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簡単に覚え書き 映画メモ 美しすぎだろ リリーちゃん


by acine
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なーんて カッコいいポスターなんでしょ~!
秋生さん カッコよすぎですって・・・!

フィルムノワールの本家 フランスと 
これまた東洋の本家 香港がタッグを組み 
監督ジョニー・トーで送り出されたこの作品
 
大阪アジアン映画祭オープニングで 日本初上映
そして アジアの巨匠 ジョニー・トー監督の舞台挨拶付という
この美味しい企画 逃すわけにはいきません・・・!

上映に先がけて 登場したトー監督
何本も映画を見ていながら どんな風貌をされてるのか
今いちよくわからないままだったんですが・・・

登場されたご本人
サイモン・ヤムの品のいいお兄さんという感じの
ぱっと見 大学教授のような 穏やかで アカデミックな
雰囲気漂う方でした フランス政府から文化勲章を頂いた
(去年はトー先生 今年は北野武がもらった)という
壇上でのエピソードもなるほどという感じ

だけども 能ある鷹は爪を隠す 
決して驕らず偉ぶらず 親しみやすく 自然な物腰で
謙虚で品がいい 本当に出来る人はこうなんだな・・・と 
年齢は違えど 2年前の張震と 同じ印象を受けました

写真OKだったんですが 携帯を変えたばかりで
どうズームをしたらいいかわからず・・・で 
あたふたして 豆粒写真しか撮れず 今回は残念でした
なので トーさんサイン入りポスターでも・・・ ↓ ↓

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そして 本題! 

一体どういう風にフランス人を溶け込ませるのか?
違和感あるんじゃないかな~?と 弱冠不安があったけど
終わってみれば そうか~ こんな馴染ませ方があるのか・・・と
納得の展開でありました 詳しく:大阪アジアン映画祭

ストーリー自体は ポスターのコピーにもある通り
そのままよ~ というと 身も蓋もないんですが(笑)
笑ってしまうエピソードもあるものの・・・

フランス人キャストも交えて 広東語、英語を織り交ぜながら 
マカオ~香港~マカオを舞台に トーさんの美学 そしてテンションも
続く中 デブ(ラム・シュ)を中心に ぷっと笑えるところなど
意外にも 今回はバランス良くて エンタテイメント性が高かったな~という印象

ドナテッラ・ヴェルサーチ系統のちょっと注入してるんじゃない的顔の
ジョニー・アリディが 違和感ありありかと思ってたら 
元の職業の共通もあるせいか あれよあれよと 
アンソニー・ウォン ラム・シュ ラム・カートンの
今回の3人組と 上手く馴染んでいく・・・

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アンソニー・ウォンは貫禄ですね さらーっと自然にさすがの演技
そして 今回は食べたり歩いたりしてるだけじゃなかった
髭を生やして 初めてカッコいい系だったラム・シュ
しかし 食べ物ネタを中心に あれこれ彼のシーンでは
あちこち自然に笑いが起こっていたのが 凄く楽しかった! 
私ももう何度も笑わせてもらった(笑)!
そして 今回初めてカッコいいかも~と思った 
でもナンちゃんに見えてしょうがなかったラム・カートン 
彼凄くスタイルいいですね

そして 今回は十八番のギラギラ系だったヤム兄さん
シールにやられましたな・・・ 彼の衣装のベストの模様なども
トーさんこだわりの部分だな・・・と思って見てました

自転車のシーン ○○○から取り出す拳銃 
キャンプ場での差し入れのシーン 新聞紙グルグルの原っぱシーン
シール大作戦 とか そうか~ まだこんな手があったか・・・の
新たなトー先生の演出方法も楽しませてもらいました

しかし 食べるシーン多くて 見てる最中に
段々とお腹が減ってきて あぁ~!あのご飯にちょっとおかずを
乗っけたあれでいいから 分けてくれないかな~?と
何度思ったことか(笑) 皆さん この映画見る時は
しっかりご飯を食べてから行きましょう! (同感!だった
皆さんと その後我慢しきれず 即効ラーメン食べました・笑)

というわけで フランスとタッグと組んだ今回
異色作かな?と思っていたら 意外にもエンタテイメント性高く
とてもバランスのいい作品だった 

香港映画に林雪!
とにかくラム・シュさん そこにあなたがいるだけで最高!です
あんな風貌で XO醤みたいなお方

今日の映画:80点

エンドクレジットで テレンス・インの名前を見つけて
え~っ?彼は出てたっけ? と不思議に思ってましたが
ラム・カートンの英語吹替がテレンスだったようです
彼とシューさんとマギー・シュウの英語は吹替えだとか

皆端正な英語喋るな~と思ってましたが 
そうだったんだ~!という感じ
だけど 英語吹替も 香港内の俳優で全て供給
できるのは さすが元英国領って感じしません?!

そして 最後になりましたが 
今回 このトーさん祭を前に 昼間っから
各々長年に渡るディープな中華ネタを中心に
喋って食べて飲んで騒いで 大盛り上がりをさせて
もらった皆さま! 本当に有難うございました!
Gloriaさん sabunoriさん 紅粉チコさん マイマイさん

初対面の方が 居られたにも関わらず
今日は仕事じゃないからいいよね~と まだ明るいうちから 
シャンペンやらワインやら 私はさんざん飲ませて頂いて
ホントに幸せでした~ あの昼間っからの飲みっぷりに
引いておられないことを祈ります・・・(笑)!

ホントは
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by acine | 2010-03-11 23:52 | Hong Kong  香港映画 | Comments(15)
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完璧 お気に入り映画になりそうです 1回目

言えない秘密(ラスト)を明かす訳にいかないので 
2回目の印象のみUP

中国語のタイトル 英語のタイトル(Secret) 日本語のタイトル
すべて 内容と関連性があって いいよなぁ・・・ということ

そして なんて瑞々しく 甘酸っぱくて 儚くて 切ない映画なのか・・・

きっと性別年齢関わらず 見てる誰もが
ついつい高校生の頃に瞬間移動できるんではないだろうか?
もしくは こっ恥かしいと思いつつも 微笑ましく眺める・・・ 

こっ恥かしいというより そのキラキラぶり 
その瑞々しい映像・感情に惚れ惚れするということ

そんな 監督 ジェイ・チョウの感性に またまた惚れた!

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彼自身もまだ若い・・・ 
だからと言って 若いから 誰もがこんな瑞々しく儚い映画を
こんな風に簡単に撮れるわけじゃないない・・・ と思う
あの五感に滑り込む音楽同様 こんな風に感性に自然に溶け込む
&気分が高揚する映像を撮れる人は そんなにいない・・・ということ

彼の曲を初めて聞いた時の衝撃を思い出すような
この瑞々しさ これは只者じゃないのは間違いない

当分音楽に専念してくれ~ などと思ってたけど 
こんな映画が撮れるなら そして あんな風に演じれるなら 
映画もどんどん撮ってもいいよ!どんどん見たい!と思う(笑) 

次作を撮るなら ブリジット・リンに出てもらいたいと思ってるらしいけど
ぜひ彼女をひっぱり出してください お母さん役とかかな?

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そして やっぱり 何でこんなフツーなのに 何でこんなに可愛いのか?!(笑)
どなたかが品がある と書いてたけど 確かに品がいいよね 納得
何が そんなに魅力なのかが 説明しろと言われると難しいけど
なんだか とにかく可愛い このフツーでフツーじゃないところ?!
とにかく 妙に惹かれるこの人の不思議な魅力なんだな~
そしてピアノ弾きの手はこれまた綺麗なんだ・・・

そして そんな彼が選んだヒロインのルンメイちゃん
彼女もなんて可愛いの~!  写り方によってはこっちまでが
ジェイのようにときめいてしまうほど魅力的 
とてもレベルの高い女優さんだと思う

なので 単に可愛いだけのアリス・ツォンは
今回は単なる当て馬にしか見えず・・・

主役の二人がフツーっぽい だけどフツーじゃないところ
こんな風なキャストも凄くハマってる

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この映画 後姿が多い映画で こんな後姿のシーンの数々にはぐっとくる

そして あのレトロな学校 雰囲気たっぷりな練習室 
弁当箱 首元のリボン 間接光が優しい 二人の家 
古いピアノ 家にある盆栽 ベッドにかかるレース 
息子思いのオヤジ そんなオヤジとダンス 
机の中のりんご 坂を転がるりんご 自転車・・・

その大道具・小道具 どれもこれもが魅惑的で 
まったり ほっこりと 台湾の優しさを感じる映画

この柔らかくて 美しい映像は 
台湾のカメラマン リー・ビンピンによるもの
百年恋歌や ”花様年華”も 彼と知り 深~く納得 

終盤は2度目になると なるほど・・・
段々と解明できてきました あの用○員の人?もよく理解してたってことね
そして お父さんもけっこう○任あるよね?とか

この見る側に委ねる 謎を投げかける終盤・・・
ジェイと共同で脚本を担当したジェイと同い年の女性脚本家
トー・チ-ロン(香港)は ベルベット・レインの脚本も担当していたと知り 
深~く納得 ※この映画見るかも?の方 ベルベットの記事は見ないでね

見てる間 懐かしいあの世界へ見てるこっちも
タイムスリップできるような 不思議な感覚の映画です

本当に音楽がここまでストレートに 
心に染み入る映画もあまりないと思う

スクリーンで鳴ってる音楽が 瞬時に 耳や肌や心に
同時にすっと入り込むという感じ こんな感覚の映画は初めてだった
ピアノの音色と共に こっちもすっとスクリーンの中へ入り込める感じ

この辺り 音楽がジェイの本業である素晴らしさが存分に出てますね
それが また映像やストーリーと 絶妙にリンクする様は 本当に心地いい

改めて ジェイの音楽的才能にも惚れ惚れしました 今回

きっとこれは心の奥の小さな宝箱のような映画になってしまいそうです

すごく尾を引く映画です

今日の映画:85点

第四期ブーム
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by acine | 2008-10-22 23:54 | Taiwan 台湾映画 | Comments(18)
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こっ恥かしいストーリーだと 
噂をかねがね聞いていたこの映画

確かに 半分くらいは当ってるかも~(笑)
しかも いい大人がこういう内容を見るのも ちょっと落ち着かないけど
少女マンガを見てる気分で けっこう楽しく見れたりもして

映画全体として見れば 映像・音楽・ストーリー 
よい意味で ジェイの持ち味である 
ロマンティック路線全開だったともいえます

今回は ジェイ・チョウ 監督・脚本・主演・音楽と 彼の大車輪映画!
だけど ワザとらしさはなく とても自然な心地よさが漂う映画で
ほどよくパワフルで(特に後半部) 監督としてもなかなかいい仕事していたと思う

彼の本業である音楽を生かした映画で
そのピアノの音色が なんとも優しく美しく効いていて 五感に響きました 
台湾映画らしいノスタルジックな風景が目の前に広がり
なつかしーい青春時代(笑)の青くささや甘さも感じる
とても癒されるというか ヒーリング効果も大な映画でした

詳しく:goo映画

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で ジェイが高校生というのは いくら童顔とはいえ 
やっぱりちょっとムリがありますわな~(笑)
時折ネクタイ姿はサラリーマンに見え 視線がたまにエロオヤジだったり
(ま 元々大人なんだから 当然なんだけどね・・・笑) 

今回の役は 本来のジェイにこれまた近そうというか
ほとんど素のままぽかった頭文字Dや 
大御所に囲まれちょっと緊張気味だった王妃の紋章よりは うんとリラックスして 
かつ自然で ちらっとちゃんと演技もやってたような気がします
よい意味で 単なる素から 自信を持って素を演じるように 
進化してたような気がします

もともと 中華圏No.1の人気を誇るアーティストで 
よって これももともと パフォーマーなわけで 
音楽も映画も きっと彼の中では 自分を表現するだけ
どれもそんなに違いはないような気がします

今回の映画の音楽も 彼の曲同様 
とても美しく 五感に響くものが あちこちに散りばめられてました 
去年のアルバムで一番好きだった ”蒲公英的約定”のイントロやサビが
こんな風に映画のあちこちで使われてたなんて~!と 嬉しい驚きでした 



この人 フツーの人っぽくて 決して美男ではないんだけど
今回も何でもない時の 表情や仕草が やっぱり魅力だな~と思いました
弟系というか なんだか妙にかわいいんですね いつも
特に今回は ほとんど素+本業音楽 という 強力コンビなので
ますます 世の女性にはウケないわけがないと思うんです 

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そして ヒロイン役のグイ・ルンメイも 爽やかで可愛かった
スッキりとした顔立ち ほっそりとしたスタイル 彼女の顔やフンイキ 
私の友達にソックリで あら~!○○さんたら!って感じでしたが(笑)
わかりやすい可愛さのアリス・ツォンじゃなく (これだと当たり前すぎる)
彼女をヒロインにというのは正解でした あの髪型も凄く可愛かった

そして ここでも父親は秋生さんことアンソニー・ウォン
自分の映画でも共演なんて ウマが合うんでしょうね
ここでは 毒気を抑えて 一人息子が心配なよきオヤジ
しかも 学校の先生なので 良識もある人で(笑) 
こんな穏やかな秋生さんを見れるのも得した気分でした

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中華風とヨーロッパ風が混ざった コロニアル調の煉瓦がとっても
素敵な学校の風景や 可愛い制服(出来すぎくらい可愛い)
これまたフンイキある練習室 間接照明や古いピアノが印象的なジェイの家
美しい海辺(淡江だから川?)や ノスタルジックな坂道やそのそばにある花など
台湾名物 まったりとした心地いい時間がここでも流れていました
こんど 台湾へ行けたら 淡水もフラフラしよう!と決めました(笑)

ついでに言うと 柔らかで可愛い響きの台湾國語(北京語)
凄く可愛い響きだよなぁ~と今回もそれにも癒されました

しかし どんでん返しがあるらしい・・・とは知ってましたが
急に終盤 サスペンスフルになってくるのにはビックリ
え~っ? 彼女はもうこの○にいないの?!
え? ということは・・・?!

どうもラスト部分 すべて理解できなかったというか
つじつまがどうも合わなくて ???な部分もありました

しかし この展開 ある意味 監督ジェイはチャレンジャーですね(笑)
彼の音楽同様 映画も個性がありそうな気するな~
監督ジェイや俳優ジェイも楽しみだけど
当分は音楽でまたあっと驚かせてもらいたい・・・
音楽にもちゃーんと力入れてね~!と願って 最後とします

今日の映画:80点

フツーの人
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by acine | 2008-10-18 23:02 | Taiwan 台湾映画 | Comments(14)

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台湾の女優兼監督のシルビア・チャン作
台北が舞台 3人の女性にスポットを当てたドラマ
半年くらい前に友人から この映画よかったよと聞いていたのだけど
これもレンタルがなかなかなくて 先週やっとDVDを発見したので鑑賞

これも一言 なかなかいい映画でした 佳作!
女性にスポット当てて 女性監督らしい繊細で的確な視点がいい
主演女優たちにも 映画の中へ自分の経験を生かすよう どう思うかなど
いろいろディスカッションしながら 撮影を進めたらしい
きれいごとだけじゃ段々すまされなくなってくる
各年代の女性が 自然に鮮やかに描かれている
君のいた永遠もそうだったけど やっぱりこの監督の作風は好き

20代の女性 アンジェリカ・リー
マレーシアから 歌手を目指して 台北にやってきて
香港出身の女の子とユニットを組む
多分20歳そこそこという設定なんだろうけど 
まるで10代のように キャピキャピと楽しそうで
幼い感じさえする彼女と香港の女の子
そうよ 20歳くらいの時は 何だって楽しいし まだ希望も持てる
壁にもブチ当って 大人になっていく様子がよく描かれている
アンジェリカ・リーもディバージェンスに比べて ものすごく幼い感じがする
製作年 ほとんど変わらないので 芸達者かもしれないこの人
そして香港の女の子役の子も彼女に負けず劣らずよかった
彼女達が宿泊してた台北のホテル・・・自分も泊まったホテルで
&見覚えのあるフロントのおじさんだったので これもビックリ!

30代の女性 レネ・リュウ
家族のある年上の男性と 年下のエンジニアと 
結婚に結びつかない関係を続けてる フライトアテンダント
幸せとあせりと虚しさが交互に現れて 一番やるせないのは彼女かな
中途半端な年齢で 将来が見えない気持ちがよーくわかる
レネ・リュウは金城武の曲の作詞をしたりしてたので
当時から名前は知ってるけど 演技を見たのは初めて
決して美人ではないけど 細身で儚くてかつ凛とした雰囲気と
ナチュラルな演技が とても魅力的だった 

40代の女性 シルビア・チャン
花屋を経営しながら 幸せに暮らしていたが
旦那に愛人&子供がいることがわかり 速攻離婚
落ち込むが BF探しに精を出し 上手く行きかけたと思いきや
試練は一杯 人生を過ごしてる時間 歳を取ってる分
虚しさも若い時より激しくなる これもわかりそうな気がする
監督自ら体当たり演技を展開 女優魂が凄い
ここまでする?のシーンもあって 本当にこの人が映画が好きなんだなと
思わせる 演技も本当に安定してて 天は二物を与えている

そして彼女達を取り巻く男優陣が これまたかなり豪華!
各年代の女性に絡む役として
アンソニー・ウォン(長髪!)レオン・カーファイ リッチー・レン
(彼かなりおかしい!) チェン・ボーリン 果ては陳昇まで歌を歌う
*この人確か 昔金城武の歌の師匠だったよね

なかなかいい映画でした
やっぱり中華女性 場所は違えど かなり強烈です(笑)
というか そのストレートさがとってもうらやましい
喜ぶ 悲しむがはっきりしてるから ストレスがたまらないと思う

そして香港とはまた違って 緑と太陽が溢れる台北の街が舞台なので
少しのんびりしてて ゆったりとした時間が流れる
穏やかな台湾國語の響きが心地いい

今日の映画 82点

余談
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by acine | 2006-05-08 19:08 | Taiwan 台湾映画 | Comments(4)
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マンガは好きじゃないので 原作は読んだことないし 走り屋にも全く興味なし
車を運転するのは好きだけど 走ればそれでいいやというレベル

インファナル・アフェアの監督・スタッフ陣
香港&台湾のオールキャストによる映画というだけで
香港映画好きの心をつかむの充分
新旧とりまぜたお馴染みの香港キャスト
アーティストとして ここ半年ほどとことんハマっている
台湾のジェイ・チョウが主役 そりゃ行くしかない

ただ困ったことに 全国的に吹替版が大々的に公開
香港映画の醍醐味である イキのいい広東語はおろか
吹替版では 天才ジェイの歌う挿入歌&エンディングテーマまで
差し替えられてるという  は~?!冗談じゃない!!!
イキまいて 仕事先の京都で字幕版を見た
結果 やっぱり字幕版に限る! 吹き替え版なんて ダメよダメ!

日本原作 日本が舞台 でもキャスト&スタッフは香港主体というだけあり
濃いような あっさりしたような カッコいいような カッコ悪いような
よくわからないけど 見入ってしまうという
あっさりとした和の中に 香港的な濃さが同居してる
不思議な味わいの映画に仕上がっておりました

日本ってこんなに美しいのね~と思う景色の中 映画はスタート つかみはOK
いかにもマンガ的な展開だけど この際ストーリーはどうでもいい
キャストの存在感・目ヂカラを観察 凄そうな走りを楽しむ
いっぷう変わったテイストの香港映画ということでどう?!
私の場合 キャストじっくり観察映画でした 

香港の濃い目のキャストが多い中
薄めのジェイの味わいが主人公にピッタリ 演じてるのか?素なのか?
判断今イチつかずの あまりのフツーっぽさ
フツーすぎるというのも 音楽同様 これもある意味 天才的?!
慣れない広東語のせいか キャラのせいか 台詞は少なめだけど

ジェイの発する  だの  だの ふん とかいう短い台詞の中の
声の表情・繊細さ・切なさに こりゃ可愛すぎる!
たまら~ん!とにかく心奪われっぱなしだった私
ジェイの一言セリフに とことんマイってしまったわ

無表情な中に 時折見せる表情の輝き
天才アーティストジェイの片鱗が垣間見えた瞬間があちこち
音楽もだけど ジェイ本人にもハマってしまったようです ワタクシ

そして 何といっても アンソニー・ウォンの怪演!
顔のうすいジェイと親子には見えないんだけど(笑)
段々違和感なくなるし ジェイともあ・うんのいいコンビ
なんともこのオヤジが だらしなくて カッコよくて 懐深くて 味わいある
酒瓶だらけの日本家屋+オヤジがものすごく似合っていた(笑)
そして 久しぶりのケニー・ビーもカッコよくて 年はとってもやはり男前
2大オヤジ 頑張っておりました 香港オヤジ連やっぱりいい!
私も一緒に酒飲みたいぞ~ 飲ませてくれぃ!

若手~中堅に関しては
ショーン・ユーはIAの頃と比べると ずいぶん堂々としてきて
香港俳優らしい濃さも出てきた だけど繊細な部分も残していて
トニー・レオンを彷彿とさせる眼・味わいを持っている 
出番が少し少なかったけど やっぱり彼はいい
エディソン・チャンは 元々あまり好きではないけど
今回は 自然な演技でなかなか良かったと思う
チャップマン・トウ 濃くてオーバーアクト気味の香港俳優らしい演技 
エリック・ツァンの路線を狙えるね
ジョーダン・チャンというよりチャン・シウチョン、陳小春!
久しぶりに見た小春はすごく大人になっていて 渋みを増してきていてカッコよかった!
出番は少なかったけど堂々の存在感 これからの小春ももっと見たい
杉浦先輩=ウィール・リュー 郷ひろみに似てない?
オカマなキャラだったけど 映画でもOK 先輩はジェイの曲の作詞もしてるのね
鈴木杏は一人日本から参加だけど 違和感なく溶け込んでた
手足の長さ 細いけど骨格がしっかりしてるのが クォーターっぽい

ジェイと鈴木杏のストーリーは かなり気恥ずかしいし
何故か昭和と平成のテイストが混ざってるし ラストもアンタたち そんなんでいいの?
香港映画らしい大仰な表現 日本じゃしないだろう表現あれこれ 
やっぱり出たかの香港名物○吐シーンの数々 などもあったけど
香港映画好きなら 見て損はないと思う

そして 見れるものなら 広東語でジェイの曲も流れる字幕版を見るべし
あの曲が聴けると聴けないのでは 映画の印象も全く変わってしまうと思う
挿入歌の”一路向北”スバリ名曲! 

今日の映画 81点

ジェイの音楽  more
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by acine | 2005-09-21 21:20 | Hong Kong  香港映画 | Comments(40)
2004/09/28
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1年前、完璧にノックアウトされた 無間道 インファナル・アフェア の続編!
と言っても、時代はさかのぼりヤンとラウの若かりし頃が描かれる。
香港の返還前、後をはさんで入れ替わりの激しい黒社会を
実直に過酷に描いてる。

息もつまるようなガチンコ勝負の俳優陣の演技が完璧に近かったⅠと比べると、
主人公2人 ショーン・ユーとエディソン・チャンは頑張ってるけどまだ若い。
ただショーン(写真・右)はトニーを彷彿とさせる演技を垣間見せていて
顔は似てないのに、だからヤンはそうなったのか?
という雰囲気をなかなかよく出せてたような気がする。
彼は日本人好みの顔だな。

若い2人を、芸達者なベテラン・中堅俳優陣でグルリととり囲み
誰が誰かわからない位の群集劇、ハイテンポで濃いシーンが
ぐんぐん進んでいく。Ⅰと違った意味でこれもまた息がつけない。

中でも警視アンソニー・ウォンと親分エリック・ツァンは貫禄の演技!
一番ウルウルきてしまったのは、親分エリックの場面だった。
久しぶりのカリーナも、ちょっとトウがたってしまったが
お得意の姉御だったし、ン・ジャンユーの静かな演技も良かった。
ロイ・チョンまで出てるし、昔からの香港映画ファンにはたまらないキャスト。

とにかくただの殺し屋、下っ端の男達までの不敵な面構えのよさったら!
香港の俳優陣素晴らしい!黒社会の男達のファッションもイケテたし。
Ⅰのエピソードも、上手く盛り込まれていてIAファンにはたまらないかも。
ただカメラがクリストファー・ドイルじゃないので、映像がクリアすぎて
ちょっと勿体なかったけど。

Ⅲの終極無間を見るには、Ⅱも見ておくべき。
焦点をぐっと絞った1作目と比べると、後で追う2作目は難しいはずだけど
小粒ながらもよく出来てる方じゃないかな?
Ⅰもすごく見たくなったので、今日見よう!
垣間見たⅢの予告がまたたまらない!!!
こんどはトニー&アンディがカムバックだし
レオン・ライ、HEROの大王様まで出る!早くⅢが見たくなった。

今日の映画 80点!
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by acine | 2005-09-21 20:43 | Hong Kong  香港映画 | Comments(0)