってるように
アメリカ国内で 彼の身は大丈夫なんだろうか?と
思わず心配してしまうけど いい意味で とても愛国心の強い人なんだと思う

エンドクレジットを見ていると・・・彼の突撃ドキュメントは
まさに彼のアメリカという国への愛情の裏返しのような気がする
驚きとどよんとしてしまう事実ばかりの中に ほっとする瞬間だった 
それにしても嫌でも考えさされる内容だ

同じく エンドクレジットにて
 
”毎日 フルーツや野菜を食べて 歩こう!” 当ってる 

今日の映画:80点

今思えば このタイトル
病気をKOするか? 病気にKOされるのか?
それとも その他の見えない何かに病気はKOされず
人間がKOされるのか? という感じがする
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by acine | 2007-11-04 22:43 | Estados Unidos 米映画 | Comments(4)
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ここ最近 時間が合えば見たいな~と思ってた1作
公開された時は 気にはなるけど アメリカの話だし 題材も重そうだし
マイケル・ムーアの風貌もどうも苦手だ・・・ と余り気が進まなかった

それが 最近ちょっと気になりだしたのは 
別の事を検索してたら たまたま見かけた記事
セレブの小部屋/NYニッチ マイケル・ムーア編 を見かけてから・・・
 ※ この"セレブの小部屋” 興味深いお話一杯あり

と言っても 気がついたのは すでに開始1時間たっていて
かつ疲れてたので 時々居眠りしながらの鑑賞 詳しくはコチラ

別に美男美女が出るわけでもなく 凄いアクションがあるわけでもなく
お涙頂戴のヒューマンものでもない・・・
巨体のジャーナリスト マイケル・ムーアが 
銃社会アメリカと コロンバイン高校での銃撃事件をめぐり 
淡々と かつエネルギッシュに 突撃取材をするドキュメント映画

途中から見たものの テンポよく ドンドン核心をついていく様は
題材から考えたら 不謹慎な言い方だけど 面白い!
そうよ!なるほどね~と シンプルかつ説得力のある内容&構成だ 

当初は犯人達への誘因だとして非難された・・・マリリン・マンソン
その恐ろしげなメイクとは裏腹に 言ってることはいたってマトモ
まったくの常識人間だ そんなこと非難していた側の方が 
おかしい人よっぽど多いんじゃないの?と思わせる

劇中で・・・ 
車の広告を見たからと言って 全員が車を買うか?
犯人達が襲撃前にボウリングをしてたからと言って
ボウリング自体が非難されるか・・・? ごもっとも!
よって マリリン・マンソンが非難される筋合いなんて何もない
もしくは 何かを悪者にしないと どうも落ち着かないのか?

アメリカでは不安や恐怖心を煽って それで巨万の富を得ている人が
いるが アメリカの社会や危機管理は 全てそういう原理
政治家も実業家も権利をもつ人間達も・・・というエピソード
それに右往左往させられる一般市民・・・ うーんと思わず唸る
なーんとなく サンキュー・スモーキングを思い出す

ただし 作り手の勢い余るシーンも 所々目につく&鼻につく
事件で使われた弾丸が売られていたというKマートに
弾丸が体内に残っている被害者の元高校生を連れて押しかけたり
銃協会の会長(俳優だっけ?)にひつこく詰め寄ったり
映画を撮るからと言って 暴走しすぎのような気もしないでもない

私はアメリカ人ではないし アメリカに住んだこともないし
しかもハワイ止まりで 本土へは行ったことさえない・・・
普段 傍観者として アメリカを見聞きしてるだけ
なので 何が本当で 何が嘘なのか 判断はつかないし
アメリカを理解してるなんて 全く言えないけれど

自由を守る為 自由って何? アナタたちの考える自由って?

マイケル・ムーアが伝えたいこと この映画が言わんとする内容
というのは すごくダイレクトに見てる側に伝わってくると思う
もっとヒネくれた毒気があるのかと思ってたら 意外にも直球勝負

こういう風に 自分の国の病原菌を 深く追求するってことは
すごく勇気がいることじゃないかと思う 同じように日本人で
ここまで今の日本の病原菌を ほじくった人はいないよね?
自分を含め 臭いものに蓋をしてるだけで・・・

そういう点でも アッパレというか 勇気があるわと思う
思いの他 しっかりとわかりやすい作りだったので
またチャンスがあれば 見てないシーンも見たいし
新作(アメリカの健康保険問題)も見てみようかな?なんて・・・
好む好まざる関係なく アメリカの影響の強い現代ニッポンで
暮らす私達にも 対岸の火事ではすまされないことも多いかも

今日の映画:78点 
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by acine | 2007-08-20 18:56 | Estados Unidos 米映画 | Comments(9)