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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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タグ:香港ノワール ( 12 ) タグの人気記事

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ん~? 黒社会?! 黒社会!!
あれがタダで見れるんなら?! と都合のいいこと考えてたら
’89年公開のチョウ・ユンファ主演の黒社会でした
ロイ・チョンも出るなら 見てみようか・・・と録画
詳しく:amazon

↑ のレビュー書いた方は酷評されてるけど
私はそーでもないかな?という感じで
香港ノワールもんなので 程良くスピーディだし 
アクションシーンもカーチェイスも程良く織り込まれてるし
キャストも安定した演技で つまらない・・・ということはなかったかな

義理と人情も描かれてたけど 既に当時の時点で
今の若いもんにはそんなのは通じない・・・という台詞もあったり・・・

だけど 確かに爆発力はないし 起承転結の結 
エンディング・・・ えぇ~? これで終わり?! 
まさにフランス映画的エンディングで 
で その後 ユンファさんはどうするの?!
だったら それまでの抗争はどうなのよ?って(笑)

何で こんな終わり方になったか?というと
多分 親の職業を嫌って 渡米し堅気の仕事をしている
ユンファが 結局 堅気から足を洗えず どこまでも
いい人な描き方&キャラ設定が あのエンディングに
向かわざるを得なかったのかなぁ・・・と

しかし 若きチョウ・ユンファ 大変端正で
暗闇の中でもハッキリクッキリの顔立ちでとても素敵でした
上背あるので スーツ姿も大変カッコよく・・・
しかし 二丁拳銃持ってなんて シーンがなくて勿体なかったかな

それから 若きロイ・チョンも 血の気が多くて
かつ貫禄あって 良かったし 顔だけでも凄い存在感の
シン・フィオンも懐かし~という感じでした

そして 懐かしさを感じる 当時の車
当時の香港の街並み ビクトリア湾沿いの風景
街市での乱闘シーン 懐かしい感じの香港の街が
見れたのもよかったなぁ・・・

今日の映画:76点
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by acine | 2010-12-22 21:26 | Hong Kong  香港映画 | Comments(4)
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3月に sabunoriさん から頂いていた レアなこの映画のDVD 
やっと見ることができました sabunoriさん~ 多謝!!!

ダンテ・ラム監督作
出演:ニコラス・ツェー ニック・チョン チャン・ジンチュー
詳しく ↓ ご覧ください



名前は聞くけど この監督の映画って見たこと
あったっけ?と思っていたら ありましたー!
愛すべきおバカ映画の 恋するブラジャ~大作戦(仮)

でも この映画は全く路線が違っていて 
マジメな まさに香港王道クライムサスペンスという感じ

香港アカデミー賞でも 監督賞 最優秀主演男優賞
助演男優賞 と 3部門受賞した映画だそう 
クレジット順からいくと ニコが主演 ニックが助演と
いう扱いなのかな? 個人的感想は反対なんだけど・・・

※ニックが主演男優賞 ニコラスが助演男優賞 が正しいです※

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まずは久しぶりの ニコラス・ツェー
久々に見て 若い青臭さが抜けて 落ち着いた感じで
CMの張震みたいに いい感じで どことなく中年の香りが
漂ってきたな~という感じ もちろん十分にまだ若いんだけど
精悍さがぐっと出てきたという感じ

正直言うと この年代の香港の俳優
(ダニエル・ウーとかショーン・ユーとか 今はいないエヂとかね)
が振られたら きっと 皆きっちりと演じることが
出来るだろう・・・という感じの いかにも香港映画的
熱血若手刑事の役柄を ニコは確実に演じていた
個人的には 彼ならこの位出来るだろう的演技だったかな

ニコと一緒に行動してたヒゲの新さん 
彼がとてもいい味を出していたと思うんだけど
彼は何て人なんだろう?

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で 今回の主役は この人に間違いなし!のニック・チョン

いやー ホントに今回は怖かった! 
関根勤みたいな顔して すんごい怖い!
逃げても逃げても まるでターミネーターのように追ってきて 
しつこく 鋭く 残虐 しかも今回子供が絡んでるもんだから
余計ヒヤヒヤするというか・・・! こういう犯人役とか 
性格俳優的キャスティングすると すごく映えるタイプの人だなぁ

そして ん~ どうも不満が残る 香港映画の女

今回は チャン・ジンチュー(中国) ビビアン・スーをすっきり
させたような 清楚系の綺麗な人なんだけど やっぱり
こ綺麗すぎる・・・! 子供が誘拐されて いくら検事だから
といってメイクも服装も あんなにバッチリってありえん・・・と 
思うんですね 

あとニックの奥さん あんな状態なのに 1シーン
ありえない爪してたしね あの辺 女性スタッフが
ちゃんとチェックしてあげないと~と思うんですが

綺麗な人使うのはいいけど 切羽詰まった時は
綺麗崩しをちゃんとしない限りは リアリティ出ないと思うんですが・・・
今回みたいに母親役が必要だったら 香港映画の男のように
なりふりかまわずな女を描かない限り・・・ 
他がよくても そこで???となってしまいかねないと思うんです~

中途半端に女を使うんだったら 女なんか使わない方が
マシだと思ってる 香港映画好きな女性多いと
勝手に思ってますが どー思いますー?! 
同性だから 余計そういう女の中途半端な使い方
・描き方 気になってしまうんだけどなぁ・・・

って書いたけど 
彼女の演技自体はよかったと思うんですよ 描き方がね~

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今回 ポイントになるのが子役 ( ↑ 撮影風景)
これが すっごく可愛い女の子で ついつい危ないシーンでは
あぁ~! 早く逃げて~! とこっちまでが心配になる位

彼女を救いに行ったニコとニックのシーン スリリングです
子供がいるから どうしてもハンデがあるニコはどう戦うのか?!って
しかも 香港映画だから 別にアクション俳優でなくても
徹底的にアクション! 徹底的に俳優を戦わせるし!

ストーリーは こういう誘拐サスペンスの王道だけど
エンディングあたりで カメラが映し出す
青い空が 何ともほろ苦くて悲しい・・・

しょうがなしに こんな仕事を引き受けざるを
得なかったんだろうという 伏線もこんな風に
張ってあったのか・・・という感じ

とにかく ニック・チョンが怖かった 凄かった というのが大きな印象

そして やっぱり香港の街の磁気的魅力
王家衛っぽい グリーンが強め夜のシーン 赤いネオン
一種 魔界的で なんとも雰囲気がありました

今日の映画:78点

セシリア & 北角
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by acine | 2010-05-13 20:51 | Hong Kong  香港映画 | Comments(14)
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12月に録画し損ね 1月に無事録画
やっと今頃見ることが出来ました

監督のヤウ・ナイホイは ジョニー・トーの映画
ザ・ミッション/非常の掟 PTU エレクション の脚本を
担当してた人で 今回初監督作 そして トー先生も製作で参加

監視を専門とする女性捜査員と捜査班 
そして犯罪組織を追う 焦点をぐっと絞ったストーリー

思ってた以上に 派手さはなく とても地道な感じ
クサくなく サラっとしているけれど 程良い緊張感とヒューマニズム
地に足のついた 好感のもてる佳作だった
詳しく:映画の森

こういうタイプの映画を作らせると 香港は本当に上手い

冒頭から あっちこっちに張ってる人たち
どっちが警察側か 犯人側か さっぱりわからず
段々と 誰がどういう立場がが 明かされていくのが絶妙
そして あちこちにバラまいた捜査員たちの配置も
ほほぉ~という感じで すごくリアリティがあるように思えた 

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そして こんなジャンルの香港もんは何とも言えない魅力がある
別に体格のいい いい男が出てなくとも 
こういう香港映画の男たちは 何ともいぶし銀的魅力
デブってようが 普通っぽい人であろうが なんとも魅力的

そして 今回 改めて思ったのは 香港の街の魅力

ゴミゴミしてて 決して綺麗なところばかりではないけど
あの坂道 あの裏通り あのビルの谷間 店先
なんともいえない磁力というか引力というか・・・

キャストたちの姿と共に しっかりと映像に存在してるよな~と
改めて思った あの香港の街並みや空気感もしっかりと
キャストの一部というか メインキャストなんだと思う 

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今回の主役は サイモン・ヤム演じる上司からの指導を
受けつつ 犯人たちの監視を続ける女性新人捜査員のケイト・ツイ

いかにも香港的なキリっとした目と顔つきで 
愛想もよさそうじゃないし 上司から捜査員には見えないと
いう感じがとてもハマっていたと思う 
冷静に監視を続ける中 刺された警官や上司の血を見て 
動揺する姿は 捜査員とはいえ人間 
普通の女の子っぽさが漂っていて そんな描き方もよかった

そして 指示をする上官?を演じていた 
おなじみのマギー・シュウ 彼女も濃い顔で 
男らしい台詞まわしで これまたハマっていた

こういう系映画で 女を使うのが どうも下手な香港映画
だけど 今回は女性の使い方はバッチリ!という感じ

女を美化したり 幻想したり 媚売らせるより 
こういう風に クールに女優を使った方が絶対いい
香港の女優はこういうテイストにピッタリだから
中途半端に使うなら 別に女は出なくていいとさえ思う

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そして 今回は意外や意外 とてもソフトな役のヤム兄さん
新人の彼女をまるで兄や父親のように見守り 
兄さんどーしたん?と思う えらい腹ボテだったものの(笑) 
とても人間味のあるいい役だった 別に怖くなくても 
脂ぎってなくても(笑) こういう普通のヤム兄さんも凄くいいな

そして いつキレてくれるかな~?!と楽しみにしてた レオン・カーファイ
こちらも意外にも 淡々としていたものの 手堅くまとめていた
しかし この人もホント年をとらないな~ エンディング付近 
ケイトに近づき同席し・・・のシーンもソフトながら その後は鋭く
静けさの中にスリリングさも感じさせるのはさすが

そして デブと延々呼ばれていた(笑)ラム・シュー
いつもながら この人の姿を見ると なんだかほっとするのは何故?

今回 俳優陣は 割合ソフトな感じで 
程良い緊張感と 程良いヒューマニズムを醸し出していた感じ

派手さははなく 淡々としてるので
あのエンディング近くの雨のシーンは清々しかったし
妙に可笑しいシーンも生きてたと思う
いつも何かラム・シューが食べてたり(笑)
緊張してる最中 着替えしてるお姉ちゃん皆で見てたり・・・

テンション上がりすぎず 
程良い緊張感が終始続くのがよかった
 
今日の映画:77点

おまけ 香港写真
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by acine | 2010-02-11 13:03 | Hong Kong  香港映画 | Comments(12)
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ジョニー・トーの傑作と評判のこの映画
やっと見ることができました
詳しく:eiga.com

今回は一言 タメの映画だな~と思いました

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何かが起こる前のタメ 
風が吹き 布の裏に隠れるタメの時間から 
打ち上げ花火が 狭い空間で炸裂するような 撃ち合いのシーン

返還直前のマカオが舞台ということで
いつもながら面構えの素晴らしい男たちが 
エキゾチックでコロニアルな マカオの街へ佇む 
ホテルの中へ佇む オンボロ車で走る・・・
そして 女はレースのカーテンから男たちを眺める・・・

なんとも味わい深くて渋くて 映画らしい映画でした
こういう絵を撮りたいから こんなストーリー展開にした・・・
正直言うと 所々こんな訳ないだろ・・・というシーンも
なきにしもあらず・・・でしたが こんな絵を撮りたいから
こんな風にストーリー展開する・・・という映画もアリでしょう

ヨーロッパ映画のような味わい 
炸裂する香港ガンアクションや ユルくかつ怖い
香港映画的会話が 絶妙な割合で存在してました

しかし 今回は女は入り込めない聖域がある?
ボーイズトーク映画でも あったような気がしました
ま ボーイズといっても みんないい歳なんだけど
↓の”ブロークン・イングリッシュ”で やはりいい歳の女二人がしてた
ガールズトークに男が入り込めないように こっちもそう 
女は入り込めない世界があったよーな気がしました

トー節も炸裂していたなら キャスト陣も手堅い手堅い!
皆 存在感たっぷりでしたね~

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今回 特によいな~と思ったのは ン・ジャンユー 
今まで特にカッコいいな~と思ったことなかったけど
今回は大変かっこよくて 存在感もあって 一番目を惹いた
(フランシス・ン だと 未だ誰?って感じするので こう呼びます)

カッコいいと思ったことなかった・・・と思ってたら
この映画の兄弟編ともいえる ザ・ミッション
ジャンユー カッコいい・・・! と4年前にすでに書いてました(笑)

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これまた安定感抜群 安心して見れる アンソニー・ウォン
若い頃の写真 すごくカッコよかったな~ もう少しキレた役でも見たい
太ってようが これはこれであり カッコ悪くない ラム・シュー
寡黙ながら 長身で立ち姿の美しい ロイ・チョン
痛めつけられて 大変な役だった ニッキー・チョン

バタくさい顔(古臭い表現ね・笑)が 
マカオの街にぴったりだった マカオのカジノ王の娘の
ジョシー・ホー 彼女が佇む窓辺のシーンは印象的でした

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そして やっぱりギラギラと存在感抜群のサイモン・ヤム
あのレストランで 兄さんがコートを脱ぎ棄てるシーンはおぉ~!と鳥肌
ボスにしては ちょっと小物感が漂ったかな?のラム・カートン
グラサンかけてても おぉリッチーだとわかる リッチー・レン
彼はグラサンかけてた方が ぐっと端正に見えたりして・・・
そして そんな仕事ぶりでいいのかよ?!な 
責任感まるでなし ユルユルなマカオ警察の警部

キャスト陣が 適材適所で確実に仕事をこなし
シリアスなところと 妙にユルいところも 絶妙に入り混じってました

ジョニー・トーの空間に存在する美学に 男たちの存在感
音楽も格段にグレードアップしてたし 
トータルに見ても いつもに増して超スタイリッシュ 
その空気感は素晴らしいものでした

が・・・

今回は様式美に走りすぎ?

個人的には 残忍さ、残酷さが とことん描かれ
迫力満点だったエレクションの方が ぐっと強烈でした
映画としてはあっちの方が凄かったよな~と・・・
ま この辺 単なる好みの問題・・・なんだけど

それにしても マカオの街は雰囲気あっていいよな~
またあてもなく いつかフラフラしてみたい・・・と思いながら見てました

今日の映画:78点

コロニアル マカオ
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by acine | 2009-03-16 10:01 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
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言わずと知れた香港ノワールの名作

監督:ジョン・ウー 製作:ツイ・ハーク
出演:チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、レイ・チーホン、エミリー・チュウ 他
ストーリー:Amazon

初めて見たのは かれこれ11年前位 
香港映画&俳優にハマってから レスリーが出てるから見てみよう!で
見た映画で その当時でさえ この映画は86年作なので
それから遡って さらに10年位前のもの
なので 今からだと なんと22年前(!)の作品となるのに驚く

先々週 この映画のビデオが 
レンタル落ちで なんと¥100で出てたので 迷わず買い!

かれこれ11年ぶり位に鑑賞しましたら・・・

記憶が 物凄くあやふやで ストーリーもレスリーの主題歌も
IとⅡがかなりゴッチャになっていたり 大筋も忘却の彼方でした

しかし 黒社会と警察の関係
身内に黒社会の人間がいたら 出世できないとか 
(警察学校や警察には入ることは出来るんだろうか?)
まるで その後の名作”無間道”の世界とリンクするような
不思議なデジャブ感があるのが驚きだった

そして もっとドンパチ映画かと思ってたら
ジョン・ウー名物二丁拳銃バンバン出てくるけど あくまでも人間ドラマ 
ティ・ロンとチョウ・ユンファの友情 ティ・ロンとレスリー・チャンの兄弟の情
情と絆の映画 そして黒社会から足を洗うのはいかに
難しいかという その辺りも描いた映画だった

チョウ・ユンファが あれ~?! まるで少林サッカーのン・マンタの
ような虐げられた役だったっけ? なんて思っていたら 
急に甦り カッコよかったので一安心 やっぱり華がありました

もげあがったオッサンというような記憶しかなかったティ・ロン
いやー!カッコいいじゃないの! 弟レスリーに詰め寄られても
男らしく諭す ティ・ロンが意外にもすごくいい味をしていたのに驚いた

そして 上記二人と比べるといかにも甘め路線のレスリー
台湾でのティ・ロンが起こす事件の前後で 雰囲気がガラっと
変わるけど 後の俳優としての円熟味と比べると まだまだ
発展途上 青いなと思わせるけど 時折”欲望の翼”の
ヨディのような やるせない表情を見せるのにドキっとした

レイ・チーホン 大変ハンサム(確か彼クォーターだったような気が)
で非情な裏切り者がピッタリハマってた この映画での
ユンファとチーホン見てると ”大丈夫日記”が見たくなる(笑)

クサい展開ではあるけれど 
この時点ですでに女は添え物状態(笑)
男の世界を描ききってるこの映画

今や存在しないかもしれない 
懐かしい香港の街の風景も見れて満足だったし
キャストも含め ノスタルジーを感じる映画でもありました

今日の映画:75点

おもひで
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by acine | 2008-04-10 22:33 | Hong Kong  香港映画 | Comments(7)
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去年の春 香港のCDショップで 
日本じゃなかなか見れないだろうな~と DVDを手に取り (確か1.2とも売ってた)
もう少しで買ってしまいそうになってた この映画
やーっと今頃 日本語字幕つきで見ることが出来た 

期待のジョニー・トーワールド
オープニングから 画面にデーンと漢字が一杯 
お経のような呪文のような韻を踏むような男達の声が延々と続く
ん~ この匂い! まるで”無間道/ インファナル・アフェア”のようではないか?

タイプは違えど それは結果的に当っていた 
いやー 本気度満点! 力作だ!
こういう黒社会もの・・・香港映画の十八番だけども IA以来の本気度と見た
静と動 中華圏なので陰陽か?が まったくお見事 
カーファイのキーキーぶりが凄かったので 動が勝っていたかな 

ストーリーはコチラ
もう少し選挙部分にスポットが当るのか?と思っていたら
少しの間 根回し&賄賂合戦のあと 意外にも 
単なる長老会議みたいなところで あっさり会長が
決まってしまうのが あれれ?!で ありましたが・・・

その後は 会長の印である竜頭棍争奪戦になり・・・
とことん ダークでボコボコな世界が 展開するわけです
とにかくハンパじゃない あのボコボコ具合 唐突さ 残忍さにはビックリ

いやーもう皆さん 俳優に見えなくて 本気でそっちの人?!と
信じ込んでしまう位の ソフトな方~ハードな方 怖い方まで様々!
やっぱりこういう香港映画の こういう男達の面構え 最高だ~!
美醜なんて もうまったく関係ないとさえ思える 
面構えの不敵さ ユーモア 静けさ 怖さ 渋さ 
こういう面構え・・・見てるだけで ワクワクしてくる私はある意味重症だ

正直 名前と顔が一致しなかったり え?この人はどっち側?!
とてもとても押さえきれないんだけど そんなこと大きい問題じゃない
とにかく 出てくる人・出てくる人の 面構えウォッチングをして
その濃厚な空間&空気を楽しめばいいだけなんだから!

この映画 台詞の音がすごく大きくて 
そーでなくても もともと ケンカしてんのか?的 
テンション充分高い 広東語の魅力&迫力満点!
多少頭痛気味で ちょっとキツかったけど 面白かったー!

今回は脂ぎるより 静けさが光ったヤム兄さん
そして 水を得た魚のようだった キーキー・カーファイ
ニコリともしない ニヒル9:1分けの古天楽
その他 顔を見るとほっとする林雪おっちゃんや
IAのあの人も この人も・・・ 渋い姐さんに徹してた
M・シュウも 皆さん方 アッパレでございました
不覚にも兄弟の契りを交わすシーン 思わず目頭熱く・・・!

久方ぶりに見たよーな気がする カーファイさん
いかにも~なファッションに身を包み キーキーと吼えまくり
テンション高く ヤンキー座りして いやはやお腹一杯! とことん堪能しました
この人がやると 不思議と単にワーワーわめいてるだけではない
凄みやユーモアも見え隠れするのがえらい

この映画見てると ハリウッドで香港映画リメイクするんなら
この映画見て 黒社会の男の演技をしっかり研究した方がいいよ!と思ってしまう
IAのキャストもだけど この映画のキャストの演技や間合い 静と動
某ディパーで見たような 単純で浅はかでユルい演技とは 明確に違う
単にリメイクするだけでなく 彼らの演技も研究したら?!と言いたい
ズバリ こういう系映画の香港の俳優さん達 
有名~無名まで 若いの~年寄りまで 本当に素晴らしいよ!

そして 最後に これまた職人技万歳のトー監督
今回も光と影の使い方 素晴らしく渋く カッコいい!
そして 香港の夜の街の魅惑さ しっかりと捉えてる
地味な題材だけど よくぞここまで しっかり描ききったと思う
メリハリ効いて 迫力充分 怖さ充分 渋さ充分  うーん・・・満足!

今日の映画:82点
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by acine | 2007-05-28 00:14 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)
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ベルベット・レインが印象的だった ウォン・ジンポー監督の2作目
今年1本目のDVD クリスマス明けに借りてたのがやっと見れた

いかにも黒社会ものを匂わせる 姐御というタイトルとは裏腹に
平和で美しいオープニング なんとなくの路線はわかるけど
一体これからどんな風に話が進むのか 全く読めない映像と音楽 そして期待感

*少しネタバレあり

エリック・ツァン演じる 親分百徳 
アニー・リウ演じる その養女フィービーが 
アメリカから戻ってきたところから 話はスタートする
エリックの仲間が サイモン・ヤム、アンソニー・ウォン、アレックス・フォン
となかなか強力なチーム そして下っ端子分にリウ・イエ
そして フィービーの親を殺した女親分にカリーナ・ラムという異色の配役

やはりこの監督 映像&音楽の使い方がかなり独特
香港黒社会映画らしからぬ B級くささとコテコテさが漂わない
スタイリッシュなシーンの数々 ジョニー・トーとはまたタイプ違うけど
アングル&フォーメーションに異様にこだわりがある感じ
あとスローモーションの入れ方とか アニメを挿入したり
独特のリズム&時間が映画内で流れている とにかく映像重視
それが全て効果的かといえば そうとは言えないけど
丁寧に作り上げた 映像独特のこだわりはよくわかる
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男性陣キャストは言うことなし!
渋い&貫禄&優しさ&いかがわしさなどを漂わせるベテラン陣
エリック・ツァンの存在感はやはり凄い 
仲間3人組も抑え目の演技で言うことなし
アンソニーの怪しげさ アレックスの優しさ サイモンの控えめな(笑)ギラつき感
秘めた感情を漂わせる下っ端のリウ・イエ
引退を決意したエリック そこから不穏な内憤劇が始まる

ある事以降 アニー・リウにスポットが当たり始めてから
どうもピリッとしない時間が流れていく 妙にダレ始める物語
前半ではよかったけど 後半を彼女中心で引っ張るのはかなり無理がある
そんな一人で引っ張れるほど 演技が達者じゃないし どうも頼りない
そして赤帽少年の存在も疑問というか中途半端 リュウ・イエの気持ちは?!
そしてカリーナ・ラムの女親分も健闘ながら若すぎて 
年月の流れも感じないし どうも役不足を感じてしまう
同じカリーナなら 根性座ったカリーナ・ラウ位が姐さんじゃないと説得力がない

後半 かなりとっちらかってきて あら?カンフー映画だっけ?!
えーっ? 一体どうなるのか???と心配してたら
これまたラスト付近~ラストがかなり強烈
こんなシーン見たことないわ・・・というシーンに驚く
はー?!ここまでやる?と唖然としてる間に 凄いことになっていく・・・
そしてエンディング そして美しい主題歌(これは凄くいい)

監督のこだわりが全ていい方向に行っているとは
決して言いがたいけど 何か違ったことをやりたいのはよくわかるし
独特の黒社会映画になってることは確か
アンソニーの○詰○シーンなんて 残酷でビックリするし
だけど 全体的に静かで美意識の方が強い内容 独特の時間が流れる

成功・いい映画とは必ずしも言えないけど 不思議な余韻あり
個人的にはベルベット・レインの方が上 テイストはまた違う感じ
徹底的に男の物語にした方がよかったかな あと女優が惜しい
だけど この監督は女性も描きたいタイプなんだろうなぁ

今日の映画:77点
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by acine | 2007-01-02 18:37 | Hong Kong  香港映画 | Comments(2)
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いやー 渋くてカッコいい香港黒社会映画でした
面構えがたまらないギラギラした男連中 達観した姐御
賑やかで勢いのいい広東語のセリフ
夜 雨 弾丸 男のぶつかり合い オレンジ色の灯り 
やっぱり これぞ香港映画ですわ! 
アンドリュー・ラウ 王家衛テイスト 取り混ぜつつ
何か新しいことをやってやろうという意欲が
ちゃんと見え隠れする映画
2000年代半ばのれっきとしたこれも香港ノワール

アンディ・ラウとジャッキー・チュンの2人は全く危なげない演技
というより ますます円熟&凄み増して もう言うことありません!
2人の友情 愛情 申し分ない演技で見せてくれる 文句のつけようがない
正直アンディ苦手だけど これがアンディの映画で
一番すんなり見れた映画かもしれない 
ジャッキーは本当に若い頃より今の方がうんといい
いい年の取り方をしてる 今回の役作りも素晴らしい!

そしてショーン・ユウ&エディソン・チャンの若手2人
やっぱり香港の若手は演技が達者だわーと感心
正直F4のメンバーはまだ表情が固いなぁ・・・という感が
否めなかったけれど (好きだからこそ 辛口に言う!)
何でもアリの香港映画で とことん鍛えられてる2人はやっぱり違う
*無極のニコラス・ツェーも同じくタフな香港若手!
映画俳優としてスクリーン映えがするし 順調に成長してる
正直何を見ても この2人が出てるじゃないよ状態だけど
香港映画界をひっぱっていくこの2人には頑張ってもらいたい!

やっぱりショーン・ユウはいいなぁ!と再確認
私はやはりショーン派に間違いない カッコいいねぇと惚れ惚れ
今回のような影のある役は彼にピッタリ
彼には年を重ねる度に 演技面でトニー・レオンのようになって欲しい
ショーンにはその素養がありそうなので期待してる
エヂも今回はショーンよりスポットは当ってなかったけど
堅実な演技を見せていた とあっさり感想(笑)

そしてこの映画のいいところは 女の使い方がバランスいいこと
姐御なン・シンリン(ものすごく久しぶり!夜半歌声以来かもしれない)
気丈なショーンの母 描き方どっちもOK
IAⅡのカリーナ・ラウ以来の納得の姐御ぶり
中途半端に女を出して 女を出さない方がよかったんじゃない?!
どうも女の演出が冴えない香港映画にしては 使い方上手いと思う
そして娼婦役の子も良かった 彼女とショーンのラブシーンは
少しだけ天使の涙のレオン・ライとカレン・モクの安ホテルを思い出す気がした

そして おかしかったのは 若手2人に
銃を取られた警官ラム・シューおっちゃん!
(肥警察と役名がエンドに出てたような・笑)
銃強奪は罪だぞ!銃紛失も罪じゃないのか?のくだり
ついバナナの皮事件を思い出したのは 私だけではないはず(笑)
これも久々!マーク・ロイの音楽もなかなか良かった
そしてエリック・ツァンはプロデューサーなんだ

ラスト・・・えーっ?そういうことだったの?!とちょっと驚いた
私はてっきりショーンがナイフ持って アンディかジャッキーの二人の
どちらかを狙ってるんだと思っていたのと同時に
ジャッキーが手下にアンディを襲わせるのかな?なんて思っていたら
2人とも・・・そして まさか時代が違ってたなんて!

どう見てもショーン&エヂの格好や背景は今風だったから
4人は同じ時代に生きてるもんだとてっきり思ってた
軽い驚き これが監督の狙いだったのかも
となるとアンディ&ジャッキーが生きていたのは近未来の話なのか
映画に映ってるような黒社会&彼らが生息する夜の香港の街並みは
10年先、20年先になっても そんなに変わりそうにないから
それもありなのかな? なーんて解釈しましたが
見る人によって 解釈また違うかもしれない

今日の映画 80点

それにしても
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by acine | 2006-01-19 23:44 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
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ずっと気になってたジョニー・トーの香港ノワール決定版 やっとDVDにて鑑賞

香港は九龍半島の夜の尖沙咀を舞台に
サイモン・ヤムが隊長を演じる機動隊PTU
ラム・シュー演じる組織犯罪課の刑事 黒社会のチンピラ ボス 
犯罪操作課の女性捜査官 まで巻き込んでの一夜の物語

冒頭の数分 ただの人 VS チンピラ組 VS 刑事 の緊張感漂う
席取り合戦から 息つく間もなく 物語は意外な方向へ・・・
とあるものに足をすべらせ 拳銃をなくした刑事の行く末は・・・?

登場人物は限られている
だけど 登場人物の背景も限られた範囲で描かれるので
この人とこの人はどういう関係?と頭の中を総動員させながら見始めた

作りはシンプルだけど ただならぬ緊張感と静けさの連続
夜の香港のビル街 裏通り 深夜営業の飲食店のタイルの壁
昼間は雑多すぎる感じのする街も なんとも曰くありげな映し方
他の監督の夜のシーンとも全然色合いが違う
全体的にダークなんだけど ひそやかな夜の街の独特の息遣い

そして一番感心したのが 一種様式美ともいえる フォーメーション
画面に納められた キャストの距離感 歩き始めるタイミング・感覚
集まり始めるタイミング 室内に入るタイミング 銃を撃つタイミング 銃声のタイミング 
雨が降る画面のペース配分 雨が降って駆け寄ってくるPTUのメンバー
コートを着るメンバーの順番 etc・・・ 
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すべてが計算されつくされた美しさ 
とにかく全てのシーンが すごい様式美 
すべてが必然性を持って準備された場面なので わざとらしさはない
クールかつ人間的なキャスト 無駄なものをそぎ落としつつ
これは意味があるのか?といちいち勘ぐってしまう 伏線らしきもの・人
それらとあいまって 独特の空間を生み出す 
1シーン 1シーン 見入ってしまう映像は 一種異次元世界

キャストは地味だし (香港映画ファンにはアピール度大だけど)
感動するとか 大笑いできるとかの類でもないし
おバカに呆れる んな訳ないだろのトホホ感
わ~誰々カッコいい! とかミーハー心に訴えるわけでもない
主人公だって ただのおっさん でもすごく味のあるおっさん 
普段の香港映画で思うこととは 気になることが全然違うタイプの映画
ザ・ミッション/非情の掟の様式美の世界がますますグレードアップした感じ

こんな映画もある香港映画はやっぱり面白い 奥も深い マニアも喜ぶ!
スターの主題歌がなくとも 茶水の人に多謝して
あっさりエンドロール さっさと劇終しようとも・・・!

それにしても PTUのユニフォームカッコいい
カーキの服に ベレー帽 編み上げブーツ 番号のバッジ
夜の街を歩く彼らの姿のカッコいいこと!
隊長サイモンは 今回はギラギラしてなかったかな(笑)
マギー・シュウ ものすごく久しぶりに見た
大きな看板にジェイ・チョウのCDの広告写真があったのも ちょっとツボ(笑)

今日の映画 78点

ジョニー・トー監督作品の関連記事: ザ・ミッション/非情の掟 ターンレフト ターンライト
しかしこの2作 見事に毛色が違う
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by acine | 2005-10-09 23:05 | Hong Kong  香港映画 | Comments(6)
2005/05/29
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IAが好きだったら これは見た方がいい!と
香港映画好きな男性ブロガーさん達から 
ご推薦いただいてた ザ・ミッション/非情の掟 

借りてきてたのに 見れないまま返したりで・・・
先週 衛星でオンエアされたので やっと見ることが出来た!

大丈夫?と思わせる安っぽい(これがまた香港映画らしいんだけど)
テーマ曲にのって 物語は始まる

黒社会のボスを 護衛するために集められた男5人
派手な銃撃戦があるわけでもなく、ロマンスがあるわけでもなく
香港映画伝統の男の映画!女は姐さんしか出てこない
いつ裏切られるか?いつ殺されるか?の世界で生きる男達を
淡々とシンプルに 渋くスタイリッシュに描く佳作

こんな題材の映画にしては 珍しく静かな映画
台詞も多くなく 夜の闇 拳銃を構えてる姿が美しく印象的に描かれる
シーンによってはヨーロッパ映画みたいな構図 シンプルだけどカッコいい
こういうシーンが撮りたくて こんな流れにしたのかな?とも思わせる
監督の ジョニー・トーは”ターンレフト ターンライト”
の監督でもあるけど 巾が広い人で感心

女は女同士の関係はわかるけど
これは男の映画 男しかわからない男同士の関係 空間 間合いが
強調されてるので 男性の方がより彼らの気持ちに近づいて
雰囲気が読めるのではないか?と思った
男性ブロガーさんが こぞってお薦めなのも何となくわかったような気がする

俳優陣もこういう映画にピッタリのクセあり人材ばかり集めてるのがとてもいい!
やっぱり香港俳優の面構えの良さは最高!
中でもIAⅡでも印象的だったン・ジャンユー(フランシス・ンなんて書くと誰?
って感じがするので)が 眼光鋭くて 素晴らしくカッコいい!!!
いやーダントツにカッコよかった!またIAⅡが見たくなってしまった
アンソニー・ウォンは 宍戸錠?と思うくらい(笑)
顔が丸々してたけど 最後の微笑にはこっちもニンマリ
ロイ・チョンも全然変わってなくて 悪そうな面構えなんだけど 妙に魅力的
サイモン・ヤムは 変わらずギラギラ系だ

IA後遺症か 携帯の着信音の音 エレベーターのシーン
車に黒服の男が乗り込むシーン それだけでドキドキしてしまう

相変わらず こういう題材に香港の街並みはピッタリ
猥雑な感じ 崇高な感じさえするビル街
香港映画にはよく出てくる飲食店でのドンパチ
夜の闇 見上げたビルの谷間などロケーションが抜群

スタイリッシュ 静か 不思議なテイスト 
そんな男の香港映画が見たい方はどうぞ!
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by acine | 2005-09-21 21:11 | Hong Kong  香港映画 | Comments(0)