2005年 09月 21日
BEHIND THE SUN ビハインド・ザ・サン ’01 ブラジル
2005/01/11

荒涼とした赤茶けたブラジルの大地
反対に抜けるような青い空
風になびく 血に染まったシャツ
くるくる回るサーカスの娘
大きな樹のブランコ・・・
印象的な風景が画面一杯に広がる
”セントラル・ステーション”と
”モーターサイクル・ダイアリーズ”の間に作られた
ウォルター・サレス監督の作品
今までの映画同様 南米が舞台の大変まじめな作りの映画
どれだけそれに真剣に向き合うかで入り込めるか
そうでないかが別れる映画かもしれない
1日中さとうきび農場で働く一家
貧困の中 厳しく楽しみも全くない生活は 見てるだけで息がつまる
そんな生活の中での 隣家との憎しみ 血で血を洗う抗争
主人公の恋 兄弟の絆 親子の絆 ・・・
静かな描写の中に 時にエモーショナルな場面もはさむ
淡々と進むし 重めのテーマなのでエネルギーが必要
ラストシーンは 心が洗われるようでまだ救いがあった
静かだけど 心が痛む映画
個人的には淡々と話が進むので
もう少し変化が欲しいかなと思ったけど
たまにはこんな文芸タッチも悪くない
弟役の子がとってもいい演技だった
子供なのに悲しみも何もかも全て悟ったような風情
苦渋に満ちた表情の両家の家族
伸びやかな肢体の笑顔の眩しいサーカスの娘

ラテンの星 ブラジルのロドリゴ・サントロは
きっとカッコいい部類に入るんだろうけど、私には今ひとつ・・・
この映画の後”チャーリーズ・エンジェル フルスロットル”と
”ラブ・アクチュアリー”に出てる たまたまどっちも見たけど
こっちはチョイ役なので 別に問題なし
モデル出身ゆえルックスは素晴らしいけど
主役を張るには演技に関してまだまだ磨く余地がある?
無垢で情熱を秘めたこの役にはピッタリだったけど
同じ新進気鋭のラテンの俳優でも
役者そのものという感じのガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)や
レオナルド・スバラグリア(アルゼンチン) などと比べると
まだ要努力かな? 彼ら同様生まれながらの美しいルックス
存在感はバッチりなので あとはどこまで役者になれるかな?
今日の映画 75点

荒涼とした赤茶けたブラジルの大地
反対に抜けるような青い空
風になびく 血に染まったシャツ
くるくる回るサーカスの娘
大きな樹のブランコ・・・
印象的な風景が画面一杯に広がる
”セントラル・ステーション”と
”モーターサイクル・ダイアリーズ”の間に作られた
ウォルター・サレス監督の作品
今までの映画同様 南米が舞台の大変まじめな作りの映画
どれだけそれに真剣に向き合うかで入り込めるか
そうでないかが別れる映画かもしれない
1日中さとうきび農場で働く一家
貧困の中 厳しく楽しみも全くない生活は 見てるだけで息がつまる
そんな生活の中での 隣家との憎しみ 血で血を洗う抗争
主人公の恋 兄弟の絆 親子の絆 ・・・
静かな描写の中に 時にエモーショナルな場面もはさむ
淡々と進むし 重めのテーマなのでエネルギーが必要
ラストシーンは 心が洗われるようでまだ救いがあった
静かだけど 心が痛む映画
個人的には淡々と話が進むので
もう少し変化が欲しいかなと思ったけど
たまにはこんな文芸タッチも悪くない
弟役の子がとってもいい演技だった
子供なのに悲しみも何もかも全て悟ったような風情
苦渋に満ちた表情の両家の家族
伸びやかな肢体の笑顔の眩しいサーカスの娘

ラテンの星 ブラジルのロドリゴ・サントロは
きっとカッコいい部類に入るんだろうけど、私には今ひとつ・・・
この映画の後”チャーリーズ・エンジェル フルスロットル”と
”ラブ・アクチュアリー”に出てる たまたまどっちも見たけど
こっちはチョイ役なので 別に問題なし
モデル出身ゆえルックスは素晴らしいけど
主役を張るには演技に関してまだまだ磨く余地がある?
無垢で情熱を秘めたこの役にはピッタリだったけど
同じ新進気鋭のラテンの俳優でも
役者そのものという感じのガエル・ガルシア・ベルナル(メキシコ)や
レオナルド・スバラグリア(アルゼンチン) などと比べると
まだ要努力かな? 彼ら同様生まれながらの美しいルックス
存在感はバッチりなので あとはどこまで役者になれるかな?
今日の映画 75点
by acine
| 2005-09-21 20:57
| Sudamerica 南米映画