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簡単に覚え書き 映画メモ ひっそりと書いてます   美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:梁朝偉 ( 17 ) タグの人気記事

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PartⅠを見終わった時・・・

このまま 休憩挟んですぐ見せてくれ~!
もしくは 明日でもあさってでもいいからすぐ見せてくれ~! 

と思っておりましたが・・・
間が空くと ちょっと落ち着くもんですね(笑)

その間 某aの策略に乗せられるもんか!と思いながら

1のDVDを買い(まだ全然見れてませんが・・・)
おとといの日本語吹替(すっかりストーリーわかってるので副音声にて)
うたた寝しながら見て そんな安っぽい見せ方やめてくれー!と
思った2のシーンが始まったのを見て 即スイッチを切ったけど・・・
まんまと策略に乗せられつつあるワタクシでありました(恥)
*今日もトニー&武のクリアファイルも1同様買ってしまったし・・・!

前置きが長くなりましたが
やっぱり気になる・・・! 早く見ないと~で見てまいりました。

一言・・・ 個人的には1のリズムの方が好きです

だけども本来は2が主役のはず・・・

aの策略で 間が空きすぎて かえって
1の興奮がすっかり落ち着いてからの2なので 
半分あたりに来るまで どうも2のリズムに慣れないまんまでした

以下 ネタバレ 核心に近い書き方あり・・・

しかしデブ助こと 尚香・・・女だってわからない~?!
女が軍にいてもおかしくないんだろうか・・・?!

剣で舞う白衣の周喩 そして 詩を詠む小喬・・・
これぞシノワズリー! オリエンタリズム! で素敵なんだけど
二人しかいないのにカッコつけすぎじゃないの~?!

とか あれこれ心の中で 突っ込みながら見てると
なかなか集中できない部分も(笑)

どうも これってギャクなのか? 大真面目なのか
素敵なのか? クサいのか? あれこれどう判断していいのか
わからないジョン・ウーならではのユルい?シーンが
1以上に散りばめられていて ちょっと理解に苦しみました

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軍師でありながら ピースフルな空気漂う 金城孔明(素敵なんだけど!)
を始め 決戦間近ながら 呉蜀連合軍陣営はどうも緩い空気が漂っている感じ

その中で この人が登場すると 空気が引き締まる曹操!
今回の主役はこの人と言っても過言ではないでしょう

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予想通り 張豊穀・・・とても良かった!!!
嫌らしさも漂わせつつ トップに立つ人間としての威厳と怖さ・・・
上手かったし 大変素敵でした!
そんな曹操も チーリン演じる小喬の人妻お茶談義に
まんまと攻撃の機会を惑わされてしまう 
只の人間ぶりも面白かったりするんだけど(笑)
あのざんばら髪も ”王妃・・・”のユンファ父を彷彿とさせて素敵でした 
あぁいうざんばら髪は色気と哀愁をなぜか漂わせるね
オヤジ年代ならではの色気 孫権が青二才扱いされるのも納得

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今回トニーは大活躍ながら 演技としてはノーマルアベレージで
(彼ならもっと出来るはずだと思うけど アクションもあったりで
大変だったんだろうなぁ・・・) 終わってしまってると思うので 
張豊穀の存在感ある演技の方が断然目立ってた感じ
どうもかつらが似合わない 比較的大柄な人が多いキャストの中
あのトニーの上背では厳しいものがあったような気が・・・

武くんは 今回はハマり役 実戦にも出ず けっこうお得な役柄だったけど
安心して見れました 〇を吹かすのも不思議ちゃんな武くんなら
ホントぴったりよね~ そしてラストもひょっこり現れて面白かった!
しかし あのラストも大真面目にこれかよ~?とかなり驚きました
あの3人だから絵になるものの・・・

あと個人的に好きだったのは  
ビックリしたような顔の呉の老将軍
孔明さんといいコンビの可愛いて魯 粛

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そして 張震も黄金の鎧に身を包み最前線へ・・・
派手さはなかったけど どこか漂うヤンキーの香りを活かした 
勇ましいシーンも麗しかったし ヤンキーくさいと言っても品はよいのです

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あと1より うんとよかったのは リン・チーリン
吹き替えだったので 落ち着いて聞けたし
あの曹操を前にしての演技や しっとりと美しい佇まいも
なかなかよかったです しかし あの人妻お茶談義・・・ 
最後にあんなに曹操を情緒&体調不良に陥れるとは
思いもしませんでした(笑) いやはや凄いわ あのお茶談義!

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残念ながら 1では大活躍だった 
蜀の将軍たちは 撤退してたりで あんまり目立たなくて残念でした

2はやはり戦いがメインなので そのシーンには確かに力が入ってたけれど 
炎&爆発に人間(キャラクター)が埋もれてしまったような気が・・・
今回女性陣が活躍するので 特に男性陣
あと そこへ行きつくまでも キャラクターが余り立ってない人が
多かったし・・・ 1はまるで顔見世興行か?という位凄かったのに・・・
それか自分がすっかり慣れてしまっていたのか・・・

全体的に人間があくまでも主役だった1の方が遥かに魅力的でした
ワクワクさせるようなテンポも1の方が断然よかったような気が・・・

と言いつつ 個人的にポイント高かったシーンもありました

団子のシーンのあとの トニーと老将軍の会話

疫病テントでの曹操の話

思わず鼻がツーンと致しました

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で もう1回 曹操さん!

というわけで 個人的には1の方が好きだけど
2もあって 完結する映画ということで 見て損はないと思います
曹操 凄くいいしね~!!! 

あと1同様音楽も印象的 エンディングも密かにとてもいい曲だと思う

今日の映画:79点

やっぱりチェ2作のように 即2も公開の方が効果的なような気がしますね
もしくは ギュッと肝心なシーンと絞って まとめて1本か・・・
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by acine | 2009-04-14 23:41 | Asia アジア映画 | Comments(13)
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1回目はまるでジェットコースター並みに面白かったんですが・・・

意外にも2回目以降は すっかりストーリーもわかるし
戦うシーンもすっかり予定調和の世界で さほど興奮なし

でも 何度見ても 新しい発見が出来る リピート映画も一杯あるし
同じような題材300は 何度見ても 興奮のるつぼだったんだけど・・・
この映画は 何でかな~?と考えたら・・・

やっぱり どこかストーリーが大味で 
何でこのエピソードをこんなに長々するかな~?!
トニーはかつらがどうも似合わない・・・とか
チーリン やっぱり素人だわ・・・とか 
なんだ このやる気のなさそうな部隊は・・・とか
1回目ではわからなかった ちょっと気になる程度の
粗がけっこう目立つのでした

余りにも登場人物多いので それぞれに花を持たせようとすると
出番は限られるし ある程度 予定調和の世界にならざるを得ないんだな~
しかも皆キャラはっきりしてるし・・・ しかも戦う映画なので 
その手の内わかると さほど驚きもないわけで・・・

しかーし 2回目以降も見に行ってる(笑)のは
やっぱり 俳優陣の魅力 その面構え その各々の持ち場を
皆 しっかり奮闘して 演じるてるから・・・なのでした

よって すっかり 映画というより その顔見世興行を楽しむ!
どうでもいいところは力を抜いて リラックスして見て
ごひいき役者ウォッチング そのコラボを楽しむ映画と
いう感じになっております(笑)

以下 単なる雑感 いや 単なる雑念です

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個人的には まずは金城武&張震の台湾男前コンビに尽きますね!

ありそうでなかった この二人の顔合わせ
しかも 今回武くんが予想以上に健闘してるので
演技に関しては全く危なげのない張震とのこのシーン 
もうもう 見所たっぷりです (私だけでしょーか?)

この呉に武演じる孔明が到着して 張震演じる孫権に謁見・・・
この二人のシーン最高(笑)!
何度見ても このシーンはワクワクする!
天然武 VS 演技派張震 !

孔明の白装束に対して 黒い衣装の孫権
男前二人 (結局コレに尽きるね・笑) の絵づらは
この上望むものナシですわ~という感じ

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飄々とした 策士にあんまり見えない 金城孔明
可愛げあって 天然で こういうのもアリよね・・・と思わせる
これは久々の当たり役だったね~ 武くん! という感じがします
中華的古装や髪型がとてもよく似合うし 動作とかも絵になってて
やはり半分流れている中華の血が自然にそうさせてる感じ

彼もひととしいって 張震と並ぶと お肌の感じが 
よい感じでくたびれてて (それは武 VS トニーでは逆転する)
いい歳のとり方してるじゃない・・・と 90年代中頃からの
長年の金城武好きの血?!が久々に騒ぎました(笑)

こういうのを見ると 中途半端な日本映画なんか 
やっぱり出ない方が よい気がしますね 
どーなんだろうね~? 怪人二重面相

これからもよい歳の取り方をして 
そしてこういうはまり役に巡りあって欲しいものです (って保護者か?!)

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そして これまた惚れ惚れなのが 張震!

いやー ホントにこの人はその若さに似合わず ホントに達者
既に名優の貫禄充分 この年代の中華圏では 一番上手いと思う

3月に見た時にも思ったけど 今回も骨格の美しさがよーくわかる顔立ち
武の彫りとキラキラした目とははまた違った 
彫りのある顔つきに あの鋭い眼力は無敵!
たまーにヤンキーくさく見えることもあったけど
彼は品がいいので 鋭さに見えるのは得です

若いのに 静の演技を強いられてた孫権役の彼
パートⅡでは 鎧を着ているので 戦ってくれるんだろうな~と期待しています
張震のアクション・・・ これまた見て見たい! 

というわけで その他 雑感&雑念

トニー:パートⅠを見る限り 役者トニーとしては ノーマルアベレージ
後半は白装束着て なんだか神がかってそうなので 楽しみにしときます

しかし かつらが似合わないんだな~ 頭の上の方が写らないと
現代劇のトニーみたいに見えるし やっぱり小柄なのは
アクションシーンには厳しい ガタイがいい 身長がある程度ある
というのは こういう映画では 大きなアドバンテージという感じがする
特に今回群集の中で戦うので 身長が低いと埋もれてるように
見えがちなのが勿体ないな~ 動作もちんまりと見えてしまって
ちゃんと動ける人だけに惜しいですね・・・

チーリン: 演技者としては厳しいね
色気があるのはいいけど もうちょっとキリっとして欲しいシーンでは
凛とした雰囲気がないとね~ あの曹操までが惚れるとなると
もう少し強さも欲しいよね あとあの喋りも大人の女としてはダメね

ヴィッキー: チーリンが素人なので 2回目以降はやっぱり
彼女は生き生きしてるし上手い 台詞回しも上手い
しかし シーンシーンで 顔やお肌のコンディションが違うのが
気になる 妙に顔が疲れてるシーンもあったり・・・
宴のあとの武とのシーンの彼女はとても綺麗だと思う

フー・ジュン:やっぱりカッコよいです! あぁいうガタイの良さ
あの力強さというのは アクション映画には必須です
お供についてもらうなら どの女子供もこの人を選ぶでしょう
しかし 普段の彼は いかにも大陸の人!という感じでビックリしました

チャン・フォンイー: やっぱりよいです この人も
軽薄さが所々滲み出て 脂ぎってる感じも悪くないし
すっきりとしたスタイルで 衣装や鎧もよく似合ってます

この映画 面構え映画としては 最高ですね!
若いのから年寄りまで 本当に男達の顔つきがよい!
そして あの人 この人 皆同じ画面に写ってる絵づらは大変豪華!

それに対して その他の軍(エキストラ)のへなちょこぶりが
やっぱり妙に気になりました エキストラが余りにも多すぎて 
末端まで指導できなかったんでしょうね?
アルバイト? 細っこいし 顔つきもなってない 学徒動員?!
チャン・イーモウの映画とかでは もっとその他の兵士も
戦う意欲がありそうな気がするのになぁ・・・ 
この辺 力抜きすぎてるのが 本筋と対照的で妙に目についてしまう
この辺も手抜かりなく 上手く見せるのは大事ではないかしら?!

今日の映画:80点
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by acine | 2008-11-26 21:45 | Asia アジア映画 | Comments(11)
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いやー 予想を遥かに上回る 面白さ!!!
もう凄く面白くて コーフンいたしました!

気がつけば 何度もほくそ笑み 何度も身を乗り出してしまってました

ジョン・ウー監督の 三国志を描いた 一大歴史絵巻

ジョン・ウー映画は 男たちの挽歌再見とかを除き 
多分 フェイス・オフ以来 ←この映画は好き
詳しく:公式HP *音出るので注意!

正直 キャストも大変好みだし スケールも大きそうだし
男たちの戦い 絶対見がいがありそうだけど
どこか劇画調で 時々???な演出がある人なので
 (女性の描き方・・・だし) ちょっと用心して見始めたものの・・・

次から次へと 出てくる出てくる いい面構えの男達(キャスト陣)にもう惚れ惚れ!

こんなタイプ あんなタイプ いろんなタイプが次から次へと!
誰々はまだよね? いつ出る?! いつ出る~?! それも楽しみで!
男たちを撮らすとホント最高ですね! ジョン・ウーは! 

戦う人 策略を練る人 体力勝負な人 両方兼ね備えてる人
どの人もこの人も それはそれは魅力的!
このあたりの層の厚さに 中華圏俳優の幅広さと底力を
ひしひしと感じ 凄いよな~と感心する 中華圏ファンでございました

そして 戦いのシーン そりゃもうストレート ストレート
300みたいに 次から次へと敵がやってくる!

そして 次から次へと繰り出される作戦の凄いこと!
太鼓の音一つで フォーメーションがパッと変わり
そのスピーディで力強いこと! そして徹底的なこと!
ほぉ~ 次はそう来るか?!の この作戦の数々にも 
はたはた感心しまくりでした

もうこの顔ぶれ そのいろいろなパターンの顔ぶれの
バッティング(笑)と 戦いのシーンを見てるだけで
もう楽しくって 楽しくって しょうがない!

そして 鳩も出てくる出てくる! そこが中国の戦国時代であろうが
どこであろうが ジョン・ウー名物 鳩は健在なんである!
しかも 武くんが飼っているそうで(笑) さすがに 教会は出てこないけど(笑)

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キャスト陣 もうそれぞれに魅力たっぷりで 
それぞれ 素晴らしいんだけど・・・! 簡単に感想を・・・

孔明:金城武 (台湾)
いつもに増して目がキラキラしてまして 今回はそこにいるだけで
かなりの存在感と かなりの超絶男前ぶりが 目立つ目立つ
軍師というより 平和な感じなので 風水師っぽい感じもするけど
トニーとの共演も 傷だらけの男たちより 断然この映画の方がいい

周瑜:トニー・レオン (香港)
ちょっと今回は仮面(トニー・レオン仮面)を被ったような感じの
顔つきで 静かな演技かと思いきや 動のシーンも待っていたので
これまた矢面に立ちそうな パート2がますます楽しみ! 

曹操:チャン・フォンイー (中国)
ちょっと軽薄さを漂わせ 威厳があり堂々とした存在感の
さじ加減が抜群 いやー 大変カッコいいです 
彼は さらば、わが愛~覇王別姫 始皇帝暗殺 以来ですが 
全然歳取ってないんじゃ? とにかくカッコよく魅力的です この人!

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孫権:チャン・チェン (台湾)
若いながら 今回とても位の高い役の彼
登場シーンから 表情ひとつで 魅せる!魅せる!
彼も大変ハンサムです カッコよすぎ!
あれ?何で彼は戦わないんだろう?!と思っていたら
エラい人だったからなのね(笑) トニーの方が部下だし
今までありそうでなかった 台湾コンビ 武との共演も嬉しい!  ↑ ↑ ↑ 

趙雲:フー・ジュン (中国)
この人もカッコいいのなんの! 赤子を抱えての戦い
体格よくて 身体能力高そうな 戦いのシーンですっかり
目を奪われました すごく印象に残る 得な役かもしれないけど
その期待に充分応えてますね 馬に乗ってても降りても 強い!強い!

関羽:パー・サンジャブ (モンゴル)
年配者ながら これまた身体能力高しで バッサバッサと
敵をなぎ倒すシーンは迫力満点 顔つきもとてもよいです
この人もお気に入り モンゴルの人だったんですね~

甘興:中村獅童 (日本)
元海賊という設定の通り ガラの悪そうな目つきながら
歌舞伎仕込みの ちょっとオーバーアクト気味の演技
SPIRIT同様 悪くはない 割合自然に中華組に混ざってる感じ

小喬:リン・チーリン (台湾)
あんまり演技をしてないというか 素に近いと思うけど
悪くはないです お肌が綺麗! やっぱり別嬪さんですね
ちょっと媚び系なのが 女性からは評価分かれそうだけど

尚香:ヴィッキー・チャオ (中国)
男勝りのチャン・チェンの妹役 彼女があれこれかき回して
くれそうなので 面白そう! こういう役はピッタリ

というわけで キャスト陣 とても充実してます

次から次へと キャスト陣が見所満載なので 楽しくってしょうがない!

正直 三国志は全く詳しくなくて 名前と顔と国が 混乱しつつも
そんなの関係ないわ・・・の世界で もういいか!という感じでした
 *パンフ買ったので 背景これから研究いたします

とにかく 次から次へと繰り出される
男たちの面構えとキャスト陣のコラボ 
その作戦と戦いのシーンを見てるだけで 十二分に楽しかったです 
パート2が楽しみでしょうがない!

香港映画とかだと いささかやりすぎ?な部分もある
ジョン・ウーですが こういう大仰なスケールのデカい大作の方が
演出がバッチリハマるというか 魅せ方大変上手いです 感心!!
ワイヤーも多用せず あくまでも肉弾戦というのも好印象

これはリピーターと化してしまうかも
これは面白い!

今日の映画:83点

こういう映画にはつきものの また出ました ○国○民○放軍
この映画 かなり多くの場面で 力の抜けた人が 
かなり目立つと思うんですが(笑) それがちょっと惜しい
それをまたきっちりご丁寧に撮影してるもんだから・・・!
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by acine | 2008-11-06 21:45 | Asia アジア映画 | Comments(19)
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昨秋 一足先に香港で見たというリンク先の方々より
なんだか凄いことになっている・・・と噂をいろいろ
聞いていたので かなり戦々恐々の中 鑑賞

噂のシーンは 確かにかなり激しいことになってたけど
思ってたより時間も少なかったし 皆さん言われてるように
この二人の関係を描くには 必要不可欠なシーンなので
全然問題なし それよりあの中途半端なボカシはいらない
余計不自然で 見てる方も集中力が切れる

それより こういう時代に こういう運命に巻き込まれてしまい
こんな生き方をするしかなかった哀しい人間たち
そんな男と女のドラマ性に片時も目が離せない・・・という感じ
 
いやいや 見ごたえたっぷり 
よく考えたら けっこうありがちでシンプルな話なのに 2時間半があっという間!
静かな映画なのに ある意味ジェットコースター映画
緊張感と痛みと陶酔の映画 ヴェネツィアで金獅子賞・・・納得

渋さ、痛さ満点のトニー・レオンの姿 その苦みばしった顔つき 瞳
彼の音楽同様 誠実に演じきった ワン・リーホン
どう見ても トニーの姉に見えるジョアン・チェン 他
キャスト陣も皆良かったけど・・・

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何と言っても タン・ウェイ!!! 
彼女の思わせぶりな表情、佇まい、スレンダーな体、
美しいチャイナドレス姿、彼女の一挙手一動に もう目が釘付け
大好きなトニーを見る余裕がなかなかないくらい存在感抜群だった

美女か? というと微妙だけど 
いかにもこの時代に生きてそうな中国古典的な顔つき
登場シーンから なんとも心地いいトーンの声もすごくよかった

よくこんな子を見つけたな~と アン・リーの目の確かさに感心
チャン・ツィイーより 断然大物のような気がする
まさに原石 どんな色にも染まりそうで 
実際 染まってた彼女は  この女スパイの役にピッタリ
劇中劇あり 心と体の変化をしっかり表現しないといけないので
かなりの難役 演じてるともう自分もボロボロになって
しまいそうな役だけど 変わっていく女を見事に演じきったと思う

(多分)レパルス・ベイでの 彼女とトニーの食事シーン
異様に時間がゆっくり流れて こっちまでがその場で二人の
息遣いまで聞こえるような ドキドキする陶酔する時間帯だった
そして アジトで感情をさらけ出すシーンも素晴らしかった

正直 何が彼女をそこまで 駆り立てたのか?
成り行きで そうなってしまったにしては もうドロドロの泥沼だ
トニーに絡んでからは もうますます抜けきれなくなってしまう彼女
そうなった原点 きっかけが今一つ わかりにくかったのが残念だけど
疑問は放っておいて 映画の世界に集中するだけ

怖いもんなしのこんな映画でデビューした彼女
いやー凄いわと素直に感心 そして感嘆

よって 本当になかなか観察しきれなかったトニーごめんよという感じ

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デビュー作である タン・ウェイはともかく
トニーほどの実力とキャリアがあれば こんな役を引き受けなくっても
 (ジョニー・デップが こんな役引き受けるのと同じじゃない?)
いいのに・・・!と 40代半ばにして凄いチャレンジャーだわ アナタは・・・
こんな役を引き受けるトニーにも驚いた これも演じてるとボロボロに
なってしまいそうな役だ 監督にとっちゃ必要不可欠な存在
ここまでやってくれる人は トニーしか確かにいないだろう

タン・ウェイとの 息詰まる関係
妻たちがジャラジャラと麻雀をする家jの中でも 
トニーの周りには 何か見えない境界線があって 空気まで違う
タン・ウェイとの傷を舐めあうようなベッドでのシーン
なんとも痛々しく 爆弾を抱え 冷酷にならざるを得ない男 
そんな男そのものになりきっていたと思う

うーん やっぱり中華圏映画って凄いわ
ドラマ性と芸術性とエロ 見事に絡み合って 
こんな濃密な見ごたえたっぷりの映画を作れるなんてレベルが高い 

ラスト周辺が急展開 そして今ひとつアッサリしてたのが惜しいかな
もっと観客を奈落の底にドーンと突き落としてくれた方が
もっと余韻が残ったような気がするけど・・・ 妙に尾を引く映画

なーんて 見るのに必死で 全然感想らしい感想になってないけど
これはまた見に行ってしまうの間違いなし
 
今度はトニーもしっかり見ないと・・・!

今日の映画:80点

まぁ~ それにしても チャイナドレスって美しい
それを着こなす中国美人も堂々としててカッコいい
華麗でいて なんだか生々しさも漂わせ なんとも色っぽい衣装だ
こんな衣装があってこそ こんな映画も生きてくるんだろうと思う
レトロでモダンで 生地も凄くバリエーションがあって面白いなぁ
大人の色気漂うマギー・チャンのドレス姿は絶品だけど
タン・ウェイのドレス姿もなかなかのもの
それにしても 難易度の高い衣装だ
ちょっとでも余分な肉つくとアウトだもの・・・
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by acine | 2008-02-04 18:03 | Asia アジア映画 | Comments(26)
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剣の極意 書の極意 美の極 


久しぶりに見ましたが なーんてビューティホーな映画でしょう!!!
なんたる映像美! その美しさ&崇高さに感嘆しまくり・・・

描かれたその志 大胆に色分けしたパート
香港&中国の俳優の演技のクォリティ 風にたなびくワダエミさんの衣装
1シーン・1シーンがまるで絵のように美しく 鬼のようにこだわった構図
C・ドイルの鮮烈なカメラ 中国の素晴らしい景観 音楽 etc・・・

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その大自然から 剣の彫・盾・書の字体・筆・湯飲み茶碗の一つまで 
大道具・小道具全て こだわりまくり 神経の行き届いた演出
ちょっとワイヤーいきすぎな部分もあるけど 本物の武侠映画
職人・張藝謀のこだわりが 脈々とかつ沸々と煮え滾る映画だと思う 

誇張され具合やアクション・・・当然ながら中華的な部分も強いけど
全体的には 単なるオリエンタル趣味ではない 
ワビサビ そして 本物の東洋の美が結集されたような映画

今まで好きすぎて とても書けなかった映画の一つで
DVDも持ってるし 見ようと思えばいつでも見れるんだけど
思い入れありすぎて 上手くまとめる自信なかった映画
恥ずかしながら 10回以上劇場で見ました
北京語の台詞まで段々覚えてくる始末でした(笑) 
丁度スカパーでやってたので 久しぶりに鑑賞

いやー やっぱりめちゃくちゃ好みな映画!

久々に見ると この夏ハマった300とどこか通じる世界

志の映画 そして 圧倒的様式美 
細部まで 全てにおいて 鬼のようなこだわりが光る映画 
そして無敵の武の達人 そして無数の矢 英雄の最後etc・・・

しかも 日本人にはよくわかる 
負けて勝つというか 静かなる闘志や志
こういうHERO伝説に きっと日本人は弱い
なぜか こんな紀元前の中国やギリシアの話に
共感できるのかが 不思議だけど・・・

この映画で初めていいと思えたリー・リンチェイ(ジェット・リー)
そして 貫禄の姐さんっぷりにほとほと感心!のマギー・チャン
朗々とした台詞回しが素晴らしい&ダンディな大王 チェン・ダオミン
あっという間に消えて勿体ない本物アクション 今回はナルじゃないドニー・イェン
やっぱり口曲がってるわ・・・な小娘 チャン・ツィイー
皆 素晴らしかったけど

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個人的には やっぱり残剣 トニー・レオン!!! 
この映画・・・トニーウォッチングには最高!
赤の残剣 青の残剣 緑の残剣 白の残剣 全てOK!
同じく芸達者とマギーと共に 色ごとに雰囲気をちゃんと変えてるのはさすが

背が低かろうが 肩幅狭かろうか アクション若干ドタバタしてようが
何回もマギーに刺されようが この映画のトニーは良すぎる・・・!
こんなに女に刺されるのが 絵になる男(俳優)がいるだろうか?
トニーが演じると 情けないだけに終わらず
その姿がなんとも魅力的なのは 何故なのか?

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よい映画はよい映画なりに そして 映画自体は・・・でも
彼の演技のクォリティだけは 絶対落ちないトニー  
公開時 映画は見てたものの 少し香港映画やトニーに
関心が薄れつつあった私・・・
トニーが出るなら見ようか・・・と 何気なく行ったら・・・

これは脳天にきました! 狂喜乱舞!
インファナル・アフェアのヤンと張る位 
この映画での古装片&長髪トニーの演技と雰囲気は素晴らしい・・・!
この映画とIAですっかり トニー熱・香港映画熱(中華圏映画熱)が
ぶり返した・・・という感じでした

なーんて 結局はミーハーな話に終始してしまいまして
サラリとですが 感想書いてみました
書こうと思えば もういくらでも書きたいことある
映画だけど この辺りにしておきます

そういえば この映画の大きな主役の一つである衣装
去年 たまたま講演会にて 衣装デザイナーのワダエミさんに質問するチャンスがあり 
この映画絡みの撮影秘話を 教えて頂いたのも感激でした

ココやあちこちで書いてた チャン・イーモウの新作 
”満城尽帯黄金甲” もうずっと待ってるんですが 
いつになったら見れるのよ・・・?! すっかり待ちくたびれました
早くジェイを見たいんだけど・・・!

そして トニーの新作 アン・リー監督の色・戒 
香港で一足先に見て来た友人によると すんごい事になってるらしい・・・!
見るのが 私かなり怖くなってるんですが~!

風流つながりで KAMON
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by acine | 2007-10-28 23:23 | Asia アジア映画 | Comments(8)
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公開当時以来 3年ぶりに見てみました

映画館で見た時は とにかくストーリーを追うのに必死で 
かなり頭が混乱してましたが・・・ 感想

今回も 一回見たはずなのに やっぱり混乱!
え?チャンって? え?ヨンって? へーぇそうだったのか?と
改めて驚いたり そういえばこんなシーンあったけど・・・と混乱しつつ
Iの前後の物語で 時系列が 容赦なく行き交うので 
ぼーっと見ていては あっと言う間に取り残されてしまいそうになって大変
めくるめくラビリンスについていくには 見る方にも覚悟が必要

それにしてもこの映画 Iがヒットして作られた
なりゆきまかせで出来た3作目にしては よく練られてるわ・・・と感心
時系列シャッフルして こねくり回して作ったはずのストーリーだけど
ちゃーんと魅せる・・・ 多少のご都合主義にには目をつむっても
やっぱりIAシリーズは凄いわ・・・ と改めて思った 
 
ちゃっかりアイディアだけ横取りした 某醜悪リメイクの意味ない長尺なんか
目じゃないくらい なりゆきで作られたような この映画のシーン・・・
たかが5秒だけでも 全てが勝ち! 大味なアメリカーン猿芝居軍団より
アジアの湿気よ!湿気! アジアの男よ!男! 無間地獄よ!地獄!
こんな麗しすぎる香港ノワールのリメイクなんぞするのは 100年早い! 
美味しいとこ取だけするのなんてズルすぎだ 金輪際辞めんかい~!と思う

訳わからないままも さすがに2回目となると とは言ってもかなりクリアには鑑賞

結論 結局 ラウ(アンディ)は小悪党に過ぎなかったということ・・・
あんなにIでは達者だった悪党ぶりが ヤン(トニー)が死んでしまって
罪悪感に苛まれ ストーカー化し ヤンと何故か同化していく・・・
果ては ”俺は善人になりたいんだ” 既に遅すぎだ・・・お前
まるで風船がしぼむように 小物ぶりが露呈してしまった哀れな男ラウ

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そして トニーはやっぱり傷だらけの男たち より IAシリーズ!
小柄で肩幅が狭かろうが Iのようにクタクタヨレヨレでなくても 
今回の役にピッタリなほどよい量の男の色気が滲み出る 
そしてこの映画ではとてもキュート(死語)だ 普段は植物的な人なのに何故?

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そして 惚れ惚れしたのが レオン・ライの声!
和菓子のようなはんなりとした魅力が彼の持ち味だけど
なんという声の良さ 余韻が残りさ加減が最高
このはんなりした 程よくポーカーフェイス 程よく人間が透けるレオンが
金城武の代わりに ”傷だらけの男たち”に出てても 
それはそれで面白かったかも・・・と思ったりして

声フェチからすれば 大王様 ダオミンさんも なんともいい声
そして その悪そうでかつ威厳のある 品のある風貌

一見地味ながら しっかりと存在感のあるこの二人が
ポーカーフェイスで 芸達者なので 善と悪のどちらか?
え? この二人って結局何だったっけ?といい具合に惑わされてしまう

それにしても 死んでしまったあの人もこの人もジャンジャン出てきて
夜の追跡 エレベーター ビルの屋上 突然鳴る着信音 封筒
ストップモーションかかったような群集画像 マッサージ嬢の話 あの曲 この曲・・・
IAファンにはたまらないアイテムが てんこ盛りなのも
サービス精神旺盛かつご都合主義な香港らしさ十分

ヤンが死んだ後 りよんとダオミンさんが話していたシーン
”死んでしまったら 線香なんて 何の役にも立たない”
この台詞がこのシリーズを凄く物語ってると思う

線香だ!線香! 
そんな世界がわからないと いくら形だけリメイクなんてしたって
無駄なことなのよ! 型だけ取っても中味はスカスカ えーい!わかったかー?! 

エンディングのおぉ!そうつながるか~!にも再び感心

そして最後に やっぱりこのシリーズ 
時系列順にシャッフルして 最初から最後まで 一度見てみたい!
このチームだったら 上手く編集できると思うんだけど・・・
このⅢも こんなバラバラの断片を ちゃーんと映画に仕上げてるんだもの・・・

今日の映画:78点

ケリー・チャンは 綺麗なんだかそうでないのか やっぱり判断つかず・・・
けっこう綺麗だと思ったら 多くのシーンで オノ・ヨーコにも見える
個人的には好みの顔ではないな~ なんか怖い顔だ
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by acine | 2007-09-20 23:57 | Hong Kong  香港映画 | Comments(7)
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”色・戒 / LUST CAUTION " アン・リー監督 (台湾)
ヴェネツィアでグランプリ! 恭喜!!!
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傷だらけの男たちでは 不完全燃焼でしたが 
2046的香りの漂う トニー・レオン 
いや もっと悪そうかつ色気ムンムンそうな こちらに期待!
ひそかに曲ファンなワン・リーホンが出るのも楽しみ

レトロ上海を舞台に・・・ 
東洋的ストイックさと色香がこれでもか・・・!と漂いまくりそうなこの映画
以前から期待・・・でしたが 公開が楽しみです!

予告編/Yahoo!台湾 予告編/Apple ※音出るので注意

時間ないので 取り急ぎ!

■夜・・・追記
確か現地時間の8日に発表って言ってたよな~と
仕事に出かける前にチェック! そーしたら~!!!

気になる人は既にチェックしてるだろうし すぐ広まるし・・・と思いつつ
中華圏映画ファンとしては 思わずUPせずにはいられない
嬉しい結果だったので 思わず出かける前についつい~!

それにしても トニーが絡む映画はこういう真の映画祭でよく賞を取る
上手くまとめあげる監督の力量ももちろん大事だけど
その監督の世界を自ら描くキャストを選ぶこと
そして そのキャストたちの応え具合も大切
そういう風に ちゃーんと監督たちにも スタッフ達にも
そして自分も賞を取る トニーは凄いわ・・・と今更ながら感心!
凄そうなこの映画のトニーに期待です 
中華圏映画陣はたくましく・層が厚く・達者だと思う

しかも 女優賞はケイト・ブランシェット!
そーよ 某Aでは助演なんかでお茶を濁されてる 偉大なるケイト!
彼女の受賞も凄く嬉しいし ”I'm not there” も凄く楽しみ

しかし このコンペ部門・・・見てみたい映画がてんこ盛り・・・!
個人的ベスト5(順不同) 記事:シネマトゥデイ

アイム・ノット・ゼア (アメリカ) トッド・へインズ作で ケイトやベン・ウィショーが出るから
ラスト・コーション (台湾) アン・リー+トニー 中国・香港・台湾の強力タッグだから 
ザ・サン・オルソー・ライズ (中国・香港) チャン・ウェン作&秋生先生だから
イッツ・ア・フリー・ワールド (英・伊・独・西) 硬派ケン・ローチ作だから
エン・ラ・シウダ・デ・シルヴィア (スペイン) スペイン映画だから

サプライズコンペ作として登場した 記事:シネマトゥデイ
マッド・ディテクティブ ジョニー・トー(香港)も本当は入れたい!
しかもラウ・チンワンやアンディ・オンが出るし・・・!

その他見たいのばかりだわ・・・
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by acine | 2007-09-09 07:50 | cosa cinema シネマごと | Comments(18)
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大好きな二人 トニー・レオン&金城武の本格的初共演
そして アンドリュー・ラウ&アラン・マックのIAコンビ 
そりゃ 期待しないわけがない・・・! 

トニー演じる ダークな一面を持つ エリート刑事のヘイ
金城武演じる 元刑事で 今は酒びたりの私立探偵のポン

冒頭から IAとはテイストが異なる映画だな・・・という印象
そして 事件の犯人も かなり早い時点でわかってしまう

業と哀愁が これでもか!と煮えたぎっていた IAと比べ
個人的な復讐への思いが クールにダークに描かれるという感じ

独特な香港の夜の空気感 色合い 若干大人しめのような気がしたけど
武と犯人が 時空を越えて 一緒のシーンに納まる部分など
おぉ~!と思う演出はあったものの ドキドキ感は抑えて 渋めの演出

私が○カなんだろうけど 登場人物が少ない割には
名前と顔が一致しない キョンって?ラウって?偉強って?
は?それ誰?一体誰のこと?と思うと 集中力がどうも切れてしまう

正直言うと IAほどの衝撃やスリリングさはない
悪くはないんだけど どうもこじんまりとまとまってしまったかなという感じ
主人公達以外のキャラクターも何となく描ききれてない
ストーリー展開も何故?!と思う部分も少なくなかった

トニーの抑えた演技はさすが だけど彼の演技は平均点
どうもあの色眼鏡が 妙なチンマリ感を醸し出していて 勿体なかった
そして・・・思ったのは トニーに哀愁と色気が足りない!?
共演者!もっとトニーの哀愁と色気を引き出す演技やってよ! なーんて

役柄なのか なんだか大人しく こじんまりとまとまって
しまったのは ちょっと残念でありました
世界でもトップクラスの名優 トニーはこんなもんじゃないはず
何となく彼は 巻き込まれ型や翻弄される方が やはり魅力的かも

そして・・・金城武 久しぶりのような気がする 広東語映画
彼の方が主役? と思えるほど スポットが当っていた

20そこそこ:30そこそこ ”恋する惑星” のペーペー時代から成長し 
30代前半:40代前半 お互い大人の俳優として トニーと共演したものの
何となく 武は難しい年齢にさしかかってきたな・・・と思う
武が主役だったら問題ないと思うけど 百戦錬磨のトニーと
共演となると まだ若いな~という感じは否めない
酔っぱらい演技も 正直 今ひとつなんだなぁ
同じ台湾のスー・チーとの絡みはなかなか◎だったけど

どうしても比べてしまうけど 相性という点で見ると
脂の乗り切ったトニー&アンディのヒリヒリするような
男のせめぎ合いと比べると スリリングさ・業の深さに
どうしても欠けてしまうかなぁ・・・という感じ

どうも 化学反応が今ひとつ起きてない気がする
この二人を見ていたら もっとヒューマンなドラマ
コテコテの恋愛ものなどで 火花を散らす方が合ってるかもしれない
 ※そういえばジョン・ウーの新作”赤壁”でも共演だったよね

シュウ・ジンレイは 派手さはないけど 堅実な演技
スー・チーは 相変わらずスタイルよくて キュートで本当に可愛い!
だけど この映画に関しては 彼女が出てくると
何の映画だっけ? という感じは 否めなかったりして 
今回 女達の絡み方がわざとらしくなかったのは 及第点
チャップマン・トウはもう少し 面白い使い方
できなかったんだろうか?という感じ

普通に映画として見れば 及第点なんだろうけど
期待しすぎてたせいか 悪くはないけど 飛びぬけて良くもない
このメンバーだったら もっと出来たと思うんだけど
どうも心に染み入らなかった・・・惜しい一作

今日の映画:74点

今回 辛口だけども どうのこうの言っても
やはり東洋的な抑えた感情 細やかな描き方 
丁寧でマジメな作りは このコンビならではだと思う 

またハリウッドで デカプー他で
情緒も○ソもないトンデモ・リメイクになるんだろうなぁ 南無阿弥陀仏
すっかり目をつけられてしまった 香港映画勢・・・お気の毒

以下 ネタバレ 謎
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by acine | 2007-07-10 14:04 | Hong Kong  香港映画 | Comments(26)
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冒頭のクレジットを見て あらー王晶映画だったのか~と気付く
ふにゃふにゃーっとしたチープな音楽に乗って始まるのを見て
トニー&スー・チーが出てるけど こりゃそういう映画だなー 
ストーリーなんて気にせずに 気楽に見よ~・・・と決意(笑)

企業買収で大儲けしてるくせに 妙にケチな男 トニー
そんなトニーが ひょんなことで知り合った
田舎の村長の娘 スー・チーは 今までのGFと違い 
彼のお金を気にしないし しかも可愛いので惚れてしまう
そして 成り行きから ヒモ状態になってしまうトニー(笑)
さて 二人の恋の行方は・・・?!

途中 話が読めてしまうんだけど・・・
今時 こんな話ないだろと思ってしまう
80年代からまるで変わってない・・・香港シティもの?!
(さすがに80年代~90年代初頭モノはリアルタイムでは知らない・笑)
なんだけども・・・意外や意外!

所々ご都合主義全開の部分もあるけど
王晶にしては 丁寧に作ってて 意外とマジメに作ってるからビックリ
トニーもスー・チーもその他キャスト陣も魅力的なので
ユルいながらも 最後までしっかり見れる
さほど破綻してないのが凄いかも・・・とヘンなところで感心する 

トニーはファイティングラブと同じ頃で 髪型とかあの雰囲気そのまんま
HEROなどの前の年のカッコいいトニーが楽しめるのは楽しい!
そして スー・チーもファニーな魅力全開 !
彼女 この頃になってもまだ広東語が下手という役なのね~
*生スー・チー 昔レスリーのコンサートで3晩見たけど 
 その頃は広東語が確かにたどたどしい感じで
 客席に笑いを取ってたけど・・・”色情男女”の直後位のお話
それにしても 香港映画って 男優はいい年でも
相手役は妙に若い&年齢差があるパターン多いねぇ

友達役の若い頃のカリーナ・ラウに似てる色黒の彼女もすごくパンチあり
そしてトニーの友達役には あの人がー!!!
こんなに仲良さそうにしてるのに あの映画では何でー?!という感じ(笑)
スー・チーの父親も あの人がー!!! ←ヒント:とても面白い人です
なーんて いつもながら 狭い香港映画界の組み合わせの妙が楽しめるし

ヘビに怯えるトニー 一文無しになって困るトニー
襲ってもらいたくてソファで自ら服脱いで身悶えするトニーなど
笑えるシーンも所々!
そして えー?! これってIAをパクった?
いやこっちの方が製作早いので IAってこれを参考にしたの?!と
思えるシーンまであって 意外に楽しめましたよ

この映画 街中のシーンが多くて
トニー&スー・チーが見れて 画面後ろで
何とも嬉しそうなギャラリーがてんこもり写ってるのも
エエかげん香港映画らしくてよろしい

トニー好き スー・チー好き 香港映画好き 王晶好き
のどれかに当てはまるなら きっと楽しめますよ~!

今日の映画 75点
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by acine | 2006-10-10 23:32 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
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どうも煮え切らなかった ”花様年華”のあと
”英雄”&”インファナル・アフェア”で 思い出したかのように
猛烈にトニー熱がぶり返し その頃から・・・
数年来 ずーっと見たかった映画  DVDにて鑑賞
トニーに加え チャン・チェンも出る

台湾の有名な絵本作家 幾米(ジミー)原作 
*ターンレフト ターンライトと同じ作者
そして王家衛製作総指揮 澤東電影公司が関わってると
いう点も すごく興味があった

物語は 香港・上海・台北 地下鉄がモチーフでつながっていて
大きく二つの物語が交錯しながら進む 
王家衛絡みにしては大変わかりやすい展開
キャストも同じくその3ケ所から召集 ここ最近の王家衛映画と広がり感は同じ

香港:結婚相談所を開くトニー・レオンと目の不自由な女性ミリアム・ヨンの物語
英語タイトルは きっとこの二人の場面から来てそう
ラム・シューやエリック・コッ、チャン・マンロッさん(合ってる?
天使の涙の武のお父さん役) まで出てます

上海+台北: あちこちに現れる道化役的なファン・チーウェイの差し金で
告白する間もなくフラれてしまったチャン・チェンが ひょんな手紙をきっかけに
上海に渡り ドン・ジェと出会う・・・という物語

クリスマス時期に公開だったので 
全編 そういうクリスマス&ほのかな暖かいムードに溢れてます
絵本が原作ということもあり 時々絵本風になるけど
見所はやっぱり役者の演技 キャストの心や手が触れ合うシーン 
コテコテ気味の香港 若干クールな台北や上海のシーンの空気感の違い
演技が安定してるキャストなので 安心して見れます

トニー・・・相変わらず若い 可愛いくて カッコいい!
3枚目に近い役もピッタリ ○が見えなくなって
八つ当たりするシーン面白い 演技としては余裕・・・の類でしょう
冒頭の子供にキツく当るシーンは”月夜の願い”を思い出した(笑)
あれから10年以上たってるのに トニーはそんなに変わらない気も

ミリアム・・・香港映画から少し離れ気味だった頃にデビューしたので
彼女の映画は初見 薄いようで濃い目の?顔立ち
庶民的で淡々とした雰囲気が この役にはよく合ってる

チャン・チェン・・・ナイーブさを秘めた台北から来た男
演技は確実で 映画俳優ならではのスケール感のある人
若いながらも渋めのカッコよさが光ってる クラシックな顔立ちの男前

ドン・ジェ・・・清楚な雰囲気が”2046”とはまた違っててよかった
若いけどこの人も演技上手い そしてべっぴんさん 

ファン・チーウェイ・・・台湾ドラマで見てたけど この人も男前
この映画では登場シーン少な目 この人も台湾の有望若手

というわけで 王家衛が絡んだファンタジー小作品 
ほのぼのとした恋物語 という感じでした 気張らず見れます
今日の映画 76点

トニー・レオン:2046 2046 ブエノスアイレス 摂氏零度 
          インファナル・アフェアⅢ 終極無間 ファイティングラブ ソウル攻略
チャン・チェン:2046 2046 ブエノスアイレス 摂氏零度 愛の神、エロス
ドン・ジェ:2046 2046

オマケ 地下鐵キャストによる
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by acine | 2006-09-26 07:51 | Hong Kong  香港映画 | Comments(10)