金城武  

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投名状  ウォーロード 男たちの誓い ’08 香港・中国 (2回目)  

2009年 05月 27日

1回目は すーっと流れていってしまったこの映画
お付き合いで どうも気乗りしないまま もう一度見たら
あら?意外とよいじゃないですか~?!
 *RINさん 2回目は・・・って当ってました

前回は予想してなかった どうも煮え切らない雰囲気
その陰鬱な雰囲気と 突っ走る義兄弟物語に
どうも入れないままだったのが・・・

今回は骨格が見えてきて その血と肉も
徐々に感じることが出来たのが収穫

どのシーンも無駄がなく こんな殺伐とした
男臭い映画の中でも いつもながらの丁寧な
ピーター・チャンの仕事ぶりが垣間見えたのも収穫



悪い男になりきれない 人妻への思いが捨てれない リンチェイ
裏切られようとも 兄を信じる熱い男 やっぱり良かったアンディ
ムサい恰好としようとも やはり目は輝く一途な三男 武
なかなかよいコラボでした 

とてもいい声をしている金城武の台詞やモノローグが
ちゃんと聞けるのは やはりポイント高い

そして やはり蘇州城主も妙に気になりました いい男ね これまた

あんないけすかない女・・・と思っていたシュー・ジンレイも上手かった 
(最近また見た)赤壁2の容姿優先のチーリンに比べると 
その演技はとても女優らしい演技 ピーター好みのプロだな・・・と

それにしても こういう中華系古典的映画
どの監督が撮っても 戦争シーンやアクション 衣装 
宮廷でのシーン 長老たちのセリフ廻し 音楽 建具の格子など
本当に様式美の世界! そのコラボがたまりません
ヨーロッパ映画の様式美にも負けないと思う

2回目にして 全貌が浮かび上がってるくる気配が
垣間見えたので ぜひとも DVDはカットや編集してない
ヴァージョンで出してもらいたいと思う 

そうしたら やっと”投名状”という映画が 
どんな映画なのかわかることができるのではないかと・・・

ついでにオリジナルのエンディングテーマで見せてください

今回 ついついエンディング聞いてしまいましたが・・・
思ってたより 悪くはなかったかも(笑)
しかし あの中華世界から 急に日本語は勘弁してほしい

だけど オープニングから 
ドカーンと主題歌のクレジットが出るのはどうかと・・・
そんなに影響力があるのか? そんなお偉い曲なのか?
これから映画を見るぞ~という気持ちが萎えます 

互いの顧客層だってカブらないジャンルよね
私個人は 興味さえ持ったことない人たちです

# by acine | 2009-05-27 21:57 | Asia アジア映画 | Trackback(1) | Comments(5)

投名状  ウォーロード 男たちの誓い ’08 香港・中国  

2009年 05月 14日

ピーター・チャン 初の歴史アクションもの
どんな感じなんだろう? と思ってましたが・・・

丁寧に熱く作られていて 見甲斐はあるものの
すーっと流れていってしまった感じでした
詳しく:シネマ・トウディ

何でだろう? と考えてみたら

どうもキャラクターに深みがない・・・というか 
感情移入も共感もあんまりできず 
傍観者のまま 終わってしまったという感じ

あれよあれよという間に 主役の3人は義兄弟になり 
アンディ妻が絡んでくるのはいいんだけど 
主人公三人が 余りにも熱血というか
ストレートすぎて 裏もさほどない・・・

ピーターさん お得意の心の機微を描くには 
そういう俳優を少しは混ぜないといけないと思う

ま ただ今回は戦いの場が主なので 
ストレート系のわかりやすいスター俳優を
揃えたのが 裏目に出た感じ・・・

俺、リンチェイ! 俺、アンディ! 俺、武! という3人衆
それはそれで悪くないんだけど どーもヒネりがない3人なのね
まさに 各々タイプキャストで・・・ 各々悪くはないんだけど・・・
スターオーラがあるので 何年戦おうと 主人公は絶対死なないという 
不自然さを感じさせない利もあるけれど(笑)

そして 前回はピーターさんがミュージカル~?と驚き
今回もアクション時代もの~?と驚きましたが・・・

映画の雰囲気としては 意外や 男臭く 血なまぐさく
泥臭い感じは こういうジャンルの映画としては
ちゃんと 成功してると思います

得意のドラマや恋愛ものであろうが ミュージカルであろうが 
こういうアクション時代劇であろうが ちゃんと自分の世界を
築けるのは ピーターさんの凄いところ

しかし 今回に限っては あまりストーリーテラーでなく
得意ジャンルの心の機微や 繊細な表現に関しては
今一つ印象が薄かった気がする



今回 心の機微(&色気!)担当は ホントはリンチェイだと思うけど
演技系場面では 表現力にどうしても限界が・・・
年を経て貫禄は出てきたものの 力が入ると 
あのミャーミャー声を張り上げての台詞が一本調子で頂けない
しかし動くと本職 キレもよく 彼が動くと空気が変わる

そして リンチェイが心を奪われる アンディ妻
シュー・ジンレイ 演技は上手いんだろうけど・・・ 

何せ地味! とにかく地味!

今回 混乱の中での生活なので ノーメーク調 汚れ顔など
厳しい条件だったのはわかるけど・・・ 地味すぎる~!
何故リンチェイやアンディがそこまで惚れ込むのか
他にマシな女があの村にはいなかったのか? 
単にピーター好みなのか 正直よくわからない 
薄幸系なので 男には受けるだろうけど 女から見ると 
見てて楽しくない 女優にはどこかしら華やかさも求めたい私にはNG

そして これまたタイプキャスト 元山賊の長 アンディ兄さん
やっぱり苦手ですが 今回彼は健闘してた方ではないでしょうか
”俺は英雄になりたい” というセリフ
”俺は善人になりたい” みたいで あれは良かった(笑)
しかし ホントは彼が長兄でもよかったんじゃないでしょうか
あんな流れ者と契りを結んだばかりに
結果的に彼の人生はボロボロじゃん・・・って



そして 映画の中でも 見た目で一人若く 
義兄弟の末っ子的役割だったタケちゃん
たしかにアクションは大変そうだったけど 演技的にはまぁいつもの感じかな
久しぶりに声を張り上げたり 鼻血出したり (この辺は懐かしい感じ)
コスチューム系だったり こっちでは ちゃんと本人のセリフだったり 
ナレーター的役割も彼だったり 赤壁同様 ラストでも
美味しい所をさらっていき お得な感じではありました

あと 思ったこと・・・

蘇州城に監禁されてた人はカッコよかったな~
 *監禁でなく 自主籠城が正しいそう・・・

長老たちの台詞廻しが これまた朗々と良かった
私は完璧 中華朗々台詞廻しのファンですね 

建具の格子が 物凄く綺麗

戦争の戦いが 赤壁みたいにいかにもワイヤーという
わざとらしい動きがなく シンプルな肉弾戦なのがよかった
同じくその他大勢も コントロールできてなかった赤壁よりも
ちゃんと戦う空気が漂ってるのもよかった
アンディも武も中華圏俳優 本職でなくとも
あの位は平気で動けるのは ホント頼もしい!

・・・というわけで 
もともと時代背景もよくわかってなかったり
ここの所ずっと疲労困憊気味なので 一部寝てしまったり
やっぱり期待していた ピーターさんの映画
残念ながら すーっと流れていってしまいました
まさに可もなく不可もなく・・・という感じ

これだったら 突っ込み所満載でも 
豊穀さん@曹操が 思う存分楽しめる 
”赤壁2” もう1回見てもいいなぁ・・・と

あと タイトル 何で原題じゃダメなんですかね?!
”投名状 義兄弟の契り” でよいじゃないですか・・・

ま タイトルは別に譲っても・・・

譲れないのは またまた日本版エンディングテーマ!

なんですか~?! あれは! 酷すぎる・・・

あの曲調と歌詞が始まった途端 
映画の内容を きれいさっぱり忘れてしまいそうな感じ
余韻も〇ソもあったもんじゃない ホントにね~

いい加減にしてもらいたい~!

どっかよそで こんな映画以外で 勝手に何とでも 
タイアップして 商売してくださいという感じ 
こんな縁もゆかりもない曲 映画館まで行って 
わざわざ聞かせてもらわなくてもいいし・・・

10秒聞いて 限界! さっさと出ました
聞けば聞くほど 余計映画の内容すっぱり忘れそうで・・・

ニーズなんて全く無視
金輪際 映画と縁もゆかりもない人の曲はいりません(怒)

これって マジメに映画を作ったスタッフやキャストの人たち
そして 時間とお金使って 映画館で見てる人にも
凄く失礼なことだと思うんですがね~

今日の映画:76点

ピーターさん映画 最高峰はやはり”甜蜜蜜”だなぁ

そして この日本版・・・ 情報もらったんですが
オリジナルの編集版と比べると 編集が違うそうで
3人の心の動きとか 大事な場面がかなりカットされたり
順番が変わってたりしてるとか・・・

釈然としない理由がわかったような気がします

# by acine | 2009-05-14 16:19 | Asia アジア映画 | Trackback(1) | Comments(17)

赤壁 決戦天下 レッドクリフ Part II/未来への最終決戦 '09 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国  

2009年 04月 14日

PartⅠを見終わった時・・・

このまま 休憩挟んですぐ見せてくれ~!
もしくは 明日でもあさってでもいいからすぐ見せてくれ~! 

と思っておりましたが・・・
間が空くと ちょっと落ち着くもんですね(笑)

その間 某aの策略に乗せられるもんか!と思いながら

1のDVDを買い(まだ全然見れてませんが・・・)
おとといの日本語吹替(すっかりストーリーわかってるので副音声にて)
うたた寝しながら見て そんな安っぽい見せ方やめてくれー!と
思った2のシーンが始まったのを見て 即スイッチを切ったけど・・・
まんまと策略に乗せられつつあるワタクシでありました(恥)
*今日もトニー&武のクリアファイルも1同様買ってしまったし・・・!

前置きが長くなりましたが
やっぱり気になる・・・! 早く見ないと~で見てまいりました。

一言・・・ 個人的には1のリズムの方が好きです

だけども本来は2が主役のはず・・・

aの策略で 間が空きすぎて かえって
1の興奮がすっかり落ち着いてからの2なので 
半分あたりに来るまで どうも2のリズムに慣れないまんまでした

以下 ネタバレ 核心に近い書き方あり・・・

しかしデブ助こと 尚香・・・女だってわからない~?!
女が軍にいてもおかしくないんだろうか・・・?!

剣で舞う白衣の周喩 そして 詩を詠む小喬・・・
これぞシノワズリー! オリエンタリズム! で素敵なんだけど
二人しかいないのにカッコつけすぎじゃないの~?!

とか あれこれ心の中で 突っ込みながら見てると
なかなか集中できない部分も(笑)

どうも これってギャクなのか? 大真面目なのか
素敵なのか? クサいのか? あれこれどう判断していいのか
わからないジョン・ウーならではのユルい?シーンが
1以上に散りばめられていて ちょっと理解に苦しみました



軍師でありながら ピースフルな空気漂う 金城孔明(素敵なんだけど!)
を始め 決戦間近ながら 呉蜀連合軍陣営はどうも緩い空気が漂っている感じ

その中で この人が登場すると 空気が引き締まる曹操!
今回の主役はこの人と言っても過言ではないでしょう



予想通り 張豊穀・・・とても良かった!!!
嫌らしさも漂わせつつ トップに立つ人間としての威厳と怖さ・・・
上手かったし 大変素敵でした!
そんな曹操も チーリン演じる小喬の人妻お茶談義に
まんまと攻撃の機会を惑わされてしまう 
只の人間ぶりも面白かったりするんだけど(笑)
あのざんばら髪も ”王妃・・・”のユンファ父を彷彿とさせて素敵でした 
あぁいうざんばら髪は色気と哀愁をなぜか漂わせるね
オヤジ年代ならではの色気 孫権が青二才扱いされるのも納得



今回トニーは大活躍ながら 演技としてはノーマルアベレージで
(彼ならもっと出来るはずだと思うけど アクションもあったりで
大変だったんだろうなぁ・・・) 終わってしまってると思うので 
張豊穀の存在感ある演技の方が断然目立ってた感じ
どうもかつらが似合わない 比較的大柄な人が多いキャストの中
あのトニーの上背では厳しいものがあったような気が・・・

武くんは 今回はハマり役 実戦にも出ず けっこうお得な役柄だったけど
安心して見れました 〇を吹かすのも不思議ちゃんな武くんなら
ホントぴったりよね~ そしてラストもひょっこり現れて面白かった!
しかし あのラストも大真面目にこれかよ~?とかなり驚きました
あの3人だから絵になるものの・・・

あと個人的に好きだったのは  
ビックリしたような顔の呉の老将軍
孔明さんといいコンビの可愛いて魯 粛



そして 張震も黄金の鎧に身を包み最前線へ・・・
派手さはなかったけど どこか漂うヤンキーの香りを活かした 
勇ましいシーンも麗しかったし ヤンキーくさいと言っても品はよいのです



あと1より うんとよかったのは リン・チーリン
吹き替えだったので 落ち着いて聞けたし
あの曹操を前にしての演技や しっとりと美しい佇まいも
なかなかよかったです しかし あの人妻お茶談義・・・ 
最後にあんなに曹操を情緒&体調不良に陥れるとは
思いもしませんでした(笑) いやはや凄いわ あのお茶談義!



残念ながら 1では大活躍だった 
蜀の将軍たちは 撤退してたりで あんまり目立たなくて残念でした

2はやはり戦いがメインなので そのシーンには確かに力が入ってたけれど 
炎&爆発に人間(キャラクター)が埋もれてしまったような気が・・・
今回女性陣が活躍するので 特に男性陣
あと そこへ行きつくまでも キャラクターが余り立ってない人が
多かったし・・・ 1はまるで顔見世興行か?という位凄かったのに・・・
それか自分がすっかり慣れてしまっていたのか・・・

全体的に人間があくまでも主役だった1の方が遥かに魅力的でした
ワクワクさせるようなテンポも1の方が断然よかったような気が・・・

と言いつつ 個人的にポイント高かったシーンもありました

団子のシーンのあとの トニーと老将軍の会話

疫病テントでの曹操の話

思わず鼻がツーンと致しました


で もう1回 曹操さん!

というわけで 個人的には1の方が好きだけど
2もあって 完結する映画ということで 見て損はないと思います
曹操 凄くいいしね~!!! 

あと1同様音楽も印象的 エンディングも密かにとてもいい曲だと思う

今日の映画:79点

やっぱりチェ2作のように 即2も公開の方が効果的なような気がしますね
もしくは ギュッと肝心なシーンと絞って まとめて1本か・・・

# by acine | 2009-04-14 23:41 | Asia アジア映画 | Trackback(3) | Comments(13)

リターナー  ’02 日本 (wowow)  

2009年 01月 16日

どうも食指が動かない 金城武@日本映画ですが
丁度オンエアされたので せっかくなので見てみました

公開当時見た友人より 
”金城武が凄くカッコよかったよ!” とだけ感想を聞いていて 
なんて単純な感想よ~?! と思ってましたが(笑)

それは確かに当たってました
そして 映画としては 何じゃこりゃー?! な珍品でありました

確かに 金城武はスタイリッシュないでたちで美しい 
そして これまた無国籍感溢れる存在感
そして 中華圏映画で鍛えられた アクションの身のこなしも鮮やか
いつもの気になる日本語も まぁ目をつぶれる範囲

日本映画とは思えないような 無国籍感漂うフイルムの質感
アングルや構図のカッコよさ 映像的には凄くセンスがいいと思ったし
その辺の日本人俳優使わずに 金城武を主役に据えることで 
よりこの映画の無国籍感が強調されるのはピッタリの人選



が・・・

とにかく ストーリーや設定がまるでなっておりません・・・!

一言で言うと 金城武とガキんちょと
ヤンキー上がりの敵に 果ては宇宙人ですから!!!

スタイリッシュな衣を着ていても 内容ほとんど 
昔の何とかマンみたいな世界なので ギャップがありすぎる

体を張るかと思えば 唐突にマトリックス的ワイヤーアクション
主人公は絶対死なない的世界は 大人の鑑賞に堪えれるタイプではありません
ムチャクチャだけど 笑ってしまえるような域には 到底辿り着けてないし・・・

金城武と組むのが なんせ鈴木杏と樹木希林 

樹木希林の独特のテンポはよかったけど 
この映画のPCや兵器を駆使しての参謀役になぜ彼女?という感じだし

当時中学生?の杏ちゃんも 頑張ってはいるものの
成長途上のじゃがいもみたいな感じの顔で 武とコンビを組むのはいいけど
余りにも子供過ぎて 洗練も色気もあったもんじゃない

こんな子供と 大の男を組ませるのが いかにも日本的
もっといい女を 武と組ませてあげてよ~! 普通でもいいから 
せめて大人の女を組ませてあげてよ という感がなきにしもあらず・・・

そして 単なるヤンキー上がりにしか見えない敵役の岸谷五朗
小粒でした さほどユーモアも凄みも感じないヒール役でした

というわけで よかったのは 
金城武のビジュアル力を生かしたところ
日本離れしたスタイリッシュな映像 くらいしか目につかない映画でした

家で タラタラ見てたから いいものの
これ映画館で見てたら 苦痛だっただろうと思います

”金城武はカッコよかった” と
結局 友人同様の感想しか残りませんでした(笑)

美しさ 容姿端麗 無国籍感だけでない 
金城武のそれ以外の何かや良さを引っ張り出すのは 
日本映画では難しいようですね

この辺り 中華圏内監督の方が その引き出し方が
やっぱり上手いと思う よって 粗があっても
作品的には魅力的になる・・・ ということでおしまい

今日の映画 60点

# by acine | 2009-01-16 10:33 | Asia アジア映画 | Trackback | Comments(4)

天涯海角 世界の涯てに ’96 香港 (ビデオ)  

2009年 01月 05日

これは大好きな香港映画の一つであり
大好きな金城武映画の一つです

当時 香港の道端で売ってたノベライズも持っていたりして

昨秋からの金城武熱の盛り上がりと
急にケリー・チャンの”風花雪”が聞きたくなったから・・・

で 久々に CD引っ張り出して 聞いたり
当時から持ってたビデオを見てみましたが・・・

香港とスコットランドの最果ての地が舞台という
一風変わったラブストーリーであり 
ファンタジーであり・・・という この映画
詳しく:goo映画

あの 懐かしい懐かしい UFOのマーク(!)に続いて
出だしのモノクロの香港の街と 印象的なレナード・コーエンの曲
そうそう そうだった この映画の空気感!

久々に見てみたら 皆ホントに若いな~ということ
そして 香港はあの頃の香港だった・・・
 (私が大好きでよく通っていた頃の香港)
携帯電話もパソコンも凄いサイズだ(笑)

武はモンゴル出身の何でも捜索屋のナーハオチュン役
当時から この役はこの時代の映画の中でも
特にハマり役と思ってたけど・・・

のほほんとしていて 朴訥でいながら あったかく
尻尾を振って ついてくるような 子犬のような笑顔と
ほっぺたのエクボが なんとも可愛いこの頃の武くん

久しぶりに見たら あんまり演技はしてないな~(笑)
ほとんど素の状態とあんまり変わらないかも・・・と思った

ルックスも モンゴル人というのもピッタリだけど
外地で育った日本人 日系ブラジル人という感じも凄くする
(このあたり彼のバックグラウンドとも共通してるけれど)
なんだか 古きよき時代の日本人という感じなんだな~
いい意味でのその垢抜けなさ加減が なんとも微笑ましい武くんでした

そして ケリーは細くて 手足が長くて 凄くスタイルがよく
お肌も綺麗なんだけど 相変わらずクールで硬い印象
オノヨーコみたいだ・・と思う顔つきもあるんだけれど 
このクールさが ウォームな武やマイケル・ウォンと
対照的で バランスが取れてるのかも・・・?

正直 ストーリーは かなり強引だし
特に余命いくばくかの人が やる気があるのかないのか
チンタラ働いてるし あの事務所も手伝ってるし 
そんなことしてていいの? ケリーお嬢様よ・・・という感じ

あと スコットランドのシーンも 
一体何を期待して ケリーは行ったんだろう? 
マイケルを追いかけていった割には 単なる知り合いみたいだし 
迎えたマイケル・ウォンも 単なるいい人じゃない?
ちょっと都合のよすぎる設定のような気がしたけれど・・・

その後の あの世界の涯てで ”捜索終了” のシーン
そして あの葬式のシーンがあるからこそ
(このシーンは本当に秀逸だと思う)
そして またカラーで香港の街 
そして レナード・コーエンの曲

小作品ながら 渋くてじんわりくる 
なんとも言えない終盤のシーンがあるから
すべて 許せるんだろうなぁ・・・と思う

そして ガラっぱちながら近い あの下町長屋のような
人と人の距離感 そして 助け合えるものは助け合う
香港映画らしい 香港の風景が覗けるのも魅力

今みたいに まだインターネットが全盛ではないからこそ
この映画の世界がちゃんと成り立ってるんだと思う
そのアナログ感やユルい所も逆に魅力の映画でもある

リー・チーガイ この映画や”裏町の聖者”や
ピーター・チャンと撮った”月夜の願い”以来 あんまり
いい作品に恵まれてないような気がするなぁ・・・

あの良き時代UFO時代のような冴えが
戻ってくれるとよいな~と思います
頑張ってもらいたいです

今日の映画:79点

風花雪

# by acine | 2009-01-05 22:32 | Hong Kong  香港映画 | Trackback | Comments(8)