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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:ロドリゴ・サントロ ( 6 ) タグの人気記事

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てっきりアメリカ映画かと思ってたら フランス映画だったんだ~

舞台は思いっきりアメリカだったけど (しかも半分は刑務所のシーン!)
言われてみれば 確かに冒頭のシーンとか 音楽の使い方とか
どこか 欧州っぽい香りが漂っていたかも・・・

主役のジム・キャリーが思いっきりアメリカンなので
そのテンポいい ちょっと笑える 笑うに笑えない 
ストーリー展開は 異色のゲイラブストーリーかも・・・
もしくは 異色のクライムラブストーリーかも・・・
詳しく:ozmall

普通に結婚をし 妻と娘と仲良く暮らす警官のスティーヴン
突然の交通事故で瀕死の重症を負い これからは
自分の思うように生きるぞー! と ”I am gay ! "と
高らかに宣言し 素敵な恋人を見つけ 恋人を喜ばすために
詐欺の道へ入り 刑務所へ・・・というストーリー

スティーヴン役のジム・キャリー どうも苦手で今回初めて見たけど
役柄のせいもあるけど 確かに演技はくどめ 
だけど こういうラブコメディ系の役にはコメディアンっぽい
(この人もとコメディアンだったっけ?!) 演技でOKという感じ

しかし この人の顔 頭蓋骨そのまんまというか 頭蓋骨に
薄い皮が乗っただけという感じの独特の顔つきしてません?

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そんなスティーヴンが 堂々ゲイ宣言をし 見つけた恋人が 
ロドリゴ・サントロ! オープニングでロドリゴの名前を発見し
えぇ~?ロドリゴも出るんだ~!この映画 儲けた!と思いましたねぇ(笑)
素敵な恋人という台詞の通り 美しい顔にこんがりと日焼けした素敵な体 
間違いなくラテンのいい男 しかしロドリゴは190cm位あるはずなので
ジム・キャリーも同じ位大きいってことよねー?

しかし 哀しいかな ロドリゴへ貢ぐために 詐欺を働き 
スティーヴンは刑務所へ初入所 金か○○○すれば 刑務所の中は
どうにでもなる・・・というからくりを 面白おかしくテンポよく描いていく 
しかし あんな図体のデカイ男ばかりで 気の弱い男だったら 
もう恐ろしくって あんなところへいられないだろうなぁと思う
アメリカの刑務所 皆体格よすぎるし 極悪人もいるわけで怖いよねぇ

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で そんな中出会うのが 悪人ではない 純粋で心優しいフィリップ
ユアン・マクレガーが演じるんだけど 彼本来の人の良さが
そのまんま出てるような役柄で ゲイであっても 別にクネクネするわけでもなく
マッチョ(ちょっと体は膨張気味だったけど)で 力を誇示するわけでもなく
まるで女の子のような可愛いフィリップなのでした

やっぱり ユアンは基本はピュアで可愛いので 
それをそのまま生かした役という感じ
しっかし今回体が大きかったなぁ(笑) 
トレスポの頃の1.7倍位あるんじゃないかな?

すっかりフィリップに惚れたスティーヴンは あれこれとフィリップを
手助けし すっかりフィリップもほだされていくんだけど・・・
この二人房(?)の夜のシーンがいい お金を出せばなんとでもなるので
音楽をかけてもらい 二人で見つめ合い ダンスを踊るシーン
大きな男が何してるんだ・・・ってな感じは全くなくって
純粋にお互いを想ういいシーン 
相性はどうなの?と思ってたけど この二人のキャスト 悪くない 

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しかし 天性の詐欺師のスティーヴンは まず自分があの手この手を使い 
まずは出所し 残されたフィリップを救いだそうとする・・・
その後の展開はおかしいくらい とんとん拍子に幸せに進むんだけど
しょせん 彼のやってることは詐欺 当然ながら何度も捕まってしまう

そんな彼に三行半をたたきつけたフィリップ そんなフィリップを
なんとしてでも また振り向かせたいスティーヴンの策は・・・という
かなり変わったラブストーリーでした

好きな人に振り向いてもらいたいための嘘
自分をよく見せたいための嘘

そんな嘘は誰でも一杯つくし つかない人なんか絶対いないと思う

ただ 余りにもスティーヴンのついた嘘は スケールがデカすぎて
調子にのりすぎて それが結局彼の命取りになるわけで・・・

これが実話とは驚き・・・! 

刑務所に入り 妻と娘が頼りなんだと話してたけど
いつの間にか二人の存在が消えてしまったり ご都合主義だったけど
母親に捨てられたというトラウマが 彼の詐欺の根本かなという
ちょっと胸が痛む 哀しい話でもあったな~

気楽に見るには なかなか面白い映画でした 
しかし テンションかなり高いし 音楽もかなりの大音量
体調 今イチで見たので ちょっと疲れました(笑)

今日の映画:77点
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by acine | 2010-04-30 18:50 | Francia フランス映画 | Comments(6)
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予告を見た時から これは絶対見よう!と思ってましたが
もうすぐパート2公開間近に やっと見れました!

一言 凄くよかった!

静けさと力強さと聡明さと信念が同居したチェ同様
映画の印象もまったく同じ印象でした

そして エルネスト・”チェ”・ゲバラを演じた紅塩
ベニシオ・デル・トロの演技も素晴らしかった!

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ベニシオ 日本では 何でかイタリア語読みされてますが
彼はヒスパニックだし スペイン語では ci = シ なので
benicio = ベニシオ と正しく呼んであげて欲しい・・・といつも思う

そして スティーブン・ソダーバーグの演出もとても的確
NYでのシーンを効果的に使って 
基本的には スペイン語圏の役者を使っての
本格的スペイン語映画であったのもポイントが高い

世界的アイコンである チェ・ゲバラ
正直 彼の生涯や 取り巻く環境にまったく明るくなく
ガエル・ガルシア・ベルナルがチェ・ゲバラを演じた
モーターサイクル・ダイアリーズを見た後も 
ゲバラの本を読もう読もうと思いつつ 全然読めずに 
今回もほとんど白紙で臨んだ次第です
詳しく:東京美術館通信

映画が始まった途端 感じたのは 独特の色合いの映像
なんて色のトーンの雰囲気のある映画なんだろう・・・ということ

メキシコのアパートでのザラついた白色
だけど存在感のある人間たち
ニューヨークでのモノクロのシーン
そしてキューバの森の中の太陽が降り注ぐ美しい自然

文で説明するのは難しいけど 
ものすごく雰囲気のある映像で それを見ただけでも 
この映画はよさそうだ!というのが 即伝わってきた

フィデル・カストロと出会い キューバで革命を起こすべく
小さなことからコツコツと・・・ という感じで映画は進んでいく・・・

行く先々での志願者や農民を巻き込んでのゲリラ軍の道程は 
地味ともいえるもので スペクタクルというより 
あくまでもその時々での状態や チェや兵の
心の動きを中心としたもので 淡々としている

だけども そのエピソードや チェの言葉や行動一つ一つが
とても印象的で 決して飽きることはない 飽きないどころか
彼らの動き チェの言葉から 目が離せないという感じ

そして 後年チェがNYに行き インタビューをされたり
国連でもスピーチをしているシーンから 
そういう革命のシーンが回想される展開も上手い

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私が好きだったのは 
森の中 道なき道を進むゲリラ軍のシーン

負傷者が出ても決して見捨てない 
医師のチェは率先して 手厚く介護をし
皆で負傷者を担ぎながら 歩いて行くシーンが印象的だった
そして 武器を持たない農民は採用しない 
やる気のない者は抜けろ・・・とか 
とても真っ当でリアリティのあるシーンだった

そして 休憩の合間に チェが本を読んでるシーン
農民出身者に 字や算数を勉強しろと諭すシーン
行く先々で 地元民を診察するチェ 

この映画を見る限り 
チェ・ゲバラは革命家であり 優秀な思想家だったのだな~と
とてもインテリであり そして信念がまったく揺るがない
いい意味で 宗教家のようでもあった

彼の言う ”祖国か死か”は 別として 
愛を持って その信念を貫き通すエネルギー
本気度 その魂 移ろいやすい今時の人間も
彼を見習うべきことではないか・・・と

演技をしてるようにはまったく思わせない
そんなチェを演じたベニシオの演技は 本当に素晴らしかった!
映画の印象同様 静けさを身に纏い とても心が強く
信念を貫き通す男を 見事に演じていた 
そして 渋くて なんとカッコいいことよ!

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予告でも印象的だった 国連でのスピーチシーンも
見所たっぷり 反論するアメリカや他の中南米や
南米の国の代表を相手に 力強く喋るシーンは凄くよかった

そのスピーチの内容も 今の時代に置き換えても
よく理解できる事柄や ごもっとも!と思うことも多くて
世界というものは なかなか進歩するのは
難しいものなんだな・・・とも

そして ロドリゴ・サントロがスペイン語を喋ってたり
”アラトリステ”で見たばかりのウナクス・ウガルデや
これまたよく見る カタリーナ・サンディノ・モレノなど
ラテン圏キャストもよい 

というわけで 背景を深く知らなくとも
映画自体の魅力も凄く溢れた1本でした

十分堪能できたけれど 見終わって思ったのは
やっぱり本を読んでおきたいなぁ
本を読んでから パート2を見ようと思った次第です

そして 睡眠不足&ハシゴのレイトだったので
終わり1/3位 心地よい中南米のスペイン語の響きに
ウトウトしながら見てしまったのは勿体なかった

まくし立てるようなスペインのスペイン語より
南米、中南米のスペイン語はゆったりしてて
優しい感じで 聞いてて凄く心地よいのです(笑)

そういえば こんな言い回しもあったな~ 
そうそう!こんな悪い言葉もあったな(笑)など
スペイン語の勉強にも とてもなりました

話それましたが 何ヶ月も待たせる某レッドクリフより
こういう矢継ぎ早の公開の方が 観客の満足度を上げて
興行的には効果的なんではと思ったりして・・・

今日の映画:80点

パート2  ”39歳 別れの手紙” も期待大です

一緒に見た 南米人の友人いわく
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by acine | 2009-01-29 12:34 | Sudamerica  南米映画 | Comments(6)
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やーっと また出会えましたがな スパルタ筋肉一座の皆さんに・・・!
もとい 300人の少数精鋭スパルタ軍の皆さんに・・・!

間違いなくマイ・カルト映画の仲間入りをしたこの作品

超肉体派&残酷な映画でありながら 圧倒的映像美
ストーリー単純ながら 精神性というか 志の映画でもある・・・ 
そして 各パートの人材の総力を結集し 各人が各パートで戦い尽くしたような
チームの勝利!的な部分も凄くツボ 1シーン、1シーンの鬼のようなこだわりが凄い
つっこみ所は一杯ながら 手放しでもう好き!好き~!な映画でありました 

公開中・・・このブログも含め 私の周りではほとんど盛り上がらず
反応してくれる方もごく僅か・・・ 大変寂しい思いをしてましたが
でも いいや~! 一人ますます勝手に大盛り上がり(笑)
果ては周りの人まで連行したりしてましたが (結果:ほぼ皆脳ミソ沸騰!)
DVDで再び見れるということで嬉しい~!
感想:1回目 2回目 3回目以降

まずは特典映像を見てみました その感想など・・・
全体的に 物凄く目新しい映像やインタビューってのはなかったかな
某Yやらで見た映像が字幕付きで見れるという感じ

なので 肝心なのはやっぱり本編!ということになりそう
しかし 字幕が変わってる様子で あれ?!な部分一杯で 違和感アリアリ
ネイティブや英語が得意でない限り やっぱり日本語字幕で
ストーリーを追うはずなので リピーターほどきっと違和感感じると思う
うーん 残念! きっとリピーターもたくさんこのDVD買ってると思うんだけど・・・

■監督 なかなか男前のザック・スナイダー
日常からかけ離れた世界を観客に見てもらいたい・・・

同感だ どうせ見るなら外国もの
たまには こーんな全くかけ離れた別世界を映画では見たい・・・
時空を越えた 紀元前のギリシア 最強の設定だ
(日常の延長のような 夢も○ソもない日本映画を
 お金払ってまで 私はどうも見たくないんだわ)

リアルでありながら 斬新な映像を目指した
負け戦と知りながら 戦った男達の物語

シンプルなストーリーにしたからこそ 見てる側もとことん世界へ入り込み
よく見りゃ パンツに赤マント・・・ 一歩間違えりゃ 単なる変態じゃん!な
格好をした男達が とてつもなくカッコよく見えてくるわ・・・
果ては一緒に混ぜて戦わせてくれ~!ってな気分になるわ・・・ 
見てる側までが まさにこう血が沸々と湧き立つ 不思議な映画 
今時の弱っちい男ども これを見ろ~!ってな感じなんである

■衣装 
この映画 衣装・小道具フェチにはたまらない世界
スパルタ軍:シンプルなアースカラー
ペルシャ軍:寒色系にゴールド 小物もジャラジャラ
映画を見ても 細かい所まで物凄く神経が行き届いていて凄く綺麗
マントなどのドレープの出方も大変美しい
個人的にこの映画に出てくる衣装の色使い&質感 どれも凄く好み!

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■ジェラルド・バトラー
いやはや さすが王様俳優! アッパレな撮影風景&インタビュー
手放しで凄い!と思う 圧倒的肉体美 筋肉の乗り方 元のスタイルの良さ
そしてその風格&存在感 まさに王様俳優の器 訓練風景もなんとも素敵(笑)!
いやーもう全てが素敵すぎ!(まったく○ホですな)

■ロドリゴ・サントロ
撮影風景見てると こんなゴージャスな変態ルック似合うのは
ロドリゴしかいない! 改めて見ると やはりツタンカーメンのように美しい
素顔はとても目の綺麗な人 単なるイケメンじゃなかった あの怪演ぶりはアッパレ!

■スパルタ式トレーニング
キャストたちを集めてのトレーニング風景
こういうの見ると 本当に俳優って仕事は大変だな・・・と思う
ビリーの比ではないくらい大変そうだ・・・ 地獄のキャンプっぽい
そのおかげで 撮影風景見ても 皆さん素晴らしい肉体美!
自分が男だったら こんな体に仕上げられたら 凄く嬉しいだろうな・・・と思う 

■アクション
フィリピン、中国、日本など東南アジアの武術を取り入れた
というアクションは 単に形だけ香港アクションやワイヤー取り入れたのとは
違う個性がある なので日本人にもフィットするアクションなんだろうか?

最後に個人的に一番受けたのは レオニダス&クセルクセスの出会いのシーン
顔だけのジェリーボード・・・面白すぎ! というか欲しい(笑)

というわけで タワゴトほざきましたが お許しを・・・!

いやはや でっかいプラズマか液晶で見たいなぁ・・・
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by acine | 2007-09-28 22:34 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)

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300 2回目鑑賞!
いやはや これはちょっと いや これはかなりハマりました!
CG使いまくりハリウッド映画で 気に入ったのはマトリックス以来かも
(マトリックス: 2はNG 3は見てもない)

1回目は 驚愕の映像美と肉体美にうぉーっ!と圧倒され
2回目は すっかりストーリーわかってるので
落ち着いて じっくりと またしても 映像美と肉体美を鑑賞(笑)

前回同様 映画が始まった途端 シーンと静まり返り 異様に集中する観客達
シンプルな映画なのに 求心力 物凄い映画だと思う
時代や場所は違えど 武士道とも通じる描き方なので 
意外にも 日本人の感性にすごくフィットする映画

やっぱり凄い映像美ですわ・・・! 圧倒的!
CG使いまくりなのに 何故か絵画を見ているような アナログ感
なんとも不思議な立体感 スケール感 奥行きがそこにある・・・
冒頭の馬の現れ具合 一糸乱れぬスパルタ戦士のフォーメーション
ペルシャを見下ろす図 エンディングの影絵のカッコよさ

そして 何たる強靭な 肉体派軍団だ~!と 呆気に取られた
物凄い体つきのスパルタ戦士たち 再び見てもやはり凄い!
プロフェッショナルな職業:戦士軍団以外の何者でもない
圧倒的な存在感のある鍛え上げられた体で 前進し 盾を構えて
槍を投げ バッサバッサと敵をなぎ倒す姿は圧巻!

血が噴出し 腕や首が飛ぶ 残酷なはずなのに 
このアクションシーンの爽快さ カッコよさ 絵ヅラの勇壮さ
この潔さと美しさは一体何なんだ~?! 自分でも説明不可能
これもCG使いまくりの世界なのに アナログ感がすごくある
きっとこのCG映画に私が惹かれるのは そういう絶妙なアナログ感なのかも

王役のジェラルド・バトラー 上背があり 足も長く とても均整の取れた体格
その上 とことん鍛え上げてるので 精悍で美しく恐ろしくカッコいい!
まさにギリシャ彫刻のよう 立ってるだけで 恐ろしく絵になるんですな
もともとのスタイルのよさがないと いくら鍛えても こんな体型には絶対ならないと思う
そして 演技も含めた存在感 目の演技・・・圧倒的でした
原作者いわく ”現代では少なくなった本物の鉄腕の役を演じる” まさにその通り
ちょっと 彼の他の映画も見てみようかしらん? という気になっている(笑)
 (第一候補:Dear フランキー 第二候補:オペラ座の怪人 
  他におすすめ!というのがあれば 教えてくださいね・・・)

メイキングをチラっと見たけど 彼を始め キャストたち
撮影風景でも 皆さん そのまんまあの体型!ビックリですわ
俳優ってのも大変な仕事だね 演技はもちろんのこと 肉体改造し アクション!
そしてCG使いまくりなので ブルーバックを背に演技
なのに ちゃーんとこんな質の高い映画が出来るなんて 感嘆

ケチをつけるとしたら ペルシアの描き方 やっぱり酷いんじゃない?
エスニック世界をゴチャまぜして 謎の異教徒と化して 
化け物や動物まで これでもか~!これでもか~!と繰り出してくるしね
しかも人種も ペルシア人は イスラムでも アーリア系(白人系)の国なのに
そして 異様にゴージャスな戦闘服もあれば 謎の忍者? アラビアンナイト?
みたいなのもあり 個人的にはオリエンタル&デコラティブで
けっこう好きな雰囲気も多かったりするけど あまりにもゴッタ煮すぎ 

ロドリゴ・サントロの王にいたっては まるでそのまんまリオのカーニバルに
登場できそう もしくは宇宙版ツタンカーメンみたいな雰囲気だな~と思う
ロドリゴ使ってるんだから ペルシアの美しい王として描いてもよかったんじゃ?
この人もまた 腰高でしなやかで何とも美しいマッチョぶり 
この人もJ・バトラーとはまた違うタイプの生まれながらのスタイルのよさが凄い
よく見たら かなり笑えるスパルタだけども ひたすらシンプルにカッコよくまとめてるのに
ゴテゴテ あのゴッタ煮ぶりが ペルシア軍哀れ・・・です
 (親戚にペルシア人いるので ペルシアの描き方にはちょっと物言い有)

あとは 王として そして一人の人間として 戦った王
そして その王を信じたスパルタ軍なのに 時折出てくる現代にも
通じるような政治的な台詞が やっぱり胡散臭い そしてウンザリ
あぁ・・・ここが残念! ハリウッド映画!って感じかな

若干地味に見えた王妃 レナ・へディ 2度見ると彼女はよかった
スパルタは女も強い・・・を 毅然と体現してたと思う 

そして よく考えれば ロドリゴ・サントロの美貌&肉体美だったら
スパルタ側にいてもよかったのに 意外にもペルシア王であんなヒール役
というキャスティングが 今回すごく効いてると思う
過去の映画では カッコいいけど 今イチ線が細くて ただのいい男で
終わりがちだったけれど 今回は線の細さも活かしつつ 
気高さやナルシスト的いやらしいさも漂わせた怪演ぶり 
ロドリゴくん キミなかなかやるじゃないか~!と ちょっと見直したりして
J・バトラーが精悍で男らしいギリシア彫刻なら ロドリゴはしなやかなブラジル彫刻 
そのまんま リオのカーニバルのゴージャスな山車に乗っててもおかしくない 

なーんて 結局1回目と変わらず 
映像美&肉体美 絶賛! これに尽きる!
ペルシアの描き方と 時折の胡散臭い台詞に難あり

結局 同じ感想だけど 多少の欠点に目をつぶっても 
この映画の世界は 見て損はないと思う 
アメコミ原作&アメリカ映画だけど 監督・キャスト陣はUK勢中心なのが
地に足がついていて 今回の映画世界にピッタリ

映像美と肉体美だけでも 十分元は取れる
CG多用だけど 神話のようだけどリアル モダンだけどアナログ
スタッフ&キャストの心・技・体 力の入った職人技が堪能できる
好き嫌いは別れると思うけど 私は好きだ この世界!

今日の映画:82点
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by acine | 2007-06-21 19:08 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
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映像美&肉体祭という噂を聞いていたが なるほどね~
もう とことん様式美! 実録劇画タッチというか
モダン風味の神話ファンタジーというか 大スペクタクルといおうか
あくまでも映像と肉体が主役で 直球勝負!

どこまで実写で どこからCGなのか CG使いまくりの割には
CGに走りすぎてなく あくまでも人間 スパルタの戦士が主役なのがいい 
もしかすると体もCGの部分あるのかもだけど・・・
(後日 メイキングをチラっと見たら 皆さんそのまんまの体でした 驚き!)

歴史背景は抑えきれてないけど ストーリーはいたってシンプル
ストーリー:コチラ 
まぁ そんなこと この際どうでもいいのですわ この映画

何とも言えない 渋い色とヴィヴィッドな色との対比
まるで天地創造のような セピアやスモーキーなグレーを背景に 
映えるスパルタの戦士たち みんなボディビルダーか?というような肉体に
黒パンツ ワインレッドのマント いぶし銀のマスクに盾 黒い槍
肌色 いぶし銀 ワインレッド 黒 
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このシンプルかつ説得力のある色使い・・・肉体美に映え 美しかった!
個人的に このダークシルバー&ワインレッド&黒の組み合わせ
このスパルタカラーの組み合わせ この夏 服&小物で使いたいな~と思う

よく考えりゃ いくら百戦錬磨の戦士とはいえ
頭隠してあちこち隠さず こんなカッコで戦うなんて ありえんだろー?!
なーんて カケラも思わせない この不思議な説得力!
しかも そんな男達がその場に立ってるだけで絵になる
盾もって構えてるだけでサマになる いやはや凄いもんです

何かに書かれてたけど カラヴァッジオの絵画のようというのは当ってる
1シーン1シーンが まるで劇画というか とても絵画的
構図やカメラワークが 凄く冴えていて とにかく美しく勇壮 
見てる側に余分なこと一切考えさせない 肉体美と映像美が強力

少数精鋭のスパルタの戦士が勇壮に挑むアクションも 
押す 走る 切る 刺す 投げる ・・・ 物凄くシンプルかつ俊敏で力強い
プロフェッショナルな戦士がピッタリの面々でありました 皆さん

そして 戦いのシーンも とことん様式美!
飛び散る血が まるで赤い桜吹雪のようでもあり
すごく綺麗で なんだかワビサビも感じました 
そして あの槍のシーンは ”HERO”やその元ネタらしい
黒澤映画を参考にしたんだろうなぁ・・・

スパルタ王 ジェラルド・バトラー(初見) 男気&父性溢れて 大変ハマり役
ベッドサイドに素っ○はちょい笑えましたが・・・ 存在感・貫禄十分
お妃はシンディ・クロフォード似 個人的にはもう少し綺麗な人だと
よかったけど 芯の強そうな感じは ハマってた

この2人の描き方 男の役割とは・・・ 女の役割とは・・・
古今東西問わず普遍的なテーマを ちょっと道徳的ではあったけど
わかりやすく 上手く描いてたのは 好感が持てた

e0079992_0442858.jpgいつ出るんだろ?と 思っていたら
うっそー!? これが ロドリゴ・サントロ?!
メイクバチバチで妖しげな風貌で驚いた
肉体美はともかく スパルタ兵のように
しっかり顔見せて ロン毛とかで
登場させてあげてよ~! と思わず思う
素の方が 彼の美貌は生かせると思うんだけど

ヒール役とはいえ ヘンに飾り立てられ 気の毒なロドリゴくん
ビハインド・ザ・サンの頃と比べると 役者としても貫禄出てきたね
こんな役もちゃんとこなせるんだから・・・

それにしても 西洋社会から見ると ペルシアはやはりアジアなんだな
この頃から 西洋では小癪なアジアの強国なんぞに
天下を取らせてたまるか・・・! と思っていたわけね

なので ペルシア側の人物やら衣装やら動物やらのコンセプトは
かなりのゴッタ煮状態 謎の魔教軍団みたいに描かれていた
コンセプトは統一されてたスパルタと違い ペルシアの描き方は難あり
そりゃイラン政府(ペルシア)から クレーム来て当たり前かも
そして 議会のシーン 現代の某国を思わせるような台詞に ん?!
この辺りはいかにもハリウッド的

見終わって 何が残るわけでもないけど
独特な色彩&映像美 男気&肉体美を見せる映画としては魅力十分
こんな映画は 映画館で見ないと意味がない

今日の映画:77点

後日談:
何が残るわけでもない・・・と書いたけど 撤回
これがグイグイと尾を引くことに 気がついた! 
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by acine | 2007-06-14 00:41 | Estados Unidos 米映画 | Comments(2)
2005/01/11
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荒涼とした赤茶けたブラジルの大地
反対に抜けるような青い空
風になびく 血に染まったシャツ
くるくる回るサーカスの娘
大きな樹のブランコ・・・
印象的な風景が画面一杯に広がる

”セントラル・ステーション”と
”モーターサイクル・ダイアリーズ”の間に作られた
ウォルター・サレス監督の作品
今までの映画同様 南米が舞台の大変まじめな作りの映画
どれだけそれに真剣に向き合うかで入り込めるか
そうでないかが別れる映画かもしれない

1日中さとうきび農場で働く一家
貧困の中 厳しく楽しみも全くない生活は 見てるだけで息がつまる
そんな生活の中での 隣家との憎しみ 血で血を洗う抗争
主人公の恋 兄弟の絆 親子の絆 ・・・
静かな描写の中に 時にエモーショナルな場面もはさむ
淡々と進むし 重めのテーマなのでエネルギーが必要
ラストシーンは 心が洗われるようでまだ救いがあった
静かだけど 心が痛む映画 
個人的には淡々と話が進むので
もう少し変化が欲しいかなと思ったけど
たまにはこんな文芸タッチも悪くない

弟役の子がとってもいい演技だった
子供なのに悲しみも何もかも全て悟ったような風情
苦渋に満ちた表情の両家の家族
伸びやかな肢体の笑顔の眩しいサーカスの娘
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ラテンの星 ブラジルのロドリゴ・サントロは
きっとカッコいい部類に入るんだろうけど、私には今ひとつ・・・
この映画の後”チャーリーズ・エンジェル フルスロットル”と
”ラブ・アクチュアリー”に出てる たまたまどっちも見たけど
こっちはチョイ役なので 別に問題なし
モデル出身ゆえルックスは素晴らしいけど
主役を張るには演技に関してまだまだ磨く余地がある?
無垢で情熱を秘めたこの役にはピッタリだったけど

同じ新進気鋭のラテンの俳優でも
役者そのものという感じのガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)や
レオナルド・スバラグリア(アルゼンチン) などと比べると
まだ要努力かな? 彼ら同様生まれながらの美しいルックス
存在感はバッチりなので あとはどこまで役者になれるかな?

今日の映画 75点
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by acine | 2005-09-21 20:57 | Sudamerica  南米映画 | Comments(0)