2005年 09月 21日
歳はとっても・・・ 永遠のモータウン ’02 アメリカ
2004/11/10
春頃からサントラを買っていて、楽しみにしていた作品
やっと今週見ることが出来たのだけど
いやーこれは良かった!シブい!カッコいい!
同じように老ミュージシャンを描いたキューバが舞台のドキュメント
ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブに匹敵
伊達に歳はとってない何ともカッコいいミュージシャンたちのお話
音楽をやってる人、やってた人、ソウル好き、モータウン好きならず
音楽好きな人だったら、ジャンルを問わず、何かしら感じるものあるはず・・・

原題”Standing In The Shadows Of Motown”の通り
大ヒットを次々飛ばしたモータウンのアーティストのそうそうたる
ヒット曲を演奏していたバンド デトロイトのファンク・ブラザースのお話
当時は影の存在で、映画の中でも語られるけど
数々の大ヒット曲を演奏してたにも関わらず
初めて彼らの名前がクレジットされたのは、バンドが始まって約10年後
マーヴィン・ゲイの”What's Going On"でが初めてだったらしい・・・!
見ていると、え?この曲も?あの曲も?と驚くほど、有名な曲で演奏しているのに
当時、バックバンドというものは、それほど日陰の存在だったらしい
栄光もつかの間、モータウンはLAに移転したため、彼らのバンド人生も暗転・・・
今は皆すっかり年老いて、すでに亡くなった人もいる
そういう彼らの姿、音楽との関わり、当時の話、時代背景も交え
彼らの人生を実直に淡々と追っていく・・・
ドキュメント部分と今活躍してるシンガーを迎えての
ライブシーンが交互に描かれる・・・
いいこともあったけど、辛酸をなめてる比率の方が多いはずなのに
彼らの姿は悟ってて潔い 歳はとっても本当に粋で伊達男!カッコいいのだ
この辺りはブエナ・ビスタのキューバの老ミュージシャンたちと同じ!
人間歳をとってからこそ、本来の姿が出てくるものなのかもしれない
中盤くらいまでは落ち着いて見てたけど、後半まではワクワクしっぱなし
何故かだんだん身を乗り出して見てる人がちらほら増えてきた
それにしても、ライブ!
とても超高齢バンドには思えないほどパワフルでタイトな演奏!
ゲストシンガーも年齢は違えど、同じ音楽で生きているもの同士 すごく相性良い
終わった後のメンバーのニッコリと微笑む姿が最高!
個人的に良かったのは
Joan Osborne の ”What Becomes Of The Brokenhearted "
女性ながら、男性の曲を力強いボーカルで歌ってて、すごくカッコよかった
そしてChaka Khan の ”What's Going On”
今もアメリカは同じ過ち繰り返しているんだなぁ・・・と
マーヴィンの思いのつまった歌詞とチャカの歌に涙腺が緩み・・・
ラストのChaka Khan & Montell Jordanの
”Ain't No Mountain High Enough”は
メンバー名を読み上げるイントロの映像&音からもうダメ!
涙が出てきた・・・
不遇の時代を過ごしてもこうしてまたリスペクトされるなんて
素晴らしいなぁ・・・きっと神様は見てるんだわと思った
こういう世の中に出てない素晴らしい功労者っていうのは
ジャンルを問わずたくさんいるんだろうなと思わずにいられなかった
そして、こういう風に人生の終盤で取り上げられる人
そして、取り上げられない人もいるはず・・・
音楽映画だけど、人生についても考えさされたな・・・
ファンク・ブラザース万歳!
今日の映画85点!
この日の観客は老若問わず男だらけ
女は私ともう1人だけ
そりゃ、こんなカッコよくシブい世界 男だったら惹かれるよな~!
でも男だけに見せとくのは余りにも勿体ない
世の中の女ももっとこんな映画見なくっちゃ!!!
春頃からサントラを買っていて、楽しみにしていた作品
やっと今週見ることが出来たのだけど
いやーこれは良かった!シブい!カッコいい!
同じように老ミュージシャンを描いたキューバが舞台のドキュメント
ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブに匹敵
伊達に歳はとってない何ともカッコいいミュージシャンたちのお話
音楽をやってる人、やってた人、ソウル好き、モータウン好きならず
音楽好きな人だったら、ジャンルを問わず、何かしら感じるものあるはず・・・

原題”Standing In The Shadows Of Motown”の通り
大ヒットを次々飛ばしたモータウンのアーティストのそうそうたる
ヒット曲を演奏していたバンド デトロイトのファンク・ブラザースのお話
当時は影の存在で、映画の中でも語られるけど
数々の大ヒット曲を演奏してたにも関わらず
初めて彼らの名前がクレジットされたのは、バンドが始まって約10年後
マーヴィン・ゲイの”What's Going On"でが初めてだったらしい・・・!
見ていると、え?この曲も?あの曲も?と驚くほど、有名な曲で演奏しているのに
当時、バックバンドというものは、それほど日陰の存在だったらしい
栄光もつかの間、モータウンはLAに移転したため、彼らのバンド人生も暗転・・・
今は皆すっかり年老いて、すでに亡くなった人もいる
そういう彼らの姿、音楽との関わり、当時の話、時代背景も交え
彼らの人生を実直に淡々と追っていく・・・
ドキュメント部分と今活躍してるシンガーを迎えての
ライブシーンが交互に描かれる・・・
いいこともあったけど、辛酸をなめてる比率の方が多いはずなのに
彼らの姿は悟ってて潔い 歳はとっても本当に粋で伊達男!カッコいいのだ
この辺りはブエナ・ビスタのキューバの老ミュージシャンたちと同じ!
人間歳をとってからこそ、本来の姿が出てくるものなのかもしれない
中盤くらいまでは落ち着いて見てたけど、後半まではワクワクしっぱなし
何故かだんだん身を乗り出して見てる人がちらほら増えてきた
それにしても、ライブ!
とても超高齢バンドには思えないほどパワフルでタイトな演奏!
ゲストシンガーも年齢は違えど、同じ音楽で生きているもの同士 すごく相性良い
終わった後のメンバーのニッコリと微笑む姿が最高!
個人的に良かったのは
Joan Osborne の ”What Becomes Of The Brokenhearted "
女性ながら、男性の曲を力強いボーカルで歌ってて、すごくカッコよかった
そしてChaka Khan の ”What's Going On”
今もアメリカは同じ過ち繰り返しているんだなぁ・・・と
マーヴィンの思いのつまった歌詞とチャカの歌に涙腺が緩み・・・
ラストのChaka Khan & Montell Jordanの
”Ain't No Mountain High Enough”は
メンバー名を読み上げるイントロの映像&音からもうダメ!
涙が出てきた・・・
不遇の時代を過ごしてもこうしてまたリスペクトされるなんて
素晴らしいなぁ・・・きっと神様は見てるんだわと思った
こういう世の中に出てない素晴らしい功労者っていうのは
ジャンルを問わずたくさんいるんだろうなと思わずにいられなかった
そして、こういう風に人生の終盤で取り上げられる人
そして、取り上げられない人もいるはず・・・
音楽映画だけど、人生についても考えさされたな・・・
ファンク・ブラザース万歳!
今日の映画85点!
この日の観客は老若問わず男だらけ
女は私ともう1人だけ
そりゃ、こんなカッコよくシブい世界 男だったら惹かれるよな~!
でも男だけに見せとくのは余りにも勿体ない
世の中の女ももっとこんな映画見なくっちゃ!!!
by acine
| 2005-09-21 20:49
| Estados Unidos 米映画